説明

ピロロピリミジンチオン誘導体

本発明は、GSK−3に対して阻害作用を有する次式化合物に関する。


、Aは単結合、脂肪族炭化水素;A、Aは単結合、CO、COOなど;Gは単結合、脂環式炭化水素、芳香族炭化水素など;Gは水素原子、脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、芳香族炭化水素など;Aは単結合、NR;RはH、ハロゲン、脂肪族炭化水素など;Aは単結合、NR、COなど;RはH、ハロゲン、ニトロ、飽和脂肪族炭化水素など;ここで、Rは水素原子又は低級脂肪族炭化水素基である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
次式(I)で表される化合物またはその医学上許容される塩。

式(I)中、
は単結合を表すか、またはAが結合する窒素原子とAとを同一または異なる炭素原子上で結合させる炭素数1から6の2価の非環式脂肪族炭化水素基を表し、
は単結合を表すか、またはAとGとをA−C(=O)−G、A−C(=O)−O−G、A−C(=O)−NR101−G、A−C(=S)−NR102−G、A−C(=NR103)−G、A−O−G、A−O−C(=O)−G、A−NR104−G、A−NR105−C(=O)−G、A−NR106−S(=O)−G、A−NR107−C(=O)−O−G、A−NR108−C(=O)−NR109−G、A−NR110−C(=S)−G、A−NR111−C(=S)−NR112−G、A−S−G、A−S(=O)−G、A−S(=O)−G、A−S(=O)−NR113−G、A−CR114=CH−G、A−CR115=CF−G、A−CH=CR116−G、もしくはA−CF=CR117−Gの形式で結合する基を表し、
は単結合を表すか、または置換されていてもよい炭素数3から10の脂環式炭化水素、置換されていてもよい炭素数6から14の芳香族炭化水素、置換されていてもよい環内に酸素原子、窒素原子、および硫黄原子からなる群から選ばれる原子を1個ないし4個有する複素環化合物のいずれかから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を表し、
は単結合を表すか、またはGとAとを同一もしくは異なる炭素原子上で結合させる、置換されていてもよい炭素数1から10の2価の非環式脂肪族炭化水素基を表し、
は単結合を表すか、またはAとGとをA−C(=O)−G、A−C(=O)−O−G、A−C(=O)−NR121−G、A−C(=S)−NR122−G、A−C(=NR123)−G、A−O−G、A−O−C(=O)−G、A−NR124−G、A−NR125−C(=O)−G、A−NR126−S(=O)−G、A−NR127−C(=O)−O−G、A−NR128−C(=O)−NR129−G、A−NR130−C(=S)−G、A−NR131−C(=S)−NR132−G、A−S−G、A−S(=O)−G、A−S(=O)−G、A−S(=O)−NR133−G、もしくはA−S(=O)−O−Gの形式で結合する基を表し、
は水素原子、置換されていてもよい炭素数1から10の非環式脂肪族炭化水素基、置換されていてもよい炭素数3から10の脂環式炭化水素基、置換されていてもよい炭素数6から14の芳香族炭化水素基、または置換されていてもよい環内に酸素原子、窒素原子、および硫黄原子からなる群から選ばれる原子を1個ないし4個有する複素環基を表し、
は単結合または−NR201−を表し、
は水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、置換されていてもよい炭素数1から10の非環式脂肪族炭化水素基、置換されていてもよい炭素数3から8の脂環式炭化水素基、置換されていてもよい炭素数6から14の芳香族炭化水素基、または置換されていてもよい、環内に酸素原子、窒素原子、および硫黄原子からなる群から選ばれる原子を1個ないし4個有する複素環基を表し、
