説明

コンテンツデータ記録再生システム及びコンテンツデータ記録再生方法

【課題】 一方の装置側で視聴されたテレビジョン番組などのコンテンツデータを複数の面倒な操作を必要とせずに他方の装置側へ移動させることができるコンテンツデータ記録再生システムなどを提供する。
【解決手段】 第1の記録再生装置100に受信されたコンテンツデータを第2の記録再生装置200の所定の記録領域に移動する際、第1の記録再生装置が、コンテンツデータが第2の記録再生装置で再生された後再びコンテンツデータを第1の記録再生装置へ移動するか否かのいずれかを示すコンテンツ管理情報をコンテンツデータに付加し、第2の記録再生装置がコンテンツデータを再生後、視聴済みの情報をコンテンツ管理情報に付加し、第1の記録再生装置がコンテンツ管理情報に基づき、第2の記録再生装置が有する視聴済みで第1の記録再生装置へ移動するコンテンツデータを第2の記録再生装置から取得する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テレビジョン番組などのコンテンツデータを受信する第1の記録再生装置と、第1の記録再生装置を介してコンテンツデータを取得する第2の記録再生装置とからなるコンテンツデータ記録再生システム及びコンテンツデータ記録再生方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、外出時にも録画したテレビジョン番組を見たいという要望に応えるために、携帯型の画像コンテンツ再生装置や録画再生装置(以下、携帯型記録再生装置とも言う)が登場している。携帯型記録再生装置は、携帯性を良くするために可能な限り質量を軽くすることが望ましく、テレビジョン放送を受信する、チューナー部が搭載されていない場合が多い。この場合、携帯型記録再生装置は、チューナー部が搭載されている据置型記録再生装置から、テレビジョン番組のデータを取得して、携帯型記録再生装置の記録媒体に記録する。また、携帯型記録再生装置は、携帯性を良くするため、携帯型記録再生装置に内蔵又は装着される記録媒体の記録容量は、据置型記録再生装置に内蔵又は装着される記録媒体の記録容量より小さい。このような携帯型記録再生装置が下記の非特許文献1に開示されている。一方、BS(Broadcasting Satellite)デジタル放送や地上波デジタル放送は、著作権を保護するために、1回のみのコピーが可能なコピー制限が施された番組の放送である。このような状況において、据置型記録再生装置に記録されたテレビジョン番組を携帯型記録再生装置で見たい場合には、見たいテレビジョン番組を携帯型記録再生装置に記録するとともに、据置型記録再生装置側に記録されていたテレビジョン番組を消去する必要がある。
【非特許文献1】http://www.archos.com/products/prw_500664.html
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、携帯型記録再生装置は、上述したように、携帯性を有するため、記録媒体の記録容量が小さく、複数のテレビジョン番組を記録しておくことは困難である。そこで、携帯型記録再生装置で視聴されたテレビジョン番組を保存しておきたい場合には、据置型記録再生装置へ視聴後のテレビジョン番組を移動させ、据置型記録再生装置の記録媒体へ記録させる必要がある。しかしながら、テレビジョン番組を移動させるために、ユーザは、メニューを表示させ、表示されたメニューから記録番組の一覧表を表示させ、表示された一覧表から移動させたい番組を選択し、決定するという複数回の操作を実行する必要があり、操作が面倒であるという問題があった。
【0004】
本発明は、上記問題を解決するためのものであり、一方の装置側で視聴されたテレビジョン番組などのコンテンツデータを複数の面倒な操作を必要とせずに他方の装置側へ移動させることができるコンテンツデータ記録再生システム及びコンテンツデータ記録再生方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明によれば、第1の記録再生装置に受信されたコンテンツデータを第2の記録再生装置のあらかじめ決められた所定の記録領域に移動する際、前記第1の記録再生装置が、前記コンテンツデータが前記第2の記録再生装置で再生された後再び、再生された前記コンテンツデータを前記第1の記録再生装置へ移動するか否かのいずれかを示すコンテンツ管理情報を前記コンテンツデータに付加し、前記第2の記録再生装置が、前記第1の記録再生装置から受信した前記コンテンツデータを所定の時間再生した後、再生後の前記コンテンツデータは視聴済みであることを示す情報を、受信した前記コンテンツ管理情報に付加し、前記第1の記録再生装置が、前記第2の記録再生装置から受信した視聴済みであることを示す情報が付加された前記コンテンツ管理情報に基づいて、前記第2の記録再生装置に記録されている視聴済み、かつ前記第1の記録再生装置へ移動することを示す情報が付加された前記コンテンツデータを前記第2の記録再生装置から取得するコンテンツデータ記録再生システムが提供される。
【0006】
