説明

位相ゲーティングによる出力制御のための装置及び高調波減少のための方法

【課題】 費用効果的に製造され得る、更により良いハミング作用を有する、位相ゲーティングによる出力制御のための装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、電気負荷(14)を供給し、AC電圧の位相ゲーティングによる出力制御のための及び位相ゲーティングにより生成されたとくに4kHzの範囲までの、好ましくは第3高調波の範囲における複数の高調波の減少のための、負荷(14)に直列に接続され位相ゲーティングを実行する目的で制御装置(20)により駆動される第1回路素子(12)(TRIAC)を有する装置に関する。装置は第2回路素子(34)が抵抗素子(32)と直列に設けられ、この直列回路が第1回路素子(12)と並列に配置され、制御装置(20)が第1回路素子(12)の少し前に第2回路素子(34)を駆動するとともにそれを短い期間にわたってオン状態にスイッチするように構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、負荷として電気モーターを有し、負荷と直列に接続されて位相ゲーティングを実行する目的で制御装置により駆動される第1回路素子を有し、及び抵抗素子を有する、電気負荷を供給し、AC電圧の位相ゲーティングによる出力制御のための、及び位相ゲーティングにより生成された4kHzの範囲までの、好ましくは第3高調波の範囲における複数の高調波の減少のための装置に関する。本発明は、位相ゲーティングによる出力制御のための、4kHzまでの範囲、好ましくは第3高調波の範囲における高調波減少のための方法にも関する。
【背景技術】
【0002】
位相ゲーティングを用いた出力制御のための装置及び方法が、例えば、S.Williamsonらによる「TRIAC制御された永久分離キャパシタファンモーターの音響ノイズ及び脈動トルク」、IEEE会報、128巻、B部、4号、1981年6月、201−206頁の文献、又は同じ出願人からのDE 198 50 905 A1出願から公知である。
【0003】
位相ゲーティングのための装置は、回路素子を介して電気負荷を周期的にスイッチオン及びオフすることにより、負荷に供給される出力を制御するのに使用される。TRIACは、通常は回路素子として使用され、負荷と直列に接続され、制御装置を介してトリガーされる。制御装置は、抵抗器とトリガーキャパシタを含む直列回路を有し、これはTRIACと並列に配置される。トリガー信号は、抵抗器とトリガーキャパシタの間で抜き出されて、抵抗器とトリガー素子をDIACの形状で含む直列回路を介して、TRIACの制御入力(ゲート)に供給される。アナログに構成されたこれらの制御装置に加えて、この駆動機能を実行する集積回路もまた一方で有用になっている。
【0004】
負荷に供給されるAC電圧の位相ゲーティングによる出力制御の場合、望ましくない複数の高調波が生成され、その量は欧州規格により定められている。この規格は、出力制御装置により満たされなければならず、その理由のため、これらの複数の高調波を減少させるための解決手段が近年提案されている。
【0005】
第3高調波はとくに複数の高調波の減少において特別な役割を果たしており、その理由のため、先の解決手段はとくに第3高調波の減少に集中している。第3高調波の減少のための装置の一例は、例えば同じ出願人からEP 0 859 452 B1に開示されている。そこで開示された解決手段において、位相角度又はトリガー角度が、例えば連続する全サイクルで、制御装置により予め定められた値だけ変化される。トリガー角度におけるこのような非対称性の結果は、ゆっくりとだけ増加する偶数の高調波と、大幅に減少された奇数の高調波につながる。
【0006】
この解決手段のアプローチが実際に明らかにされて、既存の規格をこの方式で問題なく満足させることを可能にしているが、もちろん、更により費用効果的な解決手段を見出す要求が未だ存在する。更に、25Hzの範囲でのハミングが上述の文献に開示された装置の場合よりもかなり低い装置が望まれる。
【特許文献1】DE 198 50 905 A1
【特許文献2】EP 0 859 452 B1
【非特許文献1】S.Williamsonらによる「TRIAC制御された永久分離キャパシタファンモーターの音響ノイズ及び脈動トルク」、IEEE会報、128巻、B部、4号、1981年6月、201−206頁
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
この背景を考慮して、本発明の目的は、費用効果的に製造され得る、更により良いハミング作用を有する、位相ゲーティングによる出力制御のための装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
最初に述べられたタイプの装置の場合、この目的は、第2回路素子が抵抗素子と直列に設けられていて、この直列回路が第1回路素子と並列に配置されており、制御装置が第1回路素子の少し前に第2回路素子を駆動するとともにそれを短い期間にわたってオン状態にスイッチするように構成されていて、抵抗素子が電気モーターにより生成されたエアの流れにそれを冷却する目的で配置されていることで達成される。
