説明

プリフォームの切断装置

【課題】重量を損なうことなくプリフォームを検査部位毎に分割することができるプリフォームの切断装置を提供する。
【解決手段】切断装置2は、主軸台22と、カッター25とを有する。主軸台22は、プリフォーム1の中心軸が回転軸と一致するように、プリフォーム1を把持するとともに、プリフォーム1を回転軸周りに回転させる。カッター25は、プリフォーム1の肉厚よりも長い刃渡りと、先鋭な刃先とを有し、刃先の向きは、主軸台22の回転軸と直交する。また、カッター25は、主軸台22の回転軸と直交する方向に沿って移動する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブロー成形工程によって形成される樹脂製ボトルの原型となる有底筒状のプリフォームの切断装置に関する。
【背景技術】
【0002】
飲料等の液状内容物を収容する容器には様々な材質のものがある。その一種として、合成樹脂製ボトル、例えばポリエチレンテレフタレート製のブロー成形ボトル(PETボトル)が知られている。特許文献1には、ブロー成形工程によって、原型となるプリフォームからPETボトルを形成する方法が開示されている。具体的には、一端に開口を有し、他端が閉塞した有底円筒状のプリフォームを加熱し、このプリフォームにおける開口側の首部を把持した状態でプリフォームの胴部をPETボトルの外形と同じ形状に形成された金型の内部に挿入する。そして、プリフォームの開口から高圧空気を導入することによって、プリフォームを金型の内部に密着するように膨張させてPETボトルを形成する。このPETボトルは、品質検査において、検査部位毎に輪切り状に切断されて複数のカット片に分割される。
【0003】
図7は、PETボトルを検査部位毎に切断したときの状態図である。図7の例では、PETボトル10を4つのカット片10a〜10dに分割している。品質検査では、各カット片10a〜10dの重量、肉厚、座屈強度などを計測し、計測結果を予め設定された設定値と比較することによって品質を検査する。計測結果と、設定値との差異が大きい場合には、品質検査の結果をブロー成形工程にフィードバックし、プリフォームの温度などのブロー成形の条件を調整する。これによって、PETボトルの良品率を向上させている。例えば、肉厚が設定値よりも薄くなっていた部位は、プリフォームにおいても他の部位と比較して肉厚が薄かった部位であると考えられる。これは、プリフォームにおける肉厚の薄い部位には熱が伝わりやすいので、ブロー成形工程において、他の部位に対して相対的に温度が高くなり、高圧空気の導入によって他の部位よりも大きく膨張したと考えられるからである。したがって、この部位の温度を低く設定することによって、肉厚を設定値に近づけることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平11−179794号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような品質検査では、ブロー成形工程の後でなければプリフォームの温度などのブロー成形の条件を調整することができないので、ブロー成形の条件が適切に調整されていない状態で一旦はPETボトルを成形することになる。したがって、ブロー成形の条件を最適化するのにPETボトルの成形を繰り返す必要があるので、PETボトルの製造効率が低下するという問題がある。
【0006】
ここで、前述したように、PETボトルにおける肉厚と、プリフォームにおける肉厚とは対応している。そこで、プリフォームを検査部位毎に分割して検査部位毎の肉厚を測定することによって、PETボトルの成形を繰り返すことなくブロー成形の条件を最適化することができると考えられる。また、検査部位毎の肉厚を測定する方法として、検査部位毎の重量を計測することによって、検査部位毎の肉厚を推定する方法が考えられる。これによれば、検査部位毎の重量を計測するだけでPETボトルを容易に検査することができる。
【0007】
