説明

エレベータ装置およびエレベータ装置を用いた生体情報測定方法

【課題】利用者の生体情報を測定することができるエレベータ装置を得る。
【解決手段】利用者6の生体情報を測定するエレベータ装置1であって、閉釦163と、閉釦163に設けられ、閉釦163を操作する利用者6の指紋情報を取得し、かつ、閉釦163を操作する利用者6の生体情報を測定する指紋生体情報入力装置164と、生体情報に基づいて、利用者6の健康状態の異常を検出する情報処理装置18と、かご12内に向かってアナウンスするスピーカ14とを備え、スピーカ14は、指紋情報により特定された前記利用者についての過去に測定された生体情報および新たに測定された生体情報をアナウンスし、さらに、情報処理装置18の検出結果に基づいて、利用者6の健康状態の異常の有無をアナウンスする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、乗客を目的階に搬送するエレベータ装置およびエレベータ装置を用いた生体情報測定方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、昇降路を昇降するかごと、かごの昇降を制御する制御装置と、かごの昇降を監視する監視装置とを備え、一人暮らしの住人の住宅に設けられるホームエレベータ装置が知られている。監視装置は、かごの昇降についての情報を制御装置から受信し、受信したかごの昇降についての情報に基づいて、所定の間、かごが昇降していないか否かを判定する。所定の間、かごが昇降していないと監視装置が判定すると、監視装置は、住人と離れて暮らす家族等へ通報する。これにより、住人が動くことができなくなることにより、住人がホームエレベータ装置を使用することができなくなった場合に、住人の家族へ自動的に通報される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−208710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、利用者の心拍数等の生体情報を測定することができないので、住人が動けなくなる前に、住人の健康状態の異常を検出することができないという問題点があった。
【0005】
この発明は、利用者の生体情報を測定することができるエレベータ装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係るエレベータ装置は、利用者の生体情報を測定するエレベータ装置であって、かごまたは乗場に設けられた操作釦と、前記操作釦に設けられ、前記操作釦を操作する前記利用者の前記生体情報を測定する生体情報測定装置とを備えている。
【0007】
また、この発明に係るエレベータ装置を用いた生体情報測定方法は、かごまたは乗場に設けられた操作釦と、前記操作釦に設けられ、前記操作釦を操作する前記利用者の生体情報を測定する生体情報測定装置とを備えたエレベータ装置を用いた生体情報測定方法であって、前記利用者により前記操作釦が操作される操作工程と、前記生体情報測定装置により前記利用者の生体情報が測定される生体情報取得工程とを備えている。
【発明の効果】
【0008】
この発明に係るエレベータ装置によれば、かごまたは乗場に設けられた操作釦と、操作釦に設けられ、操作釦を操作する利用者の生体情報を測定する生体情報測定装置とを備えているので、利用者が操作釦を操作することにより、利用者の生体情報を測定することができる。
【0009】
また、この発明に係るエレベータ装置を用いた生体情報測定方法によれば、利用者により操作釦が操作される操作工程と、生体情報測定装置により利用者の生体情報が測定される生体情報取得工程を備えているので、利用者が操作釦を操作することにより、利用者の生体情報を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】この発明の実施の形態1に係るエレベータシステムを示す構成図である。
【図2】図1のかご操作盤を示す正面図である。
