説明

低温燃料用外側タンク

外側タンク(2)内にある内側タンク(3)に存在する低温燃料用の自動車外側タンク(2)は、場所及び重量を節約するため、外側タンク(2)が偏平構造に形成され、特に平行六面体として形成され、外側タンク(2)の平らな側壁(13)が少なくとも部分的にサンドイッチ構造に構成されるか、又はサンドイッチ板(9)により補強されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外側タンク内にある内側タンクに存在する低温燃料用の自動車外側タンクに関する。
【背景技術】
【0002】
低温燃料用外側タンクは例えば米国特許第6,347,719号明細書から公知である。この公知の外側タンクは、成層圏飛行体用に計量構造で構成されている。この外側タンクは球状に形成され、サンドイッチ壁により形成されている。このサンドイッチ壁から離れて内側に、金属から成る同様に球状の壁が内側タンクとして設けられている。内側壁とサンドイッチ外側壁は、容器の互いに向き合う子午線の所で、溶接により互いに結合され、それにより複合構造が与えられ、即ち外側タンクは自己支持的ではない。このような外側タンクは、その球状構成のためかさばり、めんどうにかつ大きい利用場所を使って自動車に組込まれる。この公知の外側タンクの別の欠点は、特に外側タンク及び内側タンクが一緒にのみ製造可能で、個別部分の組合わせ前にその大きいもろさがあることである。
【0003】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第10163029号明細書から、たる状の高圧水素タンクが公知であり、内側のポリエチレン内張りは、外方湾曲効果を防止する外側巻線により包囲されている。更に内張りの内側は水素阻止層を備えている。このようなタンクも同様に特に自動車製造において場所の問題を生じる。
【0004】
大きい面積を持ち膨らむ危険のある容器の通常の補強手段は、大抵の場合非常に大きくて重い。即ち厚い板壁は、低温内側タンクにおける費用のかかる製造技術及び使用される多くの橋絡板又は隔壁板の原因となり、その結果大きい重量を生じる。大気圧により生じる外側タンクのへこみを防止するため、橋絡板を溶接されるこれらの内側タンク補強手段は、低温外側タンクに使用することはできない。なぜならば、これは内側タンク支持を可能にせず、内側タンクと外側タンクとの間に内側タンクを絶縁する複数の層が存在せねばならず、従ってこのような内側タンク補強体用の場所がないからである。更に外側タンクと内側タンクとの間に、熱的橋絡が行われてはならない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、自動車特に乗用自動車のようなこじんまりした自動車に使用するため、低温燃料用のなるべく自己支持式の外側タンクを提供し、自動車の狭い場所状態でも簡単に収容可能にすることである。別の重要な観点は、外側タンクが簡単に製造可能であり、例えばロボットにより自動組立て(溶接)可能にすることである。更に外側タンクは僅かな重量しか持たないようにする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によればこの課題は、外側タンクが偏平構造に形成され、特に平行六面体として形成され、外側タンクの平らな側壁が少なくとも部分的にサンドイッチ構造に構成されるか、又はサンドイッチ板により補強されていることによって解決される。
【0007】
第1の実施形態では、外側タンクの平らな側壁に、上側帯及び下側帯を備えたサンドイッチ板が取付けられ、特に接着されている。
【0008】
別の実施形態は、外側タンクの平らな側壁に、上側帯を持つけれども下側帯を持たないサンドイッチ板が接着され、外側タンクの側壁が下側帯として用いられ、かつサンドイッチ板の一部であることを特徴としている。
【0009】
サンドイッチ板の少なくとも上側帯、なるべくその上側帯及び下側帯が、その縁を外側タンクの側壁に、溶接継ぎ目により結合されていると、容器剛性を著しく高めることができる。
【0010】