【発明の効果】
【0009】
換言すれば、これは、第2回路素子がより早くスイッチオンされるため、実際の第1回路素子から得られる電流は、一度後者がトリガーされると流れることを意味する。抵抗素子のため、第2回路素子を通って流れる電流は、第1回路素子を通るそれよりも小さい。全体的に、第2回路素子は、全電流のよりスムーズな上昇を達成することを可能にし、こうして複数の高調波を減少させる。とくに、第2回路素子をスイッチオンすることは、第1回路素子のトリガー時に生ずる複数の高調波を部分的に相殺する。電気モーターのエアの流れに抵抗素子を置くことは、十分な冷却という結果となり、追加の冷却手段を全く必要としないようになっている。
【0010】
本発明による装置のための出力制御に要求される追加のコンポーネントが少数であるため、複数の高調波の減少の点において品質に逆の影響を与えることなく、製造費用が節約されることが可能である。
【0011】
本発明は、このように、第1回路素子を通って流れる実際の定格電流よりも小さい電流量が、実際のトリガーの前及びTRIACがスイッチオンされる前に、流れることを可能にする思想に、概して基づいている。結局、述べられたように、早い時間に生成された更なる複数の高調波が形成され、実際の位相ゲーティング制御からの複数の高調波を少なくとも部分的に相殺する。
【発明を実施するための形態】
【0012】
抵抗素子が、少なくとも2つの抵抗セグメントの形状であるのが好ましい。複数の抵抗セグメントは、好ましくは電気モーター内に位置付けられていて、それらが良好に保護されるようになっている。抵抗素子の少なくとも2つのセグメントへの分割は、これがより良い冷却を可能にするという利点を有する。なぜなら、個々の複数のセグメントは、電気モーターのエアの流れの中で互いに分かれて配置され得るからである。
【0013】
抵抗素子が、抵抗ワイヤの形状であるのも好ましく、これは費用の観点から有利である。もし複数の抵抗セグメントが使用されるなら、それらはそれぞれ抵抗ワイヤの形状であってよい。
【0014】
1つの好ましい態様において、抵抗素子が電気モーターの巻線の(例えば界磁巻線の)一部として設けられる。抵抗素子は、こうして、例えば複数のターンの形状で、モーターの巻線に適用されることが可能である。この手段は、同様に、抵抗素子の単純な製造を可能にし、良好な冷却がなお保証される。
【0015】
TRIACは、好ましくは回路素子として使用される。抵抗素子が簡単な無リアクタンス抵抗器の形状であるのも好ましい。他の抵抗素子は、例えば誘導又は容量性抵抗器のために、もちろん使用されて良い。もっとも、無リアクタンス抵抗器はその物理的寸法及び費用に関して最も適当であることがわかった。
【0016】
本発明が基づく目的は、位相ゲーティングによる電気モーターの出力制御のための、4kHzまでの、好ましくは第3高調波の範囲における高調波減少のための方法によっても達成され、以下のステップを有する方法である:
第1回路素子(12)が、位相ゲーティング工程を実行する目的で、第1に選択されたトリガー角度に基づいて駆動され、
第1回路素子(12)をブリッジするとともに抵抗器を有する接続(30;32、34)が、第2回路素子のトリガーの前の時間で短くスイッチオンされ、
抵抗器を有する接続が電気モーターにより冷却される。
【0017】
既に上で述べられたように、TRIACは、抵抗器を有するスイッチ可能な接続として使用され、このTRIACは、第1抵抗素子と並列に無リアクタンス抵抗器と直列に接続される。
【0018】
上述された構成及び以下の本文で説明されるものは、それぞれ述べられた組み合わせだけでなく、他の組み合わせ又はそれら自身で、本発明の範囲から逸脱することなく使用され得るのは自明である。
【実施例】
【0019】
出力制御のための装置が、図1に示されていて、参照符号10で指呼されている。出力は、長い間に渡って公知である位相ゲーティング工程を用いて制御され、この点で再度説明される必要はない。
【0020】
位相ゲーティングを実行する目的で、装置10は、TRIAC12を有し、これは制御されるべき負荷14と直列に配置されている。TRIAC12と負荷14を含む直列回路は、L及びNで示された2極を備えたAC電圧供給ネットワークUから電力供給される。
【0021】
負荷14は、好ましくは真空掃除機のための、電気モーター15として構成され、これは誘導負荷を表す。
【0022】
TRIAC12は、その制御入力(ゲート)16を介して制御装置20に接続され、これは所望の出力に対応する複数のトリガーパルスを生成し、それらを制御接続16に供給する。
【0023】
例えば、トリガーパルス製造のためのトリガーキャパシタを有する個別的形状の回路は、いずれもこの制御装置20から下流で隠蔽され得る。制御装置は、もちろん、集積回路の形状でも良い。
【0024】
トリガーパルスが放出されるとき、TRIAC12はスイッチオンされ、負荷14が電力供給され得るようになっている。TRIAC12は、供給電力の半サイクルの終了までスイッチオンされた状態であり、さらにオフ状態に変化する。電力は、供給電圧の1つの半サイクル内におけるトリガー時間の適当な選択により、制御され得る。
