説明

システムユーザインターフェースのための複数言語ユーザ選択のための方法及び装置

【課題】プロセッサ、ディスプレイ及びメモリを含むクレジットカード及びデビットカード取引端末のための方法と装置を提供する。
【解決手段】カードリーダ102は携帯メモリ媒体上に記憶されるデータを読み取る。オペレータインターフェースはディスプレイ106上にオペレータ言語において表示可能である。顧客インターフェースは顧客インターフェースプログラムによって生成され、そしてプロセッサによって実行可能である。顧客インターフェースは顧客言語において表示可能である。言語識別モジュール122はメモリに記憶され、そしてプロセッサ上で実行可能である。言語識別モジュール122は、個別にオペレータ及び顧客のために表示可能な、オペレータ言語を選択し、かつ顧客言語を選択するように構成される。オペレータ及び顧客言語はモジュールに記憶される複数の言語から選択される。オペレータ及び顧客言語は異なる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願
この国際出願は、2005年7月20日に提出された米国特許出願番号11/185,030へ優先権を主張しており、その全開示は、ここにおいて参照によって組み込まれる。
【0002】
この発明は小売及びフードサービスビジネス、並びに顧客と交流する他の施設における使用のために適したクレジットカード取引端末の領域に関係する。さらに特にこの発明は、ビジネスの顧客が商店主によって話される言語と異なる言語を話すことがあり、そしてクレジットカード取引端末が1つ以上の言語において取引を処理し、並びに顧客のために正しい言語を、及び商店主のために正しい言語を表示する場合のPOS端末及び取引に関係する。
【背景技術】
【0003】
売り主と顧客の間で商業上の取引を行うためのクレジット及びデビットカード使用は、現代生活において日々発生する。使用の容易性及び毎日の生活へのクレジットカードのいたるところでの統合は、多くの顧客が現金を持ち運ばず、そして代わりに全ての購入に対してクレジットまたはデビットカードを頼るほどである。
【0004】
同時に、増加する人口流動性及び国際化は、変化に富む民族グループがビジネスを経営しかつ支援する結果となり、そして幾つかのケースでは、カード端末を操作する商店主は顧客と同じ言語を話すことができない。このことは、POS端末が商店主/オペレータまたは顧客のいずれかが理解することのできない1つの言語のみ表示する場合、困難性を提示する可能性がある。このような例において、言語は取引を完了するための障壁となることがある。複数民族地域におけるビジネス施設、及びその所在地の地元文化の言語をオペレータが話すことのできないビジネス施設は、各々により使用可能な端末を提供することによって、商店主と顧客の両者を適合させる必要がある。
【0005】
過去において、クレジットカード端末は、データベース、サーバをアクセスするように、または取引あたり1つの言語のみを表示しかつ印刷することが可能なプログラムを動作させるようにプログラムされていた。典型的に、その言語は商店主の言語かビジネス施設の所在地のネイティブ言語のいずれかであった。クレジットカード端末によって表示される言語を話さない顧客にとって、顧客は取引を完全には理解することができず、ビジネスを怪しみ、そして取引を見合わせることがあった。商店主が操作指示を必要とするか、または端末をトラブルシュートする必要がある場合、領収書を印刷する間に商店主の言語におけるディスプレイを有すること、または顧客の言語におけるカスタムディスプレイを有することは、現在対応することができない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
伝統的に、当事者双方が高い快適さの度合いで取引を完了することが可能であるように、商店主の言語において情報を表示し、かつ顧客の言語において情報を表示しまたは領収書を印刷することができるクレジットカード端末に対する必要性がある。
【0007】
したがって、この発明は関連技術分野の制限及び不利益による1つ以上の問題を実質的に除去する、システムユーザインターフェースのための、複数言語ユーザ選択のための方法及び装置へ向けられる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明の目標は、商店主のために1つの言語において情報を表示し、並びに顧客の言語に相当する別の言語においてビジネス取引のために記録を印刷し、及び/または情報を表示することが可能なクレジットカード及びデビットカード端末を提供することである。
【0009】
この発明の追加の特徴及び利点は、続く説明において記載されるだろうし、そして一部は説明から明らかであろうし、またはこの発明の実際によって学ばれることができるだろう。この発明の目標及び他の利点は、添付図面と同様に、これらについて記載された説明及び請求項において特に指摘されている構造によって認識されそして達成されるだろう。
【0010】
この発明の主題事項の1つの実施形態は、プロセッサ、ディスプレイ及びメモリを含むクレジットカード及びデビットカード取引端末である。この端末はまた、可搬メモリ媒体のメモリ手段上で記憶されたデータを読み取るように構成されたカードリーダを含む。さらに、上記メモリに記憶され上記プロセッサにより実行可能なオペレータインターフェースプログラムによってオペレータインターフェースが生成され、このオペレータインターフェースは、上記ディスプレイ上でオペレータ言語において表示可能である。この端末はさらに、上記メモリに記憶され上記プロセッサにより実行可能な顧客インターフェースプログラムによって生成される顧客インターフェースを含み、この顧客インターフェースは顧客言語において表示可能である。この端末はさらに、上記メモリに記憶され上記プロセッサ上で実行可能な言語識別モジュールを含み、この言語識別モジュールは、上記オペレータ言語であって該言語において上記オペレータインターフェースはオペレータのために表示可能である該オペレータ言語を選択し、顧客言語であって該言語において上記顧客インターフェースは顧客のために表示可能である該顧客言語を選択するように構成され、上記オペレータ言語と上記顧客言語とは上記モジュールに記憶された複数の言語から選択され、上記顧客言語と上記オペレータ言語とは異なっている。
