説明

プラスチックペレット選別機

【課題】 プラスチックペレットからの後方散乱光により、変色ペレット、異物混入ペレットや異形ペレットを検出し、これらのペレットの的確な除去を行うことができるプラスチックペレット選別機を提供する。
【解決手段】 プラスチックペレット選別機において、落下するプラスチックペレット21の両側に対になるように、光源とラインセンサ装置とを備えるラインセンサカメラを配置し、前記光源からの照射光の後方散乱光を測定することにより、前記プラスチックペレット21の異物、黒色、異形を検知して、前記プラスチックペレット21の良品と不良品との選別を行うプラスチックペレット選別機であって、前記光源として前記落下するプラスチックペレット21の上下方向に一対の蛍光灯23を配置し、この一対の蛍光灯23はそれぞれ遮蔽円筒体24を備え、この遮蔽円筒体24の窓24Aにシリンドリカルレンズ25を配置し、このシリンドリカルレンズ25からの光を前記落下するプラスチックペレット21へ照射する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プラスチックペレット選別機に係り、特に、プラスチック(合成樹脂)に混入する異物、変色、異形などを除去することができるプラスチックペレット選別機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
金属の代替材料としてのエンジニアリングプラスチック(エンプラ・スーパーエンプラ)は一般的に用いられるようになってきた。
【0003】
このエンジニアリングプラスチックが汎用化されることにより、自動車、家電、OA機器、医療機器、電子機器などのさまざまな分野での用途拡大が進んでいる。
【0004】
このような経緯から、エンジニアリングプラスチックの品質管理が要求されるようになってきている。
【0005】
このエンジニアリングプラスチック時代の到来とともに、エンジニアリングプラスチックペレットに混入する異物、変色、異形のプラスチックの除去が重要になってきている。
【0006】
これらの種々の異物混入は、樹脂の製造時、搬送過程、成形加工時、リサイクル(スプール・ランナー)、その他の段階で発生する。
【0007】
以下、異物混入について詳細に説明する。
【0008】
プラスチックペレットに混入する異物は、外部から混入する異物(ゴミ、パイプライン切り換え弁部の残さ、搬送パイプのつなぎ目などに残った残さなど)と、原料が焼けなどにより変質した異物に大きく区分される。
【0009】
原料から来る問題では、主に押出し機の熱処理工程で発生する変色、押出し工程のT−ダイで発生する付着物(目ヤニ、ダイ花)である。
【0010】
樹脂製造のプロセスにおいても、これまで以上の変色、焼け(黄ばみ)、目ヤニ等の混入を防ぐ努力が要請されている。
【0011】
なお、大きな変色点は、成形機の中で、更に砕かれ、小さな変色点に分散させて不良を拡大しかねない危険がある。
【0012】
また、従来の技術として、本願発明者らによって提案された穀粒などの被選別粒の不良品の選別を行う色彩選別機がある(下記特許文献1参照)。
【0013】
さらに、樹脂ペレットの着色粒除去装置や装置やペレット選別機(下記特許文献2、3参照)が提案されている。
【特許文献1】特開2003−156447号公報
【特許文献2】特開平2−253891号公報
【特許文献3】特開2006−026469号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
上記したように、エンジニアリングプラスチックペレットの品質の向上は不可欠のものとなってきた。
【0015】
そのため、これまで蓄積されてきた米業界の色彩選別機のノウハウを活かし、プラスチックペレットに適した工夫を随所に加え、最小限のコストでプラスチックペレット選別を行うようにした。
【0016】
本発明は、上記状況に鑑みて、プラスチックペレットからの後方散乱光により、変色ペレット、異物混入ペレットや異形ペレットを検出し、これらのペレットの的確な除去を行うことができるプラスチックペレット選別機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0017】
