インサート成形されたRFIDタグを有する成形プラスチック容器及び製造方法
プラスチック容器が、開口端(24)と、基部(26)を含む無孔容器壁と、容器壁において外向きに開くポケット(46)と、ポケット内に配置されたプラスチックハウジング内のRFIDタグ(34)とを有する。RFIDタグを含むハウジングは、ハウジング周囲に容器壁をブロー成形することによりポケット内に捕捉されることが好ましい。ポケット及びハウジングは、好ましくは容器の開口端に対向する容器の基部に、最も好ましくは基部の中央に配置され、ハウジングは、ポケット内への外側開口部を通して容器基部で目に見えることが好ましい。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、容器の壁の中に成形された高周波識別(RFID)タグを有する成形プラスチック容器の製造に関し、及び/又は予備成形品の壁にRFIDタグを有するプラスチック容器にブロー成形するための予備成形品の製造に関し、及び/又は容器の壁の中に成形するための及び/又は容器の予備成形品の壁に配置するためのRFIDインサートに関する。
【背景技術】
【0002】
容器の壁の上又は中にRFIDタグを配置して、容器を含む包装が本物であることを確認し、及び/又は包装又は包装内部の製品に関する他の情報を提供することが提案されてきた。このようなRFIDタグは、容器の製造後に容器の壁に固定するか、容器のブロー成形中に容器の壁に埋め込むか、或いは予備成形品のブロー成形後にタグを容器の壁に埋め込むような方法で容器の予備成形品に取り付けることができる。
【0003】
2006年2月7日に出願された米国特許出願第11/348,622号は、金型コアを含む金型を準備するとともにRFIDタグを含むインサートを金型コアに取り付けることによって、容器の壁内にRFIDタグを有するプラスチック容器を製造する方法を開示している。プラスチックの予備成形品が金型内で金型コア及びインサートを囲むように形成されることにより、インサートが予備成形品の壁に埋め込まれるようになる。この予備成形品をブロー成形して、容器の壁に埋め込まれたインサートを有するプラスチック容器にすることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、互いに別個に、或いは互いに組み合わせて実施することができる数多くの態様を具体化する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の1つの態様によれば、プラスチック容器が、開口端と、基部を含む無孔容器壁と、容器壁において外向きに開くポケットと、ポケット内に配置されたプラスチックハウジング内のRFIDタグとを有する。RFIDタグを含むハウジングは、ハウジング周囲の容器壁をブロー成形することによりポケット内に捕捉されることが好ましい。ポケット及びハウジングは、好ましくは容器の開口端に対向する容器の基部に、最も好ましくは基部の中央に配置され、ハウジングは、ポケット内への外側開口部を通して容器基部内で目に見えることが好ましい。
【0006】
本開示の別の態様によれば、プラスチック容器の製造方法が、プラスチック容器の予備成形品を準備するステップと、容器の予備成形品をブロー金型内に配置するステップと、プラスチックの予備成形品をブロー金型内でブローして中空プラスチック容器を形成するステップとを含む。ブロー金型外部のアクチュエータにRFIDタグを配置し、予備成形品をブローする前にアクチュエータを作動させ、RFIDタグをブロー金型内に配置することにより、予備成形品のブロー成形中にタグを容器の外面に成形する。RFIDタグは、RFIDタグの周囲の容器基部を成形することによって容器の基部上のポケット内に成形されることが好ましく、これにより、ポケットへの開口部を通してタグが目に見えるようになる。RFIDタグは、壁を有するプラスチックハウジング内に配置されることが好ましく、容器をブローすることにより、容器の基部の材料がハウジングの壁に隣接して開口部を形成し、これを通してRFIDタグのハウジングが目に見えるようになる。本開示の様々な例示的な実施形態では、容器の予備成形品の外面に、好ましくは容器の予備成形品の閉鎖端にタグを取り付けることにより、アクチュエータをブロー金型内に延ばしてアクチュエータの端部がブロー金型の一部を形成するとともにRFIDタグをブロー金型の内面に隣接して位置決めすることにより、或いはRFIDタグをブロー金型の可動部分(可動セグメント)に取り付けて、この部分を動かしてタグがブロー金型内に位置決めすることにより、RFIDタグをブロー金型内に配置する。
【0007】
以下の説明、添付の特許請求の範囲及び添付の図面から、本開示をその追加の目的、特徴、利点及び態様とともに最もよく理解できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本開示の例示的な実施形態によるブロー成形プラスチック容器の断面斜視図である。
【図2】領域2内における図1の一部の部分的拡大断面図である。
【図3】図1及び図2のインサートのRFIDインレーの平面図である。
【図4】本開示の1つの例示的な実施形態によるRFIDインサートの断面斜視図である。
【図5A】図4のインサートを使用する図1及び図2の容器の1つの例示的な製造方法を示す概略図である。
【図5B】図4のインサートを使用する図1及び図2の容器の1つの例示的な製造方法を示す概略図である。
【図5C】図4のインサートを使用する図1及び図2の容器の1つの例示的な製造方法を示す概略図である。
【図5D】図4のインサートを使用する図1及び図2の容器の1つの例示的な製造方法を示す概略図である。
【図5E】図4のインサートを使用する図1及び図2の容器の1つの例示的な製造方法を示す概略図である。
【図6A】図1及び図2の容器の別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図6B】図1及び図2の容器の別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図6C】図1及び図2の容器の別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図6D】図1及び図2の容器の別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図7A】図1及び図2の容器のさらに別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図7B】図1及び図2の容器のさらに別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図7C】図1及び図2の容器のさらに別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図7D】図1及び図2の容器のさらに別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図7E】図1及び図2の容器のさらに別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図7F】図1及び図2の容器のさらに別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図7G】図1及び図2の容器のさらに別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図8A】図1及び図2の容器のさらにまた別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図8B】図1及び図2の容器のさらにまた別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図8C】図1及び図2の容器のさらにまた別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図8D】図1及び図2の容器のさらにまた別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図8E】図1及び図2の容器のさらにまた別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図8F】図1及び図2の容器のさらにまた別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1及び図2は、本開示の例示的な実施形態によるブロー成形プラスチック容器20を示す図である。容器20は、開口端24と容器基部26を含む無孔壁とを有する容器本体22を含む。容器本体22及び開口端24は任意の適当な形状であってもよく、容器の開口端にクロージャーを固定するための任意の適当な構造を有することができる。容器基部26は任意の適当な形状であってもよい。「容器基部」という用語は通常、必ずというわけではないが、開口端24と対向し、及び/又は容器が通常立つ際に一番下になる容器の壁部のことを意味する。