【0011】
この発明の主題事項の別の実施形態は、クレジット及びデビットカード取引のために、ディスプレイ上で表示可能なオペレータ言語を表示可能顧客言語へ構成するための方法であり、この方法は、複数の言語から構成可能な言語識別モジュールから、ディスプレイ上で表示可能なオペレータインターフェースのための上記オペレータ言語を識別するステップを含み、このオペレータ言語はオペレータインターフェースプログラムから提供される。この方法は、オペレータインターフェースプログラムから、ディスプレイ上で表示可能な複数の言語から上記オペレータ言語を選択するステップと、上記ディスプレイ上で上記オペレータインターフェースを上記オペレータ言語において表示するために、メモリにこのオペレータ言語を記憶するステップとを含む。この方法はまた、顧客の可搬メモリ媒体から上記顧客言語を読み取るステップと、複数の言語から構成可能な言語識別モジュールから、顧客インターフェースのために上記顧客言語を識別するステップをと含み、この顧客言語は顧客インターフェースプログラムから提供され表示可能である。この方法はまた、上記顧客インターフェースプログラムから、複数の言語から上記顧客言語を選択するステップと、ビジネス取引を行うステップとを含み、このビジネス取引は、ディスプレイ上で上記オペレータインターフェースを上記オペレータ言語において表示することと、顧客インターフェースを上記顧客言語において表示することとを含み、このオペレータ言語と顧客言語とは異なっている。
【0012】
この発明の主題事項の別の実施形態は、コンピュータ実行可能命令を含むコンピュータ読み取り可能メディアであり、該命令は、オペレータインターフェースプログラムと関連する複数の言語から、ディスプレイ上で表示可能なオペレータ言語を選択するステップと、メモリにこのオペレータ言語を記憶するステップとを含む。この主題事項はさらに、顧客のために可搬メモリ媒体を読み取るステップと、可搬メモリ媒体から顧客言語を識別するステップと、顧客インターフェースプログラムと関連する複数の言語から、この顧客へ表示可能な顧客言語を選択するステップとを含む。この主題事項はまた、ビジネス取引を行うために、上記オペレータインターフェースプログラムから提供された上記オペレータ言語においてオペレータインターフェースを表示するステップと、ビジネス取引を行うために、上記顧客インターフェースプログラムから提供された上記オペレータ言語において顧客インターフェースを表示するステップを含む。
【0013】
この発明の主題事項の別の実施形態は、ビジネス取引のための、可搬クレジット及びデビットカード端末のディスプレイ上で表示可能なオペレータ言語を顧客言語へ変換するための方法であり、言語識別モジュールに記憶された複数の言語からオペレータ言語を選択するステップであって、この言語識別モジュールはメモリに記憶され、該言語識別モジュールは、オペレータ言語識別モジュールと関連し、上記オペレータ言語を識別するように構成され、上記オペレータ言語は、ディスプレイ上で、上記オペレータインターフェースのためにオペレータへ表示可能である、ステップと、メモリに該オペレータ言語を記憶するステップとを含む。この方法は、顧客の可搬メモリ媒体を読み取るステップと、顧客言語を言語識別モジュールに記憶された複数の言語から識別するステップとを含み、顧客言語識別モジュールと関連する上記言語識別モジュールは、上記顧客言語を識別するように構成され、該顧客言語はプリンティング機構上で顧客へ表示可能であり、顧客言語が識別されない場合、デフォルト言語が選択され上記顧客へ表示可能である。この方法はまた、言語識別モジュールに記憶された複数の言語から顧客言語を選択するステップを含み、この言語識別モジュールはメモリに記憶され、該言語識別モジュールは顧客言語識別モジュールと関連し、上記顧客言語を識別するように構成され、上記オペレータ言語は上記顧客のために表示可能である。この方法はまた、ビジネス取引を行うオペレータのために、ディスプレイ上で、オペレータインターフェースプログラムからのオペレータインターフェースを上記オペレータ言語において表示するステップと、ビジネス取引を行うために、上記プリンティング機構上で、顧客インターフェースプログラムからの顧客インターフェースを上記顧客言語において表示するステップであって、該顧客言語と該オペレータ言語とは異なる、ステップと、顧客からの入力を提供するように構成可能な顧客入力を提供するステップとを含み、上記顧客インターフェースは上記顧客入力のために上記ディスプレイ上で上記顧客言語において表示可能である。
【0014】
この発明の主題事項の別の実施形態は、オペレータ言語を表示するためのオペレータ言語インターフェーシング手段と、顧客言語を表示するための顧客言語インターフェーシング手段とを有することによってビジネス取引を構成するための機構であり、該機構は、複数の言語を含むように構成された、メモリに記憶された端末言語識別モジュールから上記オペレータ言語を選択するための手段であって、この端末言語識別モジュールは、言語識別手段から上記オペレータ言語を識別するように構成され、上記オペレータ言語はオペレータインターフェース上で商店主のために表示される、手段と、メモリに上記オペレータ言語を記憶する手段とを含む。この実施形態は、さらに、上記顧客の可搬メモリ手段を読み取ることから上記顧客言語を識別するための手段と、複数の言語を含むように構成された、上記メモリに記憶された顧客言語識別モジュールから上記顧客言語を選択するための手段とを含み、この顧客言語識別モジュールは上記顧客言語を識別するように構成され、該言語において顧客インターフェースは上記顧客のために表示される。また、この実施形態は、上記ビジネス取引のために上記商店主インターフェーシング手段上でオペレータ言語を表示するための手段と、上記顧客言語インターフェース手段上で顧客言語を表示するための手段とを含み、この顧客言語はこのオペレータ言語と異なっている。
