説明

作業用足場構造及び物品収納棚

【課題】簡易かつ安価な構成により収納効率を向上させることができ、タイプを問わずに適用することができる作業用足場及び物品収納棚を提供すること。
【解決手段】所定のスペースを挟んで互いに対向配置される一対の収納部2を有する物品収納棚1に設けられる作業用足場構造20であって、前記一対の収納部2の対向する側にそれぞれ設けられ、前記スペースを挟んで水平方向に平行に延びて対をなすレール21と、前記レール21を走行可能な複数の足場部材22と、前記スペースの開放端26の外部近傍に設けられ、前記複数の足場部材22を収容する収容部30とを備えることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、種々の物品を収納する物品収納棚に設けられる作業用足場構造及び物品収納棚に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、例えば、半導体製造工場などにおいてワークなどを収納する物品収納棚が利用されている。
この物品収納棚の中には、所定のスペースを挟んで互いに対向配置される一対の収納部と、前記所定のスペースに沿って移動可能に設けられ、物品を支持してその物品を収納部に出し入れする支持部とを備えるものがある。
【0003】
このような物品収納棚として、コラム走行型及び走行ビーム型などのタイプが知られている。
コラム走行型は、上下方向(収納部の高さ方向)に延びる支柱が設けられており、その支柱を介して、支持部を上下方向に移動させるものである。
一方、走行ビーム型は、収納部の幅方向に延びるベース部材が設けられており、そのベース部材を介して、支持部を幅方向(横方向)に移動させるものである。
【0004】
ここで、上記走行ビーム型の収納棚について、収納トラブル時や支持部のメンテナンス時の作業用足場となるプラットホームが設けられているものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このプラットホームは、収納部に折り畳まれて収納されるステップ台を備えるものであり、作業時には、収納部内からステップ台を引き出すことにより足場が形成されるようになっている。
【特許文献1】特開2002−370807号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記のような特許文献1に記載の収納棚では、ステップ台を収納するための専用スペースが収納部内に必要となるため、より多くの物品を収納することができないという問題がある。また、収納部内からステップ台をスライドさせるスライド機構などが必要であるため、コストが増大してしまうという問題がある。さらに、上記のようなプラットホームは走行ビーム型には適用することができるものの、上下方向に延びる支柱を有するコラム走行型では、支柱とステップ台とが干渉してしまうため、コラム走行型に適用することが困難になるという問題がある。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、簡易かつ安価な構成により収納効率を向上させることができ、タイプを問わずに適用することができる作業用足場及び物品収納棚を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明に係る作業用足場構造は、所定のスペースを挟んで互いに対向配置される一対の収納部を有する物品収納棚に設けられる作業用足場構造であって、前記一対の収納部の対向する側にそれぞれ設けられ、前記スペースを挟んで水平方向に平行に延びて対をなすレールと、前記レールを走行可能な複数の足場部材と、前記スペースの開放端の外部近傍に設けられ、前記複数の足場部材を収容する収容部とを備えることを特徴とする。
【0008】
この発明に係る作業用足場構造においては、作業時には、レールに足場部材が設けられて足場が形成される。一方、作業を行わないときには、足場部材が収容部に収容される。
これにより、簡易かつ安価な構成により収納部の収納効率を向上させることができ、収納棚のタイプを問わずに適用することができる。
【0009】
また、本発明に係る作業用足場構造は、前記足場部材が矩形板状に形成されており、前記足場部材の前記レールを走行する走行方向の両端に連結部材が設けられていることを特徴とする。
【0010】
この発明に係る作業用足場構造においては、連結部材によって足場部材が連結される。
これにより、足場をしっかりと形成することができるだけでなく、連結した状態で足場部材を容易に走行させることができる。
【0011】
また、本発明に係る作業用足場構造は、前記連結部材が、前記足場部材のうち、前記走行方向の一端に設けられた係合部と、前記走行方向の他端に設けられた被係合部とを備えることを特徴とする。
【0012】
この発明に係る作業用足場構造においては、一方の足場部材の係合部が、他方の足場部材の被係合部に係合される。
これにより、複数の足場部材を連続して確実に連結することができる。
【0013】
また、本発明に係る作業用足場構造は、前記足場部材を前記レールに固定する固定手段を備えることを特徴とする。
【0014】
この発明に係る作業用足場構造においては、固定手段により、足場部材がレールに固定される。
これにより、安定かつ確実な足場を形成することができる。
【0015】
