説明

体臭を消去し、病を治癒する為の薬液

要約
【課題】本発明は、人体の発散する臭いを消去し、並びに各疾患を改善。若しくは完治を目的として成された。おなら・便の臭いを極度に軽減し、且つ消去を図ったものである。
【解決手段】牧野草(生薬名・連銭草)カキドウシ、学名・グランドアイビーを採取、乾燥後、エタノールの薄めたアルコールに3箇月〜5箇月間浸し成分を抽出し、小麦粉・米粉・そば粉等で練り、紅茶等にて着色し練り状に形成、熱煮沸にし、さらに乾燥して粒剤と成し、若しくは液状の状態にて利用する他、粉状・スプレー剤・練り剤として利用し、水虫・爪水虫・歯痛・歯槽膿漏・口内炎・口角炎・虫歯の臭い消し・かぶれ・ワキガ・ヘソの臭い消し・足のムレの臭い消し・入れ歯の臭い消し・アトピー・とびひ等改善、若しくは完治を図ったもので課題と手段を解決したものである。

【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
【特許文献1】 特許公報 平成5−23246.糖尿病治療薬及びその製造方法。
【特許文献2】 特許公報 第20019119号.平成10年8月28日.健康茶。
【特許文献3】 特許公報 平4−76972.胃腸病治療薬及びその治療法。
【非特許文献1】 出版(株) 講談社 サイエンティフィク 編者(株) 有機合成化学協会 有機化合物辞典 発行 1985年 No,(318,768,769,1059,1081,1086)
【0002】
アセトン・アセトアルデヒド・インドール・イソ酪酸・スカトールの詳細。
アセトン・CHCOCH・炭水化物の発酵によるブタノールとの併生。高濃変では麻酔作用により意識を失う。化学的には他4種の製法がある。
アセトアルデヒド・CHCHO刺激性のある無色透明の液体で、水・エタノール・エーテルに任意の割合で溶解する。化学的には極めて反応性に富む。 P35
インドール・無色板状晶・エタノール・エーテル・ベンゼンに可溶、空気中で徐々に酸化されて、赤色の付加体、ジャスミン・オレンジジ花油・コールタール糞に含まれる。 P24
イソ酸・(CHCHCOOH・刺激臭を持つ液体、遊離酸あるいは、そのエステルとして、植物中に存在する。 P114
スカトール・白色結晶・有機溶媒に易、水に難容、極めて強い悪臭を発する。光・空気によって可変する。
【0003】


発行所 理工学社 P20
著者 元木沢 文昭
発行口 1998,4月 においの科学
これらの臭いが統合された形で、体臭の源と成り臭いを発する。本発明はこの全てを消去しなければならない課題を持って、発明に挑んだ。しかし、煙草の臭いは難しい。煙か皮膚・衣類に付着するからである。
【0004】


発行所 旬報社
発行者 小林 佑
発行日 2004,3月5日
口臭は粒剤を口腔内で転がし、溶けるまで含んでおくことで消去し、旦、溶液を脱脂綿等で塗布する。
【0005】
特許文献1.2.3に於ける薬草利用については、主に数種類の生薬が利用されている。糖尿病治療薬とその治療方法に於ける生薬はカキドウシ・ヤマイモ・ハトムギ・またドクダミであり、胃腸病治療薬及び治療法に於いてはカキドウシ・カンソウが利用され、健康茶に於いてはカキドウシ・ヒトツバが利用されている。したがって生薬一種のみにて製造した本発明とは異質の製造及び治療・効果を目的としたものである。
【0006】
本発明はおならの臭いを消去・便の臭いを軽減。若しくは消去し、カキドウシと一種に含有された成分を巧みに活用し多くの疾患をも改善。若しくは完治する事を目的としている。その製法も非常に簡単であり参考文献のいずれかの製法・薬草配合・効果を異にしている。
【技術分野】
【0007】
本発明は人体より発散する臭いを消去すると共に軽減し、少なくとも各疾患を治癒する為の溶液剤、若しくはスプレー剤、若しくは粒子剤・粉剤。若しくは練り状の軟膏、又はこれらの混合粉に関するものであり、特におならの臭いを消去し、且便の臭いを軽減し、若しくは緩和並びに、ペット等・小動物の排泄物の臭いを軽減。若しくは消去する。また体の各疾患とは、水虫・爪水虫・歯槽膿漏・口内炎・口角炎・歯痛・入歯の臭い・かぶれ・アトピー・ワキガ・とびひ・ヘソの臭い・歯周病等の疾患を言う。