【0015】
先の一般的説明と続く詳細な説明の両者は具体例及び説明的なものであり、そして主張されるこの発明のさらなる説明を提供するように意図されることを理解されたい。
添付図面は、この発明の更なる理解を提供するために含まれかつ組み込まれ、並びにこの仕様の一部を構成し、この発明の実施形態を図解し、かつ説明と一緒にこの発明の少なくとも1つの実施形態の原理を説明する役目をする。
【0016】
参照はこの発明の好ましい実施形態へ詳細になされ、それらの例は添付図面において図解されるだろう。
ここにおいてまた説明されることは、方法及び装置の1つ以上の好ましい実施例と、並びにビジネス取引を共にする顧客及び従業員のために異なる言語を表示するシステムユーザインターフェースに対する、複数言語ユーザ選択を伴う使用についてのことである。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】可搬メモリ媒体を伴う使用のための、対話式システムのブロックダイアグラムである。
【図2】ユーザインターフェースディスプレイのために1つの言語を、及び顧客インターフェースを表示するために別の言語を提供するシステムにおける使用の方法を示すフローダイアグラムである。
【図3】従業員へユーザインターフェースディスプレイのために1つの言語を、並びにユーザインターフェースディスプレイ上で表示するため、及びビジネス取引の間の顧客のために別の言語を提供するシステムにおける使用の方法を示すフローダイアグラムである。
【図4】対話式システムが複数のディスプレイを有する場合の、可搬メモリ媒体を伴う使用のための対話式システムのブロックダイアグラムである。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1は、この発明の主題事項に従うクレジットカードまたはデビットカード端末100(「端末」)の、1つの実施形態のブロックダイアグラムである。キャッシュレジスターでセットアップされるか、若しくはその中に組み込まれるような、しかし据え置きでもよい通常のクレジットカード端末に、端末100は類似することができるし、または店舗、建物、市場、レストラン若しくはそれに類するものにおいて複数の場所で利用されるようにビジネス施設の周辺でクレジットカード端末を商店主が持ち運ぶことを許容するように、端末は可搬でもよい。クレジットカード端末であるがしかしいずれの制限もまたなくてよい多くのもの、PC、ワークステーション、ダムターミナルまたは商業上の場面においてビジネス取引を行うために使用されるシステムの任意の他の方法と、端末100は類似する特徴を有する。この実施形態において、端末100は平均的小売ビジネスで使用される普通のクレジットカード端末であろう。端末の特徴は、カード104の所有者へ直接関係のある情報を記憶する磁気ストリップを有する、クレジットカード、デビットカード、ATMカードまたはそれに類するものの任意の形態を含む可搬メモリ媒体を読み取るように構成されるカードリード102を含む。カードリーダ102は、任意の物理的方法において、例えば内部で若しくはスワイピング経由でカード104を受け入れることができ、またはカード104を受け入れるために物理的に受けることなしに、集積チップ(IC)若しくはラジオ周波数(RFID)メモリを読み取るように構成されることができる。例えば、物理的にカード104をスワイピングする代わりに、カードリーダ104はRFIDメモリを読み取り、そして通常のクレジットカードであるかのようにビジネス取引を行うための全ての必要なステップを行うことができる。この実施形態において、端末100はスワイピング経由で端末100の中へカードを内部的に受け入れるように構成されることが仮定され、その場合、カードリーダ102はカード102上のメモリストリップを読み取る。端末100はまた、商店主によるユーザ入力または顧客からのビジネス取引に従う入力の手動登録を許容するキーボード108を有する。ユーザ入力は電話番号、デビットカード取引のための顧客pin番号、幾つかの理由のためにカードリーダ102がカード104を読み取ることができない場合のビジネス施設によるクレジットカード番号、または商店主の必要性を満たすために必要なユーザ入力を含むことが可能である。キーボード108はまた、ユーザインターフェースディスプレイ106のための適切な言語を選択するために、商店主のために使用されることができ、そしてキーボードはまた商店主が、以下でさらに議論されるような、領収書114上に印刷される言語を選択することを許容する。キーボード108は、キーボード、タッチパッド、アクチュエータまたは類似のデバイスを含む任意の入力手段の形態でよい。
【0019】
端末100はまた、時刻、日付、販売価格、及び指示を含むビジネス施設へ直接関係のあるであろう商店主への情報を表示し、または示すであろうユーザインターフェースディスプレイ106を持ち、前記指示はクレジットカード端末によるビジネス取引の間、または端末がビジネス取引を待ち受けるとき、表示されることがあるほかの項目と一緒に、適切なときにデータを登録するためのものである。ユーザインターフェースディスプレイ106はLCD,スクリーン、テレビジョン若しくはコンピュータスクリーンを含む任意の表示の手法、またはクレジットカード端末において見つかる典型的なモノクロームスクリーンでありうる。端末100はさらに、取引を完了するために、適切なシステム及びディスプレイの中へビジネス取引を処理するであろうプロセッサ110を含む。プロセッサはまた、メモリ108から様々なモジュールを処理するために利用されることができ、そしてまた、商店主のために、ユーザインターフェースディスプレイ106のための適切な言語を選択するために使用されることができる。ユーザインターフェースディスプレイ106はまた、顧客へ情報を表示するために使用されるか、または顧客インターフェースとして使用されることができ、そしてもしユーザインターフェースディスプレイ106が顧客によって使用されるかまたは見られるならば、そのときユーザインターフェースディスプレイ106は、顧客言語において顧客へ直接関係のある情報を表示するだろう。図4で示されるように、もし、例えばビジネス施設が、そのビジネス取引場所で、商店主またはオペレータへビジネス取引を表示するための商店主ディスプレイ150、及び顧客へ情報を表示するための顧客ディスプレイ155を有するように構成されるディスプレイを有するならば、そこには1つ以上のユーザインターフェースディスプレイ106があるだろう。
