プレゼンテーションアプリケーションにおける文脈位置を明らかにするインテリジェントアジェンダオブジェクト
ユーザのプレゼンテーションの進行に追随するアウトラインを含むスライドショーを表示する方法は、コンフィギュレーションプログラム(CP)及びインテリジェントアジェンダプログラム(IAP)を含む。CPによりユーザは本発明のインテリジェントアジェンダを設定することができる。表示オプションを選択すると、ユーザはインテリジェントアジェンダのアウトラインの拡張を設定することができ、インテリジェントアジェンダに表示される行数を制限することができ、インテリジェントアジェンダに表示されるトピックを制限することができる。ユーザが、本発明と関連するプレゼンテーションプログラムを実行するときはいつでもIAPが実行する。IAPは拡張設定に従ってアウトラインを表示し、ユーザにより規定された設定制限に基づいてアウトラインを修正する。インテリジェントアジェンダはプレゼンテーションを通じてユーザの進行を追跡し、プレゼンテーションアウトラインにおける現在のトピックの文脈位置を聴衆に知らせる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、概して、スライドショー及びプレゼンテーション用のコンピュータプログラムに関し、特に、スライドに関するアウトラインを表示及び更新するコンピュータプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
MICROSOFT(Microsoft Corporationの商標)POWERPOINT(Microsoft Corporationの商標)及びLOTUS(IBM Corporationの商標)FREELANCE GRAPHICS(IBM Corporationの商標)のようなプレゼンテーションプログラムは当該技術分野において周知である。プレゼンテーションプログラムの一般に受け入れられている使用方法は、ユーザがプレゼンテーションプログラムでスライドショーの形態をとってプレゼンテーションを生成することである。ユーザは次に、プレゼンテーション中、スライドショーを聴衆に見せることができる。ユーザがスライドショーを聴衆に見せているとき、スライドショーにおける講演者の現在の文脈位置を判断できることは聴衆にとって有益である。文脈位置は、プレゼンテーションでのあらゆるトピックの文脈における現在のスライドの位置である。スライドショーにおける講演者の現在の文脈位置に関する認識は、現在のスライドで伝えられている情報を理解するように意味を追加し、聴衆の能力を高めることができる。現在、聴衆は、プレゼンテーションにおける講演者の現在の文脈位置を追跡し続ける方法を持たない。従って、プレゼンテーションにおける講演者の現在の文脈位置を聴衆に知らせる装置が必要である。
【0003】
ユーザは多くのプレゼンテーションプログラムによりページ番号をスライドに付けることができる。スライドにページ番号を付けることは、ページが何枚通過したか(すなわち、物理位置)を聴衆に教えるが、プレゼンテーションに関する文脈情報を何も伝えない。ページ番号が「YのうちのX番目のページ(Page X of Y)」書式を用いるときでさえ、ページ番号は文脈情報を何も伝えず、講演者が何よりもスライドを論じるのに多くの時間を費やす可能性があるので、ページ番号が過った方向に導くおそれがある。アウトラインタイプの書式は、文脈位置情報を聴衆に伝えるのに適している。従って、アウトライン書式で現在のスライドの文脈位置を聴衆に示す方法が必要である。
【0004】
静的印刷または電子文書に関する文脈情報を表示するアウトラインを用いてADOBE(R)文書を設定することができる。アウトラインは、現在のトピックより先行するトピックと、当面のトピックに続くトピックとを含む。アウトラインは最初に短縮されているが、読む人によりアウトライントピックを拡張することができる。読み人が文書をゆっくりと見直すことができ、文書を完全に制御するので、ADOBE(R)アウトラインは静的文書にとって有益である。しかし、ADOBE(R)ソフトウェアが、スライドへ映像または音声を追加するようなプレゼンテーション機能を含まず、講演者に動画または対話式のスライドを生成させることができないので、ADOBE(R)アウトラインは、聴衆に見せるスライドショーのような動的プレゼンテーションに適さない。
【0005】
その結果として、スライドショーにおける講演者の現在の位置を聴衆に知らせる方法が当該技術分野において必要である。聴衆が理解しやすいアウトライン書式で聴衆に知らせる方法まで広げる必要がある。また、講演者がアウトラインの拡張及び短縮を制御できるアウトラインが必要である。最後に、スライドショー中のスライドからアウトラインを作成する自動化法が必要である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記で確認された要求を満たす本発明の最初の態様は、ユーザのプレゼンテーションの進行に追随するアウトラインを含むスライドショーを表示する方法である。本発明のソフトウェア実施形態は、コンフィギュレーションプログラム(CP)及びインテリジェントアジェンダプログラム(IAP)を含む。CPによりユーザは本発明のインテリジェントアジェンダを設定することができる。ユーザはインテリジェントアジェンダの色及び線、インテリジェントアジェンダのサイズ、インテリジェントアジェンダのレイアウト、インテリジェントアジェンダの背景のピクチャ、インテリジェントアジェンダのテキストボックス、インテリジェントアジェンダのウェブオプション及びインテリジェントアジェンダの表示オプションを設定することができる。表示オプションを選択すると、ユーザはインテリジェントアジェンダのアウトラインの拡張を設定することができ、インテリジェントアジェンダに表示される行数を制限することができ、インテリジェントアジェンダに表示されるトピックを制限することができる。
【0007】
ユーザが、本発明と関連するプレゼンテーションプログラムを実行するときはいつでもIAPが実行する。ユーザがインテリジェントアジェンダを設定しなかったら、IAPは、選択されたスライドと、拡張されたアウトライン全体とを初期設定として表示する。ユーザがインテリジェントアジェンダを設定したならば、IAPは拡張設定に従ってアウトラインを表示し、ユーザにより規定された設定制限に基づいてアウトラインを修正する。ユーザは本発明を欠いたままで、スライドをナビゲートすることができる。本発明のインテリジェントアジェンダはプレゼンテーションを通じてユーザの進行を追跡し、プレゼンテーションアウトラインにおける現在のトピックの文脈位置を聴衆に知らせる。
【0008】
新規な特徴と確信する本発明の特性を特許請求の範囲に記載した。しかし、下記の例示的な実施形態の詳細な説明を添付図面と併せて読みながら、これを参照することにより本発明自体を理解するのが最も良い。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本明細書では、「上位にある」とは、メイントピックであるトピック、または、現在のトピックに対して高いところにあるサブトピックを意味すべきである。
【0010】
本明細書では、「隣接する」とは、現在のトピックの直前または直後のトピックを意味すべきである。
【0011】
本明細書では、「下位にある」とは、現在のトピックがメイントピックであろうとサブトピックであろうとにかかわらず、現在のトピックに対するサブトピックを意味すべきである。
【0012】
本明細書では、「コンピュータ」とは、ユーザまたは他のコンピュータと相互作用できるプロセッサ、メモリ及びオペレーティングシステムを有する機械を意味すべきであり、以下のものに限定するものではないが、デスクトップコンピュータ、ノート型コンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)サーバ、ハンドヘルドコンピュータ及び類似の装置を含むべきである。
【0013】
本明細書では、「メイントピック」とは、新たな主題を取り入れ、上位のトピックを持たないトピックを意味すべきである。
【0014】
本明細書では、「次へ」とは、現在のトピックから、それに続くトピックに進むことを意味すべきである。
【0015】
本明細書では、「プレゼンテーションプログラム」とは、スライドショーを表示するコンピュータプログラムを意味すべきである。
【0016】
本明細書では、「前へ」とは、現在のトピックから直前のトピックに戻ることを意味すべきである。
【0017】
本明細書では、「サブトピック」とは、メイントピックスライドにおける主題について詳細に述べるスライドを意味すべきである。
【0018】
本明細書では、「トピック」とは、プレゼンテーションプログラムスライドショーにおけるスライドを意味すべきである。
【0019】
図1は、本発明と関連するコンピュータネットワーク90の説明図である。コンピュータネットワーク90は、ネットワーク96に電気的に接続されているローカルコンピュータ95を含む。ローカルコンピュータ95は、ネットワーク96を介して遠隔コンピュータ94及び遠隔コンピュータ93に電気的に接続されている。ローカルコンピュータ95は、ネットワーク96を介してサーバ91及びデータベース92にも電気的に接続されている。ネットワーク96をローカルエリアネットワーク(LAN)のような簡易ネットワーク手段とすることができ、または、広域ネットワーク(WAN)あるいはインターネットのような大きいネットワークとすることができる。更に、図1に示すコンピュータネットワーク90は、本発明を含む実行可能な動作ネットワークを示すものであり、構造上の制限を意味するものではない。
【0020】
プロセッサ、メモリ及び入力/出力装置の接続及び位置付けを含むコンピュータの内部設定は当該技術分野において周知である。本発明は、コンピュータを動作させるためのコンピュータプログラムあるいはコンピュータプログラムで具体化できる方法である。図2を参照する。本発明の方法は、コンフィギュレーションプログラム(CP)300及びインテリジェントアジェンダプログラム(IAP)500によりソフトウェア上で実施される。本明細書で記述されているCP300及びIAP500を、図1に示したいずれかのコンピュータのメモリ内に記憶することができる。あるいはまた、CP300またはIAP500あるいはその両方を、取り外し可能なディスク、CD−ROMまたはUSB記憶装置のような外部記憶装置内に記憶することができる。メモリ100は図1のコンピュータのうちの1つのコンピュータ内にあるメモリを例示する。また、メモリ100はプレゼンテーションプログラムあるいはプレゼンテーションプログラム120を含む。プレゼンテーションプログラム120は、プレゼンテーションで視覚資材として一般に用いられるコンピュータプログラムである。プレゼンテーションプログラム120の例として、MICROSOFT(R)POWERPOINT(R)及びLOTUS(R)FREELANCE GRAPHICS(R)が挙げられる。本発明は、メモリ100を介してプレゼンテーションプログラム120とインターフェースをとることができる。本発明の一部として、プレゼンテーションプログラム120、CP300及びIAP500のいずれか1つまたは任意の組み合わせをもってメモリ100を構成することができる。プロセッサ106は、プレゼンテーションプログラム120、CP300及びIAP500のいずれか1つまたは任意の組み合わせに含まれている命令を実行することができる。プロセッサ106は、表示装置102上にデータを表示し、ユーザ入力装置104上のユーザ入力を受け入れることもできる。プロセッサ106、ユーザ入力装置104、表示装置102及びメモリ100は、図1におけるローカルコンピュータ95のようなコンピュータの一部である。プロセッサ106は、ネットワーク96を介して他のコンピュータと通信することができる。
【0021】
他の実施形態では、プレゼンテーションプログラム120、CP300及びIAP500のいずれか1つまたは任意の組み合わせを他のコンピュータのメモリに記憶することができる。プレゼンテーションプログラム120、CP300及びIAP500のいずれか1つまたは任意の組み合わせを他のコンピュータのメモリに記憶することにより、プロセッサ作業負荷を、1つのプロセッサの代わりに複数のプロセッサにわたって分散させることができる。様々なメモリにわたるプレゼンテーションプログラム120、CP300及びIAP500のいずれか1つまたは任意の組み合わせの更なる構成は当業者により既知である。本発明を、方法、スタンドアロンコンピュータプログラム、または既存のコンピュータプログラムへのプラグインとすることができる。当業者は、既存のコンピュータプログラムへプラグインするため、本明細書に記載するようなコンピュータプログラムを設定する方法を知っている。
【0022】
図3には、本発明の概念を示すのに用いられるスライドショーのアウトライン200を示す。トピックを2つの区分すなわちメイントピック及びサブトピックに分割することができる。メイントピックは、新たな主題を取り入れるスライドである。サブトピックは、メイントピックスライドにおける主題について詳細に述べるスライドである。メイントピックは、サブトピックより上位にあることを意味する。サブトピックは、メイントピックより下位にあることを意味する。トピックの区分にかかわらず、現在のトピックから、それに続くトピックに進むことは、次のトピックに行くことを意味する。同様に、現在のトピックから直前のトピックに戻ることは、前のトピックに行くことを意味する。図3では、アウトライン200が、8個のメイントピックに配置された12個のスライドを含む。メイントピックIVは3個のサブトピックを有し、メイントピックVは1個のサブトピックを有する。
【0023】
