説明

不正開封表示密閉器上の停止フランジを反転させるための装置及び方法

不正開封表示密閉器、特に、不正開封表示密閉器の不正開封バンド上の停止フランジを反転させる装置及び方法を提供する。成形時の軸線方向外側に向いた位置から使用のための軸線方向内側に向いた位置に不正開封表示密閉器(12)上の停止フランジ(74)を反転させるための装置は、成形時の停止フランジが支持基部から離間してそこから離れる方向に向くように密閉器を支持するための支持基部(20)を含む。台座(28)は、支持基部から離間した位置で支持基部によって移動可能に担持されている。位置決めリング(40)は、台座によって担持され、かつ台座と共に移動可能であり、支持基部によって担持された密閉器上の停止フランジに係合し、停止フランジを半径方向内側に曲げる。反転リング(64)は、位置決めリングを通って移動し、位置決めリングによって半径方向内側に曲げられた停止フランジに係合してそれを反転させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の開示は、不正開封表示密閉器、特に、不正開封表示密閉器の不正開封バンド上の停止フランジを反転させる装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
不正開封表示密閉器の1つの種類は、容器仕上げ台上に密閉シェルを連結するための1つ又はそれよりも多くの内部連結セグメントを備えた円筒形スカートを有するシェルを含む。不正開封バンドは、スカートの縁部に折れやすいように結合され、停止フランジは、容器仕上げ台上の外部ビードに係合するために半径方向内側かつ軸線方向上方に延びている。密閉器が、最初に容器仕上げ台から外されている時には、停止フランジは、不正開封バンドの軸線方向移動を阻止し、従って、不正開封バンドは、パッケージが開封されたことを示すように密閉器スカートから分離されている。この種の密閉器は、米国特許第4、613、052号、第5、197、620号、第5、650、113号、第6、053、344号、及び第6、224、802号によって例示されている。
【0003】
この種類の不正開封表示密閉器は、圧縮成形又は注入成形によって製造することができる。成形処理のいずれかの種類において、不正開封バンドから延びる停止フランジは、密閉器の成形及びそのモールドからの型抜きを促進するために、成形時に密閉器の軸線方向外側に向けられている。停止フランジは、容器仕上げ台上への密閉器の配置の前に、成形時の軸線方向外側の向きから使用のための軸線方向内側の向きに反転されるべきである。米国特許第4、653、657号及び第4、721、218号は、ローラが停止フランジに係合して密閉器が回転し、従って、停止フランジが密閉器の回転に応じて漸次反転される停止フランジ反転のための技術を示している。米国特許第5、090、788号及び第5、443、171号は、停止フランジの縁部が、プランジャ又はマンドレルの肩部によって係合されて停止フランジを単一の作動で全体的に内側に折り曲げる停止フランジ反転のための別の技術を示している。上述の特許において開示された技術は、実施にほぼ成功しているが、特に停止フランジを上述の技術を使用して適正に反転させることができないかなり大きい直径を有する密閉器では、問題に遭遇する可能性がある。本発明の開示の全体としての目的は、当業技術のこの問題に対処する不正開封表示密閉器上の停止フランジを反転させるための装置及び方法を提供することである。
【0004】
【特許文献1】米国特許第4、613、052号
【特許文献2】米国特許第5、197、620号
【特許文献3】米国特許第5、650、113号
【特許文献4】米国特許第6、053、344号
【特許文献5】米国特許第6、224、802号
【特許文献6】米国特許第4、653、657号
【特許文献7】米国特許第4、721、218号
【特許文献8】米国特許第5、090、788号
【特許文献9】米国特許第5、443、171号
【発明の開示】
【0005】
本発明の開示は、互いに別々に又は互いに組み合わせて実施することができるいくつかの態様を具体化するものである。
本発明の開示の1つの態様によれば、成形時の軸線方向外側に向いた位置から使用のための軸線方向内側に向いた位置に不正開封表示密閉器上の停止フランジを反転させるための装置は、成形時の停止フランジが支持基部から離間してそこから離れる方向に向けられるように密閉器を支持するための支持基部を含む。台座は、支持基部から離間した位置に支持基部によって移動可能に担持されている。位置決めリングは、台座によって担持されて台座と共に移動可能であり、支持基部によって担持された密閉器上の停止フランジに係合し、かつ停止フランジを半径方向内側に曲げる。反転リングは、位置決めリングを通って移動し、位置決めリングによって半径方向内側に曲げられた停止フランジに係合してそれを反転させる。支持基部は、好ましくは、支持基部上に支持された密閉器上の停止フランジが位置決めリング及び反転リングと順番に係合するように、位置決めリング及び反転リングの方向に移動可能である。位置決めリングは、好ましくは、停止フランジの反転の前に密閉器に係合してそれを取り巻く表面を有する。
