説明

イチゴのヘタ取り器具を内包したイチゴパック。

【課題】安価であって、何時でも何処でも安全・容易にイチゴのヘタを取る器具をイチゴパック(容器)に提供する。
【解決手段】イチゴのヘタ取り器具は、先端が刃物のように鋭利で、かつ先端部の半分は斜めにカットされている。イチゴのへた部分に差し込むにあたっては、刃物なみの鋭角でなければその効果を発揮できないためである。
さらに、ヘタ芯部分を半円に囲むように切れ目を入れることが切除のポイン
トである。このとき、ヘタ取り器具を動かさずイチゴを半回転させると容易にヘタを取り除くことができる。このイチゴのヘタ取り器具を容器(イチゴパック)に内包付着するものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はイチゴのヘタ部分を無駄なく容易に取り除き、同時に食べる場所を選ばず、イチゴを美味しく食べられることを目的に、イチゴのヘタ部分を無駄なく容易に取り除くことのできる器具をイチゴパックに内包するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に商店で販売されているイチゴは透明のプラスチック容器に入れられ、上部は透明のフィルムで覆われている。このイチゴパックにイチゴのヘタ取り器具の付いているものは見当たらない。イチゴパックに一目で安価な器具であって、ヘタ取り方法がわかる説明図が添付されていると大変便利であると考える。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
(イ)指でイチゴのヘタを取ろうとすると、爪に果肉がはさまり不快な思いをする。また、芯部分を取り除くのは難しい。
(ロ)指だけで取れないときは、爪でイチゴの額をつまみ、ヘタを残すように前歯で咬み切らなければならず不恰好で煩わしい。
(ハ)小さなイチゴに対して包丁やナイフでヘタを取るには刃の部分が大きすぎるため、ヘタ周辺部分を大きく切除しなくてはならず果肉までも切り取ってしまうことになる。また、子供には小さなイチゴのヘタ取りは危険がともなう。
(ニ)屋外でも手を汚さず安全に容易にイチゴのヘタを取ること。
【課題を解決するための手段】
【0004】
・ イチゴのヘタ取り器具は、先端が刃物のように鋭利で、かつ先端部の半分は斜めにカットする。
・ 器具をイチゴのへた部分に差し込むにあたっては、刃物なみの鋭利な角度で効果が発揮できる。
・ さらに、ヘタ芯部分を半円に囲むように切れ目を入れることがポイントであるため先端半分はナイフ型でなければ切り込めない。
・ なお、このときは器具を持った手の親指でヘタ部分を押さえ、器具を動かすのでなく、イチゴを回転させるとスムーズにできる。
・ そのために器具の厚みを3mm程度、長さを7cm以上13cm程度の長さが最適である。器具を手のひら全体で握る事で少ない力で作業ができる。
・ 器具の材質は金属製では安全性、経済性から不向きである。強度、経済性から竹及び木製が最適である。
(ト)このイチゴのヘタ取り器具をイチゴパックに内包する。
【発明の効果】
【0005】
イチゴのヘタ取り器具をパックに内包する事により、刃物の準備をする必要なく、いつでもどこにあっても、果肉を無駄にせず、ヘタだけを容易に取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】容器(イチゴパック)にイチゴのヘタ取り器具を内包付着した図面
【図2】イチゴのヘタ取り器具の斜視図
【図3】イチゴのヘタ取り器具の先端部の図面
【発明を実施するための形態】
【0007】
イチゴのヘタ取り器具は、竹及び木製で長さ7cmから13cm、幅1cm、厚み3mm程度、先端が鋭利な刃物状で、その半分は斜めにカットした構造である。
先端の半分が斜めにカットしていることによりイチゴのヘタ芯部分を容易に円錐形に切り取りのできることがポイントである。
ヘタを取るには、器具をイチゴのヘタ部分に斜めに差し込み、器具を持っている手の親指でヘタを押さえる。そして、ナイフで鉛筆を削るときに鉛筆を動かす要領で、器具を動かさないでイチゴを回転させるとヘタの切り取り、またはツマミ取りがスムーズにできる。
このイチゴのヘタ取り器具をイチゴパックに内包することによって、手を汚さず、包丁・ナイフの刃物の用意をすることなく、果肉を無駄にせず、いつでもどこでも容易にイチゴのヘタ取りができる。
使用説明図を描いた紙またはナイロン系の袋にイチゴのヘタ取り器具入れ、イチゴパックに内包及び付着する。
【符号の説明】
【0008】
1容器(イチゴパック)
2袋入りイチゴのヘタ取り器具
3イチゴのヘタ取り器具
4イチゴのヘタ取り器具先端部分の図面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
イチゴのヘタ取り器具(3)は竹及び木製で長さ7cmから13cm、幅1cm、厚み3mm程度、先端が鋭利な刃物状で、その半分は斜めにカットした構造(4)である。このイチゴのヘタ取り器具(2)をイチゴパックに内包する。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−215240(P2010−215240A)
【公開日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−61199(P2009−61199)
【出願日】平成21年3月13日(2009.3.13)
【出願人】(309006659)
【Fターム(参考)】