トリアゾール、オキサジアゾール、及びチアジアゾール誘導体のPPAR修飾物質
本発明は、下記の構造式の式Iで表される化合物に関し、
ここに、
(a)Xは、単結合、O、S、S(O)2、及びNからなる群より選択され、
(b)Uは、脂肪族リンカーであり、
(c)Yは、O、C、S、NH、及び単結合からなる群より選択され、
(d)Wは、N、O、又はSであり、
(e)Eは、C(R3)(R4)A、又はAであり、ここに、
(f)Aは、カルボキシル、テトラゾール、C1〜C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミド、及びアシルスルホンアミドからなる群より選択される。
ここに、
(a)Xは、単結合、O、S、S(O)2、及びNからなる群より選択され、
(b)Uは、脂肪族リンカーであり、
(c)Yは、O、C、S、NH、及び単結合からなる群より選択され、
(d)Wは、N、O、又はSであり、
(e)Eは、C(R3)(R4)A、又はAであり、ここに、
(f)Aは、カルボキシル、テトラゾール、C1〜C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミド、及びアシルスルホンアミドからなる群より選択される。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの化合物、
【化1】
ここに、
(a)R1は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルケニル、C1〜C8ヘテロアルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より選択され、ここに、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルケニル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ、R1’から独立して選択された1〜3の基で置換され、
(b)R1’、R26、R27、R28、及びR31は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキル−COOR12、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルキルオキシ、C3〜C7シクロアルキル、アリールオキシ、アリール−C0〜4−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、C(O)R13、COOR14、OC(O)R15、OS(O)2R16、N(R17)2、NR18C(O)R19、NR20SO2R21、SR22、S(O)R23、S(O)2R24、及びS(O)2N(R25)2からなる群より選択され、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24、及びR25は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、及びアリールからなる群より選択され、
(c)Vは、C0〜C8アルキル及びC1〜6−ヘテロアルキルからなる群より選択され、
(d)Xは、単結合、O、S、S(O)2、及びNからなる群より選択され、
(e)Uは、脂肪族リンカーであって、その脂肪族リンカーの1つの炭素原子は、場合により、O、NH、又はSで置換され、こうした脂肪族リンカーは、場合により、R30からそれぞれ独立して選択された1〜4の基で置換され、
(f)Wは、N、O、又はSであり、
(g)Yは、C、O、S、NH、及び単結合からなる群より選択され、
(h)Eは、C(R3)(R4)A、又はAであり、ここに、
(1)Aは、カルボキシル、テトラゾール、C1〜C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミド、及びアシルスルホンアミドからなる群より選択され、ここに、スルホンアミド、アシルスルホンアミド、及びテトラゾールは、それぞれ場合により、R7から独立して選択された1〜2の基で置換され、
(2)各々のR7は、水素、C1〜C6ハロアルキル、アリールC0〜C4アルキル、及びC1〜C6アルキルからなる群より独立して選択され、
(3)R3は、水素、C1〜C5アルキル、及びC1〜C5アルコキシからなる群より選択され、かつ
(4)R4は、H、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、アリールオキシ、C3〜C6シクロアルキル、及びアリールC0〜C4アルキルからなる群より選択され、R3とR4は、場合により、結合してC3〜C4シクロアルキルを形成し、ここに、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、シクロアルキル、及びアリール−アルキルは、それぞれ場合により、R26からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
(i)R8は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキレニル、及びハロからなる群より選択され、
(j)R9は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキレニル、ハロ、アリール−C0〜C4アルキル、ヘテロアリール、C1〜C6アリル、及びOR29からなる群より選択され、ここに、アリール−C0〜C4アルキル、ヘテロアリールは、それぞれ場合により、R27から独立して選択された1〜3の基で置換され、R29は、水素とC1〜C4アルキルからなる群より選択され、
(k)R10、R11は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキレニル、C1〜C6アルキル−COOR12”、C0〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルキルオキシ、C3〜C7シクロアルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキル、アリールオキシ、C(O)R13’、COOR14’、OC(O)R15’、OS(O)2R16’、N(R17’)2、NR18’C(O)R19’、NR20’SO2R21’、SR22’、S(O)R23’、S(O)2R24’、及びS(O)2N(R25’)2からなる群より選択され、ここに、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R28から独立して選択された1〜3の基で置換され、R10とR11は、場合により結合し、それらが結合するフェニルとともに5〜6員の縮合二環を形成し、
(l)R12’、R12”、R13’、R14’、R15’、R16’、R17’、R18’、R19’、R20’、R21’、R22’、R23’、R24’、及びR25’は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、及びアリールからなる群より選択され、
(m)R30は、C1〜C6アルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より選択され、ここに、C1〜C6アルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R31からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
(n)R32は、結合、水素、ハロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、及びC1〜C6アルキルオキソからなる群より選択され、かつ
(o)----は、場合により、示した位置で二重結合を形成する結合であり、
並びに、その立体異性体、医薬的に許容される塩、溶媒和物、及び水和物。
【請求項2】
式Iaの化合物、
【化2】
ここに、
(a)R1は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルケニル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より選択され、ここに、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルケニル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R1’から独立して選択された1〜3の基で置換され、
(b)R1’、R26、R27、R28、及びR31は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキル−COOR12、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルキルオキシ、C3〜C7シクロアルキル、アリールオキシ、アリール−C0〜4−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、C(O)R13、COOR14、OC(O)R15、OS(O)2R16、N(R17)2、NR18C(O)R19、NR20SO2R21、SR22、S(O)R23、S(O)2R24、及びS(O)2N(R25)2からなる群より選択され、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24、及びR25は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、及びアリールからなる群より選択され、
(c)Vは、C0〜C8アルキル及びC1〜4−ヘテロアルキルからなる群より選択され、
(d)Xは、単結合、O、S、S(O)2、及びNからなる群より選択され、
(e)Uは、脂肪族リンカーであって、その脂肪族リンカーの1つの炭素原子は、場合により、O、NH、又はSで置換され、こうした脂肪族リンカーは、場合により、R30からそれぞれ独立して選択された1〜4の基で置換され、
(f)Yは、C、NH、及び単結合からなる群より選択され、
(g)Eは、C(R3)(R4)A、又はAであり、ここに、
(1)Aは、カルボキシル、テトラゾール、C1〜C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミド、及びアシルスルホンアミドからなる群より選択され、ここに、スルホンアミド、アシルスルホンアミド、及びテトラゾールは、それぞれ場合により、R7から独立して選択された1〜2の基で置換され、
(2)各々のR7は、水素、C1〜C6ハロアルキル、アリールC0〜C4アルキル、及びC1〜C6アルキルからなる群より独立して選択され、
(3)R3は、水素、C1〜C5アルキル、及びC1〜C5アルコキシからなる群より選択され、かつ
(4)R4は、H、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、アリールオキシ、C3〜C6シクロアルキル、及びアリールC0〜C4アルキルからなる群より選択され、R3とR4は、場合により、結合してC3〜C4シクロアルキルを形成し、ここに、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、シクロアルキル、及びアリール−アルキルは、それぞれ場合により、R26からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
(h)R8は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキレニル、及びハロからなる群より選択され、
(i)R9は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキレニル、ハロ、アリール−C0〜C4アルキル、ヘテロアリール、C1〜C6アリル、及びOR29からなる群より選択され、ここに、アリール−C0〜C4アルキル、ヘテロアリールは、それぞれ場合により、R27から独立して選択された1〜3の基で置換され、R29は、水素とC1〜C4アルキルからなる群より選択され、
(j)R10、R11は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキレニル、C1〜C6アルキル−COOR12”、C0〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルキルオキシ、C3〜C7シクロアルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキル、アリールオキシ、C(O)R13’、COOR14’、OC(O)R15’、OS(O)2R16’、N(R17’)2、NR18’C(O)R19’、NR20’SO2R21’、SR22’、S(O)R23’、S(O)2R24’、及びS(O)2N(R25’)2からなる群より選択され、ここに、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R28から独立して選択された1〜3の基で置換され、R10とR11は、場合により結合し、それらが結合するフェニルとともに5〜6員の縮合二環を形成し、
