説明

オーディオ・アニメーション・システム

【課題】 良好な品質を与える音声アニメーションのシステムと方法を提供すること。
【解決手段】 本発明のオーディオ・アニメーション・システムは、(A)複数のフィギャーと、(B)オーディオ・プレーヤと、前記オーディオ・プレーヤは、前記複数のフィギャーに対応する複数のオーディオ・ソースを有し、前記複数のフィギャーに関連したオーディオ信号を再生し、(C)前記複数のオーディオ・ソースに対応する複数のスピーカ・ユニットとを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アニメーションの分野に関し、特にオーディオ・アニメーション・システムに関する。
【背景技術】
【0002】
用語「オーディオ・アニメーション」とは、ぬいぐるみに生命の幻想を吹き込む行為をいう。おしゃべり人形は、オーディオ・アニメーションの一例である。「おしゃべり人形」は、人間の音声を再生したりマネする「ぬいぐるみ或いはフィギャー」である。おしゃべり人形は、単独のフィギャーであるために、1つの人形により発生された音声と他の人形により発せられた音声との間の協働(相互作用)関係は、存在しない。
【0003】
音声アニメーションの他の一例は、人形によるショーである。これは、ディズニーランド或いは他の娯楽センターで一般に見られる。そこでは、複数のぬいぐるみがショーを展開する。この場合複数のフィギャー(人形)の間に協働関係が存在する。コンピュータが、サウンドトラック(音、音声)に合わせて人形の動きを制御する。演技をしているフィギャーと聴衆との間の距離は、近くはないため、又フィギャーは、舞台で喋っているフィギャーと他のフィギャーとの間を聴衆が識別できる限られた範囲の動きであるために、単一のサウンドで十分である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、従来の音声アニメーションよりも良好な品質を与える音声アニメーションのシステムと方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、本発明のオーディオ・アニメーション・システムは、
(A)複数のフィギャーと、
(B)オーディオ・プレーヤと、
前記オーディオ・プレーヤは、前記複数のフィギャーに対応する複数のオーディオ・ソースを有し、前記複数のフィギャーに関連したオーディオ信号を再生し、
(C)前記複数のオーディオ・ソースに対応する複数のスピーカ・ユニットと
を有する。
【0006】
前記スピーカ・ユニットは、前記スピーカ・ユニットに接続されるフィギャーに、他のフィギャーよりも近くに配置され、前記フィギャーをオーディオ信号に関連付ける。
【0007】
前記複数のフィギャーの内の少なくとも1個は、2次元フィギャーである。
前記複数のフィギャーの内の少なくとも1個は、3次元フィギャーである。
前記オーディオ・プレーヤは、コンピュータ、DVD、MP3プレイヤー、カセットプレイヤー、テレビ、携帯電話からなるグループから選択される。
【0008】
(D)前記オーディオ・ソースからのオーディオ信号を、遠隔地にあるスピーカ・ユニットに無線で送信する無線送信手段を更に有する。前記無線送信手段は、前記オーディオ・プレーヤに配置される無線送信ユニットと、前記スピーカ・ユニットに配置される無線受信ユニットとを有する。
本発明のシステムは、(E)ユーザーとの間の双方向手段を更に有する。このような双方向手段は、ボタン、スライダー、GUI等である。前記双方向手段は、音声認識手段を含む。前記双方向手段は、音声からテキストへの変換器を含む。
【0009】
前記複数のオーディオ・ソースは、ステレオ装置である。これは市販されているものを使用することができる。
【0010】
本発明の一実施例によれば、前記複数のオーディオ装置のコンテンツは、遠隔地にあるサーバーからネットワークを介して提供される。前記ネットワークは、電話網と、ケーブルテレビ網と、インターネットからなるグループから選択される。(F)提供すべきコンテンツを選択する選択手段を更に有する。前記選択手段は、SMSアナライザ、Webぺージから送信されたデータのアナライザを含む。前記複数のオーディオ・ソースのコンテンツは、メモリカード(例、SDCARD)により提供される。
