説明

分析物の検出、定量及び増幅のための新規な組成物および方法

【課題】分析物の検出、定量及び増幅用の新規の組成物および方法を得る。
【解決手段】分析物の核酸アレイおよびライブラリーをこのような組成物および方法に有用に組入れる。ユニバーサルディテクションエレメントおよびシグナル伝達体などを使用して分析物を検出し、必要であるか所望する場合、更に定量する。ターゲット分析物の増幅もまた、本発明の組成物および方法によってもたらされる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
分析物のライブラリーからなる組成物であって、前記分析物は核酸のアレイにハイブリダイズし、前記核酸は固体支持体に固定化もしくは不動化され、前記分析物は内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)と前記UDTに付着したユニバーサルディテクションエレメント(UDE)とからなり、前記UDEは前記分析物の存在もしくは量またはUDEのUDTへの付着を示すシグナルを発生する組成物。
【請求項2】
前記分析物のライブラリーが器官、組織および細胞よりなる群から選択された生物資源から得られる請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記分析物がゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
前記類似物がPNAからなる請求項4に記載の組成物。
【請求項6】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれかにて改変される請求項4または5に記載の組成物。
【請求項7】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項1に記載の組成物。
【請求項8】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項7に記載の組成物。
【請求項9】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項7に記載の組成物。
【請求項10】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項1に記載の組成物。
【請求項11】
前記核酸が前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化される請求項1に記載の組成物。
【請求項12】
前記核酸が、化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化される請求項11に記載の組成物。
【請求項13】
前記内在性のUDTが3′ポリAセグメント、5′キャップ、2次的構造、、コンセンサス配列および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項1に記載の組成物。
【請求項14】
前記コンセンサス配列がポリA付加のためのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピーの繰返しおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項13に記載の組成物。
【請求項15】
前記UDEが核酸、核酸類似物、ポリペプチド、多糖類、合成ポリマーおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項1に記載の組成物。
【請求項16】
前記類似物がPNAからなる請求項4に記載の組成物。
【請求項17】
前記UDEが直接的もしくは間接的にシグナルを発生する請求項1に記載の組成物。
【請求項18】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項17に記載の組成物。
【請求項19】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項17に記載の組成物。
【請求項20】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項19に記載の組成物。
【請求項21】
分析物のライブラリーからなる組成物であって、前記分析物は核酸のアレイにハイブリダイズされ、前記核酸は固体支持体に固定化もしくは不動化され、前記分析物は非内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)と前記UDTにハイブリダイズされたユニバーサルディテクションエレメント(UDE)とからなり、前記UDEは前記分析物の存在もしくは量を検出するシグナルを直接的もしくは間接的に発生する組成物。
【請求項22】
前記分析物のライブラリーが器官、組織および細胞よりなる群から選択された生物資源から得られる請求項21に記載の組成物。
【請求項23】
前記分析物がゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項21に記載の組成物。
【請求項24】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される請求項21に記載の組成物。
【請求項25】
前記類似物がPNAからなる請求項24に記載の組成物。
【請求項26】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれかで改変される請求項24または25に記載の組成物。
【請求項27】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項21に記載の組成物。
【請求項28】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項27に記載の組成物。
【請求項29】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項27に記載の組成物。
【請求項30】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項21に記載の組成物。
【請求項31】
前記核酸が前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化される請求項21に記載の組成物。
【請求項32】
前記核酸が、化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化される請求項31に記載の組成物。
【請求項33】
前記非内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)がホモ重合化された配列からなる請求項21に記載の組成物。
【請求項34】
前記非内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)がヘテロ重合化された配列からなる請求項21に記載の組成物。
【請求項35】
前記UDEが核酸、核酸類似物およびその改変形態物よりなる群から選択される請求項21に記載の組成物。
【請求項36】
前記類似物がPNAからなる請求項35に記載の組成物。
【請求項37】
前記UDEが直接的もしくは間接的にシグナルを発生する請求項21に記載の組成物。
【請求項38】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項37に記載の組成物。
【請求項39】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項37に記載の組成物。
【請求項40】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項39に記載の組成物。
【請求項41】
分析物のライブラリーからなり、前記分析物は核酸のアレイにハイブリダイズされ、前記核酸は固体支持体に固定化もしくは不動化され、前記分析物と前記核酸との間の前記ハイブリダイズは複合体形成領域を発生すると共に、前記組成物はさらに前記領域に複合化されたシグナル発生体を含むことを特徴とする組成物。
【請求項42】
前記分析物のライブラリーが器官、組織および細胞よりなる群から選択された生物資源から得られる請求項41に記載の組成物。
【請求項43】
前記分析物がゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項41に記載の組成物。
【請求項44】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される請求項41に記載の組成物。
【請求項45】
前記類似物がPNAからなる請求項44に記載の組成物。
【請求項46】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれか1つで改変される請求項44または45に記載の組成物。
【請求項47】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項41に記載の組成物。
【請求項48】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項47に記載の組成物。
【請求項49】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項47に記載の組成物。
【請求項50】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項41に記載の組成物。
【請求項51】
前記核酸が、前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化される請求項41に記載の組成物。
【請求項52】
前記核酸が化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化される請求項41に記載の組成物。
【請求項53】
複合体形成のための前記領域がDNA−DNAハイブリッド、DNA−RNAハイブリッド、RNA−RNAハイブリッド、DNA−PNAハイブリッドおよびRNA−PNAハイブリッドよりなる群から選択される請求項41に記載の組成物。
【請求項54】
前記領域に複合化された前記シグナル発生体が蛋白質および挿入物よりなる群から選択される請求項41に記載の組成物。
【請求項55】
前記蛋白質が、ダブルストランド核酸に優先的に結合する核酸結合蛋白質からなる請求項54に記載の組成物。
【請求項56】
前記核酸結合蛋白質が抗体からなる請求項55に記載の組成物。
【請求項57】
前記抗体は、核酸ハイブリッドに対し特異性であり、DNA−DNAハイブリッド、DNA−RNAハイブリッド、RNA−RNAハイブリッド、DNA−PNAハイブリッドおよびRNA−PNAハイブリッドよりなる群から選択される請求項56に記載の組成物。
【請求項58】
前記挿入物が臭化エチジウム、臭化ジエチジウム、アクリジンオレンジおよびSYBRグリーンよりなる群から選択される請求項54に記載の組成物。
【請求項59】
前記蛋白質が直接的もしくは間接的にシグナルを発生する請求項41に記載の組成物。
【請求項60】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項59に記載の組成物。
【請求項61】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項59に記載の組成物。
【請求項62】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項61に記載の組成物。
【請求項63】
ライブラリーにおける意図する複数の核酸を検出もしくは定量する方法であって、
(a)(i)意図する前記核酸に相補的な固定化もしくは不動化した核酸のアレイと、
(ii)検出もしくは定量化しようとする意図する核酸を含む可能性のある核酸分析物のライブラリーであって、意図する前記核酸のそれぞれは少なくとも1種の内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)を含むライブラリーと、
(iii)シグナルを直接的もしくは間接的に発生するユニバーサルディテクションエレメント(UDE)とを提供し、
(b)前記ライブラリー(ii)を核酸の前記アレイ(i)とハイブリダイズさせて、意図する前記核酸が存在する場合にはハイブリッドを形成し、
(c)前記UDEを前記UDTと接触させて、前記アレイに結合した複合体を形成し、
(d)前記アレイに結合したUDEから発生するシグナルの量を検出もしくは測定することにより、前記複数の意図する核酸を検出もしくは定量する方法。
【請求項64】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される請求項63に記載の方法。
【請求項65】
前記類似物がPNAからなる請求項64に記載の方法。
【請求項66】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれか1つで改変される請求項64または65に記載の方法。
【請求項67】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項63に記載の方法。
【請求項68】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項67に記載の方法。
【請求項70】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項63に記載の方法。
【請求項71】
前記核酸が前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化される請求項63に記載の方法。
【請求項72】
前記核酸が、化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化される請求項71に記載の方法。
【請求項73】
前記分析物のライブラリーが器官、組織もしくは細胞よりなる群から選択された生物資源から得られる請求項63に記載の方法。
【請求項74】
前記分析物がゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項63に記載の方法。
【請求項75】
前記内在性のUDTが3′ポリAセグメント、5′キャップ、2次的構造、、コンセンサス配列および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項63に記載の方法。
【請求項76】
前記コンセンサス配列がポリA付加のためのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピーの繰返しおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項75に記載の方法。
【請求項77】
前記UDEが核酸、核酸類似物、ポリペプチド、多糖類、合成ポリマーおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項63に記載の方法。
【請求項78】
前記類似物がPNAからなる請求項64に記載の方法。
【請求項79】
前記UDEが直接的もしくは間接的にシグナルを発生する請求項63に記載の方法。
【請求項80】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項79に記載の方法。
【請求項81】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項79に記載の方法。
【請求項82】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項81に記載の方法。
【請求項83】
1回もしくはそれ以上の洗浄工程を含む請求項63に記載の方法。
【請求項84】
ライブラリーにおける意図する複数の核酸を検出もしくは定量する方法であって、
(a)(i)意図する前記核酸に相補的な固定化もしくは不動化した核酸のアレイと、
(ii)検出もしくは定量化しようとする意図する核酸を含む可能性のある核酸分析物のライブラリーであって、意図する前記核酸のそれぞれは少なくとも1種の内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)を含むライブラリーと、
(iii)シグナルを直接的もしくは間接的に発生するユニバーサルディテクションエレメント(UDE)とを提供し、
(b)前記UDEを前記UDTと核酸分析物の前記アレイで接触させて、1またはそれ以上の複合体を形成し、
(c)核酸分析物の前記ライブラリー(ii)を核酸の前記アレイ(i)とハイブリダイズさせて、意図する前記核酸が存在する場合にはハイブリッドを形成し、
(d)前記アレイに結合したUDEから発生するシグナルの量を検出もしくは測定することにより、前記複数の意図する核酸を検出もしくは定量する方法。
【請求項85】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される請求項84に記載の方法。
【請求項86】
前記類似物がPNAからなる請求項85に記載の方法。
【請求項87】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれか1つで改変される請求項85または86に記載の方法。
【請求項88】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項84に記載の方法。
【請求項89】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項88に記載の方法。
【請求項90】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項88に記載の方法。
【請求項91】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項84に記載の方法。
【請求項92】
前記核酸が前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化される請求項84に記載の方法。
【請求項93】
前記核酸が、化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化される請求項92に記載の方法。
【請求項94】
前記分析物のライブラリーが器官、組織もしくは細胞よりなる群から選択された生物資源から得られる請求項84に記載の方法。
【請求項95】
前記分析物がゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項84に記載の方法。
【請求項96】
前記内在性のUDTが3′ポリAセグメント、5′キャップ、2次的構造、コンセンサス配列および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項84に記載の方法。
【請求項97】
前記コンセンサス配列がポリA付加のためのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピーの繰返しおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項96に記載の方法。
【請求項98】
前記UDEが核酸、核酸類似物、ポリペプチド、多糖類、合成ポリマーおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項84に記載の方法。
【請求項99】
前記類似物がPNAからなる請求項98に記載の方法。
【請求項100】
前記UDEが直接的もしくは間接的にシグナルを発生する請求項84に記載の方法。
【請求項101】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項100に記載の方法。
【請求項102】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項100に記載の方法。
【請求項103】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項102に記載の方法。
【請求項104】
1回もしくはそれ以上の洗浄工程を含む請求項84に記載の方法。
【請求項105】
ライブラリーにおける意図する複数の核酸を検出もしくは定量する方法であって、
(a)(i)意図する前記核酸に相補的な固定化もしくは不動化した核酸のアレイと、
(ii)検出もしくは定量化しようとする意図する核酸を含む可能性のある核酸分析物のライブラリーであって、意図する前記核酸のそれぞれは少なくとも1種の内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)を含み、前記非内在性のUDTは前記核酸分析物に付着するライブラリーと、
(iii)シグナルを直接的もしくは間接的に発生するユニバーサルディテクションエレメント(UDE)とを提供し、
(b)前記ライブラリー(ii)を核酸の前記アレイ(i)とハイブリダイズさせて、意図する前記核酸が存在する場合にはハイブリッドを形成し、
(c)前記UDEを前記UDTと接触させて、前記アレイに結合した複合体を形成し、
(d)前記アレイに結合したUDEから発生するシグナルの量を検出もしくは測定することにより前記複数の意図する核酸を検出もしくは定量する方法。
【請求項106】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される請求項105に記載の方法。
【請求項107】
前記類似物がPNAからなる請求項106に記載の方法。
【請求項108】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれか1つで改変される請求項106または107に記載の方法。
【請求項109】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項105に記載の方法。
【請求項110】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項109に記載の方法。
【請求項111】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項109に記載の方法。
【請求項112】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項105に記載の方法。
【請求項113】
前記核酸が前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化される請求項105に記載の方法。
【請求項114】
前記核酸が、化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化される請求項113に記載の方法。
【請求項115】
前記分析物のライブラリーが器官、組織もしくは細胞よりなる群から選択された生物資源から得られる請求項105に記載の方法。
【請求項116】
前記分析物がゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項105に記載の方法。
【請求項117】
前記非内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)がホモ重合化された配列からなる群から選択される請求項105に記載の方法。
【請求項118】
前記非内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)がヘテロ重合化された配列からなる群から選択される請求項105に記載の方法。
【請求項119】
前記UDEが核酸、核酸類似物、ポリペプチドおよび前記その改変形態物よりなる群から選択される請求項105に記載の方法。
【請求項120】
前記類似物がPNAからなる請求項119に記載の方法。
【請求項121】
前記UDEが直接的もしくは間接的にシグナルを発生する請求項105に記載の方法。
【請求項122】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項121に記載の方法。
【請求項123】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項121に記載の方法。
【請求項124】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項123に記載の方法。
【請求項125】
1回もしくはそれ以上の洗浄工程を含む請求項105に記載の方法。
【請求項126】
ライブラリーにおける意図する複数の核酸を検出もしくは定量する方法であって、
(a)(i)意図する前記核酸に相補的な固定化もしくは不動化した核酸のアレイと、
(ii)検出もしくは定量化しようとする意図する核酸を含む可能性のある核酸分析物のライブラリーであって、意図する前記核酸のそれぞれは少なくとも1種の非内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)を含み、前記非内在性のUDTは前記核酸分析物に付着するライブラリーと、
(iii)シグナルを直接的もしくは間接的に発生するユニバーサルディテクションエレメント(UDE)とを提供し、
(b)前記UDEを前記UDTと核酸分析物の前記ライブラリーで接触させて、1もしくはそれ以上の複合体を形成し、
(c)前記ライブラリー(ii)を核酸の前記アレイ(i)とハイブリダイズさせて、意図する前記核酸が存在する場合にはハイブリッドを形成し、
(d)前記アレイに結合したUDEから発生するシグナルの量を検出もしくは測定することにより、前記複数の意図する核酸を検出もしくは定量する方法。
【請求項127】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される請求項126に記載の方法。
【請求項128】
前記類似物がPNAからなる請求項127に記載の方法。
【請求項129】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれか1つで改変される請求項127または128に記載の方法。
【請求項130】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項126に記載の方法。
【請求項131】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項130に記載の方法。
【請求項132】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項130に記載の方法。
【請求項133】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項126に記載の方法。
【請求項134】
前記核酸が前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化される請求項126に記載の方法。
【請求項135】
前記核酸が、化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化される請求項134に記載の方法。
【請求項136】
前記分析物のライブラリーが器官、組織もしくは細胞よりなる群から選択される生物資源から得られる請求項126に記載の方法。
【請求項137】