(k)R12’、R12”、R13’、R14’、R15’、R16’、R17’、R18’、R19’、R20’、R21’、R22’、R23’、R24’、及びR25’は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、及びアリールからなる群より選択され、
(l)R30は、C1〜C6アルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より選択され、ここに、C1〜C6アルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R31からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
(m)R32は、結合、水素、ハロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、及びC1〜C6アルキルオキソからなる群より選択され、かつ
(n)----は、場合により、示した位置で二重結合を形成する結合であり、
並びに、その立体異性体、医薬的に許容される塩、溶媒和物、及び水和物である請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
式Icの化合物、
【化3】
ここに、
(a)R1は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルケニル、C1〜C8ヘテロアルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より選択され、ここに、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルケニル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R1’から独立して選択された1〜3の基で置換され、
(b)R1’、R26、R27、R28、及びR31は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキル−COOR12、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルキルオキシ、C3〜C7シクロアルキル、アリールオキシ、アリール−C0〜4−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、C(O)R13、COOR14、OC(O)R15、OS(O)2R16、N(R17)2、NR18C(O)R19、NR20SO2R21、SR22、S(O)R23、S(O)2R24、及びS(O)2N(R25)2からなる群より選択され、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24、及びR25は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、及びアリールからなる群より選択され、
(c)Vは、C0〜C8アルキル及びC1〜4−ヘテロアルキルからなる群より選択され、
(d)Xは、単結合、O、S、S(O)2、及びNからなる群より選択され、
(e)Uは、脂肪族リンカーであって、その脂肪族リンカーの1つの炭素原子は、場合により、O、NH、又はSで置換され、こうした脂肪族リンカーは、R30からそれぞれ独立して選択された1〜4の基で置換され、
(f)Yは、C、O、S、NH、及び単結合からなる群より選択され、
(g)Eは、C(R3)(R4)A、又はAであり、ここに、
(1)Aは、カルボキシル、テトラゾール、C1〜C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミド、及びアシルスルホンアミドからなる群より選択され、ここに、スルホンアミド、アシルスルホンアミド、及びテトラゾールは、それぞれ場合により、R7から独立して選択された1〜2の基で置換され、
(2)各々のR7は、水素、C1〜C6ハロアルキル、アリールC0〜C4アルキル、及びC1〜C6アルキルからなる群より独立して選択され、
(3)R3は、水素、C1〜C5アルキル、及びC1〜C5アルコキシからなる群より選択され、かつ
(4)R4は、H、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、アリールオキシ、C3〜C6シクロアルキル、及びアリールC0〜C4アルキルからなる群より選択され、R3とR4は、場合により、結合してC3〜C4シクロアルキルを形成し、ここに、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、シクロアルキル、及びアリール−アルキルは、それぞれ場合により、R26からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
(h)R8は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキレニル、及びハロからなる群より選択され、
(i)R9は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキレニル、ハロ、アリール−C0〜C4アルキル、ヘテロアリール、C1〜C6アリル、及びOR29からなる群より選択され、ここに、アリール−C0〜C4アルキル、ヘテロアリールは、それぞれ場合により、R27から独立して選択された1〜3の基で置換され、R29は、水素とC1〜C4アルキルからなる群より選択され、
(j)R10、R11は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキレニル、C1〜C6アルキル−COOR12”、C0〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルキルオキシ、C3〜C7シクロアルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキル、アリールオキシ、C(O)R13’、COOR14’、OC(O)R15’、OS(O)2R16’、N(R17’)2、NR18’C(O)R19’、NR20’SO2R21’、SR22’、S(O)R23’、S(O)2R24’、及びS(O)2N(R25’)2からなる群より選択され、ここに、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R28から独立して選択された1〜3の基で置換され、R10とR11は、場合により結合し、それらが結合するフェニルとともに5〜6員の縮合二環を形成し、
(k)R12’、R12”、R13’、R14’、R15’、R16’、R17’、R18’、R19’、R20’、R21’、R22’、R23’、R24’、及びR25’は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、及びアリールからなる群より選択され、
(l)R30は、C1〜C6アルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より選択され、ここに、C1〜C6アルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R31からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
(m)R32は、結合、水素、ハロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、及びC1〜C6アルキルオキソからなる群より選択され、かつ
(n)----は、場合により、示した位置で二重結合を形成する結合であり、
並びに、その立体異性体、医薬的に許容される塩、溶媒和物、及び水和物である請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
式Ibの化合物であり、W1がS又はOである請求項1に記載の化合物。
【化4】
【請求項5】
W1がSである請求項5に記載の化合物。
【請求項6】
W1がOである請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
YがOであるとき、UはC1〜C4脂肪族リンカーであり、ここに、前記C1〜C4アルキルの1つの炭素がOで置換され、前記脂肪族リンカーは、場合により、R30からそれぞれ独立して選択された1〜4の基で置換された請求項4、5、又は6のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
式IIIの化合物、
【化5】
ここに、
(a)R1は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルケニル、C1〜C8ヘテロアルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より選択され、ここに、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルケニル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R1’から独立して選択された1〜3の基で置換され、
(b)R1’、R26、R27、R28、及びR31は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキル−COOR12、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルキルオキシ、C3〜C7シクロアルキル、アリールオキシ、アリール−C0〜4−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、C(O)R13、COOR14、OC(O)R15、OS(O)2R16、N(R17)2、NR18C(O)R19、NR20SO2R21、SR22、S(O)R23、S(O)2R24、及びS(O)2N(R25)2からなる群より選択され、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24、及びR25は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、及びアリールからなる群より選択され、
(c)Vは、C0〜C8アルキル及びC1〜4−ヘテロアルキルからなる群より選択され、
(d)Xは、単結合、O、S、S(O)2、及びNからなる群より選択され、
(e)Uは、脂肪族リンカーであって、その脂肪族リンカーの1つの炭素原子は、場合により、O、NH、又はSで置換され、こうした脂肪族リンカーは、場合により、R30からそれぞれ独立して選択された1〜4の基で置換され、
(f)Yは、C、O、S、NH、及び単結合からなる群より選択され、
(g)Eは、C(R3)(R4)Aであり、ここに、
(1)Aは、カルボキシル、テトラゾール、C1〜C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミド、及びアシルスルホンアミドからなる群より選択され、ここに、スルホンアミド、アシルスルホンアミド、及びテトラゾールは、それぞれ場合により、R7から独立して選択された1〜2の基で置換され、
(2)各々のR7は、水素、C1〜C6ハロアルキル、アリールC0〜C4アルキル、及びC1〜C6アルキルからなる群より独立して選択され、
(3)R3は、C1〜C5アルキルとC1〜C5アルコキシからなる群より選択され、かつ
(4)R4は、H、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、アリールオキシ、C3〜C6シクロアルキル、及びアリールC0〜C4アルキルからなる群より選択され、R3とR4は、場合により、結合してC3〜C4シクロアルキルを形成し、ここに、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、シクロアルキル、及びアリール−アルキルは、それぞれ場合により、R26からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