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕落下するプラスチックペレットの両側に対になるように、光源とラインセンサ装置とを備えるラインセンサカメラを配置し、前記光源からの照射光の後方散乱光を測定することにより、前記プラスチックペレットの異物、変色、異形を検知して、前記プラスチックペレットの良品と不良品との選別を行うプラスチックペレット選別機であって、前記光源として前記落下するプラスチックペレットの上下方向に一対の蛍光灯を配置し、この一対の蛍光灯はそれぞれ遮蔽円筒体を備え、この遮蔽円筒体の窓にシリンドリカルレンズを配置し、このシリンドリカルレンズからの光を前記落下するプラスチックペレットへ照射することを特徴とする。
【0018】
〔2〕上記〔1〕記載のプラスチックペレット選別機において、前記落下するプラスチックペレットからの反射光は、防塵窓を透過して前記一対の蛍光灯の間に配置されるシリンドリカルレンズを介して後方に配置されるラインセンサ装置で検知することを特徴とする。
【0019】
〔3〕上記〔2〕記載のプラスチックペレット選別機において、前記ラインセンサ装置は、前記一対の蛍光灯の間に配置されるシリンドリカルレンズ側から広角レンズと色ガラスフィルタとラインセンサとを具備することを特徴とする。
〔4〕上記〔1〕記載のプラスチックペレット選別機において、前記プラスチックペレットの不良品が検知されるとエアエジェクタを駆動し、前記プラスチックペレットの不良品をエアーで吹き飛ばして、不良品経路へ導くことを特徴とする。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、プラスチックペレットからの後方散乱光により、異物ペレット、変色混入ペレットや異形ペレットを検出し、これらのペレットの的確な除去を行うことができるプラスチックペレット選別機を提供する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
本発明のプラスチックペレット選別機は、落下するプラスチックペレットの両側に対になるように、光源とラインセンサ装置とを備えるラインセンサカメラを配置し、前記光源からの照射光の後方散乱光を測定することにより、前記プラスチックペレットの異物、変色、異形を検知して、前記プラスチックペレットの良品と不良品との選別を行うプラスチックペレット選別機であって、前記光源として前記落下するプラスチックペレットの上下方向に一対の蛍光灯を配置し、この一対の蛍光灯はそれぞれ遮蔽円筒体を備え、この遮蔽円筒体の窓にシリンドリカルレンズを配置し、このシリンドリカルレンズからの光を前記落下するプラスチックペレットへ照射することを特徴とする。
【実施例】
【0022】
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0023】
図1は本発明の実施例を示すプラスチックペレット選別機の模式図である。
【0024】
この図において、2はプラスチックペレット1を溜めるホッパ、3は振動フィーダ、4はロールフィーダ、5は基準板、6は一対のラインセンサカメラ、7は一対の光源、8はエアエジェクタ、9は良品経路、10は不良品経路である。
【0025】
図1に示すように、プラスチックペレット1は、ホッパ2から供給され、振動フィーダ3で振動が加えられてロールフィーダ4に送られる。そして、プラスチックペレット1は、ロールフィーダ4から落下して基準板5を通過する。落下したプラスチックペレット1はその両側に配置される一対のラインセンサカメラ6で撮像されて、良品・不良品の選別が行われる。
【0026】
選別された不良品は、エアエジェクタ7で吹き飛ばされて不良品経路10から排出され、良品は良品経路9から取り出される。
【0027】
ここで、一対のラインセンサカメラ6は、プラスチックペレット1からの後方散乱光を捕捉して、ラインセンサの感度を有効に利用するようにしている。
【0028】