【0010】
RFIDインサート28が、容器本体22、好ましくは容器基部26の外面に取り付けられ、好ましくは埋め込まれる。例示的なRFIDインサート28は、プラスチックハウジング内に配置されたRFIDインレー30を含む。インレー30は、高周波アンテナ36に結合されるとともに基板38上に配置されたRFID超小型回路又はタグ34(図3)を含む。内蔵アンテナを備えた回路又はタグ34のみでインレーを構成し、基板を省くことができることも想像される。図2(及び図4)に示すプラスチックハウジングは、周壁42を含む基部40及び周壁42内に取り付けられたディスク44を有してインレー30をディスク44と基部40との間に捕捉する多部品ハウジングである。多部品ハウジングに代わる手段として、ハウジングをタグ34の周囲に成形される一部品の一体型プラスチック構成とすることもできる。ハウジングは円形の周囲形状であることが好ましく、また上面及び底面は、ほぼ平坦、凸状、又は凹状であってもよい。
【0011】
容器本体22、好ましくは容器基部26は、ブロー成形後にインサート28がポケット46内に配置されるような方法でインサート28の周囲にブロー成形される。インサート28は、好ましくは壁48、最も好ましくは環状壁を有し、この壁は、ブロー金型の対向する面に隣接するとともにブロー動作中にインサート28の周囲のプラスチック材料の流れに対してダムを効果的に形成する。従って、図2で最もよく分かるように、壁48はポケット46内への開口部を効果的に形成し、これを通して容器の外側からインサート28を見ることができる。インサート28のプラスチックハウジングは、任意の適当なプラスチック材料であってもよく、また自動又は手動のいずれかの目視検査によって容器内のインサートの存在を容易に確認できるように容器本体22の着色とは異なる着色を施すことができる。
【0012】
図4及び図5A〜図5Eは、インサート28a及びこのようなインサートを使用する容器20の製造方法を示す図である。インサート28aのプラスチックハウジングは、一部品構成であるか多部品構成であるかにかかわらず、少なくとも1つの外部フィンガ、突起、つまみ、又はハウジングから延びる他の適当な機構50を有する。機構50は、インサート28aをプラスチックの予備成形品52(図5A〜図5D)の所定箇所にブロー成形ステップ(図5E)まで保持するための任意の適当な形状であってもよく、その後、インサート28が容器壁のポケット46内に捕捉される。図4の例示的な実施形態では、くさび形のつまみ、すなわち機構50が円形配列で配置される。インサート28aは、アクチュエータ54の端部に取り付けられる。アクチュエータ54は、金型部分58、60により形成されるブロー金型56の外部に配置される。プラスチック容器の予備成形品52を、金型コアロッド62の周囲に射出成形又は圧縮成形することなどにより、金型コアロッド62上に形成することができる。予備成形品52は任意の適当な形状であってもよく、最終的に容器基部26(図1及び図2)を形成する閉鎖端64を有することが好ましい。本開示の1つの例示的な実施形態では、予備成形品52は、回転タレット型射出ブロー成形機の射出段階においてコアロッド62上に形成され、その後、図5A〜図5Eに示すブロー成形段階へ移る。金型部分58、60が予備成形品52を囲んで閉じられる前で且つ予備成形品がまだ射出段階からの高温にある間に、RFIDインサート28aが、アクチュエータ54により予備成形品の閉鎖端64の外側から取り付けられる。RFIDインサート28aをアクチュエータ54に取り付けた状態で(図5A)、アクチュエータ54がブロー金型部分58、60の間に延びて(図5B)、インサート28aの機構50(図4)を予備成形品52の閉鎖端64の中に埋め込む。機構50は、予備成形品の閉鎖端に埋め込まれるが、コアロッド62まで、又は予備成形品の内部には延びないことが好ましい。その後、アクチュエータ54が引っ込められ(図5C)、金型部分58、60が閉じられ(図5D)、予備成形品52がブローされて容器20が形成される(図5E)。図1〜図2及び図5Eに示すように、RFIDインサート28aは、容器内でブロー成形されると容器の基部26のポケット46内に捕捉される。その後、ブロー金型部分58、60が開かれ、容器12は排出工程に移る。
【0013】
図6A〜図6Dは、本開示による容器20(図1〜図2)の第2の例示的な製造方法を示す図である。金型部分58、60を開いた状態で、アクチュエータ54が延ばされて(図6Aから図6B)、インサート28をブロー金型のキャビティ内に位置決めし、その後、金型部分58、60がアクチュエータ54を囲んで閉じられる(図6C)。ブロー金型部分58、60は、アクチュエータ54を取り巻くためのそれぞれの切欠部70、72を有し、これにより、インサート28がブロー金型部分58、60の内面に隣接して配置され、アクチュエータ54の端部がブロー金型面の一部を効果的に形成するようになる。金型部分58、60が閉じられた状態で(図6C)、予備成形品52が金型部分の境界にブロー成形されて(図6D)、インサート28を取り囲んで捕捉するポケット46を含む容器20が形成される。その後、ブロー金型部分58、60が開かれ、アクチュエータ54が引っ込められ、容器20は排出工程に移る。
【0014】
図7A〜図7Gは、容器20(図1〜図2)の別の例示的な製造方法を示す図である。ブロー金型部分58、60の一方、この実施例では金型部分58が、ブロー金型のキャビティの基部を形成する回転可能な基部74を含む。アクチュエータ54が延びて(図7Aから図7B)インサート28を金型基部74の外面上に固定する。次に、アクチュエータ54が引っ込められ(図7C)、金型基部74が動かされることにより(図7D)、インサート28を取り付けた基部74の外面が内部金型面となる(図7E)。次に、金型部分58、60が閉じられて(図7F)、金型キャビティ内に配置されたインサート28を含む金型キャビティが形成される。次に、予備成形品52が金型キャビティ内でブローされて(図7G)、インサート28を捕捉したポケット46を含む容器20が形成される。その後、金型部分が開かれ、容器は排出工程に移る。
【0015】
図8A〜図8Fは、容器20(図1から図2)のさらに別の例示的な製造方法を示す図である。この実施形態では、金型部分の一方、この実施例では金型部分60が、図8A〜図8Cに示す開放位置と図8D〜図8Fに示す閉鎖位置との間で摺動可能な摺動基部76を含む。図8A〜図8Cの開放位置において、インサート28が、アクチュエータ54により金型基部76の表面上に重なる位置に運ばれ(図8B)、インサート28が金型基部76の表面に取り付けられる。アクチュエータ54が引っ込められた状態で(図8C)、金型基部76が閉鎖位置に移動し(図8D)、金型部分58もまた閉鎖位置に移動して(図8E)金型基部76を捕捉するとともにブロー金型のキャビティを形成する。次に、予備成形品52がブローされて(図8F)、インサート28を捕捉したポケット46を含む容器20が形成される。金型部分が開かれ、容器は排出工程に移る。
【0016】
