説明

切削工具

【課題】ウェーハの突起部に切削工具を接触させ突起部を損傷させることなく、そしてまた、円環状ブレードの刃出し部の長さの増大による切削工具の破損を防ぎ、切削工具の交換頻度を減少することができる切削工具を提供する。
【解決手段】表面に複数個の突起部10を有し、突起部の間に切削ライン6aが規定されているウェーハを切削するための切削工具26であって、円環状支持基台28と支持基台28に装着され且つ支持基台28の外周縁29を越えて半径方向に延出する刃出し部を有する円環状ブレードとを具備している。円環状ブレードの刃出し部は、比較的肉厚の非切削補強部34と、非切削補強部34から半径方向に延出する比較的肉薄の切削部36とから構成されている。切削部36の側面と非切削補強部34の側面との段差Dはウェーハ4の突起部10外縁から切削ライン6aまでの間隔Wよりも小さい。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、円環状支持基台と支持基台に装着され支持基台の外周縁を越えて延出する円環状ブレードとを具備し、表面に複数個の突起部を有し突起部の間に切削ラインを有するウェーハを切削するのに適用される切削工具に関する。
【背景技術】
【0002】
表面に複数個の突起部、例えばボール電極を有し、突起部の間に切削ラインを有するウェーハ、例えばフリップチップタイプのデバイスが形成された半導体ウェーハは、例えば特許文献1に記載されているように切削工具にて個々のデバイスに分割される。かかる切削工具は、円環状支持基台と支持基台に装着され且つ支持基台の外周縁を越えて半径方向に延出する刃出し部を有する円環状ブレードとを具備する。かかる円環状ブレードは、ダイヤモンド等の砥粒をニッケル系電着層により保持して形成される。円環状ブレードの、支持基台の外周縁を越えて延出する刃出し部の長さ(mm)/円環状ブレードの刃厚(mm)で示されるアスペクト比には、ニッケル系電着層の種類及び円環状ブレードの刃厚に応じて適切な数値範囲が存在する。適切な数値範囲のアスペクト比よりも刃出し部の長さを長くすると円環状ブレードの撓みや曲がりが発生し易く、ひいては円環状ブレードが破損してしまう虞がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平08−64725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の切削工具でボール電極を有するフリップチップタイプのデバイスが形成された半導体ウェーハを加工する際において、ボール電極の外縁から切削ラインまでの間隔が数十μm程度と近接している場合には、切削時に円環状ブレードが消耗し円環状ブレードの刃出し部の長さが短くなった際には、切削工具の円環状支持基台がボール電極に接触しボール電極が破損してしまう。また、ボール電極等の突起部に切削工具の円環状支持基台を接触させることを回避するために円環状ブレードの刃出し部の長さを長くした切削工具を使用することも考えられる。しかし、上記のように適切なアスペクト比よりも刃出し部の長さを長くすると円環状ブレードの撓みや曲がりが発生し易く、ひいては円環状ブレードが破損してしまう虞がある。そのため、円環状ブレードの刃出し部の長さを突起部に応じて長くすることも不可能であり、表面に突起部が存在しない半導体ウェーハの加工時と比較して実質的に切削に寄与する刃出し部の長さが極端に短くなってしまい頻繁に切削工具の交換が必要になる、という問題がある。
【0005】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、ウェーハの突起部に切削工具を接触させ突起部を損傷させることなく、そしてまた、円環状ブレードの刃出し部の長さの増大による切削工具の破損を防ぎ、切削工具の交換頻度を減少することができる新規且つ改良された切削工具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、上記主たる技術的課題を達成する切削工具として、表面に複数個の突起部を有し該突起部の間に切削ラインが規定されているウェーハを切削するための切削工具であって、
円環状支持基台と該支持基台に装着され且つ該支持基台の外周縁を越えて半径方向に延出する刃出し部を有する円環状ブレードとを具備し、
該円環状ブレードの該刃出し部は、比較的肉厚の非切削補強部と、該非切削補強部から半径方向に延出する比較的肉薄の切削部とから構成され、
該切削部の側面と該非切削補強部の側面との段差Dは該ウェーハの該突起部外縁から該切削ラインまでの間隔Wよりも小さい、ことを特徴とする切削工具が提供される。
【0007】