ところで、一般的に、金属からなる円筒状の被切断物を切断する際には旋盤が用いられる。具体的には、旋盤は、主軸台にて被切断物を中心軸周りに回転させるとともに、突っ切りバイトと呼ばれる工具が固定された刃物台を移動させて突っ切りバイトの刃先を被切断物に押し込むことによって、被切断物を切断する。この突っ切りバイトの刃先は、先端側から基端側に向かうにしたがって刃厚が薄くなる断面台形状に形成されている。したがって、突っ切りバイトの刃先と、被切断物との接触面積は大きいので、被切断物を切断する際に多くの切り屑が発生することになる。このような旋盤を用いてプリフォームを切断すると、検査部位毎の重量は大きく変化してしまうので、検査部位毎の肉厚を適切に推定することができないという問題がある。
【0008】
本発明の目的は、重量を損なうことなくプリフォームを検査部位毎に分割することができるプリフォームの切断装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
かかる課題を解決すべく、本発明は、回転機構と、刃物とを有し、ブロー成形工程によって形成される樹脂製ボトルの原型となる有底筒状のプリフォームを切断するプリフォームの切断装置を提供する。回転機構は、プリフォームの中心軸が回転軸と一致するように、プリフォームを支持するとともに、プリフォームを回転軸周りに回転させる。刃物は、プリフォームの肉厚よりも長い刃渡りと、先鋭な刃先とを有し、回転軸と直交する方向に沿ってプリフォームに対して相対的に移動するとともに、刃先の向きが回転軸と直交する。
【0010】
ここで、本発明において、刃物は、刃先から峰側に離間した位置に、刃厚が薄くなるように形成された薄刃部を有し、刃先から薄刃部における最も刃厚の薄い部位までの長さは、プリフォームの肉厚よりも長いことが好ましい。また、刃物は、外周に沿って刃先を有する円盤状に形成されるとともに、中心軸周りに回転自在に設けられることが好ましい。さらに、プリフォームの切断装置は、プリフォームの中心軸と略平行な中心軸を有し、プリフォームの鉛直下方側に、水平方向に沿って互いに隣接して配設される円柱状の2つのローラーをさらに有することが好ましい。この場合、プリフォームは、2つのローラーと互いに当接するように、これらの2つのローラーに載置され、刃物は、プリフォームの鉛直上方側に設けられるとともに、鉛直方向に沿ってプリフォームに対して移動することが好ましい。また、この場合、回転機構は、2つのローラーを回転させることによって、プリフォームを回転させることが好ましい。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、回転機構の回転軸と直交する方向に沿って、刃物をプリフォームに対して相対的に移動させて刃先をプリフォームに押し込むことによって、プリフォームを輪切り状に切断することができる。また、刃物は、先鋭な刃先を有するので、刃物の刃先と、プリフォームとの接触面積は小さい。したがって、プリフォームを切断する際に切り屑が発生しにくくなり、重量を損なうことなくプリフォームを検査部位毎に分割することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】第1の実施形態に係るプリフォームおよびその切断装置の模式図
【図2】第1の実施形態に係るチャックの拡大斜視図
【図3】第1の実施形態に係るカッターの詳細を示す模式図
【図4】第1の実施形態に係るカッターをプリフォームに押し込んだときの断面図
【図5】第1の実施形態に係るプリフォームを検査部位毎に切断したときの状態図
【図6】第2の実施形態に係るプリフォームおよびその切断装置の模式図
【図7】PETボトルを検査部位毎に切断したときの状態図
【発明を実施するための形態】
【0013】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るプリフォームおよびその切断装置の模式図である。PETボトルの原型となるプリフォーム1は、一端に開口を有し、他端を閉塞した有底円筒状に形成されている。このプリフォーム1は、PETボトルの蓋を取り付けるためのネジ部が形成された開口側の首部11と、その他の部分である胴部12とを有している。
【0014】