【0008】
人体の発散する臭いにおいて、特におならや便の臭いを消去するといったものについては、従来殆んど開発されず放置されているのが現状である。臭いの成分が極めて複雑・多岐のメカニズムにあって、発生し解析が困難な事もある。
足のムレの臭い・口臭・ワキガ・インキン等については、塗布剤・スプレー等の市販が成された商品もあるが、いずれも一過性の効力でしかなく面倒くさく満足しえなかった。本発明は、一度回復したら暫らくはその効果が持続し市販品と異なる効果を持つ。人々の不快・不具合を取り除く為にもなされた発明である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
様々な臭い。特に悪臭と呼ばれる臭いは他人に非常な迷惑を掛ける事も多い。しかし現実には放置されている傾向がある。それは開発の手段・研究が思うように進展しないからに他ならない。本発明は、このような問題を一挙に解決したものである。
【0010】
本発明は形状に於いて、服用・飲用、若しくはスプレー・塗布といった利用方法を実現した。複雑・多岐の疾患の症状に適格に対処し、治療の難しい病に対し、塗布・服用し体の内部・外部から細菌の逃げ道を塞いで攻撃するといった方法がとれる。したがって、病菌の逃げ道を完全に遮断する。
例に水虫を例えると、塗布した溶剤、若しくは軟膏等は皮膚の内部に浸透しにくい。したがって滅菌が難しい。完治するまでに相当の月日を要した。しかし、塗布と同時に飲用、若しくは服用し体の内部から攻撃する事で菌は体の外へ逃れようとする。これで逃げ場を失い死滅するといった効果を狙ったものである。
また、請求項4において、火傷・糖尿症分泌液のアセトンの臭いを消去する旨の記述は、それぞれの抽出液をそのまま患部に塗布するか、軟膏状にしたものを塗布することで達成することとする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、このような不快要因を取り除き、各疾患の改善、若しくは完治させるため次の如く展開する。
牧野草(生薬名・連銭草)カキドウシ、学名・グランドアイビー全草を採取し、二日間乾燥しエタノールを薄めたアルコール25度〜35度3600mLに対し、25重量部〜35重量部を浸し3箇月〜5箇月間熟成すると、成分が抽出され褐色に染まる溶液に成る。この溶液を塗布剤として塗布する。水虫・爪水虫・歯槽膿漏・口内炎・口角炎・かぶれ・歯の臭い消し・足のムレの臭い・ワキガ・歯痛・入歯の臭い・ヘソの臭い消し・頭皮のフケ痒み・湿疹・アトピー等を改善、若しくは完治させる。
【0012】
また栽培種、若しくは山採りで採取したカキドウシを陰干しで二日間乾燥した後、水または蒸留水800mLに対し3重量部〜6重量部を投入し、水または蒸留水が3分の1〜5分の1に減少するまで熱煮沸する。その後、小麦粉、若しくはそば粉・米粉、又はこれ等の粉を混合した粉にて溶液と混合撹拌し、これを粒子状に形成し熱煮沸する。着色の為紅茶等に浸しこれを再び熱煮沸する。
【0013】
この溶液中に含まれる成分は、L−ピノカンフォン・L−メントン・L−ブレゴン・α−βピネン・リモーネン・リナロール・メントール・ブロリン・バリン・チロシン・グルタミン酸・タンニン・ウルソー酸・コハク酸・コリン・α−βシトステロール・硝酸カリウム・テオフォリン等を含む、これ等の成分は天然質で構成され、本発明は化学的成分を含まないのが特徴である。
【実施例】
【0014】
まず次の手順で発明の実施にあたった。残留農薬のないところの薬草、カキドウシを採収し二日間陰干しをして乾燥させた。
【0015】
エタノールを薄めた市販酒・アルコール25度〜35度の濃度を利用した。
【0016】
エタノール3600mLに対し、カキドウシ全草を25重量部〜35重量部を、3箇月〜5箇月間浸した後、成分が抽出され褐色を示した。
【表1−2】


以上の成分は、こういった製品に利用されているところの一例を示す。
【0017】
熱煮沸の方法、請求項2では800mLに対し3重量部〜6重量部の乾燥カキドウシと、全草を水又は蒸留水に投入し、液量すなわち、水又は蒸留水の量が3分の1〜5分の1に減少するまで熱煮沸した。褐色に染まり放香性のある液となった。