前記分析物がゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項126に記載の方法。
【請求項138】
前記非内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)がホモ重合化された配列からなる請求項126に記載の方法。
【請求項139】
前記非内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)がヘテロ重合化された配列からなる請求項126に記載の方法。
【請求項140】
前記UDEが核酸、核酸類似物、ポリペプチド、多糖類およびその改変形態物よりなる群から選択される請求項126に記載の方法。
【請求項141】
前記類似物がPNAからなる請求項140に記載の方法。
【請求項142】
前記UDEが直接的もしくは間接的にシグナルを発生する請求項126に記載の方法。
【請求項143】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項142に記載の方法。
【請求項144】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項142に記載の方法。
【請求項145】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項144に記載の方法。
【請求項146】
1回もしくはそれ以上の洗浄工程を含む請求項126に記載の方法。
【請求項147】
ライブラリーにおける意図する複数の核酸を検出もしくは定量する方法であって、
(a)(i)意図する前記核酸に相補的な固定化もしくは不動化した核酸のアレイと、
(ii)検出もしくは定量化しようとする意図する核酸を含む可能性のある核酸分析物のライブラリーと、
(iii)1もしくはそれ以上のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)を核酸に付着させる手段と、
(iv)シグナルを直接的もしくは間接的に発生するユニバーサルディテクションエレメント(UDE)とを提供し、
(b)前記UDT(iii)を核酸分析物の前記ライブラリー(ii)に付着させ、
(c)前記ライブラリー(ii)を核酸の前記アレイ(i)とハイブリダイズさせて、前記意図する核酸が存在する場合にはハイブリッドを形成し、
(d)前記UDEを前記UDTと接触させて、前記アレイに結合した複合体を形成し、
(e)前記アレイに結合したUDEから発生するシグナルの量を検出もしくは測定することにより、意図する前記複数の核酸を検出もしくは定量する方法。
【請求項148】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される請求項147に記載の方法。
【請求項149】
前記類似物がPNAからなる請求項148に記載の方法。
【請求項150】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれか1つで改変される請求項148または149に記載の方法。
【請求項151】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項147に記載の方法。
【請求項152】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項151に記載の方法。
【請求項153】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項151に記載の方法。
【請求項154】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項147に記載の方法。
【請求項155】
前記核酸が前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化される請求項147に記載の方法。
【請求項156】
前記核酸が、化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化される請求項155に記載の方法。
【請求項157】
前記分析物のライブラリーが器官、組織もしくは細胞よりなる群から選択された生物資源から得られる請求項147に記載の方法。
【請求項158】
前記分析物がゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項147に記載の方法。
【請求項159】
前記付着手段が、ポリA−ポリメラーゼおよび末端転写酵素よりなる群から選択される酵素を介しホモ重合化された配列を付加する請求項147に記載の方法。
【請求項160】
前記付着手段が、DNAリガーゼおよびRNAリガーゼよりなる群から選択される酵素を介しホモ重合化もしくはヘテロ重合化された配列を付加する請求項147に記載の方法。
【請求項161】
前記UDEが核酸、核酸類似物およびその改変形態物よりなる群から選択される請求項147に記載の方法。
【請求項162】
前記類似物がPNAからなる請求項161に記載の方法。
【請求項163】
前記UDEが直接的もしくは間接的にシグナルを発生する請求項147に記載の方法。
【請求項164】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項163に記載の方法。
【請求項165】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項163に記載の方法。
【請求項166】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項165に記載の方法。
【請求項167】
1回もしくはそれ以上の洗浄工程を含む請求項147に記載の方法。
【請求項168】
ライブラリーにおける意図する複数の核酸を検出もしくは定量する方法であって、
(a)(i)意図する前記核酸に相補的な固定化もしくは不動化した核酸のアレイと、
(ii)検出もしくは定量化しようとする意図する核酸を含む可能性のある核酸分析物のライブラリーと、
(iii)1もしくはそれ以上のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)を核酸に付着させる手段と、
(iv)シグナルを直接的もしくは間接的に発生するユニバーサルディテクションエレメント(UDE)とを提供し、
(b)前記UDT(iii)を核酸分析物の前記ライブラリー(ii)に付着させ、
(c)前記UDEを前記UDTと核酸分析物の前記ライブラリーで接触して、1もしくはそれ以上の複合体を形成し、
(d)前記ライブラリー(ii)を核酸の前記アレイ(i)とハイブリダイズさせて、前記意図する核酸が存在する場合にはハイブリッドを形成し、
(e)前記アレイに結合したUDEから発生するシグナルの量を検出もしくは測定することにより、意図する前記複数の核酸を検出もしくは定量する方法。
【請求項169】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される請求項168に記載の方法。
【請求項170】
前記類似物がPNAからなる請求項169に記載の方法。
【請求項171】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれか1つで改変される請求項169または170に記載の方法。
【請求項172】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項168に記載の方法。
【請求項173】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項172に記載の方法。
【請求項174】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項172に記載の方法。
【請求項175】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項168に記載の方法。
【請求項176】
前記核酸が前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化される請求項168に記載の方法。
【請求項177】
前記核酸が、化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化される請求項176に記載の方法。
【請求項178】
前記分析物のライブラリーが器官、組織もしくは細胞よりなる群から選択される生物資源から得られる請求項168に記載の方法。
【請求項179】
前記分析物がゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項168に記載の方法。
【請求項180】
前記付着手段が、ポリA−ポリメラーゼおよび末端転写酵素よりなる群から選択される酵素を介しホモ重合化された配列を付加する請求項168に記載の方法。
【請求項181】
前記付着手段が、DNAリガーゼおよびRNAリガーゼよりなる群から選択される酵素を介しホモ重合化もしくはヘテロ重合化された配列を付加する請求項168に記載の方法。
【請求項182】
前記UDEが核酸、核酸類似物およびその改変形態物よりなる群から選択される請求項168に記載の方法。
【請求項183】
前記類似物がPNAからなる請求項182に記載の方法。
【請求項184】
前記UDEが直接的もしくは間接的にシグナルを発生する請求項168に記載の方法。
【請求項185】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項184に記載の方法。
【請求項186】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項184に記載の方法。
【請求項187】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項186に記載の方法。
【請求項188】
1回もしくはそれ以上の洗浄工程を含む請求項168に記載の方法。
【請求項189】
ライブラリーにおける意図する複数の核酸を検出もしくは定量する方法であって、
(a)(i)意図する前記核酸に相補的な固定化もしくは不動化した核酸のアレイと、
(ii)検出もしくは定量化しようとする意図する核酸を含む可能性のある核酸分析物のライブラリーと、
(iii)複合体形成のための核酸ハイブリッドにより形成される領域に結合すると共にシグナルを直接的もしくは間接的に発生するユニバーサルディテクションエレメント(UDE)とを提供し、
(b)前記ライブラリー(ii)を核酸の前記アレイ(i)とハイブリダイズして、意図する前記核酸が存在する場合には複合体形成領域を提供するハイブリッドを形成し、
(c)前記UDEを前記ハイブリッドと接触させて、前記アレイに結合した複合体を形成し、
(d)前記アレイに結合したUDEから発生するシグナルの量を検出もしくは測定することにより、前記複数の意図する核酸を検出もしくは定量する方法。
【請求項190】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される請求項189に記載の方法。
【請求項191】
前記類似物がPNAからなる請求項190に記載の方法。
【請求項192】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれか1つで改変される請求項190または191に記載の方法。
【請求項193】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項189に記載の方法。
【請求項194】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項193に記載の方法。
【請求項195】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項193に記載の方法。
【請求項196】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項189に記載の方法。
【請求項197】
前記核酸が前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化される請求項189に記載の方法。
【請求項198】
前記核酸が、化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化される請求項197に記載の方法。
【請求項199】
前記分析物のライブラリーが器官、組織および細胞よりなる群から選択された生物資源から得られる請求項189に記載の方法。
【請求項200】
前記分析物がゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項189に記載の方法。
【請求項201】
複合体形成のための前記領域がDNA−DNAハイブリッド、DNA−RNAハイブリッド、RNA−RNAハイブリッド、DNA−PNAハイブリッドおよびRNA−PNAハイブリッドよりなる群から選択される請求項189に記載の方法。
【請求項202】
前記領域に複合化された前記シグナル形成物質が蛋白質および挿入物よりなる群から選択される請求項189に記載の方法。
【請求項203】
前記蛋白質がダブルストランド核酸に優先的に結合する核酸結合蛋白質からなる請求項202に記載の方法。
【請求項204】
前記核酸結合蛋白質が抗体からなる請求項203に記載の方法。
【請求項205】
前記抗体は、核酸ハイブリッドに対し特異性であり、DNA−DNAハイブリッド、DNA−RNAハイブリッド、RNA−RNAハイブリッド、DNA−PNAハイブリッドおよびRNA−PNAハイブリッドよりなる群から選択される請求項204に記載の方法。
【請求項206】
前記挿入物が臭化エチジウム、臭化ジエチジウム、アクリジンオレンジおよびSYBRグリーンよりなる群から選択される請求項202に記載の方法。
【請求項207】
前記蛋白質が直接的もしくは間接的にシグナルを発生する請求項189に記載の方法。
【請求項208】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項207に記載の方法。
【請求項209】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項207に記載の方法。
【請求項210】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項209に記載の方法。
【請求項211】
1回もしくはそれ以上の洗浄工程を含む請求項189に記載の方法。
【請求項212】
核酸分析物コピーのライブラリーからなり、前記第1の核酸コピーは核酸のアレイにハイブリダイズされ、前記核酸は固体支持体に固定化もしくは不動化され、前記第1の核酸コピーは内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)と前記UDTに付着したユニバーサルディテクションエレメント(UDE)とからなり、前記UDEは直接的もしくは間接的にシグナルを発生して前記分析物の存在もしくは量を検出する組成物。
【請求項213】
前記分析物のライブラリーが器官、組織および細胞よりなる群から選択された生物資源から得られる請求項212に記載の組成物。
【請求項214】
前記分析物がゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項212に記載の組成物。
【請求項215】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される請求項212に記載の組成物。
【請求項216】
前記類似物がPNAからなる請求項215に記載の組成物。
【請求項217】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれか1つにて改変される請求項215または216に記載の組成物。
【請求項218】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項212に記載の組成物。
【請求項219】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項218に記載の組成物。
【請求項220】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項218に記載の組成物。
【請求項221】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項212に記載の組成物。
【請求項222】
前記核酸が前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化される請求項212に記載の組成物。
【請求項223】
前記核酸が、化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化される請求項222に記載の組成物。
【請求項224】
前記内在性のUDTがポリTセグメント、2次的構造、コンセンサス配列および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項212に記載の組成物。
【請求項225】
前記コンセンサス配列がポリA付加のためのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピーの繰返しおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項224に記載の組成物。
【請求項226】
前記UDEが核酸、核酸類似物、ポリペプチド、多糖類、合成ポリマーおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項212に記載の組成物。
【請求項227】
前記類似物がPNAからなる請求項226に記載の組成物。
【請求項228】
前記UDEが直接的もしくは間接的にシグナルを発生する請求項212に記載の組成物。
【請求項229】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項228に記載の組成物。
【請求項230】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項228に記載の組成物。
【請求項231】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項230に記載の組成物。
【請求項232】
第1の核酸コピーのライブラリーからなる組成物であって、前記第1の核酸コピーは核酸のアレイにハイブリダイズされ、前記核酸は固体支持体に固定化もしくは不動化され、前記第1の核酸コピーは1もしくはそれ以上の非内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)と前記UDTに付着した1もしくはそれ以上のユニバーサルディテクションエレメント(UDE)とからなり、前記UDEは直接的もしくは間接的にシグナルを発生して前記分析物の存在もしくは量を検出し、前記UDTは(i)前記第1の核酸コピーの5′末端に位置すると共にオリゴTセグメントもしくは配列に隣接せず、または(ii)前記第1の核酸コピーの3′末端に位置し、または(iii)その(i)と(ii)との両者のいずれかである組成物。
【請求項233】
前記分析物のライブラリーが器官、組織および細胞よりなる群から選択された生物資源から得られる請求項232に記載の組成物。
【請求項234】
前記分析物がゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項232に記載の組成物。
【請求項235】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される請求項232に記載の組成物。
【請求項236】
前記類似物がPNAからなる請求項235に記載の組成物。
【請求項237】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれか1つで改変される請求項235または236に記載の組成物。
【請求項238】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項232に記載の組成物。
【請求項239】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項238に記載の組成物。
【請求項240】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項238に記載の組成物。
【請求項241】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項232に記載の組成物。
【請求項242】
前記核酸が前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化される請求項232に記載の組成物。
【請求項243】
前記核酸が、化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化される請求項242に記載の組成物。
【請求項244】
前記非内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)がホモ重合化された配列からなる請求項232に記載の組成物。
【請求項245】
前記非内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)がヘテロ重合化された配列からなる請求項232に記載の組成物。
【請求項246】
前記UDEが核酸、核酸類似物、ポリペプチド、多糖類、合成ポリマーおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項232に記載の組成物。
【請求項247】
前記類似物がPNAからなる請求項246に記載の組成物。
【請求項248】
前記UDEが直接的もしくは間接的にシグナルを発生する請求項232に記載の組成物。
【請求項249】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項248に記載の組成物。
【請求項250】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項248に記載の組成物。
【請求項251】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項250に記載の組成物。
【請求項252】
ライブラリーにおける意図する複数の核酸を検出もしくは定量する方法であって、
(a)(i)意図する前記核酸と部分的もしくは全体的に同一の固定化もしくは不動化された核酸のアレイと、
(ii)検出もしくは定量化しようとする意図する核酸を含有しうる核酸分析物のライブラリーであって、前記意図する核酸のそれぞれは少なくとも1種の内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)を含むライブラリーと、
(iii)シグナルを直接的もしくは間接的に発生するユニバーサルディテクションエレメント(UDE)と、
(iv)分析物の前記核酸の核酸コピーを合成する重合化手段とを設け、
(b)前記核酸分析物の全部もしくは1部に相補的である1もしくはそれ以上の第1の核酸コピーを合成すると共に、前記UDTの全部もしくは1部に相補的である配列を合成して相補的UDTを形成し、
(c)前記第1の核酸コピーを前記核酸のアレイ(i)とハイブリダイズさせて、前記意図する核酸が存在する場合にはハイブリッドを形成し、
(d)前記UDEを前記第1の核酸コピーの前記相補的UDTと接触させて、前記アレイに結合した複合体を形成し、
(e)前記アレイに結合したUDEから発生するシグナルの量を検出もしくは測定することにより、意図する前記複数の核酸を検出もしくは定量する方法。
【請求項253】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される請求項252に記載の方法。
【請求項254】
前記類似物がPNAからなる請求項253に記載の方法。
【請求項255】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれか1つで改変される請求項253または254に記載の方法。
【請求項256】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項252に記載の方法。
【請求項257】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項256に記載の方法。
【請求項258】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項256に記載の方法。
【請求項259】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項252に記載の方法。
【請求項260】
前記核酸が前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化される請求項252に記載の方法。
【請求項261】
前記核酸が、化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化される請求項260に記載の方法。
【請求項262】
前記分析物のライブラリーが器官、組織もしくは細胞よりなる群から選択された生物資源から得られる請求項252に記載の方法。
【請求項263】
前記分析物がゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項252に記載の方法。
【請求項264】
前記内在性のUDTがポリTセグメント、2次的構造、コンセンサス配列および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項252に記載の方法。
【請求項265】
前記コンセンサス配列がポリA付加のためのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピーの繰返しおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項264に記載の方法。
【請求項266】
前記UDEが核酸、核酸類似物、ポリペプチド、多糖類、合成ポリマーおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項252に記載の方法。
【請求項267】
前記類似物がPNAからなる請求項266に記載の方法。
【請求項268】
前記UDEがシグナルを直接的もしくは間接的に発生する請求項252に記載の方法。
【請求項269】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項268に記載の方法。
【請求項270】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項268に記載の方法。
【請求項271】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項270に記載の方法。
【請求項272】
前記重合化手段がイー・コリDNAPol I、イー・コリDNAPol Iのクレノーフラグメント、Bst DNAポリメラーゼ、Bca DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Tth DNAポリメラーゼ、T4DNAポリメラーゼ、ALV逆転写酵素、MuLV逆転写酵素、RSV逆転写酵素、HIV−1逆転写酵素、HIV−2逆転写酵素、センシスクリプトおよびオムニスクリプトよりなる群から選択される請求項252に記載の方法。
