説明

チアゾール及びオキサゾール置換アリールアミド

式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩[式中、Rは、式A又は式Bの基であり、X、R、R、R、R、R、R、及びRは、本明細書に定義される通りである]。P2X及び/又はP2X2/3レセプターアンタゴニストにより仲介される疾患を処置するためにその化合物を使用する方法ならびに主題化合物を製造する方法もまた提供される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I:
【化32】


[式中、
は、式A又は式B:
【化33】


(式中、
Xは、−S−又は−O−であり;
及びRは、それぞれ独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルスルホニル−C1−6アルキル、ハロ−C1−6アルキル、ハロ−C1−6アルコキシ、ヘテロ−C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C3−6シクロアルキル−C1−6アルキル、アミノカルボニル、C1−6アルコキシカルボニル、又はシアノであるか;あるいは
とRは、それらが結合する原子と一緒になって、場合により置換されているフェニル基を形成してもよい)で示される基であり;
は、場合により置換されているフェニル、場合により置換されているピリジニル、場合により置換されているピリミジニル、場合により置換されているピリダジニル、又は場合により置換されているチオフェニルであり;
は、水素、C1−6アルキル、ヘテロ−C1−6アルキル、又はシアノであり;
は、水素、C1−6アルキル、又はヘテロ−C1−6アルキルであるか;あるいは
とRは、それらが結合する原子と一緒になって、C3−6炭素環を形成してもよく;
は、C1−6アルキル、ヘテロ−C1−6アルキル、ハロ−C1−6アルキル、N−C1−6アルキルアミノ、N,N−ジ−(C1−6アルキル)−アミノ、C3−7シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、C3−7シクロアルキル−C1−6アルキル、アリール−C1−6アルキル、ヘテロアリール−C1−6アルキル、ヘテロシクリル−C1−6アルキル、ヘテロシクリルオキシ、アリールオキシ−C1−6アルキル、又は−(CR−C(O)−Rであり、ここで、mは、0又は1であり、R及びRは、それぞれ独立して、水素又はC1−6アルキルであり;Rは、水素、C1−6アルキル、ヘテロ−C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、C3−7シクロアルキル−C1−6アルキル、アリール−C1−6アルキル、ヘテロアリール−C1−6アルキル、ヘテロシクリル−C1−6アルキル、C3−7シクロアルキルオキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリルオキシ、C3−7シクロアルキルオキシ−C1−6アルキル、アリールオキシ−C1−6アルキル、ヘテロアリールオキシ−C1−6アルキル、ヘテロシクリルオキシ−C1−6アルキル、又は−NR10であり、ここで、Rは、水素又はC1−6アルキルであり;R10は、水素、C1−6アルキル、ヘテロ−C1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、C3−7シクロアルキル−C1−6アルキル、アリール−C1−6アルキル、ヘテロアリール−C1−6アルキル、又はヘテロシクリル−C1−6アルキルであるか;あるいは
とRは、それらが結合する原子と一緒になって、場合によりヒドロキシで置換されているC3−6炭素環を形成するか:あるいは
とRは、それらが結合する原子と一緒になって、それぞれO、N及びSより独立して選択される1もしくは2個のヘテロ原子を含むC4−6複素環を形成するか;あるいは
、R、及びRは、それらが結合する原子と一緒になって、1もしくは2個の窒素原子を含む6員ヘテロアリールを形成し、ここで、該6員ヘテロアリールは、場合によりハロ、アミノ又はC1−6アルキルで置換されており;
は、水素、C1−6アルキル、C1−6アルキルオキシ、ハロ、C1−6ハロアルキル、ハロ−C1−6アルコキシ、又はシアノである]
で示される化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項2】
が、4位でメチル又はハロにより置換されておりそして場合により2位でハロにより置換されているフェニルであるか、あるいは、Rが、5位でメチル又はハロで置換されているピリジン−2−イルである、請求項1記載の化合物。
【請求項3】
が水素である、請求項1記載の化合物。
【請求項4】
が水素である、請求項1記載の化合物。
【請求項5】
が、水素又はメチルである、請求項1記載の化合物。
【請求項6】
が式Aの基である、請求項1記載の化合物。
【請求項7】
XがSである、請求項1記載の化合物。
【請求項8】
及びRの一方が、水素であり、他方が、C1−6アルキルである、請求項1記載の化合物。
【請求項9】
が、C1−6アルキルオキシ−C1−6アルキル、ヒドロキシ−C1−6アルキル、ヘテロアリール、又はヘテロシクリル−C1−6アルキルである、請求項1記載の化合物。
【請求項10】
薬学的に許容される担体及び請求項1記載の化合物を含む、医薬組成物。
【請求項11】
膀胱容量の減少、尿意頻数、急迫性尿失禁、腹圧性尿失禁、膀胱活動亢進、良性前立腺肥大、前立腺炎、排尿筋過反射、頻尿、夜間頻尿、尿意逼迫、過活動膀胱、骨盤過敏症、尿道炎、前立腺炎、骨盤痛症候群、前立腺痛、膀胱炎、又は特発性膀胱過敏症から選択される尿路疾患;あるいは炎症痛、手術痛、内臓痛、歯痛、月経前痛、中枢性疼痛、火傷による疼痛、片頭痛又は群発性頭痛、神経損傷、神経炎、神経痛、中毒、虚血傷害、間質膀胱炎、ガン疼痛、ウイルス、寄生虫もしくは細菌感染、外傷後損傷、又は過敏性腸症候群関連疼痛から選択される疼痛状態;あるいは慢性閉塞性肺障害(COPD)、喘息、及び気管支痙攣から選択される呼吸障害を処置する方法であって、該方法が請求項1記載の化合物の有効量を、それを必要とする対象に投与することを含む方法。
【請求項12】
尿路疾患、疼痛状態又は呼吸障害を処置するための医薬の製造のための、請求項1記載の化合物の使用。
【請求項13】
本明細書上記に記載の本発明。

【公表番号】特表2010−509264(P2010−509264A)
【公表日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−535681(P2009−535681)
【出願日】平成19年10月31日(2007.10.31)
【国際出願番号】PCT/EP2007/061771
【国際公開番号】WO2008/055840
【国際公開日】平成20年5月15日(2008.5.15)
【出願人】(591003013)エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー (1,754)
【氏名又は名称原語表記】F. HOFFMANN−LA ROCHE AKTIENGESELLSCHAFT
【Fターム(参考)】