また、本発明に係る物品収納棚は、所定のスペースを挟んで互いに対向配置された一対の収納部と、前記一対の収納部の対向する側にそれぞれ設けられ、前記スペースを挟んで水平方向に平行に延びる一対のレールと、前記レール上を走行可能な複数の足場部材と、前記スペースの開放端の外部近傍に設けられ、前記複数の足場部材を収容する収容部とを備えることを特徴とする。
【0016】
この発明に係る物品収納棚においては、作業時には、レールに足場部材が設けられて足場が形成される。一方、作業を行わないときには、足場部材が収容部に収容される。
これにより、簡易かつ安価な構成により収納部の収納効率を向上させることができ、収納棚のタイプを問わずに適用することができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、作業時にはレール上に足場部材を設置し、非作業時には足場部材を収容部に収容することができることから、簡易かつ安価な構成により収納効率を向上させることができ、収納棚のタイプを問わずに適用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
(実施形態)
以下、本発明の実施形態における物品収納棚について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態としての物品収納棚を示したものである。
物品収納棚1は、コラム走行型の収納棚である。
この物品収納棚1は、ワークAを収納する一対の収納部2を備えている。
収納部2は、直方体形状に形成されており、所定のスペースSを挟んで互いに対向配置されている。それぞれ収納部2の対向された側には、物品収納棚1の奥行方向D(短手方向)に向けられた複数の収納凹部3が設けられている。すなわち、収納部2の対向された側は、収納凹部3の開放端とされており、対向配置された収納部2の両サイドの収納凹部3にスペースSからワークAを出し入れすることができるようになっている。
【0019】
スペースSには、物品収納棚1の幅方向W(長手方向)に移動可能なクレーン6が設けられている。クレーン6は、物品収納棚1の高さ方向H(上下方向)の全長にわたって延びる直方体形状の支柱フレーム7を備えている。支柱フレーム7の下端部には、図2に示すように、奥行方向Dに向けて延びる回転軸を中心として回転する走行車輪8が設けられている。この走行車輪8は、スペースS内の床面に幅方向Wに延ばされて設けられた床レール11上を走行するようになっている。一方、支柱フレーム7の上端部には、高さ方向Hに向けて延びる回転軸を中心として回転する上部車輪12が設けられている。上部車輪12は、収納部2の上端部に幅方向Wに延ばされて設けられた上部レール13を走行するようになっている。これら走行車輪8及び上部車輪12は、不図示のモータによって回転駆動され、互いに同期制御されている。これにより、不図示のモータを駆動することによって、走行車輪8及び上部車輪12を介して、クレーン6がスペースS内において幅方向Wに往復移動するようになっている。
【0020】
また、支柱フレーム7内には、支柱フレーム7内において高さ方向Hに往復移動可能に設けられた矩形板状の昇降ベース14が設けられている。昇降ベース14の上面には、ワークAを把持(支持)する把持アーム(支持)18が、連結板17を介して設けられている。把持アーム18は、多間接を有するものであり、高さ方向Hに向けて延びる複数の回転軸を中心として回転するようになっている。
このような構成のもと、支柱フレーム7及び昇降ベース14を所定の箇所に移動させ、把持アーム18を駆動してワークAを把持、解放することにより、支柱フレーム7から、両サイドの収納凹部3にワークAを出し入れすることができるようになっている。
【0021】
さらに、本実施形態における物品収納棚1は、作業時に足場として利用するための作業用足場構造20を備えている。
作業用足場構造20は、収納部2に設けられた足場レール21を備えている。足場レール21は、収納部2の幅方向Wの全長にわたって延ばされており、スペースSを挟んで高さ方向Hに複数対設けられている。すなわち、対をなす足場レール21のうちの一方の足場レール21が、一方の収納部2の対向する側に設けられ、他方の足場レール21が、他方の収納部2の対向する側に設けられている。足場レール21には、図5に示すように、高さ方向Hに向けられた固定孔(固定手段)23が形成されている。固定孔23は、その長さ方向の全長にわたって、均等間隔に設けられている。また、足場レール21の長さ寸法は、図2に示すように、収納部2の幅寸法よりも大きく設定されており、足場レール21の一端部(図2において右側)は、収納部2の側面から幅方向Wの外方に突出している。
【0022】
足場レール21の突出した部分には、後述するパレット(足場部材)22を収容する収容部30がそれぞれに設けられている。すなわち、収容部30は、収納部2の外部であってスペースSの近傍に設けられている。つまり、収容部30は、幅方向WにおけるスペースSの開放端26の外部近傍であって、スペースSの幅方向W上に設けられている。
収容部30には、梯子27が設けられており、この梯子27を上ることにより、作業者は収容部30内に入ることができるようになっている。
【0023】
