説明

乗用車等屋根断熱システム工法

【課題】乗用車等の屋根等の断熱を効果的に出来るようにした断熱システム工法を提供する。
【解決手段】断熱材を基材に貼り付けて断熱するだけでなく、夏季には暖気を外部へ排出し、冬季には暖気を通風させて、断熱効果を高める。構成は、断熱材に気流が流れるように溝等を施し、断熱能力を超えた暖気、冷気等を通風することにより断熱効率を高める。断熱材への気流の取り込みは、夏季においては外部より取入、冬季においてはエアコンにより暖められた空気を循環させることにより行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本件は、乗用車等の屋根等の断熱を効果的に出来るようにした、断熱システム工法である。
【0002】
断熱材を基材に貼り付けて断熱するだけでなく、夏季には暖気を外部へ排出し、冬季には暖気を通風させて、断熱効果を高めた工法である。
【0003】
構成は、断熱材を気流が流れるように溝等を施し、断熱能力を超えた暖気、冷気等を通風することにより断熱効率を高めたものである。
【0004】
断熱材への気流の取り込みは、夏季においては外部より取入、冬季においてはエアコンにより暖められた空気を循環させることにより行う。
【0005】
本件は、乗用車だけでなく列車、航空機等にも利用可能である。
【0006】
少量であるが換気システムとしての機能も期待できる。
【背景技術】
【0007】
主として、夏季においての自動車等の車内の熱気は、かなりの温度となりエアコンによる冷房は電気系統へ負担が大きい、本件のように断熱を効果良く行うことにより、エアコン効率も上がり経済的に効果が期待できる。
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
乗用車を利用する場合、夏季における日射による乗用空間の暑さは、エアコンを利用したとしても、効果は限られており、少しでもエアコンの消費電力を軽減するために、効率の良い屋根断熱を施すために考案した方法である。
【課題を解決するための最良の形態】
【0009】
詳しい構造及び形態の説明は、図1、図2、図3によります.
【産業上の利用可能性】
【0010】
たとえば列車や航空機等に取り付けることで、効果的に利用が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】 システム説明図
【図2】 システム詳細説明図
【図3】 断熱材説明図 図1 3面図 図2 立体説明図
【符号の説明】
【0012】
1. 断熱材
2. 通風経路
3. 車内仕上
4. 取入口
5. 排出口、換気口
6. 車内流入口(冬季)
7. 車内取入口(冬季)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本件は、乗用車等の屋根を、工夫して、断熱効果を高めることにより、乗車空間を快適に過ごせる事を目的とした、乗用車等の屋根の断熱方法である。
【請求項2】
断熱性能を高めるために、断熱材の中を通風することにより、熱の排気、換気を考慮した断熱システム工法である。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−238065(P2007−238065A)
【公開日】平成19年9月20日(2007.9.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−104645(P2006−104645)
【出願日】平成18年3月7日(2006.3.7)
【出願人】(504243327)
【Fターム(参考)】