説明

ガス炊飯器

【課題】バーナを組み付けた下ケース上に炊飯釜1を上方から挿入した状態で支持する上ケース3が載置されるガス炊飯器であって、上ケースを径方向の隙間を存して囲う筒状の外カバー4を備えるものにおいて、上ケースのみならず下ケースの上部外周面に手が触れることを外カバーで防止でき、且つ、外カバーを高剛性のものにせずに済むようにする。
【解決手段】外カバー4を、その下端が上ケース3の下端よりも下方に位置する状態から上ケース3の下端以上の高さに位置する状態になるように、上ケース3に上下方向に遊動自在に取付ける。具体的には、外カバー4を上ケース3に取付ける取付ねじ43用の挿通挿通孔42を、取付ねじ43が上下方向の遊びを持って挿通されるように形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、炊飯釜を上方から挿入した状態で支持する上ケースがバーナを組み付けた下ケース上に載置され、バーナの燃焼ガスが上ケースと炊飯釜との間の隙間を介して上ケースの上端から外部に排気されるようにしたガス炊飯器に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の炊飯器では、上ケースが炊飯釜との間に流れる燃焼ガスにより加熱されて、上ケースの外周面がかなり高温になる。そこで、従来、特許文献1により、上ケースを径方向の隙間を存して囲う筒状の外カバーを設けたものが知られている。これによれば、高温の上ケースの外周面に手が触れることを防止でき、更に、上ケースと外カバーとの間の隙間に流れる空気により外カバーが冷却されて、外カバーに手が触れても安全である。
【0003】
ところで、炊飯時、下ケースの上部はこれに組み付けたバーナからの熱でかなり高温になる。然し、上記従来例のものでは、外カバーを、その下端が上ケースの下端と同等高さになるように上ケースに固定しており、そのため、下ケースの上部外周面に手が触れることを外カバーで防止することはできない。
【0004】
この場合、外カバーの下端を上ケースの下端よりも下方に位置させて、下ケースの上部外周面に手が触れることを外カバーで防止することも考えられるが、これでは以下の不具合を生ずる。即ち、炊飯完了後、炊飯釜を収納したまま上ケースを下ケースから配膳台等のテーブルに置き換えたときに、上ケースの下端よりも下方に位置する外カバーの下端がテーブルに着座し、炊飯釜を含む重量を外カバーで支えざるを得なくなる。ここで、炊飯時は、上ケースの下端が下ケースの上面に着座して、炊飯釜を含む重量を上ケースで支える必要があるため、上ケースは元々高剛性のものに構成されるが、テーブルに置き換えたときに外カバーで重量を支えられるように、外カバーまでも高剛性のものにしたのでは、重量が増すと共にコストアップを招く。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許第2955821号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、以上の点に鑑み、上ケースのみならず下ケースの上部外周面に手が触れることを外カバーで防止でき、且つ、外カバーを高剛性のものにせずに済むようにした軽量安価なガス炊飯器を提供することをその課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は、炊飯釜を上方から挿入した状態で支持する上ケースがバーナを組み付けた下ケース上に載置され、バーナの燃焼ガスが上ケースと炊飯釜との間の隙間を介して上ケースの上端から外部に排気されるようにしたガス炊飯器であって、上ケースを径方向の隙間を存して囲う筒状の外カバーを備えるものにおいて、外カバーは、上ケースに上下方向に遊動自在に取付けられ、外カバーの下降位置では、外カバーの下端が上ケースの下端よりも下方に位置し、外カバーの上昇位置では、外カバーの下端が上ケースの下端以上の高さに位置することを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、上ケースを下ケース上に載置して炊飯する際は、外カバーが自重で下降位置まで下がり、上ケースの下端よりも下方に突出する外カバーの下端部により下ケースの上部外周面が囲われる。