説明

光ファイバケーブル

【課題】光ファイバケーブルを許容曲げR未満の角度で曲げられないようにする。
【解決手段】光ファイバ芯線の左右両側に各1本の抗張力体が同一平面上に配置され、該光ファイバ芯線と抗張力体を被覆する絶縁被覆層の上下両側に光ファイバ芯線取出用のノッチが凹設されている光ファイバケーブル本体と、前記光ファイバケーブル本体の曲げ領域に外嵌される曲げ角度規制用のチューブを備え、前記チューブは断面略長円形状とされ、直線状の上下両側部の内面は前記光ファイバケーブル本体の上下面に接触する寸法とされていると共に前記ノッチに嵌合する凸部が設けられる一方、該上下両側部の外面に長さ方向に一定間隔をあけて突起が段状に設けられ、かつ、該チューブの円弧状の左右両側部の内面と光ファイバケーブル本体の絶縁被覆層の左右両側外面との間に空隙があけられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は光ファイバケーブルに関し、特に、自動車等の車両に配線する光ファイバケーブルが許容曲げR未満の角度まで曲げられるのを防止できる構成とするものである。
【背景技術】
【0002】
一般的な光ファイバケーブルは曲げRに許容限界があり、例えば、許容曲げRが90度であると、90度未満の80度等の許容曲げR未満で曲げられると、伝送損失が増大したり、光ファイバが破断する恐れがある。よって、自動車に配索するワイヤハーネスに光ファイバケーブルを組み込む場合、ワイヤハーネスの配索経路の曲げRが光ファイバケーブルの許容曲げR未満にならない対策が必要であると共に、製造工程でも許容曲げR未満にならない対策が必要となる。
【0003】
前記対策として、従来、特開2005−128326号公報では、図7(A)(B)に示すように、光ファイバケーブル100は、光ファイバ芯線101を挟んで同一平面上に抗張力体102(102A、102B)を平行配置し、これら光ファイバ芯線101と抗張力体102とを絶縁被覆103(所謂、シース)で被覆し、該絶縁被覆103の表面にケーブル長手方向に沿って間歇的に溝105を設けている。光ファイバケーブル100を曲げると、曲げ箇所の内周で溝105の両側端が接触して抵抗力が増大し、許容曲げRに近づいたことを作業者に知らせて許容曲げR未満の過度な曲げを防止できるようにしている。
【0004】
また、特開2005−55673号公報では、図8に示すように、光ファイバ芯線101の両側にそれぞれ上下2本の抗張力体102(102A〜102D)を配置し、曲げ剛性を高めることで許容曲げR未満になることを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−128326号公報
【特許文献2】特開2005−55673号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記特許文献1の光ファイバケーブルでは抗張力体102と溝105との間の絶縁被覆103が薄くなり亀裂が発生する可能性がある。また、特許文献2では曲げRが許容限界に近づいたことが解らず、抗張力体102が破断される懸念がある。また、抗張力体102の個数を増加すると重量アップとなる。
さらに、曲げ対策は曲げ箇所にのみ施せばよいが、特許文献1、2等に開示された従来の光ファイバケーブルでは、長さ方向の全長で曲げ対策が施されている。
このように、光ファイバケーブルの全長で曲げ対策を施すとコストアップおよび重量アップが生じる問題がある。
【0007】
本発明は前記問題を鑑みてなされたもので、光ファイバケーブルが曲げ配索される箇所のみ、許容曲げR未満の角度で急激に曲げられず、かつ、光ファイバケーブルの重量アップおよびコストアップを抑制できることを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するため、本発明は、光ファイバ芯線の左右両側に各1本の抗張力体が同一平面上に配置され、該光ファイバ芯線と抗張力体を被覆する絶縁被覆層の上下両側に光ファイバ芯線取出用のノッチが凹設されている光ファイバケーブル本体と、
前記光ファイバケーブル本体の曲げ領域に外嵌される曲げ角度規制用のチューブを備え、
前記チューブは断面略長円形状とされ、直線状の上下両側部の内面は前記光ファイバケーブル本体の上下面に接触する寸法とされていると共に前記ノッチに嵌合する凸部が設けられ、かつ、該上下両側部の外面に長さ方向に間隔をあけて突起が段状に設けられ、かつ、該チューブの円弧状の左右両側部の内面と光ファイバケーブル本体の絶縁被覆層の左右両側外面との間に空隙があけられていることを特徴とする光ファイバケーブルを提供している。
【0009】
