説明

ワイパブレードの組立品およびワイパの組立品

【課題】ワイパーアームをワイパブレードに容易に着脱出来る接合要素を供給する。
【解決手段】
ワイパブレード12は、ワイパストリップと、少なくとも1つのストリップ様の矩形支持要素と、支持要素に結合された拘束要素22と、拘束要素22に揺動的に装着され、ワイパアーム14の結合部分26に接続する接続要素24とを備える。結合部分26は、タン形状の挿入部分28を備え、接続要素24は、挿入部分28用のシートを備え、結合部分26および接続要素24が、相互接続する固定部分42、56を備える。ワイパアーム14の長軸と接続要素24の長軸が、約10°〜100°の範囲の角度αの予備組立位置を実現するため、シート30には、挿入部分28をほぼ直線的に挿入することができる。ワイパアーム14および結合部分24は、挿入部分/シートの接触区域の周りで旋回することで、固定部分40、42、56により、相互接続が得られる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイパブレードを駆動可能なワイパアームに解除可能に接続する装置および方法に関する。このワイパブレードは、拭き取るべきフロントガラスに対向するワイパストリップと、少なくとも1つのストリップ様の細長い支持要素と、この支持要素に接続されたスライド要素と、ワイパアームの結合部分に接続するための接続要素とを備えている。この接続要素は、旋回し得るようにスライド要素に装着される。
【背景技術】
【0002】
このような装置は、例えば、WO 02/40328 A1号により知られている。この国際公開に記載されている装置によって、平坦なワイパブレードを結合部分に接続することができるが、この装置は、製作が難しい多数の複雑な構成要素を有する。さらに、ワイパアームの結合部分をワイパブレードの接続要素に接続する操作は、比較的複雑であり、かなりの熟練を要する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】WO 02/40328 A1号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、本発明の目的は、ワイパブレードを駆動可能なワイパアームに解除可能に接続する装置であって、接続要素を結合部分に接続する操作を簡単に実行し得る装置を提案することである。さらに、結合部分は、接続部分に恒久的に固定されるようにつなげられるが、ワイパブレードは、ワイパアームから簡単に解除し得るようにする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によれば、この目的は、上記で説明したタイプの、以下の特徴を有する装置によって実現される。結合部分は、タン様の挿入部分を有し、接続要素は、この挿入部分用のシートを有し、結合部分および接続要素は、恒久的な相互接続をもたらす固定部分を有する。ワイパアームの長軸と接続要素の長軸が、約10°〜100°の範囲の角度αを作る予備組立位置に到達するために、シートに挿入部分をほぼ直線的に挿入することができる。最終組立位置に到達するために、ワイパアームおよび接続部分を相互に、固定部分により恒久的な相互接続が得られるまで、挿入部分/シートの接触区域の周りで旋回させることができる。
【0006】
本発明は、ワイパブレードをワイパアームに接続するために、実行が簡単なステップを2つしか必要としないという利点を有する。すなわち、まず、接続要素に設けられたシートに挿入部分を直線的に挿入することと、結合部分またはワイパアームと接続要素を相互に旋回させることである。さらに、この装置は、極めて狭く平坦な設計のものになるという利点を有する。その結果、風切り音が最小限に抑えられる。他方、ワイパブレードおよびワイパアームによって遮られる車両の運転者の視界は、極めてわずかである。さらに、好ましくは、ワイパブレードの長軸全体にわたって、拭き取るべきフロントガラスとほぼ直交する力が生じ、その結果、傾きモーメントの発生が妨げられる。
【0007】
予備組立位置に到達するための挿入方向は、最終組立位置に到達するための旋回面内にあるのが好ましい。このようにすると、2つの動きが1つの面内で行われ、その結果、組立操作が簡略化されるという利点が得られる。
【0008】
本発明の一実施形態は、結合部分が、U形断面になるように設計され、かつ背と2つの脚を備え、挿入部分が、フック様に設計され、結合部分の背に単独で配置されることを特徴とする。
【0009】
断面がU形になるように設計される結合部分は、最終組立位置で、少なくとも部分的に接続要素の上で係合する。その結果、結合部分の脚が、接続要素に作用する横方向の力を吸収することができる。
【0010】
挿入部分は、背の先に突出しないように、自由端でワイパアームが延びる方向に、かつ側面では拭き取るべきフロントガラスの方向に弓形になるように設計するのが好ましい。このようにすると、最終組立位置で、この挿入部分が、結合部分の背の先に突出して、破壊するようなことがないという利点が得られる。接続要素を適切に設計すると、最終組立位置ではこの挿入部分は見えなくなる。