また、本発明によれば、第1の記録再生装置に受信されたコンテンツデータを第2の記録再生装置のあらかじめ決められた所定の記録領域に移動する際、前記第1の記録再生装置が、前記コンテンツデータが前記第2の記録再生装置で再生された後再び、再生された前記コンテンツデータを前記第1の記録再生装置へ移動するか否かのいずれかを示すコンテンツ管理情報を前記コンテンツデータに付加するステップと、前記第2の記録再生装置が、前記第1の記録再生装置から受信した前記コンテンツデータを所定の時間再生した後、再生後の前記コンテンツデータは視聴済みであることを示す情報を、受信した前記コンテンツ管理情報に付加するステップと、前記第1の記録再生装置が、前記第2の記録再生装置から受信した視聴済みであることを示す情報が付加された前記コンテンツ管理情報に基づいて、前記第2の記録再生装置に記録されている視聴済み、かつ前記第1の記録再生装置へ移動することを示す情報が付加された前記コンテンツデータを前記第2の記録再生装置から取得するステップとを有するコンテンツデータ記録再生方法が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明のコンテンツデータ記録再生システム及びコンテンツデータ記録再生方法は、上記構成を有し、一方の装置側で視聴されたテレビジョン番組などのコンテンツデータを複数の面倒な操作を必要とせずに他方の装置側へ移動させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
<第1の実施の形態>
以下、本発明の第1の実施の形態について図1から図5を用いて説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムの構成を示す構成図である。図2は本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムにおけるテレビジョン放送番組欄を示す図である。図3は本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムにおける据置型記録再生装置に内蔵又は装着されている記録媒体に記録されているテレビジョン番組の番組予約リストの一例を示す図である。図4は本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムにおける携帯型記録再生装置に内蔵又は装着されている記録媒体に記録されているテレビジョン番組の記録番組リストの一例を示す図である。図5は本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムにおけるコンテンツデータの記録再生のフローについて説明するためのフローチャートである。
【0009】
まず、本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムについて図1を用いて説明する。図1に示すように、コンテンツデータ記録再生システムは、据置型記録再生装置100と携帯型記録再生装置200とから構成され、据置型記録再生装置100と携帯型記録再生装置200とは、デジタルインタフェースケーブル3を介して接続されている。まず、据置型記録再生装置100について説明する。据置型記録再生装置100は、制御部101、ROM102、RAM103、操作部104、テレビチューナー部105、信号処理部106、ハードディスクドライブ107、メディアドライバ108、デジタルインタフェース109、デジタルインタフェースコネクタ111から構成され、それぞれデータバス110によってつながれている。また、テレビチューナー部105は、アンテナ部1を有している。また、信号処理部106は、ビデオ出力端子112及びオーディオ出力端子113とつながっている。
【0010】
制御部101は、例えばマイクロコンピュータを備えており、据置型記録再生装置100の各構成要素に対して制御を行う。ROM102には、制御部101が実行すべきプログラムや初期設定データなどが格納されている。RAM103には、制御部101が各種処理を実行する際に参照するデータや、制御部101が処理過程において生成したデータなどが格納される。操作部104は、例えば据置型記録再生装置100に対して処理を実行させるための処理信号をユーザに入力させるものであり、操作スイッチなどから成っている。上述した制御部101は、操作部104から入力された処理信号に対応する処理を実行する。
【0011】
テレビチューナー部105は、アンテナ部1によって受信された電波が入力されるものであり、制御部101によって設定されたチャンネルの電波を受信して信号処理部106へ出力する。例えば設定されたチャンネルが地上波アナログ放送の場合、テレビチューナー部105からはアナログビデオ信号とアナログオーディオ信号とが、また、例えば設定されたチャンネルがBSデジタル放送の場合、テレビチューナー部105からは圧縮されたデジタルデータストリームが出力される。なお、据置型記録再生装置100はテレビチューナー部105として、地上波アナログ放送チューナー、地上波デジタル放送チューナー、BSアナログ放送チューナー、BSデジタル放送チューナー、CS(Communication Satellite)デジタル放送チューナーの少なくとも1つ以上のチューナーを有している。
【0012】