前記チューブの上下外面にそれぞれ設ける突起は、光ファイバケーブル本体およびチューブが許容曲げR未満の角度で曲げられると、曲げ内周側に位置する隣接する突起同士が接触して曲げ抵抗を発生させる設定としている。
【0010】
前記チューブを外装する光ファイバケーブルの曲げ領域とは、該チューブを外装しないと、許容曲げR未満となる領域である。よって、許容曲げRを越える大きな曲率で緩やかに湾曲させて配線される領域で、明らかに許容曲げR未満にならない領域にはチューブは外装しない。
【0011】
チューブを外装しないと許容曲げR未満となる曲げ領域に、光ファイバケーブル本体に前記曲げ角度規制用のチューブを外装している。該曲げ領域の内周側では、許容曲げR未満になると、チューブの上下外面のいずれか一方の突起は、隣接した突起同士が干渉し、曲げ抵抗を発生させる。よって、作業者は許容曲げR未満の急激な曲げ角度で曲げていることを知ることができ、許容曲げRを守ることができる。
また、チューブは光ファイバケーブル本体の曲げ領域にのみ外装すればよく、光ファイバケーブルの全長にチューブを取り付ける必要がないため、重量アップおよびコストアップを抑制できる。
【0012】
前記光ファイバケーブル本体の軸線方向に沿って設ける前記ノッチは、深さ方向に向けて幅狭となる台形状あるいはV形状からなる溝とし、前記チューブの上下両側部内面に設ける前記凸部は前記ノッチに丁度内嵌する台形状またはV字状のクサビとし、
かつ、前記光ファイバケーブル本体の絶縁被覆層は絶縁樹脂で成形している一方、前記チューブはエラストマーで形成し、前記チューブの凸部の全体が前記光ファイバケーブルのノッチに嵌合すると面接触抵抗で相対移動を阻止する一方、前記チューブの両側部を押さえて空隙を無くすと、該チューブの上下両側部がそれぞれ外側に膨出して前記凸部がノッチから外れ方向に移動し、光ファイバケーブル本体に対してチューブを移動可能としている。
【0013】
前記構成としているため、光ファイバケーブル本体の曲げ領域にチューブを外装保持しておくことができる。一方、チューブの左右両側部を摘まんで、光ファイバケーブル本体の左右両側外面に押し当てるだけでチューブを光ファイバケーブルに対して移動させることができる。よって、光ファイバケーブルの曲げ領域にチューブが位置しない時には、チューブを曲げ領域に簡単に移動させることができる。
【0014】
前記光ファイバケーブル本体において、抗張力体は断面円形でもよいし、断面矩形状、断面偏平状等でもよい。該両側の抗張力体の断面中心と光ファイバ芯線の断面中心を結ぶ直線と、前記ノッチの断面中心を結ぶ直線とを略直交させている。
また、前記抗張力体はアラミド繊維、炭素繊維等の強化繊維で補強した繊維強化樹脂(FRP)、延伸PET等が用いられる。
【発明の効果】
【0015】
前述したように、本発明の光ファイバケーブルでは、曲げ角度規制用のチューブを光ファイバケーブル本体の曲げ領域にのみ外装すればよく、光ファイバケーブル本体に全長に渡る曲げ対策を施す必要がないため、重量アップおよびコストアップを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】(A)(B)は実施形態の光ファイバケーブルの配線状態を示す概略図である。
【図2】光ファイバケーブル本体とチューブの分解斜視図である。
【図3】光ファイバケーブル本体の拡大断面図である。
【図4】チューブの拡大斜視図である。
【図5】光ファイバケーブルにチューブを外装した状態の作動説明図である。
【図6】前記光ファイバケーブルを曲げた状態を示す平面図である。
【図7】(A)(B)は従来例を示す図面である。
【図8】他の従来例を示す図面である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図6に本発明の実施形態の光ファイバケーブルを示す。
自動車に配索する本実施形態の光ファイバケーブル1は、受信用の芯線と送信用の芯線との2本の芯線を平行配線した2本で一対の通信線からなる。光ファイバケーブル本体2の曲げ領域Kに、曲げ角度規制用のチューブ3を外装している。前記曲げ領域Kは、図1(A)に示す配線経路では1カ所あるため1本のチューブ3を外装し、(B)に示す配線経路では2カ所であるため2本のチューブ3を外装している。
前記光ファイバケーブル本体2は電子制御ユニット(ECU)4に設けたコネクタ部4aに嵌合するコネクタ5を端末に接続しており、通信回路用として用いている。
【0018】
図3に拡大して示すように、光ファイバケーブル本体2は、光ファイバ芯線10と、該光ファイバ芯線10の左右両側に各1本づつ配置した抗張力体11A、11Bと、光ファイバ芯線10と抗張力体11A、11Bを被覆する絶縁被覆層12とからなる。
