説明

光受信機

【課題】 当初BS・CSを受信する予定が無く、後にアンテナを立てて受信するような場合に対応する。
【解決手段】 テレビジョン放送信号で変調された光信号をフォトダイオード2で受信し、テレビジョン放送信号を復調する。衛星受信アンテナに付属するコンバータから伝送された衛星中間周波信号が入力端子32に入力される。フォトダイオード2からのテレビジョン放送信号と衛星中間周波信号とを混合器26が混合し、出力端子30に供給する。入力端子32と混合器26との間にBS・CS−IF増幅器36が設けられ、入力端子32に衛星中間周波信号が非供給のとき、開閉スイッチ44は開かれ、BS・CS−IF増幅器36を停止させ、入力端子32に衛星中間周波信号が供給されているとき、開閉スイッチ44が閉じられ、BS・CS−IF増幅器36が動作する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光受信機に関し、特に、共同受信システムにおいて使用するものに関する。
【背景技術】
【0002】
共同受信システムの光受信機は、光ファイバーを介して伝送された光信号を家庭において受信する場合に使用される。この光受信機の一例が非特許文献1に開示されている。非特許文献1に技術によれば、ヘッドエンドにおいてUHF帯やVHF帯のテレビジョン放送信号やBS・CS中間周波信号が光信号に変換され、光ファイバーによって各家庭に伝送され、光受信機において元の信号に変換され、出力端子から出力される。
【0003】
【非特許文献1】http://www.yagi-antenna.co.jp/catalog/pdf/080719_hikari_denso.pdfの6頁
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の光受信機では、ヘッドエンド側からUHF帯やVHF帯のテレビジョン放送信号やBS・CS中間周波信号を変換した光信号を受信することが前提となっているが、使用者によっては、BS・CSについては、各家庭でBS・CSアンテナを取り付けて、受信することを希望することがある。このような場合には、上記の光受信機では対応することができない。また、共同受信システムにおいては、当初からBS・CSについては送信していない場合もあり、この場合、上記の光受信機を使用している場合にBS・CSについて受信しようとすると、BS・CSアンテナの他に混合器を新たに必要となり、BS・CSを受信するためのコストが高くなる。
【0005】
本発明は、当初BS・CSを各家庭においてアンテナを立てて受信する予定が無く、後にアンテナを立てて受信するような場合にも対応することができる光受信機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の光受信機は、光電変換手段を有している。光電変換手段は、例えば光ファイバーケーブルを介して伝送された光信号(テレビジョン放送信号、例えばUHF帯及び(または)VHF帯のテレビジョン放送信号で変調された光信号)を受信し、前記テレビジョン放送信号を復調する。この光受信機には、衛星受信アンテナに付属する変換手段から伝送された衛星中間周波信号(例えば衛星放送中間周波信号、衛星通信中間周波信号)が入力される入力端子も、設けられている。前記光電変換手段からの前記テレビジョン放送信号と前記衛星中間周波信号とは、混合手段によって混合され、この混合手段の出力信号は、出力端子に供給される。出力端子は、例えば家庭内の受信手段に同軸ケーブル等の伝送線路を介して接続される。前記入力端子と前記混合手段との間に信号伝送手段が設けられている。この信号伝送手段は、動作したり、動作停止したりする。
【0007】
このように構成された光受信機では、テレビジョン放送信号に加えて、衛星放送や衛星通信も受信する場合には、入力端子に衛星中間周波信号を供給する。このとき、信号伝送手段を動作させる。これによって、衛星中間周波信号は信号伝送手段を介して混合手段に供給され、更に出力端子に供給される。従って、事前に、この光受信機を設置しておけば、将来、衛星放送や衛星通信号を受信するようになった場合でも、混合器等を新たに設置する必要が無く、混合器自体も不要であるし、混合器の設置工事も不要であり、低コストで、新たに衛星放送や衛星通信を受信することが可能になる。また、衛星放送や衛星通信も受信しない場合には、信号伝送手段を停止させておく。これによって、入力端子からノイズが混合手段に伝送されることがなく、S/Nを改善できる。
【0008】
前記入力端子に前記衛星中間周波信号が非供給のとき、前記信号伝送手段を停止させ、前記入力端子に前記衛星中間周波信号が供給されているとき、前記信号伝送手段を動作させる制御手段を、設けることもできる。
【0009】
このように構成された光受信機では、テレビジョン放送信号に加えて、衛星放送や衛星通信も受信する場合には、入力端子に衛星中間周波信号を供給する。このとき、制御手段が信号伝送手段を自動的に動作させるので、衛星中間周波信号は信号伝送手段を介して混合手段に供給され、更に出力端子に供給される。従って、信号伝送手段を手動で開閉する必要がない。
