説明

メッシュフィルタの製造方法及びメッシュフィルタ製造用射出成形金型

【課題】
射出成形時の樹脂の射出圧による位置ずれや変形等を防止して、メッシュ部材の端縁が枠部材から露出することがない、メッシュフィルタの製造方法及びメッシュフィルタ製造用射出成形金型を提供する。
【解決手段】
このメッシュフィルタ製造用射出成形金型30は、メッシュ部材11の周縁を樹脂製の枠部材12で保持したメッシュフィルタ10を製造するためのものであり、樹脂製の枠部材12を成形する枠状のキャビティ41、51と、メッシュ部材11の中央部を挟持すると共に、メッシュ部材11の周縁部をキャビティ41、51内に延出させて支持する支持台座43、53と、金型30の内面からキャビティ41、51の内部に入り込んで、金型30を閉じたときに、メッシュ部材11のキャビティ41、51内に配置される端縁部を部分的に挟持するピン状の突起45、55とを有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えばオイル等の液体が流れる通路内に装着されて、異物の混入等を防止するメッシュフィルタの製造方法及びメッシュフィルタ製造用射出成形金型に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車の潤滑装置等の配管等には、異物の混入を防止したり、塵埃等をろ過したりする、メッシュフィルタが装着されている。このようなメッシュフィルタは、樹脂製の枠部材にメッシュ部材が張設された形状をなしている。
【0003】
上記メッシュフィルタ10は、図8に示すように、下型40及び上型50よりなる金型30の間に、メッシュ部材11を挟持させた状態で、キャビティ41、51内に樹脂を射出して、メッシュ部材11の周縁を枠部材12に埋設させて製造される。
【0004】
しかしながら、この製造工程においては、次のような問題が生じていた。すなわち、メッシュ部材11が射出された樹脂に押圧されて、所定の配置箇所から位置ずれしたり(図7中想像線参照)、メッシュ部材11の周縁が、樹脂Rに押圧されて折れ曲がって、キャビティ41の内面に張り付いたりすることがあった(図8参照)。
【0005】
図7のように、メッシュ部材が位置ずれすると、枠部材12からはみ出して見栄えが悪くなり、かつ、枠部材12の所定箇所でメッシュ部材11を保持できなくなるので、メッシュ部材11をしっかりと張設できず強度面で問題となる。
【0006】
また、図8のように、メッシュ部材11の周縁が折れ曲がった場合、メッシュ部材11が露出して見栄えが悪くなるばかりか、これを潤滑装置等に適用して、オイル等の油圧によりメッシュ部材が繰り返し押圧されるような状態に曝されると、屈曲した角部C(図8参照)に応力が集中して、該角部Cからメッシュ部材が破損してしまう可能性がある。
【0007】
下記特許文献1には、一対の型枠の間にメッシュ部材を挟持させ、メッシュ部材の外周縁よりも外側上方に配置された射出ノズルから、キャビティ内に樹脂を射出して枠部材を成形する製造方法が開示されており、射出時に樹脂が直接メッシュ部材に接触しないようにして、メッシュ部材の折れ曲がりを防止している。
【0008】
また、下記特許文献2には、一度の射出でメッシュフィルタを複数成形可能な、いわゆる多数個込めの型枠であって、キャビティと、該キャビティの外周に沿って形成された周溝とを有したものが開示されている。この型枠は、複数のメッシュフィルタを成形するために、型枠同士を突き当てさせる合せ面が多くなっている。そのため、メッシュ部材をしっかりと張設した状態で挟持することができるので、メッシュ部材の位置ずれや、その周縁の折れ曲がりを抑制している。
【特許文献1】特開2004−202983号公報
【特許文献2】特許第2749127号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上記特許文献1の場合、射出時に樹脂が直接メッシュ部材に接触しないようにしているが、樹脂の流れを正確に制御することは困難であるので、メッシュ部材の位置ずれや、折れ曲がりの可能性が捨てきれない。また、上記特許文献2の場合、抜型後、メッシュ部材を周溝ごと切断して、一つのメッシュフィルタを得るようにしているが、メッシュ部材の端縁が露出してしまうことは否めず、見栄えに問題がある。
【0010】
したがって、本発明の目的は、射出成形時の樹脂の射出圧による位置ずれや変形等を防止して、メッシュ部材の端縁が枠部材から露出することがない、メッシュフィルタの製造方法及びメッシュフィルタ製造用射出成形金型を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するため、本発明の第1は、メッシュ部材を射出成形金型内に配置し、メッシュ部材の周縁に形成されたキャビティに樹脂を射出して、メッシュ部材の周縁が樹脂製の枠部材で保持されたメッシュフィルタを製造する方法において、