外側タンクの側壁が変形工程特に深絞り工程のような冷間変形工程で製造され、サンドイッチ板が、縁側で硬化特に冷間硬化される側壁の稜範囲の所まで延び、そこでこの稜範囲に溶接されている。
【0011】
特に良く空間を利用する外側タンクでは、側壁が周範囲に外方へ向く縁条溝又は湾曲部を持ち、サンドイッチ板が少なくともこの縁条溝の所まで延び、そこで少なくともその上側帯を外側タンクの側壁に溶接され、サンドイッチ板の上側帯がなるべく縁条溝即ちその最も高い範囲と共に1つの平面にある。この縁条溝は、タンクの高さを大きくする必要なしに、外側タンクと内側タンクとの間にある導管を収容するのに用いることができる。
【0012】
好ましい実施形態によれば、サンドイッチ板が、車体板のように外側タンクに隣接する側板の所まで延び、この側板に固定的に結合され、例えばねじ止めされ、それにより外側タンクが隣接する車体板の補強にも寄与する。
【0013】
外側タンクの側壁からサンドイッチ板が剥離するのを更に防止するため、サンドイッチ板で補強される外側タンクの側壁に、この側壁に対して直角に伸びかつサンドイッチ板を貫通するTボルトが取付けられ、サンドイッチ板がTボルトにおけるねじ止めにより外側タンクに留められている。
【0014】
溶接による歪みをできるだけ減少するため、サンドイッチ板を外側タンクに結合する溶接継ぎ目が、段付けされた溶接継ぎ目として形成されているのがよい。
【0015】
本発明による外側タンクが1つの大きさ範囲内で外圧に最もよく耐えることが実際にわかった。従って外側タンクが100〜500mmなるべく200〜350mmの高さ、及び500〜1400mmなるべく700〜1000mmの長さ又は幅を持っているのがよい。
【0016】
サンドイッチ板が5〜20mmの厚さを持っているのがよい。
【0017】
モーメント推移に最適に合わされる実施形態は、サンドイッチ板が、縁範囲に対して厚くされた支持芯特にハニカム芯を有する中心範囲を持っていることを特徴としている。
【0018】
サンドイッチ板の周縁における剛性急変を回避するため、サンドイッチ板が、その周縁範囲において周縁の所まで高さを減少し、なるべく周縁範囲に支持芯が設けられている。
【0019】
サンドイッチ板と外側タンクの側壁との申し分のない接着を保証するために、サンドイッチ板と外側タンクの側壁との接触面が、接着剤硬化を促進しかつガスを抜くための排気通路を持ち、これらの排気通路が接着剤層にある通路及び/又は外側タンクの側壁にあるひれ及び/又はサンドイッチ板にある穴により形成されている。
【0020】
サンドイッチ板が外側タンクのそばに設けられるタンク付属物(弁等)用付加システム箱の所まで導かれ、付加システム箱に固定的に結合され、例えばねじ止めされ、それによる付加システム箱が外側タンクの補強に寄与する。
【0021】
重量低減のため、外側タンクの側壁及びサンドイッチ板の上側帯及び下側帯が、アルミニウムまたはアルミニウム合金から形成され、なるべく支持芯もアルミニウム又はアルミニウム合金から形成されているのがよい。
【0022】
外側タンクの稜範囲及び狭い方の側がサンドイッチ補強を持っていないのがよい。
【0023】
本発明が、図面に概略的に示されている複数の実施例によって以下に説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
図1及び2に示す自動車用タンク1は、低温燃料の貯蔵に用いられる。このタンクは、外側タンク2と、熱橋絡を回避するため外側タンク2に直接結合されてない内側タンク3とにより形成され、内側タンク3が低温燃料の収容に用いられる。
【0025】
外側タンク2は自己支持式に形成され、かつ重量上の理由からなるべくアルミニウム板即ちアルミニウム合金製板から深絞りされるか又は他の方法により変形される2つの板から製造されて溶接継ぎ目4により互いに結合される2つのタンク半分2’,2”により形成されている。高さは100〜500mmなるべく200〜350mm、幅6及び長さ7は500〜1400mmなるべく700〜1000mmである。深絞り工程の結果、丸められる稜範囲8が冷間硬化される。
【0026】
