説明

ヘアキャッチャー

【課題】排水口に装着されているヘアキャッチャーが捕集物を捕捉し、目詰まりが生じてきた際に、排水口からヘアキャッチャーを持ち上げるという簡単な操作だけで、捕捉した捕集物を除去することが可能な状態とする構造のヘアキャッチャーを実現する。
【解決手段】ヘアキャッチャー1は、上捕集桟4を備えた上捕集体2と下捕集桟10を備えた下捕集体3とから成り、上捕集体2は、上方に突出する摘み部9を備え、下捕集体3をカシメ部14で軸支し重ね合わせ可能であるとともに、摘み部9を掴んだ際に、下捕集体3が下方に回動して開閉することができ、一つの動作で、捕捉した捕集物8を除去することが可能な状態とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、毛やゴミ屑等の捕集物を捕集するヘアキャッチャーに関し、特に、上下2つの捕集体からなるヘアキャッチャーにおいて、摘みを掴んだ際に、下部の捕集体が下方ヘ開き、捕集物の除去作業し易い状態となることを特徴とするヘアキャッチャーに関する。
【背景技術】
【0002】
洗面ボール、浴室等の排水口に装着される、毛やごみ屑等の捕集物を捕集するためのヘアキャッチャーが従来から知られている。このようなヘアキャッチャーは、捕捉された捕集物が絡まり、容易に除去することが困難である他、捕捉された捕集物によって目詰まりを起こし、排水能力を低下させる問題がある。
【0003】
このような問題を解決するヘアキャッチャーとして、例えば、ストレーナーを櫛形状する、あるいは2つの櫛形状ストレーナーを重ね合わす構造のものが知られている(特許文献1参照)。また、縦方向櫛部材と横方向櫛部材とで構成されるヘアキャッチャーで、櫛部材にバーを取り付けた構造のものが知られている(特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】特開2000−79305号公報
【特許文献2】特開2007−46422号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1は、2つの櫛形状ストレーナーを重ね合わす構造であり、排水口から引き上げて2つの櫛形状ストレーナーをスライドしながら離して、絡まった捕集物を除去する構成であるから、捕集物を完全には除去しにくく、作業も必ずしも簡単とは云えず、特に排水口に装着した状態では作業がしにくいものと考えられる。
【0006】
また、特許文献2は、縦方向櫛部材と横方向櫛部材のそれぞれの4隅の端部で互いに回転可能としているが、回転可能とするボス及び凹部が4箇所必要で構造が複雑であり、作業も必ずしも簡単とは云えないものと考えられる。
【0007】
本発明は、排水口に装着されているヘアキャッチャーが捕集物を捕捉し、目詰まりが生じてきた際に、排水口からヘアキャッチャーを持ち上げるという一つの動作だけで、捕捉した捕集物を除去することが可能な状態とする構造のヘアキャッチャーを実現することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は上記課題を解決するために、上捕集体と下捕集体とを重ね合わせたヘアキャッチャーであって、一部が上捕集体より上方に突出する摘み部を備え、摘み部を掴んだ際に、下捕集体が下方に回動するように構成されていることを特徴とするヘアキャッチャーを提供する。
【0009】
摘み部は、下捕集体を軸支するカシメ部を備えていることを特徴とする。
【0010】
上捕集体及び/または下捕集体の捕集桟は、一端が開放端となっていることが好ましい。
【0011】
摘み部は上捕集体及び下捕集体の基端部の中心からずれた位置に位置し、摘み部の方向は上捕集体及び下捕集体の捕集桟の方向とは異なっている構成とすることが好ましい。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、排水口に装着された2つの捕集体からなるヘアキャッチャーを、捕集体の摘みを掴んで上方に持ち上げて取り出すと、下捕集体が下方ヘ開くので、上記ヘアキャッチャーの持ち上げるという一つの動作(ワンアクション)で、毛やゴミ屑等の捕集物の除去作業が可能な状態とすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明に係るヘアキャッチャーを実施するための最良の形態を実施例に基づき図面を参照して、以下説明する。
【実施例】
【0014】
本発明に係るヘアキャッチャーの実施例を図1〜6おいて説明する。図1(a)、(b)は、本発明の実施例のヘアキャッチャーの斜視図を示し、図2(a)、(b)はその側面図及び作用を説明する図である。このヘアキャッチャー1は、樹脂材等の材料で形成され、上捕集体2と下捕集体3とが、互いに開閉可能に重ね合わされて構成されている。
【0015】