信号処理部106は、入力された信号がアナログビデオ信号及びアナログオーディオ信号の場合、不図示のアナログ/デジタル変換回路によってアナログビデオ信号及びアナログオーディオ信号をデジタル信号に変換した後に、不図示の所定の符号化回路によって圧縮データストリームに変換し、データバス110に出力する。また、入力された信号が圧縮デジタルデータストリームの場合、信号処理部106は、そのままの形態で、あるいは制御部101の設定に応じて、圧縮率を変更したり、符号化方式を変更してデータバス110に出力する。制御部101の設定は、例えば操作部104によってユーザから設定されるものである。
【0013】
制御部101からハードディスクドライブ107又はメディアドライバ108に記録命令がなされた場合、ハードディスクドライブ107又はメディアドライバ108は、データバス110からデータストリーム(後述するテレビジョン番組のデータなどに相当)を入手し不図示の記録媒体に記録する。ここで、記録媒体は、少なくとも大容量の機器内蔵HDD又は可搬型の大容量光ディスク(例えば、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RWなど)などであり、また、HDDと可搬型の大容量光ディスクとのコンビネーションや、HDDとVTRとのコンビネーションなども考えられる。
【0014】
また、図1において、メディアドライバ108が取り扱うメディアをDVDメディア2としているが、これに限られるものではなく、半導体メモリカードやカセットテープメディアなども考えられる。ハードディスクドライブ107又はメディアドライバ108に対して制御部101から再生の命令が実行された場合、ハードディスクドライブ107又はメディアドライバ108は、記録媒体から所定のデータストリームを再生し、データバス110を経由して信号処理部106や必要に応じてデジタルインタフェース109に出力する。
【0015】
信号処理部106では、再生された圧縮デジタルデータストリームを所定の復号方式で復号し、不図示のデジタル/アナログ変換回路においてアナログビデオ信号に変換し、ビデオ出力端子112から出力するとともに、アナログオーディオ信号に変換し、オーディオ出力端子113から出力する。また、デジタルインタフェース109は、制御部101からデータの出力命令を受けると、データバス110を介して入力されるデータストリームをデジタルインタフェースコネクタ111を介して外部(携帯型記録再生装置200)に出力する。ここで、デジタルインタフェース109は、例えば、IEEE1394やUSB(Universal Serial Bus)などのデジタルインタフェースである。上述した据置型記録再生装置100は、テレビジョン番組の予約録画設定が容易に行えるように、電子番組ガイド対応であることが望ましい。
【0016】
次に、携帯型記録再生装置200について説明する。携帯型記録再生装置200は、制御部201、ROM202、RAM203、操作部204、表示部205、信号処理部206、ハードディスクドライブ207、メディアドライバ208、デジタルインタフェース209、デジタルインタフェースコネクタ211から構成され、それぞれデータバス210によってつながれている。また、信号処理部206は、オーディオ出力端子212とつながっている。
【0017】
制御部201は、例えばマイクロコンピュータを備えており、携帯型記録再生装置200の各構成要素に対して制御を行う。ROM202には、制御部201が実行すべきプログラムや初期設定データなどが格納されている。RAM203には、制御部201が各種処理を実行する際に参照するデータや、制御部201が処理過程において生成したデータなどが格納される。操作部204は、例えば携帯型記録再生装置200に対して処理を実行させるための処理信号をユーザに入力させるものであり、操作スイッチなどから成っている。制御部201は、操作部204から入力された処理信号に対応する処理を実行する。例えば、制御部201は、操作部204の操作によって再生命令が入力された場合、ハードディスクドライブ207又はメディアドライバ208に対して再生を指示する。指示を受けたハードディスクドライブ207又はメディアドライバ208は、不図示の記憶媒体から所定の圧縮デジタルデータストリームを読み出し、データバス210を経由して信号処理部206に出力する。
【0018】
信号処理部206は、受け取った圧縮デジタルデータストリームを不図示の復号回路によって、非圧縮のデジタルビデオデータとデジタルオーディオデータとに変換する。再生非圧縮ビデオデータは、データバス210を経由して表示部205に出力され、表示部205に再生ビデオ映像が表示される。表示手段としては、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などが考えられる。また、再生された非圧縮のデジタルオーディオデータは、通常、不図示のデジタル/アナログ変換回路によってアナログ信号に変換され、オーディオ出力端子212から出力される。
【0019】
メディアドライバ208は、メモリカード4を取り扱う例を示しているが、これに限られるものではなく、他の媒体として、例えば可搬型のハードディスクや光ディスクなども考えられる。このように構成されたコンテンツデータ記録再生システムでは、据置型記録再生装置100は、デジタルインタフェースケーブル3を介して携帯型記録再生装置200へ記録命令と記録すべきデジタルデータストリームを出力し、携帯型記録再生装置200は、受信するデジタルデータストリームを記録媒体に記録するように動作する。
【0020】