但し、YがOのとき、R4は、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、アリールオキシ、C3〜C6シクロアルキル、及びアリールC0〜C4アルキルからなる群より選択され、R3とR4は、場合により、結合してC3〜C4シクロアルキルを形成し、ここに、アルキル、アルコキシ、シクロアルキル、及びアリール−アルキルは、それぞれ場合により、R26からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
(h)R8は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキレニル、及びハロからなる群より選択され、
(i)R9は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキレニル、ハロ、アリール−C0〜C4アルキル、ヘテロアリール、C1〜C6アリル、及びOR29からなる群より選択され、ここに、アリール−C0〜C4アルキル、ヘテロアリールは、それぞれ場合により、R27から独立して選択された1〜3の基で置換され、R29は、水素とC1〜C4アルキルからなる群より選択され、
(j)R10、R11は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキレニル、C1〜C6アルキル−COOR12”、C0〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルキルオキシ、C3〜C7シクロアルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキル、アリールオキシ、C(O)R13’、COOR14’、OC(O)R15’、OS(O)2R16’、N(R17’)2、NR18’C(O)R19’、NR20’SO2R21’、SR22’、S(O)R23’、S(O)2R24’、及びS(O)2N(R25’)2からなる群より選択され、ここに、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R28から独立して選択された1〜3の基で置換され、R10とR11は、場合により結合し、それらが結合するフェニルとともに5〜6員の縮合二環を形成し、
(k)R12’、R12”、R13’、R14’、R15’、R16’、R17’、R18’、R19’、R20’、R21’、R22’、R23’、R24’、及びR25’は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、及びアリールからなる群より選択され、
(l)R30は、C1〜C6アルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より選択され、ここに、C1〜C6アルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R31からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
(m)R32は、結合、水素、ハロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、及びC1〜C6アルキルオキソからなる群より選択され、かつ
(n)----は、場合により、示した位置で二重結合を形成する結合であり、
並びに、その立体異性体、医薬的に許容される塩、溶媒和物、及び水和物である請求項1、2、3、又は7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
XがOである請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
XがSである請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
YがOである請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項12】
YがCである請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
YがSである請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項14】
5員環の2つの「----」が、それぞれ、示した位置で二重結合を形成する結合である請求項1〜13のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項15】
EがC(R3)(R4)Aである請求項1〜14のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
AがCOOHである請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項17】
R10がハロアルキルである請求項1〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項18】
R10がCF3である請求項17に記載の化合物。
【請求項19】
R10がハロアルキルオキシである請求項1〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項20】
R10とR11が、それぞれ独立して、水素、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキル−COOR12”、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、及びC1〜C6ハロアルキルオキシからなる群より選択された請求項1〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項21】
R10とR11が、それぞれ独立して、C1〜C2アルキルからなる群より選択された請求項1〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項22】
R10が、C3〜C7シクロアルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキル、及びアリールオキシからなる群より選択された請求項1〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項23】
R1が、随意に置換されるC2〜C3アリールアルキルである請求項1〜22のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項24】
R8とR9が、それぞれ独立して、水素とC1〜C3アルキルからなる群より選択された請求項1〜23のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項25】
R1、V、R3、及びR4が、それぞれ独立して、C1〜C2アルキルからなる群より選択された請求項1〜22、及び24のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項26】
R1、R3、及びR4が、それぞれ独立して、水素とC1〜C2アルキルからなる群より選択された請求項1〜22、及び24のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項27】
Vが結合である請求項1〜24、又は26のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項28】
Vが、C0〜C1アルキルからなる群より選択された請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項29】
Uが、C1〜C3アルキルである請求項1〜28のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項30】
Uが飽和した請求項1〜29のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項31】
R1がC1〜C6ヘテロアルキルである請求項1〜22、又は24〜30のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項32】
脂肪族リンカーの1つの炭素がOで置換された請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項33】
Uが、Nで置換された1つの炭素を有する脂肪族リンカーである請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項34】
Uが、Sで置換された1つの炭素を有する脂肪族リンカーである請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項35】
前記脂肪族リンカーが、それぞれ独立してR30から選択された1〜3の基で置換された請求項1〜34のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項36】
前記脂肪族リンカーが、それぞれ独立してR30から選択された1〜2の基で置換された請求項35に記載の化合物。
【請求項37】
各々のR30が、C1〜C6アルキルからなる群より独立して選択された請求項1〜36のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項38】
各々のR30が、C2〜C3アルキルからなる群より独立して選択された請求項1〜37のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項39】
R30が、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より独立して選択された請求項1〜36のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項40】
YがOであり、Eが−CH2COOHである請求項39に記載の化合物。
【請求項41】
Uがメチルで置換された請求項1〜40のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項42】
Uがメチレンである請求項1〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項43】
R10とR11が結合して縮合6員環を形成した請求項1〜16、及び22〜42のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項44】
下記構造式IVにしたがって表される請求項1〜3、8〜13、15〜24、26、及び36〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【化6】
【請求項45】
下記構造式Vにしたがって表される請求項1〜3、8〜13、15〜24、26、及び36〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【化7】
【請求項46】
下記構造式VIにしたがって表される請求項1〜3、8〜13、15〜24、26、及び36〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【化8】
【請求項47】
下記構造式VIIIにしたがって表される請求項1〜3、8〜13、15〜24、26、及び36〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【化9】
【請求項48】
下記構造式IXにしたがって表される請求項1〜3、8〜13、15〜24、26、及び36〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【化10】
【請求項49】
XとYが互いにパラ置換されるように、XとYが、1、4位で置換された請求項1〜48のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項50】
XとYが互いにメタ置換されるように、XとYが、1、3位で置換された請求項1〜48のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項51】
前記化合物が式
【化11】
の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物である請求項1に記載の化合物。
【請求項52】
Xが結合である請求項1〜50のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項53】