好ましくは、該非切削補強部及び該切削部はニッケル系電鋳層で形成され、少なくとも該切削部には切削用砥粒が含有しているのが好ましい。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る切削工具においては、ウェーハの突起部に切削工具を接触させ突起部を損傷させることなく、そしてまた、円環状ブレードの刃出し部の長さの増大による切削工具の破損を防ぎ、切削工具の交換頻度を減少することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】保護テープを介してウェーハを環状フレームで支持した状態を示す斜視図。
【図2】分割後のチップを示す斜視図。
【図3】切削装置を示す要部斜視図。
【図4】本発明に従って構成された切削工具の第一の実施形態を示す断面図。
【図5】第一の実施形態の切削工具の製造方法を示す要部断面図。
【図6】(a)従来の切削工具による切削時の状態を示す要部断面図。 (b)第一の実施形態の切削工具による切削時の状態を示す要部断面図。
【図7】本発明に従って構成された切削工具の第二の実施形態を示す断面図。
【図8】第二の実施形態の切削工具の製造方法を示す要部断面図。
【図9】第一の実施形態の切削工具の他の構成を示す要部断面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に従って構成された切削工具の好適実施形態を図示している添付図面を参照して更に説明する。
【0011】
図1には、本発明の切削工具により切削ライン6に沿って分割した後のウェーハ4を示す。ウェーハ4は、シリコン基板9とその表面に切削ライン6によって区画された複数個の領域の各々に配設されたデバイス8とからなり、各デバイス8の表面には複数個の突起部10を有している。突起部10は、個片化したチップの斜視図である図2から明確に理解されるように、例えばフリップチップ実装のためのボール電極であり、デバイス8表面上に直径50〜300μmのボール形状の電極が形成されているものである。かかるウェーハ4は、裏面側をウェーハ4の外周から延出する大きさの保護テープ12に貼着され、保護テープ12の外周部は環状の支持フレーム14に貼着され、ウェーハ4は環状支持フレーム14に固定されている。
【0012】
上記のウェーハ4は切削装置にて切削ライン6に沿って分割される。図3には、本発明の切削工具を使用する切削装置の典型例の要部が図示されている。切削装置の全体構成については例えば特開2003-203885号公報を参照されたい。切削装置の所定位置に図3に図示する切削手段16及びチャックテーブル18が配設されている。チャックテーブル18は、中心軸線を中心にして回転可能に配設され、表面に多孔質のセラミックで形成されたチャック板20を有する。チャック板20の下方には配管(図示していない)が形成され、配管は真空吸引源(図示していない)に接続されている。支持フレーム14に固定されたウェーハ4はチャックテーブル18のチャック板20上に載置され、チャック板20が真空吸引源に連通することでウェーハ4はチャック板20上に吸引保持される。チャックテーブル18の外周外側には、支持フレーム14を載置台(図示していない)の上面に載置されフレームクランプ(図示していない)によって把持される。また、チャックテーブル18は図3においてX軸方向に移動可能に配設されている。
【0013】
切削手段16は、ハウジング22と、ハウジング22の先端部に装着されたホイールカバー24と、本発明に従って構成された切削工具26とを含んでいる。切削工具26は、スピンドル(図示していない)の先端に工具マウント(図示していない)を介して装着される。スピンドルはハウジング22内に回転可能に配設されている。また、切削手段16は、図3においてY軸方向及びZ軸方向に移動可能に配設されている。
【0014】
次いで、本発明に従って構成された第一の実施形態である切削工具26について、図4及び図5を参照して説明する。切削工具26は、円環状の支持基台28と支持基台28に装着され支持基台28の外周縁29を越えて延出する円環状ブレード30とを具備している。支持基台28はアルミニウムで形成され、片面38は平坦な面であり、その他面39はオペレータ等が把持するための、片面38に対して垂直な外周面を有する円筒形状の把持部41を有している。把持部41の外径は外周縁29の外径よりも小さく形成され、外周縁29と把持部41との間には円錐台形状の斜部43が形成されている。また支持基台28の回転中心部にはスピンドルの先端に装着された工具マウントに被嵌される装着孔32が形成されている。
【0015】
円環状ブレード30は支持基台28の片面38の外周に、支持基台28の外周縁29を越えて半径方向に延出して装着されている。かかる支持基台28の外周縁29を越えて半径方向に延出する部分を刃出し部P(図4乃至図8に図示している)と称する。刃出し部Pは、比較的肉厚の非切削補強部34と、非切削補強部34から延出する比較的肉薄の切削部36とから構成される。円環状ブレード30の両側面において非切削補強部34と切削部36の段差Dを形成している。円環状ブレード30は、砥粒をニッケルメッキで固定して形成され、砥粒はダイヤモンド砥粒を用いることが望ましい。
