説明

処理装置および画像形成装置

【課題】ユーザが所望する画像形成機能を的確に表示することのできる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】たとえば、ユーザにより、文字入力キー245の「け」が押圧されて入力されると、入力文字欄に「け」と表示される。そして、候補一覧249に、「け」を頭文字とする画像形成機能の名称が、記憶されている名称中から検索されて、該当する名称と関連付けられている画像形成機能が一覧表示される。詳しく説明すると、候補一欄249に「結合(集約)」という画像形成機能が表示されている。すなわち、この場合は、画像形成機能として「集約機能」が表示されており、「集約機能」には、「結合」という名称が関連付けられている。つまり、「結合」という名称に基づいて、「集約機能」が候補一覧に表示される。これにより、ユーザが所望する画像形成機能が的確に表示される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、処理装置および画像形成装置に関する。画像形成装置としては、特に、入力操作部を備えた画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、文字入力機能および入力予測機能を備えたデジタル機器が広く利用されている。たとえば、ワードプロセッサ等の文書作成装置では、ユーザは、所望の文書を作成するために文字入力動作を行う。そして、このような装置は、ユーザの文字入力動作の効率を向上させるために、入力予測処理を行うのが一般的となっている。
入力予測処理とは、ユーザが入力した文字に基づいて、その文字を頭文字とする単語等を予測するものであり、たとえば、装置内に備えられ、様々な単語等が登録された辞書データから、入力された文字を頭文字とする単語等を検索し、その検索結果を表示することにより行われる。これにより、ユーザは、入力しようとする単語等の頭文字を入力するだけで、その単語等が表示されるので、煩雑な文字入力動作を省くことができる。このような機能を有する装置が特許文献1に記載されている。
【特許文献1】特開2000−29874号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、このような入力予測処理を画像形成装置にて行うことが考えられる。具体的には、画像形成装置は、種々の画像形成機能を有しており、この画像形成機能を用いることで、たとえば、「拡大」、「縮小」等の種々の画像形成を行うことができる。そして、ユーザは、そのような画像形成を行うために所望とする画像形成機能を検索して設定しなければならないが、その動作は煩雑である。そこで、画像形成機能を設定するための入力操作部において、ユーザに対して所望とする画像形成機能の頭文字を入力させ、次いで、その文字に基づいて画像形成機能を予測して表示等すれば、ユーザが画像形成機能を検索する動作を省くことができ、作業性の向上を図ることができる。
【0004】
しかしながら、画像形成装置における画像形成機能の名称は、たとえば、メーカーごとで異なっている等、一義的に定まっているものではないため、ユーザが想像する画像形成機能の名称と設定すべき画像形成装置の名称とが一致しない場合がある。このような場合は、ユーザが入力する頭文字と、設定すべき画像形成機能の頭文字とが一致しないため、入力予測処理を正しく行うことができないといった問題がある。
【0005】
また、ここでは、画像形成装置を例に挙げたが、このような不都合は、画像形成装置に限らず、たとえばパソコンや携帯電話等の処理装置においても生じ得る。
この発明は、かかる背景のもとになされたもので、その目的は、ユーザが所望する処理機能を的確に表示することのできる処理装置を提供することである。
また、この発明の他の目的は、ユーザが所望する画像形成機能を的確に表示することのできる画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、文字を入力するための文字入力部(241)と、1つの処理機能に対して複数の名称を関連付けて登録する機能登録手段(302)と、上記文字入力部から少なくとも1文字が入力されたことに基づいて、その入力された文字を頭文字とする名称が上記機能登録手段によって登録されている名称の中のどれかを予測し、さらに、その予測した名称と関連付けられている処理機能を抽出する予測抽出手段(301)と、上記予測抽出手段で抽出された処理機能を表示する表示手段(241)と、上記表示手段に表示された処理機能を選択的に設定するための設定手段(251,252)と、を含むことを特徴とする処理装置である。
