説明

ミニチュア・メモリカードのデュアル・インタフェース・コンバータ

【課題】メモリカード・インタフェースまたは製品インタフェースを使用してカード・リーダまたは電子装置に接続する、ミニチュア・メモリカード用のデュアル・インタフェース・コンバータを提供する。
【解決手段】ミニチュア・メモリカードのデュアル・インタフェース・コンバータは、標準のメモリカードと互換性を持つカートリッジと、該カートリッジに形成した製品インタフェースと共にメモリカード・インタフェースと、ミニチュア・カードをカートリッジに挿入できるようにカートリッジに設けたスロットとを有する。コンバータを使用する1つの態様において、カード・リーダは、メモリカード・インタフェースを介してミニチュア・メモリカード内のデータを読み書きすることができる。さらに、コンバータは、メモリモジュールを組み込むことによって、携帯型記憶媒体として機能することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(発明の分野)
本発明は、ミニチュア・メモリカードのデュアル・インタフェース・コンバータに関し、一層詳しく言えば、本発明は、標準的なメモリカードにミニチュア・メモリカードを適応させるために無線または有線インタフェースとして使用できるデュアル・インタフェース・コンバータに関する。
【背景技術】
【0002】
(関連技術の説明)
デジタル技術時代が到来するにつれて、消費者の要求に応えるべく携帯電子機器製品が多機能装置としてデジタル化されてきている。たとえば、携帯電話は、画像を取り込んでMP3ファイルを再生するのに使用することができるし、デジタルカメラには動的ビデオ録画機能が有る。これらの電子装置用の最も普通の記憶媒体はメモリカードである。多くの周知の企業は、ほとんどの種類の電子装置用の種々のタイプのメモリカードを設計して大衆化してきた。今では、携帯電話やデジタルカメラ用のミニチュア・メモリカードは、大量のデータを記憶できる。初期のSDメモリカードおよびMMCメモリカードの寸法は切手並みである。しかしながら、サムソン社(Samsung:韓国の電子機器企業)の開発した現在のミニチュア・メモリカード(MMC MICRO)は、初期の標準的なメモリカードよりもはるかに小さな寸法(12mm×14mm×1.1mm)になっている。
【0003】
コンピュータにミニチュア・メモリカード内のデータを転送する場合、たとえメモリカードを電子装置に容易にインストールできたとしても、いくつかの問題があり得る。たとえば、ほとんどのコンボ・カード・リーダ(コンピュータに搭載したり、コンピュータに外部接続したりすることができる)はミニチュア・メモリカードをサポートしない。したがって、ミニチュア・メモリカードは変換用カートリッジ付きで販売されることが多い。
【0004】
図15及び図16を参照して従来のミニチュア・メモリカード80用の従来の変換用カートリッジ70を説明する。この従来の変換用カートリッジ70は標準的なMMCメモリカードと同じ寸法である。変換用コンバータ70は、ミニチュア・メモリカード80を挿入するスロット71を有し、ミニチュア・メモリカード80に電子的に対応して接続できるMMCインタフェース72を有する。標準的なMMCカードは寸法でのみミニチュア・メモリカード80と異なっているので、構造を簡単に改造するだけでMMCカード互換のカード・リーダがミニチュア・メモリカード80を読み書きすることができる。
【0005】
しかしながら、コンボ・メモリカード・リーダは、ほとんどのパソコン使用者にとって広く普及しているというような基本的装置ではない。たとえミニチュア・メモリカード80が変換用コンバータ70と一緒に販売されるにしても、カード・リーダを持たないコンピュータ使用者はこのカード80を利用することはできない。
【0006】
したがって、本発明は、上記の問題を緩和するまたは未然に防ぐためにメモリカードの新規なデュアル・インタフェース・コンバータを提供する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の主目的は、メモリカード・インタフェースまたは製品インタフェースを使用してカード・リーダまたは電子装置に接続する、ミニチュア・メモリカード用のデュアル・インタフェース・コンバータを提供することにある。カード・リーダまたは電子装置は、ミニチュア・メモリカードのデータの読み取り及び書き込みができる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この主目的を達成すべく、本コンバータは、カートリッジと、このカートリッジに装着した変換モジュールとを含む。カートリッジは、標準的なメモリカードと互換性を持ち、スロット、製品インタフェース、およびメモリカード・インタフェースを形成している。カートリッジの変換モジュールは、メモリカード・インタフェース、製品インタフェース、スロットのうちのいずれかに接続する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明の他の目的、利点および新規な特徴は、添付図面と関連した以下の詳細な説明からより明らかとなろう。
(実施の形態)
【0010】