従って、炊飯時には、上ケースのみならず下ケースの上部外周面に手が触れることを外カバーにより防止できる。また、上ケースを下ケースからテーブルに置き換えたときは、外カバーの下端がテーブルに当接したところで外カバーが下降位置から押し上げられ、上ケースの下端がテーブルに着座して、炊飯釜を含む重量が上ケースで支えられるようになる。従って、外カバーを高剛性のものにせずに済み、軽量化とコストダウンとを図ることができる。
【0009】
また、本発明においては、上ケースの上部に、外カバーよりも径方向外方に突出する把手が固定され、外カバーの上端部に、把手を受け入れる凹欠部が形成され、把手に、凹欠部に隣接する外カバーの部分の径方向内方に対向する張出し部が設けられ、この張出し部と外カバーの前記部分との一方にねじ孔が形成され、他方に、ねじ孔に螺合する取付ねじが上下方向の遊びを持って挿通される挿通孔が形成されることが望ましい。
【0010】
これによれば、取付ねじを外すことで、上ケースと外カバーを簡単に分離することができる。そして、上ケースと外カバーを分離させた状態で両者の清掃を行うことができ、メンテナンス性が向上する。更に、上ケースへの外カバーの取付けに際し、把手が凹欠部に嵌るように外カバーを組み付けるだけで、凹欠部に隣接する外カバーの部分に形成した挿通孔又はねじ孔が把手の張出し部に形成したねじ孔又は挿通孔に対向するように、外カバーを上ケースに対し周方向に容易に位置決めでき、外カバーの取付け作業性も向上する。尚、挿通孔を、取付ねじが上下方向の遊びを持って挿通されるように形成することで、外カバーは上ケースに対しこの遊び分だけ上下方向に遊動自在となる。
【0011】
ところで、上ケースと外カバーとの間の隙間に上方から誤って指を深く差しこんでしまうと、指関節の引っ掛かりで指が抜けずらくなってしまうことがある。また、炊飯時には、上ケースの上部が下部よりも高温になる。そして、上ケースの上部からの輻射熱で外カバーの上部が加熱されてしまう。
【0012】
そのため、本発明においては、上ケースの上部外周に、上ケースの上部と外カバーとの間の隙間を径方向に二分する環状の仕切板が固定されることが望ましい。これによれば、上ケースと外カバーとの間の隙間に上方から指を差し込もうとしても、仕切板が障害物となって、指が深く差し込まれることを防止でき、安全である。また、上部ケースの上部からの輻射熱が仕切板で反射されて、外カバーの上部の加熱を抑制することができる。更に、輻射熱が仕切板で反射されることから、輻射熱の外部への放散による加熱ロスを低減することもできる。
【0013】
また、上ケースの上部に上記の如く把手を固定すると共に、上記仕切板を固定する場合には、仕切板の外周面に把手を設けることが望ましい。これによれば、把手の加熱を仕切板によって抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施形態のガス炊飯器の斜視図。
【図2】図1のII−II線で切断した断面図。
【図3】実施形態のガス炊飯器の上ケースと外カバーの分離状態の斜視図。
【図4】図2のIV−IV線で切断した拡大断面図。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1、図2を参照して、本発明の実施形態のガス炊飯器は、炊飯釜1と、下ケース2と、下ケース2上に載置される、炊飯釜1を上方から挿入自在な上ケース3と、上ケース3を径方向の隙間を存して囲う外カバー4とを備えている。
【0016】
