説明

フランジ付きハウジング部材の成形方法及び装置

【課題】フランジ付きハウジング部材であっても、全体にわたり十分精度を確保でき、コスト的にも作業性の面でも有利なフランジ付きハウジング部材の成形方法及び装置を提供する。
【解決手段】ランジ付きハウジング部材である成形素材Wを保持するパンチ10が設けられた側にサイジングダイ20も設けた状態で、パンチ10の対向位置に設けられたしごき用加圧手段30によりサイジングダイ20を加圧してしごき加工を行なうことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、筒状をした胴部の一端部びフランジが設けられたフランジ付きハウジング部材の成形方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、自動車エンジンの回転トルク伝達機構に組み込まれる等速ジョイントの外輪は、筒状をした胴部の一端部が閉塞部により閉塞され、この閉塞部の外周からフランジが突出された、フランジ付きハウジング部材であり、胴部の内周面には複数本のトラック溝と、各トラック溝間にケージ案内面が形成されている。
【0003】
このようなフランジ付きハウジング部材を成形するには、ダイスにより外周面にしごき加工を加える場合、当然のことながらフランジが邪魔になり外周面全面に渡ってしごき加工を加えることができず、全体にわたり十分精度が出ない虞がある。
【0004】
したがって、従来の方法は、胴部の内外周面をサイジングして仕上げた後に、端部にフランジを溶接し閉塞している。しかし、この方法では、フランジと胴部という2つの部品は必要になりコスト的に不利である。
【0005】
ここに、「サイジング」とは、寸法精度を向上させるためにワークを型により加圧することをいい、「フランジ部」又は「フランジ予備成形部」とは、胴部の端部を閉塞する閉塞部と、この閉塞部と一体的に形成され放射方向に突出している部分のことをいう。
【0006】
他の方法として、熱間鍛造によりフランジ付きで貫通孔が設けられた鍛造素材を形成した後、外面側は、機械加工を施し、外径やフランジなどを所定のものに仕上げ、内面側は、ブローチ加工によりトラック溝やケージ案内面を形成し、最終的に高周波焼き入れを行ない、筒状胴部の一端部に蓋体を取り付ける方法もある。しかし、機械加工やブローチ加工は、加工時間がかかり、ブローチ自体も高価で、製造コスト的にも作業性の面から、この方法も好ましくない。
【0007】
下記特許文献1では、フランジ側を下にしてワークを支持し、胴部内には内面仕上げ用のポンチを挿入し、外面には軸心に沿って複数分割されたしごきダイスを配置し、ポンチとしごきダイスの一方を軸方向に移動してダイスの内側にワークを通過させることによりワークの外面をダイスによりしごき、ワークの内外両面を仕上げる方法が開示されている。
【0008】
しかし、この方法では、胴部の加工は開示されているものの、フランジ部の加工については言及されていないことから、胴部とフランジ部とは別個の加工とならざるを得ず、先にフランジ部を加工すれば、胴部加工時にフランジ部の精度が低下し、後にフランジ部を加工すれば、胴部の精度が低下する虞があることから、いずれにしてもワーク全体にわたり十分精度を出すことができない虞がある。また、ワークを熱間鍛造する場合には、フランジ部の精度が著しく低下し、冷間鍛造する場合には、成形荷重が増大する虞もある。
【特許文献1】特開昭63−273523号公報(特許請求の範囲、第1図参照)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、フランジ付きハウジング部材であっても、全体にわたり十分精度を確保でき、コスト的にも作業性の面でも有利なフランジ付きハウジング部材の成形方法及び装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成する本発明は、フランジ付きハウジング部材である成形素材を保持する第1の型が設けられた側に第2の型も設けた状態で、前記第1の型の対向位置に設けられたしごき用加圧手段により前記第2の型を加圧してしごき加工を行なうことを特徴とするフランジ付きハウジング部材の成形方法及び装置である。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、第1の型が設けられた側に第2の型も設け、成形素材を第1の型に保持した状態で、第1の型の対向位置に設けられたしごき用加圧手段により前記第2の型を加圧して胴部にしごきを加えるので、しごき用加圧手段による第2の型に加える成形荷重が直接的に作用することになり、不必要に装置構成を強固にすることがなく、円滑なしごき加工を行うことができる。また、ワークを一旦第1の型に設置すると、ワークを他所に移動させたり、外したりすることなく成形でき、成形時の精度がそのまま製品の精度として反映され、フランジ部及び胴部を含むワーク全体を高精度にできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