ここで、記録媒体は、少なくとも内蔵型のHDD、可搬型のHDD、又は可搬型の半導体メモリカードなど1つ以上のものである。また、デジタルインタフェース209は、据置型記録再生装置100から送信されたデータストリームなどをデジタルインタフェースコネクタ211を介して受信する。ここで、デジタルインタフェース209は、例えば、IEEE1394やUSBなどのデジタルインタフェースである。なお、上述した携帯型記録再生装置200は、再生されるテレビジョン番組(データストリーム)を視聴するための小型スピーカ、ヘッドホンアンプ及び端子、LCDなどの小型表示手段を搭載している。
【0021】
ここで、携帯型記録再生装置200は、通常ユーザが外出時、例えば通勤電車内、通勤電車を待っている間のプラットホーム、会社の昼休み時間などにあらかじめ記録しておいたテレビジョン番組を視聴するために用いられる。このことから、据置型記録再生装置100には、据置型記録再生装置100への番組予約に加え、携帯型記録再生装置200に記録したい番組の予約機能を追加する。
【0022】
番組予約の設定方法は、従来の据置型記録再生装置における番組予約に対してわずかな機能の追加を行うのみでよい。例えば、据置型記録再生装置100が電子番組ガイドに対応している場合には、電子番組ガイドから入手した図2に示すようなテレビジョン放送番組欄をディスプレイなどの不図示の表示手段に表示させ、携帯型記録再生装置200に記録したい番組を操作部104を操作して選択する。選択が完了すると次に番組予約リストが表示される。表示される番組予約リストは、操作部104に入力される選択により、例えば制御部101が生成する。
【0023】
第1の実施の形態では、番組予約リストに、例えば図3のような「本体」、「外部(視聴後に)戻す」、「外部(視聴後に)戻さない」のような選択欄を設け、ユーザがテレビジョン番組の記録先を選択できるようにするとともに、「外部(視聴後に)戻す」又は「外部(視聴後に)戻さない」のように、外部、すなわち携帯型記録再生装置200に記録先を選択した場合には、視聴後に本体、すなわち据置型記録再生装置100にテレビジョン番組のデータを戻す(移動する)、戻さない(移動しない)の設定を行えるようにする。図3の例では、番組名「ミュージックステージ」は、外部、すなわち携帯型記録再生装置200に記録するとともに、視聴後に据置型記録再生装置100にテレビジョン番組のデータを戻す(移動する)設定であることを示している。
【0024】
「本体」を選択した場合には、据置型記録再生装置100の、例えば内蔵HDDに記録される。一方、「外部(視聴後に)戻す」又は「外部(視聴後に)戻さない」を選択した場合には、携帯型記録再生装置200の、例えば内蔵HDDに自動録画される。また、夜間などに据置型記録再生装置100と携帯型記録再生装置200とをデジタルインタフェースケーブル3を介して接続しておくことにより、据置型記録再生装置100は、携帯型記録再生装置200に記録したい所望のテレビジョン番組が放送開始されると、携帯型記録再生装置200に対して、所定の形式の番組データと、少なくとも視聴後に据置型記録再生装置100に戻す、又は戻さないの管理データを含む番組の管理データを出力し、所望のテレビジョン番組が放送終了されると、携帯型記録再生装置200に対してデジタルインタフェースケーブル3を介して記録終了の信号を出力する。
【0025】
また、ユーザが携帯型記録再生装置200を持って外出している場合などで、据置型記録再生装置100と携帯型記録再生装置200とがデジタルインタフェースケーブル3を介して接続されていない状態のときに、携帯型記録再生装置200に記録したいテレビジョン番組が放送される場合は、いったん、据置型記録再生装置100の、例えば内蔵HDDに番組データ及び番組の管理データを記録しておく。その後、据置型記録再生装置100は、デジタルインタフェースケーブル3を介して携帯型記録再生装置200が接続されたことを検出した時点で、携帯型記録再生装置200に対してデジタルインタフェースケーブル3を介して、記録開始の命令と据置型記録再生装置100の、例えば内蔵HDDにいったん記録しておいた所望のテレビジョン番組データと番組の管理データとを出力する。所望のテレビジョン番組データの出力が終了した時点で、据置型記録再生装置100は、記録終了の命令をデジタルインタフェースケーブル3を介して携帯型記録再生装置200に出力するとともに、据置型記録再生装置100の、例えば内蔵HDDにいったん記録されたテレビジョン番組データと番組の管理データとを消去する。
【0026】
据置型記録再生装置100は、携帯型記録再生装置200に記録するテレビジョン番組がアナログ信号の形式で入力される場合には、不図示のアナログ/デジタル変換回路によってデジタル信号に変換した後に、所定の符号化方式によって所定の圧縮率で圧縮したデジタルデータの形式で出力する。また、据置型記録再生装置100は、携帯型記録再生装置200に記録するテレビジョン番組が圧縮デジタル信号の形式で入力される場合には、入力された形式のまま、あるいは必要に応じて圧縮率を変更して、更には必要に応じて符号化方式を変更して出力する。符号化方式や圧縮率の設定は、通常、ユーザが設定画面を参照し、記録時間や画質などを考慮しながら、据置型記録再生装置100の操作部104や不図示のリモートコントローラの所定の操作スイッチを操作して行うように構成されている。
