説明

インターホン装置

【課題】限られた記憶容量を有効に活用することができる上、来訪が把握できないといった事態も起こり得ず、使い勝手に優れたインターホン装置を提供する。
【解決手段】インターホン親機3に、映像中の人の顔を検知可能な顔検知部18と、当該顔検知部18による検知にもとづいて映像の記憶媒体17への記憶態様を決定する親機制御部22とを設け、映像に人の顔が検知される場合、映像全てを動画として記憶媒体17に記憶させる一方、映像に人の顔が検知されない場合、映像の一部を静止画として記憶媒体17に記憶させるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラを内蔵したインターホン子機と、カメラにより撮像された映像を表示及び録画するインターホン親機とを通話可能に接続してなるインターホン装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
インターホン子機に内蔵されたカメラが撮像した映像をインターホン親機にて録画可能としたインターホン装置は、従来一般的に知られている。そして、当該インターホン装置の一つとして、インターホン親機に顔検知部を設け、顔検知により映像内における人物の有無を判断し、人物が映っていない場合には当該映像を録画することなく削除することにより、インターホン親機における記憶容量の節約を図ったもの(たとえば、特許文献1)も考案されている。
【0003】
【特許文献1】特開2006−94020号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、顔が検知されない場合に全く履歴を残さないとなると、たとえば留守中における来訪が把握できない等といった事態が起こり得るため、使い勝手が悪いといった問題がある。また、カメラが撮像した映像を全て録画するように構成すると、悪戯で呼出ボタンが操作された場合等の無駄な映像までをも記憶することになり、記憶手段の記憶容量を無駄に使用することになるし、該無駄な映像によって必要な映像が上書きされ消去されてしまう事態も起こり得る。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、限られた記憶容量を有効に活用することができる上、来訪が把握できないといった事態も起こり得ず、使い勝手に優れたインターホン装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、来訪者が居住者を呼び出すための呼び出し手段を有するとともにカメラを内蔵したインターホン子機と、当該インターホン子機と通話可能に接続され、カメラが撮像した映像を表示する表示部、及び映像を記憶する記憶部を備えたインターホン親機とからなり、呼び出し手段の操作をうけてカメラが撮像動作を開始するインターホン装置であって、インターホン子機又はインターホン親機に、映像中の人の顔を検知可能な顔検知部と、当該顔検知部による検知にもとづいて映像の記憶部への記憶態様を決定する制御部とを設け、制御部は、映像に人の顔が検知される場合、映像の一部又は全部を動画として記憶部に記憶させる一方、映像に人の顔が検知されない場合、映像の一部を静止画として記憶部に記憶させることを特徴とする。
この構成によれば、一般的に重要度が低いとされる人の顔が映っていない映像については、映像の一部を静止画として記憶部へ記憶するため、人の顔が映っているいないに拘わらず全て動画を記憶するものと比較すると、記憶部の記憶容量を極めて節約することができ、より多くの動画又は静止画、すなわち呼び出し手段の操作履歴を記憶させることができる。また、人の顔が映っていない映像であっても静止画を記憶部へ記憶するため、来訪の事実が履歴として全く残らないといった事態も生じない。したがって、至便性の高いインターホン装置とすることができる。
【0007】
また、上記目的を達成するために、本発明のうち請求項2に記載の発明は、カメラを内蔵したインターホン子機と、当該インターホン子機と通話可能に接続され、カメラが撮像した映像を表示する表示部、映像を記憶する記憶部、及びカメラによる撮像動作の開始を要求するための要求手段を備えたインターホン親機とからなり、要求手段の操作をうけてカメラが撮像動作を開始するインターホン装置であって、インターホン子機又はインターホン親機に、映像中の人の顔を検知可能な顔検知部と、当該顔検知部による検知にもとづいて映像の記憶部への記憶態様を決定する制御部とを設け、制御部は、映像に人の顔が検知される場合、映像の一部又は全部となる動画を記憶部に記憶させる一方、映像に人の顔が検知されない場合、映像の一部となる静止画を記憶部に記憶させることを特徴とする。
この構成によっても、一般的に重要度が低いとされる人の顔が映っていない映像については、映像の一部を静止画として記憶部へ記憶する。したがって、人の顔が映っているいないに拘わらず全て動画を記憶するものと比較すると、記憶部の記憶容量を極めて節約することができ、より多くの動画又は静止画を記憶させることができ、使い勝手が良い。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、制御部は、記憶部の記憶容量が一杯になると、静止画に係る記憶内容を動画に係る記憶内容よりも優先的に消去対象として、記憶部に新たな動画又は静止画を上書きすることを特徴とする。
