説明

代謝障害の治療のための化合物

本発明は、GPR119アゴニストとしての活性を有し、2型糖尿病を含む代謝障害の治療に有用である式(I):


の治療化合物に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

[式中、
pは1または2であり;
ZはC(O)OR、C(O)NR、またはC1−4アルキル、適宜C1−4アルキルで置換されていてもよいC3−6シクロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルキルおよびハロゲンから選択される1または2個の基で適宜置換されていてもよいヘテロアリールであり;
XはCR66、OおよびNRから選択され;
Yはフルオロまたはメチルで適宜置換されていてもよいC2−4アルキレン鎖であり、XがCR66のとき、該アルキレン鎖の炭素の内の1個はOに置き換えられていてもよく;
Aはフェニルまたは1もしくは2個の窒素原子を含む6員ヘテロ芳香環であり;
は水素、ハロ、シアノ、C1−4アルキルまたはC1−4ハロアルキルであり;
qは1または2であり;

【化2】

、1個もしくはそれ以上のハロ基で適宜置換されていてもよいフェニル、または1個もしくはそれ以上のハロもしくはメチル基で適宜置換されていてもよいピリジルであり;
は独立してハロまたはメチルであり;
nは0または1であり;
mは0、1または2であり;
はC2−6アルキルまたはC3−6シクロアルキル(ここで、該シクロアルキルはC1−4アルキルで適宜置換されていてもよい)であり;
は水素またはC1−4アルキルであり;
およびR66は独立して水素、フルオロまたはC1−4アルキルであり;
は水素またはC1−4アルキルである]
の化合物、またはその医薬的に許容される塩。
【請求項2】
式(Ia):
【化3】

で定義される立体化学を有する請求項1に記載の化合物、またはその医薬的に許容される塩。
【請求項3】
pが2である請求項1または2に記載の化合物、またはその医薬的に許容される塩。
【請求項4】
ZがC(O)ORである、請求項1から3のいずれか一項に記載の化合物、またはその医薬的に許容される塩。
【請求項5】
ZがC1−4アルキル、C1−4アルキルで適宜置換されていてもよいC3−6シクロアルキル、C1−4アルコキシ、C1−4ハロアルキルおよびハロゲンから選択される1または2個の基で適宜置換されていてもよいヘテロアリールである、請求項1から3のいずれか一項に記載の化合物、またはその医薬的に許容される塩。
【請求項6】
Zが適宜置換されていてもよいオキサジアゾールまたはピリミジンである請求項5に記載の化合物、またはその医薬的に許容される塩。
【請求項7】
XがCR66またはOである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物、またはその医薬的に許容される塩。
【請求項8】
XがOである請求項7に記載の化合物、またはその医薬的に許容される塩。
【請求項9】
Yがメチルで適宜置換されていてもよいC3−4アルキレン鎖である請求項1〜8のいずれか一項に記載の化合物、またはその医薬的に許容される塩。
【請求項10】
Aがメタもしくはパラ結合フェニルまたは1もしくは2個の窒素原子を含むメタもしくはパラ結合6員ヘテロ芳香環である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の化合物、またはその医薬的に許容される塩。
【請求項11】
Aがパラ結合フェニルまたは1もしくは2個の窒素原子を含むパラ結合6員ヘテロ芳香環である、請求項10に記載の化合物、またはその医薬的に許容される塩。
【請求項12】
Aがピリジンまたはピリミジンである、請求項1〜11のいずれか一項に記載の化合物、またはその医薬的に許容される塩。
【請求項13】
が1個またはそれ以上のハロ基で置換されたフェニルである、請求項1〜12のいずれか一項に記載の化合物、またはその医薬的に許容される塩。
【請求項14】
が1個またはそれ以上のフルオロ基で置換されたフェニルである請求項13に記載の化合物、またはその医薬的に許容される塩。
【請求項15】
遊離塩基として実施例1から53のいずれか1つで定義された化合物、またはその医薬的に許容される塩。
【請求項16】
請求項1から15のいずれか一項に記載の化合物またはその医薬的に許容される塩;および医薬的に許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項17】
GPR119が関連する疾患または病態の治療方法であって、治療上有効量の請求項1から15のいずれか一項に記載の化合物またはその医薬的に許容される塩を治療が必要な対象に投与する段階を特徴とする方法。
【請求項18】
GPR119およびDPP−IVが関連する疾患または病態の治療方法であって、治療上有効量の請求項1から15のいずれか一項に記載の化合物またはその医薬的に許容される塩を治療が必要な対象に投与する段階を特徴とする方法。
【請求項19】
2型糖尿病の治療方法であって、治療上有効量の請求項1から15のいずれか一項に記載の化合物またはその医薬的に許容される塩を治療が必要な対象に投与する段階を特徴とする方法。
【請求項20】
肥満、メタボリックシンドローム(シンドロームX)、耐糖能障害、高脂血症、高トリグリセライド血症、高コレステロール血症、低HDLレベルまたは高血圧の治療方法であって、治療上有効量の請求項1から15のいずれか一項に記載の化合物またはその医薬的に許容される塩を治療が必要な患者に投与する段階を特徴とする方法。

【公表番号】特表2012−520283(P2012−520283A)
【公表日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−553533(P2011−553533)
【出願日】平成22年3月12日(2010.3.12)
【国際出願番号】PCT/GB2010/050441
【国際公開番号】WO2010/103334
【国際公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【出願人】(504326837)プロシディオン・リミテッド (53)
【氏名又は名称原語表記】Prosidion Limited
【Fターム(参考)】