タンパク質
本発明は、糖脂質アシル基転移酵素変異体を製造する方法であって、(a)アミノ酸配列モチーフGDSX(式中、Xは以下のアミノ酸残基L、A、V、I、F、Y、H、Q、T、N、M又はSの1個又は複数である)を含むことを特徴とする糖脂質アシル基転移酵素である親酵素を選択するステップと、(b)1個又は複数のアミノ酸を改変して糖脂質アシル基転移酵素変異体を製造するステップと、(c)前記糖脂質アシル基転移酵素変異体をガラクト脂質基質並びに場合によりリン脂質基質及び/又は場合によりトリグリセリド基質に対する転移酵素活性場合により加水分解活性について試験するステップと、(d)ガラクト脂質に対して前記親酵素よりも活性が高い酵素変異体を選択するステップと、場合により(e)多量の前記酵素変異体を調製するステップを場合により含む方法に関する。本発明は、さらに、アミノ酸配列モチーフGDSX(式中、Xは以下のアミノ酸残基L、A、V、I、F、Y、H、Q、T、N、M又はSの1個又は複数である)を含むことを特徴とする脂質アシル基転移酵素変異体であって、セット2、セット4、セット6又はセット7に規定されるアミノ酸残基の任意の1個又は複数において、親配列と比較して1個又は複数のアミノ酸改変を含む変異体にも関する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
糖脂質アシル基転移酵素変異体を製造する方法であって、(a)アミノ酸配列モチーフGDSX(式中、Xは以下のアミノ酸残基L、A、V、I、F、Y、H、Q、T、N、M又はSの1個又は複数である)を含むことを特徴とする脂質アシル基転移酵素である親酵素を選択するステップと、(b)1個又は複数のアミノ酸を改変して脂質アシル基転移酵素変異体を製造するステップと、(c)前記脂質アシル基転移酵素変異体を、ガラクト脂質基質並びに場合によりリン脂質基質及び/又は場合によりトリグリセリド基質に対する転移酵素活性及び場合により加水分解活性について試験するステップと、(d)ガラクト脂質に対して前記親酵素よりも活性が高い酵素変異体を選択するステップと、場合により(e)多量の前記酵素変異体を調製するステップを含む方法。
【請求項2】
(i)ガラクト脂質基質からの転移酵素活性、及び
(ii)リン脂質基質からの転移酵素活性
について脂質アシル基転移酵素変異体を試験するステップと、
親酵素と比較したときに、ガラクト脂質からの転移酵素活性とリン脂質からの転移酵素活性との比が大きい酵素変異体を選択するステップと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ガラクト脂質からの転移酵素活性とリン脂質からの転移酵素活性との比が少なくとも3である、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
(a)ガラクト脂質基質からの転移酵素活性、及び
(b)ガラクト脂質基質に対する加水分解活性
について脂質アシル基転移酵素変異体を試験するステップと、
ガラクト脂質からの転移酵素活性と糖脂質に対するその加水分解活性との比が親酵素よりも大きい酵素変異体を選択するステップと
を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
ガラクト脂質に対する転移酵素活性とガラクト脂質に対する加水分解活性との前記大きい比が少なくとも1.5である、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
配列番号2とのアラインメントによって特定される以下のアミノ酸残基の1個又は複数が、セット2又はセット4又はセット6又はセット7に規定されるアミノ酸残基の任意の1個又は複数において親配列と比較して改変されている、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
親酵素が、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号33、配列番号34、配列番号36、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43又は配列番号45で示されるアミノ酸配列又はそれらと少なくとも70%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
親酵素が、配列番号2及び/又は配列番号28で示されるアミノ酸配列を含む酵素である、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
GDSXモチーフのXが好ましくはLである、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
さらに、以下のステップ、すなわち、構造的相同性マッピング又は配列相同性アラインメントの1つ又は複数を含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
構造的相同性マッピングが、以下のステップ、すなわち、
a)親配列を図52の構造モデル(1IVN.PDB)とアラインメントさせるステップ、
b)活性部位中のグリセリン分子の中心炭素原子上に中心を置く10Åの球内の1個又は複数のアミノ酸残基を選択するステップ(図53参照)、及び
c)前記親配列においてステップ(b)によって選択された1個又は複数のアミノ酸を改変するステップ
の1つ又は複数を含む、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
構造的相同性マッピングが、以下のステップ、すなわち、
a)親配列を図52の構造モデル(1IVN.PDB)とアラインメントさせるステップ、
b)活性部位中のグリセリン分子の中心炭素原子上に中心を置く10Åの球内の1個又は複数のアミノ酸を選択するステップ(図53参照)、