また、このプラスチックペレット選別機によれば、落下するプラスチックペレット1の両側に光源からの照射光を照射するようにしたので、落下するプラスチックペレット1の全面を照射することができ、プラスチックペレット1の良品、不良品の選別を的確に行うことができる。また、一対の蛍光灯にそれぞれ遮蔽円筒体を備え、この遮蔽円筒体の窓にシリンダー形状の凸レンズを配置し、蛍光灯よりの光束を効率良く焦光照射するように構成されている。従来の漫然と照射する方法とは異なり、ペレット識別感度を上げる効果がある。
【0029】
まず、プラスチックペレットの光散乱の性質について説明する。
【0030】
図2は本発明に係るプラスチックペレットの光散乱の説明図である。
【0031】
この図において、11はプラスチックペレット、12は照射光、13はプラスチックペレット11の表面反射光13Aとプラスチックペレット11の内部反射光13Bからなる後方散乱光、14はプラスチックペレット11の表面反射光14Aとプラスチックペレット11の内部透過光14Bからなる前方散乱光である。
【0032】
前方散乱光14を測定する場合、前方散乱光14のうち内部透過光14Bには、プラスチックペレット11の形状と色に依存した情報が含まれるが、プラスチックペレット11に当たらずに通過する側面の光量と表面反射光14Aが大きく、ラインセンサの背景雑音光を増大させて飽和させる可能性がある。また、プラスチックペレット11の形状が変則的であると、内部透過光14Bはほとんど存在しない。
【0033】
一方、後方散乱光13には、プラスチックペレット11の表面からの反射光13Aとプラスチックペレット11の内部に屈折して入り戻る内部反射光13Bが存在する。プラスチックペレット11の表面反射光13Aは、プラスチックペレット11の形状に依存し、内部反射光13Bはプラスチックペレット11の形状と異物の色や形に依存した情報を含む。一般に、プラスチックの表面反射光13Aや内部反射光13Bの反射率は4〜5%程度である。後方散乱光13の測定には、通過光などの影響が無いので、ラインセンサの感度を有効に使える利点がある。
【0034】
上記したようなプラスチックペレットの光散乱の性質から、本発明によるプラスチックペレット11の選別では、プラスチックペレット11が透明体でも後方散乱光13を捕捉するように構成した。なお、前方散乱光14を測定する方法では、通過光をレンズの非焦点作用を用いて拡散させることも可能であるが、雑音光は残余する。
【0035】
図3は本発明の実施例を示すプラスチックペレット選別機の要部構成図、図4はその選別機のシリンドリカルレンズと広角レンズによる光線軌跡図であり、図4(a)は光線側面図、図4(b)は光線上面図である。
【0036】
これらの図において、21は落下プラスチックペレット、22は防塵窓、23は蛍光灯、24はその蛍光灯23を覆う遮蔽円筒体(アルミニウム製でよい)であり、内部は白色あるいは鏡面仕上げ、外部は艶消し黒色である。24Aは遮蔽円筒体24の窓、25は蛍光灯からの光を取り出すシリンドリカルレンズ、26は落下プラスチックペレット21からの反射光を透過するシリンドリカルレンズ、27はシリンドリカルレンズ26からの透過光を通す窓27Aを有する遮光板(艶消し黒色)、28は窓27Aを通過した光を受ける広角レンズ、29は広角レンズ28を透過した光を受ける色ガラスフィルタ、30は色ガラスフィルタ29を透過した光を受けるラインセンサである。
【0037】
従来のプラスチックペレット選別機は、以下のような問題点が挙げられる。
【0038】
(1)蛍光灯からの光量の大半が無駄になっている。
【0039】
(2)蛍光灯の光が機器内部で乱反射して、ラインセンサカメラに背景雑音光を作っており、ラインセンサはその背景雑音光で飽和出力となっている。
【0040】
(3)広角レンズで、プラスチックペレットを見込む光路がスリット及び蛍光灯で遮られており、後方散乱光を最大限に捕捉していない。つまり、プラスチックペレットからの情報を得るためには、図2に示した後方散乱光13をできるだけ広角に捕捉しないと識別情報が得られ難い。
【0041】
(4)プラスチックペレット位置とカメラレンズまでの距離があるので、プラスチックペレットを見込む角が小さく、従って、後方散乱光の捕捉率が低く、真の信号強度が弱い。