前記光ファイバ芯線10は、送信用芯線10Aと受信用芯線10Bの2本の芯線10からなり、送信用芯線10Aと受信用芯線10Bとは平行配線している。
前記絶縁被覆層12は塩化ビニル等で形成し、前記抗張力体11A、11Bは絶縁被覆層12より剛性を有するものとし、FRPで形成している。
【0019】
前記絶縁被覆層12は上下両側外面12aと12bが略直線状で左右両側外面12cと12dが円弧形状の断面略長円形状である。
光ファイバ芯線10の中心P1と左右の抗張力体11A、11Bの中心P2,P3は同一平面上に位置させ、これら中心点P1、P2,P3を結ぶ図中左右方向の直線S1と、光ファイバ芯線10の中心P1を通る図中上下方向の直線S2は直交させている。
【0020】
前記上下両側外面12a、12bの中央部には、それぞれ前記直線S2を線対称とする台形状の溝からなるノッチ13A、13Bを凹設し、光ファイバケーブル本体2の全長に渡って連続的に設けている。上下のノッチ13A、13Bは上下対称の同一形状とし、その幅は光ファイバ芯線10の幅よりも小さくしている。
【0021】
本発明で用いる前記光ファイバケーブル本体2は、従来汎用されている光ファイバケーブルからなり、光ファイバケーブル本体2は、前記形状に限定されず、上下両側部の中央にノッチを設けている形状であればよい。
【0022】
前記曲げ角度規制用のチューブ3は、本実施形態ではエラストマーで成形している。なお、光ファイバケーブル本体2の絶縁被覆層12より強度を有すると共に可撓性を有する材料であればエラストマーに限定されない。
該チューブ3は図4および図5に示すように、断面略長円形状の環状体とされ、直線状の上下両側部20a、20bの内面は光ファイバケーブル本体2の上下両側外面12a、12bに接触する寸法とされている。また、該上下両側部20a、20bの内面から前記ノッチ13A、13Bに嵌合する断面台形状の凸部21A、21Bを突設している。該凸部21A、21Bはチューブ3の長さ方向の全長に渡って連続して設けている。
【0023】
さらに、チューブ3の上下両側部20a、20bの外面に長さ方向Lに間隔Iをあけて突起22A、22Bを段状に突設している。前記間隔Iの寸法は、チューブ3で外装した光ファイバケーブル本体2が許容曲げR未満の角度で曲げられた時に隣接する突起22A同士または22B同士の対抗辺が接触し、曲げ抵抗を生じるように設定している。
前記突起22A、22Bがチューブ3の長さ方向に全長にかけて前記間隔Iをあけて設けられている。
【0024】
また、チューブ3の円弧状とした左右両側部20c、20dの内周面と光ファイバケーブル本体2の左右両側部12c、12dの外周面との間にそれぞれ空隙25A、25Bをあけるようにしている。
【0025】
前記形状としたチューブ3は連続成形体として成形し、必要な長さ寸法で切断して用いるようにしている。但し、定尺物としてもよい。
【0026】
前記図1(A)に示すように、光ファイバケーブル1の曲げ領域Kが1カ所である場合、該1カ所の曲げ領域Kの長さに対応する長さのチューブ3を設ける。該チューブ3を光ファイバケーブル本体2の端末にコネクタ5を接続する前に、光ファイバケーブル本体2をチューブ3の中空部に通して外装する。
【0027】
前記チューブ3を外装する曲げ領域Kは、規制手段が無ければ、明らかに光ファイバケーブルの許容曲げR未満の急な角度で曲げられる恐れがある領域である。よって、大きな曲率で緩やかに湾曲され前記許容曲げR未満で曲げられる恐れがない領域にはチューブ3を装着しない。
【0028】
其の際、光ファイバケーブル本体2の上下両側のノッチ13A、13Bに、チューブ3の凸部21A、21Bを挿入する。かつ、図5(B)に示すように、チューブ3の左右両側部20c、20dを摘まみ、光ファイバケーブル本体2の左右両側部12c、12dの外面に接触させて空隙25A、25Bを無くす。この状態で、上下両側部12a、12bとチューブ上下両側部20a、20bとの間に空隙ができ、凸部21A、21Bはノッチ13A、13Bの開口側から少し挿入された状態となり、チューブ3を光ファイバケーブル本体2に対して移動させても大きな抵抗は発生せず、比較的スムーズに光ファイバケーブル本体2の曲げ領域Kまでチューブ3を移動させておくことができる。
【0029】