【請求項273】
ライブラリーにおける意図する複数の核酸を検出もしくは定量する方法であって、
(a)(i)意図する前記核酸と部分的もしくは全体的に同一の固定化もしくは不動化された核酸のアレイと、
(ii)検出もしくは定量化しようとする意図する核酸を含有しうる核酸分析物のライブラリーであって、前記意図する核酸のそれぞれは少なくとも1種の内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)を含むライブラリーと、
(iii)シグナルを直接的もしくは間接的に発生するユニバーサルディテクションエレメント(UDE)と、
(iv)前記核酸分析物の核酸コピーを合成する重合化手段とを設け、
(b)前記核酸分析物の1もしくはそれ以上の第1の核酸コピーを合成し、
(c)前記UDEを前記第1の核酸コピーにおける前記UDTと接触させて、1もしくはそれ以上の複合体を形成し、
(d)前記第1の核酸コピーを前記核酸のアレイ(i)とハイブリダイズさせて前記意図する核酸が存在する場合にはハイブリッドを形成し、
(e)前記アレイに結合したUDEから発生するシグナルの量を検出もしくは測定することにより、意図する前記複数の核酸を検出もしくは定量する方法。
【請求項274】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される請求項273に記載の方法。
【請求項275】
前記類似物がPNAからなる請求項274に記載の方法。
【請求項276】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれか1つで改変される請求項274または275に記載の方法。
【請求項277】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項273に記載の方法。
【請求項278】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項277に記載の方法。
【請求項279】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項277に記載の方法。
【請求項280】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項273に記載の方法。
【請求項281】
前記核酸が前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化される請求項273に記載の方法。
【請求項282】
前記核酸が化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化される請求項281に記載の方法。
【請求項283】
前記分析物のライブラリーが器官、組織もしくは細胞よりなる群から選択された生物資源から得られる請求項273に記載の方法。
【請求項284】
前記分析物がゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項273に記載の方法。
【請求項285】
前記内在性のUDTがポリTセグメント、2次的構造、コンセンサス配列および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項273に記載の方法。
【請求項286】
前記コンセンサス配列がポリA付加のためのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピーの繰返しおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項285に記載の方法。
【請求項287】
前記UDEが核酸、核酸類似物、ポリペプチド、多糖類、合成ポリマーおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項273に記載の方法。
【請求項288】
前記類似物がPNAからなる請求項287に記載の方法。
【請求項289】
前記UDEがシグナルを直接的もしくは間接的に発生する請求項273に記載の方法。
【請求項290】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項289に記載の方法。
【請求項291】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項289に記載の方法。
【請求項292】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項291に記載の方法。
【請求項293】
前記重合化手段がイー・コリDNAPol I、イー・コリDNAPol Iのクレノーフラグメント、Bst DNAポリメラーゼ、Bca DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Tth DNAポリメラーゼ、T4DNAポリメラーゼ、ALV逆転写酵素、MuLV逆転写酵素、RSV逆転写酵素、HIV−1逆転写酵素、HIV−2逆転写酵素、センシスクリプトおよびオムニスクリプトよりなる群から選択される請求項282に記載の方法。
【請求項294】
ライブラリーにおける意図する複数の核酸を検出もしくは定量する方法であって、
(a)(i)意図する前記核酸と部分的もしくは全体的に同一な固定化もしくは不動化された核酸のアレイと、
(ii)検出もしくは定量しようとする意図する核酸を含む可能性のある核酸分析物のライブラリーと、
(iii)1もしくはそれ以上の非内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)を核酸に付着させる手段と、
(iv)シグナルを直接的もしくは間接的に発生するユニバーサルディテクションエレメント(UDE)と、
(v)前記核酸分析物のコピーを合成する重合化手段とを設け、
(b)前記非内在性のUDTを前記核酸分析物の3′末端、前記第1核酸分析物の5′末端、または前記核酸分析物の前記3′末端および前記5′末端の両者に付着させ、
(c)前記核酸分析物の1もしくはそれ以上の第1の核酸コピーを合成し、
(d)前記第1の核酸コピーを核酸の前記アレイ(i)とハイブリダイズさせて、意図する前記核酸が存在する場合にはハイブリッドを形成し、
(e)前記UDEを前記第1の核酸コピーのUDTと接触させて、前記アレイに結合した複合体を形成し、
(f)前記アレイに結合したUDEから発生するシグナルの量を検出もしくは測定することにより、意図する複数の前記核酸を検出もしくは定量する方法。
【請求項295】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される請求項294に記載の方法。
【請求項296】
前記類似物がPNAからなる請求項295に記載の方法。
【請求項297】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれか1つで改変される請求項295または296に記載の方法。
【請求項298】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項294に記載の方法。
【請求項299】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項298に記載の方法。
【請求項300】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項298に記載の方法。
【請求項301】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項294に記載の方法。
【請求項302】
前記核酸が前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化される請求項294に記載の方法。
【請求項303】
前記核酸が、化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化される請求項302に記載の方法。
【請求項304】
前記分析物のライブラリーが器官、組織もしくは細胞よりなる群から選択された生物資源から得られる請求項294に記載の方法。
【請求項305】
前記分析物がゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項294に記載の方法。
【請求項306】
前記付着手段が、ポリAポリメラーゼおよび末端転写酵素よりなる群から選択される酵素を介しホモ重合化された配列を付加する請求項294に記載の方法。
【請求項307】
前記付着手段が、DNAリガーゼおよびRNAリガーゼよりなる群から選択される酵素を介しホモ重合化もしくはヘテロ重合化された配列を付加する請求項294に記載の方法。
【請求項308】
前記UDEが核酸、核酸類似物および改変形態物よりなる群から選択される請求項294に記載の方法。
【請求項309】
前記類似物がPNAからなる請求項308に記載の方法。
【請求項310】
前記UDEが直接的もしくは間接的にシグナルを発生する請求項294に記載の方法。
【請求項311】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項310に記載の方法。
【請求項312】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項310に記載の方法。
【請求項313】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項312に記載の方法。
【請求項314】
前記重合化手段がイー・コリDNAPol I、イー・コリDNAPol Iのクレノーフラグメント、Bst DNAポリメラーゼ、Bca DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Tth DNAポリメラーゼ、T4DNAポリメラーゼ、ALV逆転写酵素、MuLV逆転写酵素、RSV逆転写酵素、HIV−1逆転写酵素、HIV−2逆転写酵素、センシスクリプトおよびオムニスクリプトよりなる群から選択される請求項294に記載の方法。
【請求項315】
ライブラリーにおける意図する複数の核酸を検出もしくは定量する方法であって、
(a)(i)意図する前記核酸と部分的もしくは全体的に同一な固定化もしくは不動化された核酸のアレイと、
(ii)検出もしくは定量しようとする意図する核酸を含む可能性のある核酸分析物のライブラリーと、
(iii)1もしくはそれ以上の非内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)を核酸に付着させる手段と、
(iv)シグナルを直接的もしくは間接的に発生するユニバーサルディテクションエレメント(UDE)と、
(v)前記核酸分析物の核酸コピーを合成する重合化手段とを設け、
(b)前記非内在性のUDTを前記核酸分析物の3′末端、前記第1核酸分析物の5′末端、または前記核酸分析物の前記3′末端および前記5′末端の両者に付着させ、
(c)前記核酸分析物の1もしくはそれ以上の第1の核酸コピーを合成し、
(d)前記UDEを前記第1の核酸コピーのUDTと接触させて、複合体を形成し、
(e)前記第1の核酸コピーを核酸の前記アレイ(i)とハイブリダイズさせて、意図する前記核酸が存在する場合にはハイブリッドを形成し、
(f)前記アレイに結合したUDEから発生するシグナルの量を検出もしくは測定することにより、意図する複数の前記核酸を検出もしくは定量する方法。
【請求項316】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される請求項315に記載の方法。
【請求項317】
前記類似物がPNAからなる請求項316に記載の方法。
【請求項318】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれか1つで改変される請求項316または317に記載の方法。
【請求項319】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項315に記載の方法。
【請求項320】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項319に記載の方法。
【請求項321】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項319に記載の方法。
【請求項322】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項315に記載の方法。
【請求項323】
前記核酸が前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化される請求項315に記載の方法。
【請求項324】
前記核酸が、化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化される請求項323に記載の方法。
【請求項325】
前記分析物のライブラリーが器官、組織および細胞よりなる群から選択された生物資源から得られる請求項315に記載の方法。
【請求項326】
前記分析物がゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項315に記載の方法。
【請求項327】
前記付着手段が、ポリAポリメラーゼおよび末端転写酵素よりなる群から選択される酵素を介しホモ重合化された配列を付加する請求項315に記載の方法。
【請求項328】
前記付着手段が、DNAリガーゼおよびRNAリガーゼよりなる群から選択される酵素を介しホモ重合化もしくはヘテロ重合化された配列を付加する請求項315に記載の方法。
【請求項329】
前記UDEが核酸、核酸類似物およびその改変形態物よりなる群から選択される請求項315に記載の方法。
【請求項330】
前記類似物がPNAからなる請求項329に記載の方法。
【請求項331】
前記UDEが直接的もしくは間接的にシグナルを発生する請求項315に記載の方法。
【請求項332】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項331に記載の方法。
【請求項333】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項331に記載の方法。
【請求項334】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項333に記載の方法。
【請求項335】
前記重合化手段がイー・コリDNAPol I、イー・コリDNAPol Iのクレノーフラグメント、Bst DNAポリメラーゼ、Bca DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Tth DNAポリメラーゼ、T4DNAポリメラーゼ、ALV逆転写酵素、MuLV逆転写酵素、RSV逆転写酵素、HIV−1逆転写酵素、HIV−2逆転写酵素、センシスクリプトおよびオムニスクリプトよりなる群から選択される請求項315に記載の方法。
【請求項336】
ライブラリーにおける意図する複数の核酸を検出もしくは定量する方法であって、(a)(i)意図する前記核酸と部分的もしくは全体的に同一な固定化もしくは不動化された核酸のアレイと、
(ii)検出もしくは定量しようとする意図する核酸を含む可能性のある核酸分析物のライブラリーと、
(iii)1もしくはそれ以上の非内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)を核酸に付着させる手段と、
(iv)シグナルを直接的もしくは間接的に発生するユニバーサルディテクションエレメント(UDE)と、
(v)前記核酸分析物の核酸コピーを合成する重合化手段とを設け、
(b)前記核酸分析物の1もしくはそれ以上の第1の核酸コピーを合成し、
(c)前記非内在性のUDTを前記核酸コピーの3′末端、前記第1の核酸コピーの5′末端、または前記核酸コピーの前記3′末端および前記5′末端の両者に付着させ、
(d)前記第1の核酸コピーを核酸の前記アレイ(i)とハイブリダイズさせて、意図する前記核酸が存在する場合にはハイブリッドを形成し、
(e)前記UDEを前記第1の核酸コピーのUDTと接触させて、前記アレイに結合した複合体を形成し、
(f)前記アレイに結合したUDEから発生するシグナルの量を検出もしくは測定することにより、意図する複数の前記核酸を検出もしくは定量する方法。
【請求項337】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される請求項336に記載の方法。
【請求項338】
前記類似物がPNAからなる請求項337に記載の方法。
【請求項339】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれか1つで改変される請求項337または338に記載の方法。
【請求項340】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項336に記載の方法。
【請求項341】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項340に記載の方法。
【請求項342】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項340に記載の方法。
【請求項343】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項336に記載の方法。
【請求項344】
前記核酸が前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化される請求項336に記載の方法。
【請求項345】
前記核酸が、化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化される請求項344に記載の方法。
【請求項346】
前記分析物のライブラリーが器官、組織および細胞よりなる群から選択された生物資源から得られる請求項336に記載の方法。
【請求項347】
前記分析物がゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項336に記載の方法。
【請求項348】
前記付着手段が、末端転写酵素を介しホモ重合化された配列を付加する請求項336に記載の方法。
【請求項349】
前記付着手段が、DNAリガーゼおよびRNAリガーゼよりなる群から選択される酵素を介しホモ重合化もしくはヘテロ重合化された配列を付加する請求項336に記載の方法。
【請求項350】
前記UDEが核酸、核酸類似物およびその改変形態物よりなる群から選択される請求項336に記載の方法。
【請求項351】
前記類似物がPNAからなる請求項350に記載の方法。
【請求項352】
前記UDEが直接的もしくは間接的にシグナルを発生する請求項336に記載の方法。
【請求項353】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項352に記載の方法。
【請求項354】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項352に記載の方法。
【請求項355】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項354に記載の方法。
【請求項356】
前記重合化手段がイー・コリDNAPol I、イー・コリDNAPol Iのクレノーフラグメント、Bst DNAポリメラーゼ、Bca DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Tth DNAポリメラーゼ、T4DNAポリメラーゼ、ALV逆転写酵素、MuLV逆転写酵素、RSV逆転写酵素、HIV−1逆転写酵素、HIV−2逆転写酵素、センシスクリプトおよびオムニスクリプトよりなる群から選択される請求項336に記載の方法。
【請求項357】
ライブラリーにおける意図する複数の核酸を検出もしくは定量する方法であって、
(a)(i)意図する前記核酸と部分的もしくは全体的に同一な固定化もしくは不動化された核酸のアレイと、
(ii)検出もしくは定量しようとする意図する核酸を含む可能性のある核酸分析物のライブラリーと、
(iii)1もしくはそれ以上の非内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)を核酸に付着させる手段と、
(iv)シグナルを直接的もしくは間接的に発生するユニバーサルディテクションエレメント(UDE)と、
(v)前記核酸分析物の核酸コピーを合成する重合化手段とを設け、
(b)前記核酸分析物の1もしくはそれ以上の第1の核酸コピーを合成し、
(c)前記非内在性のUDTを前記第1の核酸コピーの3′末端、前記第1の核酸コピーの5′末端、または前記第1の核酸コピーの前記3′末端および前記5′末端の両者に付着させ、
(d)前記UDEを前記第1の核酸コピーのUDTと接触させて複合体を形成し、
(e)前記第1の核酸コピーを核酸の前記アレイ(i)とハイブリダイズさせて、意図する前記核酸が存在する場合にはハイブリッドを形成し、
(f)前記アレイに結合したUDEから発生するシグナルの量を検出もしくは測定することにより、意図する複数の前記核酸を検出もしくは定量する方法。
【請求項358】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される請求項357に記載の方法。
【請求項359】
前記類似物がPNAからなる請求項358に記載の方法。
【請求項360】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれか1つで改変される請求項358または359に記載の方法。
【請求項361】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項357に記載の方法。
【請求項362】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項361に記載の方法。
【請求項363】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項361に記載の方法。
【請求項364】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項357に記載の方法。
【請求項365】
前記核酸が前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化される請求項357に記載の方法。
【請求項366】
前記核酸が、化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化される請求項365に記載の方法。
【請求項367】
前記分析物のライブラリーが器官、組織および細胞よりなる群から選択された生物資源から得られる請求項357に記載の方法。
【請求項368】
前記分析物がゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項357に記載の方法。
【請求項369】
前記付着手段が、末端転写酵素介しホモ重合化された配列を付加する請求項357に記載の方法。
【請求項370】
前記付着手段が、DNAリガーゼおよびRNAリガーゼよりなる群から選択される酵素を介しホモ重合化もしくはヘテロ重合化された配列を付加する請求項357に記載の方法。
【請求項371】
前記UDEが核酸、核酸類似物およびその改変形態物よりなる群から選択される請求項357に記載の方法。
【請求項372】
前記類似物がPNAからなる請求項371に記載の方法。
【請求項373】
前記UDEが直接的もしくは間接的にシグナルを発生する請求項357に記載の方法。
【請求項374】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項373に記載の方法。
【請求項375】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項373に記載の方法。
【請求項376】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項375に記載の方法。
【請求項377】
前記重合化手段がイー・コリDNAPol I、イー・コリDNAPol Iのクレノーフラグメント、Bst DNAポリメラーゼ、Bca DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Tth DNAポリメラーゼ、T4DNAポリメラーゼ、ALV逆転写酵素、MuLV逆転写酵素、RSV逆転写酵素、HIV−1逆転写酵素、HIV−2逆転写酵素、センシスクリプトおよびオムニスクリプトよりなる群から選択される請求項357に記載の方法。
【請求項378】
ライブラリーにおける意図する複数の核酸を検出もしくは定量する方法であって、
(a)(i)意図する前記核酸に相補的でありかつ固定化もしくは不動化された核酸のアレイと、
(ii)検出もしくは定量しようとする意図する核酸を含む可能性のある核酸分析物のライブラリーと、
(iii)核酸ハイブリッドにより形成された複合体形成領域に結合し、直接或いは間接的に信号を発生するユニバーサルディテクションエレメント(UDEs)と、
(iv)前記核酸分析物の核酸コピーを合成する重合化手段とを設け、
(b)前記核酸分析物の1もしくはそれ以上の核酸コピーを合成し、
(c)前記第1の核酸コピーを核酸の前記アレイ(i)とハイブリダイズさせて、意図する前記核酸が存在する場合にはハイブリッドでありかつ複合体形成領域を提供するハイブリッドを形成し、
(d)前記UDEsを前記ハイブリッドに接触させて、前記アレイに結合する複合体を形成し、
(e)前記アレイに結合したUDEsから発生するシグナルの量を検出もしくは測定することで、意図する複数の前記核酸を検出もしくは定量する方法。
【請求項379】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される請求項378に記載の方法。
【請求項380】
前記類似物がPNAからなる請求項379に記載の方法。
【請求項381】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれか1つで改変される請求項379または380に記載の方法。
【請求項382】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項378に記載の方法。
【請求項383】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項382に記載の方法。
【請求項384】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項382に記載の方法。
【請求項385】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項378に記載の方法。
【請求項386】
前記核酸が前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化される請求項378に記載の方法。
【請求項387】