図4には、本発明のコンフィギュレーションプログラム(CP)300のロジックを示す。CP300は、本発明のインテリジェントアジェンダを設定するプログラムである。ユーザがプレゼンテーションプログラム120のオプションメニュを呼び出すときにCP300は開始する(302)。次に、ユーザはインテリジェントアジェンダオプションをオプションメニュから選択する(304)。その後、CP300は、プレゼンテーションプログラム120でスライドからタイトルを読み取る(306)。トピックが正しいアウトライン書式であるかを決定するため、CP300はユーザに問い合わせを行う(308)。トピックが正しいアウトライン書式であれば、CP300はステップ312に進む。トピックが正しいアウトライン書式でなければ、ユーザはトピックのアウトラインを再編成する(310)。トピックのアウトラインを再編成する場合、ユーザはトピック及びサブトピックの編成を取り決めることができる。ユーザは所望に応じてトピックの名称を変更することもできる。次に、CP300はステップ312に進む。
【0024】
ステップ312では、ユーザがインテリジェントアジェンダ色及び線を設定したいかをCP300が決定する(312)。ユーザがインテリジェントアジェンダ色及び線を設定したくなければ、CP300はステップ316に進む。ユーザがインテリジェントアジェンダ色及び線を設定したければ、CP300はインテリジェントアジェンダ色及び線のユーザ設定を受け入れる(314)。ユーザは、図5に示すGUI400を用いてインテリジェントアジェンダ色及び線を設定することができる。次に、CP300はステップ316に進む。
【0025】
ステップ316では、ユーザがインテリジェントアジェンダサイズを設定したいかをCP300が決定する(316)。ユーザがインテリジェントアジェンダサイズを設定したくなければ、CP300はステップ320に進む。ユーザがインテリジェントアジェンダサイズを設定したければ、CP300はインテリジェントアジェンダサイズのユーザ設定を受け入れる(318)。ユーザは、図6に示すGUI400を用いてインテリジェントアジェンダサイズを設定することができる。次に、CP300はステップ320に進む。
【0026】
ステップ320では、ユーザがインテリジェントアジェンダレイアウトを設定したいかをCP300が決定する(320)。ユーザがインテリジェントアジェンダレイアウトを設定したくなければ、CP300はステップ324に進む。ユーザがインテリジェントアジェンダレイアウトを設定したければ、CP300はインテリジェントアジェンダレイアウトのユーザ設定を受け入れる(322)。ユーザは、図7に示すGUI400を用いてインテリジェントアジェンダレイアウトを設定することができる。次に、CP300はステップ324に進む。
【0027】
ステップ324では、ユーザがインテリジェントアジェンダピクチャを設定したいかをCP300が決定する(324)。ユーザがインテリジェントアジェンダピクチャを設定したくなければ、CP300はステップ328に進む。ユーザがインテリジェントアジェンダピクチャを設定したければ、CP300はインテリジェントアジェンダピクチャのユーザ設定を受け入れる(326)。ユーザは、図8に示すGUI400を用いてインテリジェントアジェンダピクチャを設定することができる。次に、CP300はステップ328に進む。
【0028】
ステップ328では、ユーザがインテリジェントアジェンダテキストボックスを設定したいかをCP300が決定する(328)。ユーザがインテリジェントアジェンダテキストボックスを設定したくなければ、CP300はステップ332に進む。ユーザがインテリジェントアジェンダテキストボックスを設定したければ、CP300はインテリジェントアジェンダテキストボックスのユーザ設定を受け入れる(330)。ユーザは、図9に示すGUI400を用いてインテリジェントアジェンダテキストボックスを設定することができる。次に、CP300はステップ332に進む。
【0029】
ステップ332では、ユーザがインテリジェントアジェンダウェブオプションを設定したいかをCP300が決定する(332)。ユーザがインテリジェントアジェンダウェブオプションを設定したくなければ、CP300はステップ336に進む。ユーザがインテリジェントアジェンダウェブオプションを設定したければ、CP300はインテリジェントアジェンダウェブオプションのユーザ設定を受け入れる(334)。ユーザは、図10に示すGUI400を用いてインテリジェントアジェンダウェブオプションを設定することができる。次に、CP300はステップ336に進む。
【0030】
ステップ336では、ユーザがインテリジェントアジェンダ表示オプションを設定したいかをCP300が決定する(336)。ユーザがインテリジェントアジェンダ表示オプションを設定したくなければ、CP300はステップ340に進む。ユーザがインテリジェントアジェンダ表示オプションを設定したければ、CP300はインテリジェントアジェンダ表示オプションのユーザ設定を受け入れる(338)。ユーザは、図11に示すGUI400を用いてインテリジェントアジェンダ表示オプションを設定することができる。次に、CP300はステップ340に進む。ステップ340では、CP300が終了する(340)。
【0031】
図5は、ユーザが本発明のインテリジェントアジェンダを設定できるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)400の説明図である。GUI400は色及び線タブ410のような複数の設定タブを含む。色及び線タブ410は塗りつぶしオプション412、線オプション414及び矢印オプション416を含む。ユーザは、塗りつぶしオプション412を用いてインテリジェントアジェンダの背景色及び透かしを設定することができる。ユーザは、線オプション414を用いてスライドの残りからインテリジェントアジェンダを分離するのに用いられる線の色、スタイル及び幅を設定することができる。ユーザは、矢印オプション416を用いてインテリジェントアジェンダ上の現在のトピックまたはサブトピックを指し示すポインタ矢印のスタイル及びサイズを設定することができる。ユーザは、「OK」ボタンをクリックすることにより設定オプションを受け入れることができ、または、「キャンセル」ボタンをクリックすることにより設定オプションをキャンセルすることができる。その他のオプションを色及び線タブ410に設定できることを当業者は理解するであろう。
【0032】
図6は、サイズタブ420を表示するGUI400の説明図である。サイズタブ420によりユーザは本発明のインテリジェントアジェンダのサイズを設定することができる。サイズタブ420は、サイズ及び回転オプション422、比率オプション424、並びに原型のサイズデータ426を含む。サイズ及び回転オプション422よりユーザはインテリジェントアジェンダの高さ及び幅を設定することができる。所望に応じ、サイズ及び回転オプション422よりユーザはインテリジェントアジェンダを回転することもできる。比率オプション424は、ユーザがインテリジェントアジェンダの相対的サイズを変更することによりインテリジェントアジェンダの高さ及び幅を修正できるようにする。また、比率オプション424によりユーザがインテリジェントアジェンダの縦横比(高さ対幅の比率)を固定することができる。比率オプション424によりユーザが、原型のピクチャサイズに対して高さ及び幅を変更することもできる。原型のサイズデータ426はインテリジェントアジェンダの原型のサイズであり、インテリジェントアジェンダのサイズを修正する際、ユーザは原型のサイズデータ426を基準として用いることができる。「リセット」ボタンによりユーザは、原型のサイズデータ426に記述されているサイズにインテリジェントアジェンダのサイズをリセットすることができる。ユーザは、「OK」ボタンをクリックすることにより設定オプションを受け入れることができ、または、「キャンセル」ボタンをクリックすることにより設定オプションをキャンセルすることができる。その他のオプションをサイズタブ420に設定できることを当業者は理解するであろう。
【0033】
図7は、レイアウトタブ430を表示するGUI400の説明図である。レイアウトタブ430によりユーザは本発明のインテリジェントアジェンダのレイアウトを設定することができる。レイアウトタブ430は、ラッピングスタイルオプション432、水平方向の配置オプション434及びスライド上の位置オプション436を含む。ラッピングスタイルオプション432によりユーザは、インテリジェントアジェンダがスライドのテキストと相互作用する方法を設定することができる。実行可能なラッピングオプションは、テキスト行内、四角、密接、テキストの背面及びテキストの前面である。水平方向の配置オプション434によりユーザはインテリジェントアジェンダの水平方向の配置を指定することができる。実行可能な水平方向の配置は左、中央、右及びその他である。レイアウトタブ430がインテリジェントアジェンダの垂直方向の配置について類似のオプションを用いて設定できることを当業者は理解するであろう。ユーザが水平方向の配置オプション434の「その他」を選択すれば、ユーザは、スライド上の位置オプション436を用いて水平方向の配置を指定する必要がある。ユーザは、スライド上の位置オプション436を用いてインテリジェントアジェンダの垂直方向の位置をも指定することができる。ユーザは、「OK」ボタンをクリックすることにより設定オプションを受け入れることができ、または、「キャンセル」ボタンをクリックすることにより設定オプションをキャンセルすることができる。その他のオプションをレイアウトタブ430に設定できることを当業者は理解するであろう。
【0034】
図8は、ピクチャタブ440を表示するGUI400の説明図である。.jpg、.gifまたは.bmpファイルのような画像ファイルからのピクチャを用いて本発明のインテリジェントアジェンダを設定することができる。画像ファイルをインターネット上に記憶し、本発明のインテリジェントアジェンダが画像ファイルにアクセスすることができる。ピクチャタブ440によりユーザは本発明のインテリジェントアジェンダのピクチャを設定することができる。ピクチャタブ440は切り取りオプション442及び画像制御オプション444を含む。切り取りオプション442によりユーザは、大きいピクチャからピクチャの一部を切り取ることができる。画像制御オプション444によりユーザは、インテリジェントアジェンダの背景に用いられるピクチャの色、輝度及びコントラストを制御することができる。所望に応じ、「圧縮」ボタンによりユーザは画像を圧縮または引き伸ばすことができる。ユーザが色、輝度及びコントラスト設定を修正した後、「リセット」ボタンによりユーザは色、輝度及びコントラスト設定をリセットすることができる。ユーザは、「OK」ボタンをクリックすることにより設定オプションを受け入れることができ、または、「キャンセル」ボタンをクリックすることにより設定オプションをキャンセルすることができる。その他のオプションをピクチャタブ440に設定できることを当業者は理解するであろう。
【0035】
図9は、テキストボックスタブ450を表示するGUI400の説明図である。テキストボックスタブ450によりユーザは本発明のインテリジェントアジェンダ内にテキスト表示領域を設定することができる。テキストボックスタブ450は内部余白オプション452を含む。内部余白オプション452によりユーザはインテリジェントアジェンダ内部の上、下、左及び右余白を設定することができる。ユーザは、インテリジェントアジェンダのテキストをワードラップするチェックボックスを選択することもできる。更に、ユーザは、インテリジェントアジェンダ内にテキストを合わせるようにインテリジェントアジェンダのサイズを再設定するチェックボックスを選択することができる。ユーザは、インテリジェントアジェンダのテキストを書式化する「フォーマット呼び出し」ボタンを選択することができる。ユーザは、インテリジェントアジェンダのテキストボックスをフレームに変更する「フレームへの変換」ボタンを選択することができる。ユーザは、「OK」ボタンをクリックすることにより設定オプションを受け入れることができ、または、「キャンセル」ボタンをクリックすることにより設定オプションをキャンセルすることができる。その他のオプションをテキストボックスタブ450に設定できることを当業者は理解するであろう。
【0036】
図10は、ウェブタブ460を表示するGUI400の説明図である。本発明の一部として、インターネットに記憶されているピクチャを用いてインテリジェントアジェンダを設定することができる。ウェブタブ460によりユーザは、インターネット画像をロードしているとき、または利用できないときに表示する代わりのメッセージを設定することができる。ウェブタブ460は代わりのテキストオプション462を含む。代わりのテキストオプションによりユーザは、インターネットからの画像を表示することができないときに表示するテキストを入力することができる。ユーザは、「OK」ボタンをクリックすることにより設定オプションを受け入れることができ、または、「キャンセル」ボタンをクリックすることにより設定オプションをキャンセルすることができる。その他のオプションをウェブタブ460に設定できることを当業者は理解するであろう。
【0037】
図11は、表示オプションタブ470を表示するGUI400の説明図である。表示オプションタブ470によりユーザは、本発明のインテリジェントアジェンダのアウトラインの表示及び拡張を設定することができる。表示オプションタブ470は拡張オプション472、行数制限オプション474及び表示アウトライン制限オプション476を含む。拡張オプション472によりユーザは、メイントピックを超えてアウトラインを拡張するチェックボックスを選択することができる。ユーザは、アウトライン全体を拡張するよう選択することができ、または、特定のレベル数のアウトラインだけを拡張するよう選択することができる。ユーザは、現在のトピックだけを拡張するようプレゼンテーションプログラムに命令するチェックボックスも選択することができる。
【0038】