チューブ3を曲げ領域Kに移動させると、左右両側部20c、20dに対する摘まみを解く。これにより、図5(A)に示すように、左右両側部20c、20dの外面は外方に開き、光ファイバケーブル本体2の左右両側部12c、12dの外面とチューブ3の左右両側部20c、20dの内面との間に空隙25A、25Bが発生する。かつ、チューブ3の上下両側部20aと20bとは左右方向に引っ張られることにより、凸部21A、21Bがそれぞれノッチ13A、13Bに挿入し、完全に嵌合される。これにより、凸部21A、21Bとノッチ13A、13Bとの接触面積が増加し、チューブ3は光ファイバケーブル本体2に対して移動しにくくなり、曲げ領域に保持される。
なお、光ファイバケーブル1を自動車に配索する工程で、予め光ファイバケーブル本体2に装着したチューブ3の取付位置が曲げ領域とずれている場合、チューブ3の左右両側部20c、20dを互いに近接するように摘まむと、容易に曲げ領域へと移動させることができる。
【0030】
前記のように光ファイバケーブル本体2にチューブ3を装着した光ファイバケーブル1を自動車に配索して図1に示すように曲げる場合、図6に示すように、曲げ部分の内周側に位置するチューブ3の突起22Aあるいは22Bは、許容曲げR未満の角度で曲げられると、隣接する突起22A同士または22B同士が接触し干渉しあうこととなり曲げ抵抗が発生する。よって、作業者は曲げにくくなることから許容曲げRに近づいていることを知ることができる。さらに、突起22A同士または22B同士の干渉で曲げることができなくなる。これにより、光ファイバケーブル1の曲げは許容曲げ以上とすることができる。
【0031】
本発明は前記実施形態に限定されず、例えば、光ファイバケーブル本体2に設けるノッチ13A、13BをV形状のクサビ状凹部とし、チューブ3に設ける凸部21A、21BはV形状の突起としてもよい。
【0032】
このように、本発明の光ファイバケーブルは長さ方向の全長に曲げ対策を施す必要がなく、許容曲げR未満になる恐れがある曲げ領域にのみ曲げ角度規制用のチューブを被せるだけでよい。よって、重量アップおよびコストアップを抑制できる。
さらに、光ファイバケーブル本体が前記した本発明の形状を有するものであれば、汎用品の光ファイバケーブルを用いることができ、この汎用品の光ファイバケーブル本体の曲げ領域にチューブを装着するだけでよい。
【符号の説明】
【0033】
1 光ファイバケーブル
2 光ファイバケーブル本体
3 チューブ
10 光ファイバ芯線
11A、11B 抗張力体
12 絶縁被覆層
12a、12b 上下両側面
12c、12d 左右両側面
13A、13B ノッチ
20a、20b 上下両側部
20c、20d 左右両側部
21A、21B 凸部
22A、22B 突起
K 曲げ領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光ファイバ芯線の左右両側に各1本の抗張力体が同一平面上に配置され、該光ファイバ芯線と抗張力体を被覆する絶縁被覆層の上下両側に光ファイバ芯線取出用のノッチが凹設されている光ファイバケーブル本体と、
前記光ファイバケーブル本体の曲げ領域に外嵌される曲げ角度規制用のチューブを備え、
前記チューブは断面略長円形状とされ、直線状の上下両側部の内面は前記光ファイバケーブル本体の上下面に接触する寸法とされていると共に前記ノッチに嵌合する凸部が設けられる一方、該上下両側部の外面に長さ方向に一定間隔をあけて突起が段状に設けられ、かつ、該チューブの円弧状の左右両側部の内面と光ファイバケーブル本体の絶縁被覆層の左右両側外面との間に空隙があけられていることを特徴とする光ファイバケーブル。
【請求項2】
前記チューブの上下外面にそれぞれ設ける突起は、光ファイバケーブル本体およびチューブが許容曲げR未満の角度で曲げられると、曲げ内周側に位置する隣接する前記突起同士が接触して曲げ抵抗を発生させる設定としている請求項1に記載の光ファイバケーブル。
【請求項3】
前記光ファイバケーブル本体の軸線方向に沿って設ける前記ノッチは、深さ方向に向けて幅狭となる台形状あるいはV形状からなる溝とし、前記チューブの上下両側部内面に設ける前記凸部は前記ノッチに丁度内嵌する台形状またはV字状のクサビとし、
かつ、前記光ファイバケーブル本体の絶縁被覆層は絶縁樹脂で成形している一方、前記チューブはエラストマーで形成し、前記チューブの凸部全体が前記光ファイバケーブルのノッチに嵌合すると面接触抵抗で相対移動を阻止する一方、前記チューブの左右両側部を近接する方向に押さえて前記空隙を無くすと、該チューブの上下両側部がそれぞれ外側に膨出して前記凸部がノッチから外れ方向に移動し、光ファイバケーブル本体に対してチューブを移動可能としている請求項1または請求項2に記載の光ファイバケーブル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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