この外側タンクの上側及び下側従って外側タンクの最も大きい側壁13に、なるべくアルミニウムハニカムサンドイッチ板として構成されるそれぞれ1つのサンドイッチ板9が接着されている。ハニカムサンドイッチ板では、ハニカムにより閉じ込められる空気が熱絶縁作用し、それにより耐火性が改善される。このサンドイッチ板9は、図3に概略的に示すように、中心又は中心範囲10に圧縮されたハニカム配置を持ち、空気圧によりこの中心範囲10に強く現れるへこみ荷重に一層よく耐える。これによりサンドイッチ板9の厚さ11を最小にすることができる。
【0027】
各サンドイッチ板9は、接着剤層14によりその下側帯12を外側タンク2の側壁13に直接接着されている。接着剤として、高いせん断強度及びはぎ取り強度を持つ2成分接着剤がよいことがわかった。接着膜も使用できる。なぜならば、これらの接着膜により同様に高いはぎ取り力が得られるからである。申し分のない接着剤硬化を保証しかつその際生じるガスを接着剤層14から排出するため、接着剤層は排気通路15を設けられている。このような通路15は、サンドイッチ板9にある穴により又は外側タンクの側壁にあるひれ状隆起によって形成することもできるであろう。
【0028】
図5からわかるように、サンドイッチ板9の周縁範囲16は楔状に形成され、即ち上側帯17は下側帯12へ導かれ、この先細りになる縁範囲16にはハニカムは存在しないので、サンドイッチ板9から側壁13への移行部即ち側壁の稜範囲8における極度に大きい剛性急変が回避又は減少される。サンドイッチ板9は、アルミニウムなるべくアルミニウム合金から成る上側帯17及び下側帯12を持っている。
【0029】
上側帯17及び下側帯12は、外側タンク2の側壁13の稜範囲8において側壁に溶接され、溶接継ぎ目18は連続して延びるか、又は歪みの危険を少なくするため中断される溶接継ぎ目として構成されている。
【0030】
特に好ましい実施例が、図6にかつ詳細に図9に示されている。この実施例によれば、外側タンク2の側壁13は外方へ向く縁条溝19又は湾曲部をもっている。ここでもサンドイッチ板9の下側帯12及び上側帯17は、外側タンクの側壁13に、冷間硬化される稜範囲8において溶接されている。縁条溝19により、真空空間として形成されている外側タンク2の内部即ち外側タンク2と内側タンク3との間に、導管20用の場所が与えられる。特に側壁13の周囲に延びる縁条溝19により側壁13に凹所が形成されて、サンドイッチ板9の収容に用いられるので、この縁条溝19によって利用可能なタンク高さが増大することはない。ここでもサンドイッチ板9の縁範囲16はハニカムなしに構成されているので、縁範囲における剛性の急変が回避されるか又は減少される。
【0031】
縁条溝19の別の利点は、それにより外側タンク2の深絞りされる両方の部分2’,2”の一層良好な形状精度及び寸法精度が与えられることである。
【0032】
図7に示す実施例によれば、タンク1用の弁のようなタンク付属物を収容する付加システム箱21は、それ自体剛性ハウジングとして構成されかつ外側タンク2に隣接して設けられ、サンドイッチ板9の端部範囲に例えば結合ねじ22により結合され、それにより付加システム箱21は外側タンク2の補強に寄与する。
【0033】
図8に示す実施例では、外側タンク2が車体範囲に対する補強部として設けられ、車体板23が、外側タンク2の稜範囲8から突出するサンドイッチ板9の縁範囲16に、例えば結合ねじ22により結合されている。
【0034】
図8からわかるTボルト24は、外側タンク2の側壁13に取付けられ、サンドイッチ板9の切欠き25を通って突出している。Tボルト24上にねじはめられるナット26及びワッシャにより、サンドイッチ板9が外側タンク2の側壁13に留められるので、側壁13からのサンドイッチ板9のはぎ取り従って側壁13のへこみが確実に防止される。
【0035】
図10に示す実施例では、サンドイッチ板9は上側帯17のみを持っている。この場合ハニカムは、直接に即ち下側帯12なしに側壁13に接着され、それにより例えば深絞り等により生じる凹凸のように、外側タンク2の側壁の製造の不正確さを補償することができる。この場合側壁13自体は下側帯を形成するので、側壁13はサンドイッチ板9に合体され、従ってそれ自体サンドイッチ板とみなされる。図9による実施例でも、図10による実施例でも、上側帯17はほぼ平らに縁条溝19に続いている。
