説明

セパレータ接続金具とピーコン軸の二段構成六角軸。

【課題】セパレータの接続金具と、セパレータの端部に螺合するピーコンの六角軸部であり、基本セパレータと調整セパレータに分けて確実な長さに固定することができる接続金具と、ピーコンを容易に外せる二段構成の六角軸を提供する。
【解決手段】セパレータ接続金具本体1は、基本セパレータ25と、調整セパレータ26に分かれて、確実な長さに接続されて固定される。セパレータの両端部の雄ネジ23に螺合するピーコン軸胴体部30の中央から内側に六角軸31が形成され、その際から型枠パネル60の穴61の間二段構成の六角軸32が形成され、その際から斜面部33が形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、セパレータ接続金具と、セパレータの端部に螺合して固定するピーコン軸の六角軸部であり、接続する2本のセパレータを、基本セパレータと調整セパレータに分けて、一本一本のセパレータを確実の長さに接続して固定するものであり、
セパレータの両端部に螺合して固定されるピーコン軸の胴体部の中央に、固定されてある六角軸の二段構成の径10mmの六角軸である。
【背景の技術】
【0002】
従来のセパレータ接続金具で二本のセパレータを接続する場合は、セパレータ接続金具の中に、接続する二本のセパレータを互い違いの方向から同時にセパレータ接続金具の中に挿し通して、二本のセパレータ共が調整セパレータであるから、双方のセパレータ共が、前後の互い違いにスライドされて、セパレータの両端の長さをメモリ尺で全長を測ながら、二本同時にスライドして所望の長さに位置した所で、締付六角ナットを回して、双方のセパレータを同時に締付固定するものであるから、セパレータの長さを正確に決めることが、中々難しいことであり、接続するセパレータの長さによっては、一人で接続する作業時間が非常に長く係り、それだけの時間を掛けて接続されたセパレータの寸法を正確の長さに合わせることは容易でないことである。
【0003】
セパレータの長さを合わせることが難しい理由は、接続する二本のセパレータ共が調整セパレータであるから、セパレータの全長を測って締付ナットを回して二本のセパレータ共に一気に締付固定するものであるから、締付固定する抵抗力が重いのと、締付固定している内に、セパレータが、互いに軸方向の流れに僅かに移動し、締付固定したセパレータの全長が狂うことがしばしばあり、全長を正確に決めて固定することは、中々難しいことである。
【0004】
従来、セパレータの両端に螺合して固定されているピーコンは、ピーコンのコマが、型枠に接触される部分の接触面が少しでも損傷受けたら、コンクリートの打設時に其処の損傷部分からピーコンの空洞孔内にセメントのノロが一杯に詰まって、型枠を解体した後に、コンクリートの表面から中のピーコンを取外す時に、セメントのノロがピーコンの空洞孔内に一杯詰まって穴が塞がっているために、従来のピーコン外しの12mmのボックスレンジの工具では、ピーコン軸を回して、ピーコンを取り外す事ができないものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
然しながら、従来使用されているセパレータ接続金具は、どの種類のセパレータ接続金具も同様に、セパレータの寸法を決めるために、接続する二本のセパレータのうち一本は、全ネジセパレータを切断して寸法を合わせるかして、又は、セパレータ接続金具本体の空洞貫通孔内に、二本のセパレータを互い違いの方向から挿し通して同時にスライドして、セパレータの両端部の寸法を測りながら所望の寸法に位置した所で、二本のセパレータを同時に一気に締付固定したものであり、この様な接続のやり方では、セパレータの総長さを正確に合わせて固定することは中々難しいことであり、又は、セパレータ軸の両端に固定されるピーコン軸に付いても、ピーコン軸の軸胴体の中央に固定してある径が12mmの六角軸だけで、コンクリートの表面から中に埋まり込んであるピーコン軸の六角軸を回してピーコンを取外す事が、中々難しい事である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達するために本発明は、型枠の建て込みに使用されるセパレータの接続金具本体(1)については、セパレータ接続金具本体(1)のU字型空洞貫通孔(1a)のU字型片方壁の一方端に雌ネジ部材(3)を設けて其の内部に雌ネジ(3a)が固定、セパレータ接続金具本体(1)のU字型空洞貫通孔(1a)の中央部の上下壁に、下穴と上穴の(1b)が固定、U字型空洞貫通孔(1a)のU字型空洞内部壁の左右に軸止め固定板(4)が固定、セパレータ接続金具本体(1)の中央部の上穴(1b)の上に筒(2)が固定、セパレータ接続金具本体(1)の下孔(1b)から筒(2)の孔(2b)に、移動部材(6)の雄ネジ(7)が上向きに挿し通されて雄ネジ(7)に、座金の穴(9b)を入れて,締付ナット(8)の雌ネジ(8b)で螺合して設置してある。
【0007】
セパレータの接続方に付いては、図21で説明する。最初に接続するセパレータを基本セパレータ(25)として、セパレータの一方端にピーコン(50)が固定、セパレータの他の一方の雄ネジ(23)を、セパレータ接続金具本体(1)のU字型空洞貫通孔(1a)の下孔を左から右に挿通して雌ネジ(3a)に基本セパレータ(25)の雄ネジ(23)が螺合して固定されると基本セパレータ(25)の寸法が固定されて、基本セパレータ(25)の端、即ち、ピーコン(50)の接触面(55)から、セパレータ連結金具本体(1)の際までの基本セパレータの寸法を測り、総寸法から固定された基本セパレータの寸法を差引いた残りの寸法が、調整セパレータ(26)の寸法である。
【0008】
次に接続するのは調整セパレータ(26)として、セパレータの一方端にピーコン(50)が螺合して固定、残りの一方端を、セパレータ接続金具本体(1)U字型空洞貫通孔(1a)の上孔に、右から左に調整セパレータ(26)を挿通して、前後に一本だけをスライドして、基本セパレータ(25)の寸法を差引いた残りの寸法に位置した事が確認されたら、締付ナット(8)を回転させて雌ネジ(8b)で雄ネジ(7)を移動させて、移動部材(6)が移動され、移動部材に(6)に一体されている締付部材(5)も移動されて、斜面締付突起部材(5b)で、調整セパレータ(26)の側面(20)がセパレータ接続金具本体(1)の両側のU字型空洞貫通孔(1a)のU字型壁に押し付けられて軸止め固定板(4)で確実の寸法に硬く固定されるものである。
【0009】
セパレータの両端部の雄ネジ(23)に螺合して固定されるピーコン軸の軸胴体部(30)の中央部から内側に径12mmの六角軸(31)が固定、其の際から型枠パネル(60)の穴(61)の間隔内に、二段構成の径10mmの六角軸(32)が固定、六角軸の際から斜面部(33)が固定、その先が一部無ネジ軸真(34)が固定されて、其の先から一方端までが雄ネジ(35)が固定されてある。
【発明の効果】
【0010】
本発明のセパレータ接続金具本体(1)は、接続する二本のセパレータが、基本セパレータと調整セパレータに、セパレータ接続金具本体(1)の中で、個別に分けられて固定される構造のセパレータ接続金具本体であり、基本セパレータ(25)が先に、セパレータの一方端にピーコンを螺合して固定し、他の一方端の雄ネジ(23)をセパレータ接続金具本体(1)のU字型空洞貫通孔(1a)内の片側に通して雌ネジ部材(3)の雌ネジ(3a)に螺合して固定したところで、基本セパレータの寸法が、確実に固定されるから、固定された基本セパレータの一方端から、セパレータ接続金具本体(1)の際までの寸法が、基本セパレータの確定寸法である。
【0011】
次は、調整セパレータ(26)であり、セパレータの一方端にピーコン(50)を螺合して固定、他の一方端の雄ネジから軸を、調整セパレータ(26)として、セパレータ接続金具本体(1)のU字型空洞貫通孔(1a)中に、基本セパレータ(25)の逆の方向から挿し通して前後にスライドして、基本セパレータ(25)の寸法を差引いた残りの寸法に位置した所で、締付六角ナット(8)を回すと移動部材(6)が移動されて、締付部材(5)の締付斜面突起部材(5b)で調整セパレータ(26)の一本が硬く固定されて、接続するセパレータの総寸法が、短時間で簡単に接続される物であるから、接続されたセパレータの全長が確実の寸法に短時間で決めて確実の寸法に固定されるものである。
【0012】