2−メチル−2−{4−[3−(5−ナフタレン−2−イルメチル−2H−[1,2,4]トリアゾール−3−イル)−フェノキシ]プロピオン酸である請求項1に記載の化合物。
【請求項54】
S配座である請求項1〜53のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項55】
R配座である請求項1〜53のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項56】
活性成分として、請求項1〜55のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物とともに、医薬的に許容される担体又は希釈剤を含んでなる医薬組成物。
【請求項57】
受容体に、請求項1〜55のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物を接触させる工程を含む、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体を調節する方法。
【請求項58】
請求項1〜55の少なくとも1つの化合物の治療的有効量を、それを必要とする哺乳類に投与する工程を含む、哺乳類における糖尿病を治療する方法。
【請求項59】
請求項1〜55の少なくとも1つの化合物の治療的有効量を、それを必要とする哺乳類に投与する工程を含む、哺乳類における代謝障害を治療する方法。
【請求項60】
代謝障害であると診断された前記哺乳類が必要とする請求項59に記載の方法。
【請求項61】
請求項1〜55のいずれか1項に記載の化合物を、それを必要とする哺乳類に投与することを含む、PPARδ受容体を選択的に調節する方法。
【請求項62】
代謝障害の治療及び/又は予防に使用される薬物であって、その化合物が請求項1〜55のいずれか1項に記載の化合物である薬物の製造。
【請求項63】
請求項1〜55の少なくとも1つの化合物の治療的有効量を、それを必要とする哺乳類に投与する工程を含む、哺乳類におけるアテローム性動脈硬化症を治療する方法。
【請求項64】
医薬品として使用される請求項1〜55のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項65】
請求項1〜55のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物の治療的有効量を投与することを含む、それを必要とする哺乳類における循環器疾患を治療する又は進行を防止する方法。
【請求項66】
前記哺乳類が、そうした治療を必要とすると診断された請求項65に記載の方法。
【請求項67】
前記化合物が放射標識された請求項1〜55のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項68】
本願の実施例のいずれか1つに開示された化合物。
【請求項69】
構造式Iで表される化合物を調製する本願で開示された全ての方法。
【請求項70】
構造式Xで表される請求項1、4、5、6、9〜13、15〜24、26、又は36〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【化12】
【請求項71】
構造式XIで表される請求項1、5、7、9〜13、15〜24、26、又は36〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【化13】
【請求項72】
構造式XIIで表される請求項1、4、5、6、9〜13、15〜24、26、又は36〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【化14】
【請求項73】
式XIIIの構造式で表される請求項1、5、7、9〜13、15〜24、26、又は36〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【化15】
【請求項74】
【化16】
【化17】
【化18】
からなる群より選択された化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物である請求項45に記載の化合物。
【請求項75】
【化19】
【化20】
からなる群より選択された化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物である請求項46に記載の化合物。
【請求項76】
【化21】
からなる群より選択された化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物である請求項46に記載の化合物。
【請求項77】
【化22】
【化23】
からなる群より選択された化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物である請求項48に記載の化合物。
【請求項78】
【化24】
からなる群より選択された化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物である請求項70に記載の化合物。
【請求項79】
【化25】
からなる群より選択された化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物である請求項71に記載の化合物。
【請求項80】
【化26】
【化27】
からなる群より選択された化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物である請求項72に記載の化合物。
【請求項81】
【化28】
からなる群より選択された化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物である請求項73に記載の化合物。
【請求項82】
請求項1〜55、請求項70〜81、83又は84のいずれか1項に記載の化合物、及び少なくとも1つの医薬的に許容される賦形剤又は担体を含んでなる医薬製剤。
【請求項83】
構造式
【化29】
の請求項1、2、3、8、12〜26、39、40、及び43いずれか1項に記載の化合物。
【請求項84】
式Iaの化合物、
【化30】
ここに、
(a)R1は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルケニル、C1〜C8ヘテロアルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より選択され、ここに、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルケニル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R1’から独立して選択された1〜3の基で置換され、
(b)R1’、R26、R27、R28、及びR31は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキル−COOR12、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルキルオキシ、C3〜C7シクロアルキル、アリールオキシ、アリール−C0〜4−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、C(O)R13、COOR14、OC(O)R15、OS(O)2R16、N(R17)2、NR18C(O)R19、NR20SO2R21、SR22、S(O)R23、S(O)2R24、及びS(O)2N(R25)2からなる群より選択され、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24、及びR25は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、及びアリールからなる群より選択され、
(c)Vは、C0〜C8アルキルとC1〜4−ヘテロアルキルからなる群より選択され、
(d)Xは、単結合、O、S、S(O)2、及びNからなる群より選択され、
(e)Uは、脂肪族リンカーであって、その脂肪族リンカーの1つの炭素原子は、場合により、O、NH、又はSで置換され、こうした脂肪族リンカーは、R30からそれぞれ独立して選択された1〜4の基で置換され、
(f)Yは、C、O、S、NH、及び単結合からなる群より選択され、
(g)Eは、C(R3)(R4)A、又はAであり、ここに、
(1)Aは、カルボキシル、テトラゾール、C1〜C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミド、及びアシルスルホンアミドからなる群より選択され、ここに、スルホンアミド、アシルスルホンアミド、及びテトラゾールは、それぞれ場合により、R7から独立して選択された1〜2の基で置換され、
(2)各々のR7は、水素、C1〜C6ハロアルキル、アリールC0〜C4アルキル、及びC1〜C6アルキルからなる群より独立して選択され、
(3)R3は、水素、C1〜C5アルキル、及びC1〜C5アルコキシからなる群より選択され、かつ
(4)R4は、H、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、アリールオキシ、C3〜C6シクロアルキル、及びアリールC0〜C4アルキルからなる群より選択され、R3とR4は、場合により、結合してC3〜C4シクロアルキルを形成し、ここに、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、シクロアルキル、及びアリール−アルキルは、それぞれ場合により、R26からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
(h)R8は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキレニル、及びハロからなる群より選択され、
(i)R9は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキレニル、ハロ、アリール−C0〜C4アルキル、ヘテロアリール、C1〜C6アリル、及びOR29からなる群より選択され、ここに、アリール−C0〜C4アルキル、ヘテロアリールは、それぞれ場合により、R27から独立して選択された1〜3の基で置換され、R29は、水素とC1〜C4アルキルからなる群より選択され、
(j)R10、R11は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキレニル、C1〜C6アルキル−COOR12”、C0〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルキルオキシ、C3〜C7シクロアルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキル、アリールオキシ、C(O)R13’、COOR14’、OC(O)R15’、OS(O)2R16’、N(R17’)2、NR18’C(O)R19’、NR20’SO2R21’、SR22’、S(O)R23’、S(O)2R24’、及びS(O)2N(R25’)2からなる群より選択され、ここに、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R28から独立して選択された1〜3の基で置換され、R10とR11は、場合により結合し、それらが結合するフェニルとともに5〜6員の縮合二環を形成し、
(k)R12’、R12”、R13’、R14’、R15’、R16’、R17’、R18’、R19’、R20’、R21’、R22’、R23’、R24’、及びR25’は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、及びアリールからなる群より選択され、
(l)R30は、C1〜C6アルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より選択され、ここに、C1〜C6アルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R31からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
(m)R32は、結合、水素、ハロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、及びC1〜C6アルキルオキソからなる群より選択され、かつ
(n)----は、場合により、示した位置で二重結合を形成する結合であり、
並びに、その立体異性体、医薬的に許容される塩、溶媒和物、及び水和物である請求項1に記載のいずれか1つの化合物。
【請求項1】
式Iの化合物、
【化1】
