説明

ガン化学療法薬として有用な1,3−チアゾール−5−カルボキシアミド

【化1】


発明は式(I)の新規な1,3−チアゾール−5−カルボキシアミド化合物、そのような化合物を含有する製薬学的組成物ならびにガン化学療法薬としてのそれらの化合物又は組成物の使用に関する。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)
【化1】

[式中、
Arは
【化2】

より成る群から選ばれ;
XはCH又はNであり;

H、
ハロゲン、
【化3】

より成る群から選ばれ;
ここで
1−2
H、
(C−C)アルキル、
[ここで該(C−C)アルキルは
ヒドロキシ、
(C−C)アルキルアミノ、
(C−C)アシルオキシ、
(C−C)アルコキシ及び
0、1もしくは2個の(C−C)アルコキシ基で置換された(C−C
アルコキシ
から独立して選ばれる0、1もしくは2個の基で置換されていることができる]
5−もしくは6−員ヘテロアリール
ならびに
(C−C)アルキル、ハロ、ニトロ、(C−C)アルコキシ及びシアノよ
り成る群から独立して選ばれる0、1もしくは2個の基で置換されたフェニル
より成る群から選ばれ、
且つ
ここで該(C−C)アルキルは独立して、場合によりペルフルオロレベルまでF
で置換されていることができ;
1−3はH又は(C−C)アルキルであり;
1−4、R1−5及びR1−6
H、
インダン−5−イル、
(C−C)アルキル、ハロ、ニトロ、(C−C)アルコキシ及びシアノよ
り成る群から独立して選ばれる0、1もしくは2個の基で置換されたフェニル、
シアノ、
ハロ、
ニトロ、
(C−C)アルキル、
[ここでで該(C−C)アルキルは場合により
(C−C)アルキルアミノ、
(C−C)アシルオキシ、
から選ばれる0、1もしくは2個の基で置換されていることができる]
(C−C)アルコキシ
及び
0、1もしくは2個までの(C−C)アルコキシ基で置換された(C−C )アルコキシ
より成る群から選ばれる0、1もしくは2個の基で置換された5−もしくは6−員
ヘテロアリール、
(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、シアノ及びハロから選ばれ
る0、1もしくは2個の基で置換された(C−C)シクロアルキル
及び
(C−C)アルキル
より成る群から選ばれ、
ここで該(C−C)アルキルは独立して
NH
(C−C)アルコキシ、
独立して0、1、2もしくは3個の(C−C)アルコキシ及びOH基で置換
されており、且つ
独立して場合によりペルフルオロレベルまでのフッ素で置換されていることがで
きる(C−C)アルコキシ、
カルボキシル、
(C−C)アルコキシカルボニル、
(C−C)アルキルアミノ、
アミノカルボニル、
(C−C)アルキルスルホニル、
(C−C)アルキル、ハロ、ニトロ、(C−C)アルコキシ及びシアノ
より成る群から独立して選ばれる0、1もしくは2個の基で置換されたフェニル 、
独立して(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、シアノ、ハロ及
びニトロより成る群から選ばれる0、1、2もしくは3個の基で置換された5−
もしくは6−員ヘテロアリール、
及び
独立して(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、シアノ及びハロ
より成る群から選ばれる0、1、2もしくは3個の基で置換されたヘテロシクリ

より成る群から選ばれる0もしくは1個の基で置換されており、
且つ
ここで該(C−C)アルキルは独立して0、1もしくは2個のOH又はハロ基
で置換されており、
且つ
ここで該(C−C)アルキルは独立して、場合によりペルフルオロレベルまで
Fで置換されていることができ;
そして
1−3とR1−4、R1−3とR1−5及びR1−3とR1−6は、同じ窒素原子に結合している場合、それらが結合しているN原子と一緒になって、場合によりN上において(C−C)アルキルで置換されていることができるピロリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル及びピペリジニルから選ばれる5−もしくは6−員飽和複素環式環を形成することができ、
1−7は独立して
(C−C)アルキル
より成る群から選ばれ、
ここで該(C−C)アルキルは
(C−C)アルキルアミノ、
(C−C)アシルオキシ、
(C−C)アルコキシ
及び
0、1もしくは2個の(C−C)アルコキシ基で置換された(C−C
アルコキシ
より成る群から選ばれる0、1もしくは2個の基で置換されている]
の化合物又はその製薬学的に許容され得る塩。
【請求項2】
Arが
【化4】

より成る群から選ばれ;
XがCHであり;

