説明

ピリド[3,4−B]インドールおよび使用方法

本開示は、個体においてヒスタミン受容体を調節するために使用することができる新規の複素環化合物に関する。ピリド[3,4−b]インドールが記載され、同じく、上記化合物を含む医薬組成物、ならびに上記化合物を、認知障害、精神病性障害、神経伝達物質媒介障害および/または神経障害の治療を包含する様々な治療用途において使用する方法が記載されている。本発明の化合物は、アミン作動性Gタンパク質共役受容体および/または神経突起の成長の調節が療法に関与し得る疾患および/または状態を治療することにおいて使用することができる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(F)の化合物または薬学的に許容できるその塩
【化190】

[式中、
は、H、ヒドロキシル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、ペルハロアルキル、アシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換アラルキル、C〜Cペルハロアルコキシ、アルコキシ、アリールオキシ、カルボキシル、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニルまたはカルボニルアルキレンアルコキシであり;
2aおよびR2bはそれぞれ独立に、H、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ハロ、シアノ、ヒドロキシル、アルコキシまたはニトロであるか、あるいはR2aおよびR2bは、それらが結合している炭素と一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しており;
3aおよびR3bは独立に、H、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、アルコキシ、置換もしくは非置換アミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アシルアミノまたはアシルオキシであるか、あるいはR3aおよびR3bは、それらが結合している炭素と一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しており;
、X、XおよびX10はそれぞれ独立に、NまたはCRであり;
mおよびqは独立に、0または1であり;
はそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、ハロ、C〜Cペルハロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、C〜Cペルハロアルコキシ、C〜Cアルコキシ、アリールオキシ、カルボキシル、チオール、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アラルキル、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニル、カルボニルアルキレンアルコキシ、アルキルスルホニルアミノまたはアシルであり;
8a、R8b、R8cおよびR8dはそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロ、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cシクロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、C〜Cペルハロアルキル、カルボキシル、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換アリール、または置換もしくは非置換ヘテロアリールであるか、あるいはジェミナルR8(a〜d)と一緒になって、置換もしくは非置換メチレン部分または式−OCHCHO−の部分を形成しているか、またはジェミナルR8(a〜d)およびそれらが結合している炭素と一緒になって、カルボニル部分またはシクロアルキル部分を形成しており;
10aおよびR10aはそれぞれ独立に、H、ハロ、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、シアノまたはニトロであるか、あるいはR10aおよびR10bは、それらが結合している炭素と一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しており;
11およびR12は独立に、H、OH、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ハロ、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、カルボニルアルコキシ部分もしくはカルボキシル部分もしくはアシルアミノ部分で置換されているC〜Cアルキル、または置換もしくは非置換C〜Cシクロアルキルであるか、あるいはそれらが結合している炭素原子と一緒になって、置換もしくは非置換C〜Cシクロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cシクロアルケニルまたは置換もしくは非置換ヘテロシクリル部分を形成しているか、または一緒になって結合を形成しているか、またはそれらが結合している炭素原子と一緒になって、置換もしくは非置換C3〜8シクロアルケニルまたは置換もしくは非置換ヘテロシクリル部分を形成しており;
【化191】

は、R11およびR12が独立に、H、C〜Cアルキル、C〜Cペルハロアルキル、カルボキシまたはカルボニルアルコキシである場合に、EまたはZ二重結合配置の存在を示し;
Qは、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルケニル、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アミノ、アルコキシ、アミノアシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、アミノカルボニルアルコキシ、アシルアミノ、カルボキシ、シアノまたはアルキニルである]。
【請求項2】
式(E)の化合物または薬学的に許容できるその塩:
【化192】

[式中、
は、H、ヒドロキシル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、ペルハロアルキル、アシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換アラルキル、C〜Cペルハロアルコキシ、アルコキシ、アリールオキシ、カルボキシル、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニルまたはカルボニルアルキレンアルコキシであり;
2aおよびR2bはそれぞれ独立に、H、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ハロ、シアノ、ヒドロキシル、アルコキシまたはニトロであるか、あるいはR2aおよびR2bは、それらが結合している炭素と一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しており;
3aおよびR3bは独立に、H、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、アルコキシ、置換もしくは非置換アミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アシルアミノまたはアシルオキシであるか、あるいはR3aおよびR3bは、それらが結合している炭素と一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しており;
、X、XおよびX10はそれぞれ独立に、NまたはCRであり;
はそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、ハロ、C〜Cペルハロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、C〜Cペルハロアルコキシ、C〜Cアルコキシ、アリールオキシ、カルボキシル、チオール、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アラルキル、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニル、カルボニルアルキレンアルコキシ、アルキルスルホニルアミノまたはアシルであり;
8a、R8b、R8cおよびR8dはそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロ、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cシクロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、C〜Cペルハロアルキル、カルボキシル、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換アリール、または置換もしくは非置換ヘテロアリールであるか、あるいはジェミナルR8(a〜d)と一緒になって、置換もしくは非置換メチレン部分または式−OCHCHO−の部分を形成しているか、またはジェミナルR8(a〜d)およびそれらが結合している炭素と一緒になって、カルボニル部分またはシクロアルキル部分を形成しているか、またはビシナルR8(a〜d)およびそれらが結合している炭素原子と一緒になって、置換もしくは非置換C〜Cシクロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cシクロアルケニルまたは置換もしくは非置換ヘテロシクリル部分を形成しているか、またはビシナルR8(a〜d)と一緒になって、結合を形成しているが、但し、R8(a〜d)がビシナルR8(a〜d)と一緒になって結合を形成している場合、そのジェミナルR8(a〜d)はヒドロキシル以外であることを条件とし;
【化193】