【0011】
挿入部分と協働し、かつ挿入開口に隣接する接続要素の領域が、この挿入部分にぴったり合うように設計されると有利である。このようにして、最終組立位置で、挿入部分が、ぴったり合うように設計された接続要素領域に確実に押し付けられるようにすることができる。
【0012】
本発明の別の実施形態は、挿入部分と協働する接続要素の領域、および挿入部分の領域が弓形になるように、特に、縦断面で円弧様の形状になるように設計されている場合に実現される。こうすると、最終組立位置で結合部分と接続要素が相互に旋回するときに、旋回運動中に挿入部分が、その表面のかなりの部分によって、挿入部分と協働する接続要素の領域に確実に押し付けられる。こうすると、この装置が予備組立位置から最終組立位置に組み立てるときに、確実に案内される。支持部の表面が広いため、応力がピーク値にならない。
【0013】
別の一実施形態は、接続要素が、U形断面になるように設計され、背および2つの脚を備える場合に実現されるものである。接続要素がU形になるように設計されるので、拭き取るべきフロントガラスの反対側の、ワイパストリップのスポイラ部分が、接続要素の2つの脚の間でワイパブレードの長手方向に延びることができる。さらに、接続要素がこれらの脚のところでスライド部に結合し得ることが有利である。
【0014】
有利には、挿入開口は、背のところの切欠きとして設計される。こうすると、ワイパブレードの挿入開口を上からはっきりと見ることができ、その結果、挿入開口への挿入部分の挿入が簡単になるという利点が得られる。
【0015】
本発明によれば、さらに、最終組立位置で、結合部分が少なくとも部分的に接続要素を覆うことが考えられる。ワイパアームに装着された状態で、U形結合部分の脚の内面は、U形接続要素の脚の外面に押し付けられることが好ましい。接続要素の背の外面は、結合部分の背の内面に押し付けられる。
【0016】
本発明の有利な別の実施形態は、固定部分が係止部分として設計される場合に実現される。結合部分および接続要素が相互に旋回するとき、これらの係止部分は、最終組立位置で互いに係止される。
【0017】
接続要素は、挿入開口から長手方向に離れた側で脚に、それぞれ、長手方向に延び、かつ横方向に弾性的に曲げられる係止タンを有するようにできる。これらの係止タンは、結合部分の脚に設けられた係止縁部と協働する。
【0018】
係止を確実なものにするために、ワイパブレードの長軸が最終組立位置にある状態で、係止タンの係止縁部と脚の係止縁部が鋭角を作るように、具体的には約30°〜80°の範囲の角度を作るようにし得る。
【0019】
この係止接続を解除し、それによってワイパアームからワイパブレードを解除するために、本発明の別の実施形態では、係止タンの自由端に作動部分を設けるようにし得る。この作動部分は、係止タンが互いに近づくように押され、その結果、係止タンの係止縁部と結合部分の脚の係止縁部の係合が外れ得るように設計される。
【0020】
より簡単に係止されるように、結合部分の背に面し、かつ最終組立位置まで旋回するときに結合部分の脚に合わさる係止タンの面を斜めにすると有利である。
【0021】
また、フロントガラスに面し、かつ最終組立位置まで旋回するときに、係止部分の対向面に合わさる結合部分の脚の面を斜めにすると、係止がより簡単になる。このようにすると、最終組立位置に到達する少し前に、係止タンの斜面と結合部分の脚の斜面が協働して、係止タンが互いに接近する方向に旋回する。最終組立位置で、この係止タンは、結合部分の係止縁部の後ろで互いに離れる方向にスナップ止めされる。
【0022】
ワイパブレードがワイパアームに誤った向きで配置されないように、結合部分は、適当なコード化した部分を有するのがよい。このようにすると、ワイパブレードを、例えば誤ったワイパアームに、誤って組み立てることがなくなる。コード化した部分は、例えば、結合部分の適当な斜めになった部分によって、かつこの斜めになった部分と協働する接続要素の適当な厚くなった部分によって作製し得る。
【0023】
本発明の有利な別の実施形態は、接続要素の脚が、横方向にわずかに弾性的に曲げられる二重壁の脚として設計される場合に実現される。このような二重壁の脚により、これらの脚が旋回可能に配置されるスライド要素に対する摩擦挙動がより良好になる。
【0024】
接続要素は、脚の間に、この接続要素が旋回可能に構成されるように、スライド要素の孔に装着されたヒンジピンを有するのがよい。
【0025】
本発明の別の実施形態では、スライド要素は、軸受けボルトまたは2本のヒンジピンを有する。この軸受けボルトまたは2本のヒンジピンの端部は、スライド要素から突出し、接続要素が、その脚の軸受け孔によって、これらの端部に旋回可能に装着される。
【0026】
これらの軸受け孔は、これらの端部に対応するように設計され、整列するように配置される。この場合、軸受けボルトまたは軸受けピンは、回転しないように、スライド要素に固定されて接続され、接続要素は、回転または旋回し得るようにスライド要素に装着される。したがって、ワイパブレードを交換するときは、軸受け装置全体を交換する。