【0027】
また、携帯型記録再生装置200においてテレビジョン番組データが視聴され、視聴後に本体、すなわち据置型記録再生装置100に視聴後のテレビジョン番組データが戻される場合について説明する。ここでの視聴後とは、テレビジョン番組データ全体が再生(視聴)された場合だけでなく、所定の時間(例えば10分)、再生(視聴)された場合も含むものを言う。据置型記録再生装置100は、携帯型記録再生装置200がデジタルインタフェースケーブル3を介して接続された場合に、携帯型記録再生装置200に対して携帯型記録再生装置200に内蔵又は装着されている記録媒体に記録されているテレビジョン番組の管理データを要求し、取得する。ここで、携帯型記録再生装置200に内蔵又は装着されている記録媒体に記録されているテレビジョン番組の記録番組リストの一例を図4に示す。図4の例では、番組名「ミュージックステージ」は、視聴済み、かつ本体(据置型記録再生装置100)に戻すことになっている。
【0028】
図4の例の場合、据置型記録再生装置100は、携帯型記録再生装置200がデジタルインタフェースケーブル3を介して接続されたことを検出した場合に、携帯型記録再生装置200に対して、携帯型記録再生装置200に内蔵又は装着されている記録媒体に記録されているテレビジョン番組の管理データを要求し、取得する。据置型記録再生装置100は、番組名「ミュージックステージ」が視聴済みで、かつ本体(据置型記録再生装置100)に戻されることになっていることを認識し、携帯型記録再生装置200に対して、番組名「ミュージックステージ」のデータを要求し取得するとともに、据置型記録再生装置100に内蔵されている、あるいは据置型記録再生装置100に装着されている記録媒体に番組名「ミュージックステージ」のデータを記録する。その後、携帯型記録再生装置200は、自身に記録されていた番組名「ミュージックステージ」のデータ及び番組の管理データを消去する。
【0029】
なお、上記説明において、デジタルインタフェースケーブル3は、複数のワイヤーで電気的に接続されるものが考えられるが、これに限られるものではなく、例えば、IEEE802.11a規格、IEEE802.11b規格、IEEE802.11g規格などのワイヤレスLANを使用してもよい。また、ユーザが行う一連の設定操作は、例えば図8に示すような操作スイッチを使用して行われる。
【0030】
ここで、本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムにおけるコンテンツデータの記録再生のフローについて図5を用いて説明する。図5に示すように、据置型記録再生装置100は、図2に示すようなテレビジョン番組欄をアンテナ部1などを介して受信し、不図示のテレビなどの表示手段に表示する(ステップS501)。据置型記録再生装置100は、ユーザが視聴したい番組の録画予約を操作部104などを介して受信し、受信した録画予約に基づいて番組予約リストを生成する(ステップS502)。据置型記録再生装置100は、アンテナ部1を介して記録すべきテレビジョン番組を受信し、受信したテレビジョン番組を本体(据置型記録再生装置100)に記録するか否かを番組予約リストに基づいて判断する(ステップS503)。据置型記録再生装置100は、受信したテレビジョン番組が携帯型記録再生装置200に記録されるものであると判断すると、受信したテレビジョン番組のデータ及び番組の管理データを携帯型記録再生装置200へ送信する(ステップS504)。
【0031】
据置型記録再生装置100は、携帯型記録再生装置200と再度接続された際、携帯型記録再生装置200に番組の管理データの取得要求をし、番組の管理データを取得する(ステップS505)。据置型記録再生装置100は、取得した番組の管理データに基づいて、携帯型記録再生装置200で視聴されたテレビジョン番組のうち、視聴後に据置型記録再生装置100に戻すべきテレビジョン番組があるか否かを判断する(ステップS506)。視聴後に据置型記録再生装置100に戻すべきテレビジョン番組がある場合、据置型記録再生装置100は、据置型記録再生装置100に戻すべきテレビジョン番組のデータを携帯型記録再生装置200に要求し、取得し、据置型記録再生装置100の記録媒体に記録する(ステップS507)。携帯型記録再生装置200は、自身の記録媒体に記録されていたテレビジョン番組のデータ及び番組の管理データを消去する(ステップS508)。なお、ステップS503において、据置型記録再生装置100が、受信したテレビジョン番組が携帯型記録再生装置200に記録されるものでないと判断すると、自身の記録媒体に記録する(ステップS509)。
【0032】
