説明

トランスインピーダンスアンプ及び光レシーバ

【課題】 伝達特性への影響を抑えながら、帯域を調整することが可能なトランスインピーダンスアンプ及び光レシーバを提供する。
【解決手段】 本発明のトランスインピーダンスアンプは、入力端子60に接続された制御端子、第1端子及び第2端子を有する第1トランジスタQ1と、第1トランジスタQ1の第2端子に接続された制御端子、出力端子に接続された第1端子及び第2端子を有する第2トランジスタQ2と、アノードが第1トランジスタQ1の第1端子に接続され、カソードが接地されるダイオードD1と、第1トランジスタQ1の第1端子とダイオードD1のアノードとの間に可変電流を付加する第1電流源Is1と、第1トランジスタQ1の制御端子と第2トランジスタQ2の第1端子との間に接続された帰還抵抗RFと、第2トランジスタQ2の第1端子に接続された第2電流源Is2と、を備えることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トランスインピーダンスアンプ及び光レシーバに関する。
【背景技術】
【0002】
トランスインピーダンスアンプ(Transimpedance Amplifier;TIA)は、フォトダイオード等が生成する微小電流を増幅して電圧に変換して出力するアンプである。TIAは、例えばデジタルコヒーレント光レシーバ等に用いられる。
【0003】
特許文献1には、トランスインピーダンス型の前置増幅器が記載されている。これによれば、帰還抵抗値や増幅器の内部利得を調整することにより、帯域を調整することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−80988号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
デジタルコヒーレント光レシーバは、ハイブリッドとよばれる光学処理系及び複数のTIAを有する。デジタルコヒーレント光レシーバが適切な光電気信号変換処理を行うために、各TIAの帯域を揃えることが求められている。
【0006】
各TIAの帯域を揃えるために、特許文献1に記載のように、帰還抵抗値の調整により帯域を調整する場合、帰還抵抗は信号経路に設けられているため、伝達特性に影響を及ぼすおそれがある。例えば、PSK(Phase Shift Keying)方式を用いるデジタルコヒーレント光レシーバは、入力信号の位相変調を行うため、信号の位相特性に影響を与えない方が好ましい。このように、帯域を調整することが可能なTIAが求められている。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、伝達特性への影響を抑えながら、帯域を調整することが可能なTIA及び光レシーバを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のTIAは、入力端子に接続された制御端子、第1端子及び第2端子を有する第1トランジスタと、前記第1トランジスタの第2端子に接続された制御端子、出力端子に接続された第1端子及び第2端子を有する第2トランジスタと、
アノードが前記第1トランジスタの第1端子に接続され、カソードが接地されるダイオードと、前記第1トランジスタの第1端子と前記ダイオードのアノードとの間に可変電流を付加する第1電流源と、前記第1トランジスタの制御端子と前記第2トランジスタの第1端子との間に接続された帰還抵抗と、前記第2トランジスタの第1端子に接続された第2電流源と、を備えることを特徴とする。本発明によれば、ダイオードの順方向電流の大きさを調整させることにより、TIAの利得を調整することができる。これにより、伝達特性への影響を抑えながら、TIAの帯域を調整することができる。
【0009】
上記構成において、前記第1電流源は、制御端子、第1端子及び第2端子を有する第3トランジスタと、前記第3トランジスタの第1端子と前記第1トランジスタの第1端子との間に接続された負荷抵抗と、を有し、前記第3トランジスタの制御端子に入力される制御信号に基づいて前記可変電流を調整することを特徴とする構成とすることができる。
【0010】
上記構成において、前記入力端子には、受光素子が接続されてなることを特徴とする構成とすることができる。
【0011】
本発明の光レシーバは、位相の異なる光信号に対応した受光素子のペアが複数設けられてなる受光素子アレイと、前記受光素子のペアそれぞれに対応して設けられ、入力端子に接続された制御端子、第1端子及び第2端子を有する第1トランジスタと、前記第1トランジスタの第2端子に接続された制御端子、出力端子に接続された第1端子及び第2端子を有する第2トランジスタと、アノードが前記第1トランジスタの第1端子に接続され、カソードが接地されるダイオードと、前記第1トランジスタの第1端子と前記ダイオードのアノードとの間に可変電流を付加する第1電流源と、前記第1トランジスタの制御端子と前記第2トランジスタの第1端子との間に接続された抵抗と、を有する複数のトランスインピーダンスアンプと、前記複数のトランスインピーダンスアンプそれぞれにおける、前記第1電流源の電流値を制御するコントローラと、を備えることを特徴とする。この構成によれば、伝達特性への影響を抑えながら、TIAの帯域を調整して、各TIAの帯域幅を揃えることができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、伝達特性への影響を抑えながら、TIA及び光レシーバの帯域を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1は、光電気変換回路の回路図の一例である。