【0007】
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素などを表す。以下、この項において同じ。
この構成によれば、文字入力部に少なくとも1文字が入力されたことに基づいて、予測抽出手段によって処理機能の名称が予測され、さらに、その名称と関連付けられている処理機能が抽出されて表示される。これにより、たとえば、ユーザが想像する処理機能の名称が、ある処理機能に関連付けられている複数の名称のうちのいずれかであれば、その名称の頭文字を入力することで処理機能が表示される。よって、ユーザが所望する処理機能を的確に表示することができる。また、設定手段により、その表示された処理機能から所望の処理機能を設定することができる。
【0008】
たとえば、ユーザが覚えやすい名称を処理機能に関連付けて登録すれば、その名称の頭文字を入力することにより、処理機能が表示される。よって、ユーザが所望する処理機能を的確に表示することができる。
なお、処理装置とは、たとえば、パソコンであったり、携帯電話であったりする。
請求項2に記載の発明は、画像形成機能を設定するための入力操作部(24)を備えた画像形成装置(1)であって、上記入力操作部に設けられた文字を入力するための文字入力部(241)と、1つの画像形成機能に対して複数の名称を関連付けて登録する機能登録手段(302)と、上記文字入力部から少なくとも1文字が入力されたことに基づいて、その入力された文字を頭文字とする名称が上記機能登録手段によって登録されている名称の中のどれかを予測し、さらに、その予測した名称と関連付けられている画像形成機能を抽出する予測抽出手段(301)と、上記入力操作部に設けられ、上記予測抽出手段で抽出された画像形成機能を表示する表示手段(241)と、を含むことを特徴とする画像形成装置である。
【0009】
この構成によれば、文字入力部に少なくとも1文字が入力されたことに基づいて、予測抽出手段によって画像形成機能の名称が予測され、さらに、その名称と関連付けられている画像形成機能が抽出されて表示される。これにより、たとえば、ユーザが想像する画像形成機能の名称が、ある画像形成機能に関連付けられている複数の名称のうちのいずれかであれば、その名称の頭文字を入力することで画像形成機能が表示される。よって、ユーザが所望する画像形成機能を的確に表示することができる。
【0010】
たとえば、ユーザが覚えやすい名称を画像形成機能に関連付けて登録すれば、その名称の頭文字を入力することにより、画像形成機能が表示される。よって、ユーザが所望する画像形成機能を的確に表示することができる。
請求項3に記載の発明は、上記入力操作部(24)は、上記表示手段(241)に表示された画像形成機能を選択的に設定するための設定手段(251,252)を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置(1)である。
【0011】
この構成によれば、表示された画像形成機能を選択的に設定することができるので、ユーザは、予測抽出手段によって抽出された画像形成機能から所望とする画像形成機能を設定することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下では、この発明の実施の形態を、複写機を例にとって詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態にかかるデジタル複写機1の構成を概略的に示す正面図である。
デジタル複写機1には、略直方体形状の本体2と、本体2上に設けられた原稿送り装置3とが備えられている。また、本体2内には、原稿送り装置3により送られる原稿の内容を画像データとして読取る画像読取部21と、画像読取部21が読取った画像データに基づいて用紙に画像を形成(印刷)する画像形成部22と、画像を形成する各種サイズの用紙を収容する用紙収容部23とが備えられている。さらに、本体2の上方前面には、ユーザが所定の操作をする操作表示部24が備えられている。
【0013】
図2は、操作表示部24の構成を詳しく示す平面図である。
操作表示部24の中央には、液晶表示部241が備えられており、液晶表示部241の右方には、キー入力部242が備えられており、液晶表示部241の後方にはLED表示部243が備えられている。また、液晶表示部241の左方には設定部244が備えられている。
【0014】
キー入力部242は、テンキー242aやスタートキー242bなどで構成されている。設定部244は、各種設定キーで構成されており、入力予測設定キー244aを含んでいる。