【0010】
この光受信機は、内蔵電源を有するものとできる。この場合、前記制御手段は、前記出力端子に前記制御信号が供給されているとき、前記信号伝送手段を動作させるように内蔵電源が動作電圧を供給することができ、前記出力端子に制御信号が非供給状態において前記内蔵電源からの動作電圧の前記信号伝送手段を中止し、これを停止させる。このように構成すると、信号伝送手段の動作、停止を遠隔制御によって行えるので、新たに衛星放送や衛星通信を受信する際に行う作業が簡易なものになる。しかも、信号伝送手段の動作及び動作停止は、内蔵電源からの動作電圧の供給開始、停止によって行える。
【0011】
さらに、光受信機は、前記制御信号が供給されたとき、前記入力端子に前記変換手段用の動作電圧を供給するように構成することもできる。この動作電圧は、光受信機が内蔵する電源から供給する。このように構成すると、衛星受信アンテナの変換手段に電源を供給でき、別途変換手段に電源を供給する必要がない。
【0012】
更に、前記制御信号は、前記出力端子に接続された受信手段からの直流信号、例えば直流電圧とすることができる。一般に、受信手段、例えば衛星放送受信用の受信手段は、衛星受信アンテナの変換手段用の電源をアンテナへのケーブルに重畳して供給できるように構成されているので、遠隔制御する場合にも、特別な設備が不要である。
【0013】
前記信号伝送手段は、前記衛星中間周波信号を増幅する増幅手段とすることができる。光電変換手段で電気信号に変換されたテレビジョン放送信号は、出力端子に供給されるまでに増幅されることがあり、また、所定のレベルにて出力するために、衛星中間周波信号も増幅するために増幅手段を設置することがある。しかし、衛星中間周波信号が供給されていない場合にも、増幅手段を動作させていることは、電力消費の観点から望ましくないし、またテレビジョン放送信号に対して不要なノイズを供給することにもなる。しかし、衛星中間周波信号が入力端子に供給されていないときには、増幅手段が動作しないように構成されているので、無駄な電力消費は生じないし、雑音をテレビジョン放送信号に供給することもない。
【発明の効果】
【0014】
以上のように、本発明によれば、当初にはテレビジョン放送信号の受信のみを行い、後に衛星放送や衛星通信を受信する場合にも、低コストで受信することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明の一実施形態の光受信機1は、共同受信システムにおいて、家屋に配置され、図2(a)に示すように光ファイバー3を介して光送信機5から伝送される光信号を受信するものである。この光受信機1は、図2(a)に示すように、電源部6を光受信機1の内部に内蔵した状態で使用する場合と、同図(b)に示すように、電源部6を外部に配置して使用する場合とがある。
【0016】
この光受信機1は、図1に示すように、光電変換手段、例えばフォトダイオード2を有している。このフォトダイオード2のカソードは、高周波阻止コイル4及び逆流阻止ダイオード42を介して電源端子7に接続され、アノードは、高周波阻止コイル8、抵抗器10の直列回路を介して基準電位点、例えば接地電位点に接続されている。電源部6が内蔵されている場合には、電源端子7に電源部6が接続される。フォトダイオード2には、上述したように光ファイバー3を介して伝送された光信号が供給される。この光信号は、例えば最高周波数が770MHzのUHF帯及びVHF帯のテレビジョン放送信号で変調されたもので、光信号がフォトダイオード2に供給されることによって、テレビジョン放送信号に対応した電流がフォトダイオード2に流れ、例えばフォトダイオード2のアノードに設けた直流阻止コンデンサ12を介して取り出され、増幅手段、例えば増幅器14に供給される。
【0017】
この増幅器14は、テレビジョン放送信号が供給される増幅段16と、その出力側に設けたレベル調整手段、例えばAGC回路18とを有し、このAGC回路18は、制御回路20によって、AGC回路18からの出力信号のレベルが予め定めた値になるように調整される。この制御を制御回路20が行うために、高周波阻止コイル8と抵抗器10との接続点から抵抗器10の両端間電圧が、制御回路20に入力されている。22、24はバイパスコンデンサである。また、増幅器14は、電源部6に接続され、直流動作電圧、例えば+15Vの直流電圧が供給されて、動作している。
【0018】
増幅器14の出力信号であるAGC回路18の出力信号は、混合手段、例えば混合器26、直流阻止コンデンサ28を介して出力端子30に供給される。出力端子30は、図2(a)に示すように伝送線路、例えば同軸ケーブル29を介して受信手段、例えばテレビジョン受信機31のアンテナ端子に接続されるか、図2(b)に示すように同軸ケーブル29に介在させた外部に配置された電源部6を介してテレビジョン受像機31に供給される。なお、図2(b)に示すように外部に電源部6を配置した場合、電源部6からの直流電圧は、出力端子30から、高周波阻止コイル46、逆流防止用ダイオード48を介して増幅器14及びフォトダイオード2のカソードに供給される。
