説明

パソコン用セキュリティシステム

【課題】 従来のパソコンロックセキュリティは使用者の意図的な操作でなされるものであった。その操作という手順ゆえに、ロックのかけ忘れが発生しセキュリティ上の安全が保たれないことがあった。
【解決手段】 測距モジュールとマイコンを組み合わせた機器を使用することにより使用者の操作とは関係なく使用者と測距モジュールを設置場所の位置関係だけでロックを行えることができる。これにより、使用者のロックのかけ忘れをより安全に防止することが可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パソコン使用時におけるセキュリティに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、パソコン使用中における一定時間の無操作や特定のキー入力によりパソコンにロックをかけられるものであった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これらは、次のような欠点があった。
(イ)離席時によるロックのかけ忘れ。
(ロ)現に使用中だが無操作による不必要なロックの作動。
本発明は、これらの欠点を除くためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
測距モジュールとマイコンを組み合わせた機器を設け使用者の位置を計測すると共にその機器とパソコン間で通信を行うことにより使用者と測距モジュールを設置した場所との距離においてパソコンにロックをかけるシステムである。
【発明の効果】
【0005】
上述したように、本発明は使用者の操作に関係なく使用者と測距モジュールの位置関係でパソコンにロックをかけることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を図1に基づいて説明する。
(イ)マイコン基板(2)と測距モジュール(1)を接続する(6)。マイコン基板(2)上のマイコンにより使用者位置情報を計算する。
(ロ)マイコン基板(2)とパソコン(4)を接続(5)する。
(ハ)測距モジュール(1)をパソコンモニター(3)正面に設置する。
本発明を使用するときは、マイコンから送られてくる測距データを元にパソコン側でセキュリティ上の制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の構成図である。
【符号の説明】
【0008】
1 測距モジュール
2 マイコン基板
3 パソコンモニター
4 パソコン
5 通信線(マイコン基板とパソコンをUSBケーブルで接続する)
6 通信線(マイコン基板と測距モジュールを接続するリード線)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
測距モジュールとマイコンを組み合わせた機器による、パソコン用セキュリティシステム。

【図1】
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【公開番号】特開2010−73179(P2010−73179A)
【公開日】平成22年4月2日(2010.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−269163(P2008−269163)
【出願日】平成20年9月18日(2008.9.18)
【出願人】(708004164)
【Fターム(参考)】