は単結合を表すか、またはRとAが結合するピロール環の炭素原子とをR−NR301−ピロール環、R−C(=O)−ピロール環、R−NR302−C(=O)−ピロール環、R−NR303−C(=S)−ピロール環、R−NR304−C(=O)−NR305−ピロール環、R−C(=O)−NR306−ピロール環、R−NR07−CH=N−ピロール環、R−C(O)−O−ピロール環、R−O−C(=O)−ピロール環、R−O−ピロール環、R−S−ピロール環、R−S(=O)−ピロール環、R−S(=O)−ピロール環、R−CR308=CR309−ピロール環、R−C≡C−ピロール環、もしくはR−S(=O)−C≡C−ピロール環の形式で結合する基を表し、
は、水素原子、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、ニトロ基、置換されていてもよい炭素数1から10の非環式非環式飽和脂肪族炭化水素基、置換されていてもよい炭素数3から8の脂環式炭化水素基、置換されていてもよい炭素数6から14の芳香族炭化水素基、置換されていてもよい環内に酸素原子、窒素原子、および硫黄原子からなる群から選ばれる原子を1個ないし4個有する複素環基を表し、
−Rで表される部分はさらに、AがR−CR308=CR309−ピロール環またはR−C≡C−ピロール環の形式でRとピロール環の炭素原子とを結合する基であり、かつRがトリメチルシリル基、ホルミル基、置換されていてもよい炭素数2から7のアシル基、カルボキシル基、炭素数2から7のアルコキシカルボニル基、カルバモイル基、置換されていてもよい炭素数2か7のアルキルカルバモイル基、もしくはシアノ基である組合せであってもよい。
ここで、R101−R117、R121−R133、R201、ならびにR301−R309は、それぞれ独立に水素原子もしくは炭素数1から4の非環式脂肪族炭化水素基を表す。
ただし、AおよびAがともに非環式脂肪族炭化水素基を表すときは、少なくともAまたはGのいずれか一方は単結合ではない。
【請求項2】
式(I)中、Aが炭素数1から6の2価の非環式脂肪族炭化水素基を表す請求項1に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項3】
式(I)中、Aが−(CH−または−(CH−を表す請求項1に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項4】
式(I)中、Aが単結合以外のものを表す請求項2または3に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項5】
式(I)中、Aが−C(=O)−、−C(=O)−O−、−C(=O)−NH−、−C(=O)−NMe−、−NH−、−NH−C(=O)−、−NH−C(=O)−O−、−NH−C(=O)−NH−、−NH−C(=O)−NMe−、または−NH−C(=S)−を表す請求項2または3に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項6】
式(I)中、Aが−C(=O)−NH−、−NH−、−NH−C(=O)−、−NH−C(=O)−O−、または−NH−C(=O)−NH−を表す請求項2または3に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項7】
式(I)中、AおよびAがともに単結合を表す、請求項1に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項8】
式(I)中、G、A、A、およびGの組み合わせが、次表の1から10の組合せのいずれかである請求項1から6のいずれかに記載の化合物またはその医学上許容される塩。