行数制限オプション474によりユーザは、インテリジェントアジェンダに表示される行数を制限することができる。行数制限オプション474のチェックボックスを選択することによりユーザは、インテリジェントアジェンダに表示される行の総数を設定することができる。アウトラインの行数が、行数制限オプション474で設定された表示行数を超えると、ユーザは、表示される行を決定する方法を選択する必要がある。ユーザは、トピックの区分(すなわち、メイントピックまたはサブトピック)にかかわらず、隣接するトピックを表示するラジオボタンを選択することができる。このオプションは、現在のトピックの直前及び直後が何であるかを聴衆が知る必要があるときに有益である。あるいはまた、ユーザは、メイントピックと、現在のトピックより上位にあるサブトピックとを表示するラジオボタンを選択することができ、その後、許可されるならば、他に隣接のトピックを表示する。例えば、ユーザが現在、図3の7番目のスライド(すなわち、IVのC.例)にいる場合であって、表示される行の数を5に制限し、2番目の表示オプションを選択している場合、本発明は、インテリジェントアジェンダの4番目〜8番目のスライドからトピックを表示する。7番目のスライドが現在のスライドであるので、本発明はアウトラインの7番目のスライドのトピックを表示する。4番目のスライドが現在のスライドより上位にあるので、本発明は4番目のスライドのトピックをもアウトラインに表示する。4番目のスライドの上位にこれ以上トピックが存在しないので、本発明は、現在のスライドに隣接するスライドすなわち5番目、6番目及び8番目のスライドのトピックを表示する。第2のオプションは、聴衆が現在のスライドの文脈配置を理解する必要があるときに有益である。
【0039】
表示アウトライン制限オプション476によりユーザは、所望のアウトライントピックのみが表示されるようにインテリジェントアジェンダのアウトラインの表示を設定することができる。ユーザは、現在のトピックより前のトピックを表示するチェックボックスを選択することができる。このことは、プレゼンテーション中に既に取り上げられたアウトライントピックが何であるかを聴衆が知る必要があるときに有益である。ユーザは、現在のトピックより後のトピックを表示するチェックボックスをも選択することができる。このことは、プレゼンテーションで次に取り上げられるアウトライントピックが何であるかを聴衆が知る必要があるときに有益である。どちらのチェックボックスも選択しないことによりインテリジェントアジェンダは現在のトピックのみを表示することができる。両方のチェックボックスを選択することによりインテリジェントアジェンダは、行数制限オプション474の制限に従って現在のトピックより前と後のトピックを表示することができる。ユーザは、「OK」ボタンをクリックすることにより設定オプションを受け入れることができ、または、「キャンセル」ボタンをクリックすることにより設定オプションをキャンセルすることができる。その他のオプションを表示オプションタブ470に設定できることを当業者は理解するであろう。
【0040】
図12には、本発明のインテリジェントアジェンダプログラム(IAP)500のロジックを示す。IAP500は、プレゼンテーションプログラム120のスライドのインテリジェントアジェンダを表示するコンピュータプログラムである。IAP500は、CP300でユーザにより選択された設定に従ってインテリジェントアジェンダを表示する。ユーザがプレゼンテーションプログラム120を実行する際にIAP500が開始する(502)。次に、IAP500はスライドショーの最初のスライドを表示する(504)。次に、IAP500は、ユーザが表示オプションを設定したかを決定する(506)。ユーザは、表示オプションタブ470を用いて表示オプションを設定することができる。ユーザが表示オプションを設定しなかったら、IAP500はアウトラインのトピックのすべてを表示し(508)、ステップ522に進む。ユーザが表示オプションを設定したならば、IAP500は、ユーザが拡張オプションを設定したかを決定する(510)。ユーザが拡張オプションを設定しなかったら、IAP500はステップ514に進む。ユーザが拡張オプションを設定したならば、IAP500は、ユーザにより選択された設定オプションに従って拡張されたアウトラインを表示する(512)。次に、IAP500はステップ514に進む。
【0041】
ステップ514では、IAP500は、ユーザが表示行数を制限したかを決定する(514)。ユーザが表示行数を制限しなかったら、IAP500はステップ518に進む。ユーザが表示行数を制限したならば、IAP500は、ユーザにより選択された設定オプションに従ってアウトラインを修正するか、または表示するか、あるいはこれらの両方を行う(516)。アウトラインがステップ512で表示されなかったら、IAP500はステップ516でアウトラインを表示する。アウトラインがステップ512で表示されたならば、IAP500はステップ516でアウトラインを修正する。次に、IAP500はステップ518に進む。
【0042】
ステップ518では、IAP500は、ユーザが前後のトピックの表示を制限したかを決定する(518)。ユーザが前後のトピックの表示を制限しなかったら、IAP500はステップ522に進む。ユーザが前後のトピックの表示を制限したならば、IAP500は、ユーザにより選択された設定オプションに従ってアウトラインを修正するか、または表示するか、あるいはこれらの両方を行う(520)。アウトラインがステップ512またはステップ516で表示されなかったら、IAP500はステップ520でアウトラインを表示する。アウトラインがステップ512またはステップ516で表示されたならば、IAP500はステップ520でアウトラインを修正する。次に、IAP500はステップ522に進む。
【0043】
ステップ522では、IAP500は、スライドショーで残ったスライドがあるかを決定する(522)。残ったスライドがなければ、IAP500は終了する(528)。残ったスライドが存在すれば、IAP500は、ユーザがスライドをナビゲートするのを待つ(524)。ユーザは、次のスライド、前のスライド、または、スライドショーのスライドのどれかを選択することによりスライドをナビゲートすることができる。ユーザがスライドをナビゲートすると、IAP500は、ユーザにより選択されたスライド(すなわち、次のスライド、前のスライド、または、選択されたスライド)を表示し、ステップ506に戻る。
【0044】
図13、図14、図15及び図16には、本発明のインテリジェントアジェンダのアウトラインを下に向かっていくポインタの進行を示す。インテリジェントアジェンダは、スライドの左下隅に提示されているアウトラインである。ユーザが、あるスライドから他のスライドにナビゲートするとき、ポインタは、ユーザが論じている現在のトピックを指し示す。更に、現在のトピックは、インテリジェントアジェンダ上にボールド体で提示されている。図13〜図16は、図17〜図23の比較のために用いられる。
【0045】
図17には、色及び線タブ410を用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す。図17では、アウトラインの背景色が除去されている。
【0046】
図18には、レイアウトタブ430を用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す。インテリジェントアジェンダは左下隅から右下隅へ移動されている。
【0047】
図19には、表示オプションタブ470において拡張オプション472を用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す。特に、図19では、インテリジェントアジェンダは現在のサブトピックに対してアウトラインを拡張している。また、図19では、メイントピックがボールド体であって、ポインタにより指し示されるが、現在のサブトピックのみがボールド体であるようにインテリジェントアジェンダが設定されている。ユーザが次のスライドにナビゲートすれば、「詳細な部分」項目はもはやボールド体ではなくなり、「支援情報」アウトライン項目がボールド体になる。
【0048】
図20及び21には、表示オプションタブ470において行数制限オプション474を用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す。特に、図20及び21では、行数は5に制限されている。図20には、行数制限オプション474における2つの表示方法の一方を示す。図21には、行数制限オプション474における2つの表示方法の他方を示す。
【0049】
図22及び23には、表示オプションタブ470において表示アウトライン制限オプション476を用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す。特に、図22では、ユーザは、現在のトピックより前のトピックではなく、現在のトピックより後のトピックを表示するように選択している。図23では、ユーザは、現在のトピックより後のトピックではなく、現在のトピックより前のトピックを表示するように選択している。
【0050】
本発明の他の実施形態では、各アウトライン項目の大体の長さ、または、プレゼンテーションの大体の長さ、あるいはその両方を知らせるタイマを用いてインテリジェントアジェンダを設定することができる。この実施形態は、聴衆が特定のトピックにおける残りの時間、または、プレゼンテーション全体に対する残りの時間を知る必要があるときに有益である。
【0051】
上記の説明に関して、当然のことながら、サイズ変化、資料、形状、形式、機能、操作方法、組み立て及び使用を含む本発明の部分に対して最適な寸法関係が当業者に簡単に分かると考えられる。本発明は、図面及び本明細書に示すものに等価な関係のすべてを含む。この開示に含まれている幾つかのステップを再順序付けまたは削除することに関して、本発明の斬新な精神は依然として具体化されている。本発明の精神は、特許請求の範囲の適切な解釈によることを除く何らかの方法で限定されることを意味するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】本発明を実施するのに用いられるコンピュータネットワークの説明図である。
【図2】メモリ及びプロセッサを含み、本発明と関連するコンピュータの説明図である。
【図3】本発明に関するトピックのアウトラインの説明図である。
【図4】本発明のコンフィギュレーションプログラム(CP)のロジックの説明図である。
【図5】本発明の色及び線タブの説明図である。
【図6】本発明のサイズタブの説明図である。
【図7】本発明のレイアウトタブの説明図である。
【図8】本発明のピクチャタブの説明図である。
【図9】本発明のテキストボックスタブの説明図である。
【図10】本発明のウェブタブの説明図である。
【図11】本発明の表示オプションタブの説明図である。
【図12】本発明のインテリジェントアジェンダプログラム(IAP)のロジックの説明図である。
【図13】本発明のインテリジェントアジェンダを下に向かっていくポインタの進行を示す図である。
【図14】本発明のインテリジェントアジェンダを下に向かっていくポインタの進行を示す図である。
【図15】本発明のインテリジェントアジェンダを下に向かっていくポインタの進行を示す図である。
【図16】本発明のインテリジェントアジェンダを下に向かっていくポインタの進行を示す図である。
【図17】CPの色及び線タブを用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す図である。
【図18】CPのレイアウトタブを用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す図である。
【図19】CPの表示オプションタブを用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す図である。
【図20】CPの表示オプションタブを用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す図である。
【図21】CPの表示オプションタブを用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す図である。
【図22】CPの表示オプションタブを用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す図である。
【図23】CPの表示オプションタブを用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す図である。
【技術分野】
【0001】
本発明は、概して、スライドショー及びプレゼンテーション用のコンピュータプログラムに関し、特に、スライドに関するアウトラインを表示及び更新するコンピュータプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
MICROSOFT(Microsoft Corporationの商標)POWERPOINT(Microsoft Corporationの商標)及びLOTUS(IBM Corporationの商標)FREELANCE GRAPHICS(IBM Corporationの商標)のようなプレゼンテーションプログラムは当該技術分野において周知である。プレゼンテーションプログラムの一般に受け入れられている使用方法は、ユーザがプレゼンテーションプログラムでスライドショーの形態をとってプレゼンテーションを生成することである。ユーザは次に、プレゼンテーション中、スライドショーを聴衆に見せることができる。ユーザがスライドショーを聴衆に見せているとき、スライドショーにおける講演者の現在の文脈位置を判断できることは聴衆にとって有益である。文脈位置は、プレゼンテーションでのあらゆるトピックの文脈における現在のスライドの位置である。スライドショーにおける講演者の現在の文脈位置に関する認識は、現在のスライドで伝えられている情報を理解するように意味を追加し、聴衆の能力を高めることができる。現在、聴衆は、プレゼンテーションにおける講演者の現在の文脈位置を追跡し続ける方法を持たない。従って、プレゼンテーションにおける講演者の現在の文脈位置を聴衆に知らせる装置が必要である。
【0003】
ユーザは多くのプレゼンテーションプログラムによりページ番号をスライドに付けることができる。スライドにページ番号を付けることは、ページが何枚通過したか(すなわち、物理位置)を聴衆に教えるが、プレゼンテーションに関する文脈情報を何も伝えない。ページ番号が「YのうちのX番目のページ(Page X of Y)」書式を用いるときでさえ、ページ番号は文脈情報を何も伝えず、講演者が何よりもスライドを論じるのに多くの時間を費やす可能性があるので、ページ番号が過った方向に導くおそれがある。アウトラインタイプの書式は、文脈位置情報を聴衆に伝えるのに適している。従って、アウトライン書式で現在のスライドの文脈位置を聴衆に示す方法が必要である。