【0006】
本発明の開示の別の態様によれば、不正開封表示密閉器上の停止フランジを反転させるための装置は、成形時の停止フランジが支持基部から離間してそこから離れる方向に向けられるように密閉器を支持するための支持基部を含む。連結パイロットは、支持基部から離間してそれに対向している。周方向に連続する位置決めリングは、連結パイロットを丸くし、周方向に連続する反転リングは、位置決めリングと連結パイロットの間に配置されている。支持基部は、連結パイロット、位置決めリング、及び反転リングの方向に移動可能であり、最初に連結パイロットに係合して支持基部上に密閉器を固定し、次に、位置決めリングに係合して停止フランジを予め半径方向内側に曲げ、次に反転リングに更に係合し、最後に、使用のために停止フランジを軸線方向内側の向きに曲げる。
【0007】
本発明の開示の更に別の態様による不正開封表示密閉器上の停止フランジを反転させる方法は、停止フランジを周方向に連続する位置決めリングに係合させて停止フランジ全体を半径方向内側の向きに曲げる段階と、次に、停止フランジを周方向に連続する反転リングに更に係合させて使用のために停止フランジを軸線方向内側の向きに曲げる段階とを含む。
本発明の開示内容は、その付加的な目的、特徴、利点、及び態様と共に、以下の説明、特許請求の範囲、及び添付の図面から最も良く理解されるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図1〜2は、本発明の開示の1つの現在好ましい実施形態による不正開封表示密閉器上に停止フランジを反転させるための装置10を示している。装置10は、例えば、回転カルーセル又はターレットのフレームとすることができる支持フレーム14を含む。1対のカム16、18は、フレーム14に隣接した固定位置に配置されている。支持基部20は、フレーム23内に装着され、少なくとも1つのコイルバネ25によってフレーム23内に上方向に付勢されたデッキ21を含む。支持基部20のフレーム23は、例えば、摺動ベアリング24のようなものによってフレーム14上に摺動自在に装着されたシャフト又はロッド22上に装着されている。ローラ26又は他の適切な従動部は、フレーム14の運動に応じて支持基部20を移動させるために、ロッド22をカム18に作動的に連結する。
【0009】
台座28は、支持基部の上方に面する支持面36の方向に及び支持面から離れる方向への運動のために、スリーブベアリング32のようなものによって支持基部20に摺動自在に装着されたロッド30によって担持されている。コイルバネ34は、好ましくは、押さえネジ37によってロッド30に連結された端板35に対して作用することにより、支持基部20の支持面36の方へ台座28を付勢する(図2A)。位置決めブラケット38は、密閉器12のスカートに支持面36に外部から係合するように台座28上に装着され、従って、密閉シェル12を台座28及び支持基部20に関して位置決めする。円周上に連続した環状位置決めリング40は、台座28上にベアリング42によって装着され、従って、リング40は、停止フランジ反転、密閉成功、及び/又は密閉器に関する他の作動の間に自由に回転することができる。位置決めリング40の内部は、開いている。カム従動子ピボットアーム44(図2)は、ピボットアームの中間部分に係合するピボットピン46によって支持基部20上に装着されている。ピボットアーム44の一端は、ブラケット38の下面を台座28に係合させるカム従動子ローラ48を担持する。ピボットアーム44の反対端は、カム52をフレーム14に係合させるカム従動子ローラ50を担持する。ピボットアーム44、ローラ48、50及びカム52の目的は、後述するように、この支持基部の作動中にバネ34の力に対して支持基部20に関して台座28を位置決めすることである。
【0010】
連結パイロット54は、好ましくは、フレーム14によって担持されたスリーブ58内に摺動自在に装着されるなどによってフレーム14上で移動可能であるロッド又はシャフト56の端部上に装着されている。連結パイロット54は、位置決めリング40と同軸かつリング内に配置された外面を有する。ロッド56の反対端は、好ましくは、フレーム14の運動に応じてコイルバネ62(図1)の力に対してロッド56を移動させるためのカム16に係合するローラ60に作動的に連結されている。円周上に連続した反転リング64は、フレーム14に対して固定した位置にスリーブ58などによって担持されている。反転リング64の外周は、連結パイロット54の外径よりも大きい一定の直径であるが、位置決めリング40の内径よりも小さく、従って、反転リング64は、後述のように、連結パイロット54と位置決めリング40の間に受け取ることができる。
