説明

一酸化窒素シンターゼの二量化の抑制剤としてのイミダゾール誘導体

本発明は、式(II)と式(IV)の化合物の塩、および一酸化窒素シンターゼの抑制剤として有用な方法に関するものである。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
iNOS抑制剤の酢酸塩。
【請求項2】
式II
【化1】

[式中:
T、V、X、およびYは、CRおよびNから成るグループから独立して選択され、
Zは、CRおよびNから成るグループから選択され、
WおよびW’は、CH、CR、NR、O、N(O)、S(O)およびC(O)から成るグループから独立して選択され、
n、mおよびpは、独立して0から5までの整数であり、
qは、0、1、または2であり、
、R、R10、R14、R15、R16、R17およびR18は、水素、ハロゲン、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル、ハロアルコキシ、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたヘテロアラルキル、任意に置換されたアルケン、任意に置換されたアルキンから成る基グループから独立して選択されること、またはR14およびR15は、カルボニル、任意に置換された炭素環または任意に置換されたヘテロ環をともに形成される、または、R14およびR15をともに無しにして追加の結合を形成することができ、
、R、R、R、およびRは、水素、ハロゲン、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたヘテロアラルキル、任意に置換されたアルケン、任意に置換されたアルキン、−(O)N(R11)R12、−P(O)[N(R11)R12、−SONHC(O)R11、−N(R11)SO12、−SON(R11)R12、−NSON(R11)R12、−C(O)NHSO11、−CH=NOR11、−OR11、−S(O)−R11、−N(R11)R12、−N(R11)C(O)N(RI2)R13、−N(R11)C(O)OR12、−N(R11)C(O)R12、−[C(R14)R15−R12、−[C(R14)R15−C(O)OR11、−[C(R14)R15−[C(O)OR11、−[C(R14)R15C(O)N(R11)R12、−[C(R14)R15−N(R11)R12、−[C(R14)R15−N(R11)−[C(R14)R1512、−[C(R14)R15−OR11、−N(R11)−[C(R14)R15−R12、−N(R11)C(O)N(R13)−[C(R14)R15−R12、−C(O)−[C(R14)R15−N(R11)R12、−N(R13)C(O)−L−(R11)R12、−N(R11)−[C(R14)R15−L−R12、−N(R11)C(O)N(R11)−[C(R14)R15−L−R12、−[C(R14)R15−L−R12、および−L−C(O)N(R11)R12から成るグループから独立して選択されること、または、RおよびRは、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたシクロアルキル、または任意に置換されたヘテロシクロアルキルをともに形成することができ、
tは0から2までの整数であり、
rは0から5までの整数であり、
Lは任意に置換された3員環から7員環の炭素環基、任意に置換された3員環から7員環の複素環基、任意に置換された6員環のアリール基、および任意に置換された6員環のヘテロアリール基から成るグループから選択され、
11、R12、およびR13は、水素、ハロゲン、任意に置換されたアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたヘテロアラルキル、任意に置換されたアルケン、任意に置換されたアルキン、−OR17、−S(O)17、−[C(R14)R15−C(O)OR17、−[C(R14)R15−N(R17)R18、−[C(R14)R15−N(R16)C(O)N(R17)R18、−[C(R14)R15−N(R17)C(O)OR18、−[C(R14)R15−R17、および−[C(R14)R15−N(R17)C(O)Rl8から成るグループから独立して選択されること、または、R11またはR12は、以下から成るグループから選択された構造により定義されるものであってもよい
【化2】

式中:
uおよびvは、独立して0から3までの整数であり、
およびXは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、低級アシルオキシ、任意に置換された低級アルキル、任意に置換された低級アルコキシ、低級ハロアルキル、低級ハロアルコキシ、および低級ペルハロアルキルから成るグループから独立して選択されること、またはXおよびXは、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたシクロアルキル、または任意に置換されたヘテロシクロアルキルをともに形成するものである]、
または式IV
【化3】

