説明

ワイヤレス送信器

【課題】 消費電力を低減することができるとともに、点灯動作に対して顧客の不要な注意を喚起してしまうのをなくすことができるワイヤレス送信器を提供する。
【解決手段】 ワイヤレス送信器は、押釦部材の操作にともないスイッチ部がオン状態とされた場合に光源部を点灯させた後、段階的に照度を低くして消灯させるように制御する。これにより、ワイヤレス送信器は、所定の操作がなされるまで点灯させ続けることなく、徐々に消灯させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲食店等において顧客が店員を呼び出すために使用されるワイヤレス送信器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、飲食店等においては、顧客が店員を呼び出すための手段として、卓上に載置されたワイヤレス送信器を用いていることが多い(例えば、特許文献1等参照。)。このワイヤレス送信器は、顧客が押釦を押下するのに応じて、店内にある受信器に対して無線信号を送信することにより、当該顧客が店員を呼んでいる旨を知らせるものである。また、このワイヤレス送信器としては、顧客自身が当該ワイヤレス送信器の押釦が押下されたことを確認できるように、押下操作時に所定の通知音を出力したり、押釦全体を点灯させたりするものも市販されている。
【特許文献1】特開平11−161858号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、押釦全体を点灯させるタイプの従来のワイヤレス送信器は、押下操作された時にのみ点灯させるものであるので、押下操作時に押釦が操作者の手で隠れてしまい、点灯された状態を視認しにくいという問題があった。また、この問題を解決するために、押下操作された場合には、所定の操作がなされるまで点灯させ続けることも考えられるが、その場合、消費電力が高くなるので、内蔵電池の寿命が短くなり、且つ、ワイヤレス送信器の点灯動作に対して顧客の不要な注意を喚起してしまい、顧客同士の会話を妨げてしまう等の使用する上での課題があった。
【0004】
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、消費電力を低減することができると共に、点灯動作に対して顧客の不要な注意を喚起してしまうのをなくすことができるワイヤレス送信器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るワイヤレス送信器は、上述の課題を解決するために、押釦部材の操作にともないスイッチ部がオン状態とされた場合に光源部を点灯させた後、段階的に照度を低くして消灯させるように制御する。これにより、本発明に係るワイヤレス送信器は、所定の操作がなされるまで点灯させ続けることなく、徐々に消灯させることができる。
【発明の効果】
【0006】
本発明に係るワイヤレス送信器によれば、徐々に消灯させるので、消費電力を低減することができると共に、点灯動作に対して顧客の不要な注意を喚起してしまうのをなくすことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0008】
この実施形態は、飲食店等において顧客が店員を呼び出すために使用されるワイヤレス送信器である。
【0009】
[ワイヤレス送信器の概略構成]
この実施形態に係るワイヤレス送信器は、概略的には例えば図1(a)及び図1(b)に示すように、略正方形状の上面を有する略直方体状の筐体10を有して構成される。筐体10は、略直方体状の本体部11と、この本体部11の上面を覆うように配設された釦枠部材12とに大別されて構成される。また、ワイヤレス送信器は、釦枠部材12の中央に穿設された孔から押釦部材13が露出するように配設されて構成される。なお、筐体11は、これら本体部11と釦枠部材12とが一体形成されたものであってもよいが、以下では、釦枠部材12が本体部11と着脱自在に係合するものとして説明する。
【0010】
このワイヤレス送信器は、操作者が押釦部材13を押下操作するのに応じて、当該ワイヤレス送信器を識別するための無線信号を所定の受信器に対して送信することにより、操作者が店員等を呼んでいる旨を知らせる。また、ワイヤレス送信器は、押釦部材13が押下されたことを操作者自身が確認できるように、当該押釦部材13を押下操作するのに応じて、所定の通知音を出力すると共に、当該押釦部材13の周縁部に形成された点灯部14を介して所定の点灯動作を行う。
【0011】
[ワイヤレス送信器の詳細構成]
このようなワイヤレス送信器は、具体的には図2に斜視図及び図3に断面図を示すように構成される。
【0012】
釦枠部材12は、略正方形状の主面の中央に孔が穿設された蓋状部材であり、上述した筐体10の一部を構成する。釦枠部材12は、押釦部材13が上下方向に摺動するように当該押釦部材13と係合し、且つ、本体部11と着脱自在に係合するように構成される。
【0013】
