説明

加工食品用容器

【課題】 温度の高い加工食品を充填した場合、容器本体がだるま状にふくらむのを阻止することができる加工食品用容器を提供する。
【解決手段】 容器本体2の長手方向の相対向する長辺段差部221、222およびそれに続く長辺胴部231、232並びに蓋体4の長手方向の相対向する蓋体段差部421、422をそれぞれ弓なりに内方向に湾曲して構成し、蓋体4をヒンジ部5から折り曲げて容器本体2に被せた時に、容器本体2の本体フランジ部21、本体段差部22と蓋体4の蓋体フランジ部41、蓋体段差部42とがそれぞれ密接するように形成されている。この長辺段差部221、222の形状により容器本体2に加工食品を充填した場合、容器本体2の胴部231、232が外方にふくらむことを阻止できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、加工食品用の容器、特に、炊飯したご飯、弁当、調理麺、餃子、焼売、総菜、納豆等を収納するための加工食品用容器に関する。
【背景技術】
【0002】
通常、炊飯したご飯、弁当、調理麺、惣菜などを入れる容器としては、プラスチック製の蓋付き容器が用いられている。最近市場に出回っている蓋付きのプラスチック製軽量食品容器は、フードパックと呼ばれ、PP(ポリプロピレン)、PSP(ポリスチレンペパー:発泡スチロール),OPS(二軸延伸ポリスチレン),PPフィラー(炭酸カルシウム混入)、HIPS(耐衝撃性ポリスチレン)等の合成樹脂シートを用い真空成形によって製造されている。
【0003】
この種容器において、容器本体と蓋体との密閉性を改善するために、容器本体の開口部に近い側壁部および蓋体の天井部に階段状の段差部を設けた加工食品用容器は本発明者が既に提案している(実用新案登録第3125656号公報参照)。
【特許文献1】実用新案登録第3125656号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
実用新案登録第3125656号公報に記載の加工商品用容器は容器本体と蓋体との密閉性が高いので、容器に加工食品を充填した後、蓋を閉めると密閉され、自力によっては蓋が半開きにならないことや、冷蔵庫に入れても食品が乾燥すること無く、適度の湿度を維持できる等の利点があるが、炊飯直後のご飯や調理直後の麺類等の温度の高い食品を詰め込んだ場合、容器が軟化して容器の側壁部がだるま状に膨らむという欠点があった。
【0005】
本発明は、容器に温度の高い加工食品を充填した際でも、容器本体の側壁部が膨らまない加工食品用容器を提供することを第1の目的とする。
【0006】
本発明は、容器の蓋体が複数種類の調味料の受け皿として使用できる加工食品用容器を提供することを第2の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の加工食品用容器は、上面が開放されたほぼ長方形の容器本体と該容器本体の一側に設けられた薄肉ヒンジ部を介して連設された蓋体とよりなる加工食品用容器であって、上記容器本体は該容器本体の開口の周囲に設けられた本体フランジ部、該本体フランジ部に連続して設けられた内方に向けて階段状をした本体段差部、該本体段差部に連続して設けられた容器胴部及び該容器胴部に連続して設けられた容器底部よりなり、上記蓋体は蓋体フランジ部、該蓋体フランジ部に連続して設けられた突出した階段状をした蓋体段差部および該蓋体段差部に連続して設けられた皿状天井部よりなり、さらに上記容器本体の長手方向の相対向する本体段差部およびそれに続く容器胴部並びに上記蓋体の長手方向の相対向する蓋体段差部をそれぞれ弓なりに内方向に湾曲して構成し、上記蓋体を上記ヒンジ部から折り曲げて上記容器本体の開口部に被せた時に、上記容器本体の本体フランジ部、本体段差部と上記蓋体の蓋体フランジ部、蓋体段差部とがそれぞれ密接するように形成されていることを特徴とする。
【0008】