【0042】
(5)従来の選別機の振動によるプラスチックペレットの分散では、1ラインに20〜30個程度と推測されるが、ラインセンサのピクセル数から考えて、もっと密にした方が良い。
【0043】
蛍光灯23の照射光は、シリンドリカルレンズ(あるいはシリンダーフレネルレンズでもよい)25で集光して照射する。なお、蛍光灯23を覆う遮蔽円筒体24を設け、乱反射光の発生を抑え有効光量の増大を図る。
【0044】
また、図4(a)に示すように、プラスチックペレット31からのY方向の広角後方散乱光をできるだけ捕捉するように、シリンドリカルレンズ32の開口角θを大きくした方が良いことが分かる。そのため、シリンドリカルレンズ32は、開口角θを大きくできるシリンダーフレネルレンズでも良い。
【0045】
さらに、図4(b)に示すように、シリンドリカルレンズ32はX方向には作用しないので、広角レンズ33の結像関係を用いて、プラスチックペレット31の像をラインセンサ34に結像させれば、プラスチックペレット31の位置は精度良く検出できる。
【0046】
レンズ系32〜33による結像は、図4(a)の結像パターンに示すようにラインセンサ面ではY軸方向に長い楕円パターンとなるので、ラインセンサ34のピクセル形状は、光量をできるだけ検出するために、縦長のものが良い。
【0047】
図5は本発明に係るプラスチックペレット層幅を撮像範囲に入れるための説明図である。
【0048】
この図において、41はプラスチックペレット、42はシリンドリカルレンズ、43は広角レンズ、44はラインセンサである。
【0049】
プラスチックペレット層幅Dは狭いほど、最大画角Θまで距離Lを短くできるので、Y方向の散乱光の捕捉角を大きくして、散乱光の検出量を増加させることができる。それ故に、画角Θが大きい広角レンズ程X方向の散乱光の捕捉にも有効である。
【0050】
また、上記したように、ラインセンサ44のピクセルサイズを縦長の大きいもの(例えば、〜8×200μm)で、2400ビットの1〜10MHz位にすることにより、受光量の増大化を図り、信号強度をあげて、位置決めの高精度化及び高速化が図れ、プラスチックペレット41の情報量を増加させる。
【0051】
また、プラスチックペレット41の変色などで、後方散乱光に識別できるスペクトルが存在する場合には、分光分布蛍光灯か、図3に示す色ガラスフィルタ29などを用いて識別効率をあげてもよい。ハロゲン白色蛍光灯を常備して、色ガラスフィルタ(蛍光灯より安価)を外部操作で入れ換えて適宜測定するオプションを設けるようにしてもよい。
【0052】
図6は本発明の実施例を示すラインセンサカメラからの想定プラスチックペレット反射信号出力波形を示す図である。
【0053】
プラスチックペレットの選別は、ラインセンサ信号強度の選別レベル51にあるものを良品となし、ラインセンサ信号強度の選別レベル51から外れるものを不良品、例えば、変形プラスチックペレット52、微小粒プラスチックペレット53、星形プラスチックペレット54、変色体プラスチックペレット55、混入異物56などは不良品とし、そうでない正常成型プラスチックペレット57は良品として識別する。星形ペレットからの散乱光とペレット内部乱反射による高強度散乱光を区別するためにレベル51を適宜選択する。
【0054】
このように、異物ペレット、変色ペレット、異形のペレットは、両側に配置される2台のラインセンサカメラで検知されるとともに、この検知と同時にエアエジェクタからのエアーにより吹き飛ばされて、不良品経路から排出される。
【0055】
色目によっては、条件投色の原理を利用して、より明確に異物を検出できるように、ランプの種類も数種類用意することができる。
【0056】
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【産業上の利用可能性】
【0057】
本発明のプラスチックペレット選別機は、異物混入ペレット、変色ペレットや異形ペレットの的確な除去を行うことができるプラスチックペレット選別機として利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本発明の実施例を示すプラスチックペレット選別機の模式図である。