また、押釦部材13は、押下操作可能に構成された略円状部材の主面を有する部材である。具体的には、押釦部材13は、図3に示すように、釦枠部材12に形成された孔よりも若干小さく形成された中央部13aと、この中央部13aの周縁に当該中央部13aよりも若干低めに一体的に形成された周縁部13bとから構成される。中央部13aは、少なくとも上面が遮光されており、本体部11や釦枠部材12等の色と同色からなる。一方、周縁部13bは、光学的に透明な透光部材からなり、後述する光源部32からの光を外部から視認可能とするように、筐体10の一部としての釦枠部材12と係合している。押釦部材13は、この周縁部13bにより、光源部32からの光を透過する上述した点灯部14を形成する。
【0014】
さらに、本体部11は、ワイヤレス送信器の機能を実現するための各種部材を収納した略直方体状の箱状部材であり、釦枠部材12と共に上述した筐体10を構成する。具体的には、本体部11は、筐体10の一部を構成する内部が空洞とされた略直方体状のカバー部材21と、所定のネジ22等を介して取り付けられることによってカバー部材21の底面を覆うベース部材23とによって外観が形成される。
【0015】
カバー部材21の内部には、押釦部材12が操作されるのに応じて無線信号をワイヤレス送信する電子部品や通知音の出力及び点灯動作を行うための電子部品が実装されたプリント回路基板30と、押釦部材13の下方に配設されて当該押釦部材13の操作にともないオン状態に切り替えるスイッチ部31と、押釦部材13の周縁部13b下方に配設されてスイッチ部31がオン状態とされた場合に点灯する光源部32とが収納される。
【0016】
プリント回路基板30には、少なくとも、スイッチ部31と、光源部32におけるLED(Light Emitting Diode)等の発光素子32aとが実装される。また、光源部32は、押釦部材13の周縁部13bの下方に配設された導光路32bを有する。この導光路32bは、光学的に透明な樹脂や光ファイバ等から構成され、押釦部材13の周縁部13bに沿って環状に形成されている。一方、発光素子32aは、押釦部材13の周縁部13bの下方であって導光路32bに入光する位置に配設されている。光源部32は、このような発光素子32a及び導光路32bを有することにより、発光素子32aから発光された光を、導光路32bを介して押釦部材13の周縁部13bに沿って導光する。
【0017】
また、カバー部材12の内部に収納されたプリント回路基板30とベース部材23との間の空間は、光源部32を点灯させる駆動電力を供給する一次電池が装着される電池ケース33として構成される。ベース部材23の一部には、電池ケース33に対して一次電池を着脱するための孔が穿設されており、この孔は、所定形状からなる電池蓋部材34によって閉塞される。なお、ベース部材23の底面には、当該ワイヤレス送信器が載置される卓上に傷等が付くのを防止するために、所定のクッション材35が固着されている。
【0018】
また、本体部11は、所定の防水性を有するシート状バネ部材36を、スイッチ部31と押釦部材13との間にカバー部材21の上面を覆うように介設している。このシート状バネ部材36は、例えば二軸延伸ポリエステルフィルム等から構成され、少なくとも所定の防水性及び高い透光性を有する。なお、シート状バネ部材36としては、強靭性、電気絶縁性、耐熱及び耐寒性、対化学薬品性等に優れた材質のものを用いるのが望ましい。このシート状バネ部材36は、図4(a)に表面からみた斜視図及び図4(b)に裏面からみた斜視図を示すように、略円状且つ略中央が凸曲面で構成された成形シート部材であり、表面が凸状とされると共に、裏面が凹状に形成される。
【0019】
このような構造からなるワイヤレス送信器においては、押釦部材13が押下操作されるのに応じて、本体部11の上面を覆うバネ部材36の凸部が裏面側に撓む。そして、ワイヤレス送信器においては、裏面側に撓んだバネ部材36によってスイッチ部31を押下することにより、当該スイッチ部31がオフ状態からオン状態へと切り替わる。これにより、ワイヤレス送信器においては、無線信号の送信、通知音の出力、及び光源部32の点灯動作が行われる。このとき、ワイヤレス送信器においては、発光素子32aから発光された光を、導光路32bを介して押釦部材13の周縁部13bに沿って導光し、図3中矢印で示すように、押釦部材13と筐体10の一部としての釦枠部材12との間から、導光した光を外部に漏洩させることにより、光源部32による点灯動作を操作者に視認可能とする。したがって、ワイヤレス送信器においては、操作者が店員等を呼んでいる旨を知らせることができると共に、押釦部材13が押下されたことを操作者自身が容易に確認することができる。
【0020】
[プリント回路基板の構成]