容器本体の容器底部の底面は中高に湾曲して形成されている。この構造とすることによって加工食品に含まれる水分が容器の周辺部に集められ、加工食品の底面を過度に濡らして食感や風味を損なうことが無くなる。この構造は焼売や餃子の場合に最適である。
【0009】
蓋体の皿状天井部は少なくとも1つの隔壁で仕切られて、該蓋体を開状態にしたときに少なくとも2つの調味料の受け皿として使用することができる。
【0010】
蓋体を閉状態にしたときに上記隔壁の裏側に形成された凹溝部に調味料用容器を収容できるように構成されている。そのために隔壁の幅は調味料容器を収容できいるように若干広めに形成されている。
【0011】
ヒンジ部には断面三角状の隆起部を挟んで平行した2本の切断用ミシン目が設けられている。そのために、蓋体を閉める場合、蓋体はミシン目に沿ってシャープに折れ曲がることができるので、蓋体のフランジ部は容器本体のフランジ部と隙間なく重なり合い密着性を高める事ができる。
【0012】
上記切断用ミシン目は一方を粗いミシン目とし、他方を細かいミシン目とされている。粗いミシン目は切断しやすく、食事をする場合、必要に応じて、蓋体を容器本体から切り離して使用するのに便利である。
【0013】
容器本体および蓋体は保温性や耐熱性の合成樹脂材料で形成するのが好ましい。保温性の合成樹脂材料としてはポリスチレンペーパーが好ましく用いられる。耐熱性の合成樹脂材料としては、ポリプロピレン樹脂またはポリプロピレンフィラー(ポリプロピレンに炭酸カルシウムを30%程添加したもの)が好ましく使用することができる。
【0014】
本発明の加工食品用容器は真空成型で製造されるので、その他の合成樹脂材料、即ち、熱可塑性で食品衛生上害のない合成樹脂材料、例えば、OPS(2軸延伸ポリスチレン)、HIPS(耐衝撃性ポリスチレン)、A−PET(ポリエチレンテレフタレート)、透明PS(ポリスチレン・ブタジエン)等を使用することができる。
【0015】
本発明の容器本体および蓋体は上記の合成樹脂シートを用いて真空成型法によって一体的に形成することができる。
【発明の効果】
【0016】
(1)本発明の加工食品用容器は、容器本体の段差部と蓋体の段差部とが密着するように構成されているので、加工食品を充填した後、蓋体を閉めると、蓋体の段差部は容器本体の段差部と密接してその摩擦抵抗によって蓋体は自然に半開きになることが防止される。従って、蓋体を閉めた後にホチキスや粘着テープで蓋体を止める必要が無くなる。また、密閉性が高いので惣菜の汁物等は漏れにくいという利点がある。
【0017】
(2)本発明の加工食品用容器は、蓋体と容器本体との密着性が高く、その結果密封性が高いので、加工食品を入れたまま冷蔵庫に入れても、加工食品の乾燥を防ぎ適度の湿度を保つことができ、加工食品の食感や風味を損ねることがない。
【0018】
(3)本発明の加工食品用容器は、容器本体および蓋体のそれぞれに段差部が設けられているので、これらの段差部がリブの働きをして容器や蓋体の剛性を高めると共に、容器に蓋体を被せた場合、両者が共同して容器周辺方向の剛性を高めるので、容器を手で持った場合、容器が凹んだり、変形したりすることがなくなる。
【0019】
(4)本発明の加工食品用容器は、容器本体の長手方向の相対向する本体段差部およびそれに続く容器胴部並びに上記蓋体の長手方向の相対向する蓋体段差部をそれぞれ弓なりに内方向に湾曲して構成しているので、容器胴部が外方にふくらむ方向に働く力に対しての抵抗力が強くなり、暖かい加工食品を充填した場合でも、容器本体がだるま状にふくらむのを防止できる。
【0020】
(5)本発明の加工食品用容器は、蓋体の皿状天井部を仕切るための隔壁を少なくとの1つ設けたので、皿状天井部を2つ以上の調味料用の受け皿として使用することができると共に、その隔壁がリブ構造として働き蓋体の剛性を高めることができる。
【0021】
(6)本発明の加工食品用容器は、蓋体の皿状天井部を仕切るための隔壁を少なくとの1つ設けたので、隔壁の裏側に形成される凹溝が調味料容器の収納場所として使用することができる。