【請求項9】
式(I)中、Gが単結合以外の基を表し、AおよびAが単結合を表し、Gが水素原子を表す請求項1から7のいずれかに記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項10】
式(I)中、GおよびAが単結合を表し、Aが単結合以外の基を表し、Gが水素原子を表す請求項1から7のいずれかに記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項11】
式(I)中、Gが単結合以外の基を表し、AおよびAが単結合を表し、Gが水素原子以外の基を表す請求項1から7のいずれかに記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項12】
式(I)中、GおよびAが単結合を表し、Aが単結合以外の基を表し、Gが水素原子以外の基を表す請求項1から7のいずれかに記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項13】
式(I)中、Aが炭素数1から3のアルキレン基を表す、請求項12に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項14】
式(I)中、GおよびAが単結合以外の基を表し、Aが単結合を表し、Gが水素原子以外の基を表す請求項1から7のいずれかに記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項15】
式(I)中、Aが−C(=O)−、−C(=O)−NH−、−O−、または−NH−C(=O)−を表す請求項14に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項16】
式(I)中、Gが単結合を表し、AおよびAが単結合以外の基を表し、Gが水素原子以外の基を表す請求項1から7のいずれかに記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項17】
式(I)中、GおよびAが単結合以外の基を表し、Aが単結合を表し、Gが水素原子以外の基を表す請求項1から7のいずれかに記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項18】
式(I)中、Aが炭素数1から3のアルキレン基を表す、請求項17に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項19】
式(I)中、G、A、およびAが単結合以外の基を表し、Gが水素原子以外の基を表す請求項1から7のいずれかに記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項20】
式(I)中、Aが−O−を表す請求項19に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項21】
式(I)中、G、A、およびAが単結合以外の基を表し、Gが水素原子を表す請求項1から7のいずれかに記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項22】
式(I)中、G、A、およびAが単結合を表し、Gが水素原子を表す請求項1から7のいずれかに記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項23】
式(I)中、Aが−NH−(C=O)−または−NH−(C=O)−NH−を表し、Gが単結合を表し、Aが炭素数1−10の2価の非環式脂肪族炭化水素基を表す請求項3に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項24】
式(I)中、Aが−NH−(C=O)−、−NH−(C=O)−NH−、−NH−、または−C(=O)−NH−を表し、Gが単結合以外の基を表す請求項3に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項25】
式(I)中、Aが単結合を表し、Gが置換されていてもよい複素環基を表す請求項2または3に記載の化合物またはその医学上許容される塩。ただし、Gの複素環基が5ないし6員の単環の場合には、Gの5ないし6員の単環の複素環基は置換されているか、またはA−G部分は水素原子以外のものを表す。
【請求項26】
式(I)中、Gが置換されていてもよい芳香族炭化水素基、置換されていてもよい炭素数7から10の脂環式炭化水素基、または置換されていてもよい複素環基を表す請求項4から6のいずれかに記載の化合物またはその医学上許容される塩。ただし、Gの芳香族炭化水素基がフェニル基である場合、もしくはGの複素環基が5ないし6員の単環の場合には、該Gのフェニル基もしくは5ないし6員の単環の複素環基は置換されているか、またはA−G部分は水素原子以外のものを表す。
【請求項27】
式(I)中、GおよびAが単結合を表し、Aが置換されていてもよい炭素数1から10の非環式脂肪族炭化水素基を表し、Gが置換されていてもよい炭素数5から10の脂環式炭化水素基、置換されていてもよい芳香族炭化水素基、または置換されていてもよい複素環基を表す請求項4から6のいずれかに記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項28】
式(I)中、Gが単結合を表し、Aが置換されていてもよい炭素数1から10の非環式脂肪族炭化水素基を表し、Aが−C(=O)−、−C(=O)−NR121−、−C(=S)−NR122−、−C(=NR123)−、−O−C(=O)−、−NR125−C(=O)−、−NR126−S(=O)−、−NR127−C(=O)−O−、−NR128−C(=O)−NR129−、−NR130−C(=S)−、−NR131−C(=S)−NR132−、−S−、−S(=O)−、−S(=O)−、−S(=O)−NR133−、または−S(=O)−O−を表す請求項4から6のいずれかに記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項29】
式(I)中、Aが単結合を表す、請求項1から28のいずれかに記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項30】
式(I)中、Rが置換されていてもよい炭素数1から10の非環式脂肪族炭化水素基、置換されていてもよい炭素数3から8の脂環式炭化水素基、置換されていてもよい炭素数6から14の芳香族炭化水素基、または置換されていてもよい複素環基を表す、請求項29に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項31】
式(I)中、Rが炭素数1から10の非環式脂肪族炭化水素基、炭素数3から8の脂環式炭化水素基、置換されていてもよいフェニル基、または置換されていてもよい、環内に酸素原子、窒素原子、および硫黄原子からなる群から選ばれる原子を1個ないし2個有する複素環基を表す、請求項29に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項32】
式(I)中、Rがシクロプロピル基、シクロブチル基、シクロプロピルメチル基、メチル基、エチル基、ビニル基、イソプロピル基、イソブチル基、または2−メチル−1−プロペニル基を表す、請求項29に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項33】