【0020】
端末100はさらに、ビジネス取引のレコーデーションとして、領収書114を印刷するであろうプリンタ112を含むことができる。プリンタ112は、顧客へビジネス取引の記録を提供するであろう幾つかの他の顧客インターフェースの形態であることができる。この顧客インターフェースは、領収書を伴うプリンタ、電子的若しくは印刷物の領収書を提供するコンピュータ、端末に顧客を許可するタッチスクリーン若しくはキーボード、または顧客小売ビジネスにおいて使用される任意の他のレコーデーションシステムの可能性がある。プリンタ112はまた、プリンタ112によって印刷される複数のコピーを伴うサインする顧客のためのただ1枚の紙フォーマット、サインする顧客のための一対のカーボンコピーフォーマット、または当業者により予期される任意の他の形態において領収書114を印刷することができる。この実施形態において、顧客インターフェースは、作成する顧客のための一対のカーボンコピーフォーマットである領収書114を印刷するであろうプリンタ112であると仮定される。またプリンタ112は、イーサネット接続、ブロードバンド、T−1接続、DSL、電話回線、無線、同軸ケーブルまたは端末100をプリンタ112と関連させるであろう予期される他の任意の手法を制限なしに含む電子的手段によって接続されうることを除き、物理的及び内部的に端末と関連する必要はない。議論目的のため、図1で示されるようにプリンタ112のみが端末100へ内部的に接続されていると仮定されることにする。プリンタ112によって印刷される領収書114は、ビジネス取引のために顧客へ商店主が渡す領収書114上に普通見つかる典型的な書付、情報及び表現を表示し、前記書付、情報及び表現は、価格、ビジネス施設の名前、ビジネス施設の所在地及び電話番号、ビジネス取引の時刻、顧客署名欄、顧客アカウント情報並びにクレジットカード領収書上に通常含まれるであろう任意のほかの可能な情報のような項目を、しかし限定されることなく含む。この発明の主題事項において、全てのこの情報は顧客の快適さのために顧客の言語においてであろう。
【0021】
端末100はまた、クレジットカード端末上で発生する、典型的なビジネス取引において使用されるプログラムを記憶するメモリ116を含む。メモリ116はさらに、商店主または顧客のビジネス取引を手助けするインターフェースディスプレイ106上で表示される、オペレータインターフェースを生成するインターフェース言語プログラム120を記憶する。インターフェース言語プログラム120は、ユーザインターフェース106または領収書114上で表示される適切な言語を識別及び選択するために、インターフェース言語プログラム120によって利用される言語識別モジュール122を含む。言語識別モジュール122は、完了されるべきタスクに従う2つのサブルーチンのうち1つを動作させることによって、オペレータインターフェースのためのインターフェース言語を選択し、及び顧客インターフェースを選択するだろう。各サブルーチンは、ビジネス取引を行うこととは別個に利用されることができる。第1のサブルーチンは、ユーザインターフェースディスプレイ106上で商店主のために、適切な言語を識別、選択及び表示するために動作する端末言語識別モジュール124である。端末言語識別モジュール124は、任意のビジネス取引に先立って、メモリにおいて記憶される言語のグループから読み出されることが可能である。端末言語識別124サブルーチンは数回、例えば商店主による端末の初期セットアップの間、またはシフトチェンジの間1つの言語を話す従業員が別の言語を話す従業員によって置き換わるとき、動作させられることができる。第2のサブルーチンは、プリンタ112または幾つかの他の顧客インターフェースの形態によって印刷される領収書114上で顧客のために適切な言語を識別、選択、そして表示するために動作する、顧客言語識別モジュール126である。顧客言語識別モジュール126は、メモリ116から顧客へ表示されることが可能な記憶される言語のグループから読み取るということにおいて、端末言語識別モジュール124のような、類似の手法において動作させられる。クレジットまたはデビットカード取引のために、顧客言語において印刷されることが領収書114にとって必要なとき、顧客言語識別モジュール126は動作することができ、かつ1日に、1時間に、または1週に複数回動作させられることが可能である。これらタスクの方法論は、より詳細に以下で説明されるだろう。
【0022】
言語識別モジュール122は、オペレータインターフェースまたは顧客インターフェース言語であるインターフェース言語として、それぞれの商店主及び顧客のために表示される、選択するための広範な言語の配列を有することができる。端末言語識別モジュール124及び顧客言語識別モジュール126は、ユーザインターフェースディスプレイ及び/または領収書上で表示される、必要なインターフェース言語を動作させるために関連する。インターフェース言語へ利用可能な複数の言語は、言語を記憶するために必要なメモリのサイズ、及びユーザインターフェース106上で表示するか、または顧客インターフェース若しくは領収書112上で表示するためにインターフェース言語を翻訳することと関連する費用によってのみ制限されるだろう。言語識別モジュール122は言語の名前のテキスト表示を含むか、またはそれはプロセッサ110、若しくは表示されるインターフェース言語のための端末100におけるコンピューティングデバイスによって一致させられる、コード形態においてでよい。適切なインターフェース言語を自動的に識別及び表示するために使用される任意の表示は、ユーザインターフェースディスプレイ106上で表示されるかまたは領収書112上で表示されることができる。