【図2】図2は、比較例に係るTIAの回路図の一例である。
【図3】図3は、実施例1に係るTIAの回路図である。
【図4】図4は、実施例1に係るTIAが有するダイオードの順方向電圧及び電流の関係を示すグラフである。
【図5】図5は、実施例2に係るTIAの回路図である。
【図6】図6は、実施例2に係るTIAの評価結果を示すグラフである。
【図7】図7は、実施例3に係るデジタルコヒーレント光レシーバの構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1を参照して、TIAの利得と帯域との関係について説明する。図1は、光電気変換回路の回路図の一例である。図1のように、光電気変換回路200は、受光素子PDと、利得がAの反転増幅器70と、帰還抵抗RFと、出力端子72と、を有する。反転増幅器70と帰還抵抗RFとがTIAを構成する。受光素子PDは、例えばフォトダイオード等である。光電気変換回路200は、光電気変換により受光素子PDが生成する微小電流を、TIAにより増幅して電圧に変換して出力する。ここで、受光素子PDの容量CDとTIAの入力容量CIの和をCT[F]、帰還抵抗RFの抵抗値をRF[Ω]、受光モジュールの3dB帯域幅をBWとすると、以下の式(1)が成立する。
【数1】

式(1)によれば、TIAの利得を調整することにより、帯域を調整することができる。
【0015】
実施例との比較のため、図2を参照して、TIAの比較例を説明する。図2は、比較例に係るTIAの回路図である。図2のように、TIA300は、第1トランジスタQ1、ダイオードD1及び抵抗RLを備えるエミッタ接地アンプと、第2トランジスタQ2及び電流源Is2を備えるコレクタ接地アンプと、帰還抵抗RFと、入力端子60と、出力端子62と、を有する。図2の第1トランジスタQ1及びQ2においてB、E及びCはそれぞれ制御端子であるベース、第1端子であるエミッタ及び第2端子であるコレクタを表し、他の図においても同様とする。第1トランジスタQ1は、ベースが入力端子60に接続され、コレクタが第2トランジスタQ2のベースに接続される。ダイオードD1は、アノードが第1トランジスタQ1のエミッタに接続され、カソードが接地される。帰還抵抗RFを流れる電流が小さい場合、ダイオードD1にかかる電圧をVD1、第1トランジスタQ1のベース・エミッタ間電圧をVBE、出力端子62の電圧をVoutとすると、以下の式(2)が成り立つ。
OUT = VD1 + VBE (2)
ダイオードD1は、VOUTが十分な大きさとなるように挿入されている。電流源Is2は、第2トランジスタQ2のエミッタに接続される。帰還抵抗RFは、第1トランジスタQ1のベースと第2トランジスタQ2のエミッタとの間に接続される。
【0016】
図2のようなTIA300の帯域を調整するために、例えば、第1トランジスタQ1のコレクタや出力端子62への調整回路やフィルタの付加や、帰還抵抗値の調整等が考えられる。しかしながら、その場合、信号経路に影響を与えてしまうため、帯域特性が劣化してしまう。フィルタを付加する場合、群遅延特性が劣化してしまう。
【0017】
以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
【実施例1】
【0018】
図3を参照して、実施例1に係るTIAの構成を説明する。図3は、実施例1に係るTIA400の回路図である。TIA400は、TIA300と比較して、第1トランジスタQ1のエミッタとダイオードD1のアノードとの間に可変電流を付加する電流源Is1が接続され、電流経路が設けられている点が異なる。
【0019】
電流源Is1は、ダイオードD1の順方向電流の大きさを変化させることができる。この電流源Is1は、定電流源の基準電圧を抵抗タップの切換えなどで変化させることで、その出力電流値を変化させる構成を採用することができる。これにより、第1トランジスタQ1のエミッタ側の抵抗成分であるダイオードD1の微分抵抗値を変化させることができる。よって、エミッタ接地アンプの利得を調整することができる。すなわち、式(1)より、帯域を調整することができる。例えば、電流源Is1の電流を増加させた場合には、第1トランジスタQ1のエミッタ側の抵抗値が下がり、エミッタ接地アンプの利得が上がるため、帯域幅を広くすることができる。一方、電流源Is1の電流を減少させた場合には、帯域幅を狭くすることができる。
【0020】