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムについて説明する。本発明の第2の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムの構成は、第1の実施の形態のコンテンツデータ記録再生システムの構成と同様であり、各構成要素の据置型記録再生装置や携帯型記録再生装置の構成及び機能も基本的に第1の実施の形態と同様であるため、第2の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムの構成については説明を省略する。第2の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムは、すでに据置型記録再生装置に内蔵又は装着されている記録媒体に記録されているテレビジョン番組を、携帯型記録再生装置に移動するというものである。すなわち、第1の実施の形態のように、テレビジョン番組を予約する際に、携帯型記録再生装置200に移動したテレビジョン番組を本体(据置型記録再生装置100)に戻す、戻さないの選択をせずに、いったんテレビジョン番組を据置型記録再生装置100に記録してしまい、その後に戻す、戻さないの選択をするものである。なお、第2〜4の実施の形態における各構成要素に付される符号は、第1の実施の形態の対応する構成要素に付された符号と同一のものを用いる。
【0033】
ユーザは、据置型記録再生装置100に記録されているテレビジョン番組のデータを携帯型記録再生装置200に移動させたい場合、携帯型記録再生装置200をデジタルインタフェースケーブル3を介して据置型記録再生装置100に接続する。ユーザは、据置型記録再生装置100の操作部104又は不図示のリモートコントローラを操作して、据置型記録再生装置100の記録媒体に記録されているテレビジョン番組のリストを不図示の表示手段(テレビ画面など)に表示させる。図6に据置型記録再生装置100に記録されているテレビジョン番組の記録番組リストの一例を示す。
【0034】
例えば、図6の記録番組リストの中から、まだ視聴していない番組名「横浜ラブストーリー」のデータを携帯型記録再生装置200に記録させ、通勤時や休み時間などに視聴しようとする場合には、ユーザは、例えば図8に示すような操作スイッチを使用して「横浜ラブストーリー」の欄を選択する。「横浜ラブストーリー」の欄が選択されると、次に図7に示すような表示が表示手段に表示される。すなわち、据置型記録再生装置100は、「横浜ラブストーリー」を再生するのか、削除するのか、外部(携帯型記録再生装置200)に移動させ視聴後に据置型記録再生装置100へ戻すのか、あるいは外部(携帯型記録再生装置200)に移動させ視聴後であっても据置型記録再生装置100に戻さないのか、の4通りの選択肢をユーザに促す。
【0035】
ユーザがテレビジョン番組のデータを外部(携帯型記録再生装置200)に移動させ、視聴後に据置型記録再生装置100に戻すという選択をした場合、据置型記録再生装置100は、デジタルインタフェースケーブル3を介して携帯型記録再生装置200に対して「横浜ラブストーリー」の記録命令、「横浜ラブストーリー」のデータ、携帯型記録再生装置200で視聴された後に据置型記録再生装置100に「横浜ラブストーリー」のデータを戻す旨の管理データを出力し、携帯型記録再生装置200に「横浜ラブストーリー」のデータと管理データとを記録させる。
【0036】
一方、ユーザがテレビジョン番組のデータを外部(携帯型記録再生装置200)に移動させ、視聴後に据置型記録再生装置100に戻さないという選択をした場合、据置型記録再生装置100は、デジタルインタフェースケーブル3を介して携帯型記録再生装置200に対して「横浜ラブストーリー」の記録命令、「横浜ラブストーリー」のデータ、携帯型記録再生装置200で視聴された後に据置型記録再生装置100に「横浜ラブストーリー」のデータを戻さない旨の管理データを出力し、携帯型記録再生装置200に「横浜ラブストーリー」のデータと管理データとを記録させる。なお、ユーザが行う一連の設定操作は、例えば図8に示すような操作スイッチを使用して行われる。
【0037】
<第3の実施の形態>
次に、本発明の第3の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムについて説明する。本発明の第3の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムの構成は、第1の実施の形態のコンテンツデータ記録再生システムの構成と同様であり、各構成要素の据置型記録再生装置や携帯型記録再生装置の構成及び機能も基本的に第1の実施の形態と同様であるため、第3の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムの構成については説明を省略する。上述した第1及び第2の実施の形態では、携帯型記録再生装置200でテレビジョン番組を視聴後に、テレビジョン番組のデータを据置型記録再生装置100に戻す、又は戻さないの設定を据置型記録再生装置100で行っていた。第3の実施の形態では、携帯型記録再生装置200の記録媒体に記録されているテレビジョン番組のデータを据置型記録再生装置100に戻す、又は戻さないの設定を携帯型記録再生装置200で行う。
【0038】
なお、テレビジョン番組のデータを携帯型記録再生装置200の記録媒体に記録するまでの処理は、第1の実施の形態のように、携帯型記録再生装置200が、据置型記録再生装置100によって受信されたテレビジョン番組をデジタルインタフェースケーブル3を介して受信し、受信されたテレビジョン番組のデータを携帯型記録再生装置200の記録媒体に記録するようにしてもよい。ユーザが携帯型記録再生装置200の操作部204を操作して、携帯型記録再生装置200の記録媒体に記録されているテレビジョン番組のリストを携帯型記録再生装置200の表示部205に表示させる。図9に携帯型記録再生装置200に記録されているテレビジョン番組の記録番組リストの一例を示す。