【0027】
本発明の別の実施形態によれば、接続要素の脚に設けられる軸受け孔は、それぞれ、縁部に向かうスロットの上に開けられる。このスロットは、軸受け孔に対して放射状に延びている。これを有利に利用して、個々の部品の組立を簡略化することができる。
【0028】
別の実施形態によれば、それぞれのスロットが、軸受け孔から、接続要素の背の反対側の脚の縁部に延びている場合、軸受けボルトまたは軸受けピンが、軸受け孔から、所望の状態に反して、スライドして外にでる危険性が小さくなる。
【0029】
別の有利な一実施形態では、このスロットは、それぞれ、軸受け孔から脚の縁部に向かって延びている。このスロットの最も狭い箇所は、軸受けボルト、または代替形態の軸受けピンの直径よりも狭い。この実施形態により、組立および分解を簡略化することができる。
【0030】
軸受けボルトまたは軸受けピンを、係止接続式にスロットを通して放射方向に押し、この狭い箇所をすり抜けることができる。同様に、やはりこの狭い箇所をすり抜けて、軸受けボルトまたは軸受けピンを、反対方向に取り出すこともできる。この目的のために、軸受けボルトまたは軸受けピンが、スロットの狭い箇所をすり抜けることができる適切なプラスチック材料で、接続要素を作製することが必要なことがある。
【0031】
スライド要素、あるいは軸受けボルト、または軸受けピン、あるいはその両方は、金属から作製することができる。同様に、適切なプラスチック材料から作製することもできる。
【0032】
本発明の別の有利な実施形態では、接続要素の脚は、フロントガラスに対向する面にスタッド様の突出区域を有する。これらの突出区域は、ワイパゴムまたは支持要素の上で支持されるように働き、その結果、ワイパブレードを、より簡単に組み立て、分解することが可能である。
【0033】
好ましくは、結合部分および接続要素は、最終組立位置で、これらが実質的に閉じた滑らかな表面を有するように設計される。この目的のために、結合部分によって覆われる接続要素の部分は、最終組立位置で見える接続要素の部分よりも深くなし得る。深さの差は、結合部分の壁厚とする。
【0034】
ワイパアーム/ワイパブレードの組合せの空気力学的な挙動を、特に走行スピードが高いとき、または気流速度において改善し、それによって、特に、ワイパアームに接続されたワイパブレードが、拭き取るべきフロントガラスから離れる周知の持ち上がり現象をなくすために、別の有利な改良がなされる。
【0035】
ワイパアームの結合部分に、空気が貫通して流れるのに適切な、少なくとも1つの開口を設けるという対策により、結合部分のU形部の下で生じる動圧が実質的になくなる。その結果、ワイパアームにかかる揚力は小さくなる。
【0036】
この少なくとも1つの開口を、結合部分の背に設けると特に有利である。ただし、結合部分の脚に、特に風下の脚に1つまたは複数の空気を流す開口を配置しても、改善が可能である。個々の可能性を組み合わせることによって、おそらくは最大の効果を実現し得る。
【0037】
別の実施形態では、ワイパアームの結合部分に、少なくとも1つのスポイラ様の空気案内手段を設ける。このようにして、入り込む空気を案内し、それによって、ワイパブレードまたはワイパアームがフロントガラスから持ち上がる現象をなくすことができる。これに関連して、少なくとも1つの空気案内手段を、結合部分の背に配置することが有利である。スポイラは、この位置で、特に効果的に働く。
【0038】
ある実施形態によれば、空気案内手段は、結合部分の背から切り離され、スポイラ様に上方に曲げられた部分によって形成される。この実施形態の利点は、このように形成されたスポイラおよび空気流開口の組合せ効果において理解される。このようにすると、押し付ける力がそのまま増加し、同時に結合部分内部の動圧が減少する。さらに、このようにして生成された空気案内手段は、特にコスト効果が高い。
【0039】
別の有利な実施形態では、好ましくは接続要素と一体に作製される少なくとも1つのスポイラ様の空気案内手段が、接続要素の背に配置され、この少なくとも1つの空気案内手段が、好ましくはこれに対応する結合部分の背の開口を通って突き出る。有利には、この接続要素は、プラスチック材料から作製しうるので、スポイラ様の空気案内手段の、特に好都合な流体特性に関する形状について、極めて多くの設計の可能性が提供される。
【0040】
上記の序論で述べた目的は、本発明による装置を組み立てる方法によっても達成される。この方法は、ワイパアームの長軸と接続要素の長軸が、約10°〜100°の範囲の角度αを作る予備組立位置に到達するために、挿入部分をシートにほぼ直線的に挿入し、最終組立位置に到達するために、ワイパアームおよび接続部分を相互に、固定部分が恒久的な相互接続状態になるまで、挿入部分/シートの接触区域の周りで旋回させることができることを特徴とする。
【0041】