【0023】
図2は、ユーザインターフェースディスプレイ106のために1つの言語を、そして顧客インターフェースまたはプリンタ112によって印刷される領収書114上で表示するために別の言語を提供するシステムにおける使用のための方法の、別の実施形態を示すフローダイアグラムである。この実施形態においてこれは、図1で示されるような据え置きのクレジットカード端末へ仮定され、かつ小売ビジネス施設において配置され、並びにカードは顧客に直接関係のある情報を記憶する磁気ストリップを備える典型的なクレジットカードであることが仮定される。しかしながらこのことは、何らかの方法でこの発明の適用を制限するように意味される方法ではないことに注意されたい。
【0024】
ブロック200で、商店主はユーザインターフェースディスプレイ106上で使用される商店主言語を選択し、そしてメモリ116において記憶することができ、または端末100のユーザインターフェースディスプレイ106上で表示される、以下で説明される詳細におけるデフォルト言語を許容することができる。端末100は、キーボード108、及びユーザインターフェースディスプレイ106を利用するように商店主のために構成されることができ、前記ユーザインターフェースディスプレイ106は、ユーザインターフェースディスプレイ106上で表示されるか、さもなければオペレータ言語または商店主言語として知る言語のために、インターフェース言語を表示する端末言語識別モジュール124サブルーチンを動作させること経由で、言語識別モジュール122によって提供される複数の言語を通して検索するためのものである。商店主は、ユーザインターフェースディスプレイ106のために必要な適切な言語を指定または選択するためにキーボード108を利用する。商店主によって使用されるインターフェース言語を選択することの他の可能な実施形態は、端末を起動させる前に端末100のために選択される商店主の言語とマッチするであろうデフォルト言語を有すること、または端末100を起動させる前に何とかしてインターネットウェブサイトにアクセスし、言語識別モジュール122の中へ適切なオペレータインターフェース言語をダウンロードし、そして端末言語識別モジュール124を動作させるように構成される端末100を有することであろう。顧客言語のためのインターフェース言語は、顧客言語識別モジュール126経由で選択されることが可能であり、並びに以下で説明されることを除く同じ手法において検索されかつ選択されることができる。端末100はまた、クレジットカード端末で働き、かつ異なる言語を話すことがあるがしかし同じビジネス施設において働くオペレータまたはユーザを適合させるために、商店主によって1つの言語から別のものへ変更されるように、オペレータインターフェース言語がユーザインターフェースディスプレイ106上で表示されることを許容するように構成されることができる。
【0025】
ブロック210で、カード104が挿入されるかまたは端末100によってスワイプされたとき、カードリーダ102がそれを検出することを許可する、磁気ストリップを伴うクレジットカードのような可搬メモリ媒体を受け入れるように、端末100は構成される。端末100はカード104を読み取り、そしてブロック220において示されるように、カードのメモリ上で特定の言語が記憶されているかどうかを決定するように構成される。もしカード104にとって関連する言語があれば、そのとき言語識別モジュール122及び顧客言語識別モジュール126はブロック230において示されるように(ブロック250への「イエス」分岐235)、顧客インターフェースまたは領収書114上で表示されることができる適切な顧客言語を識別し、決定し、そして選択するように動くだろう。ブロック250は、顧客インターフェースはビジネス取引のために動いており、かつ領収書114は端末100と関連するプリンタ112から印刷されることを明示する。さらに、ビジネス取引、ブロック250の間、ユーザインターフェースディスプレイ106は商店主言語へ相当するオペレータインターフェース言語を表示し、そして商店主へクレジットカードを利用しながら生ずるビジネス取引の間、通常発生するであろう指示、価格付け、並びに他の表現及び情報を提供する。端末オペレータ言語及び商店主言語は終始交換可能に使用され、かつ同じ意味を有する。ブロック260において示されるように、領収書114は顧客の適切な顧客言語において印刷される。費用、ビジネス施設の名前、ビジネス施設の所在地及び電話番号、ビジネス取引の時刻、顧客アカウント情報、署名欄並びにクレジットカード領収書上に通常含まれるであろう任意の他の可能な情報を含むような、しかしこれらに限定されない項目を含む、ビジネス取引のために商店主が顧客へ渡すであろう通常の情報を領収書114は表示するだろうし、そしてそれは全て顧客言語において表示されるだろう。
【0026】
もしカード104と関連する言語がないか、またはカード104と関連する言語はあるがしかし顧客言語識別モジュール126サブルーチンによって識別不可能であるならば(ブロック240への「ノー」分岐236)、そのときブロック240で示されるように、顧客言語識別端末によって、領収書上で表示されるデフォルト言語が選択される。デフォルト言語は、領収書上で顧客インターフェース言語としての表示のために、プロセッサ110へ送られることができる(ブロック250への「DL」分岐245)。ビジネス取引が発生した250後、それから上記で詳述されたように、商店主が顧客へ渡すであろう通常の情報を表示しながら、領収書114はプリンタ112から印刷されるが、しかし領収書114はデフォルト言語において印刷されるだろう。ビジネス施設の顧客によって最も共通に使用される言語、若しくは商店主の言語においてあるように商店主によって、または商店主が受け入れ可能だと考える、商店主がビジネス取引を最良に行うことを許容できる任意の他の基準によって、デフォルト言語は選択されることができる。領収書114がプリンタ112によって印刷された後、システムは、もし端末100のためにインターフェース言語を変更する必要がないようであれば、端末を起動させるであろうカード102を使用する新たな顧客のための準備で、ブロック265をリセットしブロック210へ戻す(ブロック210への「リセット」分岐270)。方法はまた、分岐275において示されるように、もし1つの言語を話すユーザ、オペレータまたは商店主が別の言語を話すユーザ、オペレータまたは商店主と置き換わるならば、全ての経路をリセットし、ブロック200へ戻るようにセットされることが可能である。