[式中:
T、X、およびYは、CR、N、NR、S、およびOから成るグループから独立して選択され、
UはCR10またはNであり、
VはCRまたはNであり、
およびRは水素、ハロゲン、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたアルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたヘテロアラルキル、任意に置換されたアルケン、任意に置換されたアルキン、−(O)N(R11)R12、−P(O)[N(R11)R12、−SONHC(O)R11、−N(R11)SO12、−SON(R11)R12、−NSON(R11)R12、−C(O)NHSO11、−CH=NOR11、−OR11、−S(O)−R11、−N(R11)R12、−N(R11)C(O)N(R12)R13、−N(R11)C(O)OR12、−N(R11)C(O)R12、−[C(R14)R15−R12、−[C(R14)R15−C(O)OR11、−[C(R14)R15−[C(O)OR11、−[C(R14)R15C(O)N(R11)R12、−[C(R14)R15−N(R11)R12、−[C(R14)R15−N(R11)−[C(R14)R1512、−[C(R14)R15−N(R11)−C(O)N(R11)R12、−[C(RI4)R15−N(R11)S(O)−C(O)N(R11)R12、−[C(R14)R15−OR11、−N(R11)−[C(R14)R15−R12、−N(R11)C(O)N(R13)−[C(R14)R15−R12、−C(O)−[C(R14)R15−N(R11)R12、−N(R13)C(O)−L−(R11)R12、−N(R11)−[C(R14)R15−L−R12、−N(R11)C(O)N(R11)−[C(R14)R15−L−R12、−[C(R14)R15−L−R12、および−L−C(O)N(R11)R12から成るグループから独立して選択されること、またはRおよびRは、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたシクロアルキル、または任意に置換されたヘテロシクロアルキルをともに形成することができ、
tは0から2までの整数であり、
rは0から5までの整数であり、
Lは任意に置換された3員環から7員環の炭素環基、任意に置換された3員環から7員環の複素環基、任意に置換された6員環のアリール基、および任意に置換された6員環のヘテロアリール基から成るグループから選択され、
、R10、R14、R15、R16、R17、およびR18は、水素、ハロゲン、任意に置換されたアルキル、任意に置換されたハロアルキル、ハロアルコキシ、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたヘテロアラルキル、任意に置換されたアルケン、任意に置換されたアルキンから成るグループから独立して選択されること、または、R14およびR15は、カルボニル、任意に置換された炭素環または任意に置換されたヘテロ環をともに形成されるものであってもよい、またはR14およびR15をともに無しにして追加の結合を形成することができ、
11、R12、およびR13は、水素、ハロゲン、任意に置換されたアルキル、ハロアルキル、ハロアルコキシ、任意に置換されたアラルキル、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたヘテロアラルキル、任意に置換されたアルケン、任意に置換されたアルキン、−OR17、−S(O)17、−[C(R14)R15−C(O)OR17、−[C(R14)R15−N(R17)R18、−[C(R14)R15−N(R16)C(O)N(R17)R18、−[C(R14)R15−N(R17)C(O)OR18、−[C(R14)R15−R17、および−[C(R14)R15−N(R17)C(O)R18から成るグループから独立して選択されること、またはR11またはR12は、以下から成るグループから選択された構造により定義されるものであってもよい
【化4】

式中:
uおよびvは、独立して0から3までの整数であり、
およびXは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、低級アシルオキシ、任意に置換された低級アルキル、任意に置換された低級アルコキシ、低級ハロアルキル、低級ハロアルコキシ、および低級ペルハロアルキルから成るグループから独立して選択されること、またはXおよびXは、任意に置換されたアリール、任意に置換されたヘテロアリール、任意に置換されたシクロアルキル、または任意に置換されたヘテロシクロアルキルをともに形成することができるもの]、
のいずれかの化合物の塩。
【請求項3】
前記式は、式(II)である、請求項2に記載の塩。
【請求項4】
前記化合物は、化合物1である、請求項3に記載の塩。
【請求項5】
前記式は、式(IV)である、請求項2に記載の塩。
【請求項6】
前記塩は、塩酸塩、臭化水素酸塩、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、アジピン酸塩、シュウ酸塩、リン酸塩、および馬尿酸塩から成るグループから選択される、請求項2に記載の塩。
【請求項7】
前記塩は、塩酸塩、酢酸塩、およびアジピン酸塩から成るグループから選択される、請求項6に記載の塩。
【請求項8】
前記塩は、酢酸塩である、請求項7に記載の塩。
【請求項9】
前記化合物は、化合物1である、請求項5に記載の塩。
【請求項10】
前記化合物は、化合物2である、請求項6に記載の塩。
【請求項11】
N’−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチル−N−(3−イミダゾール−l−イル−[1,2,4]チアジアゾール−5−イル)−N−メチル−プロパン−1,3−ジアミンの塩。
【請求項12】
前記塩は、塩酸塩、酢酸塩、およびアジピン酸塩から成るグループから選択される、請求項11に記載の塩。
【請求項13】
N’−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチル−N−(3−イミダゾール−l−イル−[1,2,4]チアジアゾール−5−イル)−N−メチル−プロパン−1,3−ジアミン酢酸の塩。
【請求項14】
N’−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチル−N−(3−イミダゾール−l−イル−[1,2,4]チアジアゾール−5−イル)−N−メチル−プロパン−1,3−ジアミン塩酸塩の塩。
【請求項15】
N’−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチル−N−(3−イミダゾール−l−イル−[1,2,4]チアジアゾール−5−イル)−N−メチル−プロパン−1,3−ジアミンアジピン酸塩の塩。
【請求項16】
局所性投与のために調製される、請求項3に記載の塩。
【請求項17】
薬剤として使用される、請求項2に記載の塩。
【請求項18】
iNOS−媒介疾患の処置または予防に対して有用である、請求項2に記載の塩。
【請求項19】
治療効果のある量の請求項2に記載の塩の投与を含む患者に対する効果を達成するための方法であって、前記の効果は、iNOS抑制およびiNOS媒介疾患の処置から成るグループから選択される、前記方法。
【請求項20】
請求項19に記載の方法であって、前記疾患は炎症、炎症性の痛み、神経障害性の痛み、帯状疱疹後神経痛、術後の痛み、および眼疾患から成るグループから選択される、前記方法。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2009−517483(P2009−517483A)
【公表日】平成21年4月30日(2009.4.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−543562(P2008−543562)
【出願日】平成18年11月25日(2006.11.25)
【国際出願番号】PCT/US2006/061239
【国際公開番号】WO2007/062410
【国際公開日】平成19年5月31日(2007.5.31)
【出願人】(505375355)カリプシス・インコーポレーテッド (11)
【Fターム(参考)】