ピーコン軸(30)の中央から内側に径12mmの六角軸(31)が固定されてあり、その六角軸の際から、型枠パネルの孔(61)の間隔内に、径10mmの六角軸(32)を二段構成に固定、径10mmの六角軸(32)の際から無ネジ軸(34)の間が、斜面部(33)が固定、無ネジ軸(34)の際から一方端までが雄ネジ(35)が固定、以上の構造に形成された事により、ピーコン軸に強度が増してピーコン軸が丈夫になり、簡単に曲がり難くなったものであり、又は、型枠(60)の解体後、コンクリートの表面から中に埋まり込んであるピーコンを取り外す時に、コンクリートの表面から中のピーコンの空洞孔(54)から接触面(55)までに、セメントのノロが一杯に詰まって、従来のピーコン回しの工具では、ピーコンが取外せなくても、二段構成にした六角軸では、径が一回り小さい10mmのボックスレンジ又は、フォームタイスパナの工具で、径10mmの六角軸(32)を挟んで回してコンクリートの表面から中に埋まり込んであるピーコンコマ(50)と、ピーコン軸(30)を容易に取り外す事ができる二段構成の六角軸である。
【0013】
ピーコン軸の中央部に径12mmの六角軸(31)以外に、径10mmの六角軸(32)が設けられて固定された事に付いては、従来のピーコン軸では、それ程に活躍されなかった事が、本発明の二段構成の六角軸では、型枠大工さんにおいて、最初に建て込んだ型枠の片壁であっても、建て込むときの穴のサイズによって、一人でピーコンを型枠に取り付ける事がされて楽になり、又は、これ以外にも、いろいろと活躍がされている事である。
【0014】
例えば、ピーコン軸の六角軸部を二段構成の六角軸にした事で、ピーコンの軸も丈夫になり、従来のピーコンは軸が曲がって、ごみに捨てていたピーコン軸も簡単に曲がらなくなり、又は、ピーコンのコマの接触面に傷が入ったピーコンのコマは、ピーコンの空洞穴に、セメントのノロが入るから転用されなくて、ごみに出して捨てていたが、本発明のピーコン軸の六角軸を二段構成の径10mmの六角軸が、新規に設けて固定された事で、ピーコンの空洞穴にセメントのノロが入ってピーコンの接触面までノロが一杯に詰まっていても、径10mmの六角軸でコンクリートの表面の中のピーコンが容易に取り外せるから、ピーコン軸とピーコンのコマ共にごみに捨てる必要がなくなり、其れだけゴミに捨てる量が減少されて大いに経済的に活用される様になったものである。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】は、セパレータ接続金具本体の空洞貫通孔に、基本セパレータを雌ネジに螺合して固定、調整セパレータを挿し通したところの締付固定する前の一部切断面図である。
【図2】は、セパレータ接続金具本体に基本セパレータと調整セパレータをセットして、締付固定したところの断面図である。
【図3】は、セパレータ接続金具本体に基本セパレータを螺合して固定し、ピーコンが固定された調整セパレータを、セパレータ接続金具本体に設置して締付固定したところの断面図である。
【図4】は、ピーコン軸の側面図。
【図5】は、ピーコンセットの正面図。
【図6】は、締付部材と移動部材の側面図である。
【図7】は、締付部材の切断面図。
【図8】は、セパレータの側面図。
【図9】は、締付六角ナットの正面図。
【図10】は、座金の正面図。
【図11】は、筒の斜視図。
【図12】は、ピーコンコマの断面図。
【図13】は、従来のセパレータ接続金具本体内の貫通孔の両側に、調整セパレータを挿通して締付固定したところの一部切断面図である。
【図14】は、従来のセパレータ接続金具本体内の貫通孔の両側に、調整セパレータを挿通して締付固定したところの断面図である。
【図15】は、発明のセパレータ接続金具本体の断面図である。
【図16】は、従来のセパレータ接続金具本体の断面図である。
【図17】は、発明のセパレータ接続金具貫通孔内の両側に固定する滑り軸止め固定板である。
【図18】は、従来のピーコンセットの断面図である。
【図19】は、従来のピーコンの正面図である。
【図20】は、従来のピーコン軸の側面図である。