【0027】
図3は、オペレータのためのユーザインターフェースディスプレイ106のために、1つの言語を提供するシステムにおける使用のための方法の別の実施形態を示すフローダイアグラムであり、そして別の言語がまたユーザインターフェースディスプレイ106上で表示されることができる。そこには顧客が取引を完了するために、顧客がユーザインターフェースディスプレイ106を見る必要があるときの実例がある。例えばクレジットカード取引に代えて、顧客は取引を完了するためにデビットカードを選び、そしてユーザインターフェースディスプレイ116はビジネス取引を完了するため顧客言語において情報を表示することを必要とする。この実施形態においてそこには、図1において示されるような据え置きのクレジットカードまたはデビットカード端末に対するビジネス取引があり、そしてそれは小売ビジネス施設において配置され、並びにカードは領収書を印刷するプリンタを備える典型的なクレジットまたはデビットカード端末であることが仮定される。しかしながらこのことは、何らかの方法でこの発明の適用を制限するように意味される方法ではないことに注意されたい。図3のフローダイアグラムは、ユーザインターフェースディスプレイ106上で顧客言語を提供することに関連する追加ステップを除き、図2のフローダイアグラムに非常に類似している。
【0028】
ブロック300で、商店主は、商店主へ示されるユーザインターフェース106上で使用される商店主言語を選択し、そしてメモリ116において記憶することができ、またはデフォルト言語が端末100のユーザインターフェースディスプレイ106上で表示されることを許容することができる。商店主は、ユーザインターフェースディスプレイ106上で、または図2に対し詳述されたような類似の方法において、商店主へ表示される言語を構成するために端末100のキーボード108を使用することが可能である。
【0029】
ブロック310で、カード104が挿入されるかまたは端末100によってスワイプされたとき、カードリーダ112がそれを検出することを許可する、磁気ストリップを伴うクレジットカードのような可搬メモリ媒体を受け入れるように、端末100は構成される。端末100は、カード104を読み取るように構成され、かつさらにブロック320において示されるように、特定の言語がカード上に記憶されているかどうかを決定するように構成される。図2と類似するが、ブロック330において示されるように、顧客言語識別モジュール126はユーザインターフェースディスプレイ106によって及び/または領収書114上で表示される適切な顧客言語を識別、決定、そして選択するように動作するであろう(ブロック350への「イエス」分岐336)。しかしながら、デビットカード取引または幾つかのクレジットカード取引を行うために、顧客は完了されるビジネス取引に対し、取引を検証及び確認するためにキーボード108上で個人識別番号(「PIN」)を入力する必要がありうる。ユーザインターフェースディスプレイ106は、ブロック365において示されるように、ビジネス取引において商店主のかかわることに対する言葉、情報及び表現を商店主言語において表示する。ブロック360において、端末100は、ビジネス取引において顧客のかかわることに対する言葉、情報及び表現を顧客言語においてユーザインターフェースディスプレイ106上で表示する。例えば、ユーザインターフェースディスプレイ106は、顧客が理解し、確認し、承認するための、またはキーボード108経由で取引を完了する手助けとなるであろう任意の他の基準となる、顧客に通知する必要のある言葉を顧客言語において表示することができる。ユーザインターフェースディスプレイ106は、ブロック360において示されるようなPIN番号、キャッシュバック及びそれに類するようなものを含む、デビットカード取引を完了するであろう全ての通常の情報を顧客言語において顧客へ表示する。ブロック370は、ブロック380において示されるように、ビジネス取引が発生し、そして領収書114がプリンタ112から印刷されることができることを明示する。ビジネス取引のためにユーザインターフェースディスプレイ106は、取引の状態、及び誰がユーザインターフェースディスプレイ106を見ていることができるのかに従い、顧客言語から商店主言語へ前後に切り替えることができる。領収書114は、デビットカード領収書上に含まれることができる通常の情報を印刷及び表示するだろうし、それは全て顧客言語において表示されるだろう。領収書114がプリンタ112によって印刷された後、もし端末100のためにインターフェース言語を変更する必要がないならば、ビジネス取引のために端末100を起動させるであろうカード102(クレジットまたはデビットカードである)を使用する新たな顧客のための準備で、システムはリセットしブロック310へ戻す(ブロック310への「リセット」分岐390)。方法はまた、分岐295において明示されているように、もし1つの言語を話すユーザ、オペレータまたは商店主が別の言語を話すユーザ、オペレータまたは商店主と置き換わるならば、全ての経路をリセットし、ブロック300へ戻るようにセットされることが可能である。
【0030】