本発明の他の態様によれば、本発明のオーディオ・アニメーション・システムのフィギャーを操作する装置は、ケースと前記フィギャー内に搭載される回路とを有する。 前記ケースは、
オーディオ・プレーヤのオーディオ出力が接続されるオーディオ入力と、
前記オーディオ入力を介して入力されたオーディオ信号を送信するRF送信機と
を有し、
前記回路は、
前記送信機により送信されたRF信号を受信するRF受信機と、
前記RF信号を増幅する増幅器と、
前記オーディオ信号を再生するスピーカ・ユニットと
を有する。
本発明の一実施例によれば、前記フィギャーは、前記フィギャーの器官を動かす手段を有する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の一実施例によるオーディオ・アニメーション・システムを表す図。
【図2】図1のオーディオ・アニメーション・システムの詳細図。
【図3】本発明の一実施例によるオーディオ・アニメーション・システムの電子構造を表すブロック図。
【図4】本発明の一実施例による「会話を行う」2つのフィギャアを表す図。
【図5a】図4のブーツ(右側の人形)内に埋め込まれた電子回路を表す図。
【図5b】図4のドーラ(左側の人形)内に埋め込まれた電子回路を表す図。
【図6】本発明の一実施例によるインターネットを介したオーディオ・アニメーション・システムを表す図。
【図7】本発明の一実施例によるTVネットワークを介したオーディオ・アニメーション・システムを表す図。
【図8】本発明の一実施例による携帯電話ネットワークを介したオーディオ・アニメーション・システムを表す図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本明細書において、用語「オーディオ・プレーヤ」とは、オーディオ信号を再生するシステムを意味する。用語「オーディオ増幅器」とは、オーディオ信号を増幅する電子システムを意味する。用語「スピーカ・ユニット」とは、音声信号を再生するスピーカのシステムを意味する。用語「スピーカ・ユニット」とは、バススピーカとトレブルスピーカとを含む。
【0013】
オーディオシステムは、オーディオ・プレーヤ(CDプレイヤー、カセットプレイヤー)と、オーディオ増幅器と、複数のスピーカ・ユニットとを含む。用語「オーディオ・ソース」と「オーディオ・チャネル」とは、同義で用いる。
【0014】
本発明の一実施例によれば、オーディオ・アニメーション・システムは、以下の装置を含む。
複数のオーディオ・ソースのオーディオ信号を同時に再生できるオーディオ・プレーヤと、
オーディオ・ソースに対応し、複数のオーディオ・ソースのオーディオ信号を増幅する複数のオーディオ増幅器と、
オーディオ・ソースに対応する複数のスピーカ・ユニットである。ここで、スピーカ・ユニットは、スピーカからのオーディオ信号が接続されるフィギャーの近傍に配置される。フィギャーは、3次元例えば人形、ぬいぐるみ、或いは2次元例えばフィギャーを表示するコンピュータ画面である。
【0015】
オーディオ・プレーヤとスピーカ・ユニットから送信された信号は、有線又は無線(無線信号、赤外線信号)で、送信される。
【0016】
図1、2に示すシステムにおいて、ユーザー例えば幼児が、レッスン(例、歌を歌うレッスン)に参加している。このレッスンの場合、歌を教える教師役のフィギャー18と、2人の生徒(即ちユーザー(幼児、図示せず)と熊の人形10)がいる。
【0017】
教師役のフィギャー18が人形10に歌を歌うようお願いし、その後ユーザー(幼児)に、教師役のフィギャー18が歌った歌を繰り返すようお願いする。ユーザー(幼児)は、教師役のフィギャー18とコンピュータのインターフェースを介して会話する。例えば、教師役のフィギャー18がユーザーに「今日は、「メリーさんの羊」の歌を練習しませんか?」と尋ねる。すると、2つのアニメートされたアイコンがディスプレイ16上に現れる。例えば、「肯定」を意味する首を縦に振るピエロと、「否定」を意味する首を横に振るピエロである。ユーザーは所望のアイコンを指す。このレッスンに、熊の人形10が存在することにより幼児はリラックスする。それは、人形そのものが幼児にフレンドリーなフィギャーだからである。