図1および図2を参照すると、本発明のデュアル・インタフェース・コンバータは、標準的なメモリカードと同様のカートリッジ外観を有する。カートリッジは、ミニチュア・メモリカード80を保持するハウジング10を有し、データをミニチュア・メモリカード80と対象電子装置(図示せず)との間でデータを転送するために、標準的なメモリカード・インタフェースか或いは製品インタフェースのいずれかを使用する。製品インタフェースは、USBやIEEE1394規格のような有線通信プロトコルか、または、たとえば、RFID(無線認証)や、ブルートゥースや、無線LANや、無線USBなどを含む無線通信規格のいずれであってもよい。有線通信規格のUSBインタフェースは、一例として、以下の説明のように使用される。
【0011】
図3を参照すると、ハウジング10に加えて、カートリッジは、ハウジング10内に装着した変換モジュール20を含んでいる。ハウジング10は、相互に対応して組み立てた頂部シェル11および底部シェル12によって形成してある。頂部シェル11および底部シェル12は、共に、インタフェース・サイド(符号なし)を有する。頂部シェル11は、さらに、インタフェース・サイドの反対縁から外方に延びるプラットフォーム(符号なし)を形成している。底部シェル12は、プラットフォームに対応するU字形フレーム16を有する。2つのシェル11、12を相互に組み合わせたとき、プラットフォームおよびU字形フレーム16が突出部を形成する。多数の貫通孔14がインタフェース・サイドに沿って底部シェル12に設けてある。さらに、ノッチ15が頂部シェル11および底部シェル12の片縁に設けてあり、これら2つのノッチ15が、2つのシェル11、12を相互に対応して組み合わせたときにスロット17を形成するようになり、このスロットl7を通して、ミニチュア・メモリカード80がハウジング10内へ挿入される。
【0012】
ハウジング10の変換モジュール20は、主回路板21と補助回路板23とを含んでいる。この主回路板21には、適応回路とカード読み取り制御回路25とが形成されているが、これらについては図4に関連して後に説明することとする。
【0013】
主回路板21は、シェル11、12に対応する形に形成されてあり、頂面および底面を含む。メモリカード・インタフェースとして多数の接点22が主回路板21の底面に形成してあり、それぞれ、底部シェル12の貫通孔14に対応している。メモリカード・インタフェースは、これに限定するつもりはないが、SD、MMC、MS、或いはMS DUOといったメモリカード・インタフェースである。
【0014】
補助回路板23は、主回路板21の底面に接続されていて、その底面にはUSB製品インタフェースとして多数の信号接点230が有り、対象電子装置のUSBポートに接続するようになっている。信号接点230は、適応回路を介してカード読み取り制御回路に電子的に接続する。補助回路板23を伴った状態で主回路板21がシェル11、12間に位置付けられると、補助回路板23はフレーム16に囲まれ保持される。
【0015】
主回路板21は、さらに、ミニチュア・メモリカード80を接続するためのコネクタ24を有する。コネクタ24は、この実施形態では、主回路板21に装着した多数の端子によって形成してある。
【0016】
図4について説明する。変換モジュール20のカード読み取り制御回路25は、製品インタフェースの信号接点230に接続する4つの端子VPF、VPH、VMF、VMHを有しており、また、第1のスイッチ・バスを介してコネクタ24に接続している端子DAT0〜DAT3、CLK、CMDを使用している。この第1のスイッチ・バスは、多数のスイッチング・モジュール(U9A〜U11AおよびU9B〜U11B)で構成してある。コネクタ24は、Micro SD,MMC Micro,或いはMSMicro (M2)の規格と互換性を持っている。メモリカード・インタフェースとしての多数の接点22は、主回路板21上の適応回路を介してコネクタ24の端子に対応して接続している。スイッチング・モジュール(U9A〜U11AおよびU9B〜U11B)およびカード読み取り制御回路25の操作は、カートリッジのUSBインタフェースの電子装置をUSBポートへ接続するか否かで行なわれる。信号接点230を電子装置のUSBポートに接続すると、電子装置から直流電圧VCC_UPCBが変換モジュール20の電圧調整器26に送られ、処理される。電圧調整器26は、カード読み取り制御回路25およびすべてのスイッチング・モジュール(U9A〜U11AおよびU9B〜U11B)に第1の作動電圧VDDを出力する。電子スイッチQ3を通過している作動電圧VDDは、第2の作動電圧VCC3として定義される。第2の作動電圧VCC3は、すべてのスイッチング・モジュール(U9A〜U11AおよびU9B〜U11B)にも出力される。第1の作動電圧VDDは、スイッチング・モジュールを導通状態にすべきかどうかを制御する。第2の作動電圧VCC3は、各スイッチング・モジュール(U9A〜U11AおよびU9B〜U11B)のための作動電圧として使用される。導通状態になったスイッチング・モジュール(U9A〜U11AおよびU9B〜U11B)を介して、ミニチュア・メモリカード80がカード読み取り制御回路25に接続可能になる。カード読み取り制御回路25が電子装置のUSBポートに接続しているので、カード読み取り制御回路25を介して、電子機器製品がミニチュア・メモリカード80にアクセスすることができる。