c)ステップ(b)によって選択された1個又は複数のアミノ酸残基(特に、活性部位残基及び/又はGDSxモチーフの一部及び/又はGANDYモチーフの一部)が高度に保存されているかどうかを判断するステップ、及び
d)前記親配列中のステップ(c)によって特定された保存領域を除いて、ステップ(b)によって選択された1個又は複数のアミノ酸を改変するステップ
の1つ又は複数を含む、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
配列相同性アラインメントが、以下のステップ、すなわち、
i)第1の親脂質アシル基転移酵素を選択するステップ、
ii)望ましい活性を有する第2の関連脂質アシル基転移酵素を特定するステップ、
iii)前記第1の親脂質アシル基転移酵素と前記第2の関連脂質アシル基転移酵素とをアラインメントさせるステップ、
iv)前記2つの配列間で異なるアミノ酸残基を特定するステップ、及び
v)前記親脂質アシル基転移酵素中のステップ(iv)によって特定されたアミノ酸残基の1個又は複数を改変するステップ
の1つ又は複数を含む、請求項10に記載の方法。
【請求項14】
配列相同性アラインメントが、以下のステップ、すなわち、
i)第1の親脂質アシル基転移酵素を選択するステップ、
ii)望ましい活性を有する第2の関連脂質アシル基転移酵素を特定するステップ、
iii)前記第1の親脂質アシル基転移酵素と前記第2の関連脂質アシル基転移酵素とをアラインメントさせるステップ、
iv)前記2つの配列間で異なるアミノ酸残基を特定するステップ、
v)ステップ(iv)によって選択された1個又は複数のアミノ酸残基(特に、活性部位残基及び/又はGDSxモチーフの一部及び/又はGANDYモチーフの一部)が高度に保存されているかどうかを判断するステップ、及び
vi)前記親配列中のステップ(v)によって特定された保存領域を除いて、ステップ(iv)によって特定されたアミノ酸残基の1個又は複数を改変するステップ
の1つ又は複数を含むことができる、請求項10に記載の方法。
【請求項15】
以下のアミノ酸残基、すなわち、−318、N215、L210、S310、E309、H180、N80、V112、Y30X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、V290、Q 289、K22、G40、Y179、M209、L211、K22、P81、N87、Y117、N181、Y230X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、Q182の1個又は複数を改変するステップを含む、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項16】
以下のアミノ酸残基、すなわち、−318、N215、L210、E309、H180、N80の1個又は複数を改変するステップを含む、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
以下のアミノ酸残基、すなわち、−318、N215、L210、S310、E309、H180、N80、V112、Y30X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、V290、Q289、K22、G40、Y179、M209、L211、K22、P81、N87、Y117、N181、Y230X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、Q182、S3、K82の1個又は複数を改変するステップを含む、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項18】
以下のアミノ酸残基、すなわち、Y230X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、S310、Y179、H180、Q289、G40、N88、N87の1個又は複数を改変するステップを含む、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
以下のアミノ酸残基、すなわち、Y179、N215、L210、N80、Y30X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、N87の1個又は複数を改変するステップを含む、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項20】
以下のアミノ酸残基、すなわち、Y179、N215、L210、N80、Y30X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから特異的に選択される)、N87、H180、M209、R211、S18X(ここで、Xは、A、C、D、E、F、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、T、W又はYから特異的に選択される)、G40、N88、N87の1個又は複数を改変するステップを含む、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項21】
アミノ酸配列モチーフGDSX(式中、Xは以下のアミノ酸残基L、A、V、I、F、Y、H、Q、T、N、M又はSの1個又は複数である)を含むことを特徴とする糖脂質アシル基転移酵素変異体であって、ガラクト脂質に対して親酵素よりも高い活性を有し、セット2又はセット4又はセット6又はセット7に規定されるアミノ酸残基の任意の1個又は複数において親配列と比較して1個又は複数のアミノ酸改変を含む変異体。
【請求項22】
酵素変異体が、セット2又はセット4又はセット6又はセット7に規定されるアミノ酸残基の任意の1個又は複数における1個又は複数のアミノ酸改変を除いて、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号33、配列番号34、配列番号36、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43又は配列番号45で示されるアミノ酸配列を含む、請求項21に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体。