また、各パレット22は、矩形板状に形成されており、これら複数のパレット22を配列することにより一体的な作業用足場として構成されるものである。パレット22の上面の四隅には、図3に示すように、パレット22の厚さ方向に貫通する貫通孔(固定手段)37が形成されている。さらに、パレット22の長辺部(長側面部)28には、パレット22の長さ方向F(パレット22の走行方向)の両端部のそれぞれに、一対の車輪31が設けられている。これら四つの車輪31は、足場レール21上に設置することができるようになっており、これによりパレット22は、車輪31を介して足場レール21上を走行することができるようになっている。さらに、長辺部28のうち、長さ方向Fの一端には、長さ方向Fに突出する一対の突出フック(連結部材)34が設けられている。突出フック34の下方には、パレット22の厚さ方向上方に向けて延びる切り欠き(被係合部)35が形成されている。突出フック34の先端から、切り欠き35の開口端までは傾斜しており、これが傾斜部36となっている。
【0024】
また、長辺部28のうち、長さ方向Fの他端には、長辺部28の短手方向Gの外方に向けて突出する一対の係合ピン(連結部材、係合部)39が設けられている。
このような構成のもと、図4に示すように、前のパレット22(一のパレット22)を足場レール21に乗せて、その後ろから後ろのパレット22(他のパレット22)を足場レール21に乗せる。そして、後ろのパレット22を前のパレット22に押し当てると、後ろのパレット22の突出フック34が前のパレット22の係合ピン39に当接し、さらに、傾斜部36を介して突出フック34が係合ピン39に乗り上げていき、係合ピン39が切り欠き35に係合するようになっている。
また、パレット22を足場レール21に乗せて、パレット22の貫通孔37と足場レール21の固定孔23とを一致させた状態で、貫通孔37を通して固定孔23に固定ピン(固定手段)45を止めることができることができるようになっている。これにより、パレット22が足場レール21上で固定されるようになっている。
【0025】
図5は、収納部2と収容部30との境界を拡大して示す斜視図である。
収容部30は、直方体形状に形成されており、その側面の一つが、開閉可能に取り付けられた扉40とされている。扉40は、収納部2と収容部30との境界に配置されており、ノブ41を操作することにより、扉40を介して、収納部2内と収容部30内とを作業者が行き来することができるようになっている。扉40の高さ寸法は、収容部30の高さ寸法よりも小さく設定されており、扉40の下方は、収納部2と収容部30とを連通する連通空間とされている。また、扉40の下端部には、高さ方向Hにスライド可能なシャッター44が設けられている。そして、シャッター44を上方にスライドさせると、連通空間を介して、収納部2と収容部30とが連通し、一方、シャッター44を下方にスライドさせると、連通空間が遮られるようになっている。
なお、足場レール21の一端部は、収容部30内にまで延在している。
【0026】
次に、このように構成された本実施形態における物品収納棚1の作用について説明する。なお、各パレット22は、収容部30に収容されているものとする。
ワークAを収納部2に収納する場合、把持アーム18によってワークAを把持した状態で、支柱フレーム7をスペースS内の所定の位置まで移動させ、さらに昇降ベース14を所定の位置まで移動させる。そして、把持アーム18を駆動することにより、収納凹部3にまで把持アーム18を延ばし、ワークAを解放する。これにより、ワークAが所定の収納凹部3内に収納される。
一方、ワークAを収納部2から取り出す場合、上記と逆の操作により、ワークAを把持アーム18によって把持して、所定の位置まで搬送させる。
【0027】
ここで、収納時にトラブルなどがあった場合、そのトラブルの場所まで作業者が行ってメンテナンスを行う必要がある。そこで、以下のようにして、作業者の足場が形成される。
すなわち、まずクレーン6を適宜の位置で停止させる。そして、梯子27を登って作業者が収容部30内に入る。それから、図5に示すように、シャッター44を上方にスライドさせて、収容部30と収納部2とを連通させる。さらに、収容部30内に積み上げられたパレット22の一つを足場レール21上に乗せる。それから他のパレット22を後ろに乗せて、図6に示すように、後ろのパレット22の切り欠き35内に、前のパレット22の係合ピン39を係合させる。そして、パレット22を押し込んでいき、連通空間を介してパレット22を収納部2内へと送り込んでいく。さらに、パレット22を連結させて収納部2内に押し込んでいくと、やがて最前のパレット22がクレーン6に接触する。
【0028】
そして接触した時点で、パレット22の連結作業を停止する。それから、最後尾のパレット22の貫通孔37に固定ピン45を通して足場レール21の固定孔23に止める。これによって、パレット22が足場レール21上で固定される。
これにより、収容部30からクレーン6までの足場が形成され、作業者がトラブルのあった場所に行ってメンテナンスを行う。
【0029】
一方、メンテナンス作業が終了すると、上記と逆の順序でパレット22を収容部30内に戻し、それらパレット22を収容部30内に積み上げて全体の作業が完了する。
【0030】
以上より、本実施形態における物品収納棚1によれば、メンテナンス作業時には足場レール21上にパレット22を設置し、メンテナンス作業をしないときにはパレット22を収容部30に収容することができる。そのため、収納部2内に足場を設ける必要がなくなり、より多くのワークAを収納部2に収納することができる。したがって、簡易かつ安価な構成により収納効率を向上させることができる。
また、収納部2と作業場所である収容部30とを仕切る扉40を閉鎖し、シャッター44を上方にスライドさせただけの状態で、作業者による足場形成作業を実施することができるので、足場が形成される前に、作業者が誤って収納部2側に転落することを防止することができる。