ここに、
(a)R1は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルケニル、C1〜C8ヘテロアルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より選択され、ここに、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルケニル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ、R1’から独立して選択された1〜3の基で置換され、
(b)R1’、R26、R27、R28、及びR31は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキル−COOR12、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルキルオキシ、C3〜C7シクロアルキル、アリールオキシ、アリール−C0〜4−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、C(O)R13、COOR14、OC(O)R15、OS(O)2R16、N(R17)2、NR18C(O)R19、NR20SO2R21、SR22、S(O)R23、S(O)2R24、及びS(O)2N(R25)2からなる群より選択され、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24、及びR25は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、及びアリールからなる群より選択され、
(c)Vは、C0〜C8アルキル及びC1〜6−ヘテロアルキルからなる群より選択され、
(d)Xは、単結合、O、S、S(O)2、及びNからなる群より選択され、
(e)Uは、脂肪族リンカーであって、その脂肪族リンカーの1つの炭素原子は、場合により、O、NH、又はSで置換され、こうした脂肪族リンカーは、場合により、R30からそれぞれ独立して選択された1〜4の基で置換され、
(f)Wは、N、O、又はSであり、
(g)Yは、C、O、S、NH、及び単結合からなる群より選択され、
(h)Eは、C(R3)(R4)A、又はAであり、ここに、
(1)Aは、カルボキシル、テトラゾール、C1〜C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミド、及びアシルスルホンアミドからなる群より選択され、ここに、スルホンアミド、アシルスルホンアミド、及びテトラゾールは、それぞれ場合により、R7から独立して選択された1〜2の基で置換され、
(2)各々のR7は、水素、C1〜C6ハロアルキル、アリールC0〜C4アルキル、及びC1〜C6アルキルからなる群より独立して選択され、
(3)R3は、水素、C1〜C5アルキル、及びC1〜C5アルコキシからなる群より選択され、かつ
(4)R4は、H、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、アリールオキシ、C3〜C6シクロアルキル、及びアリールC0〜C4アルキルからなる群より選択され、R3とR4は、場合により、結合してC3〜C4シクロアルキルを形成し、ここに、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、シクロアルキル、及びアリール−アルキルは、それぞれ場合により、R26からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
(i)R8は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキレニル、及びハロからなる群より選択され、
(j)R9は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキレニル、ハロ、アリール−C0〜C4アルキル、ヘテロアリール、C1〜C6アリル、及びOR29からなる群より選択され、ここに、アリール−C0〜C4アルキル、ヘテロアリールは、それぞれ場合により、R27から独立して選択された1〜3の基で置換され、R29は、水素とC1〜C4アルキルからなる群より選択され、
(k)R10、R11は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキレニル、C1〜C6アルキル−COOR12”、C0〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルキルオキシ、C3〜C7シクロアルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキル、アリールオキシ、C(O)R13’、COOR14’、OC(O)R15’、OS(O)2R16’、N(R17’)2、NR18’C(O)R19’、NR20’SO2R21’、SR22’、S(O)R23’、S(O)2R24’、及びS(O)2N(R25’)2からなる群より選択され、ここに、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R28から独立して選択された1〜3の基で置換され、R10とR11は、場合により結合し、それらが結合するフェニルとともに5〜6員の縮合二環を形成し、
(l)R12’、R12”、R13’、R14’、R15’、R16’、R17’、R18’、R19’、R20’、R21’、R22’、R23’、R24’、及びR25’は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、及びアリールからなる群より選択され、
(m)R30は、C1〜C6アルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より選択され、ここに、C1〜C6アルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R31からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
(n)R32は、結合、水素、ハロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、及びC1〜C6アルキルオキソからなる群より選択され、かつ
(o)----は、場合により、示した位置で二重結合を形成する結合であり、
並びに、その立体異性体、医薬的に許容される塩、溶媒和物、及び水和物。
【請求項2】
式Iaの化合物、
【化2】
ここに、
(a)R1は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルケニル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より選択され、ここに、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルケニル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R1’から独立して選択された1〜3の基で置換され、
(b)R1’、R26、R27、R28、及びR31は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキル−COOR12、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルキルオキシ、C3〜C7シクロアルキル、アリールオキシ、アリール−C0〜4−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、C(O)R13、COOR14、OC(O)R15、OS(O)2R16、N(R17)2、NR18C(O)R19、NR20SO2R21、SR22、S(O)R23、S(O)2R24、及びS(O)2N(R25)2からなる群より選択され、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24、及びR25は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、及びアリールからなる群より選択され、
(c)Vは、C0〜C8アルキル及びC1〜4−ヘテロアルキルからなる群より選択され、
(d)Xは、単結合、O、S、S(O)2、及びNからなる群より選択され、
(e)Uは、脂肪族リンカーであって、その脂肪族リンカーの1つの炭素原子は、場合により、O、NH、又はSで置換され、こうした脂肪族リンカーは、場合により、R30からそれぞれ独立して選択された1〜4の基で置換され、
(f)Yは、C、NH、及び単結合からなる群より選択され、
(g)Eは、C(R3)(R4)A、又はAであり、ここに、
(1)Aは、カルボキシル、テトラゾール、C1〜C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミド、及びアシルスルホンアミドからなる群より選択され、ここに、スルホンアミド、アシルスルホンアミド、及びテトラゾールは、それぞれ場合により、R7から独立して選択された1〜2の基で置換され、
(2)各々のR7は、水素、C1〜C6ハロアルキル、アリールC0〜C4アルキル、及びC1〜C6アルキルからなる群より独立して選択され、
(3)R3は、水素、C1〜C5アルキル、及びC1〜C5アルコキシからなる群より選択され、かつ
(4)R4は、H、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、アリールオキシ、C3〜C6シクロアルキル、及びアリールC0〜C4アルキルからなる群より選択され、R3とR4は、場合により、結合してC3〜C4シクロアルキルを形成し、ここに、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、シクロアルキル、及びアリール−アルキルは、それぞれ場合により、R26からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
(h)R8は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキレニル、及びハロからなる群より選択され、
(i)R9は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキレニル、ハロ、アリール−C0〜C4アルキル、ヘテロアリール、C1〜C6アリル、及びOR29からなる群より選択され、ここに、アリール−C0〜C4アルキル、ヘテロアリールは、それぞれ場合により、R27から独立して選択された1〜3の基で置換され、R29は、水素とC1〜C4アルキルからなる群より選択され、
(j)R10、R11は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキレニル、C1〜C6アルキル−COOR12”、C0〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルキルオキシ、C3〜C7シクロアルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキル、アリールオキシ、C(O)R13’、COOR14’、OC(O)R15’、OS(O)2R16’、N(R17’)2、NR18’C(O)R19’、NR20’SO2R21’、SR22’、S(O)R23’、S(O)2R24’、及びS(O)2N(R25’)2からなる群より選択され、ここに、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R28から独立して選択された1〜3の基で置換され、R10とR11は、場合により結合し、それらが結合するフェニルとともに5〜6員の縮合二環を形成し、
(k)R12’、R12”、R13’、R14’、R15’、R16’、R17’、R18’、R19’、R20’、R21’、R22’、R23’、R24’、及びR25’は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、及びアリールからなる群より選択され、
(l)R30は、C1〜C6アルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より選択され、ここに、C1〜C6アルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R31からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