【請求項23】
酵素が、以下のアミノ酸、すなわち、−318、N215、L210、S310、E309、H180、N80、V112、Y30X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、V290、Q289、K22、G40、Y179、M209、L211、K22、P81、N87、Y117、N181、Y230X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、V290、N87、Q182の任意の1個又は複数における1個又は複数のアミノ酸改変を含む、請求項21又は22に記載の糖脂質アシル転移酵素変異体。
【請求項24】
酵素が、以下のアミノ酸残基、すなわち、−318、N215、L210、E309、H180、N80の任意の1個又は複数における1個又は複数のアミノ酸改変を含む、請求項23に記載の糖脂質アシル転移酵素変異体。
【請求項25】
酵素が、以下のアミノ酸、すなわち、−318、N215、L210、S310、E309、H180、N80、V112、Y30X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、V290、Q289、K22、G40、Y179、M209、L211、K22、P81、N87、Y117、N181、Y230X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、V290、N87、Q182、S3、S310、K82、E309の任意の1個又は複数における1個又は複数のアミノ酸改変を含む、請求項21又は22に記載の糖脂質アシル転移酵素変異体。
【請求項26】
酵素が、以下のアミノ酸、すなわち、Y230X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、S310、Y179、H180、Q289、G40、N88、N87の任意の1個又は複数における1個又は複数のアミノ酸改変を含む、請求項21又は22に記載の糖脂質アシル転移酵素変異体。
【請求項27】
酵素が、以下のアミノ酸、すなわち、Y179、N215、L210、N80、Y30X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、N87の任意の1個又は複数における1個又は複数のアミノ酸改変を含む、請求項21又は22に記載の糖脂質アシル転移酵素変異体。
【請求項28】
酵素が、以下のアミノ酸、すなわち、Y179、N215、L210、N80、Y30X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから特異的に選択される)、N87、H180、M209、R211、S18X(ここで、Xは、A、C、D、E、F、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、T、W又はYから特異的に選択される)、G40、N88、N87の任意の1個又は複数における1個又は複数のアミノ酸改変を含む、請求項21又は22に記載の糖脂質アシル転移酵素変異体。
【請求項29】
酵素変異体が、ガラクト脂質に対する活性とリン脂質及び/又はトリグリセリドに対する活性との比が親酵素よりも大きい、請求項21から28のいずれか一項に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体。
【請求項30】
酵素変異体が、そのガラクト脂質加水分解活性と比較したガラクト脂質転移酵素活性が親酵素よりも高い、請求項21から29のいずれか一項に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体。
【請求項31】
酵素変異体が、セット2又はセット4又はセット6又はセット7に規定されるアミノ酸残基の任意の1個又は複数における1個又は複数のアミノ酸改変を除いて、配列番号2又は配列番号28で示されるアミノ酸配列を含む酵素である、請求項21から30のいずれか一項に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体。
【請求項32】
本発明による脂肪分解酵素変異体又は本発明による方法によって得られる脂肪分解酵素変異体で糖脂質(例えば、DGDG(digalactosyl diglyceride)又はMGDG(monogalactosyl diglyceride))を処理して部分加水分解生成物、すなわちリゾ糖脂質を生成することによって、リゾ糖脂質、例えばDGMG(digalactosyl monoglyceride)又はMGMG(monogalactosyl monoglyceride)を調製するための基質における、請求項21から31のいずれか一項に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体又は請求項1から20のいずれか一項に記載の方法によって得られる糖脂質アシル基転移酵素変異体の使用。
【請求項33】
前記基質が食料品である、請求項32に記載の使用。
【請求項34】
食料品を調製する方法であって、請求項21から31のいずれか一項に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体又は請求項1から20のいずれか一項に記載の方法によって得られる糖脂質アシル基転移酵素変異体を前記食料品の1個又は複数の成分に添加するステップを含む方法。
【請求項35】