切断装置2は、プリフォーム1を切断する装置である。この切断装置2は、旋盤における突っ切りバイトなどの切削工具をカッターに代えたものであり、基礎21と、主軸台22と、スライダ23とを主体に構成されている。回転機構としての主軸台22は、回転軸(主軸)周りに回転可能なチャック22Aと、チャック22Aを回転させるモータ(図示略)とを有する。チャック22Aの中心軸は、回転軸と一致している。スライダ23は、ハンドル23Aを回転させることによって、基礎21上を主軸台22の回転軸と平行な方向(図1の紙面左右方向)に沿って進退可能に構成されている(図1(a),(b)参照)。このスライダ23は、刃物台24を備える。刃物台24は、ハンドル24Aを回転させることによって、スライダ23上を主軸台22の回転軸と直交する方向(図1の紙面垂直方向)に沿って進退可能に構成されている。また、刃物台24には、刃の向きが主軸台22の回転軸と直交するように刃物としてのカッター25が固定されている。
【0015】
図2は、チャック22Aの拡大斜視図である。チャック22Aは、三つ爪のチャックである。このチャック22Aは、円筒状のナイロンチャック3を介してプリフォーム1の首部11を把持する。チャック22Aにて首部11を直に把持すると、首部11の外周に形成された凹凸状のネジ部を三つ爪で把持することになるので、首部11を安定して固定することができない。したがって、プリフォーム1の中心軸と、チャック22Aの中心軸とを一致させにくい。これに対して、ナイロンチャック3を介して首部11を把持すると、ナイロンチャック3の表面には凹凸がないので、首部11を安定して把持することができる。したがって、プリフォーム1の中心軸と、チャック22Aの中心軸、すなわち主軸台22の回転軸とを容易に一致させることができる(図1参照)。また、ナイロンチャック3には、中心軸の方向に沿ってスリット3Aが形成されている。これによれば、ナイロンチャック3の径を拡縮させることができるので、首部11に対してナイロンチャック3を着脱しやすい。
【0016】
図3は、カッター25の詳細を示す模式図である。図3では、カッター25を主軸台22の回転軸方向に沿ってハンドル23A側から見た図を下図に示し、カッター25のA−A'断面図を上図に示している。カッター25は、プリフォーム1の肉厚よりも長い刃渡りと、先鋭な刃先とを有する。ここで、先鋭な刃先とは、刃先角θを0°<θ<180°とする刃先をいい、本発明では、刃先角θは小さいほど好ましい。また、カッター25は、刃先から峰側(図3の右側)に離間した位置に形成された薄刃部25Aを有する。薄刃部25Aは、刃厚が薄くなるように、刃先の両面にそれぞれ断面三角形状に形成される。刃先から薄刃部25Aにおける最も刃厚の薄い部位までの長さDは、プリフォーム1の肉厚よりも長い。
【0017】
次に、プリフォーム1の切断方法について説明する。プリフォーム1の胴部12には、予め複数の検査部位が設定されている。そして、切断装置2を用いてプリフォーム1を切断することによって、胴部12を各検査部位に分割する。具体的には、まず、プリフォーム1の中心軸と、主軸台22の回転軸とを一致させるように、チャック22Aにプリフォーム1の首部11を把持させる。次に、ハンドル23Aを回転させることによって、スライダ23を進退させて所定の位置、すなわち各検査部位の切断位置までカッター25の刃を移動させる。次に、主軸台22のモータを駆動してプリフォーム1を回転軸周りに回転させる。そして、ハンドル24Aを回転させることによって、刃物台24を移動させて、すなわちカッター25を主軸台22の回転軸と直交する方向に沿って移動させてカッター25の刃先をプリフォーム1の胴部12に押し込むことによって、プリフォーム1を切断する。
【0018】
図4は、カッター25をプリフォーム1に押し込んだときの断面図である。図4では、プリフォーム1の回転方向を矢印Aで示し、カッター25の押し込み方向を矢印Bで示している。また、図4では、プリフォーム1の径方向の断面図を上図に示し、軸方向の断面図を下図に示している。カッター25は、刃先をプリフォーム1の胴部12に押し込むことによって、プリフォーム1を回転軸と直交する方向に沿って検査部位ごとに輪切り状に切断する。この切断に際しては、首部11から離れた検査部位から順番にプリフォーム1を切断していく。ここで、刃先から薄刃部25Aにおける最も刃厚の薄い部位までの長さDは、前述したように、プリフォーム1の肉厚よりも長いので、カッター25と、プリフォーム1との接触面積を減少させることができる。したがって、カッター25との接触に起因したプリフォーム1の変形を抑制することができる。