【図2】本発明に係るプラスチックペレットの光散乱の説明図である。
【図3】本発明の実施例を示すプラスチックペレット選別機の要部構成図である。
【図4】本発明の実施例を示すプラスチックペレット選別機のシリンドリカルレンズと広角レンズによる光線軌跡図である。
【図5】本発明に係るプラスチックペレット層幅を撮像範囲に入れるための説明図である。
【図6】本発明の実施例を示すラインセンサカメラからの想定プラスチックペレット反射信号出力波形を示す図である。
【符号の説明】
【0059】
1,11,31,41 プラスチックペレット
2 ホッパ
3 振動フィーダ
4 ロールフィーダ
5 基準板
6 一対のラインセンサカメラ
7 一対の光源
8 エアエジェクタ
9 良品経路
10 不良品経路
12 照射光
13 後方散乱光
13A プラスチックペレットの表面反射光
13B プラスチックペレットの内部反射光
14 前方散乱光
14A プラスチックペレットの表面反射光
14B プラスチックペレットの内部透過光
21,31,41 落下プラスチックペレット
22 防塵窓
23 蛍光灯
24 遮蔽円筒体
24A 遮蔽円筒体の窓
25 シリンドリカルレンズ(蛍光灯からの光を取り出す)
26 シリンドリカルレンズ(落下プラスチックペレットからの反射光を透過する)
27 遮光板
27A シリンドリカルレンズからの透過光を通す窓
28,33,43 広角レンズ
29 色ガラスフィルタ
30,34,44 ラインセンサ
32,42 シリンドリカルレンズ
51 ラインセンサ信号強度の選別レベル
52 変形プラスチックペレット
53 微小粒プラスチックペレット
54 星形プラスチックペレット
55 変色体プラスチックペレット
56 混入異物
57 正常成型プラスチックペレット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
落下するプラスチックペレットの両側に対になるように、光源とラインセンサ装置とを備えるラインセンサカメラを配置し、前記光源からの照射光の後方散乱光を測定することにより、前記プラスチックペレットの異物、変色、異形を検知して、前記プラスチックペレットの良品と不良品との選別を行うプラスチックペレット選別機であって、前記光源として前記落下するプラスチックペレットの上下方向に一対の蛍光灯を配置し、該一対の蛍光灯はそれぞれ遮蔽円筒体を備え、該遮蔽円筒体の窓にシリンドリカルレンズを配置し、該シリンドリカルレンズからの光を前記落下するプラスチックペレットへ照射することを特徴とするプラスチックペレット選別機。
【請求項2】
請求項1記載のプラスチックペレット選別機において、前記落下するプラスチックペレットからの反射光は、防塵窓を透過して前記一対の蛍光灯の間に配置されるシリンドリカルレンズを介して後方に配置されるラインセンサ装置で検知することを特徴とするプラスチックペレット選別機。
【請求項3】
請求項2記載のプラスチックペレット選別機において、前記ラインセンサ装置は、前記一対の蛍光灯の間に配置されるシリンドリカルレンズ側から広角レンズと色ガラスフィルタとラインセンサとを具備することを特徴とするプラスチックペレット選別機。
【請求項4】
請求項1記載のプラスチックペレット選別機において、前記プラスチックペレットの不良品が検知されるとエアエジェクタを駆動し、前記プラスチックペレットの不良品をエアーで吹き飛ばして、不良品経路へ導くことを特徴とするプラスチックペレット選別機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−226248(P2009−226248A)
【公開日】平成21年10月8日(2009.10.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−71354(P2008−71354)
【出願日】平成20年3月19日(2008.3.19)
【出願人】(000209588)
【出願人】(391027011)テクマン工業株式会社 (2)
【Fターム(参考)】