【0017】
図5及び図6を参照する。ミニチュア・メモリカード80がカートリッジに挿入されれば、コンバータが製品インタフェースによってUSBポートに接続する。前述の実施形態では、メモリカード・インタフェースおよび製品インタフェースは、カートリッジの同じ表面に形成してある。しかしながら、これらインタフェースは、それぞれ、相対向する面に形成することもできる。
【0018】
しかしながら、図7に示すように、オプションのU字形保護カバー13を使用して、該カバー13を突起に取り付けて、カートリッジを補填するようにし、ほぼ矩形のコンバータを形成することもできる。こうして補填されたカートリッジは標準のメモリカードと同じ外観を有する。保護カバー13は、カートリッジを補填するということに加えて、突起がポッキと折れるのを防止することができる。しかしながら、カートリッジは、保護カバー13で補填しなくても、メモリカード・リーダに簡単に挿入できることは言うまでもない。
【0019】
図3及び図7に示すように、保護カバー13は、溝130を有するU字体で形成してあり、この溝130に沿って、突起を保護カバー13内にすべり込ませることができるようになっている。この実施形態においては、U字体の片側にはさらに金属プレート18が装着してある。
【0020】
本発明によるデュアル・インタフェース・コンバータは、以下に説明するように種々の実施形態に形成できる。ハウジング10の寸法および形状は、標準のメモリカードと同じである。以下の実施形態における製品インタフェースはハウジング10内に保持できる。
【0021】
図8に示すように、ハウジング10は、メモリカード・インタフェースと相対向する面に開口部(符号なし)を有する。製品インタフェース29はハウジング10の開口部内に旋回可能に装着されている。製品インタフェース29を外向きに回転させてハウジング10から突出させると、カートリッジは、製品インタフェース29によって電子装置のUSBポートのような互換性のあるコネクタに接続できるようになる。製品インタフェース29を開口部に収容されると、ハウジング10は標準のメモリカードの形となる。
【0022】
図9に示すように、ハウジング10には、製品インタフェース29を可動に保持できるスペースが有る。製品インタフェース29は、このスペースに沿って、水平方向にハウジング10から引き出したり、ハウジング内へ押し込んだりすることができる。製品インタフェース29をハウジング10から引き出せば、カートリッジは、製品インタフェース29によって、電子装置の互換性のあるコネクタに接続できるようになる。製品インタフェース29をスペース内に収めれば、ハウジング10の形は標準のメモリカードと同じである。
【0023】
図10を参照すると、ハウジング10には、製品インタフェース29を保持するための凹部19が設けてあり、製品インタフェース29を折り畳み可能なコネクタとして凹部19の両側に回転可能に装着するようになっている。製品インタフェース29が凹部19内に完全に折り込まれると、ハウジング10は、カード・リーダに直接挿入するのに適した標準のメモリカードと同じ外観となる。製品インタフェース29を持ち上げ、ハウジング10から突出させると、製品インタフェース29は、電子装置の互換性を持つポートに接続できる。
【0024】
別の実施形態では、本発明によるデュアル・インタフェース・コンバータは、携帯記憶媒体として役立てることができる。この機能を達成するために、メモリモジュール27およびメモリカード制御回路28がコンバータ内に形成してある。これらは共に変換モジュール20内に形成してあるのが好ましい。
【0025】
図4を参照すると、メモリモジュール27はメモリカード制御回路28に接続されている。メモリカード制御回路28は、第2のスイッチ・バスを介して接点22に接続され、第1のスイッチ・バスのスイッチング・モジュール(U9A〜U11AおよびU9B〜U11B)を介してカード読み取り制御回路25にも接続されている。第2のスイッチ・バスは、多数のスイッチング・モジュール(U14A〜U16AおよびU14B〜U16B)で構成してある。
【0026】
すべてのスイッチング・モジュール(U9A〜U11A、U9B〜U11B、U14A〜U16AおよびU14B〜U16B)対する作動電圧VCC3は、コンバータが電子装置のUSBポートに接続したときに、電子装置から出力される。コンバータを電子装置から引き離して回転して、メモリカード・インタフェースによって互換性を持つカード・リーダに接続すると、カード・リーダが作動電圧VCC3を与えることができる。
【0027】
スイッチング・モジュール(U14A〜U16AおよびU14B〜U16B)およびメモリカード制御回路25の操作は、コネクタ24がミニチュア・メモリカード80に接続されるか否かに依る。コネクタ24は、すべてのスイッチング・モジュール(U14A〜U16AおよびU14B〜U16B)のすべての制御ピンCへ接続している検出ピン(カード検出)を有する。ミニチュア・メモリカード80がコネクタ24へ接続すると、コンバータは変換装置としてのみ機能して、検出ピン(カード検出)は、すべてのスイッチング・モジュール(U14A〜U16AおよびU14B〜U16B)をオフにすることになる。その結果、メモリモジュール27およびメモリカード制御回路28は、カード読み取り制御回路25および標準のメモリカード・インタフェースに対する接続部をまったく持てないことになる。