この構成によれば、記憶部の記憶容量が一杯になると、静止画に係る記憶内容を動画に係る記憶内容よりも優先的に消去対象として、記憶部に新たな動画又は静止画を上書きするため、一般的に重要度が高い映像(すなわち、人の顔が映っている動画)が優先的に消去されてしまう事態を防止することができる。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、インターホン子機がマイクを有し、カメラにより撮像動作を開始するにあたりマイクによる集音動作も開始するとともに、制御部は、動画又は静止画とともにマイクにより集音された音声を記憶部に記憶することを特徴とする。
この構成によれば、映像のみならず、インターホン子機のマイクにより集音された音声をも記憶部へ記憶するため、撮像時の状況をより詳細に記憶させることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、インターホン子機又はインターホン親機に、表示部に表示されている人の顔を検知する顔検知部と、当該顔検知部による検知にもとづいて映像の記憶部への記憶態様を決定する制御部とを設け、映像に人の顔が検知される場合、映像の一部又は全部となる動画を記憶部に記憶させる一方、映像に人の顔が検知されない場合、映像の一部となる静止画を記憶部に記憶させるため、従来と比較すると、記憶部の記憶容量を極めて節約することができ、限られた記憶容量の有効な活用が可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の一実施形態となるインターホン装置について、図面にもとづき詳細に説明する。
【0012】
図1は、インターホン装置1の構成を示したブロック図である。
インターホン装置1は、玄関等に設置され、来訪者が居住者を呼び出す等するためのインターホン子機2と、居室内等に設置され、居住者が呼び出し応答するためのインターホン親機3とを通話可能に接続してなるものである。インターホン子機2は、インターホン親機3を呼び出すための呼出ボタン4を外部から操作可能に備えているとともに、来訪者と居住者とが通話するための子機マイク5及び子機スピーカ6と、周囲を撮像するためのカメラ7と、子機マイク5や子機スピーカ6による通話動作及びカメラ7による撮像動作を制御するための子機制御部8とを内蔵している。尚、9は、カメラ7が撮像した映像をインターホン親機3へ送信可能に変調するための変調回路であり、10は、インターホン親機3との間における通話のための音声回路、11は、インターホン親機3を接続するための子機インターフェイスである。
【0013】
そして、当該インターホン子機2では、呼出ボタン4の操作又は後述するインターホン親機3側からの要求をうけると、インターホン親機3からの制御により子機制御部8がカメラ7による撮像及び子機マイク5による集音を開始し、インターホン親機3へ映像及び音声を送信する。そして、インターホン親機3では、所定の動作時間(たとえば、4秒)の経過をもって録画動作を終了する。
【0014】
一方、インターホン親機3は、カメラ7により撮像された映像を表示するためのモニター15を有しているとともに、モニター15に表示する映像及び子機マイク5により集音された音声を一時的に記憶するための一時記憶部16と、最終的に映像や音声等が記憶される記憶媒体17と、カメラ7が撮像した映像中に人の顔が映っているか否かを検知する顔検知部18と、居住者と来訪者とが通話するための親機マイク19及び親機スピーカ20と、インターホン子機2からの呼び出し時以外にカメラ7による撮像動作を要求するためのモニターボタン21と、インターホン子機2からの呼び出しに応答するための通話ボタン26と、通話動作や表示動作等を制御するための親機制御部22とを内蔵している。尚、23は、変調された映像に係る信号をモニター15に表示可能に復調するための復調回路であり、24は、インターホン子機2との間における通話のための音声回路、25は、インターホン子機2を接続するための親機インターフェイスである。
【0015】
そして、当該インターホン親機3では、インターホン子機2における呼出ボタン4の操作をうけると、親機制御部22がモニター15を動作させて映像を表示させるとともに、通話ボタン26の操作をうけてインターホン子機2との間での通話を可能とする。また、映像及び子機マイク5が集音した音声を一時記憶部16に一時記憶するとともに、顔検知部18により顔検知を行い、その検知結果に応じて一時記憶されている映像の一部又は全部に加えて音声を記憶媒体17に記憶させる。さらに、呼出ボタン4が操作されていない場合であっても、モニターボタン21が操作されると、親機制御部22はインターホン子機2へカメラ7及び子機マイク5の作動を要求し、送信されてきた映像及び音声の一時記憶部16への一時記憶、顔検知部18による顔検知、及び検知結果に応じた記憶媒体17への記憶を行う。尚、一時記憶部16に一時記憶されている映像及び音声は、記憶媒体17への記憶に伴って消去される。