多工程射出ブロー成形プロセスのいくつかの実施例と併せて製造方法について説明したが、本開示の原理は、決してこの特定の種類のプロセスに限定されるものではない。例えば、射出ブロー成形プロセスは、予備成形品に層を加えるための、及び/又はブロー成形前に予備成形品の状態を整えるための追加の工程を射出工程とブロー工程との間などに含むことができる。実際に、容器の予備成形品を射出又は圧縮成形し、保持し、その後ブロー成形の前に再加熱又はその他の方法で状態を整える再加熱ブロー成形プロセスなどの他の種類の予備成形品及び/又は容器製造過程において、最も広い態様での本開示の原理を容易に実施することができる。この種の(再加熱延伸ブロー成形を含む)再加熱ブロー成形プロセスでは、予備成形品の再加熱又はその他の調整後、ブロー成形の前に、予備成形品が高温である間に、容器の予備成形品に、好ましくは予備成形品の閉鎖端にRFIDインサートを固定することができる。
【0017】
予備成形品52及びブロー成形容器本体22は、図面には単層構造として示している。しかしながら、予備成形品及び容器は多層構造であってもよい。例えば、複数のプラスチック層の連続射出成形又は同時射出成形によって予備成形品を形成することができる。最初に予備成形品を単層構造で成形し、ブロー成形前に追加層を加えることもできる。実際に、RFIDタグ及びインサートは、好ましくは予備成形品に、最も好ましくは予備成形品の閉鎖端に取り付けられ、或いは予備成形品自体が完全に形成された後にブロー金型のキャビティの表面に配置されるので、RFIDインサートが、任意の所望のプロセス、形状、又は構成の予備成形品の製造の障害になることは決してない。
【0018】
任意の適当な技術を使用して、インサート28又は28aをアクチュエータ54及び/又はブロー金型部分74、76に一時的に取り付けることができる。例えば、上述の米国特許出願第11/348,622号に開示される技術を使用して、インサートをアクチュエータ又は金型部分に取り付けることができる。代替手段として、米国特許出願(代理人整理番号18848号)に開示される種類のスナップフィンガを使用して、インサートをアクチュエータ54及び/又は金型部分74及び/又は金型部分76に取り付けることができる。
【0019】
このようにして、プラスチック容器の製造方法、プラスチック容器の予備成形品の製造方法、プラスチック容器、プラスチック容器の予備成形品、及びプラスチック容器又は予備成形品用のRFIDインサートを開示した。例示的な実施形態と併せて本開示を提示し、追加の修正及び変形について説明した。当業者であれば、上述の説明に照らしてその他の修正及び変形が容易に浮かぶであろう。例えば、公然に及び/又は非公然に、マイクロタガント、化学トレーサ、蛍光剤、及び/又はその他の機構をインサートハウジング及び/又は容器に含めて追加の固定層を設けることができる。インサート28は、米国特許出願第11/595,372号に開示されるようなRFIDタグ除去/無効機能を含むことができる。本開示は、添付の特許請求の範囲の思想及びその広い範囲内にあるような全ての修正及び変形を含むことが意図されている。
【技術分野】
【0001】
本開示は、容器の壁の中に成形された高周波識別(RFID)タグを有する成形プラスチック容器の製造に関し、及び/又は予備成形品の壁にRFIDタグを有するプラスチック容器にブロー成形するための予備成形品の製造に関し、及び/又は容器の壁の中に成形するための及び/又は容器の予備成形品の壁に配置するためのRFIDインサートに関する。
【背景技術】
【0002】
容器の壁の上又は中にRFIDタグを配置して、容器を含む包装が本物であることを確認し、及び/又は包装又は包装内部の製品に関する他の情報を提供することが提案されてきた。このようなRFIDタグは、容器の製造後に容器の壁に固定するか、容器のブロー成形中に容器の壁に埋め込むか、或いは予備成形品のブロー成形後にタグを容器の壁に埋め込むような方法で容器の予備成形品に取り付けることができる。
【0003】
2006年2月7日に出願された米国特許出願第11/348,622号は、金型コアを含む金型を準備するとともにRFIDタグを含むインサートを金型コアに取り付けることによって、容器の壁内にRFIDタグを有するプラスチック容器を製造する方法を開示している。プラスチックの予備成形品が金型内で金型コア及びインサートを囲むように形成されることにより、インサートが予備成形品の壁に埋め込まれるようになる。この予備成形品をブロー成形して、容器の壁に埋め込まれたインサートを有するプラスチック容器にすることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、互いに別個に、或いは互いに組み合わせて実施することができる数多くの態様を具体化する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の1つの態様によれば、プラスチック容器が、開口端と、基部を含む無孔容器壁と、容器壁において外向きに開くポケットと、ポケット内に配置されたプラスチックハウジング内のRFIDタグとを有する。RFIDタグを含むハウジングは、ハウジング周囲の容器壁をブロー成形することによりポケット内に捕捉されることが好ましい。ポケット及びハウジングは、好ましくは容器の開口端に対向する容器の基部に、最も好ましくは基部の中央に配置され、ハウジングは、ポケット内への外側開口部を通して容器基部内で目に見えることが好ましい。
【0006】
本開示の別の態様によれば、プラスチック容器の製造方法が、プラスチック容器の予備成形品を準備するステップと、容器の予備成形品をブロー金型内に配置するステップと、プラスチックの予備成形品をブロー金型内でブローして中空プラスチック容器を形成するステップとを含む。ブロー金型外部のアクチュエータにRFIDタグを配置し、予備成形品をブローする前にアクチュエータを作動させ、RFIDタグをブロー金型内に配置することにより、予備成形品のブロー成形中にタグを容器の外面に成形する。RFIDタグは、RFIDタグの周囲の容器基部を成形することによって容器の基部上のポケット内に成形されることが好ましく、これにより、ポケットへの開口部を通してタグが目に見えるようになる。RFIDタグは、壁を有するプラスチックハウジング内に配置されることが好ましく、容器をブローすることにより、容器の基部の材料がハウジングの壁に隣接して開口部を形成し、これを通してRFIDタグのハウジングが目に見えるようになる。本開示の様々な例示的な実施形態では、容器の予備成形品の外面に、好ましくは容器の予備成形品の閉鎖端にタグを取り付けることにより、アクチュエータをブロー金型内に延ばしてアクチュエータの端部がブロー金型の一部を形成するとともにRFIDタグをブロー金型の内面に隣接して位置決めすることにより、或いはRFIDタグをブロー金型の可動部分(可動セグメント)に取り付けて、この部分を動かしてタグがブロー金型内に位置決めすることにより、RFIDタグをブロー金型内に配置する。
【0007】
以下の説明、添付の特許請求の範囲及び添付の図面から、本開示をその追加の目的、特徴、利点及び態様とともに最もよく理解できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本開示の例示的な実施形態によるブロー成形プラスチック容器の断面斜視図である。
【図2】領域2内における図1の一部の部分的拡大断面図である。
【図3】図1及び図2のインサートのRFIDインレーの平面図である。
【図4】本開示の1つの例示的な実施形態によるRFIDインサートの断面斜視図である。
【図5A】図4のインサートを使用する図1及び図2の容器の1つの例示的な製造方法を示す概略図である。
【図5B】図4のインサートを使用する図1及び図2の容器の1つの例示的な製造方法を示す概略図である。
【図5C】図4のインサートを使用する図1及び図2の容器の1つの例示的な製造方法を示す概略図である。
【図5D】図4のインサートを使用する図1及び図2の容器の1つの例示的な製造方法を示す概略図である。
【図5E】図4のインサートを使用する図1及び図2の容器の1つの例示的な製造方法を示す概略図である。
