説明

イミダゾ[1,2−b]ピリダジン誘導体およびPDE10阻害剤としてのそれらの使用

【化1】


本発明は、ホスホジエステラーゼ10酵素(PDE)の阻害剤でありかつPDE10酵素が関与する神経、精神および代謝障害の処置若しくは予防に有用である新規イミダゾ[1,2−b]ピリダジン誘導体に関する。本発明はまた、こうした化合物を含んでなる製薬学的組成物、こうした化合物および組成物の製造方法、神経、精神および代謝障害および疾患の予防若しくは処置のためのこうした化合物若しくは製薬学的組成物の使用にも向けられる。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)
【化1】

の化合物
またはその立体異性体[ここで
は、ピリジニル;ハロゲン、C1−4アルキル、トリフルオロメチル若しくはC1−4アルキルオキシで場合によっては置換されていてもよいピリジニル;テトラヒドロピラニル;またはNRであり;
は水素、C1−4アルキル、トリフルオロメチル、C3−8シクロアルキル若しくはC1−4アルキルオキシであり;
は水素、クロロ、C1−4アルキル、トリフルオロメチル若しくはC3−8シクロアルキルであり;
Hetは、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、イソチアゾリル、イソキサゾリル、オキサジアゾリルおよびトリアゾリルよりなる群から選択される5若しくは6員複素環であり;
は、水素、C1−4アルキル、トリフルオロメチルC0−4アルキル、ヒドロキシC1−4アルキル、ジフルオロシクロプロピルメチル、シクロプロピルジフルオロエチル、C3−8シクロアルキル、C1−4アルキルオキシC1−5アルキル、C1−4アルキルオキシ、トリフルオロメチルC0−4アルキルオキシ、C3−8シクロアルキルC1−4アルキルオキシ、C3−8シクロアルキルC1−4アルキル、C1−6アルキルオキシC1−4アルキルオキシ、テトラヒドロピラニル、ピリジニルメチル、NR6a7a1−4アルキル若しくはNR6a7aであり;
は水素若しくはC1−4アルキルであり;
、R6a、RおよびR7aはそれぞれ独立して水素若しくはC1−4アルキルであるか、またはNと一緒になって式(a)、(b)若しくは(c)
【化2】

の基であることができ;
ここで
各Rは、存在する場合、相互に独立してC1−4アルキルであり;
は水素若しくはC1−4アルキルオキシであり;
10は水素若しくはC1−4アルキルであり;
mは0、1、2、3、4若しくは5であり;
nは2、3、4、5若しくは6であり;
oは1若しくは2であり];
またはその製薬学的に許容できる塩若しくは溶媒和物。
【請求項2】
が、ピリジニル;ハロゲン、C1−4アルキル、トリフルオロメチル若しくはC1−4アルキルオキシで場合によっては置換されていてもよいピリジニル;テトラヒドロピラニル;およびNRから選択され;ここでRおよびRが窒素と一緒になって請求項1に記載の式(a)、(b)若しくは(c)の基であることができ;
が水素、メチル、エチル、シクロプロピル、イソプロピル、メトキシおよびトリフルオロメチルから選択され;
が水素、クロロ、メチル、トリフルオロメチルおよびシクロプロピルから選択され;ならびに
Hetが、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、オキサゾリル、チアゾリル、ピラゾリル、イソチアゾリル、イソキサゾリル、オキサジアゾリルおよびトリアゾリルよりなる群から選択される、請求項1に記載の化合物若しくはその立体異性体、
またはその製薬学的に許容できる塩若しくは溶媒和物。
【請求項3】
が、ハロゲン、C1−4アルキル、トリフルオロメチル若しくはC1−4アルキルオキシで場合によっては置換されていてもよいピリジニル;モルホリニル;およびNRから選択され;ここでRおよびRは窒素と一緒になって、nが3でありかつoが1である式(a)若しくは(c)の基であることができ;
Hetがピリジニルおよびピラゾリルから選択され;
が、水素、C1−4アルキル、トリフルオロメチルC0−4アルキル、ヒドロキシC1−4アルキル、ジフルオロシクロプロピルメチル、シクロプロピルジフルオロエチル、C3−8シクロアルキル、C1−4アルキルオキシC1−5アルキル、C1−4アルキルオキシ、トリフルオロメチルC0−4アルキルオキシ、C3−8シクロアルキルC1−4アルキルオキシ、C1−6アルキルオキシC1−4アルキルオキシ、テトラヒドロピラニル、ピリジニルメチル、NR6a7a1−4アルキル若しくはNR6a7aであり;
ここでR、R6a、RおよびR7aはそれぞれ独立して水素若しくはC1−4アルキルであるか、または窒素と一緒になって式(a)、(b)若しくは(c)の基であることができ、ここでnが3であり、Rが水素若しくはC1−4アルキルオキシであり、mが0であり、oが1でありかつR10が水素である、
請求項1若しくは2に記載の化合物またはその立体異性体;
あるいはその製薬学的に許容できる塩若しくは溶媒和物。
【請求項4】
がモルホリニルおよびピリジニルから選択され;
が水素、メチル、エチル、メトキシおよびシクロプロピルから選択され;
が水素、メチルおよびシクロプロピルから選択され;
Hetがピリジニル若しくはピラゾリルであり;
が、エチル;イソプロピル;イソブチル;2,2,2−トリフルオロエチル;2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル;2,2−ジフルオロ−2−シクロプロピルエチル;シクロプロピル;2−メトキシエチル;(2S)−2−メトキシプロピル;2−エトキシエチル;エトキシメチル;1−エトキシ−1−メチルエチル;1−メトキシ−1−メチルエチル;2−メトキシ−1,1−ジメチルエチル;3−メトキシ−3−メチルブチル;3−メトキシプロピル;2−メトキシ−2−メチル−プロピル;2−メトキシエトキシ;2−メトキシ−2−メチル−プロポキシ;テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル;モルホリン−4−イル;ピペラジン−1−イル;および(3R)−3−メトキシピロリジン−1−イルから選択され;