【0013】
図1は本発明の一実施形態に係る成形装置の断面図、図2は本発明により成形されるフランジ付きハウジング部材の一例を示し、(A)は平面図、(B)は(A)の1B−1B線に沿う断面図、図3はパンチを示し、(A)は正面図、(B)は(A)の3B−3B線に沿う断面図、図4はサイジングダイを示し、(A)は平面図、(B)は(A)の4B−4B線に沿う断面図、図5はサイジングダイの要部を示す概略断面図である。
【0014】
本実施形態では、筒状をした胴部1の一端部にフランジ予備成形部Fを有する成形素材Wを、図1に示す成形装置により図2(A)(B)に示す成形品Waに鍛造成形する。なお、図2は、便宜的に成形前の予備成形品と成形後の成形品を示し、成形前のものは、成形素材W、フランジ予備成形部Fとし、成形後のものは、成形品Wa、フランジ部Faとする。
【0015】
ここで使用される成形装置は、図1に示すように、成形素材Wを頂部に保持するパンチ10(第1の型)と、パンチ10に保持された成形素材Wをしごき加工して胴部1の内外両周面をサイジングするサイジングダイ20(第2の型)と、パンチ10の対向位置、つまり上方位置に設けられ、サイジングダイ20を加圧し胴部1にしごきを加えるしごき用加圧手段30と、フランジ予備成形部Fをパンチ10及びサイジングダイ20との間で挟圧するフランジ成形用加圧手段50とを有している。
【0016】
さらに詳述する。パンチ10は、基部11上で支持板12により支持された位置固定の柱状体であり、図3に示すように、外周面には、胴部1の内周面に複数本のトラック溝部2を形成するための突条部12と、各トラック溝部2間にケージ案内面3を形成する凹溝部13が交互に複数形成されている。ただし、パンチ10における突条部12と凹溝部13の形成する範囲は、少なくとも胴部1に対応する部分にあればよい。
【0017】
サイジングダイ20は、図1,4に示すように、環状の本体21の中央にパンチ10との共働によりしごき成形するしごき面22と、上面に穿設された星型のフランジ部Fに対応する形状を有するフランジ成形部である凹部23とを有している。しごき面22は、図4(B)に示すように、断面「く」の字状で、上部に成形素材Wを所定の外径寸法にサイジングする突部22aが形成され、突部22aから下方は成形素材Wをしごきの容易化のためにテーパ状部22bとされている。なお、突部22aは、必ずしも尖っている必要はなく、滑らかな円弧状であってもよい。
【0018】
また、サイジングダイ20は、図5に示すように、成形品Waをパンチ10から取り出す取り外し爪24も有している。取り外し爪24は、パンチ10に向って突出するようにバネなどの弾性部材25により弾発され、しごき加工時には後退し、加工後に突出して成形品Waの端部に係合するが、図2に示す外方に突出しているフランジ部Fに影響しない位置に設けることが好ましい。
【0019】
サイジングダイ20は、図1に示すように、基部11の下位に複数の油圧シリンダから構成された昇降部26の昇降ロッド27の頂部に取り付けられ、パンチ10に対し昇降する。昇降量としては、少なくとも成形素材Wを保持するパンチ10の先端を越える位置と、少なくとも胴部1のしごきを完了する位置との間であればよい。
【0020】
サイジングダイ20の外周には、基部11に位置固定に取り付けられた筒状をした外周支持部材28により保持されている。このようにすれば、比較的長いストロークのしごき加工を行なう場合であっても、外周支持部材28に沿って正確に移動することになり、成形品の精度が向上する。
【0021】
外周支持部材28には、外部から成形素材Wをパンチ10まで挿入し、排出することができるワーク脱着口Oが開設されている。なお、複数本の昇降ロッド27相互間には、空間部が存在するので、外周支持部材28にワーク脱着口Oを設けると、成形素材Wのパンチ10に対する脱着が容易にできる。
【0022】
特に、本実施形態では、サイジングダイ20は、パンチ10が設けられた基部11と同じ側に設けられているが、サイジングダイ20を加圧し胴部1にしごきを加えるしごき用加圧手段30は、サイジングダイ20やパンチ10と対向する位置、つまり、これらの上方に設けられている。しごき用加圧手段30は、複数の油圧シリンダから構成され、加圧ロッド31が後述のフランジ成形用加圧手段50の加圧部材51に開設された通孔52を挿通して伸延されている。
【0023】
このようにサイジングダイ20を上方から加圧すれば、油圧シリンダによりサイジングダイ20に加える成形荷重が直接的に作用することとなり、円滑なしごき加工を行うことができる。つまり、油圧シリンダのピストンを押し出す力をそのままサイジングダイ20に対する成形荷重とすることができ、油圧シリンダの実用的使用に沿ったものとなる。この結果、成形装置の各構成部材に不必要な力が加わることがなく、装置構成も簡素化できる。