前記核酸が化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化される請求項386に記載の方法。
【請求項388】
前記分析物のライブラリーが器官、組織もしくは細胞よりなる群から選択された生物資源から得られる請求項378に記載の方法。
【請求項389】
前記分析物がゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項378に記載の方法。
【請求項390】
複合体形成のための前記領域がDNA−DNAハイブリッド、DNA−RNAハイブリッド、RNA−RNAハイブリッド、DNA−PNAハイブリッドおよびRNA−PNAハイブリッドよりなる群から選択される請求項378に記載の方法。
【請求項391】
前記領域に複合化される前記シグナル形成物質が蛋白質および挿入物よりなる群から選択される請求項378に記載の方法。
【請求項392】
前記蛋白質が優先的にダブルストランド核酸に結合する核酸結合蛋白質からなる請求項391に記載の方法。
【請求項393】
前記核酸結合蛋白質が抗体からなる請求項392に記載の方法。
【請求項394】
前記抗体がDNA−DNAハイブリッド、DNA−RNAハイブリッド、RNA−RNAハイブリッド、DNA−PNAハイブリッドおよびRNA−PNAハイブリッドよりなる群から選択される核酸ハイブリッドに特異性である請求項393に記載の方法。
【請求項395】
前記挿入物が臭化エチジウム、臭化ジエチジウム、アクリジンオレンジおよびSYBRグリーンよりなる群から選択される請求項391に記載の方法。
【請求項396】
前記蛋白質がシグナルを直接的もしくは間接的に発生する請求項391に記載の方法。
【請求項397】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項396に記載の方法。
【請求項398】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項396に記載の方法。
【請求項399】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項398に記載の方法。
【請求項400】
前記重合化手段がイー・コリDNAPol I、イー・コリDNAPol Iのクレノーフラグメント、Bst DNAポリメラーゼ、Bca DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Tth DNAポリメラーゼ、T4DNAポリメラーゼ、ALV逆転写酵素、MuLV逆転写酵素、RSV逆転写酵素、HIV−1逆転写酵素、HIV−2逆転写酵素、センシスクリプトおよびオムニスクリプトよりなる群から選択される請求項378に記載の方法。
【請求項401】
インビボ複製が実質的に不可能であると共に非内在性のホモ重合化された配列を持たないダブルストランド核酸のライブラリーからなり、前記核酸は試料から得られたライブラリーの内在性の配列に部分的もしくは全体的に相補的もしくは同一である配列を含み、前記ダブルストランド核酸は前記ダブルストランドの1端部に近位する少なくとも1つの内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)と前記ダブルストランドの他端部に近位する少なくとも1つの非内在性のプロダクションセンターとを含む組成物。
【請求項402】
前記試料が器官、組織および細胞よりなる群から選択される生物資源からなる請求項401に記載の組成物。
【請求項403】
核酸の前記ライブラリーがゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から得られる請求項401に記載の組成物。
【請求項404】
前記内在性のUDTが3′ポリAセグメント、コンセンサス配列またはその両者よりなる群から選択される請求項401に記載の組成物。
【請求項405】
前記コンセンサス配列がポリA付加のためのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピーの繰返しおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項401に記載の組成物。
【請求項406】
前記プロダクションセンターがプライマー結合部位、RNAプロモータまたは両者の組合せよりなる群から選択される請求項401に記載の組成物。
【請求項407】
前記RNAプロモータがファージプロモータからなる請求項406に記載の組成物。
【請求項408】
前記ファージプロモータがT3、T7およびSP6よりなる群から選択される請求項407に記載の組成物。
【請求項409】
インビボ複製が実質的に不可能であるダブルストランド核酸のライブラリーからなり、前記核酸が試料から得られたライブラリーの内在性の配列に対し部分的もしくは全体的に相補的もしくは同一である配列からなり、前記ダブルストランド核酸は前記ダブルストランドの1端部に近位する少なくとも4個(4)の非内在性のヌクレオチドと前記ダブルストランドの他端部に近位する非内在性のプロダクションセンターとを含む組成物。
【請求項410】
前記試料が器官、組織および細胞よりなる群から選択される生物資源からなる請求項409に記載の組成物。
【請求項411】
核酸の前記ライブラリーがゲノムDNA、エピソームDNA、アンスプライストRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から得られる請求項409に記載の組成物。
【請求項412】
3′ポリAセグメント、コンセンサス配列またはその両者よりなる群から選択される1もしくはそれ以上の内在性のUDTをさらに含む請求項409に記載の組成物。
【請求項413】
前記コンセンサス配列がポリA付加のためのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピーの繰返しおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項412に記載の組成物。
【請求項414】
前記少なくとも4種(4)の非内在性のヌクレオチドがホモポリマーである請求項409に記載の組成物。
【請求項415】
前記非内在性のプロダクションセンターがプライマー結合部位、RNAプロモータまたはその両者の組合せよりなる群から選択される請求項409に記載の組成物。
【請求項416】
前記RNAプロモータがファージプロモータからなる請求項415に記載の組成物。
【請求項417】
前記ファージプロモータがT3、T7およびSP6よりなる群から選択される請求項416に記載の組成物。
【請求項418】
固体支持体に固定されたダブルストランド核酸のライブラリーからなり、前記核酸が試料から得られるライブラリーの内在性の配列に部分的もしくは全体的に相補的もしくは同一である配列を含み、さらに前記核酸が前記ダブルストランドの1端部に近位する非内在性の核酸の少なくとも1つの第1配列セグメントと前記ダブルストランドの他端部に近位する少なくとも1つの第2配列セグメントとを含み、前記第2配列セグメントが少なくとも1つのプロダクションセンターを含む組成物。
【請求項419】
前記固体支持体がビーズからなる請求項418に記載の組成物。
【請求項420】
前記ビーズが磁性である請求項419に記載の組成物。
【請求項421】
前記試料が器官、組織および細胞よりなる群から選択される生物資源からなる請求項418に記載の組成物。
【請求項422】
核酸の前記ライブラリーがゲノムDNA、エピソームDNA、アンスプライストRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から得られる請求項418に記載の組成物。
【請求項423】
3′ポリAセグメント、コンセンサス配列またはその両者よりなる群から選択される1もしくはそれ以上の内在性のUDTをさらに含む請求項418に記載の組成物。
【請求項424】
前記コンセンサス配列がポリA付加のためのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピーの繰返しおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項423に記載の組成物。
【請求項425】
前記非内在性のプロダクションセンターがプライマー結合部位、RNAプロモータまたはその両者の組合せよりなる群から選択される請求項418に記載の組成物。
【請求項426】
前記RNAプロモータがファージプロモータからなる請求項425に記載の組成物。
【請求項427】
前記ファージプロモータがT3、T7およびSP6よりなる群から選択される請求項426に記載の組成物。
【請求項428】
固体支持体に付着したダブルストランド核酸のライブラリーからなり、前記核酸は部分的または全体的に試料から得られるライブラリーの内在性の配列に相補的または同一である配列を含み、前記ダブルストランド核酸は前記ダブルストランドの1端部に近位する少なくとも1つの内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)と前記ダブルストランドの他端部に近位する少なくとも1つの非内在性のプロダクションセンターを含む組成物。
【請求項429】
前記固体支持体がビーズからなる請求項428に記載の組成物。
【請求項430】
前記ビーズが磁性である請求項429に記載の組成物。
【請求項431】
前記試料が器官、組織および細胞よりなる群から選択される生物資源からなる請求項428に記載の組成物。
【請求項432】
核酸の前記ライブラリーがゲノムDNA、エピソームDNA、アンスプライストRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から得られる請求項428に記載の組成物。
【請求項433】
3′ポリAセグメント、コンセンサス配列またはその両者よりなる群から選択される1もしくはそれ以上の内在性のUDTをさらに含む請求項428に記載の組成物。
【請求項434】
前記コンセンサス配列がポリA付加のためのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピーの繰返しおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項433に記載の組成物。
【請求項435】
前記非内在性のプロダクションセンターがプライマー結合部位、RNAプロモータまたはその両者の組合せよりなる群から選択される請求項428に記載の組成物。
【請求項436】
前記RNAプロモータがファージプロモータからなる請求項435に記載の組成物。
【請求項437】
前記ファージプロモータがT3、T7およびSP6よりなる群から選択される請求項436に記載の組成物。
【請求項438】
ライブラリーにおける意図する複数の核酸を検出もしくは定量する方法であって、
(a)(i)部分的または全体的に前記意図する核酸の配列に同一もしくは相補的である固定化もしくは不動化した核酸のアレイと、
(ii)検出もしくは定量しようとする意図する核酸を含む可能性のある核酸分析物のライブラリーと、
(iii)前記核酸分析物の核酸コピーを合成する重合化手段であって、この重合化手段は第1セットのプライマーと第2セットのプライマーとを含み、前記第2セットのプライマーは少なくとも2つのセグメントを含み、3′末端における第1セグメントはランダム配列を含み、第2セグメントは少なくとも1つの形成センタを含む重合化手段と、
(iv)核酸コピーを等温性もしくは平衡の条件下で合成する手段とを設け、
(b)核酸分析物の前記ライブラリーを前記第1セットのプライマーと接触させて複数の第1の結合体を形成させ、
(c)前記結合した第1セットのプライマーを前記核酸分析物により与えられたテンプレート配列により伸長されて前記分析物の第1のコピーを形成し、
(d)前記伸長した第1のコピーを前記第2セットのプライマーと接触させて複数の第2結合物質を形成し、
(e)前記結合した第2セットのプライマーを前記伸長した第1のコピーにより与えられたテンプレート配列により伸長させて伸長第1のコピーと伸長第2セットのプライマーとからなる複数の複合体を形成し、
(f)前記複合体における前記第2セットのプライマーのプロダクションセンターから等温性若しくは平衡条件下で1もしくはそれ以上の核酸コピーを合成し、
(g)工程(f)で形成された前記核酸コピーを工程(a)(i)で形成された前記核酸のアレイにハイブリダイズし、
(h)工程(g)で得られた前記ハイブリダイズコピーを検出もしくは定量する方法。
【請求項439】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される要因よりなる請求項438に記載の方法。
【請求項440】
前記類似物がPNAからなる請求項439に記載の方法。
【請求項441】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれか1つで改変される請求項439または440に記載の方法。
【請求項442】
前記核酸アレイを固体支持体に固定化もしくは不動化させる請求項438に記載の方法。
【請求項443】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項442に記載の方法。
【請求項444】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項443に記載の方法。
【請求項445】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項443に記載の方法。
【請求項446】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項442に記載の方法。
【請求項447】
前記核酸を前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化させる請求項442に記載の方法。
【請求項448】
前記核酸を化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化させる請求項447に記載の方法。
【請求項449】
核酸分析物の前記ライブラリーが器官、組織もしくは細胞よりなる群から選択された生物資源から得られる請求項438に記載の方法。
【請求項450】
核酸分析物の前記ライブラリーがゲノムDNA、エピソームDNA、スプライスしていないRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から得られる請求項438に記載の方法。
【請求項451】
前記第1セットのプライマーが内在性のUDTに相補的である請求項438に記載の方法。
【請求項452】
前記内在性のUDTが3′ポリAセグメント、コンセンサス配列およびその両者の組合せよりなる群から選択される請求項438に記載の方法。
【請求項453】
前記コンセンサス配列がポリA付加のためのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピーの繰返しおよび前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項452に記載の方法。
【請求項454】
前記プロダクションセンターがプライマー結合部位、RNAプロモータまたはその両者の組合せよりなる群から選択される請求項438に記載の方法。
【請求項455】
前記RNAプロモータがファージプロモータからなる請求項454に記載の方法。
【請求項456】
前記ファージプロモータがT3、T7およびSP6よりなる群から選択される請求項455に記載の方法。
【請求項457】
前記ハイブリダイズ核酸コピーがこれに付着もしくは一体化された1もしくはそれ以上のシグナル形成物質をさらに含む請求項438に記載の方法。
【請求項458】
前記シグナル形成物質がシグナルを直接的もしくは間接的に発生する請求項457に記載の方法。
【請求項459】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項458に記載の方法。
【請求項460】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項458に記載の方法。
【請求項461】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項460に記載の方法。
【請求項462】
工程(c)から得られた第1のコピーをそのテンプレートから分離する工程をさらに含み、工程(b)を反復する請求項438に記載の方法。
【請求項463】
工程(f)から得られた伸長した第2セットのプライマーをそのテンプレートから分離する工程をさらに含み、工程(e)を反復する請求項438に記載の方法。
【請求項464】
工程(g)を反復して行う請求項438に記載の方法。
【請求項465】
前記重合化手段がイー・コリDNAPol I、イー・コリDNAPol Iのクレノーフラグメント、Bst DNAポリメラーゼ、Bca DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Tth DNAポリメラーゼ、T4DNAポリメラーゼ、ALV逆転写酵素、MuLV逆転写酵素、RSV逆転写酵素、HIV−1逆転写酵素、HIV−2逆転写酵素、センシスクリプトおよびオムニスクリプトよりなる群から選択される請求項438に記載の方法。
【請求項466】
等温性もしくは平衡の条件下で核酸コピーを合成する前記手段がRNA転写、ストランド・置換・増幅および2次的構造増幅よりなる群から選択される1もしくはそれ以上により行われる請求項438に記載の方法。
【請求項467】
ライブラリーにおける意図する複数の核酸を検出もしくは定量する方法であって、
(a)(i)部分的もしくは全体的に前記意図する核酸の配列に同一もしくは相補的である固定化もしくは不動化された核酸のアレイと、
(ii)検出もしくは定量しようとする意図する核酸を含む可能性のある核酸分析物のライブラリーと、
(iii)前記核酸分析物の核酸コピーを合成するための重合化手段であって、前記重合化手段は第1セットのプライマーと第2セットのプライマーとを含み、前記第1セットのプライマーは少なくとも1つのプロダクションセンターを含む重合化手段と、
(iv)等温性もしくは平衡の条件下で核酸コピーを合成する手段とを設け、
(b)前記核酸分析物のライブラリーを前記第1セットのプライマーと接触させて複数の第1の結合体を形成し、
(c)前記結合した第1セットのプライマーを前記核酸分析物により与えられたテンプレート配列により伸長させて前記分析物の第1のコピーを形成し、
(d)前記第1のコピーを少なくとも4種(4)もしくはそれ以上の非内在性のホモポリマーヌクレオチドにより伸長させ、
(e)前記伸長した第1のコピーを前記第2セットのプライマーと接触させて複数の第2結合物質を複合体を形成し、
(f)前記複合した前記第2セットのプライマーを前記伸長した第1のコピーにより与えられたテンプレート配列により伸長させて伸長第1のコピーと伸長第2セットのプライマーとからなる複数の複合体を形成し、
(g)前記複合体における前記第2セットのプライマーのプロダクションセンターから等温性もしくは平衡な条件下で1もしくはそれ以上の核酸コピーを合成し、
(h)工程(g)で形成された前記核酸コピーを工程(a)(i)で与えられた核酸の前記アレイにハイブリダイズし、
(i)工程(h)で得られた前記ハイブリダイズされたコピーを検出もしくは定量する方法。
【請求項468】
前記核酸アレイがDNA、RNAおよびその類似物よりなる群から選択される要因よりなる請求項467に記載の方法。
【請求項469】
前記類似物がPNAからなる請求項468に記載の方法。
【請求項470】
前記核酸もしくは類似物が糖部分、燐酸塩部分もしくは塩基部分のいずれか1つで改変される請求項468または469に記載の方法。
【請求項471】
前記核酸アレイを固体支持体に固定化もしくは不動化させる請求項467に記載の方法。
【請求項472】
前記固体支持体が多孔質もしくは非多孔質である請求項471に記載の方法。
【請求項473】
前記多孔質固体支持体がポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項472に記載の方法。
【請求項474】
前記非多孔質固体支持体がガラスもしくはプラスチックからなる請求項472に記載の方法。
【請求項475】
前記固体支持体が透過性、半透過性、遮光性又は反射性である請求項471に記載の方法。
【請求項476】
前記核酸が前記固体支持体に直接的もしくは間接的に固定化もしくは不動化させる請求項471に記載の方法。
【請求項477】
前記核酸が、化学リンカーもしくは結合アームにより前記固体支持体に間接的に固定化もしくは不動化される請求項471に記載の方法。
【請求項478】
核酸分析物の前記ライブラリーが器官、組織および細胞よりなる群から選択される生物学的供給源から得られる請求項467に記載の方法。
【請求項479】
核酸分析物の前記ライブラリーがゲノムDNA、エピソームDNA、アンスプライスドRNA、mRNA、rRNA、snRNAおよび前記の任意の組合せよりなる群から得られる請求項467に記載の方法。
【請求項480】
前記第1セットのプライマーが、内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)に相補的な1つもしくはそれ以上の配列をさらに含む請求項467に記載の方法。
【請求項481】
前記内在性のUDTが3′ポリAセグメント、コンセンサス配列およびその両者の組合せよりなる群から選択される請求項467に記載の方法。
【請求項482】
前記コンセンサス配列がポリA付加のためのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピー反復物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項481に記載の方法。
【請求項483】
前記プロダクションセンターがプライマー結合部位、RNAプロモータまたはその両者の組合せよりなる群から選択される請求項467に記載の方法。
【請求項484】
前記RNAプロモータがファージプロモータからなる請求項483に記載の方法。
【請求項485】
前記ファージプロモータがT3、T7およびSP6よりなる群から選択される請求項484に記載の方法。
【請求項486】
前記伸長工程(d)にて4種もしくはそれ以上の非内在性のホモ重合化ヌクレオチドを末端転写酵素により付加する請求項467に記載の方法。
【請求項487】
前記ハイブリダイズした核酸コピーが、これに付着もしくは組込まれた1種もしくはそれ以上のシグナル発生体をさらに含む請求項467に記載の方法。
【請求項488】
前記シグナル発生体がシグナルを直接的もしくは間接的に発生する請求項487に記載の方法。
【請求項489】
前記直接的シグナル発生が蛍光性化合物、燐光性化合物、化学蛍光性化合物、キレート性化合物、電子高密度化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項488に記載の方法。
【請求項490】
前記間接的シグナル発生が抗体、抗原、ハプテン、リセプタ、ホルモン、リガンド、酵素および前記の任意の組合せよりなる群から選択される請求項489に記載の方法。
【請求項491】
前記酵素が蛍光反応、発色性反応および化学蛍光性反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項490に記載の方法。
【請求項492】
前記重合化手段がイー・コリDNAPol I、イー・コリDNAPol Iのクレノーフラグメント、Bst DNAポリメラーゼ、Bca DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Tth DNAポリメラーゼ、T4DNAポリメラーゼ、ALV逆転写酵素、MuLV逆転写酵素、RSV逆転写酵素、HIV−1逆転写酵素、HIV−2逆転写酵素、センシスクリプトおよびオムニスクリプトよりなる群から選択される請求項467に記載の方法。
【請求項493】
等温もしくは平衡の条件下で核酸コピーを合成する前記手段がRNA転写、ストランド・置換・増幅および第2構造増幅よりなる群から選択される1つもしくはそれ以上の要員により行われる請求項467に記載の方法。
【請求項494】
工程(c)から得られた第1のコピーをそのテンプレートから分離すると共に工程(b)を繰返す工程をさらに含む請求項467に記載の方法。
【請求項495】
工程(f)から得られた伸長した第2セットのプライマーをそのテンプレートから分離すると共に工程(e)を繰返す工程をさらに含む請求項467に記載の方法。
【請求項496】
工程(g)を繰返して行う請求項467に記載の方法。
【請求項497】
ライブラリー中の複数の目的の核酸を検出または定量するための方法であって、
a)(i)該目的の核酸の配列に、部分または全体が同一または相補的な固定化または不動化された核酸の配列と、
(ii)検出または定量されることを求められる目的の核酸を含み得る核酸分析物のライブラリーと、
(iii)該核酸分析物の核酸コピーを合成するための重合化手段であって、該重合化手段は、プライマーの第1のセットおよびプライマーの第2のセットを含み、ここで該第1のセットが少なくとも1つのプロダクションセンターを含む、重合化手段と、
(iv)プライマーの該第2のセットの少なくとも1つのセグメントまたは配列に相補的なポリヌクレオチドまたはポリヌクレオチドのセットと、オリゴヌクレオチドまたはポリヌクレオチド(iv)の該セットを連結するための手段を提供し、
b)プライマーの該第1のセットと、核酸分析物の該ライブラリーとを接触して、複数の第1の結合体を形成し、
c)該核酸分析物によって提供されるテンプレート配列によってプライマーの該結合された第1のセットを伸長して、該分析物の第1のコピーを形成し、
d)該オリゴヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの該セットa)(iv)を工程c)において形成した該第1のコピーの3´末端に連結して、複数の連結された生成物を生成し、
e)プライマーの該第2のセットと、該連結された生成物とを接触して、複数の第2の結合体を形成し、
f)工程d)において形成された該連結された生成物によって提供されるテンプレート配列によって、プライマーの該結合された第2のセットを伸長して、該連結された生成物およびプライマーの該伸長された第2のセットを含む複数の複合体を形成し、
g)等温または平衡な条件下で、該複合体中のプライマーの該第2のセットにおけるプロダクションセンターから、1つ以上の核酸コピーを合成し、
h)工程a)(i)において提供される該核酸の配列に、工程g)において形成された該核酸コピーをハイブリダイズし、
i)工程h)において得られた該ハイブリダイズされたコピーのいずれかを検出または定量する方法。
【請求項498】
前記核酸配列が、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される構成要員を含む請求項497に記載の方法。
【請求項499】
前記類似物がPNAを含む請求項498に記載の方法。
【請求項500】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項498または499に記載の方法。
【請求項501】
前記核酸配列が固体支持体に固定化もしくは不動化される請求項497に記載の方法。
【請求項502】
前記固体支持体が多孔性であるか、または非多孔性である請求項501に記載の方法。
【請求項503】