【図6A】図1及び図2の容器の別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図6B】図1及び図2の容器の別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図6C】図1及び図2の容器の別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図6D】図1及び図2の容器の別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図7A】図1及び図2の容器のさらに別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図7B】図1及び図2の容器のさらに別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図7C】図1及び図2の容器のさらに別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図7D】図1及び図2の容器のさらに別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図7E】図1及び図2の容器のさらに別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図7F】図1及び図2の容器のさらに別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図7G】図1及び図2の容器のさらに別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図8A】図1及び図2の容器のさらにまた別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図8B】図1及び図2の容器のさらにまた別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図8C】図1及び図2の容器のさらにまた別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図8D】図1及び図2の容器のさらにまた別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図8E】図1及び図2の容器のさらにまた別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【図8F】図1及び図2の容器のさらにまた別の例示的な製造方法を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1及び図2は、本開示の例示的な実施形態によるブロー成形プラスチック容器20を示す図である。容器20は、開口端24と容器基部26を含む無孔壁とを有する容器本体22を含む。容器本体22及び開口端24は任意の適当な形状であってもよく、容器の開口端にクロージャーを固定するための任意の適当な構造を有することができる。容器基部26は任意の適当な形状であってもよい。「容器基部」という用語は通常、必ずというわけではないが、開口端24と対向し、及び/又は容器が通常立つ際に一番下になる容器の壁部のことを意味する。
【0010】
RFIDインサート28が、容器本体22、好ましくは容器基部26の外面に取り付けられ、好ましくは埋め込まれる。例示的なRFIDインサート28は、プラスチックハウジング内に配置されたRFIDインレー30を含む。インレー30は、高周波アンテナ36に結合されるとともに基板38上に配置されたRFID超小型回路又はタグ34(図3)を含む。内蔵アンテナを備えた回路又はタグ34のみでインレーを構成し、基板を省くことができることも想像される。図2(及び図4)に示すプラスチックハウジングは、周壁42を含む基部40及び周壁42内に取り付けられたディスク44を有してインレー30をディスク44と基部40との間に捕捉する多部品ハウジングである。多部品ハウジングに代わる手段として、ハウジングをタグ34の周囲に成形される一部品の一体型プラスチック構成とすることもできる。ハウジングは円形の周囲形状であることが好ましく、また上面及び底面は、ほぼ平坦、凸状、又は凹状であってもよい。
【0011】
容器本体22、好ましくは容器基部26は、ブロー成形後にインサート28がポケット46内に配置されるような方法でインサート28の周囲にブロー成形される。インサート28は、好ましくは壁48、最も好ましくは環状壁を有し、この壁は、ブロー金型の対向する面に隣接するとともにブロー動作中にインサート28の周囲のプラスチック材料の流れに対してダムを効果的に形成する。従って、図2で最もよく分かるように、壁48はポケット46内への開口部を効果的に形成し、これを通して容器の外側からインサート28を見ることができる。インサート28のプラスチックハウジングは、任意の適当なプラスチック材料であってもよく、また自動又は手動のいずれかの目視検査によって容器内のインサートの存在を容易に確認できるように容器本体22の着色とは異なる着色を施すことができる。
【0012】
図4及び図5A〜図5Eは、インサート28a及びこのようなインサートを使用する容器20の製造方法を示す図である。インサート28aのプラスチックハウジングは、一部品構成であるか多部品構成であるかにかかわらず、少なくとも1つの外部フィンガ、突起、つまみ、又はハウジングから延びる他の適当な機構50を有する。機構50は、インサート28aをプラスチックの予備成形品52(図5A〜図5D)の所定箇所にブロー成形ステップ(図5E)まで保持するための任意の適当な形状であってもよく、その後、インサート28が容器壁のポケット46内に捕捉される。図4の例示的な実施形態では、くさび形のつまみ、すなわち機構50が円形配列で配置される。インサート28aは、アクチュエータ54の端部に取り付けられる。アクチュエータ54は、金型部分58、60により形成されるブロー金型56の外部に配置される。プラスチック容器の予備成形品52を、金型コアロッド62の周囲に射出成形又は圧縮成形することなどにより、金型コアロッド62上に形成することができる。予備成形品52は任意の適当な形状であってもよく、最終的に容器基部26(図1及び図2)を形成する閉鎖端64を有することが好ましい。本開示の1つの例示的な実施形態では、予備成形品52は、回転タレット型射出ブロー成形機の射出段階においてコアロッド62上に形成され、その後、図5A〜図5Eに示すブロー成形段階へ移る。金型部分58、60が予備成形品52を囲んで閉じられる前で且つ予備成形品がまだ射出段階からの高温にある間に、RFIDインサート28aが、アクチュエータ54により予備成形品の閉鎖端64の外側から取り付けられる。RFIDインサート28aをアクチュエータ54に取り付けた状態で(図5A)、アクチュエータ54がブロー金型部分58、60の間に延びて(図5B)、インサート28aの機構50(図4)を予備成形品52の閉鎖端64の中に埋め込む。機構50は、予備成形品の閉鎖端に埋め込まれるが、コアロッド62まで、又は予備成形品の内部には延びないことが好ましい。その後、アクチュエータ54が引っ込められ(図5C)、金型部分58、60が閉じられ(図5D)、予備成形品52がブローされて容器20が形成される(図5E)。図1〜図2及び図5Eに示すように、RFIDインサート28aは、容器内でブロー成形されると容器の基部26のポケット46内に捕捉される。その後、ブロー金型部分58、60が開かれ、容器12は排出工程に移る。
【0013】
図6A〜図6Dは、本開示による容器20(図1〜図2)の第2の例示的な製造方法を示す図である。金型部分58、60を開いた状態で、アクチュエータ54が延ばされて(図6Aから図6B)、インサート28をブロー金型のキャビティ内に位置決めし、その後、金型部分58、60がアクチュエータ54を囲んで閉じられる(図6C)。ブロー金型部分58、60は、アクチュエータ54を取り巻くためのそれぞれの切欠部70、72を有し、これにより、インサート28がブロー金型部分58、60の内面に隣接して配置され、アクチュエータ54の端部がブロー金型面の一部を効果的に形成するようになる。金型部分58、60が閉じられた状態で(図6C)、予備成形品52が金型部分の境界にブロー成形されて(図6D)、インサート28を取り囲んで捕捉するポケット46を含む容器20が形成される。その後、ブロー金型部分58、60が開かれ、アクチュエータ54が引っ込められ、容器20は排出工程に移る。