【0011】
図1及び図2は、密閉器12がその停止フランジの反転のために挿入され、続く反転で除去される完全開放位置における装置10を示している。図3〜7は、停止フランジ反転のための作動の連続する段階における装置20を示している。図1及び図2の位置において、密閉器12は、支持基部20の支持面36上に適切な工具によって配置され、位置決めブラケット38と実質的に係合し、従って、密閉器は、連結パイロット54と実質的に同軸である。密閉器は、反転した停止フランジが表面36から離れて外側に向くように上方に開いている。図2と図3の位置の間で、支持基部20は、密閉シェル12を連結パイロット54の上で移動させるためにロッド22によって上方に移動されている。連結パイロット54の下部の円周上の縁部は、密閉器スカート上の内部連結セグメントに係合して密閉器を連結パイロットと同軸の位置に配置又は導くためにテーパ付きになっている。支持基部20の上方への移動はまた、ピボットアーム44及びカム52を通じて、密閉器12の開放端の中に位置決めリング40を下げ始めるように機能する。(「上部」及び「下部」のような方向を示す言葉は、説明の手段として使用され、図面に示す装置の方向に関するものに限定されないことが認められるであろう。)
【0012】
支持基部20の連続する上方への移動は、図4に示すように、シェル12を連結パイロット54に対して完全に係合した位置に持って行く。連結パイロット54は、この密閉器スカート上の連結セグメントの内面と横方向に係合することによって密閉器12を配置し、支持基部20の表面36に対して密閉器12を堅固に固定する。連結パイロット54に対する支持基部20及び密閉器12のいかなる余分の移動も、図4に示すように、バネ25に抗するデッキ21の移動によって吸収されている。この点において、図4Aに示すように、位置決めリング40及び反転リング64は、密閉器スカート70上の停止フランジ74から依然として離間している。図4の位置から図5の位置までの支持基部20の連続する上方への移動は、連結位置決め器54及びロッド56を上方に押し、この運動は、好ましくは、上部カム16(図1)の輪郭によって可能にされ、又は代替的に、適切なバネによって調節することができる。他方、台座28は、図5Aに示すように、位置決めリング40を密閉器スカート70の自由縁に係合するために、カム52及びピボットアーム44の作動によって支持基部20に対して下げられる。位置決めリング40上の肩部72は、密閉器スカート70の自由縁と係合し、かつ密閉器スカートと一体的に停止フランジ74金型と係合して、図4Aに示す成形時の軸線方向外側の向きから図5Aに示す半径方向内側の向きに予め停止フランジを曲げる。この予備的な曲げは、フランジ74がスカート70に接合する場所で行われる。フランジ全体は、このヒンジ点の周りに1回の動きで全体的に曲げられる。反転リング64は、依然として停止フランジ74から離間している。
【0013】
位置決めリング40上の肩部72の半径方向外側には、好ましくは、半径方向外側に広げる表面75(図4A、図5A、図6A、及び図7A)が設けられ、この表面は、好ましくは、円錐形である。表面75は、肩部72及び反転リング64による係合の前にスカート70の半径方向外側の縁部に係合し、このスカートを丸くするように作用し、すなわち、反転リング64による係合の前にスカートを実質的に円筒型にする。63mm又はそれよりも大きいような実質的な直径の密閉器では、スカートは、成形金型から除去した後に丸くなる傾向があり、成形金型は、従来技術を使用すれば停止フランジ反転を困難にする。本発明の開示のこの好ましい丸みを帯びた形状は、この困難に対処するものである。停止フランジ反転及び密閉器の反転装置からの除去の後、スカートは、再び丸くすることができる。
【0014】
図5の位置から図6の位置までの支持基部20の更なる連続する上方への移動は、この時点で半径方向内側に向いた停止フランジ74を反転リング64の下面76に係合させる。図6及び図6Aは、まさに停止フランジ74に係合し始める反転リング64を示している。図6及び図6Aの位置から図7及び図7Aの位置までの支持基部20の更なる連続する移動は、位置決めリング40及び密閉器停止フランジ74を反転リング64の下面76を超えて移動させ、最終的に停止フランジを図7Aに示す完全に軸線方向内側に向いた位置に曲げる。この点で停止フランジ反転作動は完結し、支持基部20を引っ込めることができる。停止フランジ74が周方向に連続的である限り、停止フランジは、反転リング64及び位置決めリング40の除去に続いて反転方向に留まることになる。