【0025】
この種の電力制御は、AC電圧供給ネットワークに戻される複数の高調波が生成される結果となる。しかしながら、欧州規格に基づけば、これらの高調波は特定の大きさを超えてはならない。このため、これらの高調波を減少させる目的で、特別な予防措置を取る必要がある。
【0026】
回路ユニット30は、この目的のための装置10に設けられている。この回路ユニット30は、実際のトリガー時間の前に、実際の定格電流よりも小さい電流量を負荷14を通って流すことを可能にする仕事をする。この電流量は、図2における参照符号41で示されている。明確に理解され得るように、この電流量41は、TRIAC12のトリガーの後で流れるとともに参照符号43で示された実際の電流の前に流れ始める。小さい電流量41の時間t1と定格電流43の時間t2の間の時間差は、約1−2msであり、トリガー角度によって変化し得る。とくに、差は非常に小さい及び/又は非常に大きい複数のトリガー角度の場合にゼロに設定されることが可能であり、これは回路ユニット30が無効の状態にあることになる。
【0027】
実際の定格電流43の前に小さい電流量41が流れるため、これは負荷14を通る全電流の上昇がかなり平坦化された結果となる。この平坦化は、とくに複数の高調波の破壊干渉により複数の高調波の生成を減少させる効果を有し、これは電流量41及び定格電流43と関連付けられ得る。
【0028】
全体的に見れば、この種の制御は、より低い複数の高調波、この場合とくに第3高調波を減少させることを実際に可能にする。
【0029】
回路ユニット30の機能は、この典型的な態様において、TRIAC12と並列に配置された抵抗器32とTRIAC34を含む直列回路により達成される。結局、TRIAC34がスイッチオンされるとき、電流パスは、出力電圧の1極と、負荷14、抵抗器32及びTRIAC34を介して、第2極Nの間に形成される。この場合、TRIAC12はブリッジされる。
【0030】
TRIAC34は、制御装置20を介して同様に駆動され、トリガーパルスをTRIAC34の制御入力36(ゲート)に供給する。既に述べられたように、このトリガーパルスは、TRIAC12に供給される実際のトリガーパルスの時間t2前に生じる時間t1で生成される。対応するt2−t1の間の差は、トリガーパルスのトリガー角度に応じて、TRIAC12に対して制御装置20によりセットされてよく、又は、不変的に予めセットされてよい。
【0031】
回路ユニット30に設けられた抵抗器32は、好ましくは無リアクタンス抵抗器の形状であり、電流41が定格電流43の大きさに到達しないことを保証する。例えば10オームの範囲にある抵抗器は、とくに有利であることが分かった。
【0032】
既に述べられたように、TRIAC12は、そのトリガーの前に回路ユニット30により短くブリッジされており、電流が負荷14を通って流れることができるようになっている。この工程は、供給電圧の各半サイクルで周期的に反復される。
【0033】
既に述べられたように、抵抗器32は、好ましくは無リアクタンス抵抗器として構成される。単純な抵抗器ワイヤがこの場合にとくに費用効果的であることがわかった。良好な位置決めを達成する目的で、抵抗器ワイヤが、互いに電気的に接続された少なくとも2つの個別の相互独立抵抗器ワイヤセグメントの形状で、設けられている。
【0034】
抵抗器32は非常に小さい抵抗を有するので、比較的大きな電流が流れ、大量の電力がそれにより熱の形で生成される。抵抗器への損傷を防ぐ目的で、それはそれゆえ冷却されなければならない。
【0035】
図3は、電気モーター15の概略断面図を示し、そこでは明確化のため、最も重要な部分のみが示されている。
【0036】
電気モーター15は、シャフト53を駆動するのに用いられる巻線51を有する。複数の羽根57を備えたファンインペラー55がシャフト53の一端に嵌め合いされる。このファンインペラー55は固定された方式でシャフト53に連結され、それがシャフト53と回転するようになっている。複数の羽根57の形状は、それらの回転が図面において矢印59で示されるエアの流れを生ずるように選択される。結局、この典型的な態様において、エアは、ファンインペラー55から外向きに巻線51の方向に吹き流される。
【0037】
ファンインペラー55により生成されたエアの流れは、もちろん、反対方向であるように選択されても良い。
【0038】
複数の抵抗ワイヤ63、例えば4つの抵抗ワイヤ63が、電気モーター15のハウジング61内に設けられていて、既に説明された抵抗器32を形成している。4つの抵抗ワイヤは、直列に接続されていて、エアが流れる横断面に渡って均一に分散されて配置される。
【0039】
抵抗ワイヤは、2つの接続ポイントa、bを介して外部から接続されている。これら2つの接続ポイントa、bは、図1にも示されている。見て分かるように、接続ポイントaはモーターに接続され、接続ポイントbはTRIAC34に接続されている。
【0040】