【0016】
上記のように構成された切削工具26の製造方法を説明する。最初に、図5に図示するように、支持基台28の片面38に周知の電着法によって、非切削補強部34と同一厚みT1(mm)で且つ刃出し部Pの長さA(mm)に想到する長さで、周知形態の円環状ブレード30aを形成する(図5に点線で示す)。周知形態の円環状ブレードの電着法に関しては、例えば特開平6−210570号公報に記載の方法でよく本明細書では詳細説明を省略する。
【0017】
次いで、図5に図示するように、支持基台28の外周縁29からL(mm)延出する位置まで、円環状ブレード30aの側面両面をマスキング材40でマスキングする。マスキング材は例えばシリコン樹脂等を使用することができる。次いで、マスキング材40で覆われていない箇所(図5では二点鎖線で記載してある箇所)のみをエッチング等で側面からD(mm)溶解除去する。その結果、環状ブレード30の両側面に段差が形成される。その後、シリコン樹脂を剥離することで、切削工具26が得られる。
【0018】
上記のように形成される切削工具26の、非切削補強部34の支持基台28の外周縁29から延出する非切削補強部の半径方向の長さL(mm)並びに切削部36の側面から非切削補強部34の側面までの段差D(mm)は、切削加工を施すウェーハ4の突起部10の外縁から切削ライン6までの間隔W(図6に記載)に応じて設定される。切削工具26における具体例を挙げて説明する。図6(a)はウェーハ4の切削ライン6に沿って従来の切削工具44が切り込んでいる様子を示す概略断面図であり、図6(b)はウェーハ4の切削ライン6に沿って本発明に従って構成された切削工具26が切り込んでいる様子を示す概略断面図である。ウェーハ4は、例えば表面にデバイス8が形成された厚みが350μmのシリコン基板9であり、その表面には外径250μmのボール電極10が切削ライン6の淵6aから50μmの間隔をおいて(ウェーハの突起部外縁から切削ラインまでの間隔W)形成されている。
【0019】
図6(a)は、従来の切削工具44のライフエンド近辺の状態、即ち使用開始時からB(mm)の長さの環状ブレード46が消耗している状態を示している。即ち、これ以上加工を継続し環状ブレード46が消耗すると支持基台48の円錐台形状の斜部43とボール電極10が接触しボール電極10が破損してしまう虞があり、加工を継続することはできない。一般的に、ニッケルメッキで形成された電鋳ブレードの場合はアスペクト比20〜60が適切値である。環状ブレード46の厚みt0は、切削を施すウェーハの切削ライン6の間隔により規定され、その後、適切なアスペクト比から切削部の長さC(mm)が規定される。この切削部の長さC(mm)より長く延出させると環状ブレード46自体の剛性が弱くなり、切削時に蛇行や破損等の不具合が発生する虞がある。従って、図6(a)に示す切削工具44はこれ以上切削部の長さを長くすることは不可能である。そのため、表面に突起部10を有したウェーハの切削では、通常のブレードライフよりも短くなってしまう。例えば、アスペクト比30が適切値である刃厚30μmの切削工具44の場合には、刃出し部Pの長さAは0.9(mm)となる。従って、環状ブレード46の刃出し部Pの長さA0.9mmのうちシリコン基板9の厚み350μmに加えてボール電極10の高さ250μmは加工に使用することができない。
【0020】
一方で、本発明に従って構成された切削工具26を使用する場合には、図6(b)に示すように、非切削補強部34が形成されているので、B(mm)消耗した後に更にK(mm)加工を継続することができる。切削工具26の比較的肉厚の非切削補強部34と比較的肉薄の切削部36の段差D(mm)は、ボール電極44の外縁から切削ライン6の淵6aまでの間隔Wが50μmであるので、その間隔よりも小さい例えば10μmに設定する。また、支持基台28の外周縁29から延出する非切削補強部34の長さL(mm)は、ウェーハ4の突起部10の高さH(mm)即ちボール電極44の高さ250μmと同等かまたはそれよりも長く設定する。切削工具26はアスペクト比30が適切値であり刃厚30μmの場合には、Cの長さは0.9(mm)となる。比較的肉厚の非切削補強部34を設けることで、段差Dが両側合わせて20μmの場合には、20μm×30倍=600μmまでL(mm)の長さを設定しても強度的に問題はない。また、段差Dは突起部10の外縁と切削ライン6との間隔W(mm)よりも小さく設定しているため、非切削補強部34及び支持基台28が突起部10に接触することは無く、切削部36が消耗し非切削補強部34がウェーハ4の表面に近接するまで切削を継続して遂行することが出来る。
【0021】