ならびにRが水素若しくはメチルである、
請求項1若しくは2に記載の化合物またはその立体異性体;
あるいはその製薬学的に許容できる塩若しくは溶媒和物。
【請求項5】
がモルホリン−4−イル、ピリジン−3−イルおよびピリジン−4−イルから選択され;ならびに
Hetがピリジン−3−イル、ピリジン−4−イルおよび1H−ピラゾル−4−イルから選択される、
請求項1若しくは2に記載の化合物またはその立体異性体;
あるいはその製薬学的に許容できる塩若しくは溶媒和物。
【請求項6】
がモルホリン−4−イルから選択され;および
Hetがピリジン−3−イル若しくはピリジン−4−イルである、
請求項1若しくは2に記載の化合物またはその立体異性体;
あるいはその製薬学的に許容できる塩若しくは溶媒和物。
【請求項7】
がモルホリン−4−イルであり;
がメチルであり;
が水素であり;
Hetがピリジン−3−イルであり;
が2−メトキシエチルであり;および
が水素である、
請求項1に記載の化合物若しくはその立体異性体;
またはその製薬学的に許容できる塩若しくは溶媒和物。
【請求項8】
3−[6−(2−メトキシエチル)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物1)、
3−[6−(2−メトキシエチル)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン塩酸塩(化合物1a)
3−[6−(2−メトキシエチル)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジンマレイン酸塩(化合物1b)
3−[6−(2−メトキシエチル)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン一水和物(化合物1c)
3−[6−(3−メトキシプロピル)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物2)、
3−[6−(2−メトキシ−2−メチルプロピル)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物3)、
3−[6−(2−メトキシ−1,1−ジメチルエチル)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物4)、
3−[6−(1−エトキシ−1−メチルエチル)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物5)、
3−[6−(1−メトキシ−1−メチルエチル)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物6)、
3−[6−(2−メトキシ−2−メチルプロピル)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物7)、
3−[6−(2−メトキシエトキシ)−5−メチル−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物8)、
3−[6−(2−メトキシエトキシ)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(3−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物9)、
2−シクロプロピル−3−[6−(2−メトキシエチル)−3−ピリジニル]−8−(4
−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物10)、
3−[6−(2−メトキシエチル)−3−ピリジニル]−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物11)、
2−メトキシ−3−[6−(2−メトキシエチル)−3−ピリジニル]−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物12)、
6−シクロプロピル−3−[6−(2−メトキシエチル)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物13)、
6−シクロプロピル−3−[6−(2−メトキシエチル)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物14)、
2−シクロプロピル−3−[6−(2−メトキシエチル)−3−ピリジニル]−6−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物15)、
3−[6−(2−メトキシエトキシ)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物16)、
3−[6−(エトキシメチル)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物17)、
3−[6−(2−メトキシ−2−メチルプロポキシ)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物18)、
2−メチル−8−(4−モルホリニル)−3−[6−(4−モルホリニル)−3−ピリジニル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物19)、
3−[6−(2−メトキシエチル)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物20)、
3−[6−(2−メトキシエトキシ)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物21)、
3−[6−(2−メトキシエトキシ)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン塩酸塩(化合物21a)、
2−シクロプロピル−3−[6−(2−メトキシエチル)−3−ピリジニル]−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物22)、