焼いた生成物を生地から調製する方法であって、請求項21から31のいずれか一項に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体又は請求項1から20のいずれか一項に記載の方法によって得られる糖脂質アシル基転移酵素変異体を前記生地に添加するステップを含む方法。
【請求項36】
卵又は卵を主成分とする生成物を処理してリゾリン脂質を製造する方法における、請求項21から31のいずれか一項に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体又は請求項1から20のいずれか一項に記載の方法によって得られる糖脂質アシル基転移酵素変異体の使用。
【請求項37】
植物油又は食用油の酵素精練方法であって、極性脂質(例えば、リン脂質及び/又は糖脂質)の主要な部分を加水分解するために、請求項21から31のいずれか一項に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体又は請求項1から20のいずれか一項に記載の方法によって得られる糖脂質アシル基転移酵素変異体で前記食用油又は植物油を処理するステップを含む方法。
【請求項38】
食用油のリン脂質含有量を削減する方法における、請求項21から31のいずれか一項に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体又は請求項1から20のいずれか一項に記載の方法によって得られる糖脂質アシル基転移酵素変異体の使用であって、前記リン脂質の主要な部分を加水分解するために前記脂肪分解酵素変異体で前記油を処理するステップと、加水分解されたリン脂質を含む水相を前記油から分離するステップとを含む使用。
【請求項39】
炭水化物エステル及び/又はタンパク質エステル及び/又はタンパク質サブユニットエステル及び/又はヒドロキシ酸エステルなどの高価な生成物を製造するための極性脂質(好ましくは糖脂質)の生物変換における、請求項21から31のいずれか一項に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体又は請求項1から20のいずれか一項に記載の方法によって得られる糖脂質アシル基転移酵素変異体の使用。
【請求項40】
請求項21から31のいずれか一項に記載の固定化糖脂質アシル基転移酵素変異体又は請求項1から20のいずれか一項に記載の方法によって得られる固定化糖脂質アシル基転移酵素変異体。
【請求項41】
図及び実施例を参照して本明細書に全般的に記載された糖脂質アシル基転移酵素変異体。
【請求項42】
図及び実施例を参照して本明細書に全般的に記載された方法。
【請求項1】
糖脂質アシル基転移酵素変異体を製造する方法であって、(a)アミノ酸配列モチーフGDSX(式中、Xは以下のアミノ酸残基L、A、V、I、F、Y、H、Q、T、N、M又はSの1個又は複数である)を含むことを特徴とする脂質アシル基転移酵素である親酵素を選択するステップと、(b)1個又は複数のアミノ酸を改変して脂質アシル基転移酵素変異体を製造するステップと、(c)前記脂質アシル基転移酵素変異体を、ガラクト脂質基質並びに場合によりリン脂質基質及び/又は場合によりトリグリセリド基質に対する転移酵素活性及び場合により加水分解活性について試験するステップと、(d)ガラクト脂質に対して前記親酵素よりも活性が高い酵素変異体を選択するステップと、場合により(e)多量の前記酵素変異体を調製するステップを含む方法。
【請求項2】
(i)ガラクト脂質基質からの転移酵素活性、及び
(ii)リン脂質基質からの転移酵素活性
について脂質アシル基転移酵素変異体を試験するステップと、
親酵素と比較したときに、ガラクト脂質からの転移酵素活性とリン脂質からの転移酵素活性との比が大きい酵素変異体を選択するステップと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ガラクト脂質からの転移酵素活性とリン脂質からの転移酵素活性との比が少なくとも3である、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
(a)ガラクト脂質基質からの転移酵素活性、及び
(b)ガラクト脂質基質に対する加水分解活性
について脂質アシル基転移酵素変異体を試験するステップと、
ガラクト脂質からの転移酵素活性と糖脂質に対するその加水分解活性との比が親酵素よりも大きい酵素変異体を選択するステップと
を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
【請求項5】
ガラクト脂質に対する転移酵素活性とガラクト脂質に対する加水分解活性との前記大きい比が少なくとも1.5である、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
配列番号2とのアラインメントによって特定される以下のアミノ酸残基の1個又は複数が、セット2又はセット4又はセット6又はセット7に規定されるアミノ酸残基の任意の1個又は複数において親配列と比較して改変されている、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
親酵素が、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号33、配列番号34、配列番号36、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43又は配列番号45で示されるアミノ酸配列又はそれらと少なくとも70%同一であるアミノ酸配列を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
【請求項8】
親酵素が、配列番号2及び/又は配列番号28で示されるアミノ酸配列を含む酵素である、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
GDSXモチーフのXが好ましくはLである、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