【図3】図1のスピーカ、表示装置、かご操作盤、体重測定装置および情報処理装置の接続関係を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエレベータシステムを示す構成図である。図において、エレベータシステムは、エレベータ装置1と、エレベータ装置1に接続された公衆回線2と、公衆回線2を介してエレベータ装置1と通信を行う情報センタ3と、エレベータ装置1に接続されたLAN回線4と、LAN回線4を介してエレベータ装置1と通信を行う端末装置5とを備えている。LAN回線4および端末装置5は、エレベータ装置1が設置されている建物の中に設けられている。情報センタ3および端末装置5は、エレベータ装置1から送られた情報を記憶するようになっている。
【0012】
エレベータ装置1は、昇降路11を昇降するかご12と、かご12の昇降を制御するエレベータ制御盤13と、かご12内に向かってアナウンスを行うスピーカ14と、かご12の内壁に設けられた表示装置15と、かご12内の利用者6に操作されるかご操作盤16と、かご12内の利用者6の体重を測定する体重測定装置17と、かご12の天井部分に載せられた情報処理装置(異常検出装置)18とを備えている。体重測定装置17は、かご12を支持しており、かご12全体の重量の変化から、かご12内の利用者6の体重を測定する。スピーカ14および表示装置15から、報知装置が構成されている。
【0013】
図2は図1のかご操作盤16を示す正面図である。かご操作盤16は、各階に対応した行先釦161と、かご戸(図示せず)を移動させてかご出入口(図示せず)を開くための開釦162と、かご戸(図示せず)を移動させてかご出入口(図示せず)を閉じるための閉釦(操作釦)163と、閉釦163を操作する利用者6(図1)の指紋情報を取得し、かつ、生体情報を測定する指紋生体情報入力装置164とを有している。
【0014】
行先釦161は、行先釦161が利用者6に操作されると、行先釦161が操作されたことを示す行先釦操作情報をエレベータ制御盤13(図1)に送信するようになっている。エレベータ制御盤13は、行先釦操作情報に基づいて、かご登録を行う。
【0015】
開釦162は、開釦162が利用者6に操作されると、開釦162が操作されたことを示す開釦操作情報をエレベータ制御盤13に送信するようになっている。エレベータ制御盤13は、開釦操作情報に基づいて、かご戸の移動を制御して、かご出入口を開く。
【0016】
閉釦163は、閉釦163が利用者6に操作されると、閉釦163が操作されたことを示す閉釦操作情報をエレベータ制御盤13に送信するようになっている。エレベータ制御盤13は、閉釦操作情報に基づいて、かご戸の移動を制御して、かご出入口を閉じる。
【0017】
指紋生体情報入力装置164は、利用者6の指紋情報を取得する指紋情報取得装置と、指紋情報取得装置による指紋情報の取得とほぼ同時に、利用者6の生体情報を測定する生体情報測定装置とから構成されている。指紋生体情報入力装置164は、利用者6が閉釦163を操作するときに、同時に利用者6に操作されるように配置されている。指紋生体情報入力装置164は、利用者6が閉釦163を操作することにより、閉釦163を操作する利用者6の指紋情報を取得し、かつ、生体情報を測定する。指紋生体情報入力装置164は、取得した指紋情報および測定した生体情報を情報処理装置18に送信するようになっている。生体情報には、心拍数情報、体温情報および血圧情報が含まれる。
【0018】
図3は図1のスピーカ14、表示装置15、かご操作盤16、体重測定装置17および情報処理装置18の接続関係を示すブロック図である。スピーカ14、表示装置15、かご操作盤16および体重測定装置17のそれぞれは、情報処理装置18に接続されている。
【0019】
体重測定装置17は、かご12内の利用者6(図1)についての体重測定結果を情報処理装置18に送信するようになっている。
【0020】
情報処理装置18は、かご操作盤16から指紋情報および生体情報を受信し、さらに、体重測定装置17から体重測定結果を受信する。情報処理装置18は、指紋情報、生体情報および体重測定結果のそれぞれを対応させながら、指紋情報、生体情報および体重測定結果を記憶する。
【0021】
情報処理装置18には、利用者6の指紋情報、身長、性別、生年月日が予め登録されている。情報処理装置18は、受信した指紋情報と登録されている指紋情報とを比較して、閉釦163を操作している利用者6(図1)を特定するようになっている。また、情報処理装置18には、受信した心拍数情報、体温情報および血圧情報のそれぞれと比較するための基準情報が記憶されている。情報処理装置18は、受信した心拍数情報、体温情報および血圧情報のそれぞれと基準情報とを比較して、利用者6の健康状態の異常を検出するようになっている。