【0039】
図9において、ユーザが、例えばまだ視聴していない2004年2月24日付けの番組名「世界のビジネスサテライト」を視聴しようとする場合、ユーザは、2004年2月24日付けの番組名「世界のビジネスサテライト」を選択する。ユーザによって番組が選択された場合、携帯型記録再生装置200は、図10に示すような表示を表示部205にする。ユーザが図10の「再生する」を選択することにより、2004年2月24日付けの番組名「世界のビジネスサテライト」の再生が行われる。
【0040】
ユーザがテレビジョン番組を終了まで再生、又は所定の期間(例えば10分間)視聴後に再生を停止した時点で、携帯型記録再生装置200は、2004年2月24日付けの番組名「世界のビジネスサテライト」を視聴済みとし、図11に示すような表示を表示部205にし、ユーザに対してテレビジョン番組を「削除する」か、「保存する」か、「据置型記録再生装置に移動する」かの選択をさせる。ユーザは、テレビジョン番組を据置型記録再生装置100に移動させ、据置型記録再生装置100に保存しておきたい場合には、図11の「据置型記録再生装置に移動する」を選択する。携帯型記録再生装置200は、このような選択に応じて、2004年2月24日付けの番組名「世界のビジネスサテライト」の移動の旨のデータを記録する。なお、ユーザが行う一連の設定操作は、例えば図8に示すような操作スイッチを使用して行われる。
【0041】
<第4の実施の形態>
次に、本発明の第4の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムについて説明する。本発明の第4の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムの構成は、第1の実施の形態のコンテンツデータ記録再生システムの構成と同様であり、各構成要素の据置型記録再生装置や携帯型記録再生装置の構成及び機能も基本的に第1の実施の形態と同様であるため、第4の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムの構成については説明を省略する。
【0042】
上述した第1の実施の形態では、携帯型記録再生装置200が据置型記録再生装置100にデジタルインタフェースケーブル3を介して接続された時点で、据置型記録再生装置100が携帯型記録再生装置200の記録媒体に記録されているテレビジョン番組の管理データを本体(据置型記録再生装置100)に戻させ、その管理データに基づいて、テレビジョン番組のデータを携帯型記録再生装置200から据置型記録再生装置100に移動させるものであった。この一連の制御は、据置型記録再生装置100が主体になって行っている。第4の実施の形態は、この一連の制御の主体を携帯型記録再生装置200とするものである。
【0043】
携帯型記録再生装置200は、デジタルインタフェースケーブル3を介して、据置型記録再生装置100に接続されたことを検出した時点で、携帯型記録再生装置200に内蔵又は装着されている記録媒体に記録されているテレビジョン番組の管理データを読み出す。そして、携帯型記録再生装置200は、読み出した管理データに基づいて、視聴済み、かつ本体(据置型記録再生装置100)にテレビジョン番組のデータを戻すとなっているテレビジョン番組が管理データに存在する場合に、デジタルインタフェースケーブル3を介して、視聴済み、かつ本体(据置型記録再生装置100)に戻すことになっているテレビジョン番組のデータ、番組の管理データ、テレビジョン番組のデータ及び番組の管理データの記録命令を据置型記録再生装置100に出力する。さらに、携帯型記録再生装置200は、携帯型記録再生装置200の記録媒体に記録されている視聴済み、かつ本体(据置型記録再生装置100)に戻すことになっているテレビジョン番組のデータと番組の管理データとを消去する。
【0044】
上述の4つの態様の説明では、取り扱うコンテンツをアンテナ部1を経由して、テレビチューナー部105で受信されるテレビジョン番組としたが、これに限られるものではなく、例えば不図示のビデオ/オーディオ入力端子、デジタルインタフェース109、メディアドライバ108に装着される可搬型の記録媒体などから入力される少なくとも画像情報を含むコンテンツであってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明に係るコンテンツデータ記録再生システム及びコンテンツデータ記録再生方法は、一方の装置側で視聴されたテレビジョン番組などのコンテンツデータを複数の面倒な操作を必要とせずに他方の装置側へ移動させることができるため、テレビジョン番組などのコンテンツデータを受信する第1の記録再生装置と、第1の記録再生装置を介してコンテンツデータを取得する第2の記録再生装置とからなるコンテンツデータ記録再生システム及びコンテンツデータ記録再生方法などに有用である。