説明

ボイスメール装置及び電話システム

【課題】再生を希望するボイスメールを識別可能なボイスメール装置を提供する。
【解決手段】本発明の一形態に係るボイスメール装置は、内線電話機30宛てのボイスメール50を格納する記憶部(メールボックス141)と、制御部130と、ボイスメール50の識別情報51を生成する識別情報生成部142と、を備え、制御部130は、内線電話機30宛てのボイスメール50を読み出してイントロ部分を抽出すると共に、識別情報生成部142で生成された識別情報51と共にイントロ部分を内線電話機30に出力し、また、内線電話機30から入力されるユーザが再生を希望するボイスメール50の識別情報51に基づいて該当するボイスメール50を記憶部141から読み出して内線電話機30に出力する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボイスメール装置及び電話システムに関する。
【背景技術】
【0002】
ボタン電話装置や構内交換機等に搭載されるボイスメール装置は、特許文献1乃至5に開示されているように、ユーザが外出する場合や会社の業務時間外の場合等に留守番電話機能(ボイスメール機能)により、発信者からのボイスメールをメールボックスに録音する機能を備えている。
【0003】
ここで、ボイスメールはメールボックスに時系列に内線電話機毎に格納される。数十件、数百件の格納(録音)されたボイスメールをユーザが内線電話機を用いて確認するには、順番に再生してボイスメールの内容を確認してから、ボイスメールが必要か否かを判断する必要がある。つまり、内線電話機毎に割り当てられているメールボックスのメールボックス番号をユーザが内線電話機を操作してボイスメール装置にログインし、1件のボイスメールを再生する。1件のボイスメールの再生が終了すると、ユーザが内線電話機を操作して当該ボイスメールの保存、削除を決定して、次のボイスメールを再生する作業を延々と繰り返す。そのため、ユーザが全てのボイスメールの内容を確認するために多大な時間を費やしていた。
【0004】
そこで、特許文献1及び2には、ボイスメールの最初の所定時間のイントロ部分を再生する機能を備えたボイスメール装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平10−13543号公報
【特許文献2】特開2007−67550号公報
【特許文献3】特開2004−96502号公報
【特許文献4】特開2006−340093号公報
【特許文献5】特開2008−72614号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1及び2のボイスメール装置は、ボイスメールの最初の所定時間のイントロ部分を再生中にユーザが内線電話機を操作することにより、再生中のイントロ部分を含むボイスメールを再生する。そのため、後から改めて重要であったボイスメールを聞こうとしても、録音された全てのボイスメールの中から当該ボイスメールを識別することはできない。
【0007】
本発明の目的は、上述した課題を解決するボイスメール装置及び電話システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一形態に係るボイスメール装置は、ボタン電話装置や構内交換機等を介して内線電話機相互又は内線電話機と公衆網との通信が実現される電話システムに用いられるボイスメール装置であって、前記内線電話機宛てのボイスメールを格納する記憶部と、前記内線電話機からの再生指示情報に基づいて、前記ボイスメールを前記記憶部から読み出して、前記ボイスメールの最初の所定時間を抽出したイントロ部分、又は前記ボイスメールを前記内線電話機に出力する制御部と、前記イントロ部分が前記内線電話機に何番目に出力するイントロ部分に該当するかを示す前記ボイスメールの識別情報を生成し、前記制御部に出力する識別情報生成部と、を備え、前記制御部は、前記内線電話機からイントロ再生指示情報が入力されると、前記内線電話機宛ての前記ボイスメールを読み出してイントロ部分を抽出すると共に、前記識別情報生成部に前記識別情報の生成を指示し、前記識別情報生成部で生成された前記識別情報と共に前記イントロ部分を前記内線電話機に出力し、前記内線電話機からボイスメール再生指示情報及びユーザが再生を希望する前記ボイスメールの識別情報が入力されると、前記識別情報に基づいて該当する前記ボイスメールを前記記憶部から読み出して前記内線電話機に出力する。
【0009】