刃出し部Pの長さAをより長くしたい場合には、上述の第一の実施形態である切削工具26の如く、円環状ブレードの両側面に段差Dを設けるのが望ましい。一方で、それほど長さが必要ない場合には、図7及び図8に示す第二の実施形態にすることもできる。第二の実施形態である切削工具27は、円環状ブレード31の支持基台28側の側面のみに非切削補強部35と切削部37の段差Dが形成されている。切削工具27の製造方法としては、図8に図示するように、非切削補強部35と同一厚みT2(mm)で且つ刃出し部Pの長さA(mm)に想到する長さを外周縁29から延出させて、周知形態の円環状ブレード31aを形成する(図8に二点鎖線で示す)。その後、支持基台28側の側面は外周縁29からL(mm)延出する位置まで且つ他側面は全ての面をマスキング材42でマスキングする。次いで、マスキング材42で覆われていない箇所(図8では二点鎖線で記載してある箇所)のみをエッチング等で側面からD(mm)溶解除去する。その結果、環状ブレード31の片側面側のみに段差Dが形成される。その後、マスキング材42を剥離することで切削工具27が得られる。なお、円環状ブレード30の斜部43側の側面に非切削補強部35と切削部37の段差Dを形成しても良い。
【0022】
上記は、非切削補強部34及び切削部36の全体にダイヤモンド砥粒が含有する切削工具26(及び27)を示したが、少なくとも切削部36全体に切削用ダイヤモンド砥粒を含有させ、非切削補強部34にはダイヤモンド砥粒を含有させない箇所が存在する構成にしてもよい。例えば、図9(c)に図示するように、切削部36全体にはダイヤモンド砥粒を含むが、非切削補強部34’と切削部36の段差Dにはダイヤモンド砥粒を含まず、ニッケルメッキのみで形成された切削工具26”を使用してもよい。非切削補強部34’と切削部36の段差Dにはダイヤモンド砥粒を含有させないで形成することで、段差Dにも砥粒を含有した切削工具36と比較して強度が高い。
【0023】
切削工具26”の製造方法を説明する。図9(a)に示すように、最初に、支持基台28よりも大きい外径を有する基台28’の片面38の円環状ブレードを電着させる長さQmmの電着領域以外の基台28’をコーティング剤50でマスクする。次いで、基台28’の片面38の電着領域にダイヤモンド砥粒の含有しない電鋳層52aを所定の段差Dの厚みで電着させる。引き続き、切削部36と同一厚みt1mmの厚みでダイヤモンド砥粒が含有する電着層36’を電着させ、次いで、段差Dの厚みでダイヤモンド砥粒が含有しない電鋳層52bを電着させる(図9(a)参照)。続いて、図9(b)に示すように基台28’のコーティング剤50の一部を除去し、図9(c)に示すように、ケミカルエッチング等により基台28’の一部を融解除去し、最後に、コーティング剤50を除去することで、円形基台28に装着され3層で形成された円環状ブレード30”が得られる。
【0024】
その後、所望の非切削補強部34’の長さL(mm)を残すように、円形基台28の外周縁29からL(mm)延出する位置まで、円環状ブレード30”の側面をマスキング剤40でマスキングし、次いで、マスキング材40で覆われていない箇所(図9(c)では二点鎖線で記載してある箇所)のみをエッチング等で側面からD(mm)溶解除去する。その結果、環状ブレード30”の両側面に段差D(mm)が形成される。その後、シリコン樹脂を剥離することで、切削工具26”が得られる。
【符号の説明】
【0025】
4 ウェーハ
10 突起部
16 切削手段
18 チャックテーブル
26、27 切削工具
34、35 非切削補強部
36、37 切削部
A 刃出し部の長さ
C 従来の切削工具の切削部の長さ
B 切削で消耗した量
D 非切削補強部と切削部の段差
H 突起部の高さ
L 非切削補強部の長さ
W 突起部の外縁と切削ラインとの間隔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表面に複数個の突起部を有し該突起部の間に切削ラインが規定されているウェーハを切削するための切削工具であって、
円環状支持基台と該支持基台に装着され且つ該支持基台の外周縁を越えて半径方向に延出する刃出し部を有する円環状ブレードとを具備し、
該円環状ブレードの該刃出し部は、比較的肉厚の非切削補強部と、該非切削補強部から半径方向に延出する比較的肉薄の切削部とから構成され、
該切削部の側面と該非切削補強部の側面との段差Dは該ウェーハの該突起部外縁から該切削ラインまでの間隔Wよりも小さい、ことを特徴とする切削工具。
【請求項2】
該非切削補強部及び該切削部はニッケル系電着層で形成され、少なくとも該切削部には切削用砥粒が含有している、請求項1に記載の切削工具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−54632(P2011−54632A)
【公開日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−199996(P2009−199996)
【出願日】平成21年8月31日(2009.8.31)
【出願人】(000134051)株式会社ディスコ (2,397)
【Fターム(参考)】