また、本実施形態における作業用足場構造20によれば、上記と同様の効果を奏することができるだけでなく、コラム走行型又は走行ビーム型などのタイプを問わずに容易に適用することができる。
【0031】
また、パレット22に連結部材が設けられていることから、足場をしっかりと形成することができるだけでなく、収容部30からのパレット22の出し入れを容易に行うことができる。
さらに、パレット22の一端の突出フック34に切り欠き35が形成され、他端に係合ピン39が設けられていることから、複数のパレット22を連続して確実に連結することができる。
また、固定ピン45によって、パレット22を足場レール21上で固定することができることから、安定かつ確実な足場を形成することができる。
【0032】
なお、本実施形態においては、物品収納棚1をコラム収納型としたが、これに限ることはなく、図7及び図8に示すように、ビーム走行型としてもよい。なお、図7及び図8において、物品収納棚1aは、幅方向Wの全長にわたって延びるベース部材48を備えている。ベース部材48上には、その長さ方向に往復移動可能に移動ベース49が設けられている。そして、ベース部材48を水平に昇降させて、移動ベース49を移動させることにより、ワークAの出し入れが行われる。
【0033】
また、本実施形態においては、足場レール21の全長にわたって固定孔23を設けるとしたが、これに限ることはなく、足場レール21の一部のみに固定孔23を設けてもよい。特に、足場レール21の収容部30内にまで延びた突出領域に固定孔23を設けるようにしてもよい。これにより、収容部30内で、パレット22の最後尾を確実に固定することができる。
また、最後尾のパレット22を固定するとしたが、これに限ることはなく、二つ以上のパレット22を固定したり、すべてのパレット22を固定したり、所望のパレット22のみを固定したりしてもよい。
また、本実施形態においては、シャッター44を高さ方向Hにスライドさせるとしたが、これに限ることはなく、その構成は適宜変更可能である。例えば、蝶番によって折り畳み式のシャッターとしてもよい。
なお、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明に係る物品収納棚の実施形態を示す斜視図である。
【図2】本実施形態の一方の収納部をスペースから見たときの様子を示す側面図である。
【図3】パレットを示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図4】複数のパレットを足場レール上で連結させる様子を示す説明図である。
【図5】収納部と収容部との境界を拡大して示す斜視図である。
【図6】図5の足場レールに複数のパレットを乗せた様子を示す斜視図である。
【図7】図1の物品収納棚の変形例を示す斜視図である。
【図8】図7の一方の収納部をスペースから見たときの様子を示す側面図である。
【符号の説明】
【0035】
1 物品収納棚
2 収納部
20 作業用足場構造
21 足場レール
22 パレット(足場部材)
23 固定孔(固定手段)
26 開放端
30 収容部
34 突出フック(連結部材)
35 切り欠き(被係合部)
37 貫通孔(固定手段)
39 係合ピン(連結部材、係合部)
45 固定ピン(固定手段)
S スペース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定のスペースを挟んで互いに対向配置される一対の収納部を有する物品収納棚に設けられる作業用足場構造であって、
前記一対の収納部の対向する側にそれぞれ設けられ、前記スペースを挟んで水平方向に平行に延びて対をなすレールと、
前記レールを走行可能な複数の足場部材と、
前記スペースの開放端の外部近傍に設けられ、前記複数の足場部材を収容する収容部と
を備えることを特徴とする作業用足場構造。
【請求項2】
前記足場部材が矩形板状に形成されており、
前記足場部材の前記レールを走行する走行方向の両端に連結部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の作業用足場構造。
【請求項3】
前記連結部材が、
前記足場部材のうち、前記走行方向の一端に設けられた係合部と、
前記走行方向の他端に設けられた被係合部とを備えることを特徴とする請求項2に記載の作業用足場構造。
【請求項4】
前記足場部材を前記レールに固定する固定手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の作業用足場構造。
【請求項5】
所定のスペースを挟んで互いに対向配置された一対の収納部と、
前記一対の収納部の対向する側にそれぞれ設けられ、前記スペースを挟んで水平方向に平行に延びる一対のレールと、
前記レール上を走行可能な複数の足場部材と、
前記スペースの開放端の外部近傍に設けられ、前記複数の足場部材を収容する収容部と
を備えることを特徴とする物品収納棚。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−19031(P2008−19031A)
【公開日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−191484(P2006−191484)
【出願日】平成18年7月12日(2006.7.12)
【出願人】(302059274)アシスト テクノロジーズ ジャパン株式会社 (146)
【Fターム(参考)】