【0024】
フランジ成形用加圧手段50は、昇降可能に設けられたプレスラム53と、プレスラム53の下面に取り付けられた加圧部材51とを有している。なお、加圧部材51の下面には、サイジングダイ20のフランジ部成形用凹部23に対応する位置に凹部54が設けられ、所定形状のフランジ成形キャビティとなるようにしている。
【0025】
次に、成形方法を説明する。
【0026】
図6〜図9は成形方法を工程順に示す断面図である。
<保持工程>
まず、サイジングダイ20の昇降部26を動作しサイジングダイ20を上昇させると、図1に示すように、外周支持部材28のワーク脱着口Oが開放されるので、ワーク脱着口Oから成形素材Wを挿入することができる状態になり、ここから成形素材Wを挿入し、パンチ10の上部にセットする。ここで使用する成形素材Wは、熱間温間鍛造により成形されたもので、フランジ予備成形部Fと胴部1を有しており、いわば椀状をしているので、パンチ10上に容易に保持することができる。この成形素材Wに予め溝部4を形成すれば、後のサイジング時の成形荷重を低減でき、好ましい。
<位置合わせ工程>
次に、昇降部26を動作し、図6に示すように、サイジングダイ20を下降させ、サイジングダイ20の上面、つまりフランジ成形部である凹部23を成形素材Wの胴部1とフランジ予備成形部Fとの境界部に位置させる。次工程であるフランジ成形工程の準備である。
<フランジ成形工程>
図7に示すように、この段階でフランジ成形用加圧手段50の駆動源であるプレスラム53を動作し、加圧部材51を下降すると、フランジ予備成形部Fは、サイジングダイ20の凹部23と、加圧部材51の下面に形成された凹部54とにより形成される所定形状のフランジ成形キャビティ内で加圧され、フランジ予備成形部Fがフランジ部Faに成形される。
<胴部仕上げ工程(しごき工程)>
フランジ成形された後の成形素材Wを加圧部材51、パンチ10及びサイジングダイ20により保持した状態で、図8に示すように、しごき用加圧手段30の加圧ロッド31を下降させると、サイジングダイ20が下降し、胴部1の外周面をしごきつつ、胴部1をパンチ10の外周面の押付け、胴部1を所定寸法に仕上げる。この場合、サイジングダイ20をパンチ10と同じ側に設け、サイジングダイ20を上方から加圧ロッド31により加圧するので、油圧シリンダの加圧力がサイジングダイ20に直接加わり、成形荷重として機能することになる。したがって、成形装置に不必要な力が加わることがなく、円滑なしごき加工を行うことができることになる。
【0027】
特に、本実施形態では、フランジ成形後にしごき工程を行なうが、成形素材Wをパンチ10上に保持したままでしごき加工を行うことになるので、成形品の精度が向上することになる。
<取り出し工程>
サイジングダイ20が成形素材Wをしごいている間は、取り外し爪24は、成形素材Wに単に接しているのみであるが、サイジングダイ20が下降限に達すると、弾性部材25により弾発されて突出し、成形品Waの端部に係合する。
【0028】
この状態で、図9に示すように、昇降部26の昇降ロッド27を上昇させると、これに伴ってサイジングダイ20も上昇することになるので、取り外し爪24は、成形品Waをパンチ10から取り出し、サイジングダイ20上に載置した状態にする。サイジングダイ20は、外周支持部材28に設けられたストッパ28aに当り停止することになるが、サイジングダイ20の上昇に伴って外周支持部材28のワーク脱着口Oも開放されるので、ワーク脱着口Oから成形品Waを外部に取り出すことができる。
【0029】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変することができる。例えば、上述した実施形態では、パンチ10が固定でサイジングダイ20が昇降動作するものであるが、逆にパンチ10が昇降動作させてもよい。
【0030】
また、上述した実施形態では、胴部1の端部に略平坦なフランジFを形成しているが、等速ジョイントの外輪としては、フランジFからシャフトが突出されたものもある。このような成形品Wa、いわゆるハウジングウイズシャフトであっても成形することができる。ただし、この場合には、シャフトがダイにより加圧されないようにする必要がある。
【0031】
前記実施形態の成形素材Wは、等速ジョイントの外輪を成形するものであるが、これのみでなく、筒状をした胴部1と、当該胴部1の一端部を閉塞するように設けられるフランジ予備成形部Fとを有する成形素材Wであれば、どのようなものに対しても使用することができる。
【0032】
前記実施形態の胴部1は、等速ジョイントの外輪用のものであるため、断面円形をしたものであるが、本発明は、他の部品にも適用することができるので、必ずしも断面円形でなく、断面矩形状のものなど異形状のものもであってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本発明は、自動車エンジンの回転トルク伝達機構に組み込まれる等速ジョイントの外輪用のフランジ付きハウジング部材を、鍛造により高精度に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の一実施形態に係る成形装置の断面図である。