【0019】
この光受信機1は、上述したように家屋に設置されるものであり、家屋に設置した図2(a)または図2(b)に示すような衛星アンテナ、例えば衛星放送及び(または)衛星通信アンテナ(33)に付属するコンバータ35からの衛星中間周波信号、例えば衛星放送及び(または)衛星通信中間周波信号(以下、BS・CS−IF信号と称する)が供給される入力端子、例えば衛星放送及び(または)衛星通信入力端子(以下、BS・CS入力端子と称する)32を有している。
【0020】
BS・CS入力端子32からのBS・CS−IF信号は、直流阻止コンデンサ34を介して信号伝送手段、例えばBS・CS−IF増幅器36に供給される。BS・CS−IF増幅器36は、BS・CS−IF信号が供給される増幅段38と、その出力側に設けられたレベル調整手段、例えば手動調整可能なMGC回路40とを有している。MGC回路40は、その出力レベルが、AGC回路18の出力レベルとほぼ一致するように調整される。BS・CS−IF増幅器36の出力信号、即ちMGC回路40の出力信号は、混合器26に供給されている。従って、出力端子30には、テレビジョン放送信号とBS・CS−IF信号との混合信号が供給される。
【0021】
BS・CS−IF増幅器36には、電源部6が内蔵されている場合には、電源部6から、電源端子7、逆流阻止ダイオード42及びスイッチ手段、例えば手動開閉スイッチ44を介して動作電圧が供給される。電源部6が外部配置されている場合には、電源部6から、出力端子30、高周波阻止コイル46、逆流防止ダイオード48及び手動開閉スイッチ44を介して動作電圧が供給される。但し、BS・CS入力端子32にBS・CS−IF信号が常に供給されるとは限らず、この光受信機1の設置家屋の所有者が衛星放送及び(または)衛星通信を受信しようとする場合に限り、BS・CS入力端子32にBS・CS−IF信号が供給される。BS・CS−IF信号が供給されていないにも拘わらず動作電圧をBS・CS−IF増幅器36に常時供給すると、無駄な電力消費が生じる上に、BS・CS−IF増幅器36からノイズが混合器26に供給され、テレビジョン放送信号のS/Nを悪化させる。そこで、衛星放送及び(または)衛星通信を受信しようとする場合に限り、手動開閉スイッチ44が閉じられて、電源部6から動作電圧が供給されて、BS・CS−IF増幅器36が動作する。
【0022】
また、開閉スイッチ44は高周波阻止コイル50を介してBS・CS入力端子32に接続されており、BS・CS入力端子32から、衛星放送及び(または)衛星通信アンテナ33のコンバータ35には、電源部6から動作電圧が供給される。なお、52、54はバイパスコンデンサである。
【0023】
このように構成した光受信機1では、光受信機を家屋に設置した状態において、衛星放送及び(または)衛星通信を受信しない場合には、手動開閉スイッチ44が開放されている。しかし、後に衛星放送及び(または)衛星通信を受信使用とする場合には、BS・CS入力端子32に衛星放送及び(または)衛星通信アンテナ33のコンバータ35を接続し、手動開閉スイッチ44を閉じる。このとき、新たに混合器等を設置する等の工事を行う必要がない。しかも、衛星放送及び(または)衛星通信を受信していないときには、無駄な電力消費を抑えることができるし、また入力端子32から雑音が混合器26に供給されることが無く、テレビジョン放送のS/Nを低下させることもない。
【0024】
本発明の第2の実施形態の光受信機1aを図3に示す。この実施形態は、電源部6を内蔵している状態において、テレビジョン受信機31がコンバータ35動作用の衛星放送及び(または)衛星通信アンテナ33のコンバータ35を動作させるため、出力端子30に接続されている同軸ケーブル29に例えば+15Vの動作用直流電圧を重畳している場合に、その動作電圧を検出して、自動的に開閉スイッチ44aを閉じるようにするものである。他の構成は、第1の実施形態と同一であるので、同一部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0025】
即ち、出力端子30には高周波阻止コイル46を介して検出部45が接続されており、出力端子30に+15Vの直流電圧が供給されたことを、検出部49が検出し、この検出に応じて開閉スイッチ44aが閉じられ、電源部6から動作電圧がBS・CS−IF増幅器36に供給され、これが動作する。即ち、開閉スイッチ44a及び検出部49は、BS・CS−IF増幅器36を動作させたり、停止させたりする制御手段として機能する。また、電源部6から動作電圧が、高周波阻止コイル50を介してBS・CS入力端子32に供給され、コンバータ35が動作する。なお、逆流防止ダイオード48は除去されている。
【0026】