本発明の一形態に係る電話システムは、上述のボイスメール装置を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、再生を希望するボイスメールを識別可能なボイスメール装置及び電話システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の実施の形態1の電話システムを示す構成ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1の電話システムに用いる、内線電話機を概略的に示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の実施の形態に係るボイスメール装置及び電話システムについて説明する。但し、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
【0013】
<実施の形態1>
本実施の形態の電話システムは、ボタン電話装置や構内交換機等を介して内線電話機相互又は内線電話機と公衆網との通信が実現される電話システムであって、ユーザが内線電話機を操作して、当該内線電話機宛てのボイスメールを再生する際に、ボイスメールの最初の所定時間のイントロ部分と、当該イントロ部分が何番目に再生されるイントロ部分かを示すボイスメールの識別情報と、を連続的に当該内線電話機から再生する。そして、ユーザが内線電話機を操作して、再生を希望するボイスメールの識別情報を入力すると、当該ボイスメールを内線電話機から再生する。
【0014】
このように、イントロ部分が何番目に再生されるボイスメールのイントロ部分かを示すボイスメールの識別情報を、当該イントロ部分の再生前又は再生後に再生することで、ユーザは再生を希望するボイスメールを録音された全てのボイスメールの中から簡単に識別することができる。そのため、再生を希望するボイスメールと、再生を希望しないボイスメールとを簡単に識別することができる。そして、ユーザが再生を希望するボイスメールの識別情報を内線電話機から入力すると、簡単に当該ボイスメールを再生することができ、操作性に優れている。
【0015】
このような電話システムは、図1に示すように、交換機10、公衆網20、内線電話機30などを備える。なお、交換機10への内線電話機の接続数は、図1の限りでない。また、交換機10への公衆網20又は内線電話機30の接続は、有線又は無線を問わない。
【0016】
交換機10は、内線ユニット110、外線ユニット120、制御部130、ボイスメール装置140などを備える。内線ユニット110には、伝送回線40を介して内線電話機30が接続されている。外線ユニット120には、アナログ電話網、ISDN、IP網などの公衆網20が接続されている。
【0017】
制御部130は、内線電話機30の動作制御や公衆網20の制御など、例えば一般的なボタン電話システムが持つ機能を実現する。すなわち、制御部130は、例えば公衆網20から外線ユニット120を介して入力される通信情報を、内線ユニット110を介して所定の内線電話機30に出力する。また、制御部130は、内線電話機30から伝送回線40及び内線ユニット110を介して入力される通信情報を、外線ユニット120を介して公衆網20に出力する。なお、本実施の形態の制御部130は、ボイスメール装置140の制御部としても機能するが、詳細については後述する。
【0018】
ボイスメール装置140は、メールボックス(記憶部)141、識別情報生成部142を備える。メールボックス141は、内線電話機30へのボイスメール(録音ファイル)50を格納する。なお、交換機10に複数台の内線電話機30が接続されている場合は、各々の内線電話機30に対応するようにメールボックス141内に記憶領域が用意されることが好ましい。
【0019】
識別情報生成部142は、詳細は後述するが、制御部130が内線電話機30にボイスメール50のイントロ部分を出力するとき、当該イントロ部分を含むボイスメール50の識別情報51を生成して当該制御部130に出力する。
【0020】
このようなボイスメール装置140は、制御部130によって制御される。すなわち、制御部130は、内線電話機30からイントロ再生指示情報が入力されると、内線電話機30宛てのボイスメール50をメールボックス141から読み出して、当該ボイスメール50からイントロ部分を抽出し内線電話機30に出力する。このとき、制御部130は、内線電話機30にイントロ部分を出力する毎に、識別情報生成部142に識別情報51の生成を指示し、当該識別情報生成部142から受け取った識別情報51をイントロ部分と共に内線電話機30に出力する。