【図21】は、発明のセパレータ接続金具の雌ネジに、二段構成のピーコン軸を基本セパレータの一方端に螺合して固定、基本セパレータの他の端の雄ネジをセパレータ接続金具本体の下側のU字型空洞孔に挿し通して雌ネジに螺合して固定、上側の空洞孔には、調整セパレータの右端の雄ネジに、ピーコンを螺合して固定、左端の雄ネジと軸部をU字型空洞貫通孔内に挿し通して、前後にスライドして所望の長さに位置したところで、締付ナットを回して斜面締付固定部材で固定されたところの一部断面図であり、基本セパレータと調整セパレータの両端部に設置されているのは型枠パネルの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の目的を達する為に、セパレータ接続金具本体(1)のU字型空洞貫通孔(1a)の中央部の上下壁に下穴(1b)が固定、上穴(1b)が固定、上穴(1b)の上に筒(2)が固定されて、其の内部に孔(2b)が固定、U字型空洞貫通孔(1a)の両側U字型空洞貫通孔壁に、軸滑り止め固定板(4)が固定、空洞貫通孔の片側一方端に雌ネジ部材(3)が固定されて、その内部に雌ネジ(3a)が固定されてある。
【0017】
締付部材について、締付部材(5)と移動部材(6)は一体に連続された部材であり、移動部材(6)の外周に雄ネジ(7)が固定、固定部材(5)と移動部材(6)との中間に、貫通孔の窪み(5a)が固定されて、其の際から固定部材(5)の端間に斜面締付突起部材(5b)が固定されてある。
【0018】
セパレータ接続金具本体(1)の下穴(1b)から上穴(1b)と、筒(2)の孔(2b)の中を、締付移動部材(6)が貫通して雄ネジ(7)が上に突き出てあり、締付六角ナット(8)の雌ネジ(8b)が雄ネジ(7)に螺合してある。
【0019】
ピーコンの軸の軸胴体部(30)の中央から左内側に径12mmの六角軸(31)が固定、その際から型枠パネル穴内(61)に、径10mmの六角軸(32)が固定、六角軸(32)の際から無ネジ軸(34)の間が、斜面部(33)が固定、無ネジ軸(34)の際から、右端までが雄ネジ(35)が固定されてある。
【実施例】
【0020】
以下、本発明の実施の形態の添付図面を参照して説明する。
図1は、セパレータ接続金具の正面図である。(1)セパレータ接続金具本体。(1a)は、U字型空洞貫通孔。(2)は、筒。(3)は、雌ネジ部材。(3a)は、雌ネジ。(4)は、軸止め固定板。(5)は、締付部材。(5b)は、斜面締付突起部材。(6)は、移動部材。(7)は、雄ネジ。(8)は、締付六角ナット。(9)座金。(25)は、基本セパレータ。(26)は、調整セパレータである。
【0021】
図2は、セパレータ接続金具本体の断面図である。(1)は、セパレータ接続金具の本体。
(1b)は、貫通孔。(2)は、筒。(4)は、軸止め固定板。(5)は、締付部材。(5a)は、貫通孔の窪み。(5b)は、斜面締付突起部材。(6)は、移動部材。(7)は、雄ネジ。(8)は、締付六角ナット。(8b)は、雌ネジ。(9)は、平座金。(25)は、基本セパレータ。(26)は、調整セパレータである。
【0022】
図3は、発明のセパレータ接続金具と、発明のピーコン軸関係の断面図である。
(1)は、セパレータ接続金具本体。(1b)は、貫通孔。(3)は、雌ネジ部材。(3a)は、雌ネジ。(4)は、軸止め固定板。(5)は、締付部材。(5b)は、斜面締付突起部材。(22)は、ストッパ。(23)は、雄ネジ。(25)は、基本セパレータ。(26)は、調整セパレータ。(30)は、ピーコンの軸胴体外周。(31)は、径12mmの六角軸。(32)は、径10mmの六角軸。(33)は、斜面部。(35)は、雄ネジ。(36)は、ピーコンコマ止ストッパ。(37)は、ピーコン軸の雌ネジ。(50)は、ピーコンコマの外周。(51)は、ピーコンコマの内周。(52)は、軸止めストッパ。(53)は、ピーコン元。(54)は、空洞の底面。(55)は、型枠に接触面である。
【0023】
図4は、発明のピーコン軸の側面図である。(30)は、ピーコンの軸胴体外周。(31)は、径12mmの六角軸。(32)は、径10mmの六角軸。(33)は、斜面部。(34)は、無ネジ軸。(35)は、雄ネジである。
図5は、ピーコンセットの正面図である。(50)は、ピーコン側の外周。(51)は、ピーコン側の内周。(54)は、空洞の底面。(55)は、接触面。
【0024】