【0036】
図10に示す実施例の別の利点は、小さい穴を備えているハニカムを経て脱ガスを行えることである。更に重量に特有な曲げ抵抗モーメントが一層大きいことである。なぜならば、ハニカムの高さは、下側ベルトの厚さだけ大きく設定できるからである。更に下側ベルトがないので、重量低減も行われる。上側帯17と外側タンクの稜範囲8との間にのみ限られる溶接継ぎ目18の形成も、サンドイッチ板9の2つの板即ち上側帯及び下側帯を同時に縁範囲16に溶接せねばならない場合より容易である。
【0037】
補強すべき側壁13への接着剤の塗布も、側壁13のへこむ危険のある面へサンドイッチ板9の裁断されたサンドイッチ板9の押付けも、量産車体における接着剤塗布と同じように、即ちロボット又は接着フィルムにより全自動的に行われる。サンドイッチ板9と外側タンク2の側壁13との溶接も、同様にロボットにより行うことができる。
【0038】
本発明は図面に示された実施例に限定されず、種々の点で修正可能であり、それにもかかわらず本発明の基礎になっている課題を解決する。外側タンクは直径より小さい高さの円筒形状を持っていてもよく、その際円形面はサンドイッチ板で覆われるか、図10に示すようにサンドイッチ板として構成されている。これにより同様に偏平構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】 外側タンクの側面図を示す。
【図2】 外側タンクの平面図を示す。
【図3】 本発明による外側タンクのために使用されるようなサンドイッチ板の断面図を示す。
【図4】 外側タンクの側壁とサンドイッチ板との間の接着面の正面図を示す。
【図5】 サンドイッチ板の周縁範囲及びサンドイッチ板と外側タンクの側壁との結合部の構成の実施例を示す。
【図6】 サンドイッチ板の周縁範囲及びサンドイッチ板と外側タンクの側壁との結合部の構成の別の実施例を示す。
【図7】 サンドイッチ板の周縁範囲及びサンドイッチ板と外側タンクの側壁との結合部の構成の別の実施例を示す。
【図8】 サンドイッチ板の周縁範囲及びサンドイッチ板と外側タンクの側壁との結合部の構成の別の実施例を示す。
【図9】 図6に示す実施例を詳細に示す。
【図10】 別の実施例を図9と類似な図で示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外側タンク(2)内にある内側タンク(3)に存在する低温燃料用の自動車外側タンク(2)において、外側タンク(2)が偏平構造に形成され、特に平行六面体として形成され、外側タンク(2)の平らな側壁(13)が少なくとも部分的にサンドイッチ構造に構成されるか、又はサンドイッチ板(9)により補強されていることを特徴とする、自動車外側タンク。
【請求項2】
外側タンク(2)の平らな側壁(13)に、上側帯(17)及び下側帯(12)を備えたサンドイッチ板が取付けられ、特に接着されていることを特徴とする、請求項1に記載の外側タンク。
【請求項3】
外側タンク(2)の平らな側壁(13)に、上側帯(17)を持つけれども下側帯を持たないサンドイッチ板(9)が接着され、外側タンク(2)の側壁(13)が下側帯として用いられ、かつサンドイッチ板(9)の一部であることを特徴とする、請求項1に記載の外側タンク。
【請求項4】
サンドイッチ板(9)の少なくとも上側帯(17)、なるべくその上側帯(17)及び下側帯(12)が、その縁を外側タンク(2)の側壁(13)に、溶接継ぎ目(18)により結合されていることを特徴とする、請求項1〜3の1つに記載の外側タンク。
【請求項5】
外側タンク(2)の側壁(13)が変形工程特に深絞り工程のような冷間変形工程で製造され、サンドイッチ板(9)が、縁側で硬化特に冷間硬化される側壁(13)の稜範囲(8)の所まで延び、そこでこの稜範囲に溶接されていることを特徴とする、請求項1〜4の1つに記載の外側タンク。
【請求項6】