本発明のさらなる細部および利点は、図面に示す実施形態の例を参照して、本発明をより詳細に記載し説明する以下の説明により、理解しうると思う。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明による装置を示す斜視図である。
【図2】ワイパアームがない状態で図1の装置を示す図である。
【図3】図2の部分断面図である。
【図4】図1に示す結合部分を下から見た図である。
【図5】予備組立位置における図1の装置の部分断面図である。
【図6】最終組立位置における図5の装置の部分断面図である。
【図7】本発明による装置の別の実施形態を示す斜視図である。
【図8】本発明による装置の別の実施形態を示す斜視図である。
【図9】本発明による装置の最後の実施形態を示す斜視図である。
【図10】ワイパアームがない状態で図9の装置を示す図である。
【図11】ワイパアームがない状態で本発明による装置の別の実施形態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0043】
図1は、部分的に示すワイパブレード12を、同様に部分的に示す駆動可能なワイパアーム14に、解除可能に接続する本発明の装置10を示す。ワイパブレード12は、(図示しない)拭き取るべきフロントガラスに面するワイパストリップ16を有し、かつ、2つのストリップ様の細長い支持要素18、20、支持要素18、20に接続されたスライド要素22、および旋回し得るようにスライド要素22上に配置された接続要素24を備えている。接続要素24は、ワイパアーム14の結合部分26に接続するように働く。
【0044】
結合部分26は、図4で具体的にわかるように、タン様の挿入部分28を有する。挿入部分28は、図1および図6に示す最終組立位置で、図2に明確に見ることができるシート30内で係合する。接続要素24は、結合部分26と同様に断面がU形であり、背32および2つの脚34を有する。
【0045】
シート30は、接続要素24の背32に設けられる。軸受けボルト38用の横方向に延びる軸受け孔36が、接続要素24の脚34に設けられている。この軸受け孔36および軸受けボルト38により、接続要素24が、スライド要素22に対して旋回するように配置されている。脚34は、十分な剛性を有するのと同時に、ある種の可撓性を実現するために、壁が二重になるように設計される。
【0046】
また、図2からわかるように、接続要素24は、挿入開口30から長手方向に離れた側で、脚24にそれぞれ、長手方向に延び、かつ横方向に弾性的に曲げられる係止タン40を有する。係止タン40は、それぞれ、係止縁部42および作動部分44を備えている。
【0047】
最終組立位置で、結合部分26によって覆われる接続要素24の領域は、接続要素24の他の領域から引っ込んでいる。この他の領域は、本質的に、2つの作動部分44と、結合部分が軸方向に延びたところにある頭の部分46とによって形成される。その結果、最終組立位置では、結合部分26および接続要素24は、実質的に閉じた滑らかな表面を形成する。
【0048】
図3からわかるように、挿入開口30に隣接し、挿入部分28と協働する領域48は、挿入部分28にぴったり合うように設計される。図4および図5からわかるように、挿入部分28は、ワイパアーム14が延びる方向に、かつ側面では拭き取るべきフロントガラスの方向に弓形になるように設計されている。これに対応して、図3および図5からわかるように、領域48は、同様に、弓形になるように、特に円弧形状になるように設計されている。
【0049】
図4から、結合部分は、断面がU形になるように設計され、背50およびこの背に隣接する脚52、54を有することがわかる。この場合、挿入部分28は、背50の延長部に単独で配置される。脚52、54には、ワイパアーム14の長軸58と約70°の角度βを作る係止縁部56が設けられている(図5および図6を参照)。
【0050】
係止タン40の係止縁部42は、これに対応する角度βを作る。図6に示す最終組立位置では、係止タン40の係止縁部42は、結合部分26の脚52、54の係止縁部56に押し付けられている。
【0051】
図2および図5から、結合部分26の背50に面する係止タン40の面60は、わずかに斜めになっていることがわかる。これに対応して、フロントガラスに面し、最終組立位置まで旋回したときに結合部分26の面60と協働する結合部分26の脚の面62も、わずかに斜めになっている。
【0052】
結合部分26を接続要素24に組み立てる場合、図5に示す予備組立位置に到達するために、挿入部分28をシート30に矢印64の方向に、ほぼ直線的に挿入する。この予備組立位置では、ワイパアーム14の長軸と、接続要素24またはワイパブレード12の長軸は、約10〜100°の範囲とし得る角度αを作る。
【0053】
図5に示す実施形態の例では、角度αの値は、約40°である。図1および図6に示す最終組立位置に到達するために、ワイパアーム14および接続部分24を相互に、挿入部分28がシート30の領域48に押し付けられる接触区域66の周りで旋回させる。挿入部分28と領域48がぴったり合うように設計されているので、この旋回動作は、制限された範囲で行われる。