さらに、以下のステップ、すなわち、構造的相同性マッピング又は配列相同性アラインメントの1つ又は複数を含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
構造的相同性マッピングが、以下のステップ、すなわち、
a)親配列を図52の構造モデル(1IVN.PDB)とアラインメントさせるステップ、
b)活性部位中のグリセリン分子の中心炭素原子上に中心を置く10Åの球内の1個又は複数のアミノ酸残基を選択するステップ(図53参照)、及び
c)前記親配列においてステップ(b)によって選択された1個又は複数のアミノ酸を改変するステップ
の1つ又は複数を含む、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
構造的相同性マッピングが、以下のステップ、すなわち、
a)親配列を図52の構造モデル(1IVN.PDB)とアラインメントさせるステップ、
b)活性部位中のグリセリン分子の中心炭素原子上に中心を置く10Åの球内の1個又は複数のアミノ酸を選択するステップ(図53参照)、
c)ステップ(b)によって選択された1個又は複数のアミノ酸残基(特に、活性部位残基及び/又はGDSxモチーフの一部及び/又はGANDYモチーフの一部)が高度に保存されているかどうかを判断するステップ、及び
d)前記親配列中のステップ(c)によって特定された保存領域を除いて、ステップ(b)によって選択された1個又は複数のアミノ酸を改変するステップ
の1つ又は複数を含む、請求項10に記載の方法。
【請求項13】
配列相同性アラインメントが、以下のステップ、すなわち、
i)第1の親脂質アシル基転移酵素を選択するステップ、
ii)望ましい活性を有する第2の関連脂質アシル基転移酵素を特定するステップ、
iii)前記第1の親脂質アシル基転移酵素と前記第2の関連脂質アシル基転移酵素とをアラインメントさせるステップ、
iv)前記2つの配列間で異なるアミノ酸残基を特定するステップ、及び
v)前記親脂質アシル基転移酵素中のステップ(iv)によって特定されたアミノ酸残基の1個又は複数を改変するステップ
の1つ又は複数を含む、請求項10に記載の方法。
【請求項14】
配列相同性アラインメントが、以下のステップ、すなわち、
i)第1の親脂質アシル基転移酵素を選択するステップ、
ii)望ましい活性を有する第2の関連脂質アシル基転移酵素を特定するステップ、
iii)前記第1の親脂質アシル基転移酵素と前記第2の関連脂質アシル基転移酵素とをアラインメントさせるステップ、
iv)前記2つの配列間で異なるアミノ酸残基を特定するステップ、
v)ステップ(iv)によって選択された1個又は複数のアミノ酸残基(特に、活性部位残基及び/又はGDSxモチーフの一部及び/又はGANDYモチーフの一部)が高度に保存されているかどうかを判断するステップ、及び
vi)前記親配列中のステップ(v)によって特定された保存領域を除いて、ステップ(iv)によって特定されたアミノ酸残基の1個又は複数を改変するステップ
の1つ又は複数を含むことができる、請求項10に記載の方法。
【請求項15】
以下のアミノ酸残基、すなわち、−318、N215、L210、S310、E309、H180、N80、V112、Y30X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、V290、Q 289、K22、G40、Y179、M209、L211、K22、P81、N87、Y117、N181、Y230X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、Q182の1個又は複数を改変するステップを含む、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項16】
以下のアミノ酸残基、すなわち、−318、N215、L210、E309、H180、N80の1個又は複数を改変するステップを含む、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
以下のアミノ酸残基、すなわち、−318、N215、L210、S310、E309、H180、N80、V112、Y30X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、V290、Q289、K22、G40、Y179、M209、L211、K22、P81、N87、Y117、N181、Y230X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、Q182、S3、K82の1個又は複数を改変するステップを含む、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項18】
以下のアミノ酸残基、すなわち、Y230X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、S310、Y179、H180、Q289、G40、N88、N87の1個又は複数を改変するステップを含む、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項19】
以下のアミノ酸残基、すなわち、Y179、N215、L210、N80、Y30X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、N87の1個又は複数を改変するステップを含む、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項20】