前記多孔性固体支持体が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項502に記載の方法。
【請求項504】
前記非多孔性の固体支持体が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項502に記載の方法。
【請求項505】
前記固体支持体が、透明性、半透明性、不透明性、または反射性である請求項501に記載の方法。
【請求項506】
前記核酸が直接的または間接的に、前記固体支持体に固定化または不動化される請求項501に記載の方法。
【請求項507】
前記核酸は化学リンカーまたは結合アームによって前記固体支持体に対して間接的に固定化または不動化される請求項506に記載の方法。
【請求項508】
核酸分析物の前記ライブラリーが、器官、組織、および細胞よりなる群から選択される、生物資源に由来する請求項497に記載の方法。
【請求項509】
核酸分析物の前記ライブラリーが、ゲノムDNA、エピソームRNA、スプライスされていないRNA、mRNA、rRNA、snRNA、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項497に記載の方法。
【請求項510】
前記プライマーの第1のセットがさらに、内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)に相補的な1つ以上の配列を含む請求項497に記載の方法。
【請求項511】
前記内在性のUDTが、3´ポリAセグメント、コンセンサス配列、および両方の組み合わせよりなる群から選択される請求項497に記載の方法。
【請求項512】
前記コンセンサス配列が、ポリA付加についてのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピー反復、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項511に記載の方法。
【請求項513】
前記プロダクションセンターが、プライマー結合部位、RNAプロモーター、または両方の組み合わせよりなる群から選択される請求項497に記載の方法。
【請求項514】
前記RNAプロモーターがファージプロモーターを含む請求項513に記載の方法。
【請求項515】
前記ファージプロモーターが、T3、T7、およびSP6よりなる群から選択される請求項514に記載の方法。
【請求項516】
前記ハイブリダイズされた核酸コピーがさらにそれに付着されるかまたは取り込まれる1つ以上のシグナル伝達体を含む請求項497に記載の方法。
【請求項517】
前記シグナル伝達体がシグナルを直接的にまたは間接的に発生する請求項516に記載の方法。
【請求項518】
前記直接的なシグナル発生が、蛍光化合物、リン光化合物、化学発光化合物、キレート化化合物、電子高密度な化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項517に記載の方法。
【請求項519】
前記間接的なシグナル発生が、抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項517に記載の方法。
【請求項520】
前記酵素が、蛍光発生反応、色素生成反応、および化学発光反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項519に記載の方法。
【請求項521】
前記重合化手段が、E.coli DNA PolI、E.coli DNA PolIのクレノーフラグメント、Bst DNAポリメラーゼ、Bca DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Tth DNAポリメラーゼ、T4 DNAポリメラーゼ、ALV逆転写酵素、MuLV逆転写酵素、RSV逆転写酵素、HIV−1逆転写酵素、HIV−2逆転写酵素、センシスクリプト(Sensiscript)、およびオムニスクリプト(Omniscript)よりなる群から選択される請求項497に記載の方法。
【請求項522】
前記連結する手段がT4 DNAリガーゼを含む請求項497に記載の方法。
【請求項523】
工程c)から得られた第1のコピーをそれらのテンプレートから分離し、そして工程b)を反復する工程をさらに包含する請求項497に記載の方法。
【請求項524】
工程f)から得られたプライマーの伸長された第2のセットを分離し、そして工程e)を反復する工程をさらに包含する請求項497に記載の方法。
【請求項525】
工程g)が反復して行われる請求項497に記載の方法。
【請求項526】
等温または平衡な条件下で核酸の核酸コピーを合成するための前記手段が、RNA転写、ストランド置換増幅、および2次構造増幅よりなる群から選択される1つ以上によって行われる請求項497に記載の方法。
【請求項527】
ライブラリー中の複数の目的の核酸を検出または定量するための方法であって、
a)(i)該目的の核酸の配列に、部分または全体が同一または相補的な固定化または不動化された核酸の配列と、
(ii)検出または定量されることを求められる目的の核酸を含み得る核酸分析物のライブラリーと、
(iii)該核酸分析物の核酸コピーを合成するための重合化手段であって、該重合化手段は、プライマーの第1のセットおよびプライマーの第2のセットを含み、ここで該第2のセットは少なくとも1つのプロダクションセンターを含む、重合化手段と、
(iv)プライマーの該第2のセットの少なくとも1つのセグメントまたは配列に相補的なオリゴヌクレオチドまたはポリヌクレオチドのセットと、
(v)オリゴヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの該セット(iv)を連結するための手段とを提供し、
b)プライマーの該第1のセットと、核酸分析物の該ライブラリーとを接触して、複数の第1の結合体を形成し、
c)該核酸分析物によって提供されるテンプレート配列によってプライマーの該結合された第1のセットを伸長して該分析物の第1のコピーを形成し、
d)オリゴヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの該セットa)(iv)を工程c)において形成された該第1のコピーの3´末端に連結して複数の連結された生成物を形成し、
e)プライマーの該第2のセットと、該連結された生成物とを接触して、複数の第2の結合体を形成し、
f)工程d)において形成された該連結された生成物により提供されるテンプレート配列によって、プライマーの該結合された第2のセットを伸長して、該連結された生成物およびプライマーの該伸長された第2のセットを含む複数の複合体を形成し、
g)等温または平衡な条件下で、該複合体中のプライマーの該第2のセットにおけるプロダクションセンターから、1つ以上の核酸コピーを合成し、
h)工程a)(i)において提供される該核酸の配列に、工程g)において形成された該核酸コピーをハイブリダイズし、
i)工程h)において得られた該ハイブリダイズされたコピーのいずれかを検出または定量する方法。
【請求項528】
前記核酸配列が、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される構成要員を含む請求項527に記載の方法。
【請求項529】
前記類似物がPNAを含む請求項528に記載の方法。
【請求項530】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項528または529に記載の方法。
【請求項531】
前記核酸配列が固体支持体に固定化もしくは不動化される請求項527に記載の方法。
【請求項532】
前記固体支持体が多孔性であるか、または非多孔性である請求項531に記載の方法。
【請求項533】
前記多孔性固体支持体が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項532に記載の方法。
【請求項534】
前記非多孔性の固体支持体が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項532に記載の方法。
【請求項535】
前記固体支持体が、透明性、半透明性、不透明性、または反射性である請求項531に記載の方法。
【請求項536】
前記核酸が直接的または間接的に、前記固体支持体に固定化または不動化される請求項531に記載の方法。
【請求項537】
前記核酸は化学リンカーまたは結合アームによって前記固体支持体に対して間接的に固定化または不動化される請求項536に記載の方法。
【請求項538】
核酸分析物の前記ライブラリーが、器官、組織、および細胞よりなる群から選択される、生物資源に由来する請求項527に記載の方法。
【請求項539】
核酸分析物の前記ライブラリーが、ゲノムDNA、エピソームRNA、スプライスされていないRNA、mRNA、rRNA、snRNA、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項527に記載の方法。
【請求項540】
前記プライマーの第1のセットが、内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)に相補的な1つ以上の配列を含む請求項527に記載の方法。
【請求項541】
前記内在性のUDTが、3´ポリAセグメント、コンセンサス配列、および両方の組み合わせよりなる群から選択される請求項527に記載の方法。
【請求項542】
前記コンセンサス配列が、ポリA付加についてのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピー反復、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項541に記載の方法。
【請求項543】
前記プロダクションセンターが、プライマー結合部位、RNAプロモーター、または両方の組み合わせよりなる群から選択される請求項527に記載の方法。
【請求項544】
前記RNAプロモーターがファージプロモーターを含む請求項543に記載の方法。
【請求項545】
前記ファージプロモーターが、T3、T7、およびSP6よりなる群から選択される請求項544に記載の方法。
【請求項546】
前記ハイブリダイズされた核酸コピーがさらにそれに付着されるかまたは結合される1つ以上のシグナル伝達体を含む請求項527に記載の方法。
【請求項547】
前記シグナル伝達体がシグナルを直接的にまたは間接的に発生する請求項546に記載の方法。
【請求項548】
前記直接的なシグナル発生が、蛍光化合物、リン光化合物、化学発光化合物、キレート化化合物、電子高密度な化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項547に記載の方法。
【請求項549】
前記間接的なシグナル発生が、抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項547に記載の方法。
【請求項550】
前記酵素が、蛍光発生反応、色素生成反応、および化学発光反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項549に記載の方法。
【請求項551】
前記重合化手段が、E.coli DNA PolI、E.coli DNA PolIのクレノーフラグメント、Bst DNAポリメラーゼ、Bca DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Tth DNAポリメラーゼ、T4 DNAポリメラーゼ、ALV逆転写酵素、MuLV逆転写酵素、RSV逆転写酵素、HIV−1逆転写酵素、HIV−2逆転写酵素、センシスクリプト(Sensiscript)、およびオムニスクリプト(Omniscript)よりなる群から選択される請求項527に記載の方法。
【請求項552】
前記連結手段がT4 DNAリガーゼを含む請求項527に記載の方法。
【請求項553】
等温または平衡な条件下で核酸コピーを合成するための前記手段が、RNA転写、ストランド置換増幅、および2次構造増幅よりなる群から選択される1つ以上によって行われる請求項527に記載の方法。
【請求項554】
工程c)から得られた第1のコピーをそれらのテンプレートから分離し、そして工程b)を反復する工程をさらに包含する請求項527に記載の方法。
【請求項555】
工程f)から得られたプライマーの伸長された第2のセットを分離し、そして工程e)を反復する工程をさらに包含する請求項527に記載の方法。
【請求項556】
工程g)が反復して行われる請求項527に記載の方法。
【請求項557】
等温または平衡な条件下で核酸コピーを合成するための前記手段が、RNA転写、ストランド置換増幅、および2次構造増幅よりなる群から選択される1つ以上によって行われる請求項527に記載の方法。
【請求項558】
ライブラリー中の複数の目的の核酸を検出または定量するための方法であって、
a)(i)該目的の核酸の配列に、部分または全体が同一または相補的な固定化または不動化された核酸の配列と、
(ii)検出または定量されることを求められる目的の核酸を含み得る核酸分析物のライブラリーと、
(iii)該核酸分析物の核酸コピーを合成するための重合化手段であって、該重合化手段は、プライマーの第1のセット、プライマーの第2のセット、およびプラスミドの第3のセットを含み、ここでプライマーの該第1のセットは、固体支持体に固定化または不動化され、該第3のセットは少なくとも1つのプロダクションセンターを含む、重合化手段とを提供し、
b)プライマーの該第1のセットと、核酸分析物の該ライブラリーとを接触して、結合されたプライマーの第1のセットを形成し、
c)該核酸分析物によって提供されるテンプレート配列によってプライマーの該結合された第1のセットを伸長して該分析物の第1のコピーを形成し、
d)プライマーの該第2のセットと、該伸長された第1のコピーとを接触して、結合されたプライマーの第2のセットを形成し、
e)該伸長された第1のコピーによって提供されるテンプレート配列によって結合されたプライマーの該第2のセットを伸長して、該核酸分析物の第2のコピーを形成し、
f)プライマーの該第3のセットと、該第2のコピーとを接触して、第3の結合体を形成する、複数の結合されたプライマーの第3のセットを形成し、
g)プライマーの該伸長された第2のセットによって提供されるテンプレート配列によって結合されたプライマーの該第3のセットを伸長して、第3のコピーおよび少なくとも1つのプロダクションセンターを含むハイブリッドを形成し、
h)等温または平衡な条件下で、該複合体中のプライマーの該第2のセットにおけるプロダクションセンターから、1つ以上の核酸コピーを合成し、
i)工程a)(i)において提供される該核酸の配列に、工程i)において形成された該核酸コピーをハイブリダイズし、
j)工程i)において得られた該ハイブリダイズされたコピーのいずれかを検出または定量する方法。
【請求項559】
前記核酸配列が、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される構成要員を含む請求項558に記載の方法。
【請求項560】
前記類似物がPNAを含む請求項559に記載の方法。
【請求項561】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項559または560に記載の方法。
【請求項562】
前記核酸配列が固体支持体に固定化もしくは不動化される請求項558に記載の方法。
【請求項563】
前記固体支持体が多孔性であるか、または非多孔性である請求項562に記載の方法。
【請求項564】
前記多孔性固体支持体が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項563に記載の方法。
【請求項565】
前記非多孔性の固体支持体が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項563に記載の方法。
【請求項566】
前記固体支持体が、透明性、半透明性、不透明性、または反射性である請求項562に記載の方法。
【請求項567】
前記核酸が直接的または間接的に、前記固体支持体に固定化または不動化される請求項562に記載の方法。
【請求項568】
前記核酸は化学リンカーまたは結合アームによって前記固体支持体に対して間接的に固定化または不動化される請求項562に記載の方法。
【請求項569】
核酸分析物の前記ライブラリーが、器官、組織、および細胞よりなる群から選択される、生物資源に由来する請求項558に記載の方法。
【請求項570】
核酸分析物の前記ライブラリーが、ゲノムDNA、エピソームRNA、スプライスされていないRNA、mRNA、rRNA、snRNA、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項558に記載の方法。
【請求項571】
前記プライマーの第1のセットが、内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)に相補的な1つ以上の配列を含む請求項558に記載の方法。
【請求項572】
前記内在性のUDTが、3´ポリAセグメント、コンセンサス配列、および両方の組み合わせよりなる群から選択される請求項558に記載の方法。
【請求項573】
前記コンセンサス配列が、ポリA付加についてのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピー反復、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項572に記載の方法。
【請求項574】
ここで前記第2のセットのプライマーがランダムなプライマーである請求項558に記載の方法。
【請求項575】
工程c)の後にプライマー結合部位を添加する工程c´)をさらに包含する請求項558に記載の方法。
【請求項576】
プライマーの前記第2のセットが該プライマー結合部位に相補的である請求項575に記載の方法。
【請求項577】
前記プライマー結合部位がT4 DNAリガーゼまたは末端転移酵素の手段によって付加される請求項575に記載の方法。
【請求項578】
前記プロダクションセンターが、プライマー結合部位、RNAプロモーター、または両方の組み合わせよりなる群から選択される請求項558に記載の方法。
【請求項579】
前記RNAプロモーターがファージプロモーターを含む請求項578に記載の方法。
【請求項580】
前記ファージプロモーターが、T3、T7、およびSP6よりなる群から選択される請求項579に記載の方法。
【請求項581】
前記ハイブリダイズされた核酸コピーがさらにそれに付着されるかまたは結合される1つ以上のシグナル伝達体を含む請求項558に記載の方法。
【請求項582】
前記シグナル伝達体がシグナルを直接的にまたは間接的に発生する請求項581に記載の方法。
【請求項583】
前記直接的なシグナル発生が、蛍光化合物、リン光化合物、化学発光化合物、キレート化化合物、電子高密度な化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項582に記載の方法。
【請求項584】
前記間接的なシグナル発生が、抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項582に記載の方法。
【請求項585】
前記酵素が、蛍光発生反応、色素生成反応、および化学発光反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項584に記載の方法。
【請求項586】
前記重合化手段が、E.coli DNA PolI、E.coli DNA PolIのクレノーフラグメント、Bst DNAポリメラーゼ、Bca DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Tth DNAポリメラーゼ、T4 DNAポリメラーゼ、ALV逆転写酵素、MuLV逆転写酵素、RSV逆転写酵素、HIV−1逆転写酵素、HIV−2逆転写酵素、センシスクリプト(Sensiscript)、およびオムニスクリプト(Omniscript)よりなる群から選択される請求項558に記載の方法。
【請求項587】
工程c)から得られた第1のコピーをそれらのテンプレートから分離し、そして工程b)を反復する工程をさらに包含する請求項558に記載の方法。
【請求項588】
工程f)から得られたプライマーの伸長された第2のセットを分離し、そして工程e)を反復する工程をさらに包含する請求項558に記載の方法。
【請求項589】
工程g)が反復して行われる請求項558に記載の方法。
【請求項590】
工程e)において得られたプライマーの前記伸長された第2のセットを分離する工程f´)をさらに包含する、請求項558に記載の方法。
【請求項591】
工程c)から得られた第1のコピーをそれらのテンプレートから分離し、そして工程b)を反復する工程をさらに包含する請求項558に記載の方法。
【請求項592】
工程f)から得られたプライマーの伸長された第2のセットを分離し、そして工程e)を反復する工程をさらに包含する請求項558に記載の方法。
【請求項593】
工程g)が反復して行われる請求項558に記載の方法。
【請求項594】
等温または平衡な条件下で核酸コピーを合成するための前記手段が、RNA転写、ストランド置換増幅、および2次構造増幅よりなる群から選択される1つ以上によって行われる請求項558に記載の方法。
【請求項595】
プライマーの前記第2のセットが、プライマーの第3のセットにおける前記プロダクションセンターと核酸配列が異なる少なくとも1つのプロダクションセンターを含む請求項594に記載の方法。
【請求項596】
ライブラリー中の複数の目的の核酸を検出または定量するための方法であって、
a)(i)該目的の核酸の配列に、部分または全体が同一または相補的な固定化または不動化された核酸の配列と、
(ii)検出または定量されることを求められる目的の核酸を含み得る核酸分析物のライブラリーと、
(iii)該核酸分析物の核酸コピーを合成するための重合化手段であって、該重合化手段は、プライマーの第1のセット、プライマーの第2のセット、ここでプライマーの該第1のセットは、固体支持体に固定化または不動化され、該第2のセットは少なくとも2つのセグメントを含む、第1のセグメントは3´末端にてランダムな配列を含み、および第2のセグメントは少なくとも1つのプロダクションセンターを含む、重合化手段と、
iv)等温または平行な条件下で核酸コピーを合成するための手段とを提供し、
b)プライマーの該第1のセットと、核酸分析物の該ライブラリーとを接触して、複数の第1の結合体を形成し、
c)該核酸分析物によって提供されるテンプレート配列によってプライマーの該結合された第1のセットを伸長して該分析物の第1のコピーを形成し、
d)プライマーの該第2のセットと、該伸長された第1のコピーとを接触して、複数の第2の結合体を形成し、
e)該伸長された第1のコピーによって提供されるテンプレート配列によってプライマーの該結合された第2のセットを伸長して、伸長された第1のコピーおよびプライマーの伸長された第2のセットを含む複数の複合体を形成し、
f)等温または平衡な条件下で、該複合体中のプライマーの該第2のセットにおけるプロダクションセンターから、1つ以上の核酸コピーを合成し、
g)工程a)(i)において提供される該核酸の配列に、工程f)において形成された該核酸コピーをハイブリダイズし、
h)工程g)において得られた該ハイブリダイズされたコピーのいずれかを検出または定量する方法。
【請求項597】
前記固体支持体がビーズを含む請求項596に記載の方法。
【請求項598】
前記ビーズが磁性である請求項597に記載の方法。
【請求項599】
前記核酸配列が、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される構成要員を含む請求項596に記載の方法。
【請求項600】
前記類似物がPNAを含む請求項599に記載の方法。
【請求項601】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項599または600に記載の方法。
【請求項602】
前記核酸配列が固体支持体に固定化もしくは不動化される請求項596に記載の方法。
【請求項603】
前記固体支持体が多孔性であるか、または非多孔性である請求項602に記載の方法。
【請求項604】
前記多孔性固体支持体が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項603に記載の方法。
【請求項605】
前記非多孔性の固体支持体が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項603に記載の方法。
【請求項606】
前記固体支持体が、透明性、半透明性、不透明性、または反射性である請求項602に記載の方法。
【請求項607】
前記核酸が直接的または間接的に、前記固体支持体に固定化または不動化される請求項602に記載の方法。
【請求項608】
前記核酸は化学リンカーまたは結合アームによって前記固体支持体に対して間接的に固定化または不動化される請求項607に記載の方法。
【請求項609】
核酸分析物の前記ライブラリーが、器官、組織、および細胞よりなる群から選択される、生物資源に由来する請求項596に記載の方法。
【請求項610】
核酸分析物の前記ライブラリーが、ゲノムDNA、エピソームRNA、スプライスされていないRNA、mRNA、rRNA、snRNA、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項596に記載の方法。
【請求項611】
前記プライマーの第1のセットが、内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)に相補的な1つ以上の配列を含む請求項596に記載の方法。
【請求項612】
前記内在性のUDTが、3´ポリAセグメント、コンセンサス配列、および両方の組み合わせよりなる群から選択される請求項596に記載の方法。
【請求項613】
前記コンセンサス配列が、ポリA付加についてのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピー反復、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項612に記載の方法。
【請求項614】
前記プロダクションセンターが、プライマー結合部位、RNAプロモーター、または両方の組み合わせよりなる群から選択される請求項596に記載の方法。
【請求項615】
前記RNAプロモーターがファージプロモーターを含む請求項614に記載の方法。
【請求項616】
前記ファージプロモーターが、T3、T7、およびSP6よりなる群から選択される請求項615に記載の方法。
【請求項617】
前記ハイブリダイズされた核酸コピーがさらにそれに付着されるかまたは取り込まれる1つ以上のシグナル伝達体を含む請求項596に記載の方法。
【請求項618】
前記シグナル伝達体がシグナルを直接的にまたは間接的に発生する請求項617に記載の方法。
【請求項619】
前記直接的なシグナル発生が、蛍光化合物、リン光化合物、化学発光化合物、キレート化化合物、電子高密度な化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項618に記載の方法。
【請求項620】
前記間接的なシグナル発生が、抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項618に記載の方法。