【0054】
最終組立位置に到達する少し前に、結合部分26の斜面62と、それに対応する係止タン40の斜面60は互いに合わさって、係止タン40が互いに向き合う方向に弾性的に旋回する。
【0055】
最終組立位置に到達すると、係止タン40は、結合部分26の脚52、54の係止縁部56の後ろで、互いに離れる方向にスナップ止めされる。その結果、結合部分26は最終組立位置で、接続要素24上に恒久的に保持される。最終組立位置で、結合部分28は、接続要素24の領域48の大半の表面にわたって押し付けられる。さらに、接続要素26の頭の部分46に面する結合部分26の端面68は、それに対応する接続要素の支持縁部70に押し付けられる。
【0056】
ワイパブレードの長軸に直交せず、この長軸と鋭角βを作る係止縁部42、56により、結合部分26は、組み立てられた状態で、頭の部分46の方向に作用する。その結果、軸方向に遊びのない接続が得られる。さらに、係止縁部42、56が斜めに構成されているので、結合部分26は、ワイパブレード12の方向に作用し、その結果、ワイパブレードに直交する方向に遊びのない接続が得られる。この場合、挿入部分28は、わずかに元応力がかかった状態で接続要素24の接触領域48に押し付けられる。
【0057】
接続を解除するために、作動部分44を互いに近づく方向に押す。その結果、係止タン40の係止縁部42は、結合部分26の係止縁部56の係合領域から外れる。これらの作動部分は互いに反対側に配置されるので、一方の手を用いて、手で簡単に握ることによって、作動部分44を合わせて押すことができる。次いで、接続要素24から離れるように、図5で到達する予備組立位置にほぼ到達するまで結合部分26を旋回させる。その後、挿入部分28を矢印64の反対方向に移動させて、シート30から出す。
【0058】
図5で明らかにわかるように、接続要素の脚34は、フロントガラスに対向する面上に、スタブ様の突起区域72を備えるものとしてもよい。これらの突起区域は、スライド要素22上で支持されるように働く。突起区域22は、スライド要素22に対する接続要素24の旋回範囲を制限する。その結果、ワイパアーム14に対するワイパブレード12の組立および分解を、より容易に行うことができる。
【0059】
挿入部分28の曲がった領域に、円筒状の孔74の形で材料の切欠きが設けられる。
【0060】
ワイパストリップ16の反対側に、スポイラ様の突起76を有するワイパブレードが誤ったワイパアームに装着される可能性をなくすために、接続要素24および結合部分26にコード化した部分を設けることができる。このようなコード化した部分は、例えば、図4に対応して示すように、結合部分26の脚54の斜めのコーナ78によって形成し得る。
【0061】
この場合、斜めのコーナ78は、接続要素24の対応する位置における材料が盛り上がった部分に対応し得る。この材料が盛り上がった部分は、ぴったり合うように設計されるが、図には示していない。2つのワイパブレードの一方、すなわち、それぞれの右側または左側のワイパブレードしか、接続要素上に、対応する材料が盛り上がった部分を含まないので、右側または左側のワイパブレードと右側または左側のワイパアームの明確な割当てが確実に行われる。
【0062】
図7に示す実施形態の例では、図1〜図6に示す実施形態の第1実施例に関する上記と同じ説明が概ね当てはまる。そのため、図7では、図1と同じ符号を付してある。
【0063】
図7に示す実施形態の例の本質的な差異は、ワイパアーム14に属する結合部分26の背50に、開口80がさらに設けられていることである。この開口80により、結合部分のU形部の下を流れる空気が、このU形部の下に形成されたスペースから、開口80を通って流れることによって比較的短い経路で外に出ることができる。このようにして、開口80のない実施形態に比べて、結合部分26の下の動圧が小さくなり、それによって、空気が貫通して流れるときに、ワイパアーム14を持ち上げる力が、相対的に小さくなる。
【0064】
1つの開口80の代わりに、結合部分26に複数の開口80を設けることも可能である。1つまたは複数の開口80は、2つの脚52、54の一方に設けることもできるし、両方の脚52、54に設けることもできる。1つまたは複数の開口80のサイズ、形状、および位置は、装置10の個々の構成要素の、または装置10全体としての幾何学的な条件に応じて、効果ができるだけ大となるように、最適化するべきである。同様に、これら1つまたは複数の開口80の形状およびサイズは、結合部分26の設計に適合させることができる。
【0065】
図8に示す実施形態の別の例でも、図1〜図6に示す実施形態の第1実施例に関して、上記で示したものと同じ説明が当てはまる。
【0066】
図8に示す実施形態の例の本質的な差異は、結合部分26の背50に、スポイラ様の空気案内手段82が形成されていることである。空気案内手段82を生成するために、結合部分26の長手方向を向いたほぼ矩形の部分を、その2つの短辺および1つの長辺のところで、結合部分26の背50から切り離すか、または打ち抜き、背50の面から上方に曲げる。この場合、空気案内手段82は、丸い羽根様の形状とすることもできる。