【化5】

より成る群から選ばれ、
ここで
1−3はH又は(C−C)アルキルであり、
1−5及びR1−6
H、
インダン−5−イル、
(C−C)アルキル、ハロ、ニトロ、(C−C)アルコキシ及びシアノより
成る群から独立して選ばれる0、1もしくは2個の基で置換されたフェニル、
シアノ、
ハロ、
ニトロ、
(C−C)アルキル、
[ここでで該(C−C)アルキルは場合により
(C−C)アルキルアミノ、
(C−C)アシルオキシ、
から選ばれる0、1もしくは2個の基で置換されていることができる]
(C−C)アルコキシ
及び
0、1もしくは2個までの(C−C)アルコキシ基で置換された(C−C
)アルコキシ
より成る群から選ばれる0、1もしくは2個の基で置換された5−もしくは6−員ヘ
テロアリール、
(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、シアノ及びハロより成る群か
ら選ばれる0、1もしくは2個の基で置換された(C−C)シクロアルキル
及び
(C−C)アルキル
より成る群から選ばれ、
ここで該(C−C)アルキルは独立して
NH
(C−C)アルコキシ、
独立して0、1、2もしくは3個の(C−C)アルコキシ及びOH基で置換さ
れており、且つ
独立して場合によりペルフルオロレベルまでのフッ素で置換されていることができ
る(C−C)アルコキシ、
カルボキシル、
(C−C)アルコキシカルボニル、
(C−C)アルキルアミノ、
アミノカルボニル、
(C−C)アルキルスルホニル、
(C−C)アルキル、ハロ、ニトロ、(C−C)アルコキシ及びシアノよ
り成る群から独立して選ばれる0、1もしくは2個の基で置換されたフェニル、
独立して(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、シアノ、ハロ及び
ニトロより成る群から選ばれる0、1、2もしくは3個の基で置換された5−もし
くは6−員ヘテロアリール、
及び
独立して(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、シアノ及びハロよ
り成る群から選ばれる0、1、2もしくは3個の基で置換されたヘテロシクリル
より成る群から選ばれる0もしくは1個の基で置換されており、
且つ
ここで該(C−C)アルキルは独立して0、1もしくは2個のOH又はハロ基で
置換されており、
且つ
ここで該(C−C)アルキルは独立して、場合によりペルフルオロレベルまでF
で置換されていることができ;
そして
1−3とR1−5及びR1−3とR1−6は、同じ窒素原子に結合している場合、それらが結合しているN原子と一緒になって、場合によりN上において(C−C)アルキルで置換されていることができるピロリジニル、モルホリニル、チオモルホリニル及びピペリジニルから選ばれる5−もしくは6−員飽和複素環式環を形成することができる
請求項1の化合物又はその製薬学的に許容され得る塩。
【請求項3】
Arが
【化6】

であり;
XがCHであり;

【化7】

から選ばれ、
ここで
1−3はHであり、
1−5は(C−C)アルキルであり、
ここで該(C1−6)アルキルは独立して
(C−C)アルコキシ、
独立して0、1もしくは2個の(C−C)アルコキシ及びOH基で置換されて
おり、
且つ
独立して場合によりペルフルオロレベルまでフッ素で置換されていることができる
(C−C)アルコキシ
から選ばれる0もしくは1個の基で置換されおり、
且つ
ここで該(C−C)アルキルは独立して0、1もしくは2個のOH又はハロ基で
置換されており、
且つ
ここで該(C−C)アルキルは独立して場合によりペルフルオロレベルまでFで
置換されていることができ;
1−6

及び
(C−C)アルキル
の基から選ばれ、
ここで該(C1−6)アルキルは独立して
(C−C)アルコキシ、
独立して0、1、2もしくは3個の(C−C)アルコキシ及びOH基で置換
されており、
且つ
独立して場合によりペルフルオロレベルまでフッ素で置換されていることができ
る(C−C)アルコキシ
から選ばれる0もしくは1個の基で置換されおり、
且つ
ここで該(C−C)アルキルは独立して0、1もしくは2個のOH又はハロ基で
置換されており、
且つ
ここで該(C−C)アルキルは独立して場合によりペルフルオロレベルまでFで置換されていることができる
請求項1の化合物又はその製薬学的に許容され得る塩。
【請求項4】
障害の処置又は予防のための請求項1の化合物。
【請求項5】
請求項1の化合物を含んでなる製薬学的組成物。
【請求項6】
さらに少なくとも1種の製薬学的に許容され得る担体又は賦形剤を含んでなる請求項5の製薬学的組成物。
【請求項7】
ガンの処置又は予防のための請求項5の製薬学的組成物。
【請求項8】
少なくとも1種の請求項1に従う化合物を少なくとも1種の製薬学的に許容され得る担体又は賦形剤と合わせ、得られる組み合わせを該製薬学的組成物に適した形態とすることを含んでなる請求項6の製薬学的組成物の調製方法。
【請求項9】
疾患の処置又は予防用の製薬学的組成物の調製のための請求項1の化合物の使用。
【請求項10】
疾患がガンである請求項9の使用。
【請求項11】
処置の必要のある哺乳類に請求項1の化合物の有効量を投与することを含んでなる哺乳類における疾患又は状態の処置方法。
【請求項12】
疾患又は状態がガンである請求項11の方法。

【公表番号】特表2008−531688(P2008−531688A)
【公表日】平成20年8月14日(2008.8.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−558072(P2007−558072)
【出願日】平成18年2月24日(2006.2.24)
【国際出願番号】PCT/US2006/006436
【国際公開番号】WO2006/096338
【国際公開日】平成18年9月14日(2006.9.14)
【出願人】(503412148)バイエル・ヘルスケア・アクチェンゲゼルシャフト (206)
【氏名又は名称原語表記】Bayer HealthCare AG
【Fターム(参考)】