前記キャビティの内部に入り込んで、前記金型を閉じたときに、前記メッシュ部材の前記キャビティ内に配置される端縁部を部分的に挟持するピン状又はリブ状の突起を前記金型の内面に形成し、前記突起によって前記メッシュ部材の端縁部を部分的に挟持しながら前記キャビティ内に樹脂を射出することを特徴とするメッシュフィルタの製造方法を提供するものである。
【0012】
上記第1の発明によれば、金型を閉じたときに、メッシュ部材のキャビティ内に配置される端縁部を、ピン状又はリブ状の突起によって部分的に挟持しながら、キャビティ内に樹脂を射出することにより、メッシュ部材が位置ずれしたり、メッシュ部材の端縁部が樹脂の射出圧によって屈曲して、成形される枠部材の表面に浮き出たり、はみ出したりすることが防止される。このため、メッシュ部材の周縁が樹脂製の枠部材に埋設されて、しっかりと保持されたメッシュフィルタを製造することができる。また、上記突起で挟持された部分は、メッシュ部材が露出した部分となるので、フィルタのろ過面積を増大させることができる。
【0013】
本発明の第2は、メッシュ部材の周縁を樹脂製の枠部材で保持したメッシュフィルタを製造するための射出成形金型において、
前記樹脂製の枠部材を成形する枠状のキャビティと、
前記メッシュ部材の中央部を挟持すると共に、前記メッシュ部材の周縁部を前記キャビティ内に延出させて支持する支持台座と、
前記金型の内面から前記キャビティの内部に入り込んで、前記金型を閉じたときに、前記メッシュ部材の前記キャビティ内に配置される端縁部を部分的に挟持するピン状又はリブ状の突起とを有することを特徴とするメッシュフィルタ製造用射出成形金型を提供するものである。
【0014】
上記第2の発明によれば、金型を閉じたときに、メッシュ部材のキャビティ内に配置される端縁部が、ピン状又はリブ状の突起によって部分的に挟持されるので、その状態で、キャビティ内に樹脂を射出することにより、前述したように、メッシュ部材の周縁が樹脂製の枠部材に埋設されて、しっかりと保持されたメッシュフィルタを製造することができる。また、突起で挟持した部分はメッシュが露出した部分となるので、フィルタのろ過面積を増大させることができる。
【0015】
本発明の第3は、前記第2の発明において、前記メッシュ部材の中央部を挟持する支持台座の合わせ面と、前記メッシュの端縁部を部分的に挟持する突起の合わせ面とが、同じ高さとなるように設定されているメッシュフィルタ製造用射出成形金型を提供するものである。
【0016】
上記第3の発明によれば、金型を閉じてメッシュ部材を挟持したとき、メッシュ部材の各部が同じ高さ位置で挟持されるため、メッシュ部材が変形したり、引っ張られたりしたりすることがなく、メッシュ部材の損傷等を防止できる。
【発明の効果】
【0017】
本発明のメッシュフィルタの製造方法によれば、金型を閉じるとメッシュ部材の端縁部が、ピン状又はリブ状の突起によって部分的に挟持された状態で、キャビティ内に樹脂が射出されるので、メッシュ部材が位置ずれしたり、その端縁部が樹脂の射出圧によって屈曲したりすることを防止して、樹脂製の枠部材にメッシュ部材の周縁がしっかりと保持されたメッシュフィルタを製造できる。
【0018】
また、本発明のメッシュフィルタ製造用射出成形金型によれば、上述のメッシュフィルタの製造方法と同様に、メッシュ部材の端縁部が突起により部分的に挟持された状態で、キャビティ内に樹脂が射出されるので、樹脂製の枠部材にメッシュ部材の周縁がしっかりと保持されたメッシュフィルタを製造できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、図面を参照して、本発明のメッシュフィルタの製造方法及びメッシュフィルタ製造用射出成形金型について説明する。
【0020】
本発明のメッシュフィルタの製造方法は、例えば、図1に示すようなメッシュフィルタ10を製造するのに適用できる。
【0021】
このメッシュフィルタ10は、金属線材等を編み組みして形成されたメッシュ部材11と、このメッシュ部材11の周縁を保持する樹脂製の枠部材12とで構成される。メッシュ部材11は、枠部材12の高さ方向ほぼ中央にて保持されている。また、枠部材12の上端面及び下端面からは、枠部材12の幅よりも小さい径で通孔13が形成され、この通孔13内で前記メッシュ部材11がそれぞれ露出している。したがって、枠部材12の内側で張設されたメッシュ部材11の中央部分のみならず、通孔13が設けられてメッシュ部材11が露出した箇所においても、オイル等の流体を通過可能となっている。
【0022】
そして、上記メッシュフィルタ10は、図2及び3に示すメッシュフィルタ製造用射出成形金型30(以下、金型30という)にて製造される。
【0023】
すなわち、この金型30は、下型40と、この下型40上に配置される上型50とで構成され、これらの下型40及び上型50が一体となって、メッシュフィルタ10を製造するようになっている。
【0024】