上捕集体2は、全体として水平面状に形成されており、複数の上捕集桟4を備えて櫛状に形成されている。上捕集体2の輪郭は、洗面ボール、浴室等の排水口の平面形状に合わせて形成され、例えばこの実施例では、平面視で略円形に形成されており、その大きさ(具体的に直径)は、上捕集体2が装着すべき洗面ボール等の排水口(図示せず)内に挿入可能なように、排水口の大きさ(直径)より若干小さく形成されている。
【0016】
図6(a)において上捕集体2の平面図を示すが、複数の上捕集桟4は、櫛歯のように互いに間隙5を介して平行に形成されている。複数の上捕集桟4は、上捕集体2の基端部6から先端部7に向けて一方向に延びるように形成されている。上捕集体2の基端部6は、図1に示すように上捕集体2の輪郭に沿ってC字状に形成されている(図6(a)参照)。基端部6は環状(例.円環状)に形成してもよいが、本実施例では、上捕集体2についてはC字状の基端部6を備えている構成で説明する。
【0017】
基端部6をC字状に構成した場合は、複数の上捕集桟4の間隙5は、上捕集体2の先端部7において開口し開放端として形成されている。このような構成にすると、上捕集桟4に絡んだ毛やゴミ屑等の捕集物(図2(a)、(b)参照)を紙などで把持し、上捕集桟4の開放端の方向に移動して開放端から除去し易い。特に、捕集物23が多く絡む上捕集桟4は、上捕集桟4の先端部7を開放端としていると、捕集物を除去し易いので好ましい。基端部6の両端部8は、複数の上捕集桟4の一部を構成している。
【0018】
上捕集体2のC字状の基端部6の周方向の中心からずれた位置における上面には、図1(a)、(b)に示すように、上方に突出する摘み部9が設けられている。この摘み部9は、上捕集体2の中心に向けて延び、人が掴みやすい適宜の厚さを有するように形成されている。この実施例では、摘み部9が上捕集体2の中心に向けて延びる方向は、複数の上捕集桟4の向きと異なるように形成されている。その理由については、後記する。
【0019】
下捕集体3は、上捕集体2と異なり摘み部9は備えていないが、その構成は上捕集体2と略同じ構成である。即ち、下捕集体3は、全体として水平面として形成されており、複数の下捕集桟10を備え櫛状に形成されている。下捕集体3の輪郭は、上捕集体2と同じように、装着すべき排水口と略同じ平面形状であり、例えば平面視で略円形に形成されており、その大きさ(直径)は、上捕集体2が装着すべき排水口内に挿入可能なように、排水口より若干小さく形成されている。
【0020】
図6(b)において本発明における下捕集体3の好ましい構成の平面図を示すが、下捕集体3の複数の下捕集桟10は、櫛歯のように互いに間隙11を介して平行に形成されている。複数の下捕集桟10の基端側は、下捕集体3の基端部12から先端部に向けて一方向に延びるように形成されている。下捕集体3の基端部12は、上捕集体2の基端部6と同様に、下捕集体3の輪郭に沿ってC字状に形成されている(図6(b)参照)。基端部12は環状(例.円環状)に形成してもよい。
【0021】
基端部12をC字状に形成した場合は、複数の下捕集桟10の間隙11は、下捕集体3の先端部12において開口し開放端として形成されている。基端部12の両端部13は、複数の下捕集桟10の一部を構成している。このような構成であると、絡んだ捕集物23を紙などで把持し下捕集桟4の開放端の方向に移動して開放端から除去し易い。以下、本実施例では、下捕集体3についても上捕集体2と同様にC字状の基端部12を備えている構成で説明する。
【0022】
下捕集体3の複数の下捕集桟10は、図2(a)、(b)に示すように、摘み部9の直下において上捕集体2の基端部6の下面において、カシメ部14によって回転可能に軸支されている。図3(a)〜(c)及び図4(a)〜(c)は、それぞれ上捕集体2及び下捕集体3のを示す図であり、図4(d)はヘアキャチャー1を示し、図4(e)は図4(d)のAに示す部分の拡大図である。カシメ部14の具体的構造例を、図3(a)〜(c)、図4(a)〜(e)によって説明する。
【0023】
上捕集体2は、カシメ部14を構成する耳部15を備えている。耳部15は、摘み部9の直下、即ち上捕集体2の基端部6の中心部から周方向に適宜角度ずれた位置の下面に、下方に向けて突設されている。この耳部15の両側面に、下捕集桟10を軸支する凸部16が側方に突出するように形成されている。
【0024】
一方、図6に示すように、下捕集体3の基端部12の中心12’から周方向にずれた位置には、下捕集体3の中心に向けて切り欠き17が形成されている。この切り欠き17の幅は、耳部15の厚さより少し大きく、切り欠き17内に耳部15が嵌合し回転可能となるように構成されている。切り欠き17の内側の両側面には耳部15の凸部16に対応して凹部18が形成されている(図4参照)。
【0025】
上捕集体2と下捕集体3を組み立てる際には、上捕集体2の耳部15を下捕集体3の切り欠き17内に挿入し、耳部15の凸部16を切り欠き17内の凹部18内に弾力に抗して嵌入し回転可能に軸支する。これにより、上捕集体2に対して下捕集体3を、カシメ部14を中心に回転可能になるように嵌合して組み合わされる。なお、上記とは逆に、耳部15に軸支用の凹部18を形成し、切り欠き17の内側の両側面に凸部を形成してもよい。