【0018】
アルコール抽出成分と熱煮沸抽出成分とは、いずれも同成分で効能に差異はない事を確認した。
【0019】
抽出した成分に小麦粉、若しくは米粉、若しくはそば粉、又はこれ等の粉を配合した材料・溶液に混合、撹拌し粒子状に形成、その後、紅茶液に投入し粒子が煮えるまで熱煮沸を行った。
【0020】
おならの臭いと、便の臭いの軽減。若しくは消去ではこの粒子を服用・飲用する事で目的を達する事が出来る。
用法としては、一日三回、3錠を服用、又は水にて飲用とする。又はジュース等で飲む事にする。
【0021】
服用・分量は、食前・食後のいずれかでも良く、又回数も何回かに分けて飲んでも良い。飲みすぎても支障ないものである。
【0022】
本発明の粒子状剤は小動物、特にペットの犬・猫等に食べさせても効果を発揮するが、この場合は味付けをして実施すると喜んで食べる。便・小便・体臭を軽減、若しくは消去出来た。
火傷・糖尿症の手足の水溶液では、主にアセトンという成分が関連し、異常な臭いを発する。したがって患部に薬液を塗布することで、この臭いを完全に止めることが出来た。(本人治癒例)
【0023】
請求項3の各疾患の改善、若しくは軽減、若しくは完治する治療薬として本発明を利用することが出来る。
水虫・爪水虫・歯槽膿漏・口内炎・口角炎・かぶれ・歯の臭い消し・ヘソの臭い消し・頭皮のフケ・かゆみ・湿疹・アトピー等を改善、若しくは軽減、若しくは完治させる効力を持っている。
これらの各疾患においては、液状・練り状・軟膏・スプレー剤に加工成形したものを用いる。したがって本発明の特徴は、服用・飲用・塗布・スプレーとして活用でき、毒性・副作用等皆無であり、天然成分の有要性を巧みに利用したものである。また、本薬は日常服用する事が望ましい。
【0024】
練り状剤の軟膏では、保管中、乾燥する恐れが生じる。したがって乾燥を防止する為に、油性成分、(例えば、植物油を混合する事が望ましい。)粒状の成形後、熱煮沸によって、アルコール分は排出されノンアルコールになる。
被験者の皆様には、非常に厳しく辛い注文であった事であるが、意を決してお願いした。おならの場合、音を発する前に、手で掴む方法にて問題を解決した。掴む事によって、臭いが手の平、つまり拳にその余韻として残り、鼻元迄ついてくるといったアイデアで、実証を得た。はなはだ簡単極まりない手法であるが、高価な計測器が手元に無くやむを得ず、以上の実施になった。
また便については、田舎の為、水洗い便所でなく旧式のトイレでの計測であり、排便に伴、直接の臭いが確認出来ず、拭き紙に残った便の臭いを嗅いで、その効果を確かめる方法を実施した。いずれも古式で自然な検査であるが、実際に鼻の嗅覚を利用した点で現報告をした。
ペットの排泄物についても、人の嗅覚に頼ったが概ね良好な結果を得た。いずれも好ましい結果という事は出来ないが、臭いが軽減され、又は消去された状況の把握はできたのである。
【0025】
薬液との表現は、薬として確立されていない事によるものである。
【表1−1】
は、試験者の方々に対し、実行した結果について表示したもので、いずれも短期間の試験結果である。
まず、無作為選出で被験者を選出し、二日間分の分量を与えた。一日三回の服用。あるいは飲用にて結果が出る事を予測し、これを実行する事にした。
【表1−1】


+++ : あまり効果が無かった。
++ : 少し効果があった。
+ : よく効果が出た。
− : 臭いが全く無くなった。
何日目 : 効いた日時。
【0026】
実験は水虫の開発をと思い始めたが、新たに効果を上げるものと成った。しかし数年の歳月を要したものと成った。20年以上の歳月を要した本発明が多くの方々の為として実現した。
おならや便は消臭が非常に難しい関係で開発が遅れている。しかし本発明は、胃の消化段階で臭い元となる物質・発生を抑え、排泄時にはその臭いを改善、若しくは軽減、若しくは消去するものである。被験者の方は、勢い・年齢があるが、日常生活は特に変わった人はいない。したがって実験に不向きとゆう事は無い。実験の平均は予測通り、臭いを改善、若しくは完治といった結果が得られた。