【0004】
静的印刷または電子文書に関する文脈情報を表示するアウトラインを用いてADOBE(R)文書を設定することができる。アウトラインは、現在のトピックより先行するトピックと、当面のトピックに続くトピックとを含む。アウトラインは最初に短縮されているが、読む人によりアウトライントピックを拡張することができる。読み人が文書をゆっくりと見直すことができ、文書を完全に制御するので、ADOBE(R)アウトラインは静的文書にとって有益である。しかし、ADOBE(R)ソフトウェアが、スライドへ映像または音声を追加するようなプレゼンテーション機能を含まず、講演者に動画または対話式のスライドを生成させることができないので、ADOBE(R)アウトラインは、聴衆に見せるスライドショーのような動的プレゼンテーションに適さない。
【0005】
その結果として、スライドショーにおける講演者の現在の位置を聴衆に知らせる方法が当該技術分野において必要である。聴衆が理解しやすいアウトライン書式で聴衆に知らせる方法まで広げる必要がある。また、講演者がアウトラインの拡張及び短縮を制御できるアウトラインが必要である。最後に、スライドショー中のスライドからアウトラインを作成する自動化法が必要である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記で確認された要求を満たす本発明の最初の態様は、ユーザのプレゼンテーションの進行に追随するアウトラインを含むスライドショーを表示する方法である。本発明のソフトウェア実施形態は、コンフィギュレーションプログラム(CP)及びインテリジェントアジェンダプログラム(IAP)を含む。CPによりユーザは本発明のインテリジェントアジェンダを設定することができる。ユーザはインテリジェントアジェンダの色及び線、インテリジェントアジェンダのサイズ、インテリジェントアジェンダのレイアウト、インテリジェントアジェンダの背景のピクチャ、インテリジェントアジェンダのテキストボックス、インテリジェントアジェンダのウェブオプション及びインテリジェントアジェンダの表示オプションを設定することができる。表示オプションを選択すると、ユーザはインテリジェントアジェンダのアウトラインの拡張を設定することができ、インテリジェントアジェンダに表示される行数を制限することができ、インテリジェントアジェンダに表示されるトピックを制限することができる。
【0007】
ユーザが、本発明と関連するプレゼンテーションプログラムを実行するときはいつでもIAPが実行する。ユーザがインテリジェントアジェンダを設定しなかったら、IAPは、選択されたスライドと、拡張されたアウトライン全体とを初期設定として表示する。ユーザがインテリジェントアジェンダを設定したならば、IAPは拡張設定に従ってアウトラインを表示し、ユーザにより規定された設定制限に基づいてアウトラインを修正する。ユーザは本発明を欠いたままで、スライドをナビゲートすることができる。本発明のインテリジェントアジェンダはプレゼンテーションを通じてユーザの進行を追跡し、プレゼンテーションアウトラインにおける現在のトピックの文脈位置を聴衆に知らせる。
【0008】
新規な特徴と確信する本発明の特性を特許請求の範囲に記載した。しかし、下記の例示的な実施形態の詳細な説明を添付図面と併せて読みながら、これを参照することにより本発明自体を理解するのが最も良い。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本明細書では、「上位にある」とは、メイントピックであるトピック、または、現在のトピックに対して高いところにあるサブトピックを意味すべきである。
【0010】
本明細書では、「隣接する」とは、現在のトピックの直前または直後のトピックを意味すべきである。
【0011】
本明細書では、「下位にある」とは、現在のトピックがメイントピックであろうとサブトピックであろうとにかかわらず、現在のトピックに対するサブトピックを意味すべきである。
【0012】
本明細書では、「コンピュータ」とは、ユーザまたは他のコンピュータと相互作用できるプロセッサ、メモリ及びオペレーティングシステムを有する機械を意味すべきであり、以下のものに限定するものではないが、デスクトップコンピュータ、ノート型コンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)サーバ、ハンドヘルドコンピュータ及び類似の装置を含むべきである。
【0013】
本明細書では、「メイントピック」とは、新たな主題を取り入れ、上位のトピックを持たないトピックを意味すべきである。
【0014】
本明細書では、「次へ」とは、現在のトピックから、それに続くトピックに進むことを意味すべきである。
【0015】
本明細書では、「プレゼンテーションプログラム」とは、スライドショーを表示するコンピュータプログラムを意味すべきである。
【0016】
本明細書では、「前へ」とは、現在のトピックから直前のトピックに戻ることを意味すべきである。
【0017】
本明細書では、「サブトピック」とは、メイントピックスライドにおける主題について詳細に述べるスライドを意味すべきである。
【0018】
本明細書では、「トピック」とは、プレゼンテーションプログラムスライドショーにおけるスライドを意味すべきである。
【0019】
図1は、本発明と関連するコンピュータネットワーク90の説明図である。コンピュータネットワーク90は、ネットワーク96に電気的に接続されているローカルコンピュータ95を含む。ローカルコンピュータ95は、ネットワーク96を介して遠隔コンピュータ94及び遠隔コンピュータ93に電気的に接続されている。ローカルコンピュータ95は、ネットワーク96を介してサーバ91及びデータベース92にも電気的に接続されている。ネットワーク96をローカルエリアネットワーク(LAN)のような簡易ネットワーク手段とすることができ、または、広域ネットワーク(WAN)あるいはインターネットのような大きいネットワークとすることができる。更に、図1に示すコンピュータネットワーク90は、本発明を含む実行可能な動作ネットワークを示すものであり、構造上の制限を意味するものではない。
【0020】
プロセッサ、メモリ及び入力/出力装置の接続及び位置付けを含むコンピュータの内部設定は当該技術分野において周知である。本発明は、コンピュータを動作させるためのコンピュータプログラムあるいはコンピュータプログラムで具体化できる方法である。図2を参照する。本発明の方法は、コンフィギュレーションプログラム(CP)300及びインテリジェントアジェンダプログラム(IAP)500によりソフトウェア上で実施される。本明細書で記述されているCP300及びIAP500を、図1に示したいずれかのコンピュータのメモリ内に記憶することができる。あるいはまた、CP300またはIAP500あるいはその両方を、取り外し可能なディスク、CD−ROMまたはUSB記憶装置のような外部記憶装置内に記憶することができる。メモリ100は図1のコンピュータのうちの1つのコンピュータ内にあるメモリを例示する。また、メモリ100はプレゼンテーションプログラムあるいはプレゼンテーションプログラム120を含む。プレゼンテーションプログラム120は、プレゼンテーションで視覚資材として一般に用いられるコンピュータプログラムである。プレゼンテーションプログラム120の例として、MICROSOFT(R)POWERPOINT(R)及びLOTUS(R)FREELANCE GRAPHICS(R)が挙げられる。本発明は、メモリ100を介してプレゼンテーションプログラム120とインターフェースをとることができる。本発明の一部として、プレゼンテーションプログラム120、CP300及びIAP500のいずれか1つまたは任意の組み合わせをもってメモリ100を構成することができる。プロセッサ106は、プレゼンテーションプログラム120、CP300及びIAP500のいずれか1つまたは任意の組み合わせに含まれている命令を実行することができる。プロセッサ106は、表示装置102上にデータを表示し、ユーザ入力装置104上のユーザ入力を受け入れることもできる。プロセッサ106、ユーザ入力装置104、表示装置102及びメモリ100は、図1におけるローカルコンピュータ95のようなコンピュータの一部である。プロセッサ106は、ネットワーク96を介して他のコンピュータと通信することができる。
【0021】
他の実施形態では、プレゼンテーションプログラム120、CP300及びIAP500のいずれか1つまたは任意の組み合わせを他のコンピュータのメモリに記憶することができる。プレゼンテーションプログラム120、CP300及びIAP500のいずれか1つまたは任意の組み合わせを他のコンピュータのメモリに記憶することにより、プロセッサ作業負荷を、1つのプロセッサの代わりに複数のプロセッサにわたって分散させることができる。様々なメモリにわたるプレゼンテーションプログラム120、CP300及びIAP500のいずれか1つまたは任意の組み合わせの更なる構成は当業者により既知である。本発明を、方法、スタンドアロンコンピュータプログラム、または既存のコンピュータプログラムへのプラグインとすることができる。当業者は、既存のコンピュータプログラムへプラグインするため、本明細書に記載するようなコンピュータプログラムを設定する方法を知っている。
【0022】
図3には、本発明の概念を示すのに用いられるスライドショーのアウトライン200を示す。トピックを2つの区分すなわちメイントピック及びサブトピックに分割することができる。メイントピックは、新たな主題を取り入れるスライドである。サブトピックは、メイントピックスライドにおける主題について詳細に述べるスライドである。メイントピックは、サブトピックより上位にあることを意味する。サブトピックは、メイントピックより下位にあることを意味する。トピックの区分にかかわらず、現在のトピックから、それに続くトピックに進むことは、次のトピックに行くことを意味する。同様に、現在のトピックから直前のトピックに戻ることは、前のトピックに行くことを意味する。図3では、アウトライン200が、8個のメイントピックに配置された12個のスライドを含む。メイントピックIVは3個のサブトピックを有し、メイントピックVは1個のサブトピックを有する。
【0023】
図4には、本発明のコンフィギュレーションプログラム(CP)300のロジックを示す。CP300は、本発明のインテリジェントアジェンダを設定するプログラムである。ユーザがプレゼンテーションプログラム120のオプションメニュを呼び出すときにCP300は開始する(302)。次に、ユーザはインテリジェントアジェンダオプションをオプションメニュから選択する(304)。その後、CP300は、プレゼンテーションプログラム120でスライドからタイトルを読み取る(306)。トピックが正しいアウトライン書式であるかを決定するため、CP300はユーザに問い合わせを行う(308)。トピックが正しいアウトライン書式であれば、CP300はステップ312に進む。トピックが正しいアウトライン書式でなければ、ユーザはトピックのアウトラインを再編成する(310)。トピックのアウトラインを再編成する場合、ユーザはトピック及びサブトピックの編成を取り決めることができる。ユーザは所望に応じてトピックの名称を変更することもできる。次に、CP300はステップ312に進む。
【0024】
ステップ312では、ユーザがインテリジェントアジェンダ色及び線を設定したいかをCP300が決定する(312)。ユーザがインテリジェントアジェンダ色及び線を設定したくなければ、CP300はステップ316に進む。ユーザがインテリジェントアジェンダ色及び線を設定したければ、CP300はインテリジェントアジェンダ色及び線のユーザ設定を受け入れる(314)。ユーザは、図5に示すGUI400を用いてインテリジェントアジェンダ色及び線を設定することができる。次に、CP300はステップ316に進む。
【0025】
ステップ316では、ユーザがインテリジェントアジェンダサイズを設定したいかをCP300が決定する(316)。ユーザがインテリジェントアジェンダサイズを設定したくなければ、CP300はステップ320に進む。ユーザがインテリジェントアジェンダサイズを設定したければ、CP300はインテリジェントアジェンダサイズのユーザ設定を受け入れる(318)。ユーザは、図6に示すGUI400を用いてインテリジェントアジェンダサイズを設定することができる。次に、CP300はステップ320に進む。
【0026】
ステップ320では、ユーザがインテリジェントアジェンダレイアウトを設定したいかをCP300が決定する(320)。ユーザがインテリジェントアジェンダレイアウトを設定したくなければ、CP300はステップ324に進む。ユーザがインテリジェントアジェンダレイアウトを設定したければ、CP300はインテリジェントアジェンダレイアウトのユーザ設定を受け入れる(322)。ユーザは、図7に示すGUI400を用いてインテリジェントアジェンダレイアウトを設定することができる。次に、CP300はステップ324に進む。
【0027】
ステップ324では、ユーザがインテリジェントアジェンダピクチャを設定したいかをCP300が決定する(324)。ユーザがインテリジェントアジェンダピクチャを設定したくなければ、CP300はステップ328に進む。ユーザがインテリジェントアジェンダピクチャを設定したければ、CP300はインテリジェントアジェンダピクチャのユーザ設定を受け入れる(326)。ユーザは、図8に示すGUI400を用いてインテリジェントアジェンダピクチャを設定することができる。次に、CP300はステップ328に進む。
【0028】
ステップ328では、ユーザがインテリジェントアジェンダテキストボックスを設定したいかをCP300が決定する(328)。ユーザがインテリジェントアジェンダテキストボックスを設定したくなければ、CP300はステップ332に進む。ユーザがインテリジェントアジェンダテキストボックスを設定したければ、CP300はインテリジェントアジェンダテキストボックスのユーザ設定を受け入れる(330)。ユーザは、図9に示すGUI400を用いてインテリジェントアジェンダテキストボックスを設定することができる。次に、CP300はステップ332に進む。