(m)R32は、結合、水素、ハロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、及びC1〜C6アルキルオキソからなる群より選択され、かつ
(n)----は、場合により、示した位置で二重結合を形成する結合であり、
並びに、その立体異性体、医薬的に許容される塩、溶媒和物、及び水和物である請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
式Icの化合物、
【化3】
ここに、
(a)R1は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルケニル、C1〜C8ヘテロアルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より選択され、ここに、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルケニル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R1’から独立して選択された1〜3の基で置換され、
(b)R1’、R26、R27、R28、及びR31は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキル−COOR12、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルキルオキシ、C3〜C7シクロアルキル、アリールオキシ、アリール−C0〜4−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、C(O)R13、COOR14、OC(O)R15、OS(O)2R16、N(R17)2、NR18C(O)R19、NR20SO2R21、SR22、S(O)R23、S(O)2R24、及びS(O)2N(R25)2からなる群より選択され、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24、及びR25は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、及びアリールからなる群より選択され、
(c)Vは、C0〜C8アルキル及びC1〜4−ヘテロアルキルからなる群より選択され、
(d)Xは、単結合、O、S、S(O)2、及びNからなる群より選択され、
(e)Uは、脂肪族リンカーであって、その脂肪族リンカーの1つの炭素原子は、場合により、O、NH、又はSで置換され、こうした脂肪族リンカーは、R30からそれぞれ独立して選択された1〜4の基で置換され、
(f)Yは、C、O、S、NH、及び単結合からなる群より選択され、
(g)Eは、C(R3)(R4)A、又はAであり、ここに、
(1)Aは、カルボキシル、テトラゾール、C1〜C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミド、及びアシルスルホンアミドからなる群より選択され、ここに、スルホンアミド、アシルスルホンアミド、及びテトラゾールは、それぞれ場合により、R7から独立して選択された1〜2の基で置換され、
(2)各々のR7は、水素、C1〜C6ハロアルキル、アリールC0〜C4アルキル、及びC1〜C6アルキルからなる群より独立して選択され、
(3)R3は、水素、C1〜C5アルキル、及びC1〜C5アルコキシからなる群より選択され、かつ
(4)R4は、H、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、アリールオキシ、C3〜C6シクロアルキル、及びアリールC0〜C4アルキルからなる群より選択され、R3とR4は、場合により、結合してC3〜C4シクロアルキルを形成し、ここに、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、シクロアルキル、及びアリール−アルキルは、それぞれ場合により、R26からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
(h)R8は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキレニル、及びハロからなる群より選択され、
(i)R9は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキレニル、ハロ、アリール−C0〜C4アルキル、ヘテロアリール、C1〜C6アリル、及びOR29からなる群より選択され、ここに、アリール−C0〜C4アルキル、ヘテロアリールは、それぞれ場合により、R27から独立して選択された1〜3の基で置換され、R29は、水素とC1〜C4アルキルからなる群より選択され、
(j)R10、R11は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキレニル、C1〜C6アルキル−COOR12”、C0〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルキルオキシ、C3〜C7シクロアルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキル、アリールオキシ、C(O)R13’、COOR14’、OC(O)R15’、OS(O)2R16’、N(R17’)2、NR18’C(O)R19’、NR20’SO2R21’、SR22’、S(O)R23’、S(O)2R24’、及びS(O)2N(R25’)2からなる群より選択され、ここに、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R28から独立して選択された1〜3の基で置換され、R10とR11は、場合により結合し、それらが結合するフェニルとともに5〜6員の縮合二環を形成し、
(k)R12’、R12”、R13’、R14’、R15’、R16’、R17’、R18’、R19’、R20’、R21’、R22’、R23’、R24’、及びR25’は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、及びアリールからなる群より選択され、
(l)R30は、C1〜C6アルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より選択され、ここに、C1〜C6アルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R31からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
(m)R32は、結合、水素、ハロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、及びC1〜C6アルキルオキソからなる群より選択され、かつ
(n)----は、場合により、示した位置で二重結合を形成する結合であり、
並びに、その立体異性体、医薬的に許容される塩、溶媒和物、及び水和物である請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
式Ibの化合物であり、W1がS又はOである請求項1に記載の化合物。
【化4】
【請求項5】
W1がSである請求項5に記載の化合物。
【請求項6】
W1がOである請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
YがOであるとき、UはC1〜C4脂肪族リンカーであり、ここに、前記C1〜C4アルキルの1つの炭素がOで置換され、前記脂肪族リンカーは、場合により、R30からそれぞれ独立して選択された1〜4の基で置換された請求項4、5、又は6のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
式IIIの化合物、
【化5】
ここに、
(a)R1は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルケニル、C1〜C8ヘテロアルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より選択され、ここに、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルケニル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R1’から独立して選択された1〜3の基で置換され、
(b)R1’、R26、R27、R28、及びR31は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキル−COOR12、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルキルオキシ、C3〜C7シクロアルキル、アリールオキシ、アリール−C0〜4−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、C(O)R13、COOR14、OC(O)R15、OS(O)2R16、N(R17)2、NR18C(O)R19、NR20SO2R21、SR22、S(O)R23、S(O)2R24、及びS(O)2N(R25)2からなる群より選択され、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24、及びR25は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、及びアリールからなる群より選択され、
(c)Vは、C0〜C8アルキル及びC1〜4−ヘテロアルキルからなる群より選択され、
(d)Xは、単結合、O、S、S(O)2、及びNからなる群より選択され、
(e)Uは、脂肪族リンカーであって、その脂肪族リンカーの1つの炭素原子は、場合により、O、NH、又はSで置換され、こうした脂肪族リンカーは、場合により、R30からそれぞれ独立して選択された1〜4の基で置換され、
(f)Yは、C、O、S、NH、及び単結合からなる群より選択され、
(g)Eは、C(R3)(R4)Aであり、ここに、
(1)Aは、カルボキシル、テトラゾール、C1〜C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミド、及びアシルスルホンアミドからなる群より選択され、ここに、スルホンアミド、アシルスルホンアミド、及びテトラゾールは、それぞれ場合により、R7から独立して選択された1〜2の基で置換され、
(2)各々のR7は、水素、C1〜C6ハロアルキル、アリールC0〜C4アルキル、及びC1〜C6アルキルからなる群より独立して選択され、
(3)R3は、C1〜C5アルキルとC1〜C5アルコキシからなる群より選択され、かつ
(4)R4は、H、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、アリールオキシ、C3〜C6シクロアルキル、及びアリールC0〜C4アルキルからなる群より選択され、R3とR4は、場合により、結合してC3〜C4シクロアルキルを形成し、ここに、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、シクロアルキル、及びアリール−アルキルは、それぞれ場合により、R26からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
但し、YがOのとき、R4は、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、アリールオキシ、C3〜C6シクロアルキル、及びアリールC0〜C4アルキルからなる群より選択され、R3とR4は、場合により、結合してC3〜C4シクロアルキルを形成し、ここに、アルキル、アルコキシ、シクロアルキル、及びアリール−アルキルは、それぞれ場合により、R26からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
(h)R8は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキレニル、及びハロからなる群より選択され、
(i)R9は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキレニル、ハロ、アリール−C0〜C4アルキル、ヘテロアリール、C1〜C6アリル、及びOR29からなる群より選択され、ここに、アリール−C0〜C4アルキル、ヘテロアリールは、それぞれ場合により、R27から独立して選択された1〜3の基で置換され、R29は、水素とC1〜C4アルキルからなる群より選択され、