側壁(13)が周範囲に外方へ向く縁条溝(19)又は湾曲部を持ち、サンドイッチ板(9)が少なくともこの縁条溝(19)の所まで延び、そこで少なくともその上側帯(17)を外側タンク(2)の側壁に溶接され、サンドイッチ板(9)の上側帯(17)がなるべく縁条溝(19)即ちその最も高い範囲と共に1つの平面にあることを特徴とする、請求項1〜5の1つに記載の外側タンク。
【請求項7】
サンドイッチ板(9)が、車体板(23)のように外側タンクに隣接する側板の所まで延び、この側板に固定的に結合され、例えばねじ止めされていることを特徴とする、請求項1〜6の1つに記載の外側タンク。
【請求項8】
サンドイッチ板(9)で補強される外側タンク(2)の側壁(13)に、この側壁(13)に対して直角に伸びかつサンドイッチ板(9)を貫通するTボルト(24)が取付けられ、サンドイッチ板(9)がTボルト(24)におけるねじ止めにより外側タンク(2)に留められていることを特徴とする、請求項1〜7の1つに記載の外側タンク。
【請求項9】
サンドイッチ板(9)を外側タンク(2)に結合する溶接継ぎ目(18)が、段付けされた溶接継ぎ目として形成されていることを特徴とする、請求項1〜8の1つに記載の外側タンク。
【請求項10】
外側タンク(2)が100〜500mmなるべく200〜350mmの高さ(5)、及び500〜1400mmなるべく700〜1000mmの長さ(7)又は幅(6)を持っていることを特徴とする、請求項1〜9の1つに記載の外側タンク。
【請求項11】
サンドイッチ板(9)が5〜20mmの厚さ(11)を持っていることを特徴とする、請求項1〜10の1つに記載の外側タンク。
【請求項12】
サンドイッチ板(9)が、縁範囲に対して厚くされた支持芯特にハニカム芯を有する中心範囲(10)を持っていることを特徴とする、請求項1〜11の1つに記載の外側タンク。
【請求項13】
サンドイッチ板(9)が、その周縁範囲(16)において周縁の所まで高さを減少し、なるべく周縁範囲(16)に支持芯が設けられていることを特徴とする、請求項1〜12の1つに記載の外側タンク。
【請求項14】
サンドイッチ板(9)と外側タンク(2)の側壁(13)との接触面が、接着剤硬化を促進しかつガスを抜くための排気通路(15)を持ち、これらの排気通路が接着剤層(14)にある通路(15)及び/又は外側タンク(2)の側壁(13)にあるひれ及び/又はサンドイッチ板(9)にある穴により形成されていることを特徴とする、請求項1〜13の1つに記載の外側タンク。
【請求項15】
サンドイッチ板(9)が外側タンクのそばに設けられるタンク付属物用付加システム箱(21)の所まで導かれ、付加システム箱(21)に固定的に結合され、例えばねじ止めされていることを特徴とする、請求項1〜14の1つに記載の外側タンク。
【請求項16】
外側タンク(2)の側壁(13)及びサンドイッチ板(9)の上側帯(17)及び下側帯(12)が、アルミニウムまたはアルミニウム合金から形成されていることを特徴とする、請求項1〜15の1つに記載の外側タンク。
【請求項17】
外側タンク(2)の稜範囲(8)及び狭い方の側がサンドイッチ補強を持っていないことを特徴とする、請求項1〜16の1つに記載の外側タンク。
【請求項18】
外側タンク(2)が自己支持式であり、即ち内側タンク(3)が、外側タンク(2)に作用する空気圧力の力により荷重をかけられていないことを特徴とする、請求項1〜17の1つに記載の外側タンク。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公表番号】特表2009−510378(P2009−510378A)
【公表日】平成21年3月12日(2009.3.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−538223(P2008−538223)
【出願日】平成18年10月9日(2006.10.9)
【国際出願番号】PCT/AT2006/000409
【国際公開番号】WO2007/041733
【国際公開日】平成19年4月19日(2007.4.19)
【出願人】(503211264)マグナ・シユタイル・フアールツオイクテヒニク・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト (18)
【Fターム(参考)】