【0029】
ステップ332では、ユーザがインテリジェントアジェンダウェブオプションを設定したいかをCP300が決定する(332)。ユーザがインテリジェントアジェンダウェブオプションを設定したくなければ、CP300はステップ336に進む。ユーザがインテリジェントアジェンダウェブオプションを設定したければ、CP300はインテリジェントアジェンダウェブオプションのユーザ設定を受け入れる(334)。ユーザは、図10に示すGUI400を用いてインテリジェントアジェンダウェブオプションを設定することができる。次に、CP300はステップ336に進む。
【0030】
ステップ336では、ユーザがインテリジェントアジェンダ表示オプションを設定したいかをCP300が決定する(336)。ユーザがインテリジェントアジェンダ表示オプションを設定したくなければ、CP300はステップ340に進む。ユーザがインテリジェントアジェンダ表示オプションを設定したければ、CP300はインテリジェントアジェンダ表示オプションのユーザ設定を受け入れる(338)。ユーザは、図11に示すGUI400を用いてインテリジェントアジェンダ表示オプションを設定することができる。次に、CP300はステップ340に進む。ステップ340では、CP300が終了する(340)。
【0031】
図5は、ユーザが本発明のインテリジェントアジェンダを設定できるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)400の説明図である。GUI400は色及び線タブ410のような複数の設定タブを含む。色及び線タブ410は塗りつぶしオプション412、線オプション414及び矢印オプション416を含む。ユーザは、塗りつぶしオプション412を用いてインテリジェントアジェンダの背景色及び透かしを設定することができる。ユーザは、線オプション414を用いてスライドの残りからインテリジェントアジェンダを分離するのに用いられる線の色、スタイル及び幅を設定することができる。ユーザは、矢印オプション416を用いてインテリジェントアジェンダ上の現在のトピックまたはサブトピックを指し示すポインタ矢印のスタイル及びサイズを設定することができる。ユーザは、「OK」ボタンをクリックすることにより設定オプションを受け入れることができ、または、「キャンセル」ボタンをクリックすることにより設定オプションをキャンセルすることができる。その他のオプションを色及び線タブ410に設定できることを当業者は理解するであろう。
【0032】
図6は、サイズタブ420を表示するGUI400の説明図である。サイズタブ420によりユーザは本発明のインテリジェントアジェンダのサイズを設定することができる。サイズタブ420は、サイズ及び回転オプション422、比率オプション424、並びに原型のサイズデータ426を含む。サイズ及び回転オプション422よりユーザはインテリジェントアジェンダの高さ及び幅を設定することができる。所望に応じ、サイズ及び回転オプション422よりユーザはインテリジェントアジェンダを回転することもできる。比率オプション424は、ユーザがインテリジェントアジェンダの相対的サイズを変更することによりインテリジェントアジェンダの高さ及び幅を修正できるようにする。また、比率オプション424によりユーザがインテリジェントアジェンダの縦横比(高さ対幅の比率)を固定することができる。比率オプション424によりユーザが、原型のピクチャサイズに対して高さ及び幅を変更することもできる。原型のサイズデータ426はインテリジェントアジェンダの原型のサイズであり、インテリジェントアジェンダのサイズを修正する際、ユーザは原型のサイズデータ426を基準として用いることができる。「リセット」ボタンによりユーザは、原型のサイズデータ426に記述されているサイズにインテリジェントアジェンダのサイズをリセットすることができる。ユーザは、「OK」ボタンをクリックすることにより設定オプションを受け入れることができ、または、「キャンセル」ボタンをクリックすることにより設定オプションをキャンセルすることができる。その他のオプションをサイズタブ420に設定できることを当業者は理解するであろう。
【0033】
図7は、レイアウトタブ430を表示するGUI400の説明図である。レイアウトタブ430によりユーザは本発明のインテリジェントアジェンダのレイアウトを設定することができる。レイアウトタブ430は、ラッピングスタイルオプション432、水平方向の配置オプション434及びスライド上の位置オプション436を含む。ラッピングスタイルオプション432によりユーザは、インテリジェントアジェンダがスライドのテキストと相互作用する方法を設定することができる。実行可能なラッピングオプションは、テキスト行内、四角、密接、テキストの背面及びテキストの前面である。水平方向の配置オプション434によりユーザはインテリジェントアジェンダの水平方向の配置を指定することができる。実行可能な水平方向の配置は左、中央、右及びその他である。レイアウトタブ430がインテリジェントアジェンダの垂直方向の配置について類似のオプションを用いて設定できることを当業者は理解するであろう。ユーザが水平方向の配置オプション434の「その他」を選択すれば、ユーザは、スライド上の位置オプション436を用いて水平方向の配置を指定する必要がある。ユーザは、スライド上の位置オプション436を用いてインテリジェントアジェンダの垂直方向の位置をも指定することができる。ユーザは、「OK」ボタンをクリックすることにより設定オプションを受け入れることができ、または、「キャンセル」ボタンをクリックすることにより設定オプションをキャンセルすることができる。その他のオプションをレイアウトタブ430に設定できることを当業者は理解するであろう。
【0034】
図8は、ピクチャタブ440を表示するGUI400の説明図である。.jpg、.gifまたは.bmpファイルのような画像ファイルからのピクチャを用いて本発明のインテリジェントアジェンダを設定することができる。画像ファイルをインターネット上に記憶し、本発明のインテリジェントアジェンダが画像ファイルにアクセスすることができる。ピクチャタブ440によりユーザは本発明のインテリジェントアジェンダのピクチャを設定することができる。ピクチャタブ440は切り取りオプション442及び画像制御オプション444を含む。切り取りオプション442によりユーザは、大きいピクチャからピクチャの一部を切り取ることができる。画像制御オプション444によりユーザは、インテリジェントアジェンダの背景に用いられるピクチャの色、輝度及びコントラストを制御することができる。所望に応じ、「圧縮」ボタンによりユーザは画像を圧縮または引き伸ばすことができる。ユーザが色、輝度及びコントラスト設定を修正した後、「リセット」ボタンによりユーザは色、輝度及びコントラスト設定をリセットすることができる。ユーザは、「OK」ボタンをクリックすることにより設定オプションを受け入れることができ、または、「キャンセル」ボタンをクリックすることにより設定オプションをキャンセルすることができる。その他のオプションをピクチャタブ440に設定できることを当業者は理解するであろう。
【0035】
図9は、テキストボックスタブ450を表示するGUI400の説明図である。テキストボックスタブ450によりユーザは本発明のインテリジェントアジェンダ内にテキスト表示領域を設定することができる。テキストボックスタブ450は内部余白オプション452を含む。内部余白オプション452によりユーザはインテリジェントアジェンダ内部の上、下、左及び右余白を設定することができる。ユーザは、インテリジェントアジェンダのテキストをワードラップするチェックボックスを選択することもできる。更に、ユーザは、インテリジェントアジェンダ内にテキストを合わせるようにインテリジェントアジェンダのサイズを再設定するチェックボックスを選択することができる。ユーザは、インテリジェントアジェンダのテキストを書式化する「フォーマット呼び出し」ボタンを選択することができる。ユーザは、インテリジェントアジェンダのテキストボックスをフレームに変更する「フレームへの変換」ボタンを選択することができる。ユーザは、「OK」ボタンをクリックすることにより設定オプションを受け入れることができ、または、「キャンセル」ボタンをクリックすることにより設定オプションをキャンセルすることができる。その他のオプションをテキストボックスタブ450に設定できることを当業者は理解するであろう。
【0036】
図10は、ウェブタブ460を表示するGUI400の説明図である。本発明の一部として、インターネットに記憶されているピクチャを用いてインテリジェントアジェンダを設定することができる。ウェブタブ460によりユーザは、インターネット画像をロードしているとき、または利用できないときに表示する代わりのメッセージを設定することができる。ウェブタブ460は代わりのテキストオプション462を含む。代わりのテキストオプションによりユーザは、インターネットからの画像を表示することができないときに表示するテキストを入力することができる。ユーザは、「OK」ボタンをクリックすることにより設定オプションを受け入れることができ、または、「キャンセル」ボタンをクリックすることにより設定オプションをキャンセルすることができる。その他のオプションをウェブタブ460に設定できることを当業者は理解するであろう。
【0037】
図11は、表示オプションタブ470を表示するGUI400の説明図である。表示オプションタブ470によりユーザは、本発明のインテリジェントアジェンダのアウトラインの表示及び拡張を設定することができる。表示オプションタブ470は拡張オプション472、行数制限オプション474及び表示アウトライン制限オプション476を含む。拡張オプション472によりユーザは、メイントピックを超えてアウトラインを拡張するチェックボックスを選択することができる。ユーザは、アウトライン全体を拡張するよう選択することができ、または、特定のレベル数のアウトラインだけを拡張するよう選択することができる。ユーザは、現在のトピックだけを拡張するようプレゼンテーションプログラムに命令するチェックボックスも選択することができる。
【0038】
行数制限オプション474によりユーザは、インテリジェントアジェンダに表示される行数を制限することができる。行数制限オプション474のチェックボックスを選択することによりユーザは、インテリジェントアジェンダに表示される行の総数を設定することができる。アウトラインの行数が、行数制限オプション474で設定された表示行数を超えると、ユーザは、表示される行を決定する方法を選択する必要がある。ユーザは、トピックの区分(すなわち、メイントピックまたはサブトピック)にかかわらず、隣接するトピックを表示するラジオボタンを選択することができる。このオプションは、現在のトピックの直前及び直後が何であるかを聴衆が知る必要があるときに有益である。あるいはまた、ユーザは、メイントピックと、現在のトピックより上位にあるサブトピックとを表示するラジオボタンを選択することができ、その後、許可されるならば、他に隣接のトピックを表示する。例えば、ユーザが現在、図3の7番目のスライド(すなわち、IVのC.例)にいる場合であって、表示される行の数を5に制限し、2番目の表示オプションを選択している場合、本発明は、インテリジェントアジェンダの4番目〜8番目のスライドからトピックを表示する。7番目のスライドが現在のスライドであるので、本発明はアウトラインの7番目のスライドのトピックを表示する。4番目のスライドが現在のスライドより上位にあるので、本発明は4番目のスライドのトピックをもアウトラインに表示する。4番目のスライドの上位にこれ以上トピックが存在しないので、本発明は、現在のスライドに隣接するスライドすなわち5番目、6番目及び8番目のスライドのトピックを表示する。第2のオプションは、聴衆が現在のスライドの文脈配置を理解する必要があるときに有益である。
【0039】
表示アウトライン制限オプション476によりユーザは、所望のアウトライントピックのみが表示されるようにインテリジェントアジェンダのアウトラインの表示を設定することができる。ユーザは、現在のトピックより前のトピックを表示するチェックボックスを選択することができる。このことは、プレゼンテーション中に既に取り上げられたアウトライントピックが何であるかを聴衆が知る必要があるときに有益である。ユーザは、現在のトピックより後のトピックを表示するチェックボックスをも選択することができる。このことは、プレゼンテーションで次に取り上げられるアウトライントピックが何であるかを聴衆が知る必要があるときに有益である。どちらのチェックボックスも選択しないことによりインテリジェントアジェンダは現在のトピックのみを表示することができる。両方のチェックボックスを選択することによりインテリジェントアジェンダは、行数制限オプション474の制限に従って現在のトピックより前と後のトピックを表示することができる。ユーザは、「OK」ボタンをクリックすることにより設定オプションを受け入れることができ、または、「キャンセル」ボタンをクリックすることにより設定オプションをキャンセルすることができる。その他のオプションを表示オプションタブ470に設定できることを当業者は理解するであろう。
【0040】
図12には、本発明のインテリジェントアジェンダプログラム(IAP)500のロジックを示す。IAP500は、プレゼンテーションプログラム120のスライドのインテリジェントアジェンダを表示するコンピュータプログラムである。IAP500は、CP300でユーザにより選択された設定に従ってインテリジェントアジェンダを表示する。ユーザがプレゼンテーションプログラム120を実行する際にIAP500が開始する(502)。次に、IAP500はスライドショーの最初のスライドを表示する(504)。次に、IAP500は、ユーザが表示オプションを設定したかを決定する(506)。ユーザは、表示オプションタブ470を用いて表示オプションを設定することができる。ユーザが表示オプションを設定しなかったら、IAP500はアウトラインのトピックのすべてを表示し(508)、ステップ522に進む。ユーザが表示オプションを設定したならば、IAP500は、ユーザが拡張オプションを設定したかを決定する(510)。ユーザが拡張オプションを設定しなかったら、IAP500はステップ514に進む。ユーザが拡張オプションを設定したならば、IAP500は、ユーザにより選択された設定オプションに従って拡張されたアウトラインを表示する(512)。次に、IAP500はステップ514に進む。