以下のアミノ酸残基、すなわち、Y179、N215、L210、N80、Y30X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから特異的に選択される)、N87、H180、M209、R211、S18X(ここで、Xは、A、C、D、E、F、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、T、W又はYから特異的に選択される)、G40、N88、N87の1個又は複数を改変するステップを含む、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
【請求項21】
アミノ酸配列モチーフGDSX(式中、Xは以下のアミノ酸残基L、A、V、I、F、Y、H、Q、T、N、M又はSの1個又は複数である)を含むことを特徴とする糖脂質アシル基転移酵素変異体であって、ガラクト脂質に対して親酵素よりも高い活性を有し、セット2又はセット4又はセット6又はセット7に規定されるアミノ酸残基の任意の1個又は複数において親配列と比較して1個又は複数のアミノ酸改変を含む変異体。
【請求項22】
酵素変異体が、セット2又はセット4又はセット6又はセット7に規定されるアミノ酸残基の任意の1個又は複数における1個又は複数のアミノ酸改変を除いて、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号12、配列番号14、配列番号16、配列番号18、配列番号20、配列番号22、配列番号24、配列番号26、配列番号28、配列番号30、配列番号33、配列番号34、配列番号36、配列番号37、配列番号39、配列番号41、配列番号43又は配列番号45で示されるアミノ酸配列を含む、請求項21に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体。
【請求項23】
酵素が、以下のアミノ酸、すなわち、−318、N215、L210、S310、E309、H180、N80、V112、Y30X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、V290、Q289、K22、G40、Y179、M209、L211、K22、P81、N87、Y117、N181、Y230X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、V290、N87、Q182の任意の1個又は複数における1個又は複数のアミノ酸改変を含む、請求項21又は22に記載の糖脂質アシル転移酵素変異体。
【請求項24】
酵素が、以下のアミノ酸残基、すなわち、−318、N215、L210、E309、H180、N80の任意の1個又は複数における1個又は複数のアミノ酸改変を含む、請求項23に記載の糖脂質アシル転移酵素変異体。
【請求項25】
酵素が、以下のアミノ酸、すなわち、−318、N215、L210、S310、E309、H180、N80、V112、Y30X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、V290、Q289、K22、G40、Y179、M209、L211、K22、P81、N87、Y117、N181、Y230X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、V290、N87、Q182、S3、S310、K82、E309の任意の1個又は複数における1個又は複数のアミノ酸改変を含む、請求項21又は22に記載の糖脂質アシル転移酵素変異体。
【請求項26】
酵素が、以下のアミノ酸、すなわち、Y230X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、S310、Y179、H180、Q289、G40、N88、N87の任意の1個又は複数における1個又は複数のアミノ酸改変を含む、請求項21又は22に記載の糖脂質アシル転移酵素変異体。
【請求項27】
酵素が、以下のアミノ酸、すなわち、Y179、N215、L210、N80、Y30X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから選択される)、N87の任意の1個又は複数における1個又は複数のアミノ酸改変を含む、請求項21又は22に記載の糖脂質アシル転移酵素変異体。
【請求項28】
酵素が、以下のアミノ酸、すなわち、Y179、N215、L210、N80、Y30X(ここで、Xは、A、C、D、E、G、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、S、T、V又はWから特異的に選択される)、N87、H180、M209、R211、S18X(ここで、Xは、A、C、D、E、F、H、I、K、L、M、N、P、Q、R、T、W又はYから特異的に選択される)、G40、N88、N87の任意の1個又は複数における1個又は複数のアミノ酸改変を含む、請求項21又は22に記載の糖脂質アシル転移酵素変異体。
【請求項29】
酵素変異体が、ガラクト脂質に対する活性とリン脂質及び/又はトリグリセリドに対する活性との比が親酵素よりも大きい、請求項21から28のいずれか一項に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体。
【請求項30】
酵素変異体が、そのガラクト脂質加水分解活性と比較したガラクト脂質転移酵素活性が親酵素よりも高い、請求項21から29のいずれか一項に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体。
【請求項31】
酵素変異体が、セット2又はセット4又はセット6又はセット7に規定されるアミノ酸残基の任意の1個又は複数における1個又は複数のアミノ酸改変を除いて、配列番号2又は配列番号28で示されるアミノ酸配列を含む酵素である、請求項21から30のいずれか一項に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体。
【請求項32】