【0022】
(7)本発明の加工食品用容器は、ヒンジ部に平行した2本のミシン目を設けたので、蓋体を閉める場合、このミシン目が折れ目として機能し、2段階に折れ曲がるので、蓋体は180度回動して、蓋体のフランジ部と容器本体のフランジ部とが密接して、蓋体と容器本体との密着性を高めることができる。また、蓋体をミシン目から簡単に切り離して蓋体を調味料用受け皿として使用することができる。
【0023】
(8)本発明の加工食品用容器をポリスチレンペーパーを用いて作成した場合は、密閉性および保温性が高くなる。従って、温かい惣菜や加工食品、例えば、たこ焼き、やきそば、弁当の容器として使用した場合、冷めにくく、温かいまま食卓に供することができる。また、保湿性も高いので、炊飯したご飯を入れて冷蔵庫に保存しても、ご飯の水分は3日乃至1週間ほとんど変わらない状態で保存することができる。
【0024】
(9)本発明の加工食品用容器をポリプロピレンフィラーを用いて作成した場合は、耐熱性が高くなるので、食品を入れたままレンジで加熱することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
本発明の最良の実施形態を次の実施例によって説明する。
【実施例】
【0026】
(実施例1)
本発明の加工食品用容器1は、図1(平面図)および図2〜図4(縦断面図)に示されるように、容器本体2と蓋体4がヒンジ部5を介して真空成形法によって一体に成型されている。容器本体2の開口部20の四周は幅広のフランジ部21が設けられている。このフランジ部21と容器胴部23の間の容器の内側には本体段差部22が設けられている。
【0027】
容器本体2の段差部22と蓋体4の段差部42の詳細は、図2および図6に示されている。すなわち、この本体段差部22はフランジ部21に続くほぼ垂直の第1の側壁部25、それに続くほぼ水平の第1の平坦部26、さらにそれに続き内方に傾斜した第2の側壁部27および第2の側壁部27に続き容器胴部23に続く第2の平坦部28より構成されている。
【0028】
容器胴部23は逆方形台錘の形状をしており、その側面には多数の縦リブ31が設けられている。容器底部24は中高に湾曲されていて、その底部24には長手方向の横リブ32と縦リブ31を延長した横リブ33が多数設けられている。このように底部24を中高に若干湾曲して構成すれば、容器に収容された加工食品の液汁等がしみ出ても底部の中央に溜まること無く四周に排出されるので、加工食品の底面が過度の湿気を帯びてべたべたになる等の品質を損なうことを回避することができる。
【0029】
蓋体4は四周の蓋体フランジ部41、蓋体フランジ部41に連続して設けられた蓋体段差部42およびこの蓋体段差部42に連続して設けられ皿状の形状をした天井部43より構成されている。蓋体段差部42は図2に示すように、フランジ部41から上方に向けて屈折されて形成された蓋体の第1の側壁部45と、その第1の側壁部45に続く内方向に屈折されて形成された蓋体の第1の平坦部46と、この第1の平坦部46に続いて斜め上方向に屈折された蓋体の第2の側壁部47、この第2の側壁部に続く蓋体の第2の平坦部48とより構成されている。
【0030】
蓋体4をヒンジ部5から折り曲げて容器本体2の開口部20に被せた時に、図6に示すように、容器本体2の本体フランジ部21、第1の側壁部25、本体の第1の平坦部26、第2の側壁部27および第2の平坦部28と蓋体4の蓋体フランジ部41、蓋体の第1の側壁部45、蓋体の第1の平坦部46、蓋体の第2の側壁部47および蓋体の第2の平坦部48とがそれぞれ密接するように形成されている。
【0031】
ヒンジ部5には2つのミシン目51、52が断面三角形の隆起部53を挟んで平行に設けられている。ミシン目51は目が粗く、ミシン目52は目が細かい。ミシン目が粗い方が切断しやすいので、加工食品用容器を開封した際、ミシン目51によって蓋体4を容器本体2から容易に切り離すことができ、食事をする際、蓋が邪魔にならず便利である。
【0032】