【0016】
ここで、本発明の要部となるインターホン装置1における映像及び音声の記憶に係る動作について、図2をもとに説明する。図2は、映像及び音声の記憶に係る制御を示したフローチャート図である。
まず、来訪者等によりインターホン子機2の呼出ボタン4が操作される(S1)と、子機制御部8は、当該操作をうけたインターホン親機3からの制御にもとづいてカメラ7をONとし、撮像動作を開始するとともに、子機マイク5をONとし、集音動作を開始する(S2)。そして、撮像された映像及び集音された音声をインターホン親機3へ送信する。また、居住者が玄関の様子を知りたい等といった際に、インターホン親機3にてモニターボタン21が操作される(S1)と、親機制御部22がカメラ7による撮像動作等の開始を要求する信号を子機制御部8へ送信する。そして、子機制御部8は、該要求信号の受信をうけた(すなわち、モニターボタン21の操作をうけた)場合にも、上記同様、カメラ7及び子機マイク5をONとし、撮像動作及び集音動作を開始する(S2)。
【0017】
一方、インターホン親機3の親機制御部22は、インターホン子機2からの映像の受信をもってモニター15をONとし、受信した映像をモニター15に表示するとともに、音声を受信した場合には、親機スピーカ20から当該音声を報音する一方、映像及び音声を一時記憶部16へ一時記憶する。また、親機制御部22は、顔検知部18を駆動させ(S3)、一時記憶部16に一時記憶される映像に人の顔が映っているかを検知する。尚、顔検知は、たとえば特開平7−65149号公報、特開平7−73298号公報等に記載の方法にて行われる。
【0018】
さらに、親機制御部22は、タイマ(図示しない)により一時記憶開始後の時間を計測し(S4)、所定の動作時間の経過(S4でYES)をもって、インターホン親機3での録画動作を終了するとともに、一時記憶開始から動作時間の経過までの映像中に顔検知部18によって人の顔が検知されたか否かを判断する(S5)。そして、人の顔が検知されていた場合(S5でYES)には、一時記憶されている映像全てを動画として記憶媒体17へ記憶するとともに、音声が一時記憶されている場合には当該音声を動画に関連づけて記憶媒体17へ記憶する。一方、人の顔が検知されなかった場合(S5でNO)には、一時記憶されている映像の一部(たとえば、映像表示当初の画面)を静止画として記憶媒体17へ記憶するとともに、音声が一時記憶されている場合には当該音声を静止画に関連づけて記憶媒体17へ記憶する。尚、インターホン子機2では、インターホン親機3での録画動作終了後もカメラ7における撮像動作及び子機マイク5による集音動作を継続し、さらに所定時間経過した後に、カメラ7や子機マイク5をOFFとした待受状態へ移行する。また、記憶媒体17への記憶をもって、一時記憶部16に一時記憶されている映像及び音声は消去される。
【0019】
ここで、親機制御部22は、記憶媒体17へ映像及び音声を記憶するにあたり、記憶媒体17の記憶容量が一杯である場合、既に記憶媒体17に記憶されている動画又は静止画のうち、静止画及び当該静止画に関連づけられている音声を優先的に消去対象として、新たな映像(動画又は静止画)を上書きするよう制御する。
以上のようにして、インターホン装置1では、映像及び音声の記憶に係る動作を制御している。
【0020】
上述したようなインターホン装置1によれば、インターホン親機3に顔検知部18を設けており、人の顔が映っている映像は映像全てを動画として記憶媒体17へ記憶する一方、人の顔が映っていない映像は映像の一部を静止画として記憶媒体17へ記憶する。このように一般的に重要度が低い映像を静止画として記憶することで記憶媒体17の記憶容量を節約することができ、より多くの動画を記憶させることができる。さらに、映像のみならず、音声をも記憶媒体17へ記憶するため、撮像時の状況をより詳細に記憶させることができる。
また、人の顔が映っていない映像であっても静止画及び場合によっては音声を記憶媒体17へ記憶するため、来訪の事実が履歴として全く残らないといった事態も生じず、至便性に富む。
【0021】
さらに、記憶媒体17の記憶容量が一杯である場合、静止画及び静止画に関連づけられている音声を優先的に消去対象として、新たな映像及び音声を上書き記憶するため、一般的に重要度が高い映像(すなわち、人の顔が映っている動画)が優先的に消去されてしまう事態を防止することができる。
加えて、カメラ7が撮像した映像を一時記憶部16に一時記憶し、撮像開始から終了までの映像全てで顔検知を行うようにしているため、撮像開始後しばらく経過してから顔が撮像された場合等であっても動画として記憶する、すなわち顔が映った映像を記憶することができる。
【0022】
なお、本発明に係るインターホン装置は、上記実施形態に記載の態様に何ら限定されるものではなく、インターホン子機2及びインターホン親機3に係る構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