(j)R10、R11は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキレニル、C1〜C6アルキル−COOR12”、C0〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルキルオキシ、C3〜C7シクロアルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキル、アリールオキシ、C(O)R13’、COOR14’、OC(O)R15’、OS(O)2R16’、N(R17’)2、NR18’C(O)R19’、NR20’SO2R21’、SR22’、S(O)R23’、S(O)2R24’、及びS(O)2N(R25’)2からなる群より選択され、ここに、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R28から独立して選択された1〜3の基で置換され、R10とR11は、場合により結合し、それらが結合するフェニルとともに5〜6員の縮合二環を形成し、
(k)R12’、R12”、R13’、R14’、R15’、R16’、R17’、R18’、R19’、R20’、R21’、R22’、R23’、R24’、及びR25’は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、及びアリールからなる群より選択され、
(l)R30は、C1〜C6アルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より選択され、ここに、C1〜C6アルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R31からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
(m)R32は、結合、水素、ハロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、及びC1〜C6アルキルオキソからなる群より選択され、かつ
(n)----は、場合により、示した位置で二重結合を形成する結合であり、
並びに、その立体異性体、医薬的に許容される塩、溶媒和物、及び水和物である請求項1、2、3、又は7のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
XがOである請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
XがSである請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
YがOである請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項12】
YがCである請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
YがSである請求項1〜10のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項14】
5員環の2つの「----」が、それぞれ、示した位置で二重結合を形成する結合である請求項1〜13のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項15】
EがC(R3)(R4)Aである請求項1〜14のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
AがCOOHである請求項1〜15のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項17】
R10がハロアルキルである請求項1〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項18】
R10がCF3である請求項17に記載の化合物。
【請求項19】
R10がハロアルキルオキシである請求項1〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項20】
R10とR11が、それぞれ独立して、水素、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキル−COOR12”、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、及びC1〜C6ハロアルキルオキシからなる群より選択された請求項1〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項21】
R10とR11が、それぞれ独立して、C1〜C2アルキルからなる群より選択された請求項1〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項22】
R10が、C3〜C7シクロアルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキル、及びアリールオキシからなる群より選択された請求項1〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項23】
R1が、随意に置換されるC2〜C3アリールアルキルである請求項1〜22のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項24】
R8とR9が、それぞれ独立して、水素とC1〜C3アルキルからなる群より選択された請求項1〜23のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項25】
R1、V、R3、及びR4が、それぞれ独立して、C1〜C2アルキルからなる群より選択された請求項1〜22、及び24のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項26】
R1、R3、及びR4が、それぞれ独立して、水素とC1〜C2アルキルからなる群より選択された請求項1〜22、及び24のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項27】
Vが結合である請求項1〜24、又は26のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項28】
Vが、C0〜C1アルキルからなる群より選択された請求項1〜24のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項29】
Uが、C1〜C3アルキルである請求項1〜28のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項30】
Uが飽和した請求項1〜29のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項31】
R1がC1〜C6ヘテロアルキルである請求項1〜22、又は24〜30のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項32】
脂肪族リンカーの1つの炭素がOで置換された請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項33】
Uが、Nで置換された1つの炭素を有する脂肪族リンカーである請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項34】
Uが、Sで置換された1つの炭素を有する脂肪族リンカーである請求項1〜31のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項35】
前記脂肪族リンカーが、それぞれ独立してR30から選択された1〜3の基で置換された請求項1〜34のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項36】
前記脂肪族リンカーが、それぞれ独立してR30から選択された1〜2の基で置換された請求項35に記載の化合物。
【請求項37】
各々のR30が、C1〜C6アルキルからなる群より独立して選択された請求項1〜36のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項38】
各々のR30が、C2〜C3アルキルからなる群より独立して選択された請求項1〜37のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項39】
R30が、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より独立して選択された請求項1〜36のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項40】
YがOであり、Eが−CH2COOHである請求項39に記載の化合物。
【請求項41】
Uがメチルで置換された請求項1〜40のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項42】
Uがメチレンである請求項1〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項43】
R10とR11が結合して縮合6員環を形成した請求項1〜16、及び22〜42のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項44】
下記構造式IVにしたがって表される請求項1〜3、8〜13、15〜24、26、及び36〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【化6】
【請求項45】
下記構造式Vにしたがって表される請求項1〜3、8〜13、15〜24、26、及び36〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【化7】
【請求項46】
下記構造式VIにしたがって表される請求項1〜3、8〜13、15〜24、26、及び36〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【化8】
【請求項47】
下記構造式VIIIにしたがって表される請求項1〜3、8〜13、15〜24、26、及び36〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【化9】
【請求項48】
下記構造式IXにしたがって表される請求項1〜3、8〜13、15〜24、26、及び36〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【化10】
【請求項49】
XとYが互いにパラ置換されるように、XとYが、1、4位で置換された請求項1〜48のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項50】
XとYが互いにメタ置換されるように、XとYが、1、3位で置換された請求項1〜48のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項51】
前記化合物が式
【化11】
の化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物である請求項1に記載の化合物。
【請求項52】
Xが結合である請求項1〜50のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項53】
2−メチル−2−{4−[3−(5−ナフタレン−2−イルメチル−2H−[1,2,4]トリアゾール−3−イル)−フェノキシ]プロピオン酸である請求項1に記載の化合物。
【請求項54】
S配座である請求項1〜53のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項55】
R配座である請求項1〜53のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項56】
活性成分として、請求項1〜55のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物とともに、医薬的に許容される担体又は希釈剤を含んでなる医薬組成物。
【請求項57】
受容体に、請求項1〜55のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物を接触させる工程を含む、ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体を調節する方法。
【請求項58】
請求項1〜55の少なくとも1つの化合物の治療的有効量を、それを必要とする哺乳類に投与する工程を含む、哺乳類における糖尿病を治療する方法。
【請求項59】
