ビタミンD受容体アゴニストとその使用
開示するのは、式(I)[R1、R2、R3、R4、R5、R6、X、及びaは、本明細書に定義される]の化合物又はその医薬的に許容される塩である。また開示するのは、式(I)の化合物又はその塩を含んでなる医薬組成物と、骨障害、心臓血管系疾患、腎疾患に関連した心臓血管系の合併症、内皮機能不全、副甲状腺機能亢進症、低カルシウム血症、免疫障害、左心室肥大、増殖性疾患、タンパク尿、腎疾患、及び血栓症のような、ビタミンD受容体の調節が有効な疾患を治療する方法である。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩:
【化1】
[式中:
R1は、=CH2であるか;又は
R1とそれが結合する炭素は、一緒にC3−7シクロアルキルを形成し;
R2とR3は、同じであるか又は異なって、H、及び置換されていてもよいC1−12アルキルからなる群よりそれぞれ選択され;
R4とR5は、同じであるか又は異なって、H、置換されていてもよいC1−12アルキル、ヒドロキシル、置換されていてもよいC1−12アルコキシ、及びハロからなる群よりそれぞれ選択され;
R6は、置換されていてもよいC1−12アルキル、又は置換されていてもよいアリールであり;
Xは、酸素又はイオウであり;そして
aは、0〜5である;
但し、aが1〜5であるとき、R6は、置換されていてもよいアリールであり;そしてaが0であるとき、R6は、置換されていてもよいC1−12アルキルである]。
【請求項2】
式(Ia):
【化2】
の化合物又はその塩である、請求項1に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項3】
Xが酸素である、請求項1又は2に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項4】
Xがイオウである、請求項1又は2に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項5】
R1が=CH2である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項6】
R1とそれが結合する炭素が一緒にC3−7シクロアルキルを形成する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項7】
C3−7シクロアルキルがシクロプロピルである、請求項6に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項8】
R2とR3がそれぞれHである、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項9】
R4とR5がそれぞれHである、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項10】
aが0であり、R6は、置換されていてもよいC1−12アルキルである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項11】
R6がC1−12アルキル又はヒドロキシC1−12アルキルである、請求項10に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項12】
R6が、イソペンチル、3−ヒドロキシ−3−メチルブチル、2,3−ジメチルブチル、2,3−ジメチル−3−ヒドロキシブチル、3−エチルペンチル、3−エチル−3−ヒドロキシペンチル、4−エチルヘキシル、又は4−エチル−4−ヒドロキシヘキシルである、請求項11に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項13】
aが1〜5であり、R6は、置換されていてもよいアリールである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項14】
R6が、C1−12アルキル又はC1−12ヒドロキシアルキルで置換されたアリールである、請求項13に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項15】
R6が、イソプロピル又は2−ヒドロキシプロパン−2−イルで置換されたアリールである、請求項14に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項16】
aが1である、請求項1〜9及び13〜15のいずれか1項に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項17】
(1R,3R)−5−((E)−2−((3αS,7αS)−1−((R)−1−((S)−3−ヒドロキシ−2,3−ジメチルブトキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−5);
(4R,8R)−6−((E)−2−((1S,7αS)−1−((R)−1−(3−エチル−3−ヒドロキシペンチルオキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−10);
(4R,8R)−6−((E)−2−((1S,7αS)−1−((R)−1−(4−エチル−4−ヒドロキシヘキシルオキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−20);
(1R,3R)−5−((E)−2−((1S,3αS,7αS)−1−((R)−1−(3−エチル−3−ヒドロキシペンチルオキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−11);
(1R,3R)−5−((E)−2−((1S,7αS)−1−((R)−1−(4−エチル−4−ヒドロキシヘキシルオキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−21);
(4R,8R)−6−((E)−2−((1S,7αS)−1−((R)−1−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−1);
(4R,8R)−6−((E)−2−((3αS,7αS)−1−((R)−1−((S)−3−ヒドロキシ−2,3−ジメチルブトキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−4);
(4R,8R)−6−((E)−2−(1−((R)−1−(3−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)フェノキシ)プロパン−2−イル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−57);