3−[6−(2−メトキシエチル)−3−ピリジニル]−2,6−ジメチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物23)、
3−[6−(2−メトキシエチル)−3−ピリジニル]−2,6−ジメチル−8−(4−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物24)、
3−[6−(2−エトキシエチル)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物25)、
3−[2−(2−メトキシエチル)−4−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物26)、
2−メチル−8−(4−モルホリニル)−3−[6−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−3−ピリジニル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物27)、
3−(6−エチル−3−ピリジニル)−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物28)、
3−[6−(3−メトキシ−3−メチルブチル)−3−ピリジニル]−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物29)、
2−メチル−8−(4−モルホリニル)−3−[6−(1−ピペラジニル)−3−ピリジニル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物30)、
2−メチル−3−[6−(4−モルホリニル)−3−ピリジニル]−8−(4−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物31)、
2−メチル−3−[6−(1−メチルエチル)−3−ピリジニル]−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物32)、
3−(6−シクロプロピル−3−ピリジニル)−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物33)、
3−[6−[(3R)−3−メトキシ−1−ピロリジニル]−3−ピリジニル]−2−メ
チル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物34)、2−メチル−3−[1−(2−メチルプロピル)−1H−ピラゾル−4−イル]−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物35)、
3−[1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾル−4−イル]−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物36)、
3−[1−(2−メトキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾル−4−イル]−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物37)、
2−シクロプロピル−3−[1−(2−メトキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾル−4−イル]−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物38)、
2−シクロプロピル−3−[6−(2−メトキシ−2−メチルプロピル)−3−ピリジニル]−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン塩酸塩(化合物45a)、
2−シクロプロピル−3−[6−(2−メトキシ−2−メチルプロピル)−3−ピリジニル]−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物45)、3−[6−(2−メトキシ−2−メチルプロピル)−3−ピリジニル]−2,6−ジメチル−8−(4−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物48)、
2−シクロプロピル−3−[6−(2−メトキシ−2−メチルプロピル)−3−ピリジニル]−8−(4−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物50)、
5−[2−シクロプロピル−8−(4−モルホリニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−3−イル]−α,α−ジメチル−2−ピリジンエタノール(化合物54)、
3−[6−(4−モルホリニル)−3−ピリジニル]−8−(4−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物61)、
2,6−ジメチル−8−(4−モルホリニル)−3−[6−(4−モルホリニル)−3−ピリジニル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物68)、
2−シクロプロピル−6−メチル−3−[6−(4−モルホリニル)−3−ピリジニル]−8−(4−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物71)、
2−シクロプロピル−3−[6−(2−メトキシエトキシ)−3−ピリジニル]−6−メチル−8−(4−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物72)、
2−メチル−8−(4−モルホリニル)−3−[2−(4−モルホリニル)−4−ピリジニル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物91)、