【0028】
ミニチュア・メモリカード80がコンバータに挿入されてない場合には、コンバータは電子装置またはカード・リーダのいずれかに接続することができ、標準のメモリカード・インタフェースまたはUSBインタフェースを持つことができる。したがって、メモリカード制御回路28は、スイッチング・モジュール(U9A〜U11AおよびU9B〜U11B)を介して接点22またはカード読み取り制御回路25に接続する。したがって、コンバータは、電子装置に対する携帯型データ記憶媒体として使用されるし、或いは、さらに補整して、カード・リーダのような電子製品に接続するための標準のメモリカード(図7に示すように)を形成するようにもできる。
【0029】
図11に示す回路は図4と同様であるが、最初の有線インタフェースの代わりに、無線通信インタフェースを使用している。無線通信インタフェースの一例としては、無線USBインタフェースである。また、最初のカード読み取り回路25の変わりに、無線インタフェース制御装置を組み入れたカード読み取り制御回路25'が使われている。カード読み取り制御回路25'の信号入力および出力ピン(Rfin、Rfout)が、無線周波マッチング回路251を介してアンテナ252に接続されて、データを無線で送受信するようになっている。
【0030】
図12では、最初のUSBインタフェースの代わりに、無線USBインタフェースを使用しているが、補助回路板23'はハウジング10上に残っている。補助回路板23'におけるデータピンを除去し、パワーピン231のみを残し、電子装置のUSBポートからハウジング10の変換モジュール20に作動電圧を伝えるようになっている。
【0031】
図13に示すようにコンバータが内部作動電圧を備えている状況では、補助回路板23'は不要である。コンバータのハウジング10'の形状はメモリカードの規格に合わせてある。
【0032】
図14を参照すると、ここでは、別の種類の無線通信規格を使用している。この実施形態では、RFID通信技術を使用して無線データ伝送を行っている。RFIDコントローラにはカード読み取り制御回路25”が組み込んである。カード読み取り制御回路25”のデータ入力ピンDIおよびデータ出力ピンDOは送信/受信回路253に接続している。電磁誘導効果が作動電圧を発生させることができるので、コンバータは補助回路板を必要としない。
【0033】
前述の無線USBおよびRFIDの規格に限らず、ブルートゥースまたは無線LANのような他の無線通信技術もこのコンバータに対して実行可能である。
【0034】
要するに、標準のメモリカードの形状を有するカートリッジによってミニチュア・メモリカードを保持できるので、メモリカード・スロットを有する、互換性を持つカード・リーダまたは電子製品は、このコンバータを介してミニチュア・メモリカードを利用できるようになる。互換性を持つカード・リーダが存在しない状況でも、コンバータのUSBまたはIEEE1394インタフェースのような製品インタフェースを電子装置の対応するデータ伝送ポートに接続することによって、電子装置はミニチュア・メモリカードのデータを読み取り及び書き込みすることができる。有線データ転送プロトコルに加えて、製品インタフェースは、無線通信インタフェース、たとえばブルートゥース、無線LAN、または無線USBであってもよい。
【0035】
さらに、オプションのメモリモジュールおよびメモリカード制御回路をコンバータに形成してもよい。それによって、コンバータは、取り外し可能なデータ記憶媒体または携帯データ記憶媒体として使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明によるデュアル・インタフェース・コンバータの第1実施形態の頂部斜視図である。
【図2】図1のデュアル・インタフェース・コンバータの底部透視図である。
【図3】図1のデュアル・インタフェース・コンバータの展開斜視図である。
【図4A】本発明によるデュアル・インタフェース・コンバータの変換モジュールの回路図である。
【図4B】本発明によるデュアル・インタフェース・コンバータの変換モジュールの回路図である。
【図4C】本発明によるデュアル・インタフェース・コンバータの変換モジュールの回路図である。
【図4D】本発明によるデュアル・インタフェース・コンバータの変換モジュールの回路図である。
【図4E】本発明によるデュアル・インタフェース・コンバータの変換モジュールの回路図である。
【図4F】本発明によるデュアル・インタフェース・コンバータの変換モジュールの回路図である。
【図4G】本発明によるデュアル・インタフェース・コンバータの変換モジュールの回路図である。
【図4H】本発明によるデュアル・インタフェース・コンバータの変換モジュールの回路図である。
【図5】ミニチュア・メモリカードを保持している図1のデュアル・インタフェース・コンバータの頂部斜視図である。
【図6】ミニチュア・メモリカードと共に組み立てた本発明のデュアル・インタフェース・コンバータの底部透視図である。
【図7】プロテクト・カバーを補った図1のデュアル・インタフェース・コンバータの斜視図である。