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムの構成を示す構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムにおけるテレビジョン放送番組欄を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムにおける据置型記録再生装置に内蔵又は装着されている記録媒体に記録されているテレビジョン番組の番組予約リストの一例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムにおける携帯型記録再生装置に内蔵又は装着されている記録媒体に記録されているテレビジョン番組の記録番組リストの一例を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムにおけるコンテンツデータの記録再生のフローについて説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムにおける据置型記録再生装置に記録されているテレビジョン番組の記録番組リストの一例を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムにおける操作スイッチを使用して番組を選択した際の表示を示す図である。
【図8】本発明の第1から第4の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムにおける操作スイッチを示す図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムにおける携帯型記録再生装置に記録されているテレビジョン番組の記録番組リストの一例を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムにおける操作スイッチを使用して番組を選択した際の携帯型記録再生装置の表示部の表示を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係るコンテンツデータ記録再生システムにおけるテレビジョン番組の視聴後の携帯型記録再生装置の表示部の表示を示す図である。
【符号の説明】
【0047】
1 アンテナ部
2 DVDメディア
3 デジタルインタフェースケーブル
4 メモリカード
100 据置型記録再生装置(第1の記録再生装置)
101、201 制御部
102、202 ROM
103、203 RAM
104、204 操作部
105 テレビチューナー部
106、206 信号処理部
107、207 ハードディスクドライブ
108、208 メディアドライバ
109、209 デジタルインタフェース
110、210 データバス
111、211 デジタルインタフェースコネクタ
112 ビデオ出力端子
113、212 オーディオ出力端子
200 携帯型記録再生装置(第2の記録再生装置)
205 表示部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の記録再生装置に受信されたコンテンツデータを第2の記録再生装置のあらかじめ決められた所定の記録領域に移動する際、前記第1の記録再生装置が、前記コンテンツデータが前記第2の記録再生装置で再生された後再び、再生された前記コンテンツデータを前記第1の記録再生装置へ移動するか否かのいずれかを示すコンテンツ管理情報を前記コンテンツデータに付加し、
前記第2の記録再生装置が、前記第1の記録再生装置から受信した前記コンテンツデータを所定の時間再生した後、再生後の前記コンテンツデータは視聴済みであることを示す情報を、受信した前記コンテンツ管理情報に付加し、
前記第1の記録再生装置が、前記第2の記録再生装置から受信した視聴済みであることを示す情報が付加された前記コンテンツ管理情報に基づいて、前記第2の記録再生装置に記録されている視聴済み、かつ前記第1の記録再生装置へ移動することを示す情報が付加された前記コンテンツデータを前記第2の記録再生装置から取得するコンテンツデータ記録再生システム。
【請求項2】
第1の記録再生装置に受信されたコンテンツデータを第2の記録再生装置のあらかじめ決められた所定の記録領域に移動する際、前記第1の記録再生装置が、前記コンテンツデータが前記第2の記録再生装置で再生された後再び、再生された前記コンテンツデータを前記第1の記録再生装置へ移動するか否かのいずれかを示すコンテンツ管理情報を前記コンテンツデータに付加するステップと、
前記第2の記録再生装置が、前記第1の記録再生装置から受信した前記コンテンツデータを所定の時間再生した後、再生後の前記コンテンツデータは視聴済みであることを示す情報を、受信した前記コンテンツ管理情報に付加するステップと、
前記第1の記録再生装置が、前記第2の記録再生装置から受信した視聴済みであることを示す情報が付加された前記コンテンツ管理情報に基づいて、前記第2の記録再生装置に記録されている視聴済み、かつ前記第1の記録再生装置へ移動することを示す情報が付加された前記コンテンツデータを前記第2の記録再生装置から取得するステップとを、
有するコンテンツデータ記録再生方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2006−107660(P2006−107660A)
【公開日】平成18年4月20日(2006.4.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−295073(P2004−295073)
【出願日】平成16年10月7日(2004.10.7)
【出願人】(000004329)日本ビクター株式会社 (3,896)
【Fターム(参考)】