このようなワイヤレス送信器は、上述したプリント回路基板30として、図5に示すような構成のものを内蔵する。すなわち、このプリント回路基板30は、上述したスイッチ部31及び光源部26を構成する発光素子32aの他に、当該ワイヤレス送信器を識別するためのIDを記憶しているEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等からなるID記憶部41と、スイッチ部31がオン状態とされた場合にアンテナ42aを介して無線信号を送信するワイヤレス送信手段としての無線IC42と、各部を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)等からなる制御部43とを実装する。また、このプリント回路基板30は、スイッチ部31がオン状態とされた場合に所定の通知音を出力する鳴動部を構成する圧電ブザー44や、各種機能設定を行うためのスイッチ部45等も実装する。
【0021】
[ワイヤレス送信器の動作]
このようなプリント配線基板30を内蔵するワイヤレス送信器は、例えば2本の単4電池等の電源となる一次電池50から供給される駆動電力に基づいて、例えば図6に示すように動作する。
【0022】
すなわち、ワイヤレス送信器においては、操作者が押釦部材13を押下操作するのに応じて、スイッチ部31がオン状態とされると、その旨を示す制御信号が制御部43に入力される。これに応じて、制御部43は、例えば100msec程度の所定時間だけ、鳴動部における圧電ブザー44を鳴動させ、通知音を出力する。
【0023】
また、制御部43は、通知音の出力を完了すると、ID記憶部41から当該ワイヤレス送信器のID情報を読み出し、このID情報を含む無線信号を、無線IC42及びアンテナ42aを介して受信器に対して送信する。
【0024】
さらに、制御部43は、無線信号の送信を完了すると、例えば425msec程度の所定時間だけ、光源部における発光素子32aの点灯動作を行う。このとき、制御部43は、光源部における発光素子32aを点灯させた後、段階的にその照度を低くして消灯させるように制御する。すなわち、このワイヤレス送信器においては、発光素子32aを点灯させている状態でオフ状態に切替開始した時刻から、完全に光が視認できなくなるまでの期間を、発光素子32aが自然に消灯する期間よりも長くする。
【0025】
また、制御部43は、発光素子32aの点灯時にも、段階的に照度を高くして点灯させるように制御してもよい。このとき、制御部43は、点灯速度の方が消灯速度よりも速いように制御するのが望ましい。この場合であっても、発光素子32aを消灯させている状態でオン状態に切替開始した時刻から、完全に光が視認できるまでの期間を、発光素子32aが自然に点灯する期間よりも長くする。
【0026】
具体的には、制御部43は、発光素子32aのデューティ比を制御することにより、視覚的な照度を段階的に切り替えることができる。すなわち、制御部43は、発光素子32aを425msecだけ点灯させる場合には、例えば図7に示すように、点灯開始から50msec経過するまでは、33%のデューティ比で点灯させ、その後さらに50msec経過するまでは、50%のデューティ比で点灯させ、その後さらに175msec経過するまでは、100%のデューティ比で点灯させることにより、発光素子32aの視覚的な照度を段階的に高くしながら点灯させる。一方、制御部43は、100%のデューティ比での点灯動作から消灯動作へと移行する場合には、50msec経過毎に、デューティ比を50%,33%,25%,0%に下げることにより、発光素子32aの視覚的な照度を段階的に低くしながら消灯させる。
【0027】
なお、制御部43は、例えば図8に示すように、2kHz程度の制御クロックに基づいて、光源部である発光素子32aに電圧供給することにより、当該発光素子32aを点灯させる。このとき、制御部43は、制御クロックに基づいて発光素子32aに供給する電圧波形のパルス幅を変更し、点消灯のサイクルを繰り返し行うことにより、視覚的な照度を段階的に変化させることができる。
【0028】
ワイヤレス送信器においては、制御部43の制御のもとに、このような発光素子32aの照度を段階的に変化させる点灯制御を行い、操作者自身に操作されたことの確認を確実に行わせることができる。
【0029】
[実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、実施形態に係るワイヤレス送信器においては、制御部43の制御のもとに、点灯させた発光素子32aを段階的に消灯させることにより、操作者が押釦部材13を離した後、操作されたことの確認を確実に行うことが可能となる。また、このワイヤレス送信器においては、制御部43の制御のもとに、点灯させた発光素子32aを徐々に消灯させるので、消費電力を低減することができると共に、点灯から消灯への移行の際に操作者の注意を不用意に喚起することがなく、飲食店等において顧客同士の会話を妨げる等の使用上の不具合を防止することが可能となる。
【0030】
また、ワイヤレス送信器においては、制御部43の制御のもとに、段階的に発光素子32aの視覚的な照度を高くして点灯させ、且つ、その点灯速度が消灯速度よりも速いように制御することにより、操作者が押釦部材13を押下すると即座に当該発光素子32aが点灯せずに、時間的に緩やかに点灯させることができ、周囲の雰囲気を損ねるのを防止することもできる。