やはり、もしカード104と関連する言語がないか、またはカード104と関連する言語はあるがしかし言語が顧客言語識別モジュール126サブルーチンによって識別不可能であるならば(ブロック340への「ノー」分岐335)、そのときデフォルト言語が選択され、そして領収書114及びユーザインターフェースディスプレイ106上で表示される。やはり図2と類似するが、デフォルト言語は領収書上での表示のために、プロセッサ110へ送られることができる(ブロック350への「DL」分岐345)。取引の終了時、ブロック380で、商店主が顧客へ渡すであろう通常の情報を表示しながら、徴収書114はプリンタ112から印刷されるが、しかし領収書114はデフォルト言語においてである。図2において詳述されるように、ビジネス施設の顧客によって最も共通に使用される言語、若しくは商店主言語へ商店主によって、または商店主がビジネス取引を最良に行うことを許容できる任意の他の基準によって、デフォルト言語は選択されることができる。
【0031】
この発明は詳細に、かつその特定の実施形態への参照と共に説明されてきたが、その精神及び範囲から外れることなく様々な変更及び修正がその中になしえることは当業者には明らかであろう。このようにこの発明は、添付の請求項及びそれらの均等物の範囲内で実現する、提供されるこの発明の修正及び変形をカバーすることが意図される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロセッサと、
ディスプレイと、
メモリと、
可搬メモリ媒体のメモリ手段上で記憶されたデータを読み取るように構成されたカードリーダと、
前記メモリに記憶され前記プロセッサにより実行可能なオペレータインターフェースプログラムによって生成され、前記ディスプレイ上でオペレータ言語において表示可能なオペレータインターフェースと、
前記メモリに記憶され前記プロセッサにより実行可能な顧客インターフェースプログラムによって生成され、顧客言語において表示可能な顧客インターフェースと、
前記メモリに記憶され前記プロセッサ上で実行可能な言語識別モジュールと
を備え、前記言語識別モジュールは、前記オペレータ言語であって該言語において前記オペレータインターフェースはオペレータのために表示可能である前記オペレータ言語を選択し、顧客言語であって該言語において前記顧客インターフェースは顧客のために表示可能である前記顧客言語を選択するように構成可能であり、前記オペレータ言語及び前記顧客言語は、前記モジュールに記憶された複数の言語から選択され、前記顧客言語と前記オペレータ言語は異なる、クレジットカード及びデビットカード取引端末。
【請求項2】
前記ディスプレイ上で前記顧客言語において表示可能な前記顧客インターフェースをさらに含む、請求項1に記載の端末。
【請求項3】
前記顧客インターフェースを表示するためのプリンティング機構をさらに含む、請求項1に記載の端末。
【請求項4】
前記プリンティング機構はプリンタである、請求項3に記載の端末。
【請求項5】
前記プリンタは記録を発行する、請求項4に記載の端末。
【請求項6】
前記ディスプレイ上で前記オペレータインターフェースを表示するために前記オペレータ言語を選択するように構成可能なユーザ入力をさらに含む、請求項1に記載の端末。
【請求項7】
前記ユーザ入力は、前記顧客インターフェースを前記顧客へ表示するために前記顧客言語を選択するように構成可能である、請求項6に記載の端末。
【請求項8】
前記端末は可搬である、請求項1に記載の端末。
【請求項9】
前記端末は据え置きである、請求項1に記載の端末。
【請求項10】
前記可搬メモリ媒体は集積回路カードをさらに含む、請求項1に記載の端末。
【請求項11】
前記可搬メモリ媒体は磁気ストリップを有するカードをさらに含む、請求項1に記載の端末。
【請求項12】
複数のディスプレイをさらに含む、請求項1に記載の端末。
【請求項13】
前記可搬メモリ媒体上で記憶された前記データは、前記顧客によって好ましい前記顧客言語を識別する言語識別子を含む、請求項1に記載の端末。
【請求項14】
前記顧客のために前記端末へ入力を提供するように構成可能な顧客入力をさらに含み、前記顧客インターフェースは前記顧客入力のために前記ディスプレイ上で前記顧客言語において表示可能である、請求項1に記載の端末。
【請求項15】
クレジット及びデビットカード取引のために、ディスプレイ上で表示可能なオペレータ言語を表示可能な顧客言語へ構成するための方法であって、
複数の言語から構成可能な言語識別モジュールから、ディスプレイ上で表示可能なオペレータインターフェースのために前記オペレータ言語を識別するステップであって、前記オペレータ言語はオペレータインターフェースプログラムから提供される、ステップと、
前記ディスプレイ上で前記オペレータインターフェースを前記オペレータ言語において表示するために、メモリに前記オペレータ言語を記憶するステップと、
オペレータインターフェースプログラムから、ディスプレイ上で表示可能な複数の言語から前記オペレータ言語を選択するステップと、
顧客の可搬メモリ媒体から前記顧客言語を読み取るステップと、
複数の言語から構成可能な言語識別モジュールから、顧客インターフェースのために前記顧客言語を識別するステップであって、前記顧客言語は、顧客インターフェースプログラムから提供され表示可能である、ステップと、
前記顧客インターフェースプログラムから、複数の言語から前記顧客言語を選択するステップと、
ビジネス取引を行うステップであって、該ビジネス取引は、ディスプレイ上で前記オペレータインターフェースを前記オペレータ言語において表示することと、顧客インターフェースを前記顧客言語において表示することとを含み、前記オペレータ言語と顧客言語とは異なる、ビジネス取引を行う前記ステップと
を含む、方法。
【請求項16】
構成する前記ステップは、前記ディスプレイ上で表示可能な前記顧客言語において顧客インターフェースを表示するステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
構成する前記ステップは、プリンティング機構上で表示可能な前記顧客言語において、顧客インターフェースを表示するステップをさらに含み、前記プリンティング機構は、前記ビジネス取引の記録を発行する、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
構成する前記ステップは、可搬メモリ媒体が前記顧客言語を提供しないとき、前記顧客インターフェースのためにデフォルト言語を選択するステップを含む、請求項15に記載の方法。