【0067】
空気案内手段82は、背50に入り込む空気に面する長辺のところで接続される。外に曲げる操作により、空気案内手段82の後ろの背50に開口80を同時に作製し得る。この開口を貫通して、空気が流れることができる。図8では、参照数字80の参照線を破線で示す。というのは、この斜視図では、開口80が空気案内手段82で隠れて見えないからである。空気案内手段82および開口80は、結合部分の製作工程中に、打抜きまたは曲げによるコスト効果の高いやり方で、打抜き部分または曲げ部分として鋼製シートから生成し得る。
【0068】
このような設計の空気力学的な利点は、一方では、空気案内手段により生成され、ワイパアーム14に作用する圧力であり、他方では、結合部分26のU形部の下の動圧が減少することである。
【0069】
図9および図10に示す実施形態の例の特徴は、結合部分26の背50に開口が設けられ、接続要素24の背32に配置されたスポイラ様の空気案内手段84が、この開口を通って、結合部分26の上面に出ることである。空気が空気案内手段84を横切って流れると、ワイパアーム14を押す力が増加し、揚力が減少する。
【0070】
図9では、結合部分26の開口および空気案内手段84の基部区域の形状およびサイズは、互いに適合していることがわかる。さらに、空気案内手段84は、基台86を介して接続要素24の背32に接続される。基台86の高さは、結合部分26の背50の壁厚に相当し、それによって背50の上面は、空気案内手段84と同じ高さになり、少なくとも実質的に隙間または肩がなくなる。その結果、空気力学の状態が改善し、空気流による騒音が減少する。
【0071】
図9および図10とは異なり、結合部分26の背50の開口は、空気案内手段84の基部区域、すなわちその基台86よりも大きくすることもできる。この場合、開口の一部だけが、空気案内手段84で占められることになる。そのため、空気案内手段84で占められていない開口の部分は、空気流の開口として働き、その結果、結合部分26のU形部の下の動圧は減少する。図面には、この実施形態は示していない。
【0072】
図面には示していない別の実施形態として、図9および図10に示す装置において、さらに、背または脚52、54の少なくとも一方に、少なくとも1つの開口を設け、結合部分26のU形部の下の動圧を減少させることができる。
【0073】
図11は、実施形態の最後の例を示す。この実施形態は、極めて多くの特徴に関して、図2に示す実施形態に対応している。そのため、ここでは、基本的な設計については繰り返さず、同じ部品および要素には、同じ符号を用いる。
【0074】
図11に示す実施形態の例では、スライド要素22は、2本の軸受けピン88を有する。これらのピンは、互いに整列するように配置され、かつワイパブレード12の長手方向に対して、横方向にスライド要素22から突き出ている。軸受けピン88は、図11では、斜視図であるために、その一方のみが見えるが、スライド要素22と一体に作製される。スライド要素22は、有利には、ダイカストによる金属部品または射出成形プラスチック部品として、全体として製作される。
【0075】
互いに整列する軸受け孔90は、断面が本質的にU形である接続要素24の2つの脚34に形成される。この場合も、図11では、斜視図のために軸受け孔90の一方のみが見える。軸受け孔90は、スライド要素22が、可能な限り遊びのない状態で、接続要素24に対して相対的に旋回し得るように、軸受けピン88に適合される。
【0076】
図2に示す実施形態に比べて、本質的に異なるところは、1つには、軸受け孔90が、それぞれ、軸受け孔90から脚34の下端に向かって、すなわち、接続要素24の背32とは反対側の縁部に向かって延びるスロット92の上で放射状に開けられていることである。スロット92は、軸受け孔90の縁部から、脚34の縁部に向かって延びている。この場合、スロット92の最も狭い箇所は、それぞれの軸受けピン88の直径よりも狭い。
【0077】
スライド要素22と接続要素24の組立または分解時に、軸受けピン88を放射方向に押して、係合接続式にスロット92を通り狭い箇所をすり抜け、軸受け孔90に入れるか、あるいは軸受け孔90から外に出す。その結果、これらの工程はかなり簡略化され、さらに軸受けピン88は、軸受け孔90に十分に確実に収まり、また保持される。
【0078】
通常は、このようなスライド要素22、およびこのような接続要素24によって提供されるワイパブレード12と、ワイパアーム14またはワイパアーム14の結合部分26との接続、および反対方向へのその取外しは、図1〜図6に関連して説明したのと概ね同じやり方で行われる。
【0079】
ただし、図11に示す実施形態では、まず、ワイパブレード12から分離した接続要素24を、この一般的なやり方でワイパアーム14の結合部分26に取り付け、次いで、軸受けピン88を、スロット92を通して放射方向に押して軸受け孔90に入れることによって、ワイパブレード12に接続されたスライド要素22を接続要素24に装着する可能性もある。この最後に述べたステップの順序を逆にして、分解操作を行うことも考えられる。