【0021】
このように、内線電話機30にイントロ部分を出力する毎に識別情報51を生成することで、識別情報51は内線電話機30に出力されるイントロ部分が当該内線電話機30に何番目に出力されるイントロ部分かを示す情報となる。そのため、ユーザは内線電話機30から再生されるイントロ部分及び識別情報51を聞くと、当該イントロ部分が何番目に再生されたイントロ部分を含むボイスメール50であるかを簡単に認識することができる。
【0022】
一般的にはボイスメール50の最初の数秒程度内に発信側が会社名や名前を名乗っているので、ユーザがイントロ部分を聞けば、再生中のイントロ部分を含むボイスメール50が重要であるか否かを簡単に判断することができる。
【0023】
制御部130は、内線電話機30からボイスメール再生指示情報及びユーザが再生を希望するボイスメール50の識別情報51が入力されると、当該識別情報51に基づいて該当するボイスメール50をメールボックス141から読み出して内線電話機30に出力する。このように、識別情報51を入力することで、再生を希望するボイスメール50を全てのイントロ部分を再生した後に再生することができる。
【0024】
内線電話機30は、図2に示すように、一般的な内線電話機と略同様の構成とされており、ユーザが操作するテンキー等の第1の入力部310、全てのボイスメール50の再生情報を入力する第2の入力部320を備える。さらに本実施の形態の内線電話機30は、イントロ再生指示情報を入力する第3の入力部330、個別のボイスメール再生指示情報を入力する第4の入力部340を備える。
【0025】
上述の構成の電話機システムは、以下に説明するように動作する。
先ず電話システムがボイスメールを録音する動作を説明する。ユーザが内線電話機30のボイスメール機能開始指示情報を入力する第5の入力部350を操作して、交換機10の制御部130にボイスメール機能開始指示情報を入力するか、又は所定の時刻になると、制御部130は当該内線電話機30のボイスメール機能を動作させる。すなわち、制御部130は、例えば内線電話機30への外線着信が入力されると、発信側の電話機から所定のメッセージ(例えば内線電話機30宛てのボイスメールが録音される旨のメッセージ)を流し、発信者にボイスメールの録音を促す。
【0026】
制御部130は、発信側の電話機からボイスメール50が入力されると、ボイスメール装置140のメールボックス141に当該ボイスメール50を格納(録音)する。このようにして、制御部130は、ボイスメール機能を動作させている間、断続的にボイスメール50をメールボックス141に格納する。このとき、ボイスメール50は、例えば録音される順に所定の記憶領域に格納される。
【0027】
次にボイスメール50のイントロ部分を再生する際の電話システムの動作を説明する。ユーザが当該内線電話機30の第3の入力部330を操作すると、内線電話機30からイントロ再生指示情報が制御部130に入力される。これにより、制御部130は、1件目のボイスメール50をメールボックス141から読み出し、当該ボイスメール50のイントロ部分を抽出する。それと共に、制御部130は、ボイスメール50をメールボックス141から読み出した旨の情報を、識別情報生成部142に出力する。
【0028】
識別情報生成部142は、当該ボイスメール50は1件目のボイスメールであるので、1件目のボイスメールである旨の識別情報51を生成し、制御部130に出力する。制御部130は、抽出したイントロ部分と識別情報51とを内線電話機30に出力する。内線電話機30は、イントロ部分を再生すると共に、当該イントロ部分の再生前又は再生後に1件目のボイスメールである旨の識別情報51を再生する。
【0029】
制御部130は、内線電話機30への1件目のボイスメール50のイントロ部分及び識別情報51の出力が終了すると、2件目のボイスメール50をメールボックス141から読み出し、当該ボイスメール50のイントロ部分を抽出する。それと共に、制御部130は、新たなボイスメール50をメールボックス141から読み出した旨の情報を、識別情報生成部142に出力する。識別情報生成部142は、当該ボイスメール50は2件目のボイスメールであるので、2件目のボイスメールである旨の識別情報51を生成し、制御部130に出力する。制御部130は、抽出したイントロ部分と識別情報51とを内線電話機30に出力する。内線電話機30は、イントロ部分を再生すると共に、当該イントロ部分の再生前又は再生後に2件目のボイスメールである旨の識別情報51を再生する。