図6は、締付部材と移動部材の側面図である。(5)は、締付部材。(6)は、移動部材。(7)は、雄ネジ。(5a)は、セパレータの貫通孔の窪み。(5b)は、斜面締付突起部材。
図7は、締付部材の切断面図である。(5)は、締付部材。(5b)は、斜面締付突起部材である。
図8は、セパレータの側面図である。(20)は、セパレータ軸の側面。(21)は、ネック。(22)は、ストッパ。(23)は、雄ネジである。
【0025】
図9は、締付六角ナットである。(8)は、締付六角ナット。(8b)は、雌ネジである。
図10は、座金である。(9)は、座金。(9b)は、座金の穴である。
図11は、筒である。(2)は、筒。(2b)筒の孔である。
図12は、ピーコンコマの断面図である。(50)は、ピーコン側の外周。(51)は、ピーコン側の内周。(52)は、軸止めストッパ。(53)は、元。(54)は、空洞の底面。(55)は、型枠に接触面である。
【0026】
図15は、本発明のセパレータ接続金具本体の断面図である。
(1)は、セパレータ接続金具本体。(1b)は、下穴。(3)雌ネジ部材。(3a)は、雌ネジ。(4)は、軸滑り止固定板。(4a)は、滑り止である。
図17は、滑り止固定板の斜視図である。(4)は、固定板。(4a)は軸滑り止である。
【0027】
図13は、従来のセパレータ接続金具(100)の正面図である。
図14は、従来のセパレータ接続金具(100)に、調整セパレータ(26)を二本同時にスライドして固定されたところの断面図である。(140)は、突起。
図16は、従来の接続金具本体の断面図である。(100a)は、従来の金具の貫通孔。
図に描かれている、従来のセパレータ接続金具(100)は、従来のセパレータ接続金具本体は鋳物である。
(140)は、調整セパレータの滑りの移動止め突起である。
【0028】
図18は、従来のピーコンセットの断面図である。
図19は、ピーコンセットの正面図である。
図20は、従来のピーコンの軸であり、(30)は、ピーコンの軸胴体外周。(310)は、径12mmの六角軸。(340)は、無ネジ軸。(35)は、雄ネジである。
【0029】
図21は、基本セパレータと調整セパレータを、セパレータ接続金具本体で接続して、両端部のピーコンの接触面を型枠板に設置したところの使用状態であり一部断面図である。
(1)は、セパレータ接続金具本体。(3)は、雌ネジ部材。(3a)雌ネジ。(4)は、軸止め固定板。(5)は、締付部材。(23)は、雄ネジ。(25)は、基本セパレータ。(26)は、調整セパレータ。(32)は、二段構成の六角軸であり型枠の孔内の位置に六角軸と、(33)斜面部が固定される。(35)は、雄ネジ。(50)は、ピーコン。(53)は、ピーコン元。(55)は、接触面。(60)は、型枠パネル。(61)は、型枠パネルの孔。(340)は、従来のピーコン軸の無ネジ軸である。
【0030】
セパレータ接続金具本体(1)のU字型空洞貫通孔(1a)のU字型壁内部両側に、セパレータ軸の滑り軸止固定板(4)が固定、セパレータ接続金具本体(1)のU字型壁空洞貫通孔(1a)の片側一方端壁に、雌ネジ部材(3)が固定、部材の内部に雌ネジ(3a)が固定、セパレータ接続金具本体のU字型空洞貫通孔(1a)の中央部上下壁に、下穴と上穴の貫通孔(1b)が固定、上穴の上に、貫通孔(2b)が固定された筒(2)が固定、締付部材(5)と移動部材(6)は一体の部材であり、締付部材(5)と移動部材(6)の中間に軸通し貫通孔の窪み(5a)が固定、締付部材(5)の側面に斜面締付突起部(5b)が固定、移動部材(6)の外周に雄ネジ(7)が固定された移動部材(6)を、セパレータ接続金具本体(1)貫通孔の下穴(1b)から上向きに貫通孔内(2b)に挿し通して雄ネジ(7)に、締付ナット(8)の雌ネジ(8a)が螺合して設置され、最初に接続するセパレータは、基本セパレータ(25)であり、セパレータ軸の一方端の雄ネジ(23)にピーコン軸の雌ネジ(37)が螺合して固定、セパレータ軸の他の一方の雄ネジ(23)を、セパレータ接続金具本体の空洞貫通孔内(1a)に挿し通して雌ネジ(3a)に螺合して固定、固定された基本セパレータ(25)のピーコン端(55)から、セパレータ接続金具本体(1)の際までの寸法を測り、この寸