は、単結合または二重結合を表すが、但し、
【化194】

が二重結合である場合、R8aおよびR8cは存在せず、R8bおよびR8dは、OH以外であることを条件とし;
10aおよびR10bはそれぞれ独立に、H、ハロ、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、シアノまたはニトロであるか、あるいはR10aおよびR10bは、それらが結合している炭素と一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しており;
Qは、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、置換もしくは非置換シクロアルキル、置換もしくは非置換シクロアルケニル、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アミノ、アルコキシ、アミノアシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、アミノカルボニルアルコキシ、アシルアミノ、カルボキシ、シアノまたはアルキニルである]。
【請求項3】
式(E−2)の化合物または薬学的に許容できるその塩:
【化195】

[式中、
2aおよびR2bはそれぞれ独立に、H、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ハロ、シアノ、ヒドロキシル、アルコキシまたはニトロであるか、あるいはR2aおよびR2bは、それらが結合している炭素と一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しており;
3aおよびR3bは独立に、H、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、アルコキシ、置換もしくは非置換アミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アシルアミノまたはアシルオキシであるか、あるいはR3aおよびR3bは、それらが結合している炭素と一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しており;
、X、XおよびX10はそれぞれ独立に、NまたはCRであり;
はそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、ハロ、C〜Cペルハロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、C〜Cペルハロアルコキシ、C〜Cアルコキシ、アリールオキシ、カルボキシル、チオール、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アラルキル、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニル、カルボニルアルキレンアルコキシ、アルキルスルホニルアミノまたはアシルであり;
8a、R8b、R8cおよびR8dはそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロ、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cシクロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、C〜Cペルハロアルキル、カルボキシル、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換アリール、または置換もしくは非置換ヘテロアリールであるか、あるいはジェミナルR8(a〜d)と一緒になって、置換もしくは非置換メチレン部分または式−OCHCHO−の部分を形成しているか、またはジェミナルR8(a〜d)およびそれらが結合している炭素と一緒になって、カルボニル部分またはシクロアルキル部分を形成しているか、またはビシナルR8(a〜d)およびそれらが結合している炭素原子と一緒になって、置換もしくは非置換C〜Cシクロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cシクロアルケニルまたは置換もしくは非置換ヘテロシクリル部分を形成しているか、またはビシナルR8(a〜d)と一緒になって、結合を形成しているが、但し、R8(a〜d)がビシナルR8(a〜d)と一緒になって結合を形成している場合、そのジェミナルR8(a〜d)はヒドロキシル以外であることを条件とし;
【化196】

は、単結合または二重結合を表すが、但し、
【化197】

が二重結合である場合、R8aおよびR8cは存在せず、R8bおよびR8dは、OH以外であることを条件とし;
10aおよびR10bはそれぞれ独立に、H、ハロ、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、シアノまたはニトロであるか、あるいはR10aおよびR10bは、それらが結合している炭素と一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しており;
Jは、ハロ、シアノ、ニトロ、ペルハロアルキル、ペルハロアルコキシ、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、アシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、チオアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、アルコキシ、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、スルホニルアミノ、スルホニル、カルボニル、アミノアシルおよびアミノカルボニルアミノ部分であり;
Tは、0から5の整数である]。
【請求項4】
式(E−3)の化合物または薬学的に許容できるその塩:
【化198】