【0030】
制御部130は、上述のように3件目のボイスメール、4件目のボイスメール、・・・と連続的に識別情報と共に、内線電話機30に出力する。内線電話機30は、入力されるボイスメール50及び識別情報51を連続的に再生する。これにより、ユーザは第3の入力部330を操作するだけで、全てのボイスメール50のイントロ部分を識別情報51と共に聞くことができる。
【0031】
次に所定のボイスメール50を再生する際の電話システムの動作を説明する。ユーザが当該内線電話機30の第4の入力部340を操作すると、内線電話機30からボイスメール再生指示情報が制御部130に入力される。それと共に、例えば第4の入力部340の操作後に再生を希望するボイスメール50の識別情報51をユーザが内線電話機30の第1の入力部310を操作して入力すると、内線電話機30から識別情報51が制御部130に入力される。制御部130は、入力されるボイスメール再生指示情報及び識別情報51に基づいて、ユーザが再生を希望するボイスメール50をメールボックス141の所定の記憶領域から読み出して内線電話機30に出力する。
【0032】
<他の実施の形態>
なお、内線電話機30における、イントロ再生停止指示情報を入力する第6の入力部360を、ユーザが操作することにより、イントロ部分及び識別情報の連続的な再生を停止することができる構成とすることが好ましい。
【0033】
また、内線電話機30における、割込み再生指示情報を入力する第7の入力部370を、ユーザが操作することにより、再生中のイントロ部分を含むボイスメール50を再生することができる構成とすることが好ましい。つまり、内線電話機30の第7の入力部370をユーザが操作すると、内線電話機30から制御部130に割込み再生指示情報が出力される。制御部130は、入力された割込み再生指示情報に基づいて、連続して内線電話機30にイントロ部分及び識別情報51を出力する動作を一旦停止し、再生中のイントロ部分を含むボイスメール50を内線電話機30に出力する。
【0034】
また、内線電話機30における、ボイスメール削除指示情報を入力する第8の入力部380を、ユーザが操作することにより、内線電話機30宛ての全てのボイスメール50をメールボックス141から削除できる構成とすることが好ましい。つまり、制御部130は、内線電話機30から入力されるボイスメール削除指示情報に基づいて、メールボックス141から内線電話機30宛ての全てのボイスメール50を削除する。ユーザは第8の入力部380を操作するだけで、簡単にメールボックス141に格納されているボイスメール50を削除することができる。
【0035】
また、内線電話機30における、イントロ部分の時間設定/変更指示情報を入力する第9の入力部390を、ユーザが操作することにより、制御部130がボイスメールからイントロ部分を抽出する例えば秒数を設定又は変更可能な構成とされていることが好ましい。つまり、例えば内線電話機30の第9の入力部390をユーザが操作した後に、第1の入力部310を操作して希望する秒数を入力すると、制御部130に時間設定/変更指示情報と希望する時間情報とが時間設定/変更情報として出力される。制御部130は、入力された時間設定/変更情報に基づいて、ボイスメールからイントロ部分を抽出する秒数を設定又は変更する。これにより、ユーザの時間的余裕等に応じてイントロ部分の秒数を簡単に設定又は変更することができる。
【0036】
また、内線電話機30における、個別のボイスメール50を保存する保存指示情報を入力する第10の入力部400や、個別のボイスメール50を削除する削除指示情報を入力する第11の入力部410を、ユーザが操作することにより、制御部130が個別のボイスメール50をメールボックス141に保存又はメールボックス141から削除する構成とされていることが好ましい。つまり、例えば内線電話機30の第10の入力部400又は第11の入力部410をユーザが操作した後に、第1の操作部310を操作して保存又は削除を希望する識別情報51を入力すると、制御部130に保存指示情報と保存を希望するボイスメール50の識別情報51、又は削除指示情報と削除を希望するボイスメール50の識別情報51が出力される。制御部130は、入力された保存指示情報と保存を希望するボイスメール50の識別情報51、又は削除指示情報と削除を希望するボイスメール50の識別情報51とに基づいて、当該ボイスメール50をメールボックス141に保存又はメールボックス141から削除する。これにより、ユーザは識別情報51を用いて簡単に特定のボイスメール50を保存又は削除することができる。