【0018】
技術的な観点からすると、制御ユニット4は、2個のオーディオ・チャネルを含むオーディオ・プレーヤである。一方のオーディオ・チャネルの出力はスピーカ6で再生される。スピーカ6は制御ユニット4に有線接続される。他のオーディオ・チャネルの出力はスピーカ28で再生される。このスピーカ28は制御ユニット4に無線接続される。
【0019】
スピーカ6は教師役のフィギャー18に接続される。その為、スピーカ6は教師役のフィギャー18の近傍に配置される。しかし図1においては、図を明瞭にする為に、スピーカ6はディスプレイ16の近傍には配置されていない。このディスプレイ16が教師役のフィギャー18を表示する。
【0020】
ステレオ・コード12のプラグ20は、オーディオ・プレーヤの左出力又は右出力に接続される。オーディオ・プレーヤは、図1では参照番号2で示す。オーディオ・プレーヤは、MP3プレイヤー(MPEG−1のオーディオレーヤー3)、カセットプレイヤー、DVDシステム等である。
【0021】
制御ユニット4は、2つのオーディオ・チャネルと、このオーディオ・チャネルの一方のオーディオ信号を送信する無線送信機とを有する。ユーザーは、オーディオ・チャネルの音量を、音量調節ノブ34,36で制御する。ステレオにするために、音量調節ノブ34と36は、それぞれ左と右と記号が付されている。ユーザーは、オーディオ・チャネルの音量を1個のノブ32で調節するのを、オーディオ・チャネル間の音量比を維持しながら行うこともできる。アンテナ8が左側のオーディオ・チャネルのオーディオ信号を送信する。ボタン38が、制御ユニット4の「入り切り」を行う。
【0022】
スピーカ・ユニットは、くま人形10の内部にあり、次のように動作する。アンテナ22が制御ユニット4から送信された信号30を受信する。アンテナ22を介して受信したオーディオ信号が無線受信器24に到達する。この受信したオーディオ信号を増幅器26が増幅しスピーカ28が再生する。要素無線受信器24,増幅器26,スピーカ28は、点線で示す。これにより、それ等は人形10の内部にあり、外からは見えないことを示す。
【0023】
図3において、このシステムにおいては、2個のオーディオ・チャネルを採用する。ステレオ装置において、一方は「左」、他方は「右」と表示される。しかしこれより多くのオーディオ・チャネルを採用することもできる。この為には、入力ソース例えばMP3プレイヤー(図示せず)を、オーディオ入力のジャック20に接続しなければならない。
【0024】
この実施例によれば、制御ユニット4は、ステレオ型のオーディオ・プレーヤであり、左側のオーディオ・チャネルは無線送信器46に接続される。この無線送信器46は、無線により出力オーディオ信号を対応する無線受信器24に送信し、スピーカ28で再生する。右側の入力信号はスピーカ6が再生する。このスピーカ6は制御ユニット4に有線接続される。
【0025】
左側のオーディオ・チャネルにおいては、入力ジャック20からの入力信号を増幅器50が増幅し、無線送信器46がアンテナ8を介して送信する。送信信号30を受信器24がアンテナ22を介して受信し、増幅器26がそれを増幅する。この増幅された信号は、スピーカ28が再生する。再生された信号の音量は、左側の音量ノブ36で調整される。
【0026】
右側のオーディオ・チャネルにおいては、入力ジャック20からの入力信号を増幅器48が増幅し、スピーカ8が再生する。スピーカ8は制御ユニットに有線接続される。再生された信号の音量は、右側の音量ノブ34で調整される。
【0027】
両方のスピーカの音量は、左側と右側の出力信号の音量比を維持しながら、メインの音量ノブ32で調整可能である。
【0028】
図3のシステムの重要な利点は、それ等はステレオ型のオーディオシステムを採用している点である。ステレオ型のオーディオシステムは、非常に一般的でその為更なる変更無く、2つのスピーカを有するオーディオ・アニメーション・システムで採用できる。更にステレオのオーディオシステムは、一般的であるため比較的安価である。