【0022】
スピーカ14は、指紋情報により特定された利用者6についての過去に取得された生体情報および体重測定結果と新たに取得された生体情報および体重測定結果とをアナウンスする。また、スピーカ14は、情報処理装置18の検出結果に基づいて、利用者6の健康状態の異常の有無をアナウンスする。
【0023】
表示装置15は、指紋情報により特定された利用者6についての過去に取得された生体情報および体重測定結果と新たに取得された生体情報および体重測定結果とを表示する。また、表示装置15は、情報処理装置18の検出結果に基づいて、利用者6の健康状態の異常の有無を表示する。
【0024】
図1に示すように、情報処理装置18は、エレベータ制御盤13と接続されている。情報処理装置18は、指紋情報、生体情報、体重測定結果および利用者6の健康状態の異常の有無の情報をエレベータ制御盤13に送信するようになっている。
【0025】
エレベータ制御盤13は、指紋情報、生体情報、体重測定結果および利用者6の健康状態の異常の有無の情報を情報センタ3および端末装置5に送信するようになっている。
【0026】
次に、エレベータシステムの動作について説明する。まず、エレベータ装置1を利用する利用者6がかご12内に乗り込むと、体重測定装置17は、利用者6の体重を測定し(体重測定工程)、さらに、体重測定結果を情報処理装置18に送信する。
【0027】
その後、利用者6がかご操作盤16の行先釦161を操作すると、エレベータ制御盤13がかご登録を行う。また、利用者6により閉釦163が操作されると(操作工程)、エレベータ制御盤13の制御により、かご戸がかご出入口を閉じる。このとき、指紋生体情報入力装置164により、利用者6の指紋情報が取得され(指紋情報取得工程)、かつ、生体情報が測定される(生体情報取得工程)。その後、指紋生体情報入力装置164は、指紋情報および生体情報を情報処理装置18に送信する。
【0028】
その後、情報処理装置18は、受信した生体情報に基づいて、利用者6の健康状態の異常の有無を検出する(異常検出工程)。また、情報処理装置18は、受信した指紋情報に基づいて、利用者6を特定する。
【0029】
その後、スピーカ14は、指紋情報により特定された利用者6についての過去に測定された生体情報および体重測定結果と新たに測定された生体情報および体重測定結果とをアナウンスする。また、スピーカ14は、情報処理装置18の検出結果に基づいて、利用者6の健康状態の異常の有無をアナウンスする。
【0030】
このとき、表示装置15は、指紋情報により特定された利用者6についての過去に測定された生体情報および体重測定結果と新たに測定された生体情報および体重測定結果とを表示する。また、表示装置15は、情報処理装置18の検出結果に基づいて、利用者6の健康状態の異常の有無を表示する。
【0031】
情報処理装置18は、指紋情報、生体情報、体重測定結果および利用者6の健康状態の異常の有無の情報をエレベータ制御盤13に送信する。エレベータ制御盤13は、指紋情報、生体情報、体重測定結果および利用者6の健康状態の異常の有無の情報を情報センタ3および端末装置5に送信する。
【0032】
その後、情報センタ3からエレベータ装置1が設置されている建物に対して、リモート点検データとともに、各利用者6についての生体情報および体重測定結果が示された書面が利用者6ごとに分けて定期的に送付される。
【0033】
また、利用者6は、端末装置5を用いることにより、生体情報、体重測定結果および利用者6の健康状態の異常の有無をいつでも確認することができる。
【0034】
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るエレベータ装置1によれば、閉釦163と、閉釦163に設けられ、閉釦163を操作する利用者6の生体情報を測定する指紋生体情報入力装置164とを備えているので、利用者6が閉釦163を操作することにより、利用者6の生体情報を測定することができる。
【0035】