ユーザは、液晶表示部241やキー入力部242、設定部244において、所定の操作を行うことができ、この操作に応じた信号が後述の制御部20に与えられる。また、制御部20からの信号に基づいて液晶表示部241の表示態様や、LED表示部243の発光態様が制御されることで、運転状況や設定状況などが表示される。
【0015】
図3は、デジタル複写機1の電気的構成を示すブロック図である。
デジタル複写機1には、上述した画像読取部21、画像形成部22および操作表示部24が備えられており、さらに、これらを制御する制御部20および画像データが保存されるHDD40が備えられている。
画像読取部21は、周知の構成であり、原稿に向けて光を照射するスキャナ211が備えられており、原稿の画像データは、スキャナ211から原稿に向けて照射した光の反射光をCCDイメージセンサ212で検出して、電気信号に変換することにより得られる。
【0016】
制御部20は、たとえば、マイクロコンピュータなどからなり、CPU301、ROM302、RAM303および画像データに所定の処理を施すための画像処理部304が備えられている。
また、制御部20には、画像読取部21、画像形成部22、操作表示部24およびHDD40が、それぞれI/F(インターフェース)305を介して、制御部20との間で信号やデータの入出力が可能である。
【0017】
そして、原稿送り装置3にセットされた原稿は、画像読取部21に送られ、画像読取部21において原稿の画像データが読取られる。その画像データは、CCDイメージセンサ212から、制御部20の画像処理部304に送られる。そして、画像処理部304において所定の処理が施された画像データは、HDD40に送られて、HDD40にて記憶される。
【0018】
そして、用紙に画像を形成(印刷)する場合には、HDD40に記憶されている画像データが読出されて画像処理部304に送られ、印刷のための信号処理が施されて画像形成部22のLSU(レーザ操作ユニット)221に送られる。
ここで、このデジタル複写機1は、後述するように、種々の画像形成機能を有しており、操作表示部24を操作して所望の画像形成機能を選択して設定することで、画像処理部304で画像データに所定の処理が施される。詳しくは、ROM302には、種々の画像形成機能のプログラムが記憶されており、操作表示部24において画像形成機能が設定されたことに応じて、CPU301がROM302からプログラムを読み出すことにより、画像データに所定の処理が施される。また、ROM302には、画像形成機能のプログラムと関連付けられている画像形成装置の名称も記憶されている。
【0019】
画像形成部22は、周知の構成であって、いわゆる電子写真方式により用紙に画像を形成するものであり、たとえば、図示しない感光体ドラムが一様に帯電させられ、LSU221からその感光体ドラムに、画像データに基づいた光が照射されることで、感光体ドラムに静電潜像が形成される。そして、静電潜像がトナー像に現像され、用紙収容部23から送られてきた用紙にトナー像が転写され、転写されたトナー像が定着させられることで用紙に画像が形成される。なお、デジタル複写機1は、たとえば、複合型の複写機であり、画像処理部304において処理を施した画像データを、外部装置に送信することもできる(図示せず)。
【0020】
図4は、ROM302に記憶されている画像形成機能の種類を表示した図である。
図4に示すように、ROM302にプログラムとして記憶されている画像形成機能の種類は多岐にわたり、詳しくは、ROM302には、217種類の画像形成機能が記憶されている(図4では、217種類の画像形成機能のうち、その一部が省略されて示されている)。また、図4では示されていないが、ROM302に記憶されている画像形成機能は、それぞれ複数の名称が関連付けられており、その名称もROM302に記憶されている。
【0021】
図5は、ROM302に記憶されている画像形成機能の名称の一例を示した図である。
ROM302では、1つの画像形成機能に対して複数の名称が関連付けられて記憶されている。たとえば、図5に示すように、「集約機能」という画像形成機能に対しては、「集約」、「Nup」、「2in1」、「4in1」、「8in1」、「Nin1」、「1枚にまとめる」、「まとめる」、「2枚」、「4枚」、「8枚」、「N枚」、「数枚をまとめる」、「結合」といった名称が関連付けられて記憶されている。このように、ROM302に記憶されている画像形成機能、すなわち、図4に示す画像形成機能は、それぞれ複数の名称が関連付けられている。
【0022】
図6および図7は、液晶表示部241の具体的な表示態様を示す図である。以下、図6および図7を参照して、デジタル複写機1における画像形成機能の設定における具体的な操作手順を説明する。