【0019】
図5は、プリフォーム1を検査部位毎に切断したときの状態図である。図5の例では、プリフォーム1の首部11を除いた胴部12は、3つの検査部位12a〜12cに分割されている。プリフォーム1の品質検査では、胴部12を検査部位毎に切断した後、各検査部位12a〜12cのそれぞれの重さを計測する。次に、計測結果に基づいて、各検査部位12a〜12cの肉厚を推定する。そして、推定された各検査部位12a〜12cの肉厚のそれぞれを予め設定された設定値と比較することによって、各検査部位12a〜12cの肉厚と、設定値との差異を検査部位毎に検査する。
【0020】
このように、本実施形態によれば、主軸台22の回転軸と直交する方向に沿って、カッター25をプリフォーム1に対して移動させて刃先をプリフォーム1に押し込むことによって、プリフォーム1を輪切り状に切断することができる。また、カッター25は、先鋭な刃先を有するので、カッター25の刃先と、プリフォーム1との接触面積は小さい。したがって、プリフォーム1を切断する際に切り屑が発生しにくくなり、重量を損なうことなくプリフォーム1を検査部位毎に分割することができる。
【0021】
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態に係るプリフォーム1およびその切断装置の模式図である。本実施形態の特徴は、切断装置4が外周に沿って刃先を有する円盤状に形成されたカッター45を有する点にある。なお、それ以外については、上述した第1の実施形態と同様なので、ここでの説明を省略する。
【0022】
切断装置4は、プリフォーム1を固定する円柱状の固定部41と、固定部41を中心軸周りに回転自在に支持する支持部42と、固定部41を中心軸(回転軸)周りに回転させるモータ43と、プリフォーム1の鉛直下方側に配設される円柱状の2つのローラー44と、プリフォーム1の鉛直上方側に配設されるカッター45とを主体に構成されている。なお、図6では、プリフォーム1の軸方向の断面図を左図に示し、径方向の断面図を右図に示している。
【0023】
固定部41は、プリフォーム1側に突出する突出部を有し、この突出部にプリフォーム1の首部11を挿入することによって、プリフォーム1を固定する。支持部42は、固定部41の軸方向(図6の白抜き矢印C方向)に沿ってスライド自在に構成されている。ローラー44は、プリフォーム1の中心軸と略平行な中心軸を有し、水平方向に沿って互いに隣接して配設される。ここで、プリフォーム1は、2つのローラー44と互いに当接するように、2つのローラー44に載置される。カッター45は、外周に沿って刃先を有する円盤状に形成される。このカッター45は、中心軸周りに回転自在に設けられるとともに、鉛直方向(図6の白抜き矢印D方向)、すなわち回転軸と直交する方向に沿ってプリフォーム1に対して進退可能に構成されている。
【0024】
プリフォーム1を切断するには、まず、支持部42をスライドさせてプリフォーム1を移動させることによって、各検査部位の切断位置までカッター45を相対的に移動させる。次に、モータ43を駆動してプリフォーム1を回転軸周りに回転させる。そして、カッター45を鉛直方向に沿って移動させてカッター45の刃先をプリフォーム1の胴部12に押し込むことによって、プリフォーム1を切断する。この際、ローラー44およびカッター45は、プリフォーム1の回転に伴って回転する。なお、図6では、プリフォーム1、ローラー44、およびカッター45の回転方向を矢印で示している。
【0025】
このように、本実施形態によれば、上述した第1の実施形態と同様、プリフォーム1を切断する際に切り屑が発生しにくくなり、重量を損なうことなくプリフォーム1を検査部位毎に分割することができる。
【0026】
なお、上述した第1の実施形態では、薄刃部25Aは、断面三角形状に形成されていたが、他の形状に形成されていてもよい。例えば、薄刃部は、断面半円状に形成されていてもよい。要するに、薄刃部は、刃先から峰側に離間した位置に、刃厚が薄くなるように形成されていればよい。また、刃物は、薄刃部を有していなくてもよい。