また、エレベータ装置1は、かご12に設けられ利用者6の生体情報をアナウンスするスピーカ14を備えているので、利用者6に対して、利用者6の生体情報を知らせることができる。
【0036】
また、エレベータ装置1は、閉釦163に設けられ閉釦163を操作する利用者6の指紋情報を取得する指紋生体情報入力装置164を備え、スピーカ14は、指紋情報により特定された利用者6についての過去に測定された生体情報および新たに測定された生体情報をアナウンスするので、利用者に対して、利用者6の生体情報の変化を知らせることができる。
【0037】
また、エレベータ装置1は、生体情報に基づいて、利用者6の健康状態の異常を検出する情報処理装置18と、情報処理装置18の検出結果に基づいて、利用者6の健康状態の異常の有無をアナウンスするスピーカ14とを備えているので、利用者6に対して、利用者6の健康状態の異常の有無を知らせることができる。
【0038】
また、エレベータ装置1は、かご12に設けられ生体情報を表示する表示装置15を備えているので、利用者6に対して、利用者6の生体情報を知らせることができる。
【0039】
また、エレベータ装置1は、閉釦163に設けられ閉釦163を操作する利用者6の指紋情報を取得する指紋生体情報入力装置164を備え、表示装置15は、指紋情報により特定された利用者6についての過去に測定された生体情報および新たに測定された生体情報を表示するので、利用者6に対して、利用者6の生体情報の変化を知らせることができる。
【0040】
また、エレベータ装置1は、生体情報に基づいて、利用者6の健康状態の異常を検出する情報処理装置18と、情報処理装置18の検出結果に基づいて、利用者6の健康状態の異常の有無を表示する表示装置15とを備えているので、利用者6に対して、利用者6の健康状態の異常の有無を知らせることができる。
【0041】
また、エレベータ装置1は、かご12に設けられ利用者6がかご6に乗ることにより利用者6の体重を測定する体重測定装置17と、かご12に設けられ体重測定装置17の体重測定結果を報知するスピーカ14とを備えているので、利用者6がかご12の乗ることにより、利用者6の体重を測定し、利用者6に対して、利用者6の体重を知らせることができる。
【0042】
また、エレベータ装置1は、かご12に設けられ利用者6がかご6に乗ることにより利用者6の体重を測定する体重測定装置17と、かご12に設けられ体重測定装置17の体重測定結果を報知する表示装置15とを備えているので、利用者6がかご12の乗ることにより、利用者6の体重を測定し、利用者6に対して、利用者6の体重を知らせることができる。
【0043】
また、この発明の実施の形態1に係るエレベータ装置1を用いた生体情報測定方法によれば、利用者6により閉釦163が操作される操作工程と、指紋生体情報入力装置164により利用者6の生体情報が測定される生体情報測定工程とを備えているので、利用者6が閉釦163を操作することにより、利用者6の生体情報を測定することができる
【0044】
なお、上記実施の形態1では、指紋生体情報入力装置164がかご操作盤16の閉釦163に設けられた構成について説明したが、指紋生体情報入力装置164が乗場操作盤の上釦や下釦に設けられる構成であってもよい。また、指紋生体情報入力装置164が、かご操作盤16の行先釦161や開釦162に設けられる構成であってもよい。
【0045】
また、上記実施の形態1では、生体情報には、心拍数情報、体温情報および血圧情報が含まれる構成について説明したが、これらに限らず、健康状態の異常の有無を判断するための指標となるその他の情報が生体情報に含まれる構成であってもよく、また、心拍数情報、体温情報および血圧情報のうちの何れか1つまたは2つが生体情報に含まれる構成であってもよい。
【0046】
また、上記実施の形態1では、スピーカ14および表示装置15がかご12に設けられたエレベータ装置1の構成について説明したが、スピーカ14および表示装置15が乗場に設けられたエレベータ装置1の構成であってもよい。この場合、指紋生体情報入力装置164は、乗場操作盤の上釦や下釦に設けられるのが望ましい。また、スピーカ14および表示装置15を備えないエレベータ装置1、つまり、報知装置を備えないエレベータ装置1であってもよく、また、スピーカ14および表示装置15の何れか一方のみを備えたエレベータ装置1であってもよい。
