説明

加減圧又は密閉された容器への固形原料供給装置

【課題】従来、装置工業においては、加減圧又は密閉された容器への原料供給という操作は日常的に行われてきたが、該容器へ供給する原料形態は気体、液体或いは粉粒体といったもので、供給方法が比較的容易で技術的には確立されているものの、固形原料よる供給方法については明快な提案が為されていないところに問題があった。本発明は、これら加減圧又は密閉された容器へ該容器を大気開放することなく、加減圧又は密閉状態を維持しつつ固形原料を供給することが課題である。
【解決手段】固形原料を積載して所定の位置まで移送するコンベアと、該固形原料を該加圧又は密閉された容器まで移動する移動機構、及び、該移動機構の圧力又は雰囲気を該容器の圧力又は雰囲気と均一化する雰囲気調整部で構成する加減圧又は密閉された容器への固形原料供給装置によって解決した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、装置工業における加減圧又は密閉された容器への固形原料供給装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
(特許文献1)特願2004−215391に合成樹脂成型機用樹脂原料の供給装置が提案されているが、これは加熱シリンダーのケーシング内で発生するガスを吸引排気するに際し、樹脂原料の供給によって発生する塵埃の影響をなくし、フィルターの目詰まりやレベルセンサーの検知精度の低下を解消することが目的であり、ここで扱われる原料形態は粉体又はペレットであるため、固形原料投入という目的には適用できないところに難点があった。
(特許文献2)特願2003−418816にバイオマス変換式ガス発生炉用粉粒体原料供給装置が提案されているが、これは投入パイプへの木粉等の植物性粉粒体原料の詰まりが防止されて、植物性粉粒体原料を炉内に安定して供給することができ、それによって、優れた安全性をもって安定して操業することが可能なバイオマス変換式ガス発生炉用の植物製粉粒体原料装置を提供することにあり、ここでも扱われる原料形態は粉粒体であるため、固形原料供給という目的には適用できないところに難点があった。
(特許文献3)特願平8−011877に清酒製造における発酵タンクへの原料供給方法が提案されているが、これは清酒の製造にあたり麹と蒸米を発酵タンクに空気輸送することによる問題点を解決することが目的であり、発酵タンクに原料を投入するにあたり、予め麹または蒸米と汲水を混合すること、及び、麹または蒸米を汲水と一緒にポンプで移送することを特徴とする発酵タンクへの原料供給方法であり、ここで扱われる原料形態は粒体又は液体であるため、上述同様に固形原料供給という目的には適用できないところに難点があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来、装置工業においては、加減圧又は密閉された容器への原料供給という操作は日常的に行われてきたが、該容器へ供給する原料形態は気体、液体或いは粉粒体といったもので、供給方法が比較的容易で技術的には確立されているものの、固形原料よる供給方法については明快な提案が為されていないところに問題があった。本発明は、これら加減圧又は密閉された容器へ該容器を大気開放することなく、加減圧又は密閉状態を維持しつつ固形原料を供給することが課題である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上述の課題を解決するため、請求項1の発明においては、エンドレスチェンが旋回するコンベア上の該エンドレスチェンに、該エンドレスチェンの移動方向に対して直角方向に開口部が位置するよう整数個の凹型バケットをエンドレスに緊結し、且つ、該凹型バケットが該コンベア上を移動する際に、該凹型バケット1個分移動する毎に所定の位置に自動停止可能な機能を備えるバケットコンベアで、前記バケットコンベアの