本発明による脂肪分解酵素変異体又は本発明による方法によって得られる脂肪分解酵素変異体で糖脂質(例えば、DGDG(digalactosyl diglyceride)又はMGDG(monogalactosyl diglyceride))を処理して部分加水分解生成物、すなわちリゾ糖脂質を生成することによって、リゾ糖脂質、例えばDGMG(digalactosyl monoglyceride)又はMGMG(monogalactosyl monoglyceride)を調製するための基質における、請求項21から31のいずれか一項に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体又は請求項1から20のいずれか一項に記載の方法によって得られる糖脂質アシル基転移酵素変異体の使用。
【請求項33】
前記基質が食料品である、請求項32に記載の使用。
【請求項34】
食料品を調製する方法であって、請求項21から31のいずれか一項に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体又は請求項1から20のいずれか一項に記載の方法によって得られる糖脂質アシル基転移酵素変異体を前記食料品の1個又は複数の成分に添加するステップを含む方法。
【請求項35】
焼いた生成物を生地から調製する方法であって、請求項21から31のいずれか一項に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体又は請求項1から20のいずれか一項に記載の方法によって得られる糖脂質アシル基転移酵素変異体を前記生地に添加するステップを含む方法。
【請求項36】
卵又は卵を主成分とする生成物を処理してリゾリン脂質を製造する方法における、請求項21から31のいずれか一項に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体又は請求項1から20のいずれか一項に記載の方法によって得られる糖脂質アシル基転移酵素変異体の使用。
【請求項37】
植物油又は食用油の酵素精練方法であって、極性脂質(例えば、リン脂質及び/又は糖脂質)の主要な部分を加水分解するために、請求項21から31のいずれか一項に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体又は請求項1から20のいずれか一項に記載の方法によって得られる糖脂質アシル基転移酵素変異体で前記食用油又は植物油を処理するステップを含む方法。
【請求項38】
食用油のリン脂質含有量を削減する方法における、請求項21から31のいずれか一項に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体又は請求項1から20のいずれか一項に記載の方法によって得られる糖脂質アシル基転移酵素変異体の使用であって、前記リン脂質の主要な部分を加水分解するために前記脂肪分解酵素変異体で前記油を処理するステップと、加水分解されたリン脂質を含む水相を前記油から分離するステップとを含む使用。
【請求項39】
炭水化物エステル及び/又はタンパク質エステル及び/又はタンパク質サブユニットエステル及び/又はヒドロキシ酸エステルなどの高価な生成物を製造するための極性脂質(好ましくは糖脂質)の生物変換における、請求項21から31のいずれか一項に記載の糖脂質アシル基転移酵素変異体又は請求項1から20のいずれか一項に記載の方法によって得られる糖脂質アシル基転移酵素変異体の使用。
【請求項40】
請求項21から31のいずれか一項に記載の固定化糖脂質アシル基転移酵素変異体又は請求項1から20のいずれか一項に記載の方法によって得られる固定化糖脂質アシル基転移酵素変異体。
【請求項41】
図及び実施例を参照して本明細書に全般的に記載された糖脂質アシル基転移酵素変異体。
【請求項42】
図及び実施例を参照して本明細書に全般的に記載された方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7−1】
【図7−2】
【図7−3】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33−1】
【図33−2】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57−1】
【図57−2】
【図58】
【図59−1】
【図59−2】
【図60】
【図61】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7−1】
【図7−2】
【図7−3】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33−1】
【図33−2】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57−1】
【図57−2】
【図58】
【図59−1】
【図59−2】
【図60】
【図61】
【公表番号】特表2007−516717(P2007−516717A)
【公表日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−546409(P2006−546409)
【出願日】平成16年12月23日(2004.12.23)
【国際出願番号】PCT/IB2004/004378
【国際公開番号】WO2005/066347
【国際公開日】平成17年7月21日(2005.7.21)
【出願人】(397060588)ダニスコ エイ/エス (67)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年12月23日(2004.12.23)
【国際出願番号】PCT/IB2004/004378
【国際公開番号】WO2005/066347
【国際公開日】平成17年7月21日(2005.7.21)
【出願人】(397060588)ダニスコ エイ/エス (67)
【Fターム(参考)】
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