(4R,8R)−6−((E)−2−(1−((R)−1−(3−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)フェニルチオ)プロパン−2−イル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−58);
(1R,3R)−5−((E)−2−((1R,3αS,7αR)−7α−メチル−1−((S)−1−フェノキシプロパン−2−イル)ジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−36);
(1R,3R)−5−((E)−2−(1−((R)−1−(3−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)フェノキシ)プロパン−2−イル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−37);
(1R,3R)−5−((E)−2−(1−((R)−1−(3−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)フェニルチオ)プロパン−2−イル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−43);
(4R,8R)−6−((E)−2−((1S,7αS)−1−((R)−1−(3−メチルブトキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−81);
(4R,8R)−6−((E)−2−((3αS,7αS)−1−((R)−1−((S)−2,3−ジメチルブトキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−84);
(1R,3R)−5−((E)−2−((3αS,7αS)−1−((R)−1−((S)−2,3−ジメチルブトキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−85);
(4R,8R)−6−((E)−2−((1S,7αS)−1−((R)−1−(3−エチル−ペンチルオキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−90);
(1R,3R)−5−((E)−2−((1S,3αS,7αS)−1−((R)−1−(3−エチル−ペンチルオキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−91);
(4R,8R)−6−((E)−2−((1S,7αS)−1−((R)−1−(4−エチル−ヘキシルオキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−100);
(1R,3R)−5−((E)−2−((1S,7αS)−1−((R)−1−(4−エチル−ヘキシルオキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−101);
(1R,3R)−5−((E)−2−(1−((R)−1−(3−イソプロピルフェノキシ)プロパン−2−イル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−117);
(1R,3R)−5−((E)−2−(1−((R)−1−(3−イソプロピルフェニルチオ)プロパン−2−イル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−123);
(4R,8R)−6−((E)−2−(1−((R)−1−(3−イソプロピルフェノキシ)プロパン−2−イル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−137);及び
(4R,8R)−6−((E)−2−(1−((R)−1−(3−イソプロピルフェニルチオ)プロパン−2−イル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−138);
からなる群より選択される、請求項1に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項18】
(i)請求項1〜17のいずれか1項に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩と、(ii)医薬的に許容される担体とを含んでなる医薬組成物。
【請求項19】
ビタミンD受容体の調節が有効な疾患を治療する方法であって、その治療を必要とする対象に請求項1〜17のいずれか1項に記載の化合物又は塩の有効量を投与することを含んでなる、上記方法。
【請求項20】
前記疾患が、低カルシウム血症、癌、乾癬、副甲状腺機能亢進症、骨粗鬆症、二次性副甲状腺機能亢進症、タンパク尿/腎疾患進行、内皮機能不全、左心室肥大、老化、メタボリックシンドローム、インスリン抵抗性、肥満、ウイルス感染症、細菌感染症、筋骨格障害、高血圧、高トリグリセリド血症、免疫障害、多発性硬化症、骨髄異形成症候群、近位筋障害、季節性情動障害、老人性いぼ、皮膚色素沈着障害、及び血栓症からなる群より選択される、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩において、
R2、R3、R4、及びR5がそれぞれ水素であり、
Xは、酸素であり、
aは、0であり、そして
R6は、C1−12ヒドロキシアルキルである、請求項19又は20に記載の方法。
【請求項22】
R1がシクロプロピルである、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
R1が=CH2である、請求項21に記載の方法。
【請求項24】
前記疾患が低カルシウム血漿である、請求項19〜23のいずれか1項に記載の方法。
【請求項25】
前記疾患がタンパク尿である、請求項19〜23のいずれか1項に記載の方法。
【請求項26】
前記疾患が内皮機能不全である、請求項19〜23のいずれか1項に記載の方法。
【請求項27】
前記疾患が左心室肥大である、請求項19〜23のいずれか1項に記載の方法。
【請求項28】
前記疾患が血栓症である、請求項19〜23のいずれか1項に記載の方法。
【請求項1】
式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩:
【化1】
[式中:
R1は、=CH2であるか;又は
R1とそれが結合する炭素は、一緒にC3−7シクロアルキルを形成し;
R2とR3は、同じであるか又は異なって、H、及び置換されていてもよいC1−12アルキルからなる群よりそれぞれ選択され;
R4とR5は、同じであるか又は異なって、H、置換されていてもよいC1−12アルキル、ヒドロキシル、置換されていてもよいC1−12アルコキシ、及びハロからなる群よりそれぞれ選択され;