ユーザは、原稿送り装置3に原稿をセットした後、操作表示部24を操作して、所望の画像形成機能を設定して用紙に画像を形成する。このとき、ユーザは、所望の画像形成機能を、簡易な操作で迅速に検索して設定することができる。
【0023】
具体的には、ユーザによって、設定部244の入力予測設定キー244aが押圧されると、液晶表示部241に図6に示すように、文字入力キー245、アルファベット・数字切替キー246および削除キー247が表示される。
文字入力キー245は、複数の文字で構成されており、これらを押圧することで、その文字を入力することができる。また、文字入力キー245は、当初は、複数のひらがな文字で構成されている。
【0024】
アルファベット・数字切替キー246は、文字入力キー245として表示される文字を、ひらがな文字からアルファベットおよび数字に切替えるためのキーであり、アルファベット・数字切替キー246が押圧されると、文字入力キー245としてアルファベットおよび数字が表示される。なお、文字入力キー245としてアルファベットおよび数字が表示された場合には、ひらがな切替キー(図示せず)も併せて表示され、ひらがな切替キーが押圧されると、再び文字入力キー245としてひらがな文字が表示される。
【0025】
削除キー247は、入力された文字を削除するためのキーであり、たとえば、ユーザが誤った文字を入力した場合等に、削除キー247を押圧することでその文字を訂正することができ、その後、新たに正しい文字を入力することができる。
そして、ユーザにより、所望とする画像形成機能の頭文字が、文字入力キー245によって入力されると、液晶表示部241に図7に示すように、新たに、入力文字欄248、候補一覧249、選択キー251および設定キー252が表示される。
【0026】
入力文字欄248は、ユーザが入力した文字を表示するための欄である。
候補一覧249は、ユーザが所望する画像形成機能であると予測された画像形成機能を一覧表示するための欄である。
選択キー251は、上下を選択できるようにされており、選択キー251が操作されることにより、後述のカーソル253が上下に移動する。
【0027】
設定キー252は、候補一覧249に表示された画像形成機能の中から所望の画像形成機能を設定するためのキーである。
たとえば、液晶表示部241に図6に示す画面が表示されている状態で、ユーザにより、文字入力キー245の「け」が押圧されて入力されると、図7に示すように、入力文字欄に「け」と表示される。そして、候補一覧249に、「け」を頭文字とする画像形成機能の名称が、ROM302に記憶されている名称中から検索されて、該当する名称と関連付けられている画像形成機能が一覧表示される。
【0028】
詳しく説明すると、図7においては、候補一欄249に「結合(集約)」という画像形成機能が表示されている。すなわち、この場合は、画像形成機能として「集約機能」が表示されている。そして、「集約機能」という画像形成機能は、図5に示すように、「結合」という名称が関連付けられている。つまり、「け」を頭文字とする「結合」という名称に基づいて、「集約機能」が候補一覧に表示されていることになる。また、さらに詳しくは、たとえば、ユーザにより、文字入力キー245から「し」、「N」、「2」、「4」、「8」等が入力されると、「集約機能」には、「集約」、「Nup」、「2in1」、「4in1」、「8in1」等の名称が関連付けられているため、同様に、「集約機能」が候補一覧249に表示されることになる。
【0029】
また、当初は、この一覧表示される画像形成機能のうちのいずれかに、カーソル253が合わされている。なお、この実施形態では、「結合(集約)」にカーソル253が合わされている。
そして、ユーザにより、選択キー251が操作されると、カーソル253が候補一覧249に表示された画像形成機能に種々に合わされる。そして、設定キー252が押圧されると、カーソル253が合わされている画像形成機能が設定される。たとえば、図7に示すように、候補一覧249に表示された「結合(集約)」にカーソル253が合わされて設定キー252が押圧されると、液晶表示部241に、集約機能の詳細設定用の画面が表示される(図示せず)。
【0030】
その後、画像形成機能が設定されて、操作表示部24のスタートキー242bが押圧されると、その設定内容に基づいた画像が用紙に形成される。
なお、上述の説明において、文字入力キー245において、1文字目を押圧して入力した後に、さらに、2文字目以降を入力することも可能である。この場合には、入力された複数の文字を頭文字とする画像形成機能が候補一覧249に表示される。たとえば、1文字目に「け」と入力し、2文字目に「つ」と入力すると、候補一覧249には、「けつ」(「結」)を頭文字とする画像形成機能が一覧表示される。これにより、ユーザが所望とする画像形成機能がより的確に表示される。