図4を参照して、ダイオードD1の微分抵抗値の変化について説明する。図4は、ダイオードD1の順方向の電圧及び電流の関係を示すグラフである。図4の横軸は順方向電圧[V]、縦軸は順方向電流[A]を表し、実線で示すグラフは順方向電圧の変化に対する順方向電流の変化を示している。図4のように、電圧がV1の場合の電流をI1、電圧がV2の場合の電流をI2とする。ダイオードD1の微分抵抗値は、図4のグラフの傾きの逆数で表される。したがって、ダイオードD1の電流を増加させた場合には、図4よりグラフの傾きは大きくなるため、微分抵抗値は小さくなる。逆に、ダイオードD1の電流を減少させた場合には、図4よりグラフの傾きは小さくなるため、微分抵抗値は大きくなる。
【0021】
図4より、ダイオードD1にかかる電圧の変化は、電流の変化に比べて小さい。例えば、V1からV2の変化は、I1からI2の変化に比べて小さい。すなわち、ダイオードD1にかかる電圧の変化を抑えながら、ダイオードD1に流れる電流を変化させることができる。ダイオードD1にかかる電圧の変化を抑えることができるため、第1トランジスタQ1の動作特性への影響を抑えることができる。したがって、伝達特性への影響を抑えながら、TIAの利得を変化させて、TIAの帯域を調整することができる。
【実施例2】
【0022】
図5を参照して、実施例2に係るTIAの構成を説明する。図5は、実施例2に係るTIA500の回路図の一例である。TIA500は、TIA400の電流源Is1を、第3トランジスタQ3及び負荷抵抗R1により構成した例である。第3トランジスタQ3のベース電圧を調整することにより、エミッタ電流を調整して、ダイオードD1の順方向電流の大きさを任意に変化させることができる。よって、TIAの利得を変化させて、TIAの帯域を調整することができる
【0023】
図6は、実施例2に係るTIA400の評価結果を示すグラフである。図6は、横軸が第3トランジスタQ3のベース電圧[V]、縦軸が3dB帯域幅[GHz]を示す。図6のように、ベース電圧を1Vから2.5Vの間で調整することにより、3dB帯域幅を約17.5GHzから約19GHzまで調整することができる。
【実施例3】
【0024】
図7を参照して、実施例3に係る光レシーバの一例について説明する。図7は、実施例3に係るデジタルコヒーレント光レシーバ100の構成を示す図である。図7では、DP−QPSK(Dual Polarization−Quadrature Phase Shift Keying)方式を利用した例を示している。
【0025】
図7のように、デジタルコヒーレント光レシーバ100は、入力端子10と、偏光ビームスプリッタ(Polarizing Beam Splitter;PBS)12と、局部発振光源(Local Oscillator;LO)14と、ハイブリッド16と、光電気変換回路20、26、32及び38と、アナログデジタル変換器(Analog Digital Convertor;ADC)44、46、48及び50と、DSP(Digital Signal Processor)54と、制御回路51と、メモリ52と、出力端子56と、を有する。光電気変換回路20、26、32及び38は、それぞれ受光素子21及び22、27及び28、33及び34並びに39及び40と、TIA24、30、36及び42と、を有する。TIA24、30、36及び42は、実施例1又は2に記載のTIAであって、制御回路51の制御により、帯域を調整することができる。
【0026】
入力端子10で入力された信号光は、PBS12でX偏光とY偏光とに分離され、LO14からの局部発振光と共にハイブリッド16に入力される。X及びY偏光は、ハイブリッド16にて局部発振光と合成し、それぞれ同相(In phase;I)成分、直交位相(Quadrature;Q)成分に分離され、出力信号光として出力される。図7に示す添字のp及びnは、それぞれ正及び負の成分であることを示す。例えば、X−Ipは、X偏光のI成分の正成分であることを示す。ハイブリッド16から出力された位相の異なる光信号は、それぞれ光電気変換回路20、26、32及び38により電気信号に変換されて、ADC44、46、48及び50に出力される。ADC44、46、48及び50は、電気信号をアナログ信号からデジタル信号に変換してDSP54に出力する。DSP54は入力された電気信号に基づいて所定の処理を実行後、出力端子56に結果を出力する。このように、デジタルコヒーレント通信では、位相情報を含んだ光信号が送信され、それをデジタルコヒーレント光レシーバ100で受信している。ここで、デジタルコヒーレント光レシーバ100に搭載されている各受光素子21、22、27、28、33、34、39及び40や各TIA24、30、36及び42は、製造バラツキを含んでいるため、各光電気変換回路20、26、32及び38の入出力特性には差異が生じている。この対策のために、後段のDSP54において、上記差異を吸収する調整を行うことは可能であるが、複雑な計算を要してしまう。本実施例では、各光電気変換回路20、26、32及び38の入出力特性の差異を実施例1又は実施例2による帯域調整可能なTIAのコントロールによって吸収している。
【0027】