【0037】
本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記実施の形態では、ボイスメール装置140を交換機10に搭載しているが、ボイスメール装置140と別構成としても良い。また、交換機10の制御部130を用いてボイスメール装置140を制御しているが、交換機10の制御部130と別の制御部によってボイスメール装置140を制御しても良い。
【符号の説明】
【0038】
10 交換機
20 公衆網
30 内線電話機
40 伝送回線
50 ボイスメール
51 識別情報
110 内線ユニット
120 外線ユニット
130 制御部
140 ボイスメール装置、141 メールボックス、142 識別情報生成部
310 第1の入力部、320 第2の入力部、330 第3の入力部、340 第4の入力部、350 第5の入力部、360 第6の入力部、370 第7の入力部、380 第8の入力部、390 第9の入力部、400 第10の入力部、410 第11の入力部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボタン電話装置や構内交換機等を介して内線電話機相互又は内線電話機と公衆網との通信が実現される電話システムに用いられるボイスメール装置であって、
前記内線電話機宛てのボイスメールを格納する記憶部と、
前記内線電話機からの再生指示情報に基づいて、前記ボイスメールを前記記憶部から読み出して、前記ボイスメールの最初の所定時間を抽出したイントロ部分、又は前記ボイスメールを前記内線電話機に出力する制御部と、
前記イントロ部分が前記内線電話機に何番目に出力するイントロ部分に該当するかを示す前記ボイスメールの識別情報を生成し、前記制御部に出力する識別情報生成部と、
を備え、
前記制御部は、前記内線電話機からイントロ再生指示情報が入力されると、前記内線電話機宛ての前記ボイスメールを読み出してイントロ部分を抽出すると共に、前記識別情報生成部に前記識別情報の生成を指示し、前記識別情報生成部で生成された前記識別情報と共に前記イントロ部分を前記内線電話機に出力し、
前記内線電話機からボイスメール再生指示情報及びユーザが再生を希望する前記ボイスメールの識別情報が入力されると、前記識別情報に基づいて該当する前記ボイスメールを前記記憶部から読み出して前記内線電話機に出力するボイスメール装置。
【請求項2】
前記制御部は、前記内線電話機からボイスメール削除指示情報が入力されると、前記記憶部に格納されている前記内線電話機宛ての全てのボイスメールを削除する請求項1に記載のボイスメール装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記ボイスメールから抽出する前記イントロ部分の時間設定/変更情報に基づいて、前記ボイスメールから前記イントロ部分を抽出する請求項1又は2に記載のボイスメール装置。
【請求項4】
前記ボイスメール装置は、前記ボタン電話装置又は前記構内交換機に搭載される請求項1乃至3のいずれか1項に記載のボイスメール装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記内線電話機相互又は前記内線電話機と前記公衆網との通信を実現する、前記ボタン電話装置又は前記構内交換機に搭載される制御部である請求項1乃至4のいずれか1項に記載のボイスメール装置。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか1項に記載のボイスメール装置を備える電話システム。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2013−13028(P2013−13028A)
【公開日】平成25年1月17日(2013.1.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−145993(P2011−145993)
【出願日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【出願人】(000227205)NECインフロンティア株式会社 (1,047)
【Fターム(参考)】