【0023】
たとえば、上記実施形態では、顔が検知された場合、映像全てを動画として記憶するように構成しているが、映像全てを動画として記憶するのではなく、顔が映った以降の映像のみを動画として記憶したり、顔が映っている間の映像のみを動画として記憶する等、映像の一部を動画として記憶するように構成してもよい。当該構成を採用することで、記憶容量の更なる節約を図ることができる。
また、記憶容量が一杯となった際に消去対象とする優先順位を、インターホン親機3において任意に設定可能とし、動画であっても特定の静止画よりも優先的に消去対象とするように構成することも可能である。
【0024】
さらに、顔検知部18をインターホン子機2に設け、インターホン子機2において映像を動画として記憶するか又は静止画として記憶するか判断するように構成することも可能である。
加えて、上記実施形態では、子機マイク5が集音した音声のみを記憶媒体17へ記憶する構成としているが、親機マイク19が集音した音声をも記憶可能とし、たとえばインターホン親機3により応答した際における通話を記憶するような構成としても何ら問題はない。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】インターホン装置の構成を示したブロック図である。
【図2】映像及び音声の記憶に係る制御を示したフローチャート図である。
【符号の説明】
【0026】
1・・インターホン装置、2・・インターホン子機、3・・インターホン親機、4・・呼出ボタン(呼び出し手段)、5・・子機マイク、6・・子機スピーカ、7・・カメラ、8・・子機制御部、15・・モニター(表示部)、16・・一時記憶部、17・・記憶媒体(記憶部)、18・・顔検知部、19・・親機マイク、20・・親機スピーカ、21・・モニターボタン(要求手段)、22・・親機制御部(制御部)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
来訪者が居住者を呼び出すための呼び出し手段を有するとともにカメラを内蔵したインターホン子機と、当該インターホン子機と通話可能に接続され、前記カメラが撮像した映像を表示する表示部、及び前記映像を記憶する記憶部を備えたインターホン親機とからなり、前記呼び出し手段の操作をうけて前記カメラが撮像動作を開始するインターホン装置であって、
前記インターホン子機又は前記インターホン親機に、前記映像中の人の顔を検知可能な顔検知部と、当該顔検知部による検知にもとづいて前記映像の前記記憶部への記憶態様を決定する制御部とを設け、
前記制御部は、前記映像に人の顔が検知される場合、前記映像の一部又は全部を動画として前記記憶部に記憶させる一方、前記映像に人の顔が検知されない場合、前記映像の一部を静止画として前記記憶部に記憶させることを特徴とするインターホン装置。
【請求項2】
カメラを内蔵したインターホン子機と、当該インターホン子機と通話可能に接続され、前記カメラが撮像した映像を表示する表示部、前記映像を記憶する記憶部、及び前記カメラによる撮像動作の開始を要求するための要求手段を備えたインターホン親機とからなり、前記要求手段の操作をうけて前記カメラが撮像動作を開始するインターホン装置であって、
前記インターホン子機又は前記インターホン親機に、前記映像中の人の顔を検知可能な顔検知部と、当該顔検知部による検知にもとづいて前記映像の前記記憶部への記憶態様を決定する制御部とを設け、
前記制御部は、前記映像に人の顔が検知される場合、前記映像の一部又は全部を動画として前記記憶部に記憶させる一方、前記映像に人の顔が検知されない場合、前記映像の一部を静止画として前記記憶部に記憶させることを特徴とするインターホン装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記記憶部の記憶容量が一杯になると、前記静止画に係る記憶内容を前記動画に係る記憶内容よりも優先的に消去対象として、前記記憶部に新たな動画又は静止画を上書きすることを特徴とする請求項1又は2に記載のインターホン装置。
【請求項4】
インターホン子機がマイクを有し、前記カメラにより撮像動作を開始するにあたり前記マイクによる集音動作も開始するとともに、
前記制御部は、前記動画又は前記静止画とともに前記マイクにより集音された音声を前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のインターホン装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2009−200734(P2009−200734A)
【公開日】平成21年9月3日(2009.9.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−39202(P2008−39202)
【出願日】平成20年2月20日(2008.2.20)
【出願人】(000100908)アイホン株式会社 (777)
【Fターム(参考)】