【0029】
しかし、ここに開示したステレオ型のシステムは、単なる一実施例で、それ以上の数のオーディオ・チャネルを有する他のシステムも本発明のオーディオ・アニメーション・システムに採用可能である。本発明の一実施例によれば、スピーカ6は制御ユニット4内に配置してもい。かくして同一のケースを、制御ユニット4用とスピーカ6用に用いることができる。
【0030】
図4に示す実施例において、ぬいぐるみは人形である。一方のぬいぐるみは「ドラ」であり他方のぬいぐるみは「ブーツ」である。「会話」は、例えば英語のレッスン或いはおしゃべり等である。
【0031】
図5aにおいて、MP3プレイヤーの左側のスピーカは、無線送信器46に接続される。この無線送信器46は、アンテナ8を介してオーディオ信号を送信する。このオーディオ信号は左側のスピーカ28により再生される。MP3プレイヤーの右側のスピーカ6は、ブーツの人形内に配置される。
【0032】
図5bにおいて、ブーツの無線送信器46により送信されたRF信号を、「ドラ」の無線受信器24が、アンテナ22を介して受信し、スピーカ28が再生する。
【0033】
図6−8に示す本発明のこれ等の実施例によれば、コンテンツ・サーバ52は、オーディオ・アニメーション・システムが再生或いは表示するコンテンツを提供する。コンテンツ・サーバ52は、デジタルデータとアナログ情報(オーディオ信号又はビデオ信号)を送信する。コンテンツ・サーバ52は、コンピュータ化されたシステムと回路とを含み、コンテンツをユーザーの制御ユニット4に送る。送信は、ネットワーク例えばデータネットワーク(インターネット)、電話ネットワーク(携帯電話ネットワーク)、或いはケーブルTVネットワークを介して行われる。
【0034】
図6は、コンテンツ・サーバ52が、ユーザーのパソコン(オーディオ・プレーヤ2)とインターネット54を介して通信する本発明のオーディオ・アニメーション・システムを示す。
【0035】
この実施例においては、制御ユニット4は、パソコン2内に組み込まれるか或いはパソコン2に付加される。中継器等が、スピーカとの接続、又は制御ユニットとの接続を切り替える。
【0036】
図7は、コンテンツ・サーバ52が、ユーザーのテレビ60とケーブルTVネットワーク58を介して通信する本発明のオーディオ・アニメーション・システムを示す。
この実施例においては、制御ユニット4は、テレビ60内に組み込まれるか或いはテレビ60に付加される。中継器等が、テレビとスピーカとの接続、又はテレビと制御ユニットとの接続を切り替える。
【0037】
図8は、コンテンツ・サーバ52が、ユーザーの携帯電話62と携帯電話網56を介して通信する本発明のオーディオ・アニメーション・システムを示す。
【0038】
この実施例においては、制御ユニット4は、携帯電話62内に組み込まれるか或いは携帯電話62に付加される。中継器等が、携帯電話62とスピーカとの接続、又は携帯電話62と制御ユニットとの接続を切り替える。
【0039】
現在の携帯電話は、オーディオ機能を有する。例えばヘッドフォン、スピーカ等に出力するステレオ装置に接続されたMP3プレイヤーを有する。
【0040】
本発明のオーディオ・アニメーション・システムに関して、携帯電話は、コンテンツ・サーバ52から制御ユニット4に送られたコンテンツを決定するのに用いられる。例えば、ユーザーは、SMSメッセージととWebページ等によるオーディオアニメートされたレッスンを選択することもできる。
【0041】
コンテンツ・サーバ52の使用は、本発明のオーディオ・アニメーション・システムを採用するコマーシャルモデルにも採用可能である。このシステムにおいては、例えばユーザーは、コンテンツ・サーバ52からユーザーの制御ユニットに送られた生放送或いはアップロードした情報に対し課金される。
【0042】
コンテンツ・サーバ52からオーディオ・アニメーション・システムのユーザーの制御ユニットに送信されたコンテンツは、生放送、ストリーミングメディア(プロバイダから提供され、エンドユーザーが連続的に受信し連続的に表示されるマルチメディア)、或いはダウンロードすべき情報として、送信される。