蓋体4を容器本体2に被せる場合、図5に示すように、蓋体4はミシン目51とミシン目52からシャープに2段階に折れ曲がり、180度回動して蓋体フランジ部41を本体フランジ部21にぴったりと密接することができる。
【0033】
蓋体4の天井部43は2つの隔壁44、44によって3分割され、3つの受け皿部431、432、433が形成されている。蓋体4を開いた場合、受け皿部431、432、433はそれぞれ異なる調味料例えば、醤油、ソース、ケッチャプなどの受け皿として使用することができる。またこの隔壁44、44は蓋体4のリブとして働き蓋体4の曲がりや衝撃に対する剛性を高めることができる。
【0034】
図3に示されるように、蓋体4の天井部43は2つの隔壁44、44の裏面には、必然的に凹溝441、441が形成される。この凹溝441にはチューブ状の調味料容器を収容することができる。そのために隔壁44の幅はこれらの容器が収容できる程度の幅広のサイズを有することが必要である。
【0035】
容器本体2の長辺側の段差部221、222は容器内方に向けて弓状に湾曲されている。また、段差部221および222に続く長辺胴部231、232も弓状に湾曲されている。暖かい食品をこの容器に充填した場合、容器本体2がだるま状にふくらむ場合があるが、長辺段差部221、222およびそれに続く長辺胴部231、232を内側に弓状に湾曲させることにより、長辺段差部のリブ構造および内側に湾曲した形状によって長辺胴部231、232が外方にふくらむのを阻止する力が働く。
【0036】
容器本体2の長辺段差部221、222の形状に合わせて、蓋体4の長辺段差部421、422も内方にむけ弓状に湾曲した形状とする。
【0037】
(実施例2)
図7は本発明の他の実施例の加工食品用容器を示すもので、蓋体4の皿状の天井部434には隔壁が設けられていない。また、図8に示すように皿状天井部434の皿の深さを若干浅くしている。この容器は、特に業務用の納豆容器に適している。納豆を製造する場合、蒸煮した煮豆を容器に入れ納豆菌を混合して蓋を閉めて一定期間発酵させて納豆に変化させた後に、市場に送り出す。
【0038】
従来の容器では、蓋体を容器本体に被せても、ヒンジ部の弾性によって蓋が半開きになってしまう。本願発明の容器では容器本体2の段差部22及び蓋体4の段差部42の摩擦とヒンジ部5に2つのミシン目51、52を入れ蓋体4がシャープに折れ曲がるようにしたことにより、蓋体4は容器本体2に密着して、蓋をした後手を離しても蓋体4が半開きになることはない。従って、蓋体4を容器本体2に熱溶着する場合の作業能率を上げることができる。
【0039】
また蓋体4を容器本体2に被せた場合、皿状天井部434は段差部42によって容器本体2の中に突出するようになり、皿状天井部434の深さを浅くしたことと相まって、皿状天井部434は容器本体に入り込み、その表面435は充填した煮豆の上を軽く押さえる状態となり、従来煮豆の表面の乾燥を防ぐために使用していた薄紙を省くことができる効果もある。
【0040】
この容器でも容器本体2の長辺側の段差部221、222は容器内方に向けて弓状に湾曲されている。また、段差部221および222に続く長辺胴部231、232も弓状に湾曲されている。この構造によって、温度の高い煮豆をこの容器に充填した場合、容器本体2がだるま状にふくらむことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の加工食品用容器の平面図。
【図2】図1のA−A線による縦断面図。
【図3】図1のB−B線による縦断面図。
【図4】図1のC−C線による縦断面図。
【図5】蓋体を閉めた状態を示す部分的な側面図。
【図6】蓋体を閉めた状態を示す部分的な縦断面図。
【図7】他の実施例の加工食品容器の平面図
【図8】図7のD−D線による縦断面図
【符号の説明】
【0042】
1 加工食品用容器
2 容器本体
21 本体フランジ部
22 本体段差部
221 長辺段差部
222 長辺段差部