【請求項621】
前記酵素が、蛍光発生反応、色素生成反応、および化学発光反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項620に記載の方法。
【請求項622】
前記重合化手段が、E.coli DNA PolI、E.coli DNA PolIのクレノーフラグメント、Bst DNAポリメラーゼ、Bca DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Tth DNAポリメラーゼ、T4 DNAポリメラーゼ、ALV逆転写酵素、MuLV逆転写酵素、RSV逆転写酵素、HIV−1逆転写酵素、HIV−2逆転写酵素、センシスクリプト(Sensiscript)、およびオムニスクリプト(Omniscript)よりなる群から選択される請求項596に記載の方法。
【請求項623】
工程c)から得られた第1のコピーをそれらのテンプレートから分離し、そして工程b)を反復する工程をさらに包含する請求項596に記載の方法。
【請求項624】
工程f)から得られたプライマーの伸長された第2のセットを分離し、そして工程e)を反復する工程をさらに包含する請求項596に記載の方法。
【請求項625】
工程g)が反復して行われる請求項596に記載の方法。
【請求項626】
等温または平衡な条件下で核酸コピーを合成するための前記手段が、RNA転写、ストランド置換増幅、および2次構造増幅よりなる群から選択される1つ以上によって行われる請求項596に記載の方法。
【請求項627】
ライブラリー中の複数の目的の核酸を検出または定量するための方法であって、
a)(i)該目的の核酸の配列に、部分または全体が同一または相補的な固定化または不動化された核酸のアレイと、
(ii)検出または定量されることを求められる目的の核酸を含み得る核酸分析物のライブラリーと、
(iii)該核酸分析物の核酸コピーを合成するための重合化手段であって、該重合化手段は、プライマーの第1のセットおよびプライマーの第2のセットを含み、ここでプライマーの該第1のセットは固体支持体に固定化または不動化され、プライマーの該第1のセットが少なくとも1つのプロダクションセンターを含む、重合化手段と、
(iv)等温または平衡な条件下で核酸コピーを合成するための手段とを提供し、
b)プライマーの該第1のセットと、核酸分析物の該ライブラリーとを接触して、複数の第1の結合体を形成し、
c)該核酸分析物によって提供されるテンプレート配列によってプライマーの該結合された第1のセットを伸長し、
d)少なくとも4つ以上の非内在性の同種重合体ヌクレオチドによって該第1のコピーを伸長し、
e)プライマーの該第2のセットと、該伸長された第1のコピーとを接触して、複数の第2の結合体を形成し、
f)該伸長された第1のコピーによって提供されるテンプレート配列によって、プライマーの該結合された第2のセットを伸長して、伸長された第1のコピーおよびプライマーの伸長された第2のセットを含む複数の複合体を形成し、
g)等温または平衡な条件下で、該複合体中のプライマーの該第2のセットにおけるプロダクションセンターから、1つ以上の核酸コピーを合成し、
h)工程a)(i)において提供される該核酸の配列に、工程g)において形成された該核酸コピーをハイブリダイズし、
i)工程h)において得られた該ハイブリダイズされたコピーのいずれかを検出または定量する方法。
【請求項628】
前記固体支持体がビーズを含む請求項627に記載の方法。
【請求項629】
前記ビーズが磁性である請求項628に記載の方法。
【請求項630】
前記核酸配列が、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択されるメンバーを含む請求項627に記載の方法。
【請求項631】
前記類似物がPNAを含む請求項630に記載の方法。
【請求項632】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項630または631に記載の方法。
【請求項633】
前記核酸配列が固体支持体に固定化もしくは不動化される請求項627に記載の方法。
【請求項634】
前記固体支持体が多孔性であるか、または非多孔性である請求項633に記載の方法。
【請求項635】
前記多孔性固体支持体が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項634に記載の方法。
【請求項636】
前記非多孔性の固体支持体が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項634に記載の方法。
【請求項637】
前記固体支持体が、透明、半透明、不透明、または反射性である請求項633に記載の方法。
【請求項638】
前記核酸が直接的または間接的に、前記固体支持体に固定化または不動化される請求項633に記載の方法。
【請求項639】
前記核酸は化学リンカーまたは結合アームによって前記固体支持体に対して間接的に固定化または不動化される請求項638に記載の方法。
【請求項640】
核酸分析物の前記ライブラリーが、器官、組織、および細胞よりなる群から選択される、生物資源に由来する請求項627に記載の方法。
【請求項641】
核酸分析物の前記ライブラリーが、ゲノムDNA、エピソームRNA、スプライスされていないRNA、mRNA、rRNA、snRNA、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項627に記載の方法。
【請求項642】
前記プライマーの第1のセットがさらに、内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)に相補的な1つ以上の配列を含む請求項627に記載の方法。
【請求項643】
前記内在性のUDTが、3´ポリAセグメント、コンセンサス配列、および両方の組み合わせよりなる群から選択される請求項627に記載の方法。
【請求項644】
前記コンセンサス配列が、ポリA付加についてのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピー反復、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項643に記載の方法。
【請求項645】
前記プロダクションセンターが、プライマー結合部位、RNAプロモーター、または両方の組み合わせよりなる群から選択される請求項627に記載の方法。
【請求項646】
前記RNAプロモーターがファージプロモーターを含む請求項645に記載の方法。
【請求項647】
前記ファージプロモーターが、T3、T7、およびSP6よりなる群から選択される請求項646に記載の方法。
【請求項648】
前記伸長する工程d)において、4つ以上の非内在性の同種重合体ヌクレオチドが末端転写酵素によって付加される請求項627に記載の方法。
【請求項649】
前記ハイブリダイズされた核酸コピーがさらにそれに付着されるかまたは取り込まれる1つ以上のシグナル伝達体を含む請求項627に記載の方法。
【請求項650】
前記シグナル伝達体がシグナルを直接的にまたは間接的に発生する請求項649に記載の方法。
【請求項651】
前記直接的なシグナル発生が、蛍光化合物、リン光化合物、化学発光化合物、キレート化化合物、電子高密度な化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項650に記載の方法。
【請求項652】
前記間接的なシグナル発生が、抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項650に記載の方法。
【請求項653】
前記酵素が、蛍光発生反応、色素生成反応、および化学発光反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項652に記載の方法。
【請求項654】
前記重合化手段がイー・コリDNAPol I、イー・コリDNAPol Iのクレノーフラグメント、Bst DNAポリメラーゼ、Bca DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Tth DNAポリメラーゼ、T4DNAポリメラーゼ、ALV逆転写酵素、MuLV逆転写酵素、RSV逆転写酵素、HIV−1逆転写酵素、HIV−2逆転写酵素、センシスクリプトおよびオムニスクリプトよりなる群から選択される請求項627に記載の方法。
【請求項655】
工程c)から得られた第1のコピーをそれらのテンプレートから分離し、そして工程b)を反復する工程をさらに包含する請求項627に記載の方法。
【請求項656】
工程f)から得られたプライマーの伸長された第2のセットを分離し、そして工程e)を反復する工程をさらに包含する請求項627に記載の方法。
【請求項657】
工程g)が反復して行われる請求項627に記載の方法。
【請求項658】
等温または平衡な条件下で核酸の核酸コピーを合成するための前記手段が、RNA転写、ストランド置換増幅、および2次的構造増幅よりなる群から選択される1つ以上のメンバーによって行われる請求項627に記載の方法。
【請求項659】
ライブラリー中の複数の目的の核酸を検出または定量するための方法であって、
a)(i)該目的の核酸の配列に、部分または全体が同一または相補的な固定化または不動化された核酸のアレイと、
(ii)検出または定量されることを求められる目的の核酸を含み得る核酸分析物のライブラリーと、
(iii)該核酸分析物の核酸コピーを合成するための重合化手段であって、該重合化手段は、プライマーの第1のセットおよびプライマーの第2のセットを含み、ここでプライマーの該第1のセットは、固体支持体に固定化または不動化され、該第1のセットは少なくとも1つのプロダクションセンターを含む、重合化手段と、
(iv)プライマーの該第2のセットの少なくとも1つのセグメントまたは配列に相補的なオリゴヌクレオチドまたはポリヌクレオチドのセットと、
(v)オリゴヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの該セット(iv)をライゲートするための手段とを提供し、
b)プライマーの該第1のセットと、核酸分析物の該ライブラリーとを接触して、複数の第1の結合体を形成し、
c)該核酸分析物によって提供されるテンプレート配列によってプライマーの該結合された第1のセットを伸長して該分析物の第1のコピーを形成し、
d)オリゴヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの該セットa)(iv)を工程c)において形成された該第1のコピーの3´末端にライゲートして複数のライゲートされた生成物を形成し、
e)プライマーの該第2のセットと、該ライゲートされた生成物とを接触して、複数の第2の結合体を形成し、
f)工程d)において形成された該ライゲートされた生成物により提供されるテンプレート配列によって、プライマーの該結合された第2のセットを伸長して、該ライゲートされた生成物およびプライマーの該伸長された第2のセットを含む複数の複合体を形成し、
g)等温または平衡な条件下で、該複合体中のプライマーの該第2のセットにおけるプロダクションセンターから、1つ以上の核酸コピーを合成し、
h)工程a)(i)において提供される該核酸の配列に、工程g)において形成された該核酸コピーをハイブリダイズし、
i)工程h)において得られた該ハイブリダイズされたコピーのいずれかを検出または定量する方法。
【請求項660】
前記固体支持体がビーズを含む請求項659に記載の方法。
【請求項661】
前記ビーズが磁性である請求項660に記載の方法。
【請求項662】
前記核酸配列が、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択されるメンバーを含む請求項659に記載の方法。
【請求項663】
前記類似物がPNAを含む請求項662に記載の方法。
【請求項664】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項662または663に記載の方法。
【請求項665】
前記核酸配列が固体支持体に固定化もしくは不動化される請求項659に記載の方法。
【請求項666】
前記固体支持体が多孔性であるか、または非多孔性である請求項665に記載の方法。
【請求項667】
前記多孔性固体支持体が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項666に記載の方法。
【請求項668】
前記非多孔性の固体支持体が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項666に記載の方法。
【請求項669】
前記固体支持体が、透明、半透明、不透明、または反射性である請求項665に記載の方法。
【請求項670】
前記核酸が直接的または間接的に、前記固体支持体に固定化または不動化される請求項665に記載の方法。
【請求項671】
前記核酸は化学リンカーまたは結合アームによって前記固体支持体に対して間接的に固定化または不動化される請求項665に記載の方法。
【請求項672】
核酸分析物の前記ライブラリーが、器官、組織、および細胞よりなる群から選択される、生物資源に由来する請求項659に記載の方法。
【請求項673】
核酸分析物の前記ライブラリーが、ゲノムDNA、エピソームRNA、スプライスされていないRNA、mRNA、rRNA、snRNA、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項659に記載の方法。
【請求項674】
前記プライマーの第1のセットが、内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)に相補的な1つ以上の配列を含む請求項659に記載の方法。
【請求項675】
前記内在性のUDTが、3´ポリAセグメント、コンセンサス配列、および両方の組み合わせよりなる群から選択される請求項659に記載の方法。
【請求項676】
前記コンセンサス配列が、ポリA付加についてのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピー反復、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項675に記載の方法。
【請求項677】
前記プロダクションセンターが、プライマー結合部位、RNAプロモーター、または両方の組み合わせよりなる群から選択される請求項659に記載の方法。
【請求項678】
前記RNAプロモーターがファージプロモーターを含む請求項677に記載の方法。
【請求項679】
前記ファージプロモーターが、T3、T7、およびSP6よりなる群から選択される請求項678に記載の方法。
【請求項680】
前記ハイブリダイズされた核酸コピーがさらにそれに付着されるかまたは結合される1つ以上のシグナル伝達体を含む請求項659に記載の方法。
【請求項681】
前記シグナル伝達体がシグナルを直接的にまたは間接的に発生する請求項680に記載の方法。
【請求項682】
前記直接的なシグナル発生が、蛍光化合物、リン光化合物、化学発光化合物、キレート化化合物、電子高密度な化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項681に記載の方法。
【請求項683】
前記間接的なシグナル発生が、抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項682に記載の方法。
【請求項684】
前記酵素が、蛍光発生反応、色素生成反応、および化学発光反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項683に記載の方法。
【請求項685】
前記重合化手段がイー・コリDNAPol I、イー・コリDNAPol Iのクレノーフラグメント、Bst DNAポリメラーゼ、Bca DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Tth DNAポリメラーゼ、T4DNAポリメラーゼ、ALV逆転写酵素、MuLV逆転写酵素、RSV逆転写酵素、HIV−1逆転写酵素、HIV−2逆転写酵素、センシスクリプトおよびオムニスクリプトよりなる群から選択される請求項659に記載の方法。
【請求項686】
前記ライゲートする手段がT4DNAリガーゼを含む請求項659に記載の方法。
【請求項687】
工程c)から得られた第1のコピーをそれらのテンプレートから分離し、そして工程b)を反復する工程をさらに包含する請求項659に記載の方法。
【請求項688】
工程f)から得られたプライマーの伸長された第2のセットを分離し、そして工程e)を反復する工程をさらに包含する請求項659に記載の方法。
【請求項689】
工程g)が反復して行われる請求項659に記載の方法。
【請求項690】
等温または平衡な条件下で核酸コピーを合成するための前記手段が、RNA転写、ストランド置換増幅、および2次的構造増幅よりなる群から選択される1つ以上のメンバーによって行われる請求項659に記載の方法。
【請求項691】
ライブラリー中の複数の目的の核酸を検出または定量するための方法であって、
a)(i)該目的の核酸の配列に、部分または全体が同一または相補的な固定化または不動化された核酸のアレイと、
(ii)検出または定量されることを求められる目的の核酸を含み得る核酸分析物のライブラリーと、
(iii)該核酸分析物の核酸コピーを合成するための重合化手段であって、該重合化手段は、プライマーの第1のセットおよびプライマーの第2のセットを含み、プライマーの該第1のセットは、固体支持体に固定化または不動化され、およびここで該第2のセットは少なくとも1つのプロダクションセンターを含む、重合化手段と、
(iv)プライマーの該第2のセットの少なくとも1つのセグメントまたは配列に相補的なオリゴヌクレオチドまたはポリヌクレオチドのセットと、
(v)オリゴヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの該セット(iv)をライゲートするための手段とを提供し、
b)プライマーの該第1のセットと、核酸分析物の該ライブラリーとを接触して、複数の第1の結合体を形成し、
c)該核酸分析物によって提供されるテンプレート配列によってプライマーの該結合された第1のセットを伸長して該分析物の第1のコピーを形成し、
d)オリゴヌクレオチドまたはポリヌクレオチドの該セットa)(iv)を工程c)において形成された該第1のコピーの3´末端にライゲートして、複数のライゲートされた生成物を形成し、
e)プライマーの該第2のセットと、該ライゲートされた生成物とを接触して、複数の第2の結合体を形成し、
f)工程d)において形成された該ライゲートされた生成物により提供されるテンプレート配列によって、プライマーの該結合された第2のセットを伸長して、該ライゲートされた生成物およびプライマーの該伸長された第2のセットを含む複数の複合体を形成し、
g)等温または平衡な条件下で、該複合体中のプライマーの該第2のセットにおけるプロダクションセンターから、1つ以上の核酸コピーを合成し、
h)工程a)(i)において提供される該核酸の配列に、工程g)において形成された該核酸コピーをハイブリダイズし、
i)工程h)において得られた該ハイブリダイズされたコピーのいずれかを検出または定量する方法。
【請求項692】
工程c)から得られた第1のコピーをそれらのテンプレートから分離し、そして工程b)を反復する工程をさらに包含する請求項691に記載の方法。
【請求項693】
工程f)から得られたプライマーの伸長された第2のセットを分離し、そして工程e)を反復する工程をさらに包含する請求項691に記載の方法。
【請求項694】
工程g)が反復して行われる請求項691に記載の方法。
【請求項695】
等温または平衡な条件下で核酸コピーを合成するための前記手段が、RNA転写、ストランド置換増幅、および2次的構造増幅よりなる群から選択される1つ以上のメンバーによって行われる請求項691に記載の方法。
【請求項696】
ライブラリー中の複数の目的の核酸を検出または定量するための方法であって、
a)(i)該目的の核酸の配列に、部分または全体が同一または相補的な固定化または不動化された核酸のアレイと、
(ii)検出または定量されることを求められる目的の核酸を含み得る核酸分析物のライブラリーと、
(iii)該核酸分析物の核酸コピーを合成するための重合化手段であって、該重合化手段は、プライマーの第1のセット、プライマーの第2のセット、およびプラスミドの第3のセットを含み、プライマーの該第1のセットは、固体支持体に固定化または不動化され、およびここで該第3のセットは少なくとも1つのプロダクションセンターを含む、重合化手段とを提供し、
b)プライマーの該第1のセットと、核酸分析物の該ライブラリーとを接触して、複数の第1の結合体を形成し、
c)該核酸分析物によって提供されるテンプレート配列によってプライマーの該結合された第1のセットを伸長して該分析物の第1のコピーを形成し、
d)プライマーの該第2のセットと、該伸長された第1のコピーとを接触して、複数の第2の結合体を形成し、
e)該伸長された第1のコピーによって提供されるテンプレート配列によって該結合されたプライマーの第2のセットを伸長して、プライマーの伸長された第2のセットを形成し、
f)工程e)において得られたプライマーの該伸長された第2のセットを分離し、
g)プライマーの該第3のセットと、プライマーの該伸長された第2のセットとを接触して複数の第3の結合体を形成し、
h)プライマーの該伸長された第2のセットによって提供されるテンプレート配列によって該第3の結合体を伸長して、該伸長された第3の結合体およびプライマーの該伸長されたセットを含む複数の複合体を形成し、
i)等温または平衡な条件下で、該複合体中のプライマーの該第2のセットにおけるプロダクションセンターから、1つ以上の核酸コピーを合成し、
j)工程a)(i)において提供される該核酸の配列に、工程i)において形成された該核酸コピーをハイブリダイズし、
k)工程j)において得られた該ハイブリダイズされたコピーのいずれかを検出または定量する方法。
【請求項697】
前記固体支持体がビーズを含む請求項696に記載の方法。
【請求項698】
前記ビーズが磁性である請求項660に記載の方法。
【請求項699】
前記核酸配列が、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択されるメンバーを含む請求項696に記載の方法。
【請求項700】
前記類似物がPNAを含む請求項699に記載の方法。
【請求項701】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項699または700に記載の方法。
【請求項702】
前記核酸配列が固体支持体に固定化もしくは不動化される請求項696に記載の方法。
【請求項703】
前記固体支持体が多孔性であるか、または非多孔性である請求項702に記載の方法。
【請求項704】
前記多孔性固体支持体が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項703に記載の方法。
【請求項705】
前記非多孔性の固体支持体が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項703に記載の方法。
【請求項706】
前記固体支持体が、透明、半透明、不透明、または反射性である請求項703に記載の方法。
【請求項707】
前記核酸が直接的または間接的に、前記固体支持体に固定化または不動化される請求項703に記載の方法。
【請求項708】
前記核酸は化学リンカーまたは結合アームによって前記固体支持体に対して間接的に固定化または不動化される請求項707に記載の方法。
【請求項709】
核酸分析物の前記ライブラリーが、器官、組織、および細胞よりなる群から選択される、且つ生物資源に由来するものである請求項696に記載の方法。
【請求項710】
核酸分析物の前記ライブラリーが、ゲノムDNA、エピソームRNA、スプライスされていないRNA、mRNA、rRNA、snRNA、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項696に記載の方法。
【請求項711】
前記プライマーの第1のセットが、内在性のユニバーサルディテクションターゲット(UDT)に相補的な1つ以上の配列を含む請求項696に記載の方法。
【請求項712】
前記内在性のUDTが、3´ポリAセグメント、コンセンサス配列、および両方の組み合わせよりなる群から選択される請求項696に記載の方法。
【請求項713】
前記コンセンサス配列が、ポリA付加についてのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピー反復、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項712に記載の方法。
【請求項714】
前記プライマーの第2のセットがランダムなプライマーである請求項696に記載の方法。
【請求項715】
工程c)の後にプライマー結合部位を付加する工程c´)をさらに包含する請求項696に記載の方法。
【請求項716】
プライマーの前記第2のセットが前記プライマー結合部位に相補的である請求項715に記載の方法。
【請求項717】
前記プライマー結合部位がT4DNAリガーゼまたは末端転写酵素によって付加される請求項715に記載の方法。
【請求項718】
前記プロダクションセンターが、プライマー結合部位、RNAプロモーター、または両方の組み合わせよりなる群から選択される請求項696に記載の方法。
【請求項719】
前記RNAプロモーターがファージプロモーターを含む請求項718に記載の方法。
【請求項720】
前記ファージプロモーターが、T3、T7、およびSP6よりなる群から選択される請求項719に記載の方法。
【請求項721】
前記ハイブリダイズされた核酸コピーがさらにそれに付着されるかまたは取り込まれる1つ以上のシグナル伝達体を含む請求項696に記載の方法。
【請求項722】
前記シグナル伝達体がシグナルを直接的にまたは間接的に発生する請求項721に記載の方法。
【請求項723】
前記直接的なシグナル発生が、蛍光化合物、リン光化合物、化学発光化合物、キレート化化合物、電子高密度な化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項722に記載の方法。
【請求項724】
前記間接的なシグナル発生が、抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項722に記載の方法。
【請求項725】
前記酵素が、蛍光発生反応、色素生成反応、および化学発光反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項724に記載の方法。
【請求項726】
前記重合化手段がイー・コリDNAPol I、イー・コリDNAPol Iのクレノーフラグメント、Bst DNAポリメラーゼ、Bca DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Tth DNAポリメラーゼ、T4DNAポリメラーゼ、ALV逆転写酵素、MuLV逆転写酵素、RSV逆転写酵素、HIV−1逆転写酵素、HIV−2逆転写酵素、センシスクリプトおよびオムニスクリプトよりなる群から選択される請求項726に記載の方法。
【請求項727】