【0031】
さらに、ワイヤレス送信器においては、制御部43の制御のもとに、このような発光素子32aの点灯動作を繰り返し行ってもよい。すなわち、制御部43は、例えば図6に示したように、1.5s程度の所定時間の周期で、発光素子32aの点灯と消灯とを複数回繰り返すように制御してもよい。ワイヤレス送信器においては、発光素子32aの点灯と消灯とを複数回繰り返し行うことにより、呼び出しを行っている旨を確実に通知することができる。
【0032】
さらにまた、ワイヤレス送信器においては、制御部43の制御のもとに、発光素子32aに供給する電圧波形のパルス幅を変更し、当該発光素子32aの照度を段階的に変化させる制御を行うことにより、発光素子32aの照度切り替え制御を容易に行うことができ、且つ、当該発光素子32aのチラツキをなくすことができる。
【0033】
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】(a)は本発明の実施形態として示すワイヤレス送信器の概略外観構成を示す斜視図であり、(b)は本発明の実施形態として示すワイヤレス送信器の概略外観構成を示す平面図である。
【図2】本発明の実施形態として示すワイヤレス送信器の詳細構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態として示すワイヤレス送信器の詳細構成を示す断面図である。
【図4】(a)は本発明の実施形態として示すワイヤレス送信器に用いられるシート状バネ部材を表面からみた斜視図であり、(b)は本発明の実施形態として示すワイヤレス送信器に用いられるシート状バネ部材を裏面からみた斜視図である。
【図5】本発明の実施形態として示すワイヤレス送信器に内蔵されるプリント回路基板の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施形態として示すワイヤレス送信器の動作を説明するための図である。
【図7】本発明の実施形態として示すワイヤレス送信器の点灯動作を詳細に説明するための図である。
【図8】本発明の実施形態として示すワイヤレス送信器において、発光素子に供給する電圧波形のパルス幅を変更し、点消灯のサイクルを繰り返し行うことにより、視覚的な照度を段階的に変化させる処理を説明するための図である。
【符号の説明】
【0035】
10 筐体
11 本体部
12 釦枠部材
13 押釦部材
13a 中央部
13b 周縁部
14 点灯部
21 カバー部材
22 ネジ
23 ベース部材
30 プリント回路基板
31,45 スイッチ部
32 光源部
32a 発光素子
32b 導光路
33 電池ケース
34 電池蓋部材
35 クッション材
36 シート状バネ部材
41 ID記憶部
42 無線IC
42a アンテナ
43 制御部
44 圧電ブザー
50 一次電池

【特許請求の範囲】
【請求項1】
押下操作可能に構成された押釦部材と、
前記押釦部材が操作されるのに応じて無線信号を送信するワイヤレス送信手段と、
前記押釦部材の下方に配設され、当該押釦部材の操作にともない前記無線信号を送信するオン状態に切り替えるスイッチ部と、
前記押釦部材の下方に配設され、前記スイッチ部がオン状態とされた場合に点灯する光源部と、
前記光源部からの光を外部から視認可能とするように係合した前記押釦部材を露出させる孔が中央に穿設され、前記スイッチ部、前記光源部、及び前記光源部を点灯させる駆動電力を供給する電源を内部に収納するカバー部材と、
前記スイッチ部がオン状態とされた場合に前記光源部を点灯させた後、段階的に照度を低くして消灯させるように制御する制御手段と
を備えることを特徴とするワイヤレス送信器。
【請求項2】
前記制御手段は、前記スイッチ部がオン状態に切り替えられるのに応じて、前記光源部を、段階的に照度を高くして点灯させ、且つ、当該点灯速度が消灯速度よりも速いように制御することを特徴とする請求項1に記載のワイヤレス送信器。
【請求項3】
前記制御手段は、前記スイッチ部がオン状態に切り替えられるのに応じて、前記光源部を、複数回点灯と消灯とを繰り返すように制御することを特徴とする請求項2に記載のワイヤレス送信器。
【請求項4】
前記制御手段は、前記光源部に供給する電圧波形のパルス幅を変更し、当該光源部の照度を段階的に変化させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のワイヤレス送信器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2007−87227(P2007−87227A)
【公開日】平成19年4月5日(2007.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−276837(P2005−276837)
【出願日】平成17年9月22日(2005.9.22)
【出願人】(000005832)松下電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】