法が基本セパレータ(25)の固定寸法であり、この様にして基本セパレータ(25)の寸法を測れることが特徴であり、次は、残り一本のセパレータの一方端の雄ネジ(23)に、ピーコン軸の雌ネジ(37)が螺合して固定、他の一方端の雄ネジ(23)と軸部(26)を、調整セパレータとして、セパレータ接続金具本体(1)のU字型空洞貫通孔内(1a)に、基本セパレータ(25)と逆の方向から挿し通して、一本だけを前後にスライドして、所望の寸法から、固定された基本セパレータ(25)の寸法を差引いた残りの寸法の位置に、正確に位置したところで、締付六角ナット(8)を回して、その場で一本の調整セパレータを確実の寸法に固定さて、セパレータの全長が確実の寸法に固定されることが特徴とするセパレータ接続金具。
【0031】
セパレータの両端部雄ネジ(23)に螺合して固定されるピーコン軸については、従来のピーコン軸は、ピーコン軸胴体部の中央から内側に径12mmの六角軸(31)が固定されている、その六角軸(32)の際から型枠パネルの穴内位置に、径が一回り小さい六角軸と斜面部(33)が固定、この六角軸(32)が固定された事により、ピーコン軸が丈夫になり、建て込んだ型枠の穴のサイズによって、先に建て込んだ型枠(60)の片壁に対して、一人でピーコン(50)を型枠の穴(61)に挿し通して、型枠の(60)の裏側に回って、締付金具でピーコンが固定、従来、出来なかった事ができて、尚且つ、型枠(60)の解体後、コンクリートの表面から中に埋まり込んでいるピーコンを取外す時、ピーコン(50)の接触面(55)から空洞孔(54)内に、セメントのノロが、ピーコンの接触面(55)と同じ面まで一杯に詰まって穴が塞がっており、従来の径12mmのボックスレンジの工具が使われない時は、径が一回り小さい六角軸(32)が、コンクリートの表面より外に剥き出しに飛び出ており、その先に雄ネジ(35)が剥き出しに飛び出てあるから、一回り小さい10mmのボックスレンジか又は、フォームタイスパナの工具で、六角軸(32)を挟んで回して、コンクリートの表面より中に埋まり込んであるピーコンを容易に取外す事の出来ることが特徴とするピーコン軸の二段構成六角軸である。
【産業所の利用可能性】
【0032】
本発明のセパレータ接続金具においては、接続するセパレータが基本セパレータと、調整セパレータに分けて、別々の方法で、一本一本を確実の長さに固定されるから、セパレータを、セパレータ接続金具に接続する要領も簡単であり、二本のセパレータを、セパレータ接続金具に、正確の長さに接続しても、短時間で確実の長さに接続されるのである。
【0033】
発明のピーコンの軸においては、軸長の中央部に固定されてある径12mmの六角軸の際から型枠寄りに径10mmの六角軸を設けて固定し、六角軸32の端から軸部34に斜面部33を固定した事によって、コンクリートの表面から外に、ピーコン軸の径10mmの六角軸と雄ネジだけが飛び出てあり、ピーコンのコマと径12mmの六角軸がコンクリートの中にノロで埋り込んでいるピーコン軸を、10mmのボックスレンジを10mmの六角軸に挿し入れて回して、容易にピーコンのコマと軸をコンクリートの中から外して取り出す事ができる。
尚、ピーコン軸の中央部に二段構成の径10mmの六角軸を設けた事によって、ピーコン軸も丈夫になり、ピーコンのコマに多少の傷ついても、次の階にも転用されるから、其れだけ転用率が多くなり経済的である。
【符号の説明】
【0034】
(1)は、セパレータ接続金具本体。 (51)は、ピーコンコマの内周。
(1a)は、U字型空洞貫通孔。 (52)は、軸止めストッパ。
(1b)は、貫通孔。 (53)は、ピーコン元。
(2)は、筒。 (54)は、空洞の底面。
(2b)は、孔。 (55)は、型枠に接触面。
(3)は、雌ネジ部材。 (60)は、型枠パネル。
(3a)は、雌ネジ。 (61)は、型枠パネルの穴。
(4)は、軸止め固定板。 (100)は、従来のセパレータ連結金具本体。
(5a)は、軸通し貫通孔の窪み。 (100a)は、空洞貫通孔。
(5b)は、斜面締付突起部材。 (100b)は、貫通孔。
(6)は、移動部材。
(7)は、雄ネジ。
(8)は、締付六角ナット。
(8b)は、雌ネジ。
(9)は、平座金。
(9b)は、穴。