【図2】本発明により成形されるフランジ付きハウジング部材の一例を示し、(A)は平面図、(B)は(A)の1B−1B線に沿う断面図である。
【図3】パンチを示し、(A)は正面図、(B)は(A)の3B−3B線に沿う断面図である。
【図4】サイジングダイを示し、(A)は平面図、(B)は(A)の4B−4B線に沿う断面図である。
【図5】サイジングダイの要部を示す概略断面図である。
【図6】本実施形態の位置合わせ工程の状態を示す断面図である。
【図7】本実施形態のフランジ成形工程の状態を示す断面図である。
【図8】本実施形態のしごき工程の状態を示す断面図である。
【図9】本実施形態の取り出し工程の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
【0035】
1…胴部、
4…溝部、
10…パンチ(第1の型)、
11…基部、
20…サイジングダイ(第2の型)、
23…凹部、
24…取り外し爪、
25…バネ(弾性部材)、
28…外周支持部材、
30…しごき用加圧手段、
50…フランジ成形用加圧手段、
51…加圧部材、
F…フランジ予備成形部、
Fa…フランジ、
O…ワーク脱着口(挿入空間)、
W…成形素材、
Wa…成形品。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の外面形状を有する第1の型と、所定の内面形状を有する第2の型との間で成形素材をしごき加工し成形する成形方法であって、
前記第1の型に、筒状をした胴部の一端部にフランジ予備成形部が設けられた成形素材の前記胴部を保持する保持工程と、
前記第2の型に設けられたフランジ成形部を、前記成形素材の胴部とフランジ予備成形部との境界部に位置させる位置合わせ工程と、
前記第1の型が設けられた基部と同じ側に設けられ、かつ前記第1の型に対して相対的に近接離間し得るように支持された前記第2の型を、対向位置に設けられたしごき用加圧手段により加圧し前記胴部にしごきを加え当該胴部の内外両周面をサイジングするしごき工程と、を有することを特徴とするフランジ付きハウジング部材の成形方法。
【請求項2】
前記しごき工程は、前記第1の型及び第2の型に対向して設けられた加圧部材と前記フランジ成形面との間で前記フランジ予備成形部を加圧しフランジ部を形成するフランジ成形工程を行なった後に行なうことを特徴とする請求項1に記載のフランジ付きハウジング部材の成形方法。
【請求項3】
所定の外面形状を有する第1の型と、所定の内面形状を有する第2の型との間で成形素材をしごき加工し成形する成形装置であって、
筒状をした胴部の一端部にフランジ予備成形部が設けられた成形素材の前記胴部を保持する前記第1の型と、
当該第1の型が設けられた基部と同じ側に支持され、前記第1の型に対して相対的に近接離間可能に設けられた、所定の内面形状を有する前記第2の型と、
前記第1の型の対向位置に設けられ、前記第2の型を加圧し前記胴部にしごきを加えるしごき用加圧手段と、
前記第2の型に設けられたフランジ成形部を、前記成形素材の胴部とフランジ予備成形部との境界部に位置合わせした状態で、前記フランジ予備成形部を前記フランジ成形部との間で加圧しフランジ部を形成する、前記第1の型及び第2の型に対向して設けられたフランジ成形用加圧手段と、
を有するフランジ付きハウジング部材の成形装置。
【請求項4】
前記第2の型は、少なくとも前記成形素材を保持する前記第1の型の先端を越える第1の位置と、少なくとも前記胴部のしごきを完了する第2の位置との間で当該第2の型を移動させる駆動部と連結され、前記第1の位置を取ったとき、前記成形素材を前記第1の型に保持させるように挿入可能な挿入空間が生じるようにしたことを特徴とする請求項3に記載のフランジ付きハウジング部材の成形装置。
【請求項5】
前記第2の型は、位置固定の外周支持部材に沿って移動する構成としたことを特徴とする請求項4に記載のフランジ付きハウジング部材の成形装置。
【請求項6】
前記外周支持部材は、外部から前記成形素材を挿入可能なワーク脱着口を有することを特徴とする請求項5に記載のフランジ付きハウジング部材の成形装置。
【請求項7】
前記第2の型は、前記第1の型に向って突出するように弾性部材により弾発された取り外し爪を有することを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載のフランジ付きハウジング部材の成形装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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