【0014】
図7A〜図7Gは、容器20(図1〜図2)の別の例示的な製造方法を示す図である。ブロー金型部分58、60の一方、この実施例では金型部分58が、ブロー金型のキャビティの基部を形成する回転可能な基部74を含む。アクチュエータ54が延びて(図7Aから図7B)インサート28を金型基部74の外面上に固定する。次に、アクチュエータ54が引っ込められ(図7C)、金型基部74が動かされることにより(図7D)、インサート28を取り付けた基部74の外面が内部金型面となる(図7E)。次に、金型部分58、60が閉じられて(図7F)、金型キャビティ内に配置されたインサート28を含む金型キャビティが形成される。次に、予備成形品52が金型キャビティ内でブローされて(図7G)、インサート28を捕捉したポケット46を含む容器20が形成される。その後、金型部分が開かれ、容器は排出工程に移る。
【0015】
図8A〜図8Fは、容器20(図1から図2)のさらに別の例示的な製造方法を示す図である。この実施形態では、金型部分の一方、この実施例では金型部分60が、図8A〜図8Cに示す開放位置と図8D〜図8Fに示す閉鎖位置との間で摺動可能な摺動基部76を含む。図8A〜図8Cの開放位置において、インサート28が、アクチュエータ54により金型基部76の表面上に重なる位置に運ばれ(図8B)、インサート28が金型基部76の表面に取り付けられる。アクチュエータ54が引っ込められた状態で(図8C)、金型基部76が閉鎖位置に移動し(図8D)、金型部分58もまた閉鎖位置に移動して(図8E)金型基部76を捕捉するとともにブロー金型のキャビティを形成する。次に、予備成形品52がブローされて(図8F)、インサート28を捕捉したポケット46を含む容器20が形成される。金型部分が開かれ、容器は排出工程に移る。
【0016】
多工程射出ブロー成形プロセスのいくつかの実施例と併せて製造方法について説明したが、本開示の原理は、決してこの特定の種類のプロセスに限定されるものではない。例えば、射出ブロー成形プロセスは、予備成形品に層を加えるための、及び/又はブロー成形前に予備成形品の状態を整えるための追加の工程を射出工程とブロー工程との間などに含むことができる。実際に、容器の予備成形品を射出又は圧縮成形し、保持し、その後ブロー成形の前に再加熱又はその他の方法で状態を整える再加熱ブロー成形プロセスなどの他の種類の予備成形品及び/又は容器製造過程において、最も広い態様での本開示の原理を容易に実施することができる。この種の(再加熱延伸ブロー成形を含む)再加熱ブロー成形プロセスでは、予備成形品の再加熱又はその他の調整後、ブロー成形の前に、予備成形品が高温である間に、容器の予備成形品に、好ましくは予備成形品の閉鎖端にRFIDインサートを固定することができる。
【0017】
予備成形品52及びブロー成形容器本体22は、図面には単層構造として示している。しかしながら、予備成形品及び容器は多層構造であってもよい。例えば、複数のプラスチック層の連続射出成形又は同時射出成形によって予備成形品を形成することができる。最初に予備成形品を単層構造で成形し、ブロー成形前に追加層を加えることもできる。実際に、RFIDタグ及びインサートは、好ましくは予備成形品に、最も好ましくは予備成形品の閉鎖端に取り付けられ、或いは予備成形品自体が完全に形成された後にブロー金型のキャビティの表面に配置されるので、RFIDインサートが、任意の所望のプロセス、形状、又は構成の予備成形品の製造の障害になることは決してない。
【0018】
任意の適当な技術を使用して、インサート28又は28aをアクチュエータ54及び/又はブロー金型部分74、76に一時的に取り付けることができる。例えば、上述の米国特許出願第11/348,622号に開示される技術を使用して、インサートをアクチュエータ又は金型部分に取り付けることができる。代替手段として、米国特許出願(代理人整理番号18848号)に開示される種類のスナップフィンガを使用して、インサートをアクチュエータ54及び/又は金型部分74及び/又は金型部分76に取り付けることができる。
【0019】
このようにして、プラスチック容器の製造方法、プラスチック容器の予備成形品の製造方法、プラスチック容器、プラスチック容器の予備成形品、及びプラスチック容器又は予備成形品用のRFIDインサートを開示した。例示的な実施形態と併せて本開示を提示し、追加の修正及び変形について説明した。当業者であれば、上述の説明に照らしてその他の修正及び変形が容易に浮かぶであろう。例えば、公然に及び/又は非公然に、マイクロタガント、化学トレーサ、蛍光剤、及び/又はその他の機構をインサートハウジング及び/又は容器に含めて追加の固定層を設けることができる。インサート28は、米国特許出願第11/595,372号に開示されるようなRFIDタグ除去/無効機能を含むことができる。本開示は、添付の特許請求の範囲の思想及びその広い範囲内にあるような全ての修正及び変形を含むことが意図されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
開口端(24)と、基部(26)を有する無孔容器壁と、前記容器壁において外向きに開くポケット(46)と、前記ポケット内に配置されたプラスチックハウジング内のRFIDタグ(34)とを含む、
ことを特徴とするプラスチック容器。
【請求項2】
前記ハウジングは、該ハウジングの周囲に前記容器壁をブロー成形することにより前記ポケット(46)内に捕捉される、
ことを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記ハウジングが連続壁(48)を有し、前記容器壁が前記ポケット(46)内への開口部の周囲で前記連続壁に隣接することにより、前記ハウジングが前記開口部を通して前記ポケット内で目に見えるようになる、
ことを特徴とする請求項2に記載の容器。
【請求項4】
前記連続壁(48)は環状である、
ことを特徴とする請求項3に記載の容器。
【請求項5】
前記ポケット及び前記ハウジングは、前記開口端に対向する容器基部(26)に配置される、
ことを特徴とする請求項2に記載の容器。
【請求項6】
前記ポケット(46)及び前記ハウジングは、前記容器基部(26)の中央に配置される、
ことを特徴とする請求項5に記載の容器。
【請求項7】
開口端(24)と、基部(26)を有するとともに該基部において外向きに開くポケット(46)を含む無孔ブロー成形容器壁と、前記基部の前記ポケットへの開口部を通して前記ハウジングが目に見えるように該壁をハウジングの周囲にブロー成形することにより前記ポケット内に捕捉される前記プラスチックハウジング内のRFIDタグ(34)と、
を含むことを特徴とするプラスチック容器。
【請求項8】
前記ハウジングが連続壁(48)を有し、前記容器壁が前記ポケット(46)内への開口部の周囲で前記連続壁に隣接することにより、前記ハウジングが前記開口部を通して目に見えるようになる、
ことを特徴とする請求項7に記載の容器。
【請求項9】
前記連続壁(48)は環状である、
ことを特徴とする請求項8に記載の容器。
【請求項10】
プラスチック容器を製造する方法であって、
(a)プラスチック容器の予備成形品(52)を準備するステップと、
(b)前記プラスチック容器の予備成形品をブロー金型(56)内に配置するステップと、
(c)前記プラスチックの予備成形品を前記ブロー金型内でブローして中空プラスチック容器(20)を形成するステップと、
(d)前記ブロー金型の外部のアクチュエータ(54)にRFIDタグ(34)を配置するステップと、
(e)前記ステップ(c)の前に、前記アクチュエータを作動させるとともに前記RFIDタグを前記ブロー金型内に配置することにより、前記ステップ(c)中に前記容器の外面の中に前記RFIDタグが成形されるステップと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項11】
前記ステップ(e)は、前記RFIDタグが前記容器の基部(26)の中に成形されるようなステップである、
ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記ステップ(e)は、前記RFIDタグを前記容器の前記基部のポケット(46)内に成形することにより、前記RFIDタグが前記ポケットへの開口部を通して目に見えるようになるようなステップである、
ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記RFIDタグ(34)は、壁(48)を有するプラスチックハウジング内に配置され、前記容器は、前記ステップ(c)において前記ハウジングの周囲で前記壁に対してブローされて前記開口部を形成する、
ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記ステップ(e)は、前記RFIDタグ(34)を前記予備成形品(52)の外面に取り付けることにより行われる、
ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項15】
前記ステップ(e)は、前記予備成形品(52)の閉鎖端に前記RFIDタグ(34)を取り付けることにより、該RFIDタグが前記ステップ(c)の後に前記容器の基部(26)内に成形されるようになるステップを含む、
ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記RFIDタグ(34)は、前記ステップ(e)中に前記予備成形品(52)の前記端部内に埋め込まれる外部機構(50)を有するプラスチックハウジング内に配置される、
ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記ステップ(e)は、前記ステップ(b)の後に前記アクチュエータ(54)を前記ブロー金型(56)内に延ばすことにより行われる、
ことを特徴とする請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記ステップ(e)は、前記アクチュエータ(54)を前記ブロー金型(56)の中に延ばすとともに前記ブロー金型を前記アクチュエータを囲んで閉じ、前記RFIDタグを前記ブロー金型の表面に隣接して配置するようにすることにより行われる、
ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項19】
前記ステップ(e)は、前記RFIDタグ(34)を前記ブロー金型(56)の部分(74又は76)の外面に配置し、その後、前記外面が前記ブロー金型の内面になるように前記部分を動かすことにより行われる、
ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項20】
前記金型部分は回転可能な基部(74)を含み、前記ステップ(e)は、前記RFIDタグを前記回転可能な基部の外面に取り付け、その後、前記外面が前記ブロー金型の内面になるように前記基部を回転させることにより行われる、
ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記金型部分は摺動基部(76)を含み、前記ステップ(e)は、前記RFIDタグを前記摺動基部の端部に取り付け、その後、前記基部の前記端部が前記金型の内面になるように前記基部を摺動させることにより行われる、
ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
【請求項22】
請求項10に記載の方法により作られるブロー成形プラスチック容器(20)。
【請求項23】
プラスチック容器の製造方法であって、
(a)プラスチック材料であり、外面を有する予備成形品(52)を準備するステップと、
(b)前記予備成形品の外面にRFIDタグ(34)を固定するステップと、
(c)前記予備成形品をブロー成形して、前記容器の外面に前記RFIDタグを有するプラスチック容器(20)にするステップと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項24】
前記ステップ(a)において準備した前記予備成形品(52)は閉鎖端(64)を有し、前記ステップ(b)は、前記RFIDタグを前記閉鎖端の外面に固定することにより、前記RFIDタグが前記ステップ(c)の後に前記容器の基部(26)の外面に存在するようにするステップを含む、
ことを特徴とする請求項23に記載の方法。
【請求項25】
プラスチック容器のブロー成形のための容器の予備成形品(52)の製造方法であって、
(a)プラスチック材料の予備成形品を高温で成形するステップと、
(b)前記ステップ(a)の後の前記予備成形品が高温である間に、該予備成形品上にRFIDタグ(34)を固定するステップと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項26】
前記ステップ(b)は、前記予備成形品(52)の外面に前記RFIDタグ(34)を固定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記ステップ(a)において成形した前記予備成形品は閉鎖端(64)を有し、前記ステップ(b)は、前記閉鎖端の外面に前記RFIDタグ(34)を固定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記RFIDタグ(34)はプラスチックハウジング内に配置され、前記ステップ(b)は、前記閉鎖端(64)の前記外面に前記プラスチックハウジングを固定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記プラスチックハウジングは少なくとも1つの外部機構(50)を有し、前記ステップ(b)は、前記予備成形品(52)の前記閉鎖端(64)に前記少なくとも1つの外部機構を埋め込むことによより行われる、
ことを特徴とする請求項28に記載の方法。
【請求項30】
(c)前記予備成形品をブロー成形して、容器の基部(26)に前記ハウジングを有するプラスチック容器(20)にするステップを含む、
ことを特徴とする請求項29に記載の方法。
【請求項31】
プラスチック容器の製造方法であって、
(a)プラスチック容器の予備成形品(52)を高温で準備するステップと、
(b)前記プラスチックの予備成形品をブロー金型(56)内に配置するステップと、
(c)前記プラスチックの予備成形品を前記ブロー金型内でブローして容器基部(64)を有する中空プラスチック容器(20)を形成するステップと、
(d)RFIDタグ(34)を準備するステップと、
(e)前記ステップ(a)と(c)との間に、前記RFIDタグが前記ステップ(c)の後の前記容器基部に配置されるように、前記RFIDタグを前記閉鎖端の外面に固定するステップと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項32】
前記ステップ(d)は、少なくとも1つの外部機構(50)を有するプラスチックハウジング内に前記RFIDタグ(34)を準備するステップを含み、前記ステップ(e)は、前記少なくとも1つの外部機構を前記予備成形品の前記閉鎖端に埋め込むステップを含む、
ことを特徴とする請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記ハウジングは、周壁を有する基部(40)と、前記周壁によって内側に係合される外周を有するディスク(44)と、を含み、前記RFIDタグは、前記周壁内の前記基部と前記ディスクとの間に捕捉されるインレー(30)上に配置され、前記少なくとも1つの外部機構(50)は、前記基部及び前記ディスクの一方の上に配置される、
ことを特徴とする請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記基部及び前記ディスクの他方は環状壁(48)を含み、該環状壁(48)は、前記ステップ(e)中に前記ブロー金型と協働して容器材料が前記ハウジングの中心部分を覆うことを防ぐ、
ことを特徴とする請求項33に記載の方法。
【請求項35】
請求項32に記載の方法によって作られる、
ことを特徴とするブロー成形プラスチック容器。
【請求項36】
請求項30に記載の方法によって作られる、