(20)は、セパレータ軸。
(21)は、ネック。
(22)は、ストッパ。
(23)は、雄ネジ。
(25)は、基本セパレータ。
(26)は、調整セパレータ。
(30)は、ピーコンの軸胴体外周。
(31)は、径12mmの六角軸部。
(32)は、径10mmの六角軸部。
(33)は、斜面部。
(34)は、軸。
(35)は、雄ネジ。
(36)は、ピーコンコマ止ストッパ。
(37)は、ピーコン軸の雌ネジ。
(50)ピーコンコマの外周。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
セパレータ接続金具本体の、U字型空洞貫通孔のU字型壁両側の内部に、セパレータ軸の滑り軸止固定板が固定、セパレータ接続金具本体のU字型空洞貫通孔の片側一方端壁に、雌ネジ部材が固定、部材の内部に雌ネジが固定、セパレータ接続金具本体の、U字型空洞貫通孔の中央部上下壁に、下穴と上穴の貫通孔が固定、上穴の上に、貫通孔が固定された筒が固定、締付部材と移動部材は一体の部材であり、締付部材と移動部材の中間に軸通し貫通孔の窪みが固定、締付部材の側面に斜面締付突起部が固定、移動部材の外周に雄ネジが固定された移動部材を、セパレータ接続金具本体の貫通孔の下孔から上向きに貫通孔内に挿し通して雄ネジに、締付ナットの雌ネジを螺合して設置され、最初に接続するセパレータは、基本セパレータであり、セパレータ軸の一方端の雄ネジに、ピーコン軸の雌ネジが螺合して固定、セパレータ軸の他の一方端の雄ネジを、セパレータ接続金具本体の空洞貫通孔内に挿し通して雌ネジに螺合して固定、固定された基本セパレータのピーコン端から、セパレータ接続金具本体の際までの寸法を測って、この寸法が基本セパレータの固定寸法であり、この様にして基本セパレータの寸法を測れることが特徴であり、次は、残り一本のセパレータの一方端の雄ネジに、ピーコンを螺合して固定、他の一方端の雄ネジと軸部を調整セパレータとして、セパレータ接続金具本体のU字型空洞貫通孔内に、基本セパレータと逆の方向から挿し通して、一本だけを前後にスライドして、所望の寸法から、固定された基本セパレータの寸法を差引いた残りの寸法の位置に、正確に位置したところで、締付六角ナットを回して、その場で一本の調整セパレータを確実の寸法に固定されて、セパレータの全長が、確実の寸法に固定されることが特徴とするセパレータ接続金具。
【請求項2】
セパレータの両端部の雄ネジに螺合して固定されるピーコン軸については、従来のピーコン軸は、ピーコン軸胴体部の中央から内側に、径12mmの六角軸が固定されている、その六角軸の際から型枠パネルの穴内位置に、径が一回り小さい六角軸と斜面部が固定、この六角軸が固定された事により、ピーコン軸が丈夫になり、建て込んだ型枠の穴のサイズによって、先に建て込んだ型枠の片壁に対して、一人でピーコンを型枠の孔に挿し通して、型枠の裏側に回って締付金具でピーコンが固定、従来、出来なかった事ができて、尚且つ、型枠の解体後、コンクリートの表面から中に埋まり込んでいるピーコンを取外す時、ピーコンの接触面から空洞孔内に、セメントのノロが、ピーコンの接触面と同じ面まで一杯に詰まって穴が塞がっており、従来の径12mmのボックスレンジの工具が使われない時は、径が一回り小さい六角軸が、コンクリートの表面より外に剥き出しに飛び出ており、その先に雄ネジが剥き出しに飛び出てあるから、一回り小さいボックスレンジの工具で、六角軸を回して、コンクリートの表面より中に埋まり込んであるピーコンを容易に取外す事の出来る事が特徴とするピーコン軸の二段構成六角軸。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【公開番号】特開2012−229595(P2012−229595A)
【公開日】平成24年11月22日(2012.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−109867(P2011−109867)
【出願日】平成23年4月25日(2011.4.25)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.フォームタイ
【出願人】(502024328)
【Fターム(参考)】