移動方向と直交し、且つ、前記凹型バケット自動停止位置で該凹型バケットの一方の開口部(a)と対向する位置に、該凹型バケット内を押し込み・引き戻し可能な移動手段を備える押し板(a)を配し、該凹型バケットの他方の開口部(b)には該開口部(b)と同一寸法又は該開口部(b)より大きい寸法の筒状筐体を配し、前記筒状筐体を、加減圧又は密閉された容器と連結する角形筐体開口部(a)に連結し、且つ、該筒状筐体と該角形筐体開口部(a)とを連結する連結部に該筒状筐体と該角形筐体開口部(a)とを連通・遮断可能で且つ気密可能なゲート式開閉機構(a)を配し、前記筒状筐体と前記ゲート式開閉機構(a)及び前記角形筐体開口部(a)とを結ぶ軸と直交し、且つ、前記容器と連結する角形筐体開口部(b)に、前記ゲート式開閉機構(a)と同様の機構を有するゲート式開閉機構(b)を配し、前記ゲート式開閉機構(b)と対向する位置の前記角形筐体の内側に該ゲート式開閉機構(b)の方向に押し込み・引き戻し可能な移動手段を備える押し板(b)を配し、前記角形筐体と減圧ポンプの吸入口とを配管(a)により接続し、且つ、該減圧ポンプの吐出口と前記加減圧又は密閉された容器とをバルブ(a)を介して配管(b)により接続し、該配管(b)にバルブ(b)を介して大気開放用配管を接続し、該配管(a)と該配管(b)とをバルブ(c)を介してバイパス配管を接続し、且つ、配管(a)にバルブ(d)を介してガス注入用配管を接続する配管設備を配し、前記押し板(a)が引き戻し位置、前記ゲート式開閉機構(a)が開状態、前記ゲート式開閉機構(b)が閉状態、且つ、前記押し板(b)が引き戻し状態において、前記バケットコンベアの前記凹型バケットに積載した原料を、該凹型バケットの所定の位置に自動的に停止させ、該凹型バケットの一方の前記開口部(a)と対向する位置に配した前記押し板(a)で、該凹型バケットの他方の前記開口部(b)に配してある前記筒状筐体と前記角形筐体開口部(a)とを連通・遮断するためのゲート式開閉機構(a)を通過するまで該押し板(a)を押し込み動作させて該原料を前記角形筐体に押し込み、該押し板(a)を所定の位置まで引き戻し動作させ、且つ、該ゲート式開閉機構(a)を閉状態にした後、前記加減圧又は密閉された容器が、加圧の場合は、該バルブ(a)及び該バルブ(c)を開いて該容器と該角形筐体の圧力を均圧し、又、前記容器が減圧の場合は、前記減圧ポンプを起動し該バルブ(b)を開いて該角形筐体を減圧状態にした後、該バルブ(b)を閉じ、該バルブ(a)を開いて該容器と該角形筐体の圧力を均圧し、該ゲート式開閉機構(b)を開状態とし、前記押し板(b)で該原料を該ゲート式開閉機構(b)の方向へ押し込み、該押し板(b)が該ゲート式開閉機構(b)を通過したら押し込み動作を停止し、該押し板(b)を所定の位置まで引き戻し、該ゲート式開閉機構(b)を閉状態として該容器を大気開放することなく原料供給する加減圧又は密閉された容器への固形原料供給装置であることを特徴とする。
【0005】
また、請求項2の発明においては、前記筒状筐体と前記ゲート式開閉機構(a)との間に原料投入に支障のない程度の隙間を設けて、前記加減圧又は密閉された容器が旋回又は移動できる請求項1記載の加減圧又は密閉された容器への固形原料供給装置であることを特徴とする。
【0006】
また、請求項3の発明においては、前記筒状筐体と前記ゲート式開閉機構(a)との間に原料投入に支障のない程度の隙間を設けて、前記コンベアが旋回又は移動できる請求項1記載の加減圧又は密閉された容器への固形原料供給装置であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