【0027】
また、上述した第1の実施形態では、刃物台24は、ハンドル24Aを回転させることによって、スライダ23上を主軸台22の回転軸と直交する方向に沿って進退可能に構成されていた。これに対して、例えば、主軸台22を回転軸と直交する方向に沿って進退可能に構成してもよい。また、上述した第2の実施形態では、カッター45は、鉛直方向に沿ってプリフォーム1に対して進退可能に構成されていた。これに対して、例えば、支持部42を鉛直方向に沿って進退可能に構成してもよい。すなわち、刃物は、回転軸と直交する方向に沿ってプリフォームに対して相対的に移動すればよい。
【0028】
また、上述した第2の実施形態では、モータ43を回転させることによって、プリフォーム1を回転させていたが、2つのローラー44を回転させることによって、プリフォーム1を回転させてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0029】
以上のように、本発明は、ブロー成形工程によって形成される樹脂製ボトルの原型となる有底筒状のプリフォームの切断装置に広く適用できる。
【符号の説明】
【0030】
1 プリフォーム
2 切断装置
3 ナイロンチャック
3A スリット
4 切断装置
11 首部
12 胴部
12a−12c 検査部位
21 基礎
22 主軸台
22A チャック
23 スライダ
23A ハンドル
24 刃物台
24A ハンドル
25 カッター
25A 薄刃部
41 固定部
42 支持部
43 モータ
44 ローラー
45 カッター

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ブロー成形工程によって形成される樹脂製ボトルの原型となる有底筒状のプリフォームを切断するプリフォームの切断装置において、
前記プリフォームの中心軸が回転軸と一致するように、前記プリフォームを支持するとともに、前記プリフォームを回転軸周りに回転させる回転機構と、
前記プリフォームの肉厚よりも長い刃渡りと、先鋭な刃先とを有し、前記回転軸と直交する方向に沿って前記プリフォームに対して相対的に移動するとともに、前記刃先の向きが前記回転軸と直交する刃物とを有することを特徴とするプリフォームの切断装置。
【請求項2】
前記刃物は、前記刃先から峰側に離間した位置に、刃厚が薄くなるように形成された薄刃部を有し、
前記刃先から前記薄刃部における最も刃厚の薄い部位までの長さは、前記プリフォームの肉厚よりも長いことを特徴とする請求項1に記載されたプリフォームの切断装置。
【請求項3】
前記刃物は、外周に沿って刃先を有する円盤状に形成されるとともに、中心軸周りに回転自在に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載されたプリフォームの切断装置。
【請求項4】
前記プリフォームの中心軸と略平行な中心軸を有し、前記プリフォームの鉛直下方側に、水平方向に沿って互いに隣接して配設される円柱状の2つのローラーをさらに有し、
前記プリフォームは、前記2つのローラーと互いに当接するように、当該2つのローラーに載置され、
前記刃物は、前記プリフォームの鉛直上方側に設けられるとともに、鉛直方向に沿って前記プリフォームに対して移動することを特徴とする請求項3に記載されたプリフォームの切断装置。
【請求項5】
前記回転機構は、前記2つのローラーを回転させることによって、前記プリフォームを回転させることを特徴とする請求項4に記載されたプリフォームの切断装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−245633(P2012−245633A)
【公開日】平成24年12月13日(2012.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−116851(P2011−116851)
【出願日】平成23年5月25日(2011.5.25)
【出願人】(309007911)サントリーホールディングス株式会社 (307)
【Fターム(参考)】