工程c)から得られた第1のコピーをそれらのテンプレートから分離し、そして工程b)を反復する工程をさらに包含する請求項696に記載の方法。
【請求項728】
工程f)から得られたプライマーの伸長された第2のセットを分離し、そして工程e)を反復する工程をさらに包含する請求項696に記載の方法。
【請求項729】
工程g)が反復して行われる請求項696に記載の方法。
【請求項730】
等温または平衡な条件下で核酸コピーを合成するための前記手段が、RNA転写、ストランド置換増幅、および2次的構造増幅よりなる群から選択される1つ以上のメンバーによって行われる請求項696に記載の方法。
【請求項731】
前記プライマーの第2のセットが、プライマーの第3のセットにおける前記プロダクションセンターとヌクレオチド配列が異なる少なくとも1つのプロダクションセンターを含む696に記載の方法。
【請求項732】
ライブラリー中の複数の目的の核酸を検出または定量するための方法であって、
a)(i)該目的の核酸の配列に、部分または全体が同一な固定化または不動化された核酸のアレイと、
(ii)検出または定量されることを求められる目的の核酸を含み得る核酸分析物のライブラリーと、
(iii)該核酸分析物の核酸コピーを合成するための重合化手段であって、該重合化手段は、プライマーの第1のセットを含む、重合化手段とを提供し、
b)プライマーの該第1のセットと、核酸分析物の該ライブラリーとを接触して、第1の結合体を形成し、
c)該核酸分析物によって提供されるテンプレート配列によってプライマーの第1のセットの該結合されたセットを伸長して該分析物の第1の核酸コピーを形成し、
d)該分析物から該第1の核酸コピーを分離し、
e)所望の量の第1の核酸コピーが合成されるまで工程b)、c)、d)を繰返し、
f)工程i)において提供される核酸の該配列に、工程e)において形成された該核酸コピーをハイブリダイズし、
g)工程f)において得られた該ハイブリダイズされた第1の核酸コピーのいずれかを検出または定量する方法。
【請求項733】
前記核酸配列が、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される請求項732に記載の方法。
【請求項734】
前記類似物がPNAを含む請求項4に記載の方法。
【請求項735】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項733または734に記載の方法。
【請求項736】
前記核酸配列が固体支持体に固定化もしくは不動化される請求項732に記載の方法。
【請求項737】
前記固体支持体が多孔性であるか、または非多孔性である請求項736に記載の方法。
【請求項738】
前記多孔性固体支持体が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項737に記載の方法。
【請求項739】
前記非多孔性の固体支持体が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項736に記載の方法。
【請求項740】
前記固体支持体が、透明、半透明、不透明、または反射性である請求項736に記載の方法。
【請求項741】
前記核酸が直接的または間接的に、前記固体支持体に固定化または不動化される請求項736に記載の方法。
【請求項742】
前記核酸は化学リンカーまたは結合アームによって前記固体支持体に対して間接的に固定化または不動化される請求項741に記載の方法。
【請求項743】
核酸分析物の前記ライブラリーが、器官、組織、および細胞よりなる群から選択され、且つ生物資源に由来するものである請求項732に記載の方法。
【請求項744】
前記核酸分析物が、ゲノムDNA、エピソームRNA、スプライスされていないRNA、mRNA、rRNA、snRNA、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項732に記載の方法。
【請求項745】
前記核酸分析物が、ポリTセグメント、2次的構造、コンセンサス配列、および上述の組み合わせよりなる群から選択される内在性のUDTを含む、請求項732に記載の方法。
【請求項746】
前記コンセンサス配列が、ポリA付加についてのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピー反復、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項745に記載の方法。
【請求項747】
ポリAポリメラーゼ、末端転写酵素、T4 DNAリガーゼ、T4RNAリガーゼ、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される酵素手段によって、前記核酸分析物または前記第1のコピーに1つ以上の非内在性のUDTを付加する工程をさらに包含する請求項732に記載の方法。
【請求項748】
前記提供するまたは接触する工程において、プライマーの第1のセットが1つ以上のUDTを含む請求項732に記載の方法。
【請求項749】
前記重合化手段がイー・コリDNAPol I、イー・コリDNAPol Iのクレノーフラグメント、Bst DNAポリメラーゼ、Bca DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Tth DNAポリメラーゼ、T4DNAポリメラーゼ、ALV逆転写酵素、MuLV逆転写酵素、RSV逆転写酵素、HIV−1逆転写酵素、HIV−2逆転写酵素、センシスクリプトおよびオムニスクリプトよりなる群から選択される請求項732に記載の方法。
【請求項750】
さらなる量の酵素が工程d)の後にまたは反復する工程d)の後に添加される請求項749に記載の方法。
【請求項751】
前記ハイブリダイズされた核酸コピーがさらにそれに付着されるかまたは結合される1つ以上のシグナル伝達体を含む請求項732に記載の方法。
【請求項752】
前記UDEがシグナルを直接的にまたは間接的に発生する請求項748に記載の方法。
【請求項753】
前記直接的なシグナル発生が、蛍光化合物、リン光化合物、化学発光化合物、キレート化化合物、電子高密度な化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項752に記載の方法。
【請求項754】
前記間接的なシグナル発生が、抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項752に記載の方法。
【請求項755】
前記酵素が、蛍光発生反応、色素生成反応、および化学発光反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項754に記載の方法。
【請求項756】
ライブラリー中の複数の目的の核酸を検出または定量するための方法であって、
a)(i)該目的の核酸の配列に、部分または全体が同一な固定化または不動化された核酸のアレイと、
(ii)検出または定量されることを求められる目的の核酸を含み得る核酸分析物のライブラリーと、
(iii)該核酸分析物の核酸コピーを合成するための重合化手段であって、該重合化手段は、プライマーの第1のセット、プライマーの第2のセットを含む、重合化手段と、
(iv)核酸の3´末端への配列の付加のための手段とを提供し、
b)プライマーの該第1のセットと、該核酸分析物とを接触して、第1の結合体を形成し、
c)該核酸分析物によって提供されるテンプレート配列によってプライマーの第1のセットの該結合されたセットを伸長して該分析物の第1の核酸コピーを形成し、
d)該第1の核酸コピーの3´末端への非テンプレート由来の配列の付加によって該第1の核酸コピーを伸長し、
e)プライマーの該第2のセットと、該伸長された第1の核酸コピーとを接触して第2の結合体を形成し、
f)該伸長された第1の核酸コピーによって提供されるテンプレート配列によってプライマーの第2のセットの該結合されたセットを伸長して、第2の核酸コピーを形成し、
g)伸長された第1の核酸コピーから該第2の核酸コピーを分離し、
h)所望の量の第2の核酸コピーが合成されるまで工程e)、f)、g)を繰返し、
i)工程(i)において提供される核酸の該配列に、工程h)において形成された該第2の核酸コピーをハイブリダイズし、
j)工程i)において得られた該ハイブリダイズされた第2の核酸コピーのいずれかを検出または定量する方法。
【請求項757】
前記核酸配列が、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択されるメンバーを含む請求項756に記載の方法。
【請求項758】
前記類似物がPNAを含む請求項757に記載の方法。
【請求項759】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項757または758に記載の方法。
【請求項760】
前記固体支持体が多孔性であるか、または非多孔性である請求項756に記載の方法。
【請求項761】
前記多孔性固体支持体が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項760に記載の方法。
【請求項762】
前記非多孔性の固体支持体が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項760に記載の方法。
【請求項763】
前記固体支持体が、透明、半透明、不透明、または反射性である請求項758に記載の方法。
【請求項764】
前記核酸が直接的または間接的に、前記固体支持体に固定化または不動化される請求項756に記載の方法。
【請求項765】
前記核酸は化学リンカーまたは結合アームによって前記固体支持体に対して間接的に固定化または不動化される請求項764に記載の方法。
【請求項766】
核酸分析物の前記ライブラリーが、器官、組織、および細胞よりなる群から選択され、かつ生物資源に由来するものである請求項758に記載の方法。
【請求項767】
前記核酸分析物が、ゲノムDNA、エピソームRNA、スプライスされていないRNA、mRNA、rRNA、snRNA、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項758に記載の方法。
【請求項768】
前記核酸分析物が、ポリTセグメント、2次的構造、コンセンサス配列、および上述の組み合わせよりなる群から選択される内在性のUDTを含む、請求項758に記載の方法。
【請求項769】
前記コンセンサス配列が、ポリA付加についてのシグナル配列、スプライスエレメント、マルチコピー反復、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項768に記載の方法。
【請求項770】
ポリAポリメラーゼ、末端転写酵素、T4DNAリガーゼ、T4RNAリガーゼ、および上述の任意の組み合わせから選択される酵素手段によって、前記核酸分析物、前記第1のコピー、または前記第2のコピーに1つ以上の非内在性のUDTを付加する工程をさらに包含する請求項758に記載の方法。
【請求項771】
前記提供するまたは接触する工程において、プライマーの第1のセットまたはプライマーの第2のセットまたは両方が、1つ以上のUDTを含む請求項758に記載の方法。
【請求項772】
前記伸長工程d)が、末端転写酵素、T4 DNAリガーゼ、T4RNAリガーゼ、および上述の任意の組み合わせから選択される酵素手段によって行われる請求項758に記載の方法。
【請求項773】
前記重合化手段がイー・コリDNAPol I、イー・コリDNAPol Iのクレノーフラグメント、Bst DNAポリメラーゼ、Bca DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Tth DNAポリメラーゼ、T4DNAポリメラーゼ、ALV逆転写酵素、MuLV逆転写酵素、RSV逆転写酵素、HIV−1逆転写酵素、HIV−2逆転写酵素、センシスクリプトおよびオムニスクリプトよりなる群から選択される請求項758に記載の方法。
【請求項774】
さらなる量の酵素が添加される請求項773に記載の方法。
【請求項775】
前記ハイブリダイズされた核酸コピーがさらにそれに付着されるかまたは取り込まれる1つ以上のシグナル伝達体を含む請求項758に記載の方法。
【請求項776】
前記シグナル体が、シグナルを直接的にまたは間接的に発生する請求項775に記載の方法。
【請求項777】
前記直接的なシグナル発生が、蛍光化合物、リン光化合物、化学発光化合物、キレート化化合物、電子高密度な化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項776に記載の方法。
【請求項778】
前記間接的なシグナル発生が、抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項776に記載の方法。
【請求項779】
前記酵素が、蛍光発生反応、色素生成反応、および化学発光反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項778に記載の方法。
【請求項780】
i)請求項1750の工程c)において生成される核酸コピーを前記分析物から分離する工程、およびm)所望の量の伸長された第1の核酸コピーが合成されるまで工程b)、c)、およびk)を反復する工程を包含する請求項756に記載の方法。
【請求項781】
i)請求項750の工程d)において生成される伸長された第1の核酸コピーを前記分析物から分離する工程、およびm)所望の量の伸長された第1の核酸コピーが合成されるまで工程b)、c)、d)、およびl)を反復する工程を包含する請求項756に記載の方法。
【請求項782】
前記プライマーの第1のセットが固体支持体に付着される請求項756に記載の方法。
【請求項783】
前記固体支持体がビーズを含む請求項782に記載の方法。
【請求項784】
前記ビーズが磁性である請求項783に記載の方法。
【請求項785】
分離した領域を含む固体表面のアレイを含む組成物であって、該分離した領域の少なくとも2つがそれぞれ、
核酸プライマーの第1のセットと、
核酸プライマーの第2のセットとを含み、
核酸プライマーの該第1のセットにおけるヌクレオチド配列は、核酸プライマーの該第2のセットにおけるヌクレオチド配列と異なり、
第1の分離した領域の核酸プライマーの第1のセットのヌクレオチド配列および第2の分離した領域の核酸プライマーの第1のセットのヌクレオチド配列は、少なくとも1つの塩基が互いに異なり、
第1の分離した領域の核酸プライマーの第2のセットのヌクレオチド配列および第2の分離した領域の核酸プライマーの第2のセットのヌクレオチド配列は、実質的に同じであるかまたは同一である組成物。
【請求項786】
固体表面の前記配列は、D1がD2よりも少ないように設計/合成され、該D1は、領域の第1のセットの部分である核酸プライマーと、同じ領域の第2のセットの部分である核酸プライマーとの間の該配置上の物理的な距離であり、D2は第1のセットの核酸プライマーについてのサンプル中の該核酸におけるプライマー結合部位の配列と、第2のセットにおける核酸プライマーについてのサンプル中の該核酸におけるプライマー結合部位の相補物との間のサンプル中核酸上の物理的な距離である請求項785に記載の組成物。
【請求項787】
該核酸プライマーは、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される請求項785に記載の組成物。
【請求項788】
前記類似物がPNAを含む請求項787に記載の組成物。
【請求項789】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項787または788に記載の組成物。
【請求項790】
前記固体表面が多孔性であるか、または非多孔性である請求項785に記載の組成物。
【請求項791】
前記多孔性固体表面が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項789に記載の組成物。
【請求項792】
前記非多孔性の固体表面が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項790に記載の組成物。
【請求項793】
前記固体表面が、透明、半透明、不透明、または反射性である請求項785に記載の組成物。
【請求項794】
核酸プライマーが直接的または間接的に、前記固体表面に固定化または不動化される請求項785に記載の組成物。
【請求項795】
前記核酸プライマーは化学リンカーまたは結合アーム連結アームによって、当該固体表面に間接的に固定化または不動化される請求項794に記載の組成物。
【請求項796】
複数の分離した領域を含む固体表面のアレイを含む組成物であって、該分離した領域の少なくとも2つがそれぞれ、
核酸プライマーの第1のセットと、
核酸プライマーの第2のセットとを含み、
核酸プライマーの該第1のセットにおけるヌクレオチド配列は、核酸プライマーの第2のセットにおけるヌクレオチド配列と異なり、
第1の分離した領域の核酸プライマーの第1のセットのヌクレオチド配列および第2の分離した領域の核酸プライマーの第1のセットのヌクレオチド配列は実質的に互いに異なり、
第1の分離した領域の核酸プライマーの第2のセットのヌクレオチド配列および第2の分離した領域の核酸プライマーの第2のセットのヌクレオチド配列は実質的に同じであるかまたは同一である組成物。
【請求項797】
固体表面の前記配列は、D1がD2よりも少ないように設計/合成され、該D1は、領域の第1のセットの部分である核酸プライマーと、同じ領域の第2のセットの部分である核酸プライマーとの間の該配列上の物理的な距離であり、D2は第1のセットの核酸プライマーについてのサンプル中の該核酸におけるプライマー結合部位の配列と、第2のセットにおける核酸プライマーについてのサンプル中の該核酸におけるプライマー結合部位の相補物との間のサンプル中核酸上の物理的な距離である請求項795に記載の組成物。
【請求項798】
該核酸プライマーは、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される請求項786記載の組成物。
【請求項799】
前記類似物がPNAを含む請求項798に記載の組成物。
【請求項800】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項798または799に記載の組成物。
【請求項801】
前記固体表面が多孔性であるか、または非多孔性である請求項796に記載の組成物。
【請求項802】
前記多孔性固体表面が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項801に記載の組成物。
【請求項803】
前記非多孔性の固体表面が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項796に記載の組成物。
【請求項804】
前記固体表面が、透明、半透明、不透明、または反射性である請求項796に記載の組成物。
【請求項805】
核酸プライマーが直接的または間接的に、前記固体表面に固定化または不動化される請求項796に記載の組成物。
【請求項806】
前記核酸プライマーは化学リンカーまたは結合アームによって、当該固体表面に間接的に固定化または不動化される請求項805に記載の組成物。
【請求項807】
ライブラリー中の目的の核酸の2つ以上のコピーを生成するための方法であって、
a)(i)複数の分離した領域を含む固体表面のアレイであって、該分離した領域の少なくとも2つがそれぞれ、
(1)核酸プライマーの第1のセットと、
(2)核酸プライマーの第2のセットとを含み、
核酸プライマーの該第1のセットにおけるヌクレオチド配列は、核酸プライマーの該第2のセットにおけるヌクレオチド配列と異なり、
第1の分離した領域の核酸プライマーの第1のセットのヌクレオチド配列および第2の分離した領域の核酸プライマーの第1のセットのヌクレオチド配列は少なくとも1つの塩基が実質的に互いに異なり、
第1の分離した領域の核酸プライマーの第2のセットのヌクレオチド配列および第2の分離した領域の核酸プライマーの第2のセットのヌクレオチド配列は実質的に同じであるかまたは同一である固体表面のアレイと、
(ii)目的の核酸を含み得る核酸分析物のライブラリーと、
(iii)該目的の核酸の核酸コピーを合成するための重合化手段とを提供し、
b)該目的の核酸における相補的な配列と、該第1のセットのプライマーとを接触し、
c)該目的の核酸をテンプレートとして使用して第1のセットにおける該プライマーを伸長して、伸長された第1のプライマーを生成し、
d)該伸長された第1のプライマーにおける相補的な配列と、該第2のセットにおけるプライマーとを接触し、
e)該伸長された第1のプライマーを使用して第2のセットにおける該プライマーを伸長して、該伸長された第2のプライマーを生成し、
f)該伸長された第2のプライマーにおける相補的な配列と、第1のセットにおけるプライマーとを接触し、
g)該伸長された第2のプライマーをテンプレートとして使用して、第1のセットにおける該プライマーを伸長して、伸長された第1のプライマーを生成し、
h)上述のd)からg)までの工程を1回以上反復する工程を含む方法。
【請求項808】
該核酸プライマーが、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される請求項807に記載の方法。
【請求項809】
前記類似物がPNAを含む請求項808に記載の方法。
【請求項810】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項808または809に記載の方法。
【請求項811】
前記固体支持体が多孔性であるか、または非多孔性である請求項807に記載の方法。
【請求項812】
前記多孔性固体支持体が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項811に記載の方法。
【請求項813】
前記非多孔性の固体支持体が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項811に記載の方法。
【請求項814】
前記固体支持体が、透明、半透明、不透明、または反射性である請求項807に記載の方法。
【請求項815】
核酸プライマーが直接的または間接的に、前記固体支持体に固定化または不動化される請求項807に記載の方法。
【請求項816】
前記核酸プライマーは化学リンカーまたは結合アームによって前記固体支持体に対して間接的に固定化または不動化される請求項815に記載の方法。
【請求項817】
分析物の前記ライブラリーが、器官、組織、および細胞よりなる群から選択される、生物資源に由来する請求項807に記載の方法。
【請求項818】
前記分析物が、ゲノムDNA、エピソームRNA、接合されていないRNA、mRNA、rRNA、snRNA、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項807に記載の方法。
【請求項819】
前記重合化手段が、イー・コリDNAPol I、イー・コリDNAPol Iのクレノーフラグメント、Bst DNAポリメラーゼ、Bca DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Tth DNAポリメラーゼ、T4DNAポリメラーゼ、ALV逆転写酵素、MuLV逆転写酵素、RSV逆転写酵素、HIV−1逆転写酵素、HIV−2逆転写酵素、センシスクリプトおよびオムニスクリプトよりなる群から選択される請求項600に記載の方法。
【請求項820】
ライブラリー中の複数の目的の核酸を検出または定量化するための方法であって、
a)(i)複数の分離した領域を含む固体表面のアレイであって、該分離した領域の少なくとも2つがそれぞれ、
(1)核酸プライマーの第1のセットと、
(2)核酸プライマーの第2のセットとを含み、
核酸プライマーの該第1のセットにおけるヌクレオチド配列は、核酸プライマーの該第2のセットにおけるヌクレオチド配列と異なり、
第1の分離した領域の核酸プライマーの第1のセットのヌクレオチド配列および第2の分離した領域の核酸プライマーの第1のセットのヌクレオチド配列は少なくとも1つの塩基が互いに異なり、
第1の分離した領域の核酸プライマーの第2のセットのヌクレオチド配列および第2の分離した領域の核酸プライマーの第2のセットのヌクレオチド配列は実質的に同じであるかまたは同一である固体表面のアレイと、
(ii)目的の核酸を含み得る核酸分析物のライブラリーと、
(iii)該目的の核酸の核酸コピーを合成するための重合化手段と、
(iv)核酸に付着され得るか、または核酸に取り込まれ得る非放射性のシグナル発生手段とを提供し、
b)該目的の核酸における相補的な配列と、該第1のセットのプライマーとを接触し、
c)該目的の核酸をテンプレートとして使用して第1のセットにおける該プライマーを伸長して、伸長された第1のプライマーを生成し、
d)該伸長された第1のプライマーにおける相補的な配列と、該第2のセットにおけるプライマーとを接触し、
e)該伸長された第1のプライマーをテンプレートとして使用して第2のセットにおける該プライマーを伸長して、伸長された第2のプライマーを生成し、
f)該伸長された第2のプライマーにおける相補的な配列と、第1のセットにおけるプライマーとを接触し、
g)該伸長された第2のプライマーをテンプレートとして使用して、第1のセットにおける該プライマーを伸長して、伸長された第1のプライマーを生成し、
h)上述のd)からg)までの工程を1回以上反復し、
i)上述の工程c)、e)、g)、およびh)における該伸長されたプライマーのいずれかに付着された或いはその中に取り込まれた該非放射性シグナル発生手段によって、検出または定量化する方法。
【請求項821】
前記核酸プライマーが、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される請求項820に記載の方法。
【請求項822】
前記類似物がPNAを含む請求項821に記載の方法。
【請求項823】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項821または822に記載の方法。
【請求項824】
前記固体支持体が多孔性であるか、または非多孔性である請求項820に記載の方法。
【請求項825】
前記多孔性固体支持体が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項824に記載の方法。
【請求項826】
前記非多孔性の固体支持体が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項824に記載の方法。
【請求項827】
前記固体支持体が、透明、半透明、不透明、または反射性である請求項820に記載の方法。
【請求項828】
核酸プライマーが直接的または間接的に、前記固体支持体に固定化または不動化される請求項820に記載の方法。
【請求項829】
前記核酸プライマーは化学リンカーまたは結合アームによって前記固体支持体に対して間接的に固定化または不動化される請求項828に記載の方法。
【請求項830】
分析物の前記ライブラリーが、器官、組織、および細胞よりなる群から選択される、生物資源に由来する請求項820に記載の方法。
【請求項831】
前記分析物が、ゲノムDNA、エピソームRNA、接合されていないRNA、mRNA、rRNA、SnRNA、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項820に記載の方法。
【請求項832】