【0027】
水虫・爪水虫には塗布の形で、患部の治療に至ったが、塗布後、翌日に患部に変化が見られ、一週間で患部の状況が改善した。
歯槽膿漏・口内炎・口角炎・入れ歯の臭い・足のムレの臭い・歯痛・ヘソの臭い・足の臭い等については、一回〜三回の液状剤塗布で、完全に消去した。約三日間で完治であった。
頭皮のフケ・かゆみについては、約二回〜三回の塗布で改善、若しくは完治した。
【0028】
以上のごとき実験結果より、本発明の実態が表記されたが、特徴としては、人間ばかりではなく小動物等にも利用でき、又は小動物の排泄物の臭い消し、若しくはトイレ・電車の中・エレベーター・の中等の公衆環境中、若しくは下水処理場の設備の簡略化等、その果たす役割は大きいと言える。他人に迷惑を掛けないといった理念に大きく貢献するものである。
20年以上に及ぶ保管が、何等、経年変化・劣化を起こさず、良好に実施出来、一般に知られる漢方薬の劣化に、留意することなく、薬の常識を変えた、優れた性能を実現した。
【0029】
本液は特に原液を使用するが、皮膚の弱い人、又は幼児等について使用する場合は、薄めて用いる事が望ましい。
図らずもこの様な薬液が出現した事が、多くの価値を生みだす事を願うものである。
宇宙ステーション、衛生等、密閉空間での排泄等では非常に難しい問題があったが、本発明を利用することで、簡単に解決するものである。
本発明で米粉を主体に利用しているのは、口・若しくは、胃の中で消化を遅らせ、旦、滞在時間を長くし、効果を高める目的である。米粉は非常に硬く成ることを利用している。
ユキノシタを混合したことは、メザシ、いわゆるウルメイワシ等の臭いを消す為で、カキドウシだけでは効果が薄いためである。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1−1】▲1▼ 採取 ▲2▼ 乾燥段階 ▲3▼ アルコールに浸す段階 ▲4▼ 熱煮沸 ▲5▼ 小麦粉・米粉・そば粉と練る段階 ▲6▼ 成分の抽出完了段階 ▲7▼・▲8▼ 固形化 ▲9▼・▲10▼ 液状 ▲10▼・▲13▼ ゼリー状(軟膏) ▲11▼ 粒子状 ▲14▼ スプレー状 ▲15▼・▲17▼ 歯槽膿漏・口内炎・口角炎・歯周病・入れ歯の臭い消し・頭皮のフケ・かゆみ・ワキガ・ヘソの臭い消し・足のムレの臭い消し・火傷・糖尿病 ▲16▼ おならの臭い消し・便の臭い消し ▲18▼ 喉の腫れや痛み・目の中のかゆみ・耳の中のかゆみ・瞼の中の光の流れ止め ▲19▼ ワキガ・足のムレの臭い消し・ヘソの臭い消し・性器の臭い消し(糖尿病のアセトンの臭い消し・火傷)
【0031】
本発明の薬液にて、耳の中のかゆみ、目の中のかゆみ、若しくは瞼の中のかゆみを即座に治し、瞼を閉じた時、昼光色の光が敏感に流れる状態を減衰させる。
【0032】
耳のかゆみ止めでは、綿棒に浸し、これで耳をかくようにする。目のかゆみでは、瞼を閉じて液を塗布する。光をとめるには、瞼に塗布すると30分位で光が薄くなり、同時に光の流れが減衰する。
【0033】
タンニンはフラバノールの誘導体で、縮合型タンニンと、1個以上の侵食子酸と糖(通常グルコース)が、エステル結合した可溶性タンニンである。淡黄色の粉末で、特徴ある臭いと、収斂性がある。空気及び光に不安定である。(東京化学同仁) P825
【0034】
ガリウム、原子番号31番の元素、酸・アルカリ水溶液に溶け、Hを発生して溶け,GaIIIのイオンと成る、半導体材料(発光ダイオード)などに用いられる。(東京化学同仁) P289
【0035】
粒子状剤は、飲用・若しくは服用することで、目的を達するが、特に口臭除去に於いては、口腔内に滞留させ、転がしておけばよい。おなら・便の除去・若しくは軽減では、3錠ずつに分け3回服用する。
【0036】
一般に、おならや便の臭いは、動物性タンパク質を食べると臭いが強く、植物性繊維を食べると軽く成ると云われている。
【0037】
深部火傷・糖尿病等の分泌液・アセトン(ケトン体)については、液剤を塗布するが、1日2回程度でよい。臭いは24時間で消失する。
【0038】