【0041】
ステップ514では、IAP500は、ユーザが表示行数を制限したかを決定する(514)。ユーザが表示行数を制限しなかったら、IAP500はステップ518に進む。ユーザが表示行数を制限したならば、IAP500は、ユーザにより選択された設定オプションに従ってアウトラインを修正するか、または表示するか、あるいはこれらの両方を行う(516)。アウトラインがステップ512で表示されなかったら、IAP500はステップ516でアウトラインを表示する。アウトラインがステップ512で表示されたならば、IAP500はステップ516でアウトラインを修正する。次に、IAP500はステップ518に進む。
【0042】
ステップ518では、IAP500は、ユーザが前後のトピックの表示を制限したかを決定する(518)。ユーザが前後のトピックの表示を制限しなかったら、IAP500はステップ522に進む。ユーザが前後のトピックの表示を制限したならば、IAP500は、ユーザにより選択された設定オプションに従ってアウトラインを修正するか、または表示するか、あるいはこれらの両方を行う(520)。アウトラインがステップ512またはステップ516で表示されなかったら、IAP500はステップ520でアウトラインを表示する。アウトラインがステップ512またはステップ516で表示されたならば、IAP500はステップ520でアウトラインを修正する。次に、IAP500はステップ522に進む。
【0043】
ステップ522では、IAP500は、スライドショーで残ったスライドがあるかを決定する(522)。残ったスライドがなければ、IAP500は終了する(528)。残ったスライドが存在すれば、IAP500は、ユーザがスライドをナビゲートするのを待つ(524)。ユーザは、次のスライド、前のスライド、または、スライドショーのスライドのどれかを選択することによりスライドをナビゲートすることができる。ユーザがスライドをナビゲートすると、IAP500は、ユーザにより選択されたスライド(すなわち、次のスライド、前のスライド、または、選択されたスライド)を表示し、ステップ506に戻る。
【0044】
図13、図14、図15及び図16には、本発明のインテリジェントアジェンダのアウトラインを下に向かっていくポインタの進行を示す。インテリジェントアジェンダは、スライドの左下隅に提示されているアウトラインである。ユーザが、あるスライドから他のスライドにナビゲートするとき、ポインタは、ユーザが論じている現在のトピックを指し示す。更に、現在のトピックは、インテリジェントアジェンダ上にボールド体で提示されている。図13〜図16は、図17〜図23の比較のために用いられる。
【0045】
図17には、色及び線タブ410を用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す。図17では、アウトラインの背景色が除去されている。
【0046】
図18には、レイアウトタブ430を用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す。インテリジェントアジェンダは左下隅から右下隅へ移動されている。
【0047】
図19には、表示オプションタブ470において拡張オプション472を用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す。特に、図19では、インテリジェントアジェンダは現在のサブトピックに対してアウトラインを拡張している。また、図19では、メイントピックがボールド体であって、ポインタにより指し示されるが、現在のサブトピックのみがボールド体であるようにインテリジェントアジェンダが設定されている。ユーザが次のスライドにナビゲートすれば、「詳細な部分」項目はもはやボールド体ではなくなり、「支援情報」アウトライン項目がボールド体になる。
【0048】
図20及び21には、表示オプションタブ470において行数制限オプション474を用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す。特に、図20及び21では、行数は5に制限されている。図20には、行数制限オプション474における2つの表示方法の一方を示す。図21には、行数制限オプション474における2つの表示方法の他方を示す。
【0049】
図22及び23には、表示オプションタブ470において表示アウトライン制限オプション476を用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す。特に、図22では、ユーザは、現在のトピックより前のトピックではなく、現在のトピックより後のトピックを表示するように選択している。図23では、ユーザは、現在のトピックより後のトピックではなく、現在のトピックより前のトピックを表示するように選択している。
【0050】
本発明の他の実施形態では、各アウトライン項目の大体の長さ、または、プレゼンテーションの大体の長さ、あるいはその両方を知らせるタイマを用いてインテリジェントアジェンダを設定することができる。この実施形態は、聴衆が特定のトピックにおける残りの時間、または、プレゼンテーション全体に対する残りの時間を知る必要があるときに有益である。
【0051】
上記の説明に関して、当然のことながら、サイズ変化、資料、形状、形式、機能、操作方法、組み立て及び使用を含む本発明の部分に対して最適な寸法関係が当業者に簡単に分かると考えられる。本発明は、図面及び本明細書に示すものに等価な関係のすべてを含む。この開示に含まれている幾つかのステップを再順序付けまたは削除することに関して、本発明の斬新な精神は依然として具体化されている。本発明の精神は、特許請求の範囲の適切な解釈によることを除く何らかの方法で限定されることを意味するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】本発明を実施するのに用いられるコンピュータネットワークの説明図である。
【図2】メモリ及びプロセッサを含み、本発明と関連するコンピュータの説明図である。
【図3】本発明に関するトピックのアウトラインの説明図である。
【図4】本発明のコンフィギュレーションプログラム(CP)のロジックの説明図である。
【図5】本発明の色及び線タブの説明図である。
【図6】本発明のサイズタブの説明図である。
【図7】本発明のレイアウトタブの説明図である。
【図8】本発明のピクチャタブの説明図である。
【図9】本発明のテキストボックスタブの説明図である。
【図10】本発明のウェブタブの説明図である。
【図11】本発明の表示オプションタブの説明図である。
【図12】本発明のインテリジェントアジェンダプログラム(IAP)のロジックの説明図である。
【図13】本発明のインテリジェントアジェンダを下に向かっていくポインタの進行を示す図である。
【図14】本発明のインテリジェントアジェンダを下に向かっていくポインタの進行を示す図である。
【図15】本発明のインテリジェントアジェンダを下に向かっていくポインタの進行を示す図である。
【図16】本発明のインテリジェントアジェンダを下に向かっていくポインタの進行を示す図である。
【図17】CPの色及び線タブを用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す図である。
【図18】CPのレイアウトタブを用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す図である。
【図19】CPの表示オプションタブを用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す図である。
【図20】CPの表示オプションタブを用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す図である。
【図21】CPの表示オプションタブを用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す図である。
【図22】CPの表示オプションタブを用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す図である。
【図23】CPの表示オプションタブを用いて修正されたインテリジェントアジェンダを示す図である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータでインテリジェントアジェンダプログラムを展開する方法であって、前記方法が前記インテリジェントアジェンダプログラムを前記コンピュータにインストールするステップを含み、前記インテリジェントアジェンダプログラムが、プレゼンテーションプログラムにより生成された複数のスライドにアウトラインを表示し、前記アウトラインがプレゼンテーションにおける現在のスライドの文脈位置を表示する方法。
【請求項2】
前記インテリジェントアジェンダプログラムが前記アウトラインを前記スライドの各々のタイトルから自動的に生成する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記インテリジェントアジェンダプログラムが、前記アウトラインのユーザ設定書式を受け入れるステップと、前記ユーザ設定書式で前記スライドに前記アウトラインを表示するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記インテリジェントアジェンダプログラムは、ユーザが表示オプションを設定したかを決定するステップと、前記ユーザが前記表示オプションを設定しなかったという決定に応答して、拡張された前記アウトラインにトピックのすべてを用いて前記アウトラインを表示するステップとを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記インテリジェントアジェンダプログラムは、ユーザが表示オプションを設定したという決定に応答して、前記ユーザがアウトライン拡張オプションを選択したかを決定するステップと、前記ユーザが前記アウトライン拡張オプションを選択したという決定に応答して、前記ユーザにより選択された前記アウトライン拡張オプションに従って前記アウトラインを表示するステップとを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記アウトライン拡張オプションがすべてのレベルの前記アウトラインを拡張する、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記アウトライン拡張オプションがユーザ設定可能なレベル数の前記アウトラインを拡張する、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記アウトライン拡張オプションがアウトラインにおいて現在のトピックだけを拡張する、請求項5に記載の方法。
【請求項9】
前記インテリジェントアジェンダプログラムは、ユーザが表示オプションを設定したという決定に応答して、前記ユーザが前記アウトラインの表示行数を制限したかを決定するステップと、前記ユーザが前記アウトラインの前記行数を制限したという決定に応答して、前記ユーザにより制限された前記表示行数に前記アウトラインを修正するステップとを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項10】
直接に隣接するトピックが残りの行のいずれかに表示される、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記ユーザにより制限された行数に従って、現在のトピックより上位にあるトピックを表示し、次に、前記ユーザにより制限された行数に従って、直接に隣接するトピックを表示する、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
前記インテリジェントアジェンダプログラムは、ユーザが表示オプションを設定したという決定に応答して、前記ユーザが、前記アウトラインに表示されるトピックの種類を制限したかを決定するステップと、前記ユーザが前記アウトラインのトピックの前記数を制限したという決定に応答して、前記ユーザにより制限された表示されるトピックの前記種類に前記アウトラインを修正するステップとを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項13】
前記アウトラインが前のトピックを表示しない、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記アウトラインが後のトピックを表示しない、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連する色及び線である、請求項3に記載の方法。
【請求項16】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインのサイズである、請求項3に記載の方法。
【請求項17】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインのレイアウトである、請求項3に記載の方法。
【請求項18】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連するピクチャである、請求項3に記載の方法。
【請求項19】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連するテキストボックスである、請求項3に記載の方法。
【請求項20】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連するウェブメッセージである、請求項3に記載の方法。
【請求項21】
前記インテリジェントアジェンダが、各スライドの大体の存続期間を表示するタイマを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項22】
