説明

カキむき用刃物

【課題】 湾曲した刃体を柄の中心から左側寄りに斜めに装着したカキむき用刃物を提供する。
【解決手段】 湾曲した刃体の上部3,5cmくらいに切ったビニールホースを装着し、刃体を斜め30〜35度の角度で柄の中心から左側に寄せて差込固定したことを特徴としたカキむき用刃物。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は湾曲した刃体を斜めに柄の中心から数センチずらして装着したカキむき用刃物に関するものである。
【技術背景】
【0002】
従来刃板が平らで柄の中心に刃体を装着した、T字型カキナイフという刃物はあった。
【発明の開示】
【0003】
そのためにT字型カキナイフは次のような欠点があった。
(イ)柄の中心に刃体が装着されているために握り具合が悪かった。
(ロ)刃体が湾曲せずに平らなために貝柱をきれいに切ることができなかった。
(ハ)刃体が柄と平行に装着されているために狙いが定めにくいという大きな欠点があった。
本発明は以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
湾曲した刃体を30〜35度くらいの角度でねじって柄の中心から左側に寄せ3,5cmくらいに切ったビニールホースを装着して刃体を柄に差込固定したカキむき用刃物である。
【発明の効果】
【0005】
柄の握りが良く、貝柱がきれいに切れカキ殻に差込時狙いが定めやすくなり、作業能率が大幅に向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下本発明の形態について説明する。
(イ)柄(1)の中心から左寄りにビニールホース(2)を装着した刃体(3)を斜めに差込固定する。
本発明は以上のような構成でこれを使用するときは、柄(1)を握り刃先(4)をカキ殻の隙間に差込、カキ殻の底をなでるように貝柱を切除する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図
【図2】従来のT字型カキナイフの平面図
【符号の説明】
【0008】
1 柄
2 ビニールホース
3 刃体
4 刃先

【特許請求の範囲】
【請求項1】
湾曲した刃体の上部に3,5cmくらいに切ったビニールホースを装着し、刃体を斜め30〜35度の角度で柄の中心から2cmくらい左側に寄せて差込固定したことを特徴としたカキむき用刃物。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2009−82661(P2009−82661A)
【公開日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−279592(P2007−279592)
【出願日】平成19年10月1日(2007.10.1)
【出願人】(592047674)
【Fターム(参考)】