23 容器胴部
231 長辺胴部
232 長辺胴部
24 容器底部
4 蓋体
41 蓋体フランジ部
42 蓋体段差部
421 長辺段差部
422 長辺段差部
43 天井部
431 受け皿
432 受け皿
433 受け皿
44 隔壁
441 凹溝
5 ヒンジ部
51 粗いミシン目
52 細かいミシン目

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上面が開放されたほぼ長方形の容器本体と該容器本体の一側に設けられた薄肉ヒンジ部を介して連設された蓋体とよりなる加工食品用容器であって、上記容器本体は該容器本体の開口の周囲に設けられた本体フランジ部、該本体フランジ部に連続して設けられた内方に向けて階段状をした本体段差部、該本体段差部に連続して設けられた容器胴部及び該容器胴部に連続して設けられた容器底部よりなり、上記蓋体は蓋体フランジ部、該蓋体フランジ部に連続して設けられた突出した階段状をした蓋体段差部および該蓋体段差部に連続して設けられた皿状天井部よりなり、さらに上記容器本体の長手方向の相対向する本体段差部およびそれに続く容器胴部並びに上記蓋体の長手方向の相対向する蓋体段差部をそれぞれ弓なりに内方向に湾曲して構成し、上記蓋体を上記ヒンジ部から折り曲げて上記容器本体の開口部に被せた時に、上記容器本体の本体フランジ部、本体段差部と上記蓋体の蓋体フランジ部、蓋体段差部とがそれぞれ密接するように形成されていることを特徴とする加工食品用容器。
【請求項2】
上記容器本体の容器底部は中高に湾曲して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の加工食品用容器。
【請求項3】
上記蓋体の皿状天井部は少なくとも1つの隔壁で仕切られて、該蓋体を開状態にしたときに少なくとも2つの調味料の受け皿として使用できる受け皿部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の加工食品用容器。
【請求項4】
上記蓋体を閉状態にしたときに上記隔壁の裏側に形成された凹溝部に調味料用容器を収容できるように構成したことを特徴とする請求項3に記載の加工食品用容器。
【請求項5】
上記ヒンジ部に平行した2本の切断用ミシン目を設けたことを特徴とする請求項1に記載の加工食品用容器。
【請求項6】
上記切断用ミシン目は一方を粗いミシン目とし、他方を細かいミシン目としたことを特徴とする請求項5に記載の加工食品用容器。
【請求項7】
上記容器本体および蓋体は保温性の合成樹脂材料で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の加工食品用容器。
【請求項8】
上記保温性の合成樹脂材料として、ポリスチレンペーパーを使用することを特徴とする請求項7に記載の加工食品用容器
【請求項9】
上記容器本体および蓋体は耐熱性の合成樹脂材料で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の加工食品用容器。
【請求項10】
上記耐熱性の合成樹脂材料として、ポリプロピレン樹脂またはポリプロピレンフィラーを使用することを特徴とする請求項9に記載の加工食品用容器
【請求項11】
上記容器本体および蓋体は真空成型法によって一体的に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の加工食品用容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−174278(P2008−174278A)
【公開日】平成20年7月31日(2008.7.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−9986(P2007−9986)
【出願日】平成19年1月19日(2007.1.19)
【出願人】(306012237)野村綜合商事株式会社 (1)
【Fターム(参考)】