従来、加減圧又は密閉された容器に固形原料を供給する場合は、該容器の操業をいちいち停止し、該容器の原料供給口を開けて手動又は自動により投入する方法で固形原料を供給していたが、本発明によれば、加減圧又は密閉された容器へ該容器操業中に固形原料を自動供給することが可能となり、従って、原料供給の度に操業中の容器を冷却したり、常圧に戻したりすることなく原料供給できるため、該容器の稼働率が飛躍的に向上し、生産性向上或いは容器の小型化等の効果により、省資源・省エネルギーに大きく寄与でき、地球環境にも優しい、優れた固形原料供給装置を社会に提供できるようになった。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図1に、本発明を適用した加減圧又は密閉された容器への固形原料供給装置の構成を説明する全体組立図を、図2に、本発明を適用した加減圧又は密閉された容器への固形原料供給装置のA−A矢視図を、図3に、本発明を適用した加減圧又は密閉された容器への固形原料供給装置のB−B矢視図を、それぞれ示す。
【実施例】
【0009】
先ず、装置の構成について説明する。本発明の加減圧又は密閉された容器3への固形原料供給装置は、固形原料を積載して所定の位置まで移送するコンベア1と、該固形原料を該加圧又は密閉された容器3まで移動する移動機構2、及び、該移動機構2の圧力又は雰囲気を該容器3の圧力又は雰囲気と均一化する雰囲気調整部40、に大別される。
【0010】
コンベア1は、エンドレスチェン8が旋回するコンベア1上の該エンドレスチェン8に、該エンドレスチェン8の移動方向に対して直角方向に開口部が位置するよう整数個の凹型バケット9をエンドレスに緊結し、且つ、該凹型バケット9が該コンベア8上を移動する際に、該凹型バケット1個分移動する毎に所定の位置に自動停止可能な機能を備えるバケットコンベアで、前記コンベア1の移動方向と直交し、且つ、前記凹型バケット自動停止位置(図示せず)で該凹型バケット9の一方の開口部(a)9aと対向する位置に、該凹型バケット内を押し込み・引き戻し可能な移動手段を備える押し板(a)15を配し、該凹型バケット9の他方の開口部(b)9bには該開口部(b)9bと同一寸法又は該開口部(b)9bより大きい寸法の筒状筐体16が配される。
【0011】
移動機構2は、前記筒状筐体16を、加減圧又は密閉された容器3と連結する角形筐体開口部(a)19aに連結し、且つ、該筒状筐体16と該角形筐体開口部(a)19aとを連結する連結部に該筒状筐体16と該角形筐体開口部(a)19aとを連通・遮断可能で且つ気密可能なゲート式開閉機構(a)27を配し、前記筒状筐体16と前記ゲート式開閉機構(a)27及び前記角形筐体開口部(a)19aとを結ぶ軸と直交し、且つ、前記容器3と連結する角形筐体開口部(b)19bに、前記ゲート式開閉機構(a)27と同様の機構を有するゲート式開閉機構(b)33を配し、前記ゲート式開閉機構(b)33と対向する位置の前記角形筐体18の内側に該ゲート式開閉機構(b)33の方向に押し込み・引き戻し可能な移動手段を備える押し板(b)39が配される。
【0012】
雰囲気調整部40は、前記角形筐体18と減圧ポンプ41の吸入口42とを配管(a)44により接続し、且つ、該減圧ポンプ41の吐出口43と前記加減圧又は密閉された容器3とをバルブ(a)46を介して配管(b)45により接続し、該配管(b)45にバルブ(b)48を介して大気開放用配管47を接続し、該配管(a)44と該配管(b)45とをバルブ(c)50を介してバイパス配管49を接続し、且つ、配管(a)44にバルブ(d)52を介してガス注入用配管51を接続する配管設備が配される。
【0013】
次に原料供給方法について説明する。前記押し板(a)15が引き戻し位置、前記ゲート式開閉機構(a)27が開状態、前記ゲート式開閉機構(b)33が閉状態、且つ、前記押し板(b)39が引き戻し状態において、前記コンベア1の前記凹型バケット9に積載した原料を、該凹型バケット9の所定の位置に自動的に停止させ、該凹型バケット9の一方の前記開口部(a)9aと対向する位置に配した前記押し板(a)15で、該凹型バケットの他方の前記開口部(b)9bに配してある前記筒状筐体16と前記角形筐体開口部(a)19aとを連通・遮断するためのゲート式開閉機構(a)27を通過するまで該押し板(a)15を押し込み動作させて該原料を前記角形筐体16に押し込み、該押し板(a)15を所定の位置まで引き戻し動作させ、且つ、該ゲート式開閉機構(a)27を閉状態にする。