【0043】
本発明の一実施例によれば、ユーザーに対し再生されるオーディオ信号は、ユーザーにより提供される入力信号例えば双方向作用手段により、制御される。この双方向作用手段は、ユーザーインターフェイス、例えばマウス、キーボード、ディスプレイ、ボタン等を含む。
【0044】
本発明の一実施例によれば、双方向作用手段は、音声認識手段、或いは他の相互作用手段を含む。この音声認識手段は、幼児或いは他の人と対話する機能をシステムに与える。その為、このような人に対しインタラクティブな双方向の授業を実施するのに適したものとなる。このレッスンにおいては、生徒は、自分が尋ねた質問に対する答えを、制御ユニットにより再生或いは表示するコンテンツで、与える。
【0045】
システムがインターネットと接続されている場合には、音声認識手段は、インターネットブラウザ等と対話する手段として用いることができる。それにより、幼児は、ブラウザ、或いはWebサイトを運営するWebサーバと対話することができる。
【0046】
この本発明のシステムは、音声からテキストへの変換装置を含む。これによりユーザーに、ユーザーインターフェイスを介して、テキスト情報をタイプすることなく提供できる機能を与える。年輩のユーザーは、Webサイトと対話するテキストから音声への機能(サーチエンジン)を用いることが出来る。これは、サーチのキーワードをタイプすることなく行うことができる。
【0047】
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。用語「又は」に関して、例えば「A又はB」は、「Aのみ」、「Bのみ」ならず、「AとBの両方」を選択することも含む。特に記載のない限り、装置又は手段の数は、単数か複数かを問わない。
【符号の説明】
【0048】
2 オーディオ・プレーヤ
4 制御ユニット
6 スピーカ
8 アンテナ
10 人形
12 ステレオ・コード
14 ケーブル
16 ディスプレイ
18 教師役のフィギャー
20 ジャック
22 アンテナ
24 無線受信器
26 増幅器
28 スピーカ
30 無線送信信号
32 音量ノブ
34 音量調節ノブ
36 オーディオ・チャネル用ノブ
38 ボタン
40 ユーザ(幼児)
42 ボックス
44 システム
46 無線送信器
48,50 増幅器
52 コンテンツ・サーバ
54 インターネット
56 携帯電話網
57 基地局
58 ケーブルTVネットワーク
60 テレビ
62 携帯電話

図3
オーディオ入力
左側 右側
増幅器
左側音量調節ノブ 右側音量調節ノブ
送信器 音量ノブ ON/OFFボタン
アンテナ
アンテナ
受信器
増幅器 左側スピーカ 右側スピーカ
図4
フロ ブーツ シャロン ドーラ
図5a ブーツ
MP3プレーヤ 左 右 RF送信器 スピーカ アンテナ
図5b ドラ
アンテナ RF受信器 スピーカ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
オーディオ・アニメーション・システムにおいて、
(A)複数のフィギャーと、
(B)オーディオ・プレーヤと、
前記オーディオ・プレーヤは、前記複数のフィギャーに対応する複数のオーディオ・ソースを有し、前記複数のフィギャーに関連したオーディオ信号を再生し、
(C)前記複数のオーディオ・ソースに対応する複数のスピーカ・ユニットと
を有する
ことを特徴とするオーディオ・アニメーション・システム。
【請求項2】
前記スピーカ・ユニットは、前記スピーカ・ユニットに接続されるフィギャーに、他のフィギャーよりも近くに配置され、前記フィギャーをオーディオ信号に関連付ける
ことを特徴とする請求項1記載のオーディオ・アニメーション・システム。
【請求項3】
前記複数のフィギャーの内の少なくとも1個は、2次元フィギャーである
ことを特徴とする請求項1記載のオーディオ・アニメーション・システム。
【請求項4】
前記複数のフィギャーの内の少なくとも1個は、3次元フィギャーである
ことを特徴とする請求項1記載のオーディオ・アニメーション・システム。