下型40及び上型50の内面には、枠部材12を成形するためのキャビティ41、51が所定深さでそれぞれ形成されている。このキャビティ41、51を境にして、その外側部分は、他方の型に相互に当接する分割面42、52が形成されている。また、下型40のキャビティ41の内側部分は、分割面42よりもやや隆起した支持台座43が設けられ、上型50のキャビティ51の内側部分には、分割面52よりやや陥没した支持台座53が設けられている。
【0025】
各支持台座43、53の端面である合わせ面44、54は、メッシュ部材11をセット時に、メッシュ部材11の中央部を支持し、金型30が閉じたときに、他方の型の合わせ面と相俟って、メッシュ部材11の中央部を挟持する部分となる。なお、合わせ面44、54の、各型40、50の端面からの高さをD1とする。
【0026】
各キャビティ41、51の内部には、その底面に対して垂直に、ピン状の突起45、55が突設されている。この突起45、55は、図2を併せて参照すると、キャビティ41、51の形状に沿って、所定間隔をおいて複数設けられている。そして、この突起45、55の上端面である合わせ面46、56により、中央部が支持されたメッシュ部材11の端縁部を、支持するようになっている。また、突起45、55の個数は、製造するメッシュフィルタ10の大きさ等により適宜選択できるが、メッシュ部材11を効果的に支持するという観点から、メッシュ部材11の角部に設けられていることが好ましい。
【0027】
更に、突起45、55の合わせ面46、56は、各型40、50の端面から高さD2で突設されており、この高さD2は、合わせ面44、54の高さD1と同じであることが好ましい。こうすると、金型30を閉じてメッシュ部材11を挟持したとき、メッシュ部材11の各部が同じ高さ位置で挟持されるため、メッシュ部材11が変形したり、引っ張られたりしたりすることがなく、メッシュ部材11の損傷等を防止できる。
【0028】
また、図2に示すように、上型50のキャビティ51の外周には、キャビティ51に連通すると共に、キャビティ51に対してほぼ直角方向にランナー57が延出されている。更に、図3に示すように、ランナー57の終端からは、ランナー57に連通するゲート58が、垂直方向に立設されている。このゲート58は外方に開口しており、図示しない射出成形機の射出ノズル60が挿入可能となっている。
【0029】
このような下型40及び/又は上型50は、図示しないエアシリンダ等で上下方向に移動可能とされており、金型30を開閉可能となっている。
【0030】
次に、上述した金型30を用いて、メッシュフィルタ10を製造する工程について説明する。
【0031】
まず、下型40上にメッシュ部材11を配置する。このとき、メッシュ部材11の中央部の下面は、支持台座43上端の合わせ面44に支持され、周縁部がキャビティ41内に入り込むと共に、端縁部の下面が、突起45上端の合わせ面46によって支持される。
【0032】
この状態で、図示しないエアシリンダ等により上型50を下降させる。すると、図3に示すように、支持台座53の合わせ面54及び突起55の合わせ面56により、メッシュ部材11の中央部及び端縁部の上面が支持されて、下型40により支持されたメッシュ部材11の中央部が挟持されると共に、その端縁部が部分的に挟持された状態で、金型30が閉じられることとなる。
【0033】
そして、図示しない射出成形機の射出ノズル60が、ゲート58に挿入されて、樹脂が射出される。射出された樹脂は、ゲート58及びランナー57を通って、キャビティ41、51内に流し込まれて、枠部材12がメッシュ部材11の端縁部を埋設させた状態で成形されて、メッシュフィルタ10が製造される。
【0034】
この際の金型30を閉じた状態では、メッシュ部材11のキャビティ41、51内に配置された端縁部が、ピン状の突起45、55によって部分的に挟持されていて、その状態で、キャビティ41、51内に樹脂が射出されるので、メッシュ部材11が位置ずれしたり、メッシュ部材11の端縁部が樹脂の射出圧によって屈曲して、成形される枠部材12の表面に浮き出たり、はみ出したりすることを確実に防止することができる。
【0035】
したがって、メッシュ部材11の周縁が樹脂製の枠部材12に埋設されて、しっかりと保持されたメッシュフィルタ10を製造することができる。なお、突起45、55で挟持された部分は、前述したように通孔13が形成されて、メッシュ部材11が露出した部分となるので、メッシュフィルタ10のろ過面積を増大させることができる。
【0036】
図4〜6には、本発明のメッシュフィルタ製造用射出成形金型の他の実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略することにする。
【0037】