【0014】
次に雰囲気調整方法について説明する。前記加減圧又は密閉された容器3が、加圧の場合は、該バルブ(a)46及び該バルブ(c)50を開いて該容器3と該角形筐体空間部20の圧力を均圧し、又、前記容器3が減圧の場合は、前記減圧ポンプ41を起動し該バルブ(b)48を開いて該角形筐体18を減圧状態にした後、該バルブ(b)48を閉じ、該バルブ(a)46を開いて該容器3と該角形筐体18の圧力を均圧し、該ゲート式開閉機構(b)33を開状態とし、前記押し板(b)で該原料を該ゲート式開閉機構(b)33の方向へ押し込み、該押し板(b)9が該ゲート式開閉機構(b)33を通過したら押し込み動作を停止し、該押し板(b)39を所定の位置まで引き戻し、該ゲート式開閉機構(b)33を閉状態として該容器3を大気開放することなく原料供給することができる。
【産業上の利用可能性】
【0015】
本発明は、装置工業で広く使われている加減圧又は密閉された容器に、該容器を加圧又は減圧状態で、或いは、大気と異なるガス雰囲気においても、該容器を大気開放したり停止したりすることなく固形原料を自動供給することができるので、加熱・加圧又は減圧・加熱或いは特殊ガス雰囲気の熱処理装置等において、安全且つ安心して固形原料を投入することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明を適用した加減圧又は密閉された容器への固形原料供給装置の構成を説明する全体組立図である。
【図2】本発明を適用した加減圧又は密閉された容器への固形原料供給装置のA−A矢視図である。
【図3】本発明を適用した加減圧又は密閉された容器への固形原料供給装置のB−B矢視図である。
【符号の説明】
【0017】
1 コンベア 2 移動機構
3 加減圧又は密閉された容器 4 コンベアフレーム
5 軸受け 6 シャフト
7 スプロケット 8 エンドレスチェン
9 凹型バケット 10 取付金具
11 取付金具開口部 12 油圧シリンダー
13 シリンダーロッド 14 取付金具
15 押し板(a) 16 筒状筐体
17 筒状筐体開口部 18 角形筐体
19a 角形筐体開口部(a) 19b 角形筐体開口部(b)
20 角形筐体空間部 21 角形筐体開口部
22 フレーム 23 フレーム開口部
24 油圧シリンダー 25 シリンダーロッド
26 取付金具 27 ゲート式開閉機構(a)
27a ゲート(a) 28 角形筐体開口部
29 フレーム開口部 30 油圧シリンダー
31 シリンダーロッド 32 取付金具
33 ゲート式開閉機構(b) 33a ゲート(b)
34 加減圧又は密閉された容器の空間部 35 角形筐体開口部
36 油圧シリンダー 37 シリンダーロッド
38 取付金具 39 押し板(b)
40 雰囲気調整部 41 減圧ポンプ
42 減圧ポンプ吸入口 43 減圧ポンプ吐出口
44 配管(a) 45 配管(b)
46 バルブ(a) 47 大気開放配管
48 バルブ(b) 49 バイパス配管
50 バルブ(c) 51 ガス注入用配管