【図8】本発明によるデュアル・インタフェース・コンバータの第2実施形態の斜視図である。
【図9】本発明によるデュアル・インタフェース・コンバータの第3実施形態の斜視図である。
【図10】本発明によるデュアル・インタフェース・コンバータの第4実施形態の斜視図である。
【図11A】本発明による無線USBインタフェースを使用しているデュアル・インタフェース・コンバータの回路図である。
【図11B】本発明による無線USBインタフェースを使用しているデュアル・インタフェース・コンバータの回路図である。
【図11C】本発明による無線USBインタフェースを使用しているデュアル・インタフェース・コンバータの回路図である。
【図11D】本発明による無線USBインタフェースを使用しているデュアル・インタフェース・コンバータの回路図である。
【図11E】本発明による無線USBインタフェースを使用しているデュアル・インタフェース・コンバータの回路図である。
【図11F】本発明による無線USBインタフェースを使用しているデュアル・インタフェース・コンバータの回路図である。
【図11G】本発明による無線USBインタフェースを使用しているデュアル・インタフェース・コンバータの回路図である。
【図11H】本発明による無線USBインタフェースを使用しているデュアル・インタフェース・コンバータの回路図である。
【図12】本発明による第1実施形態の無線USBインタフェースを有するデュアル・インタフェース・コンバータの斜視図である。
【図13】本発明による第2実施形態の無線USBインタフェースを有するデュアル・インタフェース・コンバータの斜視図である。
【図14A】本発明による無線RFIDインタフェースを有するデュアル・インタフェース・コンバータの回路図である。
【図14B】本発明による無線RFIDインタフェースを有するデュアル・インタフェース・コンバータの回路図である。
【図14C】本発明による無線RFIDインタフェースを有するデュアル・インタフェース・コンバータの回路図である。
【図14D】本発明による無線RFIDインタフェースを有するデュアル・インタフェース・コンバータの回路図である。
【図14E】本発明による無線RFIDインタフェースを有するデュアル・インタフェース・コンバータの回路図である。
【図14F】本発明による無線RFIDインタフェースを有するデュアル・インタフェース・コンバータの回路図である。
【図14G】本発明による無線RFIDインタフェースを有するデュアル・インタフェース・コンバータの回路図である。
【図14H】本発明による無線RFIDインタフェースを有するデュアル・インタフェース・コンバータの回路図である。
【図15】メモリカードおよび変換用コンバータを含む在来のメモリカード・アセンブリの展開斜視図である。
【図16】図15の在来のメモリカード・アセンブリの別の展開斜視図である。
【符号の説明】
【0037】
10 ハウジング
11 頂部シェル
12 底部シェル
14 多数の貫通孔
13 U字形保護カバー
15 ノッチ
16 U字形フレーム
17 スロット
20 変換モジュール
21 主回路板
22 多数の接点
23 補助回路板
230 信号接点
24 コネクタ
25 カード読み取り制御回路
26 電圧調整器
27 メモリモジュール
28 メモリカード制御回路
29 製品インタフェース
80 ミニチュア・メモリカード


【特許請求の範囲】
【請求項1】
ミニチュア・メモリカード用のデュアル・インタフェース・コンバータであって、
前記コンバータが、標準のメモリカードと互換性があるカートリッジを含み、前記カートリッジは、
ミニチュア・メモリカードを該カートリッジに挿入するためのスロットと、
カートリッジに形成してあり、電子装置に接続できる製品インタフェースと、
カートリッジに形成した標準のメモリカード・インタフェースと、
を含み、
さらに、前記コンバータは、
前記カートリッジ内に保持され、標準のメモリカード・インタフェース、製品インタフェース、およびスロットのいずれかに接続される変換モジュールを含む、
ことを特徴とするデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項2】
前記変換モジュールは、
適応回路およびカード読み取り回路を有する主回路板と、
標準のメモリカード・インタフェースとして機能し、前記適応回路に電子的に接続するよう、前記主回路板に配設された多数の接点と、
前記カートリッジ内に保持されたミニチュア・メモリカードへ電子的に接触するよう、前記主回路板に配設された多数の端子からなるコネクタと、
を含むことを特徴とする請求項1に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項3】
前記カード読み取り制御回路は、多数のスイッチング・モジュールからなる少なくとも1つのスイッチ・バスを介してミニチュア・メモリカードに接続しており、スイッチング・モジュールの作動が製品インタフェースの状況によって決定されることを特徴とする請求項2に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項4】