【請求項5】
前記オーディオ・プレーヤは、コンピュータ、DVD、MP3プレイヤー、カセットプレイヤー、テレビ、携帯電話からなるグループから選択される
ことを特徴とする請求項1記載のオーディオ・アニメーション・システム。
【請求項6】
(D)前記オーディオ・ソースからのオーディオ信号を、遠隔地にあるスピーカ・ユニットに無線で送信する無線送信手段
を更に有する
ことを特徴とする請求項1記載のオーディオ・アニメーション・システム。
【請求項7】
前記無線送信手段は、前記オーディオ・プレーヤに配置される無線送信ユニットと、前記スピーカ・ユニットに配置される無線受信ユニットとを有する
ことを特徴とする請求項6記載のオーディオ・アニメーション・システム。
【請求項8】
(E)ユーザーとの間の双方向手段
を更に有する
ことを特徴とする請求項1記載のオーディオ・アニメーション・システム。
【請求項9】
前記双方向手段は、音声認識手段を含む
ことを特徴とする請求項8記載のオーディオ・アニメーション・システム。
【請求項10】
前記双方向手段は、音声からテキストへの変換器を含む
ことを特徴とする請求項8記載のオーディオ・アニメーション・システム。
【請求項11】
前記複数のオーディオ・ソースは、ステレオ装置である
ことを特徴とする請求項1記載のオーディオ・アニメーション・システム。
【請求項12】
前記複数のオーディオ装置のコンテンツは、遠隔地にあるサーバーからネットワークを介して提供される
ことを特徴とする請求項1記載のオーディオ・アニメーション・システム。
【請求項13】
前記ネットワークは、電話網と、ケーブルテレビ網と、インターネットからなるグループから選択される
ことを特徴とする請求項12記載のオーディオ・アニメーション・システム。
【請求項14】
(F)提供すべきコンテンツを選択する選択手段
を更に有する
ことを特徴とする請求項13記載のオーディオ・アニメーション・システム。
【請求項15】
前記選択手段は、SMSアナライザ、Webぺージから送信されたデータのアナライザを含む
ことを特徴とする請求項14記載のオーディオ・アニメーション・システム。
【請求項16】
前記複数のオーディオ・ソースのコンテンツは、メモリカードにより提供される
ことを特徴とする請求項1記載のオーディオ・アニメーション・システム。
【請求項17】
オーディオ・アニメーション・システムのフィギャーを操作する装置において、
前記装置は、ケースと、前記フィギャー内に搭載される回路とを有し、
前記ケースは、
オーディオ・プレーヤのオーディオ出力が接続されるオーディオ入力と、
前記オーディオ入力を介して入力されたオーディオ信号を送信するRF送信機と
を有し、
前記回路は、
前記送信機により送信されたRF信号を受信するRF受信機と、
前記RF信号を増幅する増幅器と、
前記オーディオ信号を再生するスピーカ・ユニットと
を有する
ことを特徴とするオーディオ・アニメーション・システムのフィギャーを操作する装置。
【請求項18】
前記フィギャーは、前記フィギャーの器官を動かす手段を有する
ことを特徴とする請求項17記載の装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5a】
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【図5b】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2010−530696(P2010−530696A)
【公表日】平成22年9月9日(2010.9.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−512837(P2010−512837)
【出願日】平成20年5月26日(2008.5.26)
【国際出願番号】PCT/IL2008/000707
【国際公開番号】WO2008/155753
【国際公開日】平成20年12月24日(2008.12.24)
【出願人】(509341422)イー.エヌ.ティー.ティー.エルティーディー (1)
【Fターム(参考)】