前記重合化手段が、イー・コリDNAPol I、イー・コリDNAPol Iのクレノーフラグメント、Bst DNAポリメラーゼ、Bca DNAポリメラーゼ、Taq DNAポリメラーゼ、Tth DNAポリメラーゼ、T4DNAポリメラーゼ、ALV逆転写酵素、MuLV逆転写酵素、RSV逆転写酵素、HIV−1逆転写酵素、HIV−2逆転写酵素、センシスクリプトおよびオムニスクリプトよりなる群から選択される請求項820に記載の方法。
【請求項833】
前記非放射性シグナル発生手段が、ラベル化ヌクレオチド、挿入色素、普遍的な検出エレメント、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項820に記載の方法。
【請求項834】
前記伸長されたプライマーがさらに、それに付着された或いはその中に取り込まれた1又はそれ以上のシグナル発生体を含む請求項820に記載の方法。
【請求項835】
前記シグナル発生体が、直接的にまたは間接的にシグナルを作製する請求項834に記載の方法。
【請求項836】
前記直接的なシグナル発生が、蛍光化合物、リン光化合物、化学発光化合物、キレート化化合物、電子高密度な化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項835に記載の方法。
【請求項837】
前記間接的なシグナル発生が、抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項835に記載の方法。
【請求項838】
前記酵素が、蛍光発生反応、色素生成反応、および化学発光反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項837に記載の方法。
【請求項839】
複数の分離した領域を含む固体表面のアレイを含む組成物であって、該分離した領域の少なくとも2つは、
核酸部分と、
非核酸部分とを含むキメラ組成物を含み、
第1の分離した領域の該核酸部分は第2の分離した領域の核酸部分と同じ配列を有し、該非核酸部分は目的の分析物に対する結合親和性を有する組成物。
【請求項840】
前記核酸部分は、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される請求項839に記載の組成物。
【請求項841】
前記類似物がPNAを含む請求項840に記載の組成物。
【請求項842】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項840または841に記載の組成物。
【請求項843】
前記固体表面が多孔性であるか、または非多孔性である請求項839に記載の組成物。
【請求項844】
前記多孔性固体表面が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項843に記載の組成物。
【請求項845】
前記非多孔性の固体表面が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項843に記載の組成物。
【請求項846】
前記固体表面が、透明、半透明、不透明、または反射性である請求項839に記載の組成物。
【請求項847】
核酸部分が直接的または間接的に、前記固体表面に固定化または不動化される請求項839に記載の組成物。
【請求項848】
前記非核酸部分は、ペプチド、蛋白質、リガンド、酵素、基質、ホルモン、受容体、薬物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項839に記載の組成物。
【請求項849】
複数の分離した領域を含む固体表面のアレイを含む組成物であって、該分離した領域の少なくとも2つは、
該分離した領域に固定化または不動化される核酸の相補的な配列にハイブリダイズされるキメラ組成物を含み、該キメラ組成物は、
核酸部分と、
非核酸部分とを含み、
該核酸部分は少なくとも1つの配列を含み、該非核酸部分は目的の分析物に対する結合親和性を有し、該非核酸部分がペプチドまたは蛋白質である場合、該核酸部分は、該ペプチドまたは蛋白質をコードする配列に対して同一または相補的配列のいずれも含まない組成物。
【請求項850】
前記固体表面が多孔性であるか、または非多孔性である請求項849に記載の組成物。
【請求項851】
前記多孔性固体表面が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項850に記載の組成物。
【請求項852】
前記非多孔性の固体表面が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項850に記載の組成物。
【請求項853】
前記固体表面が、透明、半透明、不透明、または反射性である請求項849に記載の組成物。
【請求項854】
前記固定化または不動化された核酸は、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される請求項849に記載の組成物。
【請求項855】
前記類似物がPNAを含む請求項854に記載の組成物。
【請求項856】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項854または855に記載の組成物。
【請求項857】
前記核酸部分は、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される請求項849に記載の組成物。
【請求項858】
前記類似物がPNAを含む請求項857に記載の組成物。
【請求項859】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項857または858に記載の組成物。
【請求項860】
前記非核酸部分は、ペプチド、蛋白質、リガンド、酵素、基質、ホルモン、受容体、薬物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項849に記載の組成物。
【請求項861】
目的の分析物を検出または定量化するための方法であって、
1)a)複数の分離した領域を含む固体表面のアレイであって、該分離した領域の少なくとも2つは:核酸部分;および非核酸部分を含むキメラ組成物を含み;第1の分離した領域の該核酸部分は第2の分離した領域の核酸部分と同じ配列を有し、該非核酸部分は目的の分析物に対する結合親和性を有する、固体表面のアレイと、
b)該目的の分析物の1つ以上を含むか、または含むことが予測されるサンプルと、
c)シグナル発生手段とを提供し、
2)サンプルb)と配列a)とを、該非核酸部分への該分析物の結合を許容する条件下で、接触させ、
3)該シグナル発生手段と該結合された分析物とを接触させ、
4)該分析物の存在を検出または定量化する方法。
【請求項862】
前記固体表面が多孔性であるか、または非多孔性である請求項861に記載の方法。
【請求項863】
前記多孔性固体表面が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項862に記載の方法。
【請求項864】
前記非多孔性の固体表面が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項862に記載の方法。
【請求項865】
前記固体表面が、透明、半透明、不透明、または反射性である請求項861に記載の方法。
【請求項866】
前記核酸部分は、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される請求項861に記載の方法。
【請求項867】
前記類似物がPNAを含む請求項866に記載の方法。
【請求項868】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項866または867に記載の方法。
【請求項869】
前記核酸部分は、前記固体表面に直接的または間接的に固定化または不動化される請求項861に記載の方法。
【請求項870】
前記非核酸部分は、ペプチド、蛋白質、リガンド、酵素、基質、ホルモン、受容体、薬物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項861に記載の方法。
【請求項871】
前記シグナル発生手段が、直接的なシグナル発生手段および間接的なシグナル発生手段を含む請求項861に記載の方法。
【請求項872】
前記直接的なシグナル発生が、蛍光化合物、リン光化合物、化学発光化合物、キレート化化合物、電子高密度な化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項871に記載の方法。
【請求項873】
前記間接的なシグナル発生が、抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項871に記載の方法。
【請求項874】
前記酵素が、蛍光発生反応、色素生成反応、および化学発光反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項873に記載の方法。
【請求項875】
目的の分析物を検出または定量化するための方法であって、
1)a)複数の分離した領域を含む固体表面のアレイであって、該分離した領域の少なくとも2つは:核酸部分;および非核酸部分を含むキメラ組成物を含み;第1の分離した領域の該核酸部分は第2の分離した領域の核酸部分と同じ配列を有し、該非核酸部分は目的の分析物に対する結合親和性を有する固体表面のアレイと、
b)該目的の分析物の1つ以上を含むか、または含むことが予測されるサンプルと、
c)シグナル発生手段とを提供し、
2)該シグナル発生手段で該目的の分析物をラベルし、
3)該ラベルされた分析物と配列a)とを、該非核酸部分への該ラベル化された分析物の結合を許容する条件下で接触させ、
4)該分析物の存在を検出または定量化する方法。
【請求項876】
前記固体表面が多孔性であるか、または非多孔性である請求項875に記載の方法。
【請求項877】
前記多孔性固体表面が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項876に記載の方法。
【請求項878】
前記非多孔性の固体表面が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項876に記載の方法。
【請求項879】
前記固体表面が、透明、半透明、不透明、または反射性である請求項876に記載の方法。
【請求項880】
前記核酸部分は、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される請求項875に記載の方法。
【請求項881】
前記類似物がPNAを含む請求項880に記載の方法。
【請求項882】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項880または881に記載の方法。
【請求項883】
前記核酸部分は、前記固体表面に直接的または間接的に固定化または不動化される請求項875に記載の方法。
【請求項884】
前記非核酸部分は、ペプチド、蛋白質、リガンド、酵素、基質、ホルモン、受容体、薬物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項875に記載の方法。
【請求項885】
前記シグナル発生手段が、直接的なシグナル発生手段および間接的なシグナル発生手段を含む請求項875に記載の方法。
【請求項886】
前記直接的なシグナル発生が、蛍光化合物、リン光化合物、化学発光化合物、キレート化化合物、電子高密度な化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項885に記載の方法。
【請求項887】
前記間接的なシグナル発生が、抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項885に記載の方法。
【請求項888】
前記酵素が、蛍光発生反応、色素生成反応、および化学発光反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項887に記載の方法。
【請求項889】
目的の分析物を検出または定量化するための方法であって、
1)a)複数の分離した領域を含む固体表面のアレイであって、該分離した領域の少なくとも2つは該分離した領域に固定化または不動化された核酸部分を含む、固体表面のアレイと、
b)i)核酸部分と、
ii)非核酸部分とを含むキメラ組成物であって、
該核酸部分は、少なくとも1つの配列を有し、該非核酸部分は目的の分析物に対する結合親和性を有し、該非核酸部分がペプチドまたは蛋白質である場合、該核酸部分は、該ペプチドまたは蛋白質をコードする配列に同一または相補的な配列のいずれも含まないキメラ組成物と、
c)該目的の分析物の1つ以上を含むか、または含むことが予測されるサンプルと、
d)シグナル発生手段とを提供し、
2)キメラ組成物と該配列とを接触して、該キメラ組成物の核酸部分を該配列に固定化または不動化された相補的な核酸にハイブリダイズし、
3)サンプルと該配列とを、該非核酸部分への該分析物の結合を許容する条件下で接触させ、
4)該シグナル発生手段と該結合された分析物とを接触させ、
5)該分析物の存在を検出または定量化する方法。
【請求項890】
前記固体表面が多孔性であるか、または非多孔性である請求項889に記載の方法。
【請求項891】
前記多孔性固体表面が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項890に記載の方法。
【請求項892】
前記非多孔性の固体表面が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項890に記載の方法。
【請求項893】
前記固体表面が、透明、半透明、不透明、または反射性である請求項889に記載の方法。
【請求項894】
前記固定化または不動化された核酸は、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される請求項889に記載の方法。
【請求項895】
前記類似物がPNAを含む請求項894に記載の方法。
【請求項896】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項894または895に記載の方法。
【請求項897】
前記核酸部分は、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される請求項889に記載の方法。
【請求項898】
前記類似物がPNAを含む請求項897に記載の方法。
【請求項899】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項897または898に記載の方法。
【請求項900】
前記非核酸部分は、ペプチド、蛋白質、リガンド、酵素、基質、ホルモン、受容体、薬物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項889に記載の方法。
【請求項901】
前記シグナル発生手段は、直接的なシグナル発生手段および間接的なシグナル発生手段を含む請求項889に記載の方法。
【請求項902】
前記直接的なシグナル発生が、蛍光化合物、リン光化合物、化学発光化合物、キレート化化合物、電子高密度な化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項901に記載の方法。
【請求項903】
前記間接的なシグナル発生が、抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項901に記載の方法。
【請求項904】
前記酵素が、蛍光発生反応、色素生成反応、および化学発光反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項903に記載の方法。
【請求項905】
目的の分析物を検出または定量化するための方法であって、
1)a)複数の分離した領域を含む固体表面のアレイであって、該分離した領域の少なくとも2つは、該分離した領域に固定化または不動化された核酸部分を含む、固体表面のアレイと、
b)i)核酸部分と、
ii)非核酸部分とを含むキメラ組成物であって、
該核酸部分は、少なくとも1つの配列を含み、ここで該非核酸部分は、目的の分析物に対する結合親和性を有し、該非核酸部分がペプチドまたは蛋白質である場合、該核酸部分は、該ペプチドまたは蛋白質をコードする配列に同一または相補的配列のいずれも含まないキメラ組成物と、
c)該目的の分析物を含むか、または含むことが予測されるサンプルと、
d)シグナル発生手段とを提供し、
2)該非核酸部分に該分析物を結合することを許容する条件下で、該サンプルb)と該キメラ組成物とを接触させ、
3)該キメラ組成物と該配列とを接触して、該キメラ組成物の核酸部分を該配列に固定化または不動化された相補的な核酸にハイブリダイズし、
4)該シグナル発生手段と該結合された分析物とを接触させ、
5)該分析物の存在を検出または定量化する方法。
【請求項906】
前記固体表面が多孔性であるか、または非多孔性である請求項905に記載の方法。
【請求項907】
前記多孔性固体表面が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項906に記載の方法。
【請求項908】
前記非多孔性の固体表面が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項906に記載の方法。
【請求項909】
前記固体表面が、透明、半透明、不透明、または反射性である請求項905に記載の方法。
【請求項910】
前記固定化または不動化された核酸部分は、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される請求項905に記載の方法。
【請求項911】
前記類似物がPNAを含む請求項910に記載の方法。
【請求項912】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項910または911に記載の方法。
【請求項913】
前記核酸部分は、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される請求項905に記載の方法。
【請求項914】
前記類似物がPNAを含む請求項913に記載の方法。
【請求項915】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項913または914に記載の方法。
【請求項916】
前記非核酸部分は、ペプチド、蛋白質、リガンド、酵素、基質、ホルモン、受容体、薬物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項905に記載の方法。
【請求項917】
前記シグナル発生手段は、直接的なシグナル発生手段および間接的なシグナル発生手段を含む請求項905に記載の方法。
【請求項918】
前記直接的なシグナル発生が、蛍光化合物、リン光化合物、化学発光化合物、キレート化化合物、電子高密度な化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項917に記載の方法。
【請求項919】
前記間接的なシグナル発生が、抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項917に記載の方法。
【請求項920】
前記酵素が、蛍光発生反応、色素生成反応、および化学発光反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項919に記載の方法。
【請求項921】
目的の分析物を検出または定量化するための方法であって、
1)a)複数の分離した領域を含む固体表面のアレイであって、該分離した領域の少なくとも2つは、該分離した領域に固定化または不動化された核酸部分を含む、固体表面のアレイと、
b)i)核酸部分と、
ii)非核酸部分とを含むキメラ組成物であって、
該核酸部分は、少なくとも1つの配列を含み、ここで該非核酸部分は、目的の分析物に対する結合親和性を有し、該非核酸部分がペプチドまたは蛋白質である場合、該核酸部分は該ペプチドまたは蛋白質をコードする配列に同一または相補的配列のいずれも含まないキメラ組成物と、
c)該目的の分析物の1つ以上を含むか、または含むことが予測されるサンプルと、
d)シグナル発生手段とを提供し、
2)該キメラ組成物と該配列とを接触して、該キメラ組成物の核酸部分を該配列に固定化または不動化された相補的な核酸部分にハイブリダイズし、
3)該シグナル発生手段で該分析物をラベルし、
4)ラベルされた分析物と該配列とを接触して、該分析物を該非核酸部分に結合し、
5)該分析物の存在を検出または定量化する方法。
【請求項922】
前記固体表面が多孔性であるか、または非多孔性である請求項921に記載の方法。
【請求項923】
前記多孔性固体表面が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項922に記載の方法。
【請求項924】
前記非多孔性の固体表面が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項922に記載の方法。
【請求項925】
前記固体表面が、透明、半透明、不透明、または反射性である請求項921に記載の方法。
【請求項926】
前記固定化または不動化された核酸部分は、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される請求項921に記載の方法。
【請求項927】
前記類似物がPNAを含む請求項926に記載の方法。
【請求項928】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項926または927に記載の方法。
【請求項929】
前記核酸部分は、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される請求項921に記載の方法。
【請求項930】
前記類似物がPNAを含む請求項929に記載の方法。
【請求項931】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項929または930に記載の方法。
【請求項932】
前記非核酸部分は、ペプチド、蛋白質、リガンド、酵素、基質、ホルモン、受容体、薬物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項921に記載の方法。
【請求項933】
前記シグナル発生手段は、直接的なシグナル発生手段および間接的なシグナル発生手段を含む請求項921に記載の方法。
【請求項934】
前記直接的なシグナル発生が、蛍光化合物、リン光化合物、化学発光化合物、キレート化化合物、電子高密度な化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項933に記載の方法。
【請求項935】
前記間接的なシグナル発生が、抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項933に記載の方法。
【請求項936】
前記酵素が、蛍光発生反応、色素生成反応、および化学発光反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項935に記載の方法。
【請求項937】
目的の分析物を検出または定量化するための方法であって、
1)a)複数の分離した領域を含む固体表面のアレイであって、該分離した領域の少なくとも2つは、該分離した領域に固定化または不動化された核酸部分を含む、固体表面のアレイと、
b)i)核酸部分と、
ii)非核酸部分とを含むキメラ組成物であって、
該核酸部分は、少なくとも1つの配列を含み、該非核酸部分は目的の分析物に対する結合親和性を有し、該非核酸部分がペプチドまたは蛋白質である場合、該核酸部分は該ペプチドまたは蛋白質をコードする配列に同一または相補的配列のいずれも含まないキメラ組成物と、
c)該目的の分析物を含むか、または含むことが予測されるサンプルと、
d)シグナル発生手段とを提供し、
2)該シグナル発生手段で該目的の分析物をラベルし、
3)該ラベルされた分析物と該キメラ配列とを接触して、該分析物を該非核酸部分に結合し、
4)該キメラ組成物と該配列とを接触して、該キメラ組成物の核酸部分を、該配列に固定化または不動化された相補的な核酸にハイブリダイズし、
5)該分析物の存在を検出または定量化する方法。
【請求項938】
前記固体表面が多孔性であるか、または非多孔性である請求項937に記載の方法。
【請求項939】
前記多孔性固体表面が、ポリアクリルアミドおよびアガロースよりなる群から選択される請求項938に記載の方法。
【請求項940】
前記非多孔性の固体表面が、ガラスまたはプラスチックを含む請求項938に記載の方法。
【請求項941】
前記固体表面が、透明、半透明、不透明、または反射性である請求項937に記載の方法。
【請求項942】
前記固定化または不動化された核酸部分は、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される請求項937に記載の方法。
【請求項943】
前記類似物がPNAを含む請求項942に記載の方法。
【請求項944】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項942または943に記載の方法。
【請求項945】
前記核酸部分は、DNA、RNA、およびその類似物よりなる群から選択される請求項937に記載の方法。
【請求項946】
前記類似物がPNAを含む請求項945に記載の方法。
【請求項947】
前記核酸または類似物が、糖部、リン酸部、または塩基部のいずれか1つで修飾される請求項945または946に記載の方法。
【請求項948】
前記非核酸部分は、ペプチド、蛋白質、リガンド、酵素、基質、ホルモン、受容体、薬物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項937に記載の方法。
【請求項949】
前記シグナル発生手段は、直接的なシグナル発生手段および間接的なシグナル発生手段を含む請求項937に記載の方法。
【請求項950】
前記直接的なシグナル発生が、蛍光化合物、リン光化合物、化学発光化合物、キレート化化合物、電子高密度な化合物、磁性化合物、挿入化合物、エネルギー伝達化合物、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項949に記載の方法。
【請求項951】
前記間接的なシグナル発生が、抗体、抗原、ハプテン、受容体、ホルモン、リガンド、酵素、および上述の任意の組み合わせよりなる群から選択される請求項949に記載の方法。
【請求項952】
前記酵素が、蛍光発生反応、色素生成反応、および化学発光反応よりなる群から選択される反応を触媒する請求項951に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【公開番号】特開2008−17853(P2008−17853A)
【公開日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−241620(P2007−241620)
【出願日】平成19年9月18日(2007.9.18)
【分割の表示】特願2002−192771(P2002−192771)の分割
【原出願日】平成14年7月1日(2002.7.1)
【出願人】(502237353)エンゾー ライフ サイエンセズ インコーポレイテッド (3)
【Fターム(参考)】