【請求項19】
構成する前記ステップは、顧客からの入力を提供するように構成可能な顧客入力を提供するステップを含み、前記顧客インターフェースは前記顧客入力のために前記ディスプレイ上で前記顧客言語において表示可能な、請求項15に記載の方法。
【請求項20】
コンピュータ実行可能命令を含むコンピュータ読み取り可能メディアのための方法であって、
オペレータインターフェースプログラムと関連する複数の言語から、ディスプレイ上で表示可能なオペレータ言語を選択するステップと、
メモリに前記オペレータ言語を記憶するステップと、
顧客のために可搬メモリ媒体を読み取るステップと、
可搬メモリ媒体から顧客言語を識別するステップと、
前記可搬メモリ媒体から、顧客インターフェースプログラムと関連する複数の言語から前記顧客へ表示可能な顧客言語を選択するステップと、
ビジネス取引を行うために、前記オペレータインターフェースプログラムから提供された前記オペレータ言語において、ディスプレイにオペレータインターフェースを表示するステップと、
ビジネス取引を行うために、前記顧客インターフェースプログラムから提供された前記オペレータ言語において、顧客インターフェースを表示するステップと
を含む、方法。
【請求項21】
前記オペレータ言語において前記オペレータインターフェースを表示するステップは、ディスプレイ上で表示可能である、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記顧客言語において前記顧客インターフェースを表示するステップは、ディスプレイ上で表示可能である、請求項20に記載の方法。
【請求項23】
前記顧客言語において前記顧客インターフェースを表示するステップは、プリンティング機構上で表示可能である、請求項20に記載の方法。
【請求項24】
ビジネス取引のために、可搬クレジット及びデビットカード端末のディスプレイ上で表示可能なオペレータ言語を顧客言語へ変換するための方法であって、
言語識別モジュールに記憶された複数の言語からオペレータ言語を選択するステップであって、前記言語識別モジュールはメモリに記憶され、前記言語識別モジュールは、前記オペレータ言語を識別するように構成されたオペレータ言語識別モジュールと関連し、前記オペレータ言語は、ディスプレイ上でオペレータに対し前記オペレータインターフェースのために表示可能である、ステップと、
前記ディスプレイ上で前記オペレータインターフェースを前記オペレータ言語において表示するために、メモリに前記オペレータ言語を記憶するステップと、
顧客の可搬メモリ媒体を読み取るステップと、
言語識別モジュールに記憶された複数の言語から顧客言語を識別するステップであって、前記言語識別モジュールは、前記顧客言語を識別するように構成可能な顧客言語識別モジュールと関連し、前記顧客言語はプリンティング機構上で顧客へ表示可能であり、顧客言語が識別されない場合に、デフォルト言語が選択され前記顧客へ表示可能である、ステップと、
言語識別モジュールに記憶された複数の言語から顧客言語を選択するステップであって、前記言語識別モジュールはメモリに記憶され、前記言語識別モジュールは、前記顧客言語を識別するように構成された顧客言語識別モジュールと関連し、前記オペレータ言語は前記顧客のために表示可能である、ステップと、
ビジネス取引を行うオペレータのために、ディスプレイ上で前記オペレータ言語において、オペレータインターフェースプログラムからの前記オペレータインターフェースを表示するステップと、
ビジネス取引を行うために、前記プリンティング機構上で前記顧客言語において、顧客インターフェースプログラムからの顧客インターフェースを表示するステップであって、前記顧客言語と前記オペレータ言語とは異なる、ステップと、
顧客からの入力を提供するように構成可能な顧客入力を提供するステップであって、前記顧客インターフェースは、前記顧客入力のために前記ディスプレイ上で前記顧客言語において表示可能である、ステップと
を含む、方法。
【請求項25】
オペレータ言語を表示するためのオペレータ言語インターフェーシング手段と、顧客言語を表示するための顧客言語インターフェーシング手段とを有することによってビジネス取引を構成するための機構であって、
複数の言語を含むように構成された、メモリに記憶された端末言語識別モジュールから前記オペレータ言語を選択するための手段であって、前記端末言語識別モジュールは、言語識別手段から前記オペレータ言語を識別するように構成され、前記オペレータ言語はオペレータインターフェース上で商店主のために表示される、手段と、
メモリに前記オペレータ言語を記憶する手段と、
前記顧客の可搬メモリ手段を読み取ることから前記顧客言語を識別するための手段と、
複数の言語を含むように構成された、前記メモリに記憶された顧客言語識別モジュールから前記顧客言語を選択するための手段であって、前記顧客言語識別モジュールは前記顧客言語を識別するように構成され、該言語において顧客インターフェースは前記顧客のために表示される、手段と、
前記ビジネス取引のために前記商店主インターフェーシング手段上で前記オペレータ言語を表示するための手段と、
前記顧客言語インターフェース手段上で顧客言語を表示するための手段であって、前記顧客言語は前記オペレータ言語と異なる、手段と
を含む、機構。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−123906(P2011−123906A)
【公開日】平成23年6月23日(2011.6.23)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−155(P2011−155)
【出願日】平成23年1月4日(2011.1.4)
【分割の表示】特願2008−522924(P2008−522924)の分割
【原出願日】平成18年7月20日(2006.7.20)
【出願人】(510020918)ゴールドマイン・ワールド,インコーポレーテッド ディー/ビー/エイ ワールド・バンクカード・サーヴィシズ (3)
【Fターム(参考)】