R6は、置換されていてもよいC1−12アルキル、又は置換されていてもよいアリールであり;
Xは、酸素又はイオウであり;そして
aは、0〜5である;
但し、aが1〜5であるとき、R6は、置換されていてもよいアリールであり;そしてaが0であるとき、R6は、置換されていてもよいC1−12アルキルである]。
【請求項2】
式(Ia):
【化2】
の化合物又はその塩である、請求項1に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項3】
Xが酸素である、請求項1又は2に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項4】
Xがイオウである、請求項1又は2に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項5】
R1が=CH2である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項6】
R1とそれが結合する炭素が一緒にC3−7シクロアルキルを形成する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項7】
C3−7シクロアルキルがシクロプロピルである、請求項6に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項8】
R2とR3がそれぞれHである、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項9】
R4とR5がそれぞれHである、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項10】
aが0であり、R6は、置換されていてもよいC1−12アルキルである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項11】
R6がC1−12アルキル又はヒドロキシC1−12アルキルである、請求項10に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項12】
R6が、イソペンチル、3−ヒドロキシ−3−メチルブチル、2,3−ジメチルブチル、2,3−ジメチル−3−ヒドロキシブチル、3−エチルペンチル、3−エチル−3−ヒドロキシペンチル、4−エチルヘキシル、又は4−エチル−4−ヒドロキシヘキシルである、請求項11に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項13】
aが1〜5であり、R6は、置換されていてもよいアリールである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項14】
R6が、C1−12アルキル又はC1−12ヒドロキシアルキルで置換されたアリールである、請求項13に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項15】
R6が、イソプロピル又は2−ヒドロキシプロパン−2−イルで置換されたアリールである、請求項14に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項16】
aが1である、請求項1〜9及び13〜15のいずれか1項に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項17】
(1R,3R)−5−((E)−2−((3αS,7αS)−1−((R)−1−((S)−3−ヒドロキシ−2,3−ジメチルブトキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−5);
(4R,8R)−6−((E)−2−((1S,7αS)−1−((R)−1−(3−エチル−3−ヒドロキシペンチルオキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−10);
(4R,8R)−6−((E)−2−((1S,7αS)−1−((R)−1−(4−エチル−4−ヒドロキシヘキシルオキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−20);
(1R,3R)−5−((E)−2−((1S,3αS,7αS)−1−((R)−1−(3−エチル−3−ヒドロキシペンチルオキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−11);
(1R,3R)−5−((E)−2−((1S,7αS)−1−((R)−1−(4−エチル−4−ヒドロキシヘキシルオキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−21);
(4R,8R)−6−((E)−2−((1S,7αS)−1−((R)−1−(3−ヒドロキシ−3−メチルブトキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−1);
(4R,8R)−6−((E)−2−((3αS,7αS)−1−((R)−1−((S)−3−ヒドロキシ−2,3−ジメチルブトキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−4);
(4R,8R)−6−((E)−2−(1−((R)−1−(3−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)フェノキシ)プロパン−2−イル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−57);
(4R,8R)−6−((E)−2−(1−((R)−1−(3−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)フェニルチオ)プロパン−2−イル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−58);
(1R,3R)−5−((E)−2−((1R,3αS,7αR)−7α−メチル−1−((S)−1−フェノキシプロパン−2−イル)ジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−36);
(1R,3R)−5−((E)−2−(1−((R)−1−(3−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)フェノキシ)プロパン−2−イル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−37);