【0015】
すなわち、上述の目的及び目標の全てを十分に満足する不正開封表示密閉器上の停止フランジを反転させるための装置及び方法を開示した。本発明の開示は、現在好ましい装置の実施形態に関連して示し、いくつかの修正及び変形を検討した。他の修正及び変形は、上述の説明を考慮すれば当業者には容易に想起されるであろう。本発明の開示は、そのような全ての修正及び変形を特許請求の範囲の精神及びその広範な範囲に該当するものとして含むものとする。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の開示の1つの現在好ましい実施形態による不正開封表示密閉器上の停止フランジを反転させるための装置の部分断面図である。
【図2】拡大スケールでの図1の部分の部分図である。
【図2A】図2の線2A−2Aに沿って実質的に切り取られた部分断面図である。
【図3】図2の図に類似しているが、作動の連続する段階の1つにおける装置を示す図である。
【図4】図2の図に類似しているが、作動の連続する段階の1つにおける装置を示す図である。
【図4A】図4の一部分の拡大スケールでの部分断面図である。
【図5】図2の図に類似しているが、作動の連続する段階の1つにおける装置を示す図である。
【図5A】図5の一部分の拡大スケールでの部分断面図である。
【図6】図2の図に類似しているが、作動の連続する段階の1つにおける装置を示す図である。
【図6A】図6の一部分の拡大スケールでの部分断面図である。
【図7】図2の図に類似しているが、作動の連続する段階の1つにおける装置を示す図である。
【図7A】図7の一部分の拡大スケールでの部分断面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
成形時の軸線方向外側に向いた位置から使用のための軸線方向内側に向いた位置に不正開封表示密閉器(12)上の停止フランジ(74)を反転させるための装置であって、
成形時の停止フランジが基部から離間してそこから離れる方向に向くように密閉器を支持するための支持基部(20)と、
前記支持基部から離間した位置に該支持基部によって移動可能に担持された台座(28)と、
前記台座によって担持され、かつ該台座と共に移動可能であり、前記支持基部によって担持された密閉器上の前記停止フランジに係合して該停止フランジを半径方向内側に曲げる位置決めリング(40)と、
前記位置決めリングによって半径方向内側に曲げられた前記停止フランジに係合し、使用のための軸線方向内側に向いた位置にそれを反転させるために該位置決めリングを通って移動するための反転リング(64)と、
を含むことを特徴とする装置。
【請求項2】
前記支持基部(20)は、該支持基部上に支持された密閉器上の前記停止フランジが、前記位置決めリング及び前記反転リングによって順番に係合されるように、前記台座(28)及び該反転リング(64)の方向に移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記支持基部(20)に連結されて前記台座(28)を該支持基部に対して移動させるためのカム手段(50、52)を含むことを特徴とする請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記カム手段は、前記反転リング(64)に対して静止した位置のカム(52)と、該支持基部によって担持されたカム従動子(50)とを含み、該カム従動子は、該支持基部が該反転リングの方向及びそこから離れる方向に移動される時に前記台座(28)及び前記位置決めリング(40)を該支持基部の方向及びそこから離れる方向に移動させるために該カム及び該台座に係合することを特徴とする請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記カム従動子は、前記支持基部によってピボット式に担持されたアーム(44)と、該アーム上にあって前記カムと係合した第1のカムローラ(50)と、該アーム上にあって前記台座(28)と係合した第2のカムローラ(48)とを含むことを特徴とする請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記台座(28)と係合し、該台座を前記支持基部(20)から離れるように付勢するバネ(34)を含むことを特徴とする請求項5に記載の装置。
【請求項7】
前記支持基部(20)と前記反転リング(64)の間に連結パイロット(54)を含み、該連結パイロットは、該支持基部上の密閉器に該密閉器が前記位置決めリング(40)又は該反転リングと係合する前に係合して該支持基部上に該密閉器を保持することを特徴とする請求項2に記載の装置。