炊飯釜1は、上端部に径方向に張り出すフランジ部11を有している。また、炊飯釜1の外周面の上下方向中間部からフランジ部11の下面に亘り周方向の間隔を存して複数のリブ12が突設されている。そして、炊飯釜1を上ケース3に上方から挿入したとき、フランジ部11の下面のリブ12が上ケース3の上端に着座し、炊飯釜1が上ケース3にリブ12の突出高さ分の隙間を存した状態で支持されるようにしている。また、フランジ部11の上面には、上下2重構造の蓋13が載置される。
【0017】
下ケース2の上面には、下ケース2の周壁部上端に外嵌する外周の筒状嵌合部21aを有する環状の汁受け皿21が装着されており、この汁受け皿21の内周の開口を通して上方に突出する環状のバーナ22が下ケース2に組み付けられている。また、下ケース2には、点火レバー23が設けられており、点火レバー23を押し下げることでバーナ22に点火される。下ケース2には、更に、バーナ22の内周空間を通して炊飯釜1の底面に当接する感熱ヘッド24が組み付けられており、炊飯釜1の温度が所定の炊上がり温度に達したときに、感熱ヘッド24の働きでバーナ22が消火されるようにしている。
【0018】
上ケース3は、下方に向けて縮径する筒状であって、下端に形成した径方向内方に屈曲するフランジ部31において下ケース2の汁受け皿21の上面外周部に着座する。そして、バーナ22の燃焼ガスが上ケース3と炊飯釜1との間の隙間を介して上ケース3の上端から外部に排気されるようにしている。尚、上ケース3は、炊飯釜1の重量を支えられるように、絞り成形品から成る高剛性のものとしている。
【0019】
また、図3を参照して、上ケース3の上部外周には、上ケース3の上部と外カバー4との間の隙間を径方向に二分する環状の仕切り板32が固定されている。また、仕切り板32の外周面の周方向に180°離れた2箇所には、外カバー4よりも径方向外方に突出する把手33が設けられている。
【0020】
図4を参照して、把手33は、樹脂製の把手本体331と、把手本体331の径方向内方に設けられた板金製の裏板332とで構成される。把手本体331には、径方向内方に突出する一対のボス部333が形成されている。また、仕切板32の把手33の設置個所の内周側にコ字状の固定金具34を設けている。ボス部333の径方向内端部は小径の段付き形状に形成されており、この内端部を裏板332と仕切板32に形成した透孔を通して固定金具34に当接させることにより、ボス部333の段部と固定金具34との間に裏板332と仕切板32とを挟み込んでいる。そして、固定金具34の内周側からボス部333にねじ341を螺入して、固定金具34に把手33及び仕切板32を固定し、その後、固定金具34を上ケース3の上部にねじ342で固定している。これにより、仕切板32と把手33とが固定金具34を介して上ケース3の上部に固定されることになる。
【0021】
また、仕切板32の外周面の周方向複数個所には、スペーサ金具35が固定されている。スペーサ金具35は、径方向外方に突出する凸部351と、仕切板32に形成したスリットを通して径方向内方にのびる周方向両側の舌片部352とを有している。そして、凸部351によって仕切板32と外カバー4との間の隙間が一定幅に維持され、舌片部352によって仕切板32と上ケース3との間の隙間が一定幅に維持されるようにしている。更に、上ケース3と外カバー4との下部間の隙間が一定幅に維持されるように、上ケース3の下部外周面に、径方向外方に突出するスペーサ片36が放射状に複数固定されている。
【0022】
外カバー4は、板金をロール加工してその両端を結合した円筒状に形成されている。外カバー4の上端の周方向2箇所には、各把手33を受け入れる凹欠部41が形成されている。また、把手33の裏板332に、凹欠部41の周方向両側に隣接する外カバー4の部分の径方向内方に対向する周方向両側の張出し部334を設けて、各張出し部334にねじ孔335を形成している。更に、外カバー4の上記部分に挿通孔42を形成している。そして、挿通孔42を通してねじ孔335に螺合する化粧ねじから成る取付ねじ43により、外カバー4が上ケース3に取付けられるようにしている。
【0023】