コンピュータ使用可能媒体と、前記コンピュータ使用可能媒体にインストールされたインテリジェントアジェンダプログラムとを含む、コンピュータを動作させるためのプログラムであって、前記インテリジェントアジェンダプログラムが、プレゼンテーションプログラムにより生成された複数のスライドにアウトラインを表示し、前記アウトラインがプレゼンテーションにおける現在のスライドの文脈位置を表示するプログラム。
【請求項23】
前記インテリジェントアジェンダプログラムが前記アウトラインを前記スライドの各々のタイトルから自動的に生成する、請求項22に記載のプログラム。
【請求項24】
前記インテリジェントアジェンダプログラムが、前記アウトラインのユーザ設定書式を受け入れる命令と、前記ユーザ設定書式で前記スライドに前記アウトラインを表示する命令とを含む、請求項22に記載のプログラム。
【請求項25】
前記インテリジェントアジェンダプログラムは、ユーザが表示オプションを設定したかを決定する命令と、前記ユーザが前記表示オプションを設定しなかったという決定に応答して、拡張された前記アウトラインにトピックのすべてを用いて前記アウトラインを表示する命令とを含む、請求項24に記載のプログラム。
【請求項26】
前記インテリジェントアジェンダプログラムは、前記ユーザが表示オプションを設定したという決定に応答して、前記ユーザがアウトライン拡張オプションを選択したかを決定する命令と、前記ユーザが前記アウトライン拡張オプションを選択したという決定に応答して、前記ユーザにより選択された前記アウトライン拡張オプションに従って前記アウトラインを表示する命令とを含む、請求項24に記載のプログラム。
【請求項27】
前記アウトライン拡張オプションがすべてのレベルの前記アウトラインを拡張するようになっている、請求項26に記載のプログラム。
【請求項28】
前記アウトライン拡張オプションがユーザ設定可能なレベル数の前記アウトラインを拡張するようになっている、請求項26に記載のプログラム。
【請求項29】
前記アウトライン拡張オプションがアウトラインにおいて現在のトピックだけを拡張するようになっている、請求項26に記載のプログラム。
【請求項30】
前記インテリジェントアジェンダプログラムは、前記ユーザが表示オプションを設定したという決定に応答して、前記ユーザが前記アウトラインの表示行数を制限したかを決定する命令と、前記ユーザが前記アウトラインの前記行数を制限したという決定に応答して、前記ユーザにより制限された前記表示行数に前記アウトラインを修正する命令とを含む、請求項24に記載のプログラム。
【請求項31】
直接に隣接するトピックが残りの行のいずれかに表示される、請求項30に記載のプログラム。
【請求項32】
前記ユーザにより制限された行数に従って、現在のトピックより上位にあるトピックが表示され、次に、前記ユーザにより制限された行数に従って、直接に隣接するトピックが表示される、請求項30に記載のプログラム。
【請求項33】
前記インテリジェントアジェンダプログラムは、前記ユーザが表示オプションを設定したという決定に応答して、前記ユーザが、前記アウトラインに表示されるトピックの種類を制限したかを決定する命令と、前記ユーザが前記アウトラインのトピックの前記数を制限したという決定に応答して、前記ユーザにより制限された表示されるトピックの前記種類に前記アウトラインを修正する命令とを含む、請求項24に記載のプログラム。
【請求項34】
前記アウトラインが前のトピックを表示しない、請求項33に記載のプログラム。
【請求項35】
前記アウトラインが後のトピックを表示しない、請求項33に記載のプログラム。
【請求項36】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連する色及び線である、請求項24に記載のプログラム。
【請求項37】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインのサイズである、請求項24に記載のプログラム。
【請求項38】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインのレイアウトである、請求項24に記載のプログラム。
【請求項39】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連するピクチャである、請求項24に記載のプログラム。
【請求項40】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連するテキストボックスである、請求項24に記載のプログラム。
【請求項41】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連するウェブメッセージである、請求項24に記載のプログラム。
【請求項42】
前記インテリジェントアジェンダが、各スライドの大体の存続期間を表示するタイマを含む、請求項24に記載のプログラム。
【請求項43】
プレゼンテーションプログラムにより生成された複数のスライドにアウトラインを表示する装置であって、前記装置は、前記アウトラインのユーザ設定書式を受け入れる手段と、前記ユーザ設定書式で前記スライドに前記アウトラインを表示する手段と、ユーザが表示オプションを設定したかを決定する手段と、前記ユーザが前記表示オプションを設定しなかったという決定に応答して、拡張された前記アウトラインにトピックのすべてを用いて前記アウトラインを表示する手段と、前記ユーザが前記表示オプションを設定したという決定に応答して、前記ユーザがアウトライン拡張オプションを選択したかを決定する手段と、前記ユーザが前記アウトライン拡張オプションを選択したという決定に応答して、前記ユーザにより選択された前記アウトライン拡張オプションに従って前記アウトラインを表示する手段と、前記ユーザが前記表示オプションを設定したという決定に応答して、前記ユーザが前記アウトラインの表示行数を制限したかを決定する手段と、前記ユーザが前記アウトラインの前記行数を制限したという決定に応答して、前記ユーザにより制限された前記表示行数に前記アウトラインを修正する手段と、前記ユーザが前記表示オプションを設定したという決定に応答して、前記ユーザが、前記アウトラインに表示されるトピックの種類を制限したかを決定する手段と、前記ユーザが前記アウトラインのトピックの前記数を制限したという決定に応答して、前記ユーザにより制限された表示されるトピックの前記種類に前記アウトラインを修正する手段とを含み、インテリジェントアジェンダプログラムが、各スライドの大体の存続期間を表示するタイマを含み、前記アウトラインがプレゼンテーションにおける現在のスライドの文脈位置を表示し、前記インテリジェントアジェンダプログラムが前記アウトラインを前記スライドの各々のタイトルから自動的に生成する装置。
【請求項44】
前記アウトライン拡張オプションがすべてのレベルの前記アウトラインを拡張するようになっている、請求項43に記載の装置。
【請求項45】
前記アウトライン拡張オプションがユーザ設定可能なレベル数の前記アウトラインを拡張するようになっている、請求項43に記載の装置。
【請求項46】
前記アウトライン拡張オプションがアウトラインにおいて現在のトピックだけを拡張するようになっている、請求項43に記載の装置。
【請求項47】
直接に隣接するトピックが残りの行のいずれかに表示される、請求項43に記載の装置。
【請求項48】
前記ユーザにより制限された行数に従って、現在のトピックより上位にあるトピックが表示され、次に、前記ユーザにより制限された行数に従って、直接に隣接するトピックが表示される、請求項43に記載の装置。
【請求項49】
前記アウトラインが前のトピックを表示しない、請求項43に記載の装置。
【請求項50】
前記アウトラインが後のトピックを表示しない、請求項43に記載の装置。
【請求項51】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連する色及び線である、請求項43に記載の装置。
【請求項52】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインのサイズである、請求項43に記載の装置。
【請求項53】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインのレイアウトである、請求項43に記載の装置。
【請求項54】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連するピクチャである、請求項43に記載の装置。
【請求項55】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連するテキストボックスである、請求項43に記載の装置。
【請求項56】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連するウェブメッセージである、請求項43に記載の装置。
【請求項57】
データ処理装置の動作を制御するプログラムコードを含むコンピュータプログラムであって、前記データ処理装置上で前記プログラムコードが、プレゼンテーションの複数のスライド内の現在のスライドの文脈位置の表現を生成及び更新するように実行し、前記プログラムコードが、前記複数のスライドの各々におけるテキストの選択に応答して、前記複数のスライドの選択されたテキストを含むアジェンダを生成するプログラムコードと、前記複数のスライドの各スライドと関連する前記アジェンダの表現を表示するプログラムコードとを含み、前記アジェンダの表示された表現が、前記複数のスライド内の現在表示されているスライドの前記文脈位置の表現を含むコンピュータプログラム。
【請求項58】
前記複数のスライドの各々におけるテキストを自動的に選択するプログラムコードを更に含む、請求項57に記載のコンピュータプログラム。
【請求項59】
テキストを自動的に選択するステップが、前記複数のスライドの各々におけるタイトルを識別することを含む、請求項58に記載のコンピュータプログラム。
【請求項60】
コンピュータ生成プレゼンテーションの複数のスライド内の現在のスライドの文脈位置の表現を生成及び更新する方法であって、前記方法が、前記複数のスライドの各々におけるテキストの選択に応答して、前記複数のスライドの選択されたテキストを含むアジェンダを生成するコンピュータ実施ステップと、前記複数のスライドの各スライドと関連する前記アジェンダの表現を表示するコンピュータ実施ステップとを含み、前記アジェンダの表示された表現が、前記複数のスライド内の現在表示されているスライドの前記文脈位置の表現を含む方法。
【請求項1】
コンピュータでインテリジェントアジェンダプログラムを展開する方法であって、前記方法が前記インテリジェントアジェンダプログラムを前記コンピュータにインストールするステップを含み、前記インテリジェントアジェンダプログラムが、プレゼンテーションプログラムにより生成された複数のスライドにアウトラインを表示し、前記アウトラインがプレゼンテーションにおける現在のスライドの文脈位置を表示する方法。
【請求項2】
前記インテリジェントアジェンダプログラムが前記アウトラインを前記スライドの各々のタイトルから自動的に生成する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記インテリジェントアジェンダプログラムが、前記アウトラインのユーザ設定書式を受け入れるステップと、前記ユーザ設定書式で前記スライドに前記アウトラインを表示するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記インテリジェントアジェンダプログラムは、ユーザが表示オプションを設定したかを決定するステップと、前記ユーザが前記表示オプションを設定しなかったという決定に応答して、拡張された前記アウトラインにトピックのすべてを用いて前記アウトラインを表示するステップとを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記インテリジェントアジェンダプログラムは、ユーザが表示オプションを設定したという決定に応答して、前記ユーザがアウトライン拡張オプションを選択したかを決定するステップと、前記ユーザが前記アウトライン拡張オプションを選択したという決定に応答して、前記ユーザにより選択された前記アウトライン拡張オプションに従って前記アウトラインを表示するステップとを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記アウトライン拡張オプションがすべてのレベルの前記アウトラインを拡張する、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記アウトライン拡張オプションがユーザ設定可能なレベル数の前記アウトラインを拡張する、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記アウトライン拡張オプションがアウトラインにおいて現在のトピックだけを拡張する、請求項5に記載の方法。
【請求項9】
前記インテリジェントアジェンダプログラムは、ユーザが表示オプションを設定したという決定に応答して、前記ユーザが前記アウトラインの表示行数を制限したかを決定するステップと、前記ユーザが前記アウトラインの前記行数を制限したという決定に応答して、前記ユーザにより制限された前記表示行数に前記アウトラインを修正するステップとを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項10】
直接に隣接するトピックが残りの行のいずれかに表示される、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記ユーザにより制限された行数に従って、現在のトピックより上位にあるトピックを表示し、次に、前記ユーザにより制限された行数に従って、直接に隣接するトピックを表示する、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