請求項1〜55の少なくとも1つの化合物の治療的有効量を、それを必要とする哺乳類に投与する工程を含む、哺乳類における代謝障害を治療する方法。
【請求項60】
代謝障害であると診断された前記哺乳類が必要とする請求項59に記載の方法。
【請求項61】
請求項1〜55のいずれか1項に記載の化合物を、それを必要とする哺乳類に投与することを含む、PPARδ受容体を選択的に調節する方法。
【請求項62】
代謝障害の治療及び/又は予防に使用される薬物であって、その化合物が請求項1〜55のいずれか1項に記載の化合物である薬物の製造。
【請求項63】
請求項1〜55の少なくとも1つの化合物の治療的有効量を、それを必要とする哺乳類に投与する工程を含む、哺乳類におけるアテローム性動脈硬化症を治療する方法。
【請求項64】
医薬品として使用される請求項1〜55のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項65】
請求項1〜55のいずれか1項に記載の少なくとも1つの化合物の治療的有効量を投与することを含む、それを必要とする哺乳類における循環器疾患を治療する又は進行を防止する方法。
【請求項66】
前記哺乳類が、そうした治療を必要とすると診断された請求項65に記載の方法。
【請求項67】
前記化合物が放射標識された請求項1〜55のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項68】
本願の実施例のいずれか1つに開示された化合物。
【請求項69】
構造式Iで表される化合物を調製する本願で開示された全ての方法。
【請求項70】
構造式Xで表される請求項1、4、5、6、9〜13、15〜24、26、又は36〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【化12】
【請求項71】
構造式XIで表される請求項1、5、7、9〜13、15〜24、26、又は36〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【化13】
【請求項72】
構造式XIIで表される請求項1、4、5、6、9〜13、15〜24、26、又は36〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【化14】
【請求項73】
式XIIIの構造式で表される請求項1、5、7、9〜13、15〜24、26、又は36〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【化15】
【請求項74】
【化16】
【化17】
【化18】
からなる群より選択された化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物である請求項45に記載の化合物。
【請求項75】
【化19】
【化20】
からなる群より選択された化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物である請求項46に記載の化合物。
【請求項76】
【化21】
からなる群より選択された化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物である請求項46に記載の化合物。
【請求項77】
【化22】
【化23】
からなる群より選択された化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物である請求項48に記載の化合物。
【請求項78】
【化24】
からなる群より選択された化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物である請求項70に記載の化合物。
【請求項79】
【化25】
からなる群より選択された化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物である請求項71に記載の化合物。
【請求項80】
【化26】
【化27】
からなる群より選択された化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物である請求項72に記載の化合物。
【請求項81】
【化28】
からなる群より選択された化合物、又はその医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物である請求項73に記載の化合物。
【請求項82】
請求項1〜55、請求項70〜81、83又は84のいずれか1項に記載の化合物、及び少なくとも1つの医薬的に許容される賦形剤又は担体を含んでなる医薬製剤。
【請求項83】
構造式
【化29】
の請求項1、2、3、8、12〜26、39、40、及び43いずれか1項に記載の化合物。
【請求項84】
式Iaの化合物、
【化30】
ここに、
(a)R1は、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルケニル、C1〜C8ヘテロアルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より選択され、ここに、C1〜C8アルキル、C1〜C8アルケニル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R1’から独立して選択された1〜3の基で置換され、
(b)R1’、R26、R27、R28、及びR31は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキル−COOR12、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルキルオキシ、C3〜C7シクロアルキル、アリールオキシ、アリール−C0〜4−アルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、C(O)R13、COOR14、OC(O)R15、OS(O)2R16、N(R17)2、NR18C(O)R19、NR20SO2R21、SR22、S(O)R23、S(O)2R24、及びS(O)2N(R25)2からなる群より選択され、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18、R19、R20、R21、R22、R23、R24、及びR25は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、及びアリールからなる群より選択され、
(c)Vは、C0〜C8アルキルとC1〜4−ヘテロアルキルからなる群より選択され、
(d)Xは、単結合、O、S、S(O)2、及びNからなる群より選択され、
(e)Uは、脂肪族リンカーであって、その脂肪族リンカーの1つの炭素原子は、場合により、O、NH、又はSで置換され、こうした脂肪族リンカーは、R30からそれぞれ独立して選択された1〜4の基で置換され、
(f)Yは、C、O、S、NH、及び単結合からなる群より選択され、
(g)Eは、C(R3)(R4)A、又はAであり、ここに、
(1)Aは、カルボキシル、テトラゾール、C1〜C6アルキルニトリル、カルボキサミド、スルホンアミド、及びアシルスルホンアミドからなる群より選択され、ここに、スルホンアミド、アシルスルホンアミド、及びテトラゾールは、それぞれ場合により、R7から独立して選択された1〜2の基で置換され、
(2)各々のR7は、水素、C1〜C6ハロアルキル、アリールC0〜C4アルキル、及びC1〜C6アルキルからなる群より独立して選択され、
(3)R3は、水素、C1〜C5アルキル、及びC1〜C5アルコキシからなる群より選択され、かつ
(4)R4は、H、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、アリールオキシ、C3〜C6シクロアルキル、及びアリールC0〜C4アルキルからなる群より選択され、R3とR4は、場合により、結合してC3〜C4シクロアルキルを形成し、ここに、アルキル、アルコキシ、アリールオキシ、シクロアルキル、及びアリール−アルキルは、それぞれ場合により、R26からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
(h)R8は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキレニル、及びハロからなる群より選択され、
(i)R9は、水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキレニル、ハロ、アリール−C0〜C4アルキル、ヘテロアリール、C1〜C6アリル、及びOR29からなる群より選択され、ここに、アリール−C0〜C4アルキル、ヘテロアリールは、それぞれ場合により、R27から独立して選択された1〜3の基で置換され、R29は、水素とC1〜C4アルキルからなる群より選択され、
(j)R10、R11は、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、ハロ、オキソ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルキレニル、C1〜C6アルキル−COOR12”、C0〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルキルオキシ、C3〜C7シクロアルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、C3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキル、アリールオキシ、C(O)R13’、COOR14’、OC(O)R15’、OS(O)2R16’、N(R17’)2、NR18’C(O)R19’、NR20’SO2R21’、SR22’、S(O)R23’、S(O)2R24’、及びS(O)2N(R25’)2からなる群より選択され、ここに、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R28から独立して選択された1〜3の基で置換され、R10とR11は、場合により結合し、それらが結合するフェニルとともに5〜6員の縮合二環を形成し、
(k)R12’、R12”、R13’、R14’、R15’、R16’、R17’、R18’、R19’、R20’、R21’、R22’、R23’、R24’、及びR25’は、それぞれ独立して、水素、C1〜C6アルキル、及びアリールからなる群より選択され、
(l)R30は、C1〜C6アルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルからなる群より選択され、ここに、C1〜C6アルキル、アリール−C0〜4−アルキル、アリール−C1〜4−ヘテロアルキル、ヘテロアリール−C0〜4−アルキル、及びC3〜C6シクロアルキルアリール−C0〜2−アルキルは、それぞれ場合により、R31からそれぞれ独立して選択された1〜3の基で置換され、
(m)R32は、結合、水素、ハロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、及びC1〜C6アルキルオキソからなる群より選択され、かつ
(n)----は、場合により、示した位置で二重結合を形成する結合であり、
並びに、その立体異性体、医薬的に許容される塩、溶媒和物、及び水和物である請求項1に記載のいずれか1つの化合物。
【公表番号】特表2007−515484(P2007−515484A)
【公表日】平成19年6月14日(2007.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−547018(P2006−547018)
【出願日】平成16年12月21日(2004.12.21)
【国際出願番号】PCT/US2004/039775
【国際公開番号】WO2005/065683
【国際公開日】平成17年7月21日(2005.7.21)
【出願人】(594197872)イーライ リリー アンド カンパニー (301)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年6月14日(2007.6.14)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年12月21日(2004.12.21)
【国際出願番号】PCT/US2004/039775
【国際公開番号】WO2005/065683
【国際公開日】平成17年7月21日(2005.7.21)
【出願人】(594197872)イーライ リリー アンド カンパニー (301)
【Fターム(参考)】
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