【請求項8】
前記位置決めリング(40)は、前記停止フランジの反転の前に前記密閉器に係合してそれを取り囲むための表面(75)を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項9】
成形時の軸線方向外側に向いた位置から使用のための軸線方向内側に向いた位置に、不正開封表示密閉器(12)上の円周方向に連続する停止フランジ(74)を反転させるための装置であって、
成形時の停止フランジが支持基部から離間してそこから離れる方向に向くように密閉器を支持するための支持基部(20)と、
前記支持基部から離間してそれに対向する連結パイロット(54)と、
前記連結パイロットを取り囲む周方向に連続する位置決めリング(40)と、
前記位置決めリングと前記連結パイロットの間に配置された周方向に連続する反転リング(64)と、
を含み、
前記支持基部は、前記連結パイロット、前記位置決めリング、及び前記反転リングの方向に移動可能であり、該支持基部によって支持された密閉器を該連結パイロットに係合させて該密閉器を該支持基部上の定位置に保持し、次に、該密閉器を該位置決めリングと係合させて、成形時の軸線方向外側に向いた位置から半径方向内側に向いた位置に予め該停止フランジを曲げ、次に、該停止フランジを更に該反転リングと係合させ、最後に、使用のための該半径方向内側に向いた位置から軸線方向内側に向いた位置に該停止フランジを曲げる、
ことを特徴とする装置。
【請求項10】
前記位置決めリング(40)は、前記停止フランジの反転の前に前記密閉器に係合してそれを取り囲むための表面(75)を含むことを特徴とする請求項9に記載の装置。
【請求項11】
成形時の軸線方向外側に向いた位置から使用のための軸線方向内側に向いた位置に不正開封表示密閉器(12)上の停止フランジ(74)を反転させる方法であって、
(a)停止フランジを周方向に連続する位置決めリング(40)と係合させて、該停止フランジ全体を半径方向内側の向きに曲げる段階と、次に
(b)前記停止フランジを周方向に連続する反転リング(64)と係合させて、該停止フランジ全体を使用のための軸線方向内側の向きに曲げる段階と、
を含むことを特徴とする方法。
【請求項12】
前記段階(a)は、前記段階(b)の間に続けられることを特徴とする請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記段階(a)は、前記密閉器を前記位置決めリング(40)上の円錐形表面(75)と係合させて前記段階(b)の前に該密閉器を丸くする段階を含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図2A】
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【図3】
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【図4】
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【図4A】
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【図5】
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【図5A】
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【図6】
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【図6A】
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【図7】
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【図7A】
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【公表番号】特表2008−546563(P2008−546563A)
【公表日】平成20年12月25日(2008.12.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−516925(P2008−516925)
【出願日】平成18年6月5日(2006.6.5)
【国際出願番号】PCT/US2006/021733
【国際公開番号】WO2006/138095
【国際公開日】平成18年12月28日(2006.12.28)
【出願人】(595144581)レクサム クロージャー システムズ インコーポレイテッド (11)
【Fターム(参考)】