【0047】
また、上記実施の形態1では、利用者6の指紋情報を取得する指紋情報取得装置と、利用者6の生体情報を測定する生体情報測定装置とを備えたエレベータ装置1の構成について説明したが、指紋情報取得装置および生体情報測定装置のうちの、生体情報測定装置のみを備えたエレベータ装置1であってもよい。
【0048】
また、上記実施の形態1では、情報処理装置18を備えたエレベータ装置1について説明したが、情報処理装置18を備えないエレベータ装置1であってもよい。
【0049】
また、上記実施の形態1では、体重測定装置17を備えたエレベータ装置1の構成について説明したが、体重測定装置17を備えないエレベータ装置1であってもよい。
【0050】
また、上記実施の形態1では、エレベータ装置1から情報センタ3へ、指紋情報、生体情報、体重測定結果および利用者6の健康状態の異常の有無の情報が送信される構成について説明したが、エレベータ装置1から、エレベータ装置1が設置されている建物の住人と離れて暮らす家族等に対して、指紋情報、生体情報、体重測定結果および利用者6の健康状態の異常の有無の情報が送信される構成であってもよい。
【符号の説明】
【0051】
1 エレベータ装置、2 公衆回線、3 情報センタ、4 LAN回線、5 端末装置、6 利用者、11 昇降路、12 かご、13 エレベータ制御盤、14 スピーカ、15 表示装置、16 かご操作盤、17 体重測定装置、18 情報処理装置(異常検出装置)、161 行先釦、162 開釦、163 閉釦(操作釦)、164 指紋生体情報入力装置。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
利用者の生体情報を測定するエレベータ装置であって、
かごまたは乗場に設けられた操作釦と、
前記操作釦に設けられ、前記操作釦を操作する前記利用者の前記生体情報を測定する生体情報測定装置とを備えたことを特徴とするエレベータ装置。
【請求項2】
前記かごまたは前記乗場に設けられ、前記生体情報を報知する報知装置をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
【請求項3】
前記操作釦に設けられ、前記操作釦を操作する前記利用者の指紋情報を取得する指紋情報取得装置をさらに備え、
前記報知装置は、前記指紋情報により特定された前記利用者についての過去に測定された前記生体情報および新たに測定された前記生体情報を報知することを特徴とする請求項2に記載のエレベータ装置。
【請求項4】
前記生体情報に基づいて、前記利用者の健康状態の異常を検出する異常検出装置と、
前記異常検出装置の検出結果に基づいて、前記利用者の健康状態の異常の有無を報知する報知装置とをさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載のエレベータ装置。
【請求項5】
前記かごに設けられ、前記利用者が前記かごに乗ることにより前記利用者の体重を測定する体重測定装置と、
前記かごまたは前記乗場に設けられ、前記体重測定装置の体重測定結果を報知する報知装置とをさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載のエレベータ装置。
【請求項6】
かごまたは乗場に設けられた操作釦と、前記操作釦に設けられ、前記操作釦を操作する前記利用者の生体情報を測定する生体情報測定装置とを備えたエレベータ装置を用いた生体情報測定方法であって、
前記利用者により前記操作釦が操作される操作工程と、
前記生体情報測定装置により前記利用者の生体情報が測定される生体情報取得工程とを備えたことを特徴とするエレベータ装置を用いた生体情報測定方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−197140(P2012−197140A)
【公開日】平成24年10月18日(2012.10.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−62151(P2011−62151)
【出願日】平成23年3月22日(2011.3.22)
【出願人】(000236056)三菱電機ビルテクノサービス株式会社 (1,792)
【Fターム(参考)】