前記主回路板は、さらに、製品インタフェースとして機能し且つ前記適応回路を介してカード読み取り制御回路に接続するようになる多数の信号接点を含むことを特徴とする請求項2に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項5】
前記多数の信号接点は、前記主回路板に電子的に接続する補助回路板に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項6】
製品インタフェースは、USBインタフェース或いはIEEE1394インタフェースの有線通信インタフェースであることを特徴とする請求項5に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項7】
前記コンバータは、前記主回路板にメモリモジュールおよびメモリカード制御回路を形成することによって、携帯型記憶媒体として機能することを特徴とする請求項2に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項8】
多数のスイッチング・モジュールからなるスイッチ・バスは、メモリカード制御回路と標準のメモリカード・インタフェースとの間に接続されていて、コネクタの検出ピンによって制御されることを特徴とする請求項7に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項9】
前記カード読み取り制御回路には、無線通信コントローラが組み込んであることを特徴とする請求項2に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項10】
前記無線通信コントローラは、RFIDコントローラであり、前記カード読み取り制御回路は、データ入力ピンおよびデータ出力ピンを使用して送信/放出回路に接続するようになっていることを特徴とする請求項9に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項11】
前記無線通信コントローラは、無線USBコントローラであり、前記カード読み取り制御回路は、無線周波マッチング回路を介してアンテナに接続していることを特徴とする請求項9に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項12】
前記カートリッジはハウジングを含み、標準のメモリカード・インタフェースと製品インタフェースが、該ハウジング上の相対向する側に形成してあることを特徴とする請求項2に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項13】
ハウジングが、
第1面と、
この第1面に相対向する第2面と、
前記第2面に設けた開口部と、を有し、
前記第1面には標準のメモリカード・インタフェースが形成してあり、前記開口部の内側或いは外側に回転するように製品インタフェースが該開口部に旋回可能に装着されていることを特徴とする請求項12に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項14】
ハウジングが、
第1面と、
この第1面に相対向する第2面と、
前記第2面に設けたスペースと、を有し、
前記第1面には標準のメモリカード・インタフェースが形成してあり、前記スペース内には製品インタフェースが可動に装着され、ハウジングから引き出したり、ハウジング内へ押し込んだりできるようになっていることを特徴とする請求項12に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項15】
ハウジングが、
第1面と、
この第1面に相対向する第2面と、
前記第2面に隣接してでハウジングに設けた凹部と、を有し、
前記凹部の両側部に製品インタフェースが折り畳み可能なコネクタとして旋回可能に装着されていることを特徴とする請求項12に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項16】
ハウジングが、
標準のメモリカード・インタフェースが形成された第1面と、
前記第1面と相対向して配置され、突起を有し、製品インタフェースが前記突起のところに形成されてあるようになる第2面と、、
前記第1面と第2面との間に接続され、ミニチュア・メモリカード用のスロットが設けてある第3面と、
を有することを特徴とする請求項12に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項17】
標準のメモリカード・インタフェースおよび製品インタフェースが、ハウジングの同じ表面に形成してあることを特徴とする請求項12に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項18】
標準のメモリカード・インタフェースおよび製品インタフェースが、それぞれ、ハウジングの相対向する面に形成してあることを特徴とする請求項12に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項19】
ハウジングが、
標準のメモリカード・インタフェースが形成された第1面と、
前記第1面と相対向して配置され、突起を有する第2面と、
前記突起上に配設された有線通信インタフェースと互換性を持ち、パワーピンが形成された回路板と、