【0080】
図1〜図10に示す実施形態の例に対応する、ワイパブレードをワイパアームに解除可能に接続する装置は、車両のフロントガラス用のワイパシステムで使用するのに特に適している。図11に示す実施形態の例に対応する装置は、車両のリアウィンドウ用のワイパシステムで使用するのに特に適している。
【0081】
上記説明に見られる特徴、図面、および特許請求の範囲は、すべて、個々に、また、所望のとおりに互いを任意に組み合わせた形で、本発明に不可欠なものである。
【符号の説明】
【0082】
10 装置
12 ワイパブレード
14 ワイパアーム
16 ワイパストリップ
18 支持要素
20 支持要素
22 スライド要素
24 接続要素
26 結合部分
28 挿入部分
30 シート、挿入開口
32 背
34 脚
36 軸受け孔
38 軸受けボルト
40 係止タン
42 係止縁部
44 作動部分
46 頭の部分
48 挿入部分と協働する領域
50 背
52 脚
54 脚
56 係止縁部
58 ワイパアームの長軸
60 係止タンの面
62 結合部分の脚の面
64 挿入方向
66 接触区域
68 結合部分の端面
70 支持縁部
72 突起区域
74 円筒孔
76 突起
78 コーナ
80 開口
82 空気案内手段
84 空気案内手段
86 基台
88 軸受けピン
90 軸受け孔
92 スロット
α ワイパアームの長軸と接続要素またはワイパブレードが作る角度
β ワイパアームの長軸と係止縁部が作る角度

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイパアームの終端部に接続されるワイパブレードの組立品であって、
前記ワイパブレードの組立品は、ワイパストリップと、細長い支持要素と、ブレード支持要素と、接続要素と、を備え、
前記ワイパストリップは、フロントガラスを掃引し、
前記細長い支持要素は、前記ワイパストリップに沿って前記ワイパストリップを支持し、
前記ブレード支持要素は、前記細長い支持要素の一部だけにわたって前記細長い支持要素に接続され、前記ワイパストリップは、前記細長い支持要素の前記一部にわたって前記細長い支持要素に接続され、
前記接続要素は、前記ブレード支持要素に枢動可能に取り付けられ、
前記接続要素は、前記接続要素の第1の位置で前記ワイパアームの端部の第1の部分を受けるように形成される受け入れ部分と、前記ワイパアームの端部の第2の部分を前記接続要素の第2の位置で前記接続要素に固定するように形成される固定部分と、を画定し、
予備組立位置において前記受け入れ部分が前記ワイパアームの端部の前記第1の部分を最初に受け入れる際に、前記接続要素と前記ワイパアームの端部とが前記第1の位置で斜角を成すように、前記接続要素が構成され、
前記ワイパアームの端部の第1の部分が前記受け入れ部分に受け入れられた後、前記ワイパアームの端部と前記接続要素とが、前記固定部分が前記ワイパアームの端部の第2の部分を固定するまで、前記第1の位置の回りに互いに枢動するように、前記接続要素が更に構成され、
前記接続要素は前記ブレード支持要素に対して、枢動部の周りに枢動可能に取り付けられ、前記接続要素は、前記枢動部に対して前記接続要素の前側に前方部分を、前記枢動部に対して前記接続要素の後側に後方部分を、それぞれ有し、前記前方部分は前記受け入れ部分を含み、
前記受け入れ部分は、開口を前記前方部分の外側上面に有し、前記第1の部分を受け入れるようになっており、前記後方部分は前記固定部分を含むことを特徴とするワイパブレードの組立品。
【請求項2】
前記固定部分は、一対の側方部材を含み、前記一対の側方部材は、前記接続要素の側壁において、側壁の面に横方向に延在していることを特徴とする請求項1に記載のワイパブレードの組立品。
【請求項3】
前記接続要素が、前記接続要素の側面上に伸びる一対の側面部材を含むことを特徴とする請求項1に記載のワイパブレードの組立品。
【請求項4】
前記固定部分は、一対の柔軟な部材を含み、第2の部分を固定するようになっていることを特徴とする請求項1に記載のワイパブレードの組立品。
【請求項5】
ワイパアームの終端部に接続されるワイパブレードの組立品であって、
フロントガラスを掃引するワイパストリップと、
前記ワイパストリップに沿って前記ワイパストリップを支持する細長い支持要素と、
前記細長い支持要素の一部だけに接続することで、前記ワイパストリップが前記細長い支持要素の前記ブレード支持要素に接続する前記一部に接続されるようになる、ブレード支持要素と、
前記ブレード支持要素に枢動可能に取り付けられる接続要素と、
を備え、
前記接続要素は、前記接続要素の第1の位置で前記ワイパアームの端部の第1の部分を受けるように形成される受け入れ部分と、前記ワイパアームの端部の第2の部分を前記接続要素の第2の位置で前記接続要素に固定するように形成される固定部分と、を画定し、