3−{1−[(2,2−ジフルオロシクロプロピル)メチル]−1H−ピラゾル−4−イル}−2−メチル−8−モルホリン−4−イルイミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物118)、
2−メチル−3−[1−(2−メチルプロピル)−1H−ピラゾル−4−イル]−8−(4−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物124)、
6−シクロプロピル−3−[1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾル−4−イル]−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物125)、
2−エチル−3−[1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾル−4−イル]−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物127)、
3−[1−[(2S)−2−メトキシプロピル]−1H−ピラゾル−4−イル]−2−メチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物131)、
3−[1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾル−4−イル]−2,6−ジメチル−8−(4−モルホリニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物133)、
3−[1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾル−4−イル]−2,6−ジメチル−8−(4−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物134)、
2−メチル−8−(4−ピリジニル)−3−[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)
−1H−ピラゾル−4−イル]−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物135)、2−シクロプロピル−3−[1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾル−4−イル]−8−(4−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物142)、
2−シクロプロピル−3−[1−(2−メトキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾル−4−イル]−8−(4−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物143)、
6−クロロ−3−[1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾル−4−イル]−2−メチル−8−(4−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物147)および
2−シクロプロピル−3−[1−(2−メチルプロピル)−1H−ピラゾル−4−イル]−8−(4−ピリジニル)−イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(化合物148)
よりなる群から選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物、
ならびにそれらの立体異性体、製薬学的に許容できる塩および溶媒和物。
【請求項9】
治療上有効な量の請求項1ないし8のいずれか1つに記載の化合物および製薬学的に許容できる担体若しくは賦形剤を含んでなる製薬学的組成物。
【請求項10】
医薬品としての使用のための請求項1ないし8のいずれか1つに記載の化合物。
【請求項11】
精神病;薬物誘発性精神病;不安障害;運動障害;気分障害;神経変性障害;症状として注意および/若しくは認知の欠陥を含んでなる障害若しくは状態;薬物依存障害;疼痛ならびに代謝障害の群から選択される中枢神経系障害の処置若しくは予防における使用のための、請求項1ないし8のいずれか1つに記載の化合物若しくは請求項9に記載の製薬学的組成物。
【請求項12】
精神病が、統合失調症、妄想性障害、統合失調感情障害、統合失調症様障害および物質誘発性精神病よりなる群から選択される、請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
請求項11ないし12のいずれか1つに記載の状態の処置若しくは予防における使用のための付加的な製薬学的剤と組合せの請求項1ないし8のいずれか1つに記載の化合物。
【請求項14】
製薬学的に許容できる担体が治療上有効な量の請求項1ないし8のいずれか1つに記載の化合物と緊密に混合されることを特徴とする、請求項9に記載の製薬学的組成物の製造方法。
【請求項15】
請求項11ないし12のいずれか1つに記載の状態の処置若しくは予防における同時、別個若しくは連続使用のための組合せ製剤としての、
(a)請求項1ないし8のいずれか1つに記載の化合物;および
(b)付加的な製薬学的剤
を含んでなる生成物。

【公表番号】特表2013−509375(P2013−509375A)
【公表日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−535810(P2012−535810)
【出願日】平成22年10月27日(2010.10.27)
【国際出願番号】PCT/EP2010/066264
【国際公開番号】WO2011/051342
【国際公開日】平成23年5月5日(2011.5.5)
【出願人】(390033008)ジヤンセン・フアーマシユーチカ・ナームローゼ・フエンノートシヤツプ (616)
【氏名又は名称原語表記】JANSSEN PHARMACEUTICA NAAMLOZE VENNOOTSCHAP
【Fターム(参考)】