図3から明確に理解され得るように、複数の抵抗ワイヤ63が巻線51とファンインペラー55の間に位置付けられている。さらに、複数の抵抗ワイヤ63がエアの流れ59内に置かれており、ファンインペラー55により生成されるこのエアの流れが複数の抵抗ワイヤ63を通過するようになっている。
【0041】
このエアの流れは、複数の抵抗ワイヤ63が作動中に十分に冷却されることを可能にし、更なる冷却素子等が全く必要無いようになっている。ファンインペラー55は、いずれの場合も、正確には電気モーターそれ自身を冷却する目的で、設けられるので、この目的のために追加の手段が必要とされることは無い。
【0042】
4つの抵抗ワイヤを選択したことは、単に例証のためである。4つより多い抵抗ワイヤとただ1つの抵抗ワイヤの両方が使用され得るのは自明である。もっとも、一般に、エアの流れにおいてより良く分配された配置を可能にする目的で、抵抗器32を分けるのが有利である。
【0043】
使用される複数の抵抗ワイヤの冷却のために非常に単純で費用効果的な解決手段が見出されたことが、このように明らかである。
【0044】
非常に単純で費用効果的な回路ユニット30が、複数の高調波における減少を可能にし、当該規格が満たされ得るようになっている。さらに、高調波減少のために先の回路ユニットにより生じたハミングノイズをかなり減少させることが可能であることが分かった。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明による出力制御のための装置の概念ブロック線図を示す。
【図2】電圧及び電流波形を図示するための線図を示す。
【図3】電気モーターの概念図を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気負荷(14)を供給し、AC電圧の位相ゲーティングによる出力制御のための、及び位相ゲーティングにより生成された、とくに4kHzの範囲までの、好ましくは第3高調波の範囲における複数の高調波の減少のため装置であって、負荷(14)として電気モーター(15)を有し、負荷(14)と直列に接続されていて位相ゲーティングを実行する目的で制御装置(20)により駆動される第1回路素子(12)(TRIAC)を有し、及び抵抗素子(32)を有し、第2回路素子(34)が抵抗素子(32)と直列に設けられていて、この直列回路が第1回路素子(12)に並列に配置されており、制御装置(20)が第1回路素子(12)の少し前に第2回路素子(34)を駆動するとともにそれを短い期間にわたってオン状態にスイッチするように構成されていて、抵抗素子(32)が電気モーター(15)により生成されたエアの流れ内にそれを冷却する目的で配置されていることを特徴とする装置。
【請求項2】
抵抗素子(32)が、直列に配置された少なくとも2つの抵抗セグメントを有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
複数の抵抗セグメントが、電気モーター内に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の装置。
【請求項4】
抵抗素子が、抵抗ワイヤの形状であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項5】
各抵抗セグメントが、抵抗ワイヤの形状であることを特徴とする請求項2又は3に記載の装置。
【請求項6】
抵抗ワイヤが、電気モーターの巻線に少なくとも1つのターンの形状で設けられていることを特徴とする請求項4に記載の装置。
【請求項7】
第2回路素子(34)が、TRIACとして構成されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の装置。
【請求項8】
抵抗素子(32)が、無リアクタンス抵抗器として構成されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の装置。
【請求項9】
位相ゲーティングによる電気モーターの出力制御のための、4kHzまでの、好ましくは第3高調波の範囲における高調波減少のための方法であって、以下のステップを有する方法:
第1回路素子(12)が、位相ゲーティング工程を実行する目的で、第1に選択されたトリガー角度に基づいて駆動されるステップ、
第1回路素子(12)をブリッジするとともに抵抗器を有する接続(30;32、34)が、第2回路素子のトリガーの前の時間で短くスイッチオンされるステップ、
抵抗器を有する接続が電気モーターにより冷却されるステップ。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2007−514396(P2007−514396A)
【公表日】平成19年5月31日(2007.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−543383(P2006−543383)
【出願日】平成16年10月26日(2004.10.26)
【国際出願番号】PCT/EP2004/012047
【国際公開番号】WO2005/062455
【国際公開日】平成17年7月7日(2005.7.7)
【出願人】(598025485)
【Fターム(参考)】