【0026】
このように上捕集体2の基端部6の一部に、下捕集体3の基端部12の一部が下方に回転するように取り付けられているが、下捕集体3の上に上捕集体2を重ね合わせると、上捕集桟4と下捕集桟10は互いに直交するように取り付けられている。これにより、上捕集桟4と下捕集桟10は、格子状の捕集桟19を形成している。
【0027】
なお、図3(a)〜(c)に示すように、上捕集体2には、耳部15の外端に耳部15と直交して上捕集体2外縁の接線方向に規制部20が形成されている。この規制部20は、下捕集体3が図2(b)に示すように下方に回転すると下捕集体3の断面が傾斜状に形成された外周面24に当接し、下捕集体3の下方への回転を所定角度に規制する。この規制部20は、摘み部9の一部として形成してもよいし、また、場合によっては規制部20を形成しなくてもよい。
【0028】
ところで、上捕集体2の基端部6に設けた摘み部9の方向と、上捕集桟4及び下捕集桟10の方向との関係について、最適な構成を、図5及び図6において説明する。図5は、比較例を示す図である。図5(a)は上捕集体2の平面図を、図5(b)は下捕集体3の平面図を、図5(c)は上捕集体2と下捕集体3を重ね合わせた平面図を示している。
【0029】
この上捕集体2については、図5(a)に示すように、摘み部9を、基端部6の周方向の中心6’の位置において上捕集桟4と略平行に設ける。そして、下捕集体3については、図5(b)に示すように、切り欠き17を基端部12の周方向の中心12’から周方向に反時計方向に90°にずれた基端部の端部13に設ける。基端部の両端部のうち、一方の端部13(図5(b)中、上側の端部13)は、他の端部13(図5(b)中、下側の端部13)より切り欠き17を形成するために幅広に形成されている
【0030】
そして、図5(c)に示すように、摘み部9直下の耳部15を切り欠き17に嵌合して上捕集体2と下捕集体3を重ね合わせると、上捕集桟4と下捕集桟10が互いに直交して交差し格子状の捕集桟19を形成する。
【0031】
図5(c)に示すように、摘み部9が突出する領域21は、本来は、格子状の捕集桟19が比較的広く形成されるべき領域であるが、摘み部9が突出して設けるために、左右に分断され、しかも、端部13を切り欠き17を設けるために幅広に形成する必要があり、図5(c)の斜線で示す格子状の捕集桟19が下捕集体3によって塞がれてデッドスペース(排水の通過及び捕集物の捕集機能をしない領域)となってしまう。その結果、領域21において、格子状の捕集桟19の面積が狭くなり、排水の通過及び捕集物8の捕集の機能が低減するという問題が生じる。
【0032】
このような問題が生じないように、本発明では、図6(a)〜(c)に示すような構成とした。ここで、図6(a)は上捕集体2の平面図を、図6(b)は下捕集体3の平面図を、図6(c)は上捕集体2と下捕集体3を重ね合わせた平面図を示している。
【0033】
図6(a)に示すように、上捕集体2については、摘み部9を基端部6の周方向の中心6’から周方向(正確には時計針方向)に45°程度ずらして設け、上捕集桟4の方向と異なるように設ける。そして、下捕集体3については、図6(b)に示すように、摘み部9に対応して切り欠き17を基端部6の周方向の中心12’から周方向に反時計針方向に45°程度ずらして設ける。
【0034】
そして、図6(c)に示すように、摘み部9直下の耳部15を切り欠き17に嵌合して上捕集体2と下捕集体3を重ね合わせると、上捕集桟4と下捕集桟10が互いに直交して交差し格子状の捕集桟19を形成する。
【0035】
この構成では、切り欠き17を基端部12の中心部12’と両端部13との境界部に形成するために、切り欠き17を形成するために必要な基端部12の面積は、図5(b)に較べてそれほど広くならないので、格子状の捕集桟19が、下捕集体3によって塞がれてその面積が狭くなることはない。その結果、格子状の捕集桟19の領域21を左右に狭い領域に分断することなく、格子状の捕集桟の領域21が、図5(a)〜(c)に示す構成に較べて、比較的水の通過が良く、また捕集物8の捕捉機能が良い。
【0036】
(作用)
以上の構成から成る本発明に係るヘアキャッチャー1の作用を説明する。図1(a)、図2(a)に示すように、上捕集体2と下捕集体3が重ね合わされて成るヘアキャッチャー1を、洗面ボール、浴室等の排水口内に嵌合して装着する。
【0037】
排水口から排水される水は、格子状の捕集桟19を通過して流下するとともに、毛やゴミ屑等の捕集物8は、格子状の捕集桟19の構成要素である上捕集桟4と下捕集桟10に絡んで捕集される。
【0038】