ことを特徴とするブロー成形プラスチック容器。
【請求項37】
請求項29に記載の方法によって作られる、
ことを特徴とする容器の予備成形品。
【請求項38】
請求項24に記載の方法によって作られる、
ことを特徴とするブロー成形プラスチック容器。
【請求項39】
開口端(24)と、基部(26)を有する無孔容器壁と、前記容器基部上に設けられたRFIDインサート(28又は28a)とを含み、前記インサートは、プラスチックハウジング内にRFIDタグ(34)を含む、
ことを特徴とするプラスチック容器。
【請求項40】
前記ハウジングは、前記基部に埋め込まれるが該基部を通って延びない少なくとも1つの外部機構(50)を有する、
ことを特徴とする請求項39に記載の容器。
【請求項41】
前記基部は、前記インサート(28又は28a)を中に配置した外部ポケット(46)を含む、
ことを特徴とする請求項39に記載の容器。
【請求項42】
前記容器基部は、前記インサート(28又は28a)を囲んでブロー成形されて前記ポケット(46)を形成する、
ことを特徴とする請求項41に記載の容器。
【請求項43】
前記プラスチックハウジングは開口部を形成する環状壁(48)を含み、該開口部を通して前記ポケット内で前記ハウジングを見ることができる、
ことを特徴とする請求項42に記載の容器。
【請求項1】
開口端(24)と、基部(26)を有する無孔容器壁と、前記容器壁において外向きに開くポケット(46)と、前記ポケット内に配置されたプラスチックハウジング内のRFIDタグ(34)とを含む、
ことを特徴とするプラスチック容器。
【請求項2】
前記ハウジングは、該ハウジングの周囲に前記容器壁をブロー成形することにより前記ポケット(46)内に捕捉される、
ことを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記ハウジングが連続壁(48)を有し、前記容器壁が前記ポケット(46)内への開口部の周囲で前記連続壁に隣接することにより、前記ハウジングが前記開口部を通して前記ポケット内で目に見えるようになる、
ことを特徴とする請求項2に記載の容器。
【請求項4】
前記連続壁(48)は環状である、
ことを特徴とする請求項3に記載の容器。
【請求項5】
前記ポケット及び前記ハウジングは、前記開口端に対向する容器基部(26)に配置される、
ことを特徴とする請求項2に記載の容器。
【請求項6】
前記ポケット(46)及び前記ハウジングは、前記容器基部(26)の中央に配置される、
ことを特徴とする請求項5に記載の容器。
【請求項7】
開口端(24)と、基部(26)を有するとともに該基部において外向きに開くポケット(46)を含む無孔ブロー成形容器壁と、前記基部の前記ポケットへの開口部を通して前記ハウジングが目に見えるように該壁をハウジングの周囲にブロー成形することにより前記ポケット内に捕捉される前記プラスチックハウジング内のRFIDタグ(34)と、
を含むことを特徴とするプラスチック容器。
【請求項8】
前記ハウジングが連続壁(48)を有し、前記容器壁が前記ポケット(46)内への開口部の周囲で前記連続壁に隣接することにより、前記ハウジングが前記開口部を通して目に見えるようになる、
ことを特徴とする請求項7に記載の容器。
【請求項9】
前記連続壁(48)は環状である、
ことを特徴とする請求項8に記載の容器。
【請求項10】
プラスチック容器を製造する方法であって、
(a)プラスチック容器の予備成形品(52)を準備するステップと、
(b)前記プラスチック容器の予備成形品をブロー金型(56)内に配置するステップと、
(c)前記プラスチックの予備成形品を前記ブロー金型内でブローして中空プラスチック容器(20)を形成するステップと、
(d)前記ブロー金型の外部のアクチュエータ(54)にRFIDタグ(34)を配置するステップと、
(e)前記ステップ(c)の前に、前記アクチュエータを作動させるとともに前記RFIDタグを前記ブロー金型内に配置することにより、前記ステップ(c)中に前記容器の外面の中に前記RFIDタグが成形されるステップと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項11】
前記ステップ(e)は、前記RFIDタグが前記容器の基部(26)の中に成形されるようなステップである、
ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記ステップ(e)は、前記RFIDタグを前記容器の前記基部のポケット(46)内に成形することにより、前記RFIDタグが前記ポケットへの開口部を通して目に見えるようになるようなステップである、
ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記RFIDタグ(34)は、壁(48)を有するプラスチックハウジング内に配置され、前記容器は、前記ステップ(c)において前記ハウジングの周囲で前記壁に対してブローされて前記開口部を形成する、
ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記ステップ(e)は、前記RFIDタグ(34)を前記予備成形品(52)の外面に取り付けることにより行われる、
ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項15】
前記ステップ(e)は、前記予備成形品(52)の閉鎖端に前記RFIDタグ(34)を取り付けることにより、該RFIDタグが前記ステップ(c)の後に前記容器の基部(26)内に成形されるようになるステップを含む、
ことを特徴とする請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記RFIDタグ(34)は、前記ステップ(e)中に前記予備成形品(52)の前記端部内に埋め込まれる外部機構(50)を有するプラスチックハウジング内に配置される、
ことを特徴とする請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記ステップ(e)は、前記ステップ(b)の後に前記アクチュエータ(54)を前記ブロー金型(56)内に延ばすことにより行われる、
ことを特徴とする請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記ステップ(e)は、前記アクチュエータ(54)を前記ブロー金型(56)の中に延ばすとともに前記ブロー金型を前記アクチュエータを囲んで閉じ、前記RFIDタグを前記ブロー金型の表面に隣接して配置するようにすることにより行われる、
ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項19】
前記ステップ(e)は、前記RFIDタグ(34)を前記ブロー金型(56)の部分(74又は76)の外面に配置し、その後、前記外面が前記ブロー金型の内面になるように前記部分を動かすことにより行われる、
ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項20】
前記金型部分は回転可能な基部(74)を含み、前記ステップ(e)は、前記RFIDタグを前記回転可能な基部の外面に取り付け、その後、前記外面が前記ブロー金型の内面になるように前記基部を回転させることにより行われる、
ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記金型部分は摺動基部(76)を含み、前記ステップ(e)は、前記RFIDタグを前記摺動基部の端部に取り付け、その後、前記基部の前記端部が前記金型の内面になるように前記基部を摺動させることにより行われる、
ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
【請求項22】
請求項10に記載の方法により作られるブロー成形プラスチック容器(20)。
【請求項23】
プラスチック容器の製造方法であって、
(a)プラスチック材料であり、外面を有する予備成形品(52)を準備するステップと、
(b)前記予備成形品の外面にRFIDタグ(34)を固定するステップと、