前記インテリジェントアジェンダプログラムは、ユーザが表示オプションを設定したという決定に応答して、前記ユーザが、前記アウトラインに表示されるトピックの種類を制限したかを決定するステップと、前記ユーザが前記アウトラインのトピックの前記数を制限したという決定に応答して、前記ユーザにより制限された表示されるトピックの前記種類に前記アウトラインを修正するステップとを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項13】
前記アウトラインが前のトピックを表示しない、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記アウトラインが後のトピックを表示しない、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連する色及び線である、請求項3に記載の方法。
【請求項16】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインのサイズである、請求項3に記載の方法。
【請求項17】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインのレイアウトである、請求項3に記載の方法。
【請求項18】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連するピクチャである、請求項3に記載の方法。
【請求項19】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連するテキストボックスである、請求項3に記載の方法。
【請求項20】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連するウェブメッセージである、請求項3に記載の方法。
【請求項21】
前記インテリジェントアジェンダが、各スライドの大体の存続期間を表示するタイマを含む、請求項3に記載の方法。
【請求項22】
コンピュータ使用可能媒体と、前記コンピュータ使用可能媒体にインストールされたインテリジェントアジェンダプログラムとを含む、コンピュータを動作させるためのプログラムであって、前記インテリジェントアジェンダプログラムが、プレゼンテーションプログラムにより生成された複数のスライドにアウトラインを表示し、前記アウトラインがプレゼンテーションにおける現在のスライドの文脈位置を表示するプログラム。
【請求項23】
前記インテリジェントアジェンダプログラムが前記アウトラインを前記スライドの各々のタイトルから自動的に生成する、請求項22に記載のプログラム。
【請求項24】
前記インテリジェントアジェンダプログラムが、前記アウトラインのユーザ設定書式を受け入れる命令と、前記ユーザ設定書式で前記スライドに前記アウトラインを表示する命令とを含む、請求項22に記載のプログラム。
【請求項25】
前記インテリジェントアジェンダプログラムは、ユーザが表示オプションを設定したかを決定する命令と、前記ユーザが前記表示オプションを設定しなかったという決定に応答して、拡張された前記アウトラインにトピックのすべてを用いて前記アウトラインを表示する命令とを含む、請求項24に記載のプログラム。
【請求項26】
前記インテリジェントアジェンダプログラムは、前記ユーザが表示オプションを設定したという決定に応答して、前記ユーザがアウトライン拡張オプションを選択したかを決定する命令と、前記ユーザが前記アウトライン拡張オプションを選択したという決定に応答して、前記ユーザにより選択された前記アウトライン拡張オプションに従って前記アウトラインを表示する命令とを含む、請求項24に記載のプログラム。
【請求項27】
前記アウトライン拡張オプションがすべてのレベルの前記アウトラインを拡張するようになっている、請求項26に記載のプログラム。
【請求項28】
前記アウトライン拡張オプションがユーザ設定可能なレベル数の前記アウトラインを拡張するようになっている、請求項26に記載のプログラム。
【請求項29】
前記アウトライン拡張オプションがアウトラインにおいて現在のトピックだけを拡張するようになっている、請求項26に記載のプログラム。
【請求項30】
前記インテリジェントアジェンダプログラムは、前記ユーザが表示オプションを設定したという決定に応答して、前記ユーザが前記アウトラインの表示行数を制限したかを決定する命令と、前記ユーザが前記アウトラインの前記行数を制限したという決定に応答して、前記ユーザにより制限された前記表示行数に前記アウトラインを修正する命令とを含む、請求項24に記載のプログラム。
【請求項31】
直接に隣接するトピックが残りの行のいずれかに表示される、請求項30に記載のプログラム。
【請求項32】
前記ユーザにより制限された行数に従って、現在のトピックより上位にあるトピックが表示され、次に、前記ユーザにより制限された行数に従って、直接に隣接するトピックが表示される、請求項30に記載のプログラム。
【請求項33】
前記インテリジェントアジェンダプログラムは、前記ユーザが表示オプションを設定したという決定に応答して、前記ユーザが、前記アウトラインに表示されるトピックの種類を制限したかを決定する命令と、前記ユーザが前記アウトラインのトピックの前記数を制限したという決定に応答して、前記ユーザにより制限された表示されるトピックの前記種類に前記アウトラインを修正する命令とを含む、請求項24に記載のプログラム。
【請求項34】
前記アウトラインが前のトピックを表示しない、請求項33に記載のプログラム。
【請求項35】
前記アウトラインが後のトピックを表示しない、請求項33に記載のプログラム。
【請求項36】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連する色及び線である、請求項24に記載のプログラム。
【請求項37】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインのサイズである、請求項24に記載のプログラム。
【請求項38】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインのレイアウトである、請求項24に記載のプログラム。
【請求項39】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連するピクチャである、請求項24に記載のプログラム。
【請求項40】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連するテキストボックスである、請求項24に記載のプログラム。
【請求項41】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連するウェブメッセージである、請求項24に記載のプログラム。
【請求項42】
前記インテリジェントアジェンダが、各スライドの大体の存続期間を表示するタイマを含む、請求項24に記載のプログラム。
【請求項43】
プレゼンテーションプログラムにより生成された複数のスライドにアウトラインを表示する装置であって、前記装置は、前記アウトラインのユーザ設定書式を受け入れる手段と、前記ユーザ設定書式で前記スライドに前記アウトラインを表示する手段と、ユーザが表示オプションを設定したかを決定する手段と、前記ユーザが前記表示オプションを設定しなかったという決定に応答して、拡張された前記アウトラインにトピックのすべてを用いて前記アウトラインを表示する手段と、前記ユーザが前記表示オプションを設定したという決定に応答して、前記ユーザがアウトライン拡張オプションを選択したかを決定する手段と、前記ユーザが前記アウトライン拡張オプションを選択したという決定に応答して、前記ユーザにより選択された前記アウトライン拡張オプションに従って前記アウトラインを表示する手段と、前記ユーザが前記表示オプションを設定したという決定に応答して、前記ユーザが前記アウトラインの表示行数を制限したかを決定する手段と、前記ユーザが前記アウトラインの前記行数を制限したという決定に応答して、前記ユーザにより制限された前記表示行数に前記アウトラインを修正する手段と、前記ユーザが前記表示オプションを設定したという決定に応答して、前記ユーザが、前記アウトラインに表示されるトピックの種類を制限したかを決定する手段と、前記ユーザが前記アウトラインのトピックの前記数を制限したという決定に応答して、前記ユーザにより制限された表示されるトピックの前記種類に前記アウトラインを修正する手段とを含み、インテリジェントアジェンダプログラムが、各スライドの大体の存続期間を表示するタイマを含み、前記アウトラインがプレゼンテーションにおける現在のスライドの文脈位置を表示し、前記インテリジェントアジェンダプログラムが前記アウトラインを前記スライドの各々のタイトルから自動的に生成する装置。
【請求項44】
前記アウトライン拡張オプションがすべてのレベルの前記アウトラインを拡張するようになっている、請求項43に記載の装置。
【請求項45】
前記アウトライン拡張オプションがユーザ設定可能なレベル数の前記アウトラインを拡張するようになっている、請求項43に記載の装置。
【請求項46】
前記アウトライン拡張オプションがアウトラインにおいて現在のトピックだけを拡張するようになっている、請求項43に記載の装置。
【請求項47】
直接に隣接するトピックが残りの行のいずれかに表示される、請求項43に記載の装置。
【請求項48】
前記ユーザにより制限された行数に従って、現在のトピックより上位にあるトピックが表示され、次に、前記ユーザにより制限された行数に従って、直接に隣接するトピックが表示される、請求項43に記載の装置。
【請求項49】
前記アウトラインが前のトピックを表示しない、請求項43に記載の装置。
【請求項50】
前記アウトラインが後のトピックを表示しない、請求項43に記載の装置。
【請求項51】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連する色及び線である、請求項43に記載の装置。
【請求項52】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインのサイズである、請求項43に記載の装置。
【請求項53】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインのレイアウトである、請求項43に記載の装置。
【請求項54】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連するピクチャである、請求項43に記載の装置。
【請求項55】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連するテキストボックスである、請求項43に記載の装置。
【請求項56】
前記ユーザ設定書式が、前記アウトラインと関連するウェブメッセージである、請求項43に記載の装置。
【請求項57】
データ処理装置の動作を制御するプログラムコードを含むコンピュータプログラムであって、前記データ処理装置上で前記プログラムコードが、プレゼンテーションの複数のスライド内の現在のスライドの文脈位置の表現を生成及び更新するように実行し、前記プログラムコードが、前記複数のスライドの各々におけるテキストの選択に応答して、前記複数のスライドの選択されたテキストを含むアジェンダを生成するプログラムコードと、前記複数のスライドの各スライドと関連する前記アジェンダの表現を表示するプログラムコードとを含み、前記アジェンダの表示された表現が、前記複数のスライド内の現在表示されているスライドの前記文脈位置の表現を含むコンピュータプログラム。
【請求項58】
前記複数のスライドの各々におけるテキストを自動的に選択するプログラムコードを更に含む、請求項57に記載のコンピュータプログラム。
【請求項59】
テキストを自動的に選択するステップが、前記複数のスライドの各々におけるタイトルを識別することを含む、請求項58に記載のコンピュータプログラム。
【請求項60】
コンピュータ生成プレゼンテーションの複数のスライド内の現在のスライドの文脈位置の表現を生成及び更新する方法であって、前記方法が、前記複数のスライドの各々におけるテキストの選択に応答して、前記複数のスライドの選択されたテキストを含むアジェンダを生成するコンピュータ実施ステップと、前記複数のスライドの各スライドと関連する前記アジェンダの表現を表示するコンピュータ実施ステップとを含み、前記アジェンダの表示された表現が、前記複数のスライド内の現在表示されているスライドの前記文脈位置の表現を含む方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図2】
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【図22】
【図23】
【公表番号】特表2007−524116(P2007−524116A)
【公表日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−548302(P2006−548302)
【出願日】平成17年1月6日(2005.1.6)
【国際出願番号】PCT/EP2005/050040
【国際公開番号】WO2005/069157
【国際公開日】平成17年7月28日(2005.7.28)
【出願人】(390009531)インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション (4,084)
【氏名又は名称原語表記】INTERNATIONAL BUSINESS MASCHINES CORPORATION
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年1月6日(2005.1.6)
【国際出願番号】PCT/EP2005/050040
【国際公開番号】WO2005/069157
【国際公開日】平成17年7月28日(2005.7.28)
【出願人】(390009531)インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション (4,084)
【氏名又は名称原語表記】INTERNATIONAL BUSINESS MASCHINES CORPORATION
【Fターム(参考)】
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