を有することを特徴とする請求項9に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項20】
コンバータは、主回路板にメモリモジュールおよびメモリカード制御回路を形成することによって、携帯型記憶媒体として機能することを特徴とする請求項9に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項21】
カートリッジは、突起に取り付けられた保護カバーを含んでいることを特徴とする請求項16に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項22】
前記保護カバーは、
ハウジングの幅寸法に対応する幅寸法を有するU字体と、
前記U字体に設けたられた溝を有し、突起が該溝に沿ってすべって保護カバーに取り付けようになっており、更に、
U字体の片面に装着された金属プレートと、
を有することを特徴とする請求項21に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項23】
ミニチュア・メモリカードは、Micro SD、MMC Micro、或いはMSMicro(M2)のメモリカードであることを特徴とする請求項1に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。
【請求項24】
標準のメモリカードは、標準のSDメモリカード、MMCカード、MSメモリカード、或いはMS Duoメモリカードであることを特徴とする請求項1に記載のデュアル・インタフェース・コンバータ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図4D】
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【図4E】
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【図4F】
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【図4G】
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【図4H】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図12】
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【図11A】
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【図11B】
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【図11C】
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【図11D】
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【図11E】
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【図11F】
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【図11G】
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【図11H】
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【図13】
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【図14A】
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【図14B】
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【図14C】
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【図14D】
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【図14E】
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【図14F】
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【図14G】
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【図14H】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2007−310858(P2007−310858A)
【公開日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−229157(P2006−229157)
【出願日】平成18年8月25日(2006.8.25)
【出願人】(506285105)磐石國際股▲分▼有限公司 (3)
【Fターム(参考)】