52 バルブ(d)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンドレスチェンが旋回するコンベア上の該エンドレスチェンに、該エンドレスチェンの移動方向に対して直角方向に開口部が位置するよう整数個の凹型バケットをエンドレスに緊結し、且つ、該凹型バケットが該コンベア上を移動する際に、該凹型バケット1個分移動する毎に所定の位置に自動停止可能な機能を備えるバケットコンベアで、前記バケットコンベアの移動方向と直交し、且つ、前記凹型バケット自動停止位置で該凹型バケットの一方の開口部(a)と対向する位置に、該凹型バケット内を押し込み・引き戻し可能な移動手段を備える押し板(a)を配し、該凹型バケットの他方の開口部(b)には該開口部(b)と同一寸法又は該開口部(b)より大きい寸法の筒状筐体を配し、前記筒状筐体を、加減圧又は密閉された容器と連結する角形筐体開口部(a)に連結し、且つ、該筒状筐体と該角形筐体開口部(a)とを連結する連結部に該筒状筐体と該角形筐体開口部(a)とを連通・遮断可能で且つ気密可能なゲート式開閉機構(a)を配し、前記筒状筐体と前記ゲート式開閉機構(a)及び前記角形筐体開口部(a)とを結ぶ軸と直交し、且つ、前記容器と連結する角形筐体開口部(b)に、前記ゲート式開閉機構(a)と同様の機構を有するゲート式開閉機構(b)を配し、前記ゲート式開閉機構(b)と対向する位置の前記角形筐体の内側に該ゲート式開閉機構(b)の方向に押し込み・引き戻し可能な移動手段を備える押し板(b)を配し、前記角形筐体と減圧ポンプの吸入口とを配管(a)により接続し、且つ、該減圧ポンプの吐出口と前記加減圧又は密閉された容器とをバルブ(a)を介して配管(b)により接続し、該配管(b)にバルブ(b)を介して大気開放用配管を接続し、該配管(a)と該配管(b)とをバルブ(c)を介してバイパス配管を接続し、且つ、配管(a)にバルブ(d)を介してガス注入用配管を接続する配管設備を配し、前記押し板(a)が引き戻し位置、前記ゲート式開閉機構(a)が開状態、前記ゲート式開閉機構(b)が閉状態、且つ、前記押し板(b)が引き戻し状態において、前記バケットコンベアの前記凹型バケットに積載した原料を、該凹型バケットの所定の位置に自動的に停止させ、該凹型バケットの一方の前記開口部(a)と対向する位置に配した前記押し板(a)で、該凹型バケットの他方の前記開口部(b)に配してある前記筒状筐体と前記角形筐体開口部(a)とを連通・遮断するためのゲート式開閉機構(a)を通過するまで該押し板(a)を押し込み動作させて該原料を前記角形筐体に押し込み、該押し板(a)を所定の位置まで引き戻し動作させ、且つ、該ゲート式開閉機構(a)を閉状態にした後、前記加減圧又は密閉された容器が、加圧の場合は、該バルブ(a)及び該バルブ(c)を開いて該容器と該角形筐体の圧力を均圧し、又、前記容器が減圧の場合は、前記減圧ポンプを起動し該バルブ(b)を開いて該角形筐体を減圧状態にした後、該バルブ(b)を閉じ、該バルブ(a)を開いて該容器と該角形筐体の圧力を均圧し、該ゲート式開閉機構(b)を開状態とし、前記押し板(b)で該原料を該ゲート式開閉機構(b)の方向へ押し込み、該押し板(b)が該ゲート式開閉機構(b)を通過したら押し込み動作を停止し、該押し板(b)を所定の位置まで引き戻し、該ゲート式開閉機構(b)を閉状態として該容器を大気開放することなく原料供給することを特徴とする加減圧又は密閉された容器への固形原料供給装置。
【請求項2】
前記筒状筐体と前記ゲート式開閉機構(a)との間に原料投入に支障のない程度の隙間を設けて、前記加減圧又は密閉された容器が旋回又は移動できることを特徴とする請求項1記載の加減圧又は密閉された容器への固形原料供給装置。
【請求項3】
前記筒状筐体と前記ゲート式開閉機構(a)との間に原料投入に支障のない程度の隙間を設けて、前記コンベアが旋回又は移動できることを特徴とする請求項1記載の加減圧又は密閉された容器への固形原料供給装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2007−261805(P2007−261805A)
【公開日】平成19年10月11日(2007.10.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−119815(P2006−119815)
【出願日】平成18年3月28日(2006.3.28)
【出願人】(502071757)
【Fターム(参考)】