[式中、
2aおよびR2bはそれぞれ独立に、H、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ハロ、シアノ、ヒドロキシル、アルコキシまたはニトロであるか、あるいはR2aおよびR2bは、それらが結合している炭素と一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しており;
3aおよびR3bは独立に、H、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ハロ、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、アルコキシ、置換もしくは非置換アミノ、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、アシルアミノまたはアシルオキシであるか、あるいはR3aおよびR3bは、それらが結合している炭素と一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しており;
、X、XおよびX10はそれぞれ独立に、NまたはCRであり;
はそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、ハロ、C〜Cペルハロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、C〜Cペルハロアルコキシ、C〜Cアルコキシ、アリールオキシ、カルボキシル、チオール、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、置換もしくは非置換アラルキル、チオアルキル、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、アミノアシル、アミノカルボニルアミノ、アミノカルボニルオキシ、アミノスルホニル、スルホニルアミノ、スルホニル、カルボニルアルキレンアルコキシ、アルキルスルホニルアミノまたはアシルであり;
8a、R8b、R8cおよびR8dはそれぞれ独立に、H、ヒドロキシル、アルコキシ、ハロ、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cシクロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、C〜Cペルハロアルキル、カルボキシル、カルボニルアルコキシ、置換もしくは非置換アリール、または置換もしくは非置換ヘテロアリールであるか、あるいはジェミナルR8(a〜d)と一緒になって、置換もしくは非置換メチレン部分または式−OCHCHO−の部分を形成しているか、またはジェミナルR8(a〜d)およびそれらが結合している炭素と一緒になって、カルボニル部分またはシクロアルキル部分を形成しているか、またはビシナルR8(a〜d)およびそれらが結合している炭素原子と一緒になって、置換もしくは非置換C〜Cシクロアルキル、置換もしくは非置換C〜Cシクロアルケニルまたは置換もしくは非置換ヘテロシクリル部分を形成しているか、またはビシナルR8(a〜d)と一緒になって、結合を形成しているが、但し、R8(a〜d)がビシナルR8(a〜d)と一緒になって、結合を形成している場合、そのジェミナルR8(a〜d)はヒドロキシル以外であることを条件とし;
【化199】

は、単結合または二重結合を表すが、但し、
【化200】

が二重結合である場合、R8aおよびR8cは存在せず、R8bおよびR8dは、OH以外であることを条件とし;
10aおよびR10bはそれぞれ独立に、H、ハロ、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ヒドロキシル、アルコキシ、シアノまたはニトロであるか、あるいはR10aおよびR10bは、それらが結合している炭素と一緒になって、シクロアルキル部分またはカルボニル部分を形成しており、
Jは、ハロ、シアノ、ニトロ、ペルハロアルキル、ペルハロアルコキシ、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、置換もしくは非置換C〜Cアルケニル、置換もしくは非置換C〜Cアルキニル、アシル、アシルオキシ、カルボニルアルコキシ、チオアルキル、置換もしくは非置換ヘテロシクリル、アルコキシ、置換もしくは非置換アミノ、アシルアミノ、スルホニルアミノ、スルホニル、カルボニル、アミノアシルおよびアミノカルボニルアミノ部分であり;
Tは、0から4の整数である]。
【請求項5】
式(H−5)の化合物または薬学的に許容できるその塩:
【化201】

[式中、
は、式(F)に関して定義された通りであり;
8aは、H、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ハロ、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、カルボニルアルコキシ部分もしくはカルボキシル部分もしくはアシルアミノ部分で置換されているC〜Cアルキル、または置換もしくは非置換C〜Cシクロアルキルであり;
8cおよびQは独立に、置換もしくは非置換アリールまたは置換もしくは非置換ヘテロアリールである]。
【請求項6】
式(H−6)の化合物または薬学的に許容できるその塩:
【化202】

[式中、
は、式(F)に関して定義された通りであり;
【化203】

は、単結合または二重結合であり;
【化204】

が単結合である場合には、R8dは、H、OH、置換もしくは非置換C〜Cアルキル、ハロ、置換もしくは非置換アリール、置換もしくは非置換ヘテロアリール、カルボニルアルコキシ部分もしくはカルボキシル部分もしくはアシルアミノ部分で置換されているC〜Cアルキル、または置換もしくは非置換C〜Cシクロアルキルであり、
【化205】

が二重結合である場合には、R8dは存在しない]。
【請求項7】
化合物1から7、J−1からJ−30、K−1からK−64およびL−1からL−61からなる群から選択される化合物または薬学的に許容できるその塩。
【請求項8】
(a)請求項1から7のいずれかに記載の化合物または薬学的に許容できるその塩と、(b)薬学的に許容できる担体とを含む医薬組成物。
【請求項9】
個体における認知障害、精神病性障害、神経伝達物質媒介障害または神経障害を治療する方法であって、それを必要とする個体に、有効量の請求項1から7のいずれかに記載の化合物または薬学的に許容できるその塩を投与することを含む方法。
【請求項10】
認知障害、精神病性障害、神経伝達物質媒介障害または神経障害を治療するための医薬品の製造における、請求項1から7のいずれか一項に記載の化合物または薬学的に許容できるその塩の使用。
【請求項11】
認知障害、精神病性障害、神経伝達物質媒介障害または神経障害の治療において使用するための、請求項1から7のいずれかに記載の化合物または薬学的に許容できるその塩と指示書とを含むキット。

【公表番号】特表2013−505946(P2013−505946A)
【公表日】平成25年2月21日(2013.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−531043(P2012−531043)
【出願日】平成22年9月23日(2010.9.23)
【国際出願番号】PCT/US2010/050079
【国際公開番号】WO2011/038162
【国際公開日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【出願人】(510115720)メディベイション テクノロジーズ, インコーポレイテッド (12)
【Fターム(参考)】