このように外カバー4を設ければ、炊飯時に高温になる上ケース3の外周面に手が触れることを防止でき、更に、上ケース3と外カバー4との間の隙間に流れる空気により外カバー4が冷却されて、外カバー4に手が触れても安全である。但し、炊飯時には、汁受け皿21がバーナ22の火炎からの輻射熱で熱せられ、下ケース2の上部外周面に露出する汁受け皿21の外周の筒状嵌合部21aが高温になる。そのため、外カバー4の下端を上ケース3の下端よりも下方に位置させて、下ケース2の上部外周面を外カバー4の下端部で囲い、嵌合部21aに手が触れることを防止することが望まれる。
【0024】
ここで、外カバー4の下端を上ケース3の下端よりも下方に位置させた状態で外カバー4が上ケース3に固定されていると、炊飯完了後、炊飯釜1を収納したまま上ケース3を下ケース2から配膳台等のテーブルに置き換えたときに、外カバー4の下端がテーブルに着座し、炊飯釜を含む重量を外カバー4で支えざるを得なくなる。そのため、外カバー4に各種補強部材を取付けたり、外カバー4を厚肉にして、外カバー4の剛性を高くすることが必要になり、重量が増すと共にコストアップを招く。
【0025】
そこで、本実施形態では、上記挿通孔42を、取付ねじ43が上下方向の遊びを持って挿通されるように、図3に示す如く上下方向に長手の長孔に形成している。そのため、外カバー4が上ケース3に対し上記遊びに等しい所定ストロークだけ上下方向に遊動自在となる。この所定ストロークは、外カバー4の下降位置でその下端が上ケース3の下端よりも下方に位置し、外カバー4の上昇位置でその下端が上ケース3の下端以上の高さに位置するように設定される。尚、下降位置は、外カバー4の下端が汁受け皿21の筒状嵌合部21aの下端以下の高さに位置にするように設定することが望ましい。
【0026】
本実施形態によれば、上ケース3を下ケース2上に載置して炊飯する際は、外カバー4が自重で下降位置に下がり、上ケース3の下端よりも下方に突出する外カバー4の下端部により下ケース2の上部外周面が囲われる。従って、炊飯時には、上ケース3のみならず下ケース2の上部外周面に手が触れることを外カバーにより防止でき、安全性が向上する。また、上ケース3を下ケース2からテーブルに置き換えたときは、外カバー4の下端がテーブルに当接したところで外カバー4が下降位置から押し上げられ、上ケース3の下端のフランジ部31がテーブルに着座して、炊飯釜1を含む重量が上ケース3で支えられるようになる。従って、外カバー4を高剛性のものにせずに済み、軽量化とコストダウンとを図ることができる。
【0027】
また、取付ねじ43を外すことで、上ケース3と外カバー4を簡単に分離することができる。そして、上ケース3と外カバー4を分離させた状態で両者の清掃を行うことができ、メンテナンス性が向上する。ここで、本実施形態の如く取付ねじ43として化粧ねじを用いれば、工具を使用せずに取付ねじ43を脱着でき便利である。尚、取付ねじ43として蝶ねじを用いてもよい。
【0028】
更に、上ケース3への外カバー4の取付けに際し、把手33が凹欠部41に嵌るように外カバー4を組み付けるだけで、凹欠部41に隣接する外カバー4の部分に形成した挿通孔42が把手33の張出し部334に形成したねじ孔335に対向するように、外カバー4を上ケース3に対し周方向に容易に位置決めできる。即ち、把手33と凹欠部41とが外カバー4の周方向位置決めガイドとして機能し、外カバー4の取付け作業性が向上する。
【0029】
尚、把手33から離れた仕切板32の部分或いは上ケース3の部分にねじ孔を形成し、このねじ孔に対向する外カバー4の部分に取付ねじ43用の挿通孔を形成することも考えられる。但し、これでは、把手33の取付け位置のずれで、把手33が凹欠部41に嵌るように外カバー4を組み付けても、ねじ孔に挿通孔が正対せず、取付ねじ43による外カバー4の取付けができなくなることがある。一方、本実施形態の如く把手33の張出し部334にねじ孔335を形成し、張出し部334に対向する外カバー4の部分(凹欠部41に隣接する外カバー4の部分)に挿通孔42を形成しておけば、把手33の取付け位置がずれても、把手33が凹欠部41に嵌るように外カバー4を組み付けることで、ねじ孔335に挿通孔42が正対する。従って、外カバー4を確実に取付けることができ有利である。