この実施形態のメッシュフィルタ製造用射出成形金型30a(以下、金型30a)によれば、図4に示すようなメッシュフィルタ10aを製造することができる。このメッシュフィルタ10aは、前記実施形態のメッシュフィルタ10と基本的には同一形状をなしているが、通孔13が形成されておらず、切欠き溝14が形成されている点が相違する。したがって、金型30aにおいても、切欠き溝14を形成する部分である突起の形状が相違している。
【0038】
具体的には、図6に示すように、下型40a及び上型50aの各キャビティ41、51の内部側面に、支持台座43、53に連設して、リブ状の突起45a、55aが突設された形状をなしている。この突起45a、55aは、図5に示すように、キャビティ41、51の内側面に沿って、所定間隔をおいて複数設けられており、下型40a及び上型50aを閉じたとき、対応する突起45a、55aの合わせ面46、56によって、メッシュ部材11の端縁部が挟持されるようになっている。なお、各突起45a、55aは、キャビティ41、51の各辺部分に大略均等な間隔で位置するように形成されており、これによりメッシュ部材11の端縁部をバランスよく支持可能となっている。
【0039】
この実施形態の金型30aを用いてメッシュフィルタ10aを製造する工程は、前記実施形態と同様であるのでその説明は省略するが、この実施形態の金型30aによれば、前記実施形態の金型30と比べて、突起45a、55aが支持台座43、53に連設されているので、金型30a自体の製造が比較的容易であるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明のメッシュフィルタの製造方法及びメッシュフィルタ製造用射出成形金型により、製造したメッシュフィルタの一形状を示す斜視図である。
【図2】同メッシュフィルタ製造用射出成形金型の一実施形態における上型を示す説明図である。
【図3】同メッシュフィルタの製造方法及びメッシュフィルタ製造用射出成形金型の一実施形態を示す説明図である。
【図4】本発明のメッシュフィルタの製造方法及びメッシュフィルタ製造用射出成形金型により、製造したメッシュフィルタの他の形状を示す斜視図である。
【図5】同メッシュフィルタ製造用射出成形金型の他の実施形態における上型を示す説明図である。
【図6】同メッシュフィルタの製造方法及びメッシュフィルタ製造用射出成形金型の他の実施形態を示す説明図である。
【図7】従来のメッシュフィルタ製造用射出成形金型の上型を示す説明図である。
【図8】同メッシュフィルタの製造方法及びメッシュフィルタ製造用射出成形金型を示す説明図である。
【符号の説明】
【0041】
10、10a メッシュフィルタ
11 メッシュ部材
12 枠部材
30、30a メッシュフィルタ製造用射出成形金型(金型)
40、40a 下型
41 キャビティ
43 支持台座
44 合わせ面(支持台座)
45、45a 突起
46 合わせ面(突起)
50、50a 上型
51 キャビティ
53 支持台座
54 合わせ面(支持台座)
55、55a 突起
56 合わせ面(突起)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
メッシュ部材を射出成形金型内に配置し、メッシュ部材の周縁に形成されたキャビティに樹脂を射出して、メッシュ部材の周縁が樹脂製の枠部材で保持されたメッシュフィルタを製造する方法において、
前記キャビティの内部に入り込んで、前記金型を閉じたときに、前記メッシュ部材の前記キャビティ内に配置される端縁部を部分的に挟持するピン状又はリブ状の突起を前記金型の内面に形成し、前記突起によって前記メッシュ部材の端縁部を部分的に挟持しながら前記キャビティ内に樹脂を射出することを特徴とするメッシュフィルタの製造方法。
【請求項2】
メッシュ部材の周縁を樹脂製の枠部材で保持したメッシュフィルタを製造するための射出成形金型において、
前記樹脂製の枠部材を成形する枠状のキャビティと、
前記メッシュ部材の中央部を挟持すると共に、前記メッシュ部材の周縁部を前記キャビティ内に延出させて支持する支持台座と、
前記金型の内面から前記キャビティの内部に入り込んで、前記金型を閉じたときに、前記メッシュ部材の前記キャビティ内に配置される端縁部を部分的に挟持するピン状又はリブ状の突起とを有することを特徴とするメッシュフィルタ製造用射出成形金型。
【請求項3】
前記メッシュ部材の中央部を挟持する支持台座の合わせ面と、前記メッシュの端縁部を部分的に挟持する突起の合わせ面とが、同じ高さとなるように設定されている請求項2記載のメッシュフィルタ製造用射出成形金型。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2007−1232(P2007−1232A)
【公開日】平成19年1月11日(2007.1.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−186265(P2005−186265)
【出願日】平成17年6月27日(2005.6.27)
【出願人】(000124096)株式会社パイオラックス (331)
【Fターム(参考)】