(1R,3R)−5−((E)−2−(1−((R)−1−(3−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)フェニルチオ)プロパン−2−イル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−43);
(4R,8R)−6−((E)−2−((1S,7αS)−1−((R)−1−(3−メチルブトキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−81);
(4R,8R)−6−((E)−2−((3αS,7αS)−1−((R)−1−((S)−2,3−ジメチルブトキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−84);
(1R,3R)−5−((E)−2−((3αS,7αS)−1−((R)−1−((S)−2,3−ジメチルブトキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−85);
(4R,8R)−6−((E)−2−((1S,7αS)−1−((R)−1−(3−エチル−ペンチルオキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−90);
(1R,3R)−5−((E)−2−((1S,3αS,7αS)−1−((R)−1−(3−エチル−ペンチルオキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−91);
(4R,8R)−6−((E)−2−((1S,7αS)−1−((R)−1−(4−エチル−ヘキシルオキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−100);
(1R,3R)−5−((E)−2−((1S,7αS)−1−((R)−1−(4−エチル−ヘキシルオキシ)エチル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−101);
(1R,3R)−5−((E)−2−(1−((R)−1−(3−イソプロピルフェノキシ)プロパン−2−イル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−117);
(1R,3R)−5−((E)−2−(1−((R)−1−(3−イソプロピルフェニルチオ)プロパン−2−イル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)−2−メチレンシクロヘキサン−1,3−ジオール(Vida−123);
(4R,8R)−6−((E)−2−(1−((R)−1−(3−イソプロピルフェノキシ)プロパン−2−イル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−137);及び
(4R,8R)−6−((E)−2−(1−((R)−1−(3−イソプロピルフェニルチオ)プロパン−2−イル)−7α−メチルジヒドロ−1H−インデン−4(2H,5H,6H,7H,7αH)−イリデン)エチリデン)スピロ[2.5]オクタン−4,8−ジオール(Vida−138);
からなる群より選択される、請求項1に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩。
【請求項18】
(i)請求項1〜17のいずれか1項に記載の化合物又はその医薬的に許容される塩と、(ii)医薬的に許容される担体とを含んでなる医薬組成物。
【請求項19】
ビタミンD受容体の調節が有効な疾患を治療する方法であって、その治療を必要とする対象に請求項1〜17のいずれか1項に記載の化合物又は塩の有効量を投与することを含んでなる、上記方法。
【請求項20】
前記疾患が、低カルシウム血症、癌、乾癬、副甲状腺機能亢進症、骨粗鬆症、二次性副甲状腺機能亢進症、タンパク尿/腎疾患進行、内皮機能不全、左心室肥大、老化、メタボリックシンドローム、インスリン抵抗性、肥満、ウイルス感染症、細菌感染症、筋骨格障害、高血圧、高トリグリセリド血症、免疫障害、多発性硬化症、骨髄異形成症候群、近位筋障害、季節性情動障害、老人性いぼ、皮膚色素沈着障害、及び血栓症からなる群より選択される、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩において、
R2、R3、R4、及びR5がそれぞれ水素であり、
Xは、酸素であり、
aは、0であり、そして
R6は、C1−12ヒドロキシアルキルである、請求項19又は20に記載の方法。
【請求項22】
R1がシクロプロピルである、請求項21に記載の方法。
【請求項23】
R1が=CH2である、請求項21に記載の方法。
【請求項24】
前記疾患が低カルシウム血漿である、請求項19〜23のいずれか1項に記載の方法。
【請求項25】
前記疾患がタンパク尿である、請求項19〜23のいずれか1項に記載の方法。
【請求項26】
前記疾患が内皮機能不全である、請求項19〜23のいずれか1項に記載の方法。
【請求項27】
前記疾患が左心室肥大である、請求項19〜23のいずれか1項に記載の方法。
【請求項28】
前記疾患が血栓症である、請求項19〜23のいずれか1項に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21A】
【図21B】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21A】
【図21B】
【公表番号】特表2012−524091(P2012−524091A)
【公表日】平成24年10月11日(2012.10.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−506099(P2012−506099)
【出願日】平成22年4月12日(2010.4.12)
【国際出願番号】PCT/US2010/030777
【国際公開番号】WO2010/120698
【国際公開日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【出願人】(511250552)ヴィダシム,エルエルシー (1)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年10月11日(2012.10.11)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年4月12日(2010.4.12)
【国際出願番号】PCT/US2010/030777
【国際公開番号】WO2010/120698
【国際公開日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【出願人】(511250552)ヴィダシム,エルエルシー (1)
【Fターム(参考)】
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