(c)前記予備成形品をブロー成形して、前記容器の外面に前記RFIDタグを有するプラスチック容器(20)にするステップと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項24】
前記ステップ(a)において準備した前記予備成形品(52)は閉鎖端(64)を有し、前記ステップ(b)は、前記RFIDタグを前記閉鎖端の外面に固定することにより、前記RFIDタグが前記ステップ(c)の後に前記容器の基部(26)の外面に存在するようにするステップを含む、
ことを特徴とする請求項23に記載の方法。
【請求項25】
プラスチック容器のブロー成形のための容器の予備成形品(52)の製造方法であって、
(a)プラスチック材料の予備成形品を高温で成形するステップと、
(b)前記ステップ(a)の後の前記予備成形品が高温である間に、該予備成形品上にRFIDタグ(34)を固定するステップと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項26】
前記ステップ(b)は、前記予備成形品(52)の外面に前記RFIDタグ(34)を固定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記ステップ(a)において成形した前記予備成形品は閉鎖端(64)を有し、前記ステップ(b)は、前記閉鎖端の外面に前記RFIDタグ(34)を固定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記RFIDタグ(34)はプラスチックハウジング内に配置され、前記ステップ(b)は、前記閉鎖端(64)の前記外面に前記プラスチックハウジングを固定するステップを含む、
ことを特徴とする請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記プラスチックハウジングは少なくとも1つの外部機構(50)を有し、前記ステップ(b)は、前記予備成形品(52)の前記閉鎖端(64)に前記少なくとも1つの外部機構を埋め込むことによより行われる、
ことを特徴とする請求項28に記載の方法。
【請求項30】
(c)前記予備成形品をブロー成形して、容器の基部(26)に前記ハウジングを有するプラスチック容器(20)にするステップを含む、
ことを特徴とする請求項29に記載の方法。
【請求項31】
プラスチック容器の製造方法であって、
(a)プラスチック容器の予備成形品(52)を高温で準備するステップと、
(b)前記プラスチックの予備成形品をブロー金型(56)内に配置するステップと、
(c)前記プラスチックの予備成形品を前記ブロー金型内でブローして容器基部(64)を有する中空プラスチック容器(20)を形成するステップと、
(d)RFIDタグ(34)を準備するステップと、
(e)前記ステップ(a)と(c)との間に、前記RFIDタグが前記ステップ(c)の後の前記容器基部に配置されるように、前記RFIDタグを前記閉鎖端の外面に固定するステップと、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項32】
前記ステップ(d)は、少なくとも1つの外部機構(50)を有するプラスチックハウジング内に前記RFIDタグ(34)を準備するステップを含み、前記ステップ(e)は、前記少なくとも1つの外部機構を前記予備成形品の前記閉鎖端に埋め込むステップを含む、
ことを特徴とする請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記ハウジングは、周壁を有する基部(40)と、前記周壁によって内側に係合される外周を有するディスク(44)と、を含み、前記RFIDタグは、前記周壁内の前記基部と前記ディスクとの間に捕捉されるインレー(30)上に配置され、前記少なくとも1つの外部機構(50)は、前記基部及び前記ディスクの一方の上に配置される、
ことを特徴とする請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記基部及び前記ディスクの他方は環状壁(48)を含み、該環状壁(48)は、前記ステップ(e)中に前記ブロー金型と協働して容器材料が前記ハウジングの中心部分を覆うことを防ぐ、
ことを特徴とする請求項33に記載の方法。
【請求項35】
請求項32に記載の方法によって作られる、
ことを特徴とするブロー成形プラスチック容器。
【請求項36】
請求項30に記載の方法によって作られる、
ことを特徴とするブロー成形プラスチック容器。
【請求項37】
請求項29に記載の方法によって作られる、
ことを特徴とする容器の予備成形品。
【請求項38】
請求項24に記載の方法によって作られる、
ことを特徴とするブロー成形プラスチック容器。
【請求項39】
開口端(24)と、基部(26)を有する無孔容器壁と、前記容器基部上に設けられたRFIDインサート(28又は28a)とを含み、前記インサートは、プラスチックハウジング内にRFIDタグ(34)を含む、
ことを特徴とするプラスチック容器。
【請求項40】
前記ハウジングは、前記基部に埋め込まれるが該基部を通って延びない少なくとも1つの外部機構(50)を有する、
ことを特徴とする請求項39に記載の容器。
【請求項41】
前記基部は、前記インサート(28又は28a)を中に配置した外部ポケット(46)を含む、
ことを特徴とする請求項39に記載の容器。
【請求項42】
前記容器基部は、前記インサート(28又は28a)を囲んでブロー成形されて前記ポケット(46)を形成する、
ことを特徴とする請求項41に記載の容器。
【請求項43】
前記プラスチックハウジングは開口部を形成する環状壁(48)を含み、該開口部を通して前記ポケット内で前記ハウジングを見ることができる、
ことを特徴とする請求項42に記載の容器。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図5D】
【図5E】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図6D】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図7D】
【図7E】
【図7F】
【図7G】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図8D】
【図8E】
【図8F】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図5D】
【図5E】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図6D】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図7D】
【図7E】
【図7F】
【図7G】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図8D】
【図8E】
【図8F】
【公表番号】特表2010−509098(P2010−509098A)
【公表日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−536222(P2009−536222)
【出願日】平成19年7月18日(2007.7.18)
【国際出願番号】PCT/US2007/016282
【国際公開番号】WO2008/063250
【国際公開日】平成20年5月29日(2008.5.29)
【出願人】(506288195)レクサム ヘルスケア パッケイジング インコーポレイテッド (11)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年7月18日(2007.7.18)
【国際出願番号】PCT/US2007/016282
【国際公開番号】WO2008/063250
【国際公開日】平成20年5月29日(2008.5.29)
【出願人】(506288195)レクサム ヘルスケア パッケイジング インコーポレイテッド (11)
【Fターム(参考)】
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