上捕集桟4と下捕集桟10に絡んで捕捉された捕集物8を除去する場合は、図1(b)、図2(b)に示すように、摘み部9を掴み、ヘアキャッチャー1を排水口から上方に持ち上げて取り出す。すると、下捕集体3は、カシメ部14を中心に下方に自重で回転し、上捕集体2と下捕集体3が開き隙間22が生じる。この隙間22から手を入れて、或いは隙間22と上捕集体2の上から捕集物8を把持して、上捕集体2の先端部7の方向に移動して除去することができる。
【0039】
このように、本発明のヘアキャッチャー1は、排水口から取り出す際に、その摘み部9を掴んで上方に持ち上げると、下捕集体3は自動的に下方に回転して開くので、摘み部9を掴んで上方に持ち上げるという一つの動作(ワンアクション)によって、捕集物8の除去作業がしやすい状態にすることができる。
【0040】
以上、本発明に係るヘアキャッチャーを実施するための最良の形態を実施例に基づいて説明したが、本発明はこのような実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内でいろいろな実施例があることは言うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明に係るヘアキャッチャーは、上記のような構成であるから、毛やゴミ屑を捕捉する必要のある洗面ボール、浴室等の排水口に適用できるだけでなく、捕集物を捕捉する必要のあるキッチンの流し台、その他の排水口にも適用可能である。特に、ホテル、事務所ビル、駅等公共施設のように多数の排水口を有する建物における、排水口の清掃作業では一つの動作(ワンアクション)でヘアキャッチャーの清掃が可能となるので、有用である。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】(a)は本発明に係るヘアキャッチャーの実施例の構成を示す斜視図であり、(b)は上捕集体に対して下捕集体を開いた状態を示す斜視図である。
【図2】(a)は本発明に係るヘアキャッチャーの実施例の構成を示す側面図であり、(b)は上捕集体に対して下捕集体を開いた状態を示す側面図である。
【図3】上記実施例の要部を説明する図であり、(a)、(b)は、それぞれ上捕集体捕集体の側面及び下面を示す図である。(c)は(a)のA−A断面を示す図である。
【図4】上記実施例の要部を説明する図であり、(a)〜(c)は、それぞれ下捕集体の側面、下面及び背面を示す図である。(d)はヘアキャチャーのカシメ部の断面を示し、(e)は(d)のAに示す部分の拡大図である。
【図5】上記実施例に対する比較例を説明する図であり、(a)〜(c)は、それぞれ上捕集体、下捕集体及びヘアキャッチャーの平面図である。
【図6】上記実施例の要部を説明するための図であり、(a)〜(c)は、それぞれ上捕集体、下捕集体及びヘアキャッチャーの平面図である。
【符号の説明】
【0043】
1 ヘアキャッチャー
2 上捕集体
3 下捕集体
4 複数の上捕集桟
5 複数の上捕集桟の間隙
6 上捕集体の基端部
7 上捕集体の先端部
8 上捕集体の基端部の両端部
9 摘み部
10 下捕集桟
11 下捕集桟の間隙
12 下捕集体の基端部
13 基端部の両端部
14 カシメ部
15 耳部
16 耳部の両側面に凸部
17 耳部が嵌合する切り欠き
18 下捕集体の切り欠きの内側の両側面に凹部
19 格子状の捕集桟
20 規制部
21 格子状の捕集桟の領域
22 捕集体と下捕集体が開き隙間
23 捕集物
24 下捕集体の外周面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上捕集体と下捕集体とを重ね合わせたヘアキャッチャーであって、一部が上捕集体より上方に突出する摘み部を備え、摘み部を掴んだ際に、下捕集体が下方に回動するように構成されていることを特徴とするヘアキャッチャー。
【請求項2】
請求項1記載のヘアキャッチャーであって、摘み部は、下捕集体を軸支するカシメ部を備えていることを特徴とするヘアキャッチャー。
【請求項3】
請求項1または2記載のヘアキャッチャーであって、上捕集体及び/または下捕集体の捕集桟は、一端が開放端となっていることを特徴とするヘアキャッチャー。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載のヘアキャッチャーであって、摘み部は上捕集体及び下捕集体の基端部の中心からずれた位置に位置し、摘み部の方向は上捕集体及び下捕集体の捕集桟の方向とは異なっていることを特徴とするヘアキャッチャー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−293270(P2009−293270A)
【公開日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−147618(P2008−147618)
【出願日】平成20年6月5日(2008.6.5)
【出願人】(000004709)株式会社ノーリツ (1,293)
【Fターム(参考)】