本発明の第3の実施形態の光受信機1bを図4に示す。第2の実施形態と同一部分には、同一符号を付して、その説明を省略する。第2の実施形態の光受信機1aでは、コンバータ35には、電源部6から動作電圧が供給されている。即ち、出力端子30に供給された+15Vの動作電圧は、制御信号としてしか使用されていない。光受信機1bでは、出力端子30に供給された+15Vの動作電圧が、コンバータ35に動作電圧としても供給される。そのため、高周波阻止コイル46と検出部49との接続点は逆流防止用ダイオード48と開閉スイッチ44bとの直列回路を介して高周波阻止コイル50に接続されている。開閉スイッチ44a、44bは、検出部49が出力端子30に+15Vの直流電圧が供給されていることを検出したときに、閉じられる。これによって、電源部6によってBS・CS−IF増幅器36が動作し、コンバータ35はテレビジョン受信機31からの+15Bの直流電圧によって動作する。
【0027】
上記の第2及び第3の実施形態では、開閉スイッチ44aまたは開閉スイッチ44a、44bは、出力端子30に直流電圧が供給されているか否かによって開閉したが、例えばBS・CS入力端子32にBS・CS−IF信号が供給されたことを検出して、開閉スイッチ44a、開閉スイッチ44a、44bを開閉することもできる。上記の実施形態では、BS・CS−IF増幅器36を設けたが、受信機において所定の受信レベルが供給可能であれば、BS・CS−IF増幅器36は不要である。その場合には、第1の実施形態の開閉スイッチ44や第2の実施形態の開閉スイッチ44a、第3の実施形態の開閉スイッチ44a、44bを除去し、BS・CS入力端子32と混合器26との間に、信号伝送手段として、開閉スイッチを設ければよい。この開閉スイッチは、第1の実施形態の開閉スイッチ44と同様に手動によって開閉するように構成することもできるし、第2の実施形態よ同様に出力端子30に動作電圧が供給されたことを検出したとき、またはBS・CS入力端子32にBS・CS−IF信号が供給されたことを検出したとき、自動的に閉じるように構成することが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の第1実施形態の光受信機のブロック図である。
【図2】図1の光受信機の使用状態を示すブロック図である。
【図3】本発明の第2実施形態の光受信機のブロック図である。
【図4】本発明の第3実施形態の光受信機のブロック図である。
【符号の説明】
【0029】
2 フォトダイオード(光電変換手段))
26 混合器(混合手段)
30 出力端子
32 BS・CS入力端子(入力端子)
36 BS・CS増幅器(信号伝送手段)
44 開閉スイッチ(制御手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
テレビジョン放送信号で変調された光信号を受信し、前記テレビジョン放送信号を復調する光電変換手段と、
衛星受信アンテナに付属する変換手段から伝送された衛星中間周波信号が入力される入力端子と、
前記光電変換手段からの前記テレビジョン放送信号と前記衛星中間周波信号とを混合する混合手段と、
この混合手段の出力信号が供給される出力端子と、
前記入力端子と前記混合手段との間に設けられ、動作、動作停止を切換可能な信号伝送手段とを、
具備する光受信機。
【請求項2】
請求項1記載の光受信機において、前記入力端子に前記衛星中間周波信号が非供給のとき、前記信号伝送手段を停止させ、前記入力端子に前記衛星中間周波信号が供給されているとき、前記信号伝送手段を動作させる制御手段を、具備する光受信機。
【請求項3】
請求項2記載の光受信機において、内蔵電源を有し、前記制御手段は、前記出力端子に前記制御信号が供給されているとき、前記信号伝送手段に前記内蔵電源から動作電圧を供給して動作させ、前記出力端子に制御信号が非供給状態において前記信号伝送手段への前記内蔵電源からの動作電圧の供給を停止して前記信号伝送手段を停止させる光受信機。
【請求項4】
請求項3記載の光受信機は、前記制御信号が供給されたとき、前記入力端子に前記内蔵電源から前記変換手段用の動作電圧を供給する光受信機。
【請求項5】
請求項4記載の光受信機において、前記制御信号は、前記出力端子に接続された受信手段からの直流信号である光受信機。
【請求項6】
請求項1乃至4いずれか記載の光受信機において、前記信号伝送手段は、前記衛星中間周波信号を増幅する増幅手段である光受信機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−136167(P2010−136167A)
【公開日】平成22年6月17日(2010.6.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−310836(P2008−310836)
【出願日】平成20年12月5日(2008.12.5)
【出願人】(000109668)DXアンテナ株式会社 (394)
【Fターム(参考)】