図7において、メモリ52には、出荷試験により、チューニングされたVcontrol1−4の値が格納される。このVcontrol1−4は、例えば、ビットエラーレート試験によって、それぞれのTIAの帯域幅を調整した電圧値等の制御情報が格納されている。このビットエラーレート試験とは、光変調信号発生器(図示せず)から出力されたランダムパターンである光信号をデジタルコヒーレント光レシーバ100で受信し、そのビットエラーレートを測定するものである。このビットエラーレートは、各光電気変換回路20、26、32及び38の入出力特性のバラツキに依存性を有している。本実施例では、Vcontrolを調整することにより、TIA24、30、36及び42の3dB帯域幅が制御され、その結果、光電気変換回路20、26、32及び38の入出力特性のバラツキを低減することができる。このようなVcontrol1−4の値は、適宜制御アルゴリズムを使用して、ビットエラーレートが小さくなるように制御することで得ることができる。制御回路51は、メモリ52に格納されたVcontrol1−4の値をそれぞれTIA24、30、36及び42に入力して調整することで、光電気変換回路20、26、32及び38の入出力特性を揃えることができ、ビットエラーレートを小さくすることができる。このような制御を行うにおいて、実施例1あるいは実施例2による本発明の構成を採用することは、帯域調整にあたり、信号の位相特性に与えられる影響が低減できる効果を奏する。このため、TIAの帯域調整に付随する信号特性への悪影響を回避することができる。
【0028】
実施例3によれば、伝達特性への影響を抑えながら、各TIAの帯域を調整して、帯域幅を揃えることができる。
【0029】
実施例3において、光レシーバの一例として、デジタルコヒーレント光レシーバについて説明した。デジタルコヒーレント光レシーバ以外の光レシーバでもよい。
【0030】
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【符号の説明】
【0031】
100 デジタルコヒーレント光レシーバ
200 電気光変換回路
300 TIA
400 TIA
500 TIA
D1 ダイオード
Is1 電流源
Is2 電流源
Q1 第1トランジスタ
Q2 第2トランジスタ
RF 帰還抵抗

【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力端子に接続された制御端子、第1端子及び第2端子を有する第1トランジスタと、
前記第1トランジスタの第2端子に接続された制御端子、出力端子に接続された第1端子及び第2端子を有する第2トランジスタと、
アノードが前記第1トランジスタの第1端子に接続され、カソードが接地されるダイオードと、
前記第1トランジスタの第1端子と前記ダイオードのアノードとの間に可変電流を付加する第1電流源と、
前記第1トランジスタの制御端子と前記第2トランジスタの第1端子との間に接続された帰還抵抗と、
前記第2トランジスタの第1端子に接続された第2電流源と、
を備えることを特徴とするトランスインピーダンスアンプ。
【請求項2】
前記第1電流源は、制御端子、第1端子及び第2端子を有する第3トランジスタと、前記第3トランジスタの第1端子と前記第1トランジスタの第1端子との間に接続された負荷抵抗と、を有し、
前記第3トランジスタの制御端子に入力される制御信号に基づいて前記可変電流を調整することを特徴とする請求項1記載のトランスインピーダンスアンプ。
【請求項3】
前記入力端子には、受光素子が接続されてなることを特徴とする請求項1又は2記載のトランスインピーダンスアンプ。
【請求項4】
位相の異なる光信号に対応した受光素子のペアが複数設けられてなる受光素子アレイと、
前記受光素子のペアそれぞれに対応して設けられ、入力端子に接続された制御端子、第1端子及び第2端子を有する第1トランジスタと、
前記第1トランジスタの第2端子に接続された制御端子、出力端子に接続された第1端子及び第2端子を有する第2トランジスタと、
アノードが前記第1トランジスタの第1端子に接続され、カソードが接地されるダイオードと、
前記第1トランジスタの第1端子と前記ダイオードのアノードとの間に可変電流を付加する第1電流源と、
前記第1トランジスタの制御端子と前記第2トランジスタの第1端子との間に接続された抵抗と、
を有する複数のトランスインピーダンスアンプと、
前記複数のトランスインピーダンスアンプそれぞれにおける、前記第1電流源の電流値を制御するコントローラと、
を備えることを特徴とする光レシーバ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−250126(P2011−250126A)
【公開日】平成23年12月8日(2011.12.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−120988(P2010−120988)
【出願日】平成22年5月26日(2010.5.26)
【出願人】(000002130)住友電気工業株式会社 (12,747)
【Fターム(参考)】