式(I)中、Rが、炭素数1から4のアルキル基、炭素数1から4のアルコキシ基、炭素数2から4のアシル基、水酸基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、フッ素原子、または塩素原子のいずれかまたは複数で置換されていてもよい、チエニル基、ピリジル基、フリル基、ピロリル基、ピラゾリル基、またはフェニル基を表す、請求項29に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項34】
式(I)中、Aが単結合を表す、請求項1から33のいずれかに記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項35】
式(I)中、Rが置換されていてもよい炭素数6から14の芳香族炭化水素基または置換されていてもよい複素環基を表す、請求項34に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項36】
式(I)中、Rがひとつまたは複数の炭素数1から4のアルキル基で置換されていてもよい、チエニル基、ピリジル基、フリル基、ピロリル基、ピラゾリル基、またはフェニル基を表す、請求項34に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項37】
式(I)中、Rがひとつの炭素数1から4のアルキル基もしくははひとつのハロゲン原子で置換されていてもよいピリジル基もしくは1−オキシピリジル基、またはピラゾリル基もしくはN−メチルピラゾリル基を表す、請求項34に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項38】
式(I)中、Aが単結合を表す、請求項29に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項39】
式(I)中、Aが単結合を表し、Rがひとつの炭素数1から4のアルキル基もしくはひとつのハロゲン原子で置換されていてもよいピリジル基もしくは1−オキシピリジル基、またはピラゾリル基もしくはN−メチルピラゾリル基を表す、請求項32に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項40】
式(I)中、Aが単結合を表し、Rがひとつの炭素数1から4のアルキル基もしくはひとつのハロゲン原子で置換されていてもよいピリジル基もしくは1−オキシピリジル基、またはピラゾリル基もしくはN−メチルピラゾリル基を表す、請求項33に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項41】
式(I)中、AおよびAがともに単結合を表す、請求項23から28のいずれかに記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項42】
式(I)中、Rが置換されていてもよい炭素数1から10の非環式脂肪族炭化水素基、置換されていてもよい炭素数3から8の脂環式炭化水素基、置換されていてもよい炭素数6から14の芳香族炭化水素基、または置換されていてもよい複素環基を表し、Rが置換されていてもよい炭素数6から14の芳香族炭化水素基または置換されていてもよい複素環基を表す、請求項41に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項43】
式(I)中、Rが炭素数1から10の非環式脂肪族炭化水素基、炭素数3から8の脂環式炭化水素基、置換されていてもよいフェニル基、または置換されていてもよい、環内に酸素原子、窒素原子、および硫黄原子からなる群から選ばれる原子を1個ないし2個有する複素環基を表し、Rがひとつまたは複数の炭素数1から4のアルキル基で置換されていてもよい、チエニル基、ピリジル基、フリル基、ピロリル基、ピラゾリル基、またはフェニル基を表す、請求項41に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項44】
式(I)中、Rがシクロプロピル基、メチル基、エチル基、ビニル基、イソプロピル基、イソブチル基、または2−メチル−1−プロペニル基を表し、Rがひとつの炭素数1から4のアルキル基もしくはひとつのハロゲン原子で置換されていてもよいピリジル基もしくは1−オキシピリジル基、またはピラゾリル基もしくはN−メチルピラゾリル基を表す、請求項41に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項45】
式(I)中、Rが、炭素数1から4のアルキル基、炭素数1から4のアルコキシ基、もしくは塩素原子のいずれかまたは複数で置換されていてもよい、チエニル基、ピリジル基、フリル基、ピロリル基、ピラゾリル基、またはフェニル基を表し、Rがひとつの炭素数1から4のアルキル基もしくはひとつのハロゲン原子で置換されていてもよいピリジル基もしくは1−オキシピリジル基、またはピラゾリル基もしくはN−メチルピラゾリル基を表す、請求項41に記載の化合物またはその医学上許容される塩。
【請求項46】
請求項1から45のいずれかに記載の化合物またはその医学上許容される塩と、製薬学的に許容される担体とからなる医薬組成物。
【請求項47】
請求項1から45のいずれかに記載の化合物またはその医学上許容される塩を有効成分として含有するGSK−3阻害剤。
【請求項48】
請求項1から45のいずれかに記載の化合物またはその医学上許容される塩を有効成分として含有する、GSK−3が関与する疾患の治療薬または予防薬。
【請求項49】
GSK−3が関与する疾患が、糖尿病、糖尿病合併症、アルツハイマー病、神経変性疾患、躁鬱病、外傷性脳損傷、脱毛症、炎症性疾患、癌、および免疫不全からなる群から選ばれたひとつまたは複数のものである請求項48に記載の治療薬または予防薬。
【請求項50】
次式(II)で表される化合物。

式(II)中、A、A、A、A、A、A、G、G、R、およびRの定義は、上記式(I)の定義と同じである。Xは塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、炭素数2から10のアシルチオ基、炭素数2から8のアルコキシメチルチオ基、炭素数1から8のアルキル基、または炭素数1から8のアリールスルホニルオキシ基を表す。
【請求項51】
次式(Ic)で表される化合物。

式(Ic)中、A、A、A、A、A、A、G、G、R、およびRの定義は、上記式(I)の定義と同じである。Qは置換されていてもよい炭素数2から10のアシル基、置換されていてもよい炭素数2から10のアルコキシメチル基、または置換されていてもよいベンジル基を表す。

【国際公開番号】WO2005/019218
【国際公開日】平成17年3月3日(2005.3.3)
【発行日】平成18年10月19日(2006.10.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−513397(P2005−513397)
【国際出願番号】PCT/JP2004/012690
【国際出願日】平成16年8月26日(2004.8.26)
【出願人】(503369495)帝人ファーマ株式会社 (159)
【Fターム(参考)】