【0030】
ところで、上ケース3と外カバー4との間の隙間に上方から誤って指を深く差しこんでしまうと、指関節の引っ掛かりで指が抜けずらくなってしまうことがある。また、炊飯時には、上ケース3の上部が下部よりも高温になる。そして、上ケース3の上部からの輻射熱で外カバー4の上部が加熱されてしまう。
【0031】
然し、本実施形態では、上ケース3と外カバー4との間の隙間に上方から指を差し込もうとしても、上ケース3の上部外周に固定した仕切板32が障害物となって、指が深く差し込まれることを防止でき、安全である。また、上ケース3の上部からの輻射熱が仕切板32で反射されて、外カバー4の上部の加熱を抑制することができると共に、輻射熱が仕切板32で反射されることから、輻射熱の外部への放散による加熱ロスを低減することもできる。更に、本実施形態では、仕切板32の外周面に把手33を設けるため、把手33の加熱を仕切板32によって抑制することができる。
【0032】
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、凹欠部41に隣接する外カバー4の部分に挿通孔42に代えてねじ孔を形成すると共に、把手33の張出し部334にねじ孔335に代えて上下方向に長手の挿通孔を形成し、ねじ孔に螺入する取付ねじの先端部を挿通孔に挿入して、外カバー4を上ケース3に対し上下方向に遊動自在に取付けることも可能である。
【0033】
また、上記実施形態では、把手33を把手本体331と裏板332とから成る2部材構成のものとしているが、凹欠部41に隣接する外カバー4の部分の径方向内方に対向する張出し部を把手本体に一体成形して裏板を省略することも可能である。
【符号の説明】
【0034】
1…炊飯釜、2…下ケース、22…バーナ、3…上ケース、32…仕切板、33…把手、334…張出し部、335…ねじ孔、4…外カバー、41…凹欠部、42…挿通孔、43…取付ねじ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
炊飯釜を上方から挿入した状態で支持する上ケースがバーナを組み付けた下ケース上に載置され、バーナの燃焼ガスが上ケースと炊飯釜との間の隙間を介して上ケースの上端から外部に排気されるようにしたガス炊飯器であって、上ケースを径方向の隙間を存して囲う筒状の外カバーを備えるものにおいて、
外カバーは、上ケースに対し上下方向に遊動自在に取付けられ、外カバーの下降位置では、外カバーの下端が上ケースの下端よりも下方に位置し、外カバーの上昇位置では、外カバーの下端が上ケースの下端以上の高さに位置することを特徴とするガス炊飯器。
【請求項2】
前記上ケースの上部に、前記外カバーよりも径方向外方に突出する把手が固定され、外カバーの上端部に、把手を受け入れる凹欠部が形成され、把手に、凹欠部に隣接する外カバーの部分の径方向内方に対向する張出し部が設けられ、この張出し部と外カバーの前記部分との一方にねじ孔が形成され、他方に、ねじ孔に螺合する取付ねじが上下方向の遊びを持って挿通される挿通孔が形成されることを特徴とする請求項1記載のガス炊飯器。
【請求項3】
前記上ケースの上部外周に、上ケースの上部と前記外カバーとの間の隙間を径方向に二分する環状の仕切板が固定されることを特徴とする請求項1記載のガス炊飯器。
【請求項4】
前記上ケースの上部外周に、上ケースの上部と前記外カバーとの間の隙間を径方向に二分する環状の仕切板が固定され、この仕切板の外周面に前記把手が設けられることを特徴とする請求項2記載のガス炊飯器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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