粒子剤は特に、おなら・便の臭いの改善であり、密閉空間・特にトイレ・電車・バス内・宇宙船内・人工衛生等の排泄臭の軽減において効果を発揮するものであろう。
【0039】
本草、カキドウシとの成分にユキノシタの成分を半分量加えて、カキドウシで消去の難しい臭いを消去する目的で混合する。
【0040】
又、耳の中のかゆみ、目の中のかゆみ、瞼の中の光の流れ(両眠切開手術5年目)等の症状に適確に効果を現し、宇宙ステーション等内の密室での排泄の改善、設備の簡素化をも狙ったものである。
【0041】
本発明は、粒状剤を米粉等の硬質の素材に混合し、消化を遅らせたことに特徴を持つ。胃の中で消化に時間をかけ、効果を長引かせるといった狙いがある。ガム・食品等に混合しても、あまり目的を達することが出来ない。
【0042】
瞼の中の光の流れが止まるのは、解析していないが、網膜か、視神経に作用しているものと判断する。非常に効果的現象である。
【0043】
おなら・便の消去については、簡易トイレにも利用でき、数回の排泄にも対応し得る。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
牧野草(生薬名・連銭草)、カキドウシ、学名・グランドアイビーをエタノールで薄めたアルコール25度から35度の濃変に浸すが、カキドウシ全草を採取した後、二日間の陰干しにて乾燥した後、アルコール3600mLに対し25重量部〜35重量部の分量にて3箇月〜5箇月間熟成する。熟成後、小麦粉・米粉・そば粉、又は、これ等の混合した粉に溶液を入れ半練り状に撹拌する。その後、粒子状に形成し乾燥、若しくは、そのまま紅茶の熱煮沸した液に投入し、煮える状態まで煮込み再度乾燥させる。
本剤を粒剤として使用するところの体臭を消去し病を治癒する為の薬液。
【請求項2】
牧野草(生薬名・連銭草)カキドウシ、学名・グランドアイビー全草を採取後、二日間乾燥させ、水又は蒸留水800mLに対し3重量部〜6重量部を投入し液量が、3分の1〜5分の1に減少するまで熱煮沸する。この後、小麦粉・米粉・そば粉、若しくはこれ等の配合粉にて撹拌し粒子状に形成した後、紅茶等の熱煮沸で着色し、この後乾燥して、請求項第一項の粒液剤を得る。この粒子剤を服用するところの、特許請求の範囲・第一項記載の体臭を消去し、病を治癒する為の薬液。
【請求項3】
請求項1〜請求項2に記載した、カキドウシを採取後、二日間の乾燥した後、エタノールを薄めたアルコール25度〜35度に浸し、若しくは水又は蒸留水2000mlに3重量部〜6重量部を投入し熱煮沸して得た抽出液を利用して・各疾患、(例:水虫・歯槽膿漏・歯痛・口内炎・口角炎・入れ歯の臭い・かぶれ・アトピー・とびひ・ワキガ・ヘソの臭い等)を治癒し、患部の症状を改善。若しくは軽減。若しくは完治すると共に、ペットの排泄物の臭いを消去。若しくは軽減。若しくは改善する。抽出液はスプレー剤。若しくは粉剤・軟膏剤・粒子剤(錠剤)として服用。若しくは飲用。若しくは塗布剤として使用するところの、特許請求の範囲・第一項〜第二項記載の体臭を消去し、病を治癒する為の薬液。
【請求項4】
請求項1〜3の抽出液に、ユキノシタの抽出液をそれぞれ半量混合した後、そのまま患部に塗布する。火傷・糖尿病による分泌液、アセトン(ケトン体)の臭いを消去するところの、特許請求の範囲第1項〜第3項の体臭を消去し、病を治癒する為の薬液。
【請求項5】
請求項1〜4で抽出した薬液で、耳の中のかゆみ、目の中のかゆみ、若しくは、瞼のかゆみを即座に止めるとともに、瞼を閉じた時に光が流れることを減衰。請求項1〜4の体臭を消去し、病を治癒する為の薬液。

【図1−1】
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【公開番号】特開2007−55995(P2007−55995A)
【公開日】平成19年3月8日(2007.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−344606(P2005−344606)
【出願日】平成17年10月31日(2005.10.31)
【出願人】(505318053)
【Fターム(参考)】