【0031】
また、操作表示部24の操作により、画像形成機能と関連付けた名称を新たに登録することができる構成であってもよい。このようにすれば、ユーザが覚えやすい名称を画像形成機能に関連付けて登録することができる。よって、ユーザが所望する画像形成機能をより的確に表示することができる。
以上のように、この実施形態では、文字入力キー245が押圧されたことに基づいて、画像形成機能の名称が予測され、さらに、その名称と関連付けられている画像形成機能が抽出されて表示される。これにより、たとえば、ユーザが想像する画像形成機能の名称が、ある画像形成機能に関連付けられている複数の名称のうちのいずれかであれば、その名称の頭文字を押圧して入力することで画像形成機能が表示される。よって、ユーザが所望する画像形成機能を的確に表示することができる。
【0032】
また、液晶表示部241に表示された画像形成機能を、選択キー251および設定キー252を用いて選択的に設定することができるので、ユーザは、液晶表示部241に表示された画像形成機能から、所望とする画像形成機能を設定することができる。
なお、この実施形態では、デジタル複写機1を例に挙げて説明したが、上述の処理をパソコンや携帯電話等の処理装置において行うことも可能である。この場合には、パソコンや携帯電話等において、ユーザが所望する処理機能を的確に表示することができる。
【0033】
この発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】この発明の一実施形態にかかるデジタル複写機の構成を概略的に示す正面図である。
【図2】操作表示部の構成を詳しく示す平面図である。
【図3】デジタル複写機の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】ROMに記憶されている画像形成機能の種類を表示した図である。
【図5】ROMに記憶されている画像形成機能の名称の一例を示した図である。
【図6】文字入力キーが操作される前の液晶表示部の具体的な表示態様を示す図である。
【図7】文字入力キーが操作された後の液晶表示部の具体的な表示態様を示す図である。
【符号の説明】
【0035】
1 デジタル複写機
24 操作表示部
241 液晶表示部
251 選択キー
252 設定キー
301 CPU
302 ROM

【特許請求の範囲】
【請求項1】
文字を入力するための文字入力部と、
1つの処理機能に対して複数の名称を関連付けて登録する機能登録手段と、
上記文字入力部から少なくとも1文字が入力されたことに基づいて、その入力された文字を頭文字とする名称が上記機能登録手段によって登録されている名称の中のどれかを予測し、さらに、その予測した名称と関連付けられている処理機能を抽出する予測抽出手段と、
上記予測抽出手段で抽出された処理機能を表示する表示手段と、
上記表示手段に表示された処理機能を選択的に設定するための設定手段と、を含むことを特徴とする処理装置。
【請求項2】
画像形成機能を設定するための入力操作部を備えた画像形成装置であって、
上記入力操作部に設けられた文字を入力するための文字入力部と、
1つの画像形成機能に対して複数の名称を関連付けて登録する機能登録手段と、
上記文字入力部から少なくとも1文字が入力されたことに基づいて、その入力された文字を頭文字とする名称が上記機能登録手段によって登録されている名称の中のどれかを予測し、さらに、その予測した名称と関連付けられている画像形成機能を抽出する予測抽出手段と、
上記入力操作部に設けられ、上記予測抽出手段で抽出された画像形成機能を表示する表示手段と、を含むことを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
上記入力操作部は、上記表示手段に表示された画像形成機能を選択的に設定するための設定手段を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−146511(P2006−146511A)
【公開日】平成18年6月8日(2006.6.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−334927(P2004−334927)
【出願日】平成16年11月18日(2004.11.18)
【出願人】(000006150)京セラミタ株式会社 (13,173)
【Fターム(参考)】