予備組立位置において前記受け入れ部分が前記ワイパアームの端部の前記第1の部分を最初に受け入れる際に、前記接続要素と前記ワイパアームの端部とが前記第1の位置で斜角を成すように、前記接続要素が構成され、
前記ワイパアームの端部の第1の部分が前記受け入れ部分に受け入れられた後、前記ワイパアームの端部と前記接続要素とが、前記固定部分が前記ワイパアームの端部の第2の部分を固定するまで、前記第1の位置の回りに互いに枢動するように、前記接続要素が更に構成され、
前記接続要素は前記ブレード支持要素に対して、枢動部の周りに枢動可能に取り付けられ、
前記接続要素は、前記枢動部に対して前記接続要素の前側に前方部分を、前記枢動部に対して前記接続要素の後側に後方部分を、それぞれ有し、
前記接続要素は前記枢動部の上部及び前記前方部分と前記後方部分との間に延びる中間部分を有し、前記中間部分は、前記接続要素の両横側の間と、前記枢動部の上部とに延在し、
前記前方部分は、前記枢動部の上部に延びる前記中間部分に対して盛り上がる外側上面を有していることを特徴とする請求項1に記載のワイパブレードの組立品。
【請求項6】
前記接続要素の前記前方部分は、前記中間部分の両側面よりも広くお互いに離れている両側面を有することを特徴とする請求項5に記載のワイパブレードの組立品。
【請求項7】
前記接続要素の前記後方部分は、前記後方部分の一方と他方の側面にそれぞれ配置される一対の部材を含み、部材は前記後方部分の側面上にあり、前記部材は前記中間部分の前記両側面よりも広くお互いに離れていることを特徴とする請求項6に記載のワイパブレードの組立品。
【請求項8】
ワイパブレードと、
コネクタと
を備え、
前記コネクタは、枢軸を有する枢動部の周りに、前記コネクタと前記ワイパブレードとが互いに枢動するように、前記ワイパブレードに結合し、前記枢軸は、前記接続要素の両横側部を貫通し、前記ワイパブレードの長手方向の軸を縦とすると横の関係となるような方向に、延び、
前記コネクタは、前記枢動部に対して前記コネクタの前側に前方部分を、前記枢動部に対して前記コネクタの後側に後方部分を、それぞれ有し、前記前方部分は、前記前方部分の外側上面にある開口の一部を画定し、前記後方部分は、前記後方部分の両側面にそれぞれ配置される一対の受け入れ部材を有し、
前記コネクタは、前記枢動部の上部及び前記前方部分と前記後方部分との間に延びる中間部分を有し、前記中間部分は、前記中間部分の両横側の間に延び、
前記前方部分の前記外側上面は、前記枢動部の上部に延びる前記中間部分に対して盛り上がり、
前記前方部分は、前記枢動部の上部に延びる前記中間部分の前記両側面よりも広くお互いに離れている両側面を有することを特徴とするワイパブレードの組立品。
【請求項9】
前記受け入れ部材は前記中間部分の前記両側面よりも広くお互いに離れていることを特徴とする請求項8に記載のワイパブレードの組立品。
【請求項10】
前記中間部分は、前記開口の、前記前方部分に隣接する側の別の部分を画定することにより、前記開口が前記中間部分から前記前方部分へ伸びるようになることを特徴とする請求項8に記載のワイパブレードの組立品。
【請求項11】
前記前方部分は内上面と、前記内上面から延びる突起部とを有し、前記突起部の先端が、前記中間部分の外側上面に対応するレベルよりも低いところまで延びることを特徴とする請求項8に記載のワイパブレードの組立品。
【請求項12】
前記受け入れ部材が、前記中間部分の外側上面に対応するレベルよりも低いところまで延びることを特徴とする請求項8に記載のワイパブレードの組立品。
【請求項13】
前記ワイパブレードは、前記ワイパブレードの底面側に細長いワイパストリップを、前記ワイパブレードの上面側に細長い支持要素を、それぞれ有し、前記接続部は、前記ワイパブレードの細長い支持要素の一部分に固定される中間要素を介して前記ワイパブレードに連結されることを特徴とする請求項8に記載のワイパブレードの組立品。
【請求項14】
ワイパアームと、請求項1に記載の前記ワイパブレードの組立品とを備え、前記ワイパアームは端部を有し、前記接続要素は前記ワイパアームの端部に接続されることを特徴とするワイパの組立品。
【請求項15】
ワイパアームと、請求項8に記載の前記ワイパブレードの組立品とを備え、前記ワイパアームは突起部を有する端部を備えることを特徴とするワイパの組立品。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate


【公開番号】特開2013−79078(P2013−79078A)
【公開日】平成25年5月2日(2013.5.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2013−22600(P2013−22600)
【出願日】平成25年2月7日(2013.2.7)
【分割の表示】特願2010−108482(P2010−108482)の分割
【原出願日】平成15年11月21日(2003.11.21)
【出願人】(504290561)ヴァレオ ヴィシャーズュステーメ ゲーエムベーハー (10)
【Fターム(参考)】