説明

動作装置

【課題】キーの操作を受け付けたときに、ユーザの誤操作により、装置が誤動作するのを防止できる動作装置を提供する。
【解決手段】
動作装置100は、表示部10と、表示部10に表示され、入力操作を受け付けると、対応する機能を発揮させる第1機能キー120と、表示部10に表示され、入力操作を受け付けると、第1機能キー120とは異なる機能を発揮させ、第1機能キー120が有効状態のときには無効状態であり、第1機能キー120が表示されている状態では非表示である第2機能キー130と、第1機能キー120が入力操作を受け付けた後の第1段階で、第1機能キー120を無効状態にし、かつ、第1機能キー120を非表示にして第2機能キー130を表示させ、第2段階までの期間に、第1機能キー120と第2機能キー130が入力操作を受け付けた受付回数に応じて、第2機能キー130の状態を制御する副制御部40と、を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示部に表示したキーの入力操作を受け付け、その入力操作に応じた動作を行う動作装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置などの複数の機能を備える装置には、表示部に複数のキーを表示し、ユーザが行った所定のキーの入力操作を受け付け、その操作されたキーに応じた動作を行うものがある。従来、複数の機能を容易に選択できるように、タッチパネルの周縁部に入力領域が設けられた操作パネル入力装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
特許文献1に記載の操作パネル入力装置は、基本的な機能を設定するキーが四隅に表示された基本画面をタッチパネルに表示し、いずれかのキーが選択されると、詳細な機能を設定するキーが四隅に表示された詳細画面を表示部に表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−286796号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の操作パネル入力装置では、ユーザがキーを選択するときに、キーの表示位置を誤って数回連続して操作(タッチ)することがあった。操作入力装置では、キーが操作される毎に画面の表示を切り替えて、別の機能を選択するキーを表示するので、ユーザは、結果的に、連続して複数のキーを操作して、詳細画面の表示される機能選択キーを操作したことになる。そのため、上記操作入力装置では、ユーザが選択したい機能と異なる機能が選択されてしまうという問題があった。
【0006】
また、特許文献1に記載の操作パネル入力装置では、複数の機能を動作させるように指示を受け付けた場合、装置の制御部は、複数の処理を同時進行させるため、表示部における画像の切り替えが遅延することがあった。この場合、内部処理においては、画像の切り替え後の状態に移行しているので、操作したキーに替わって表示されるキーが何であるかを知っているユーザは、詳細画面のキーに設定された機能を有効にするために、基本画面に表示されるキーを何回も連続して操作することがあった。操作入力装置は、画像の切り替え後の操作を受け付けるため、ユーザの意図した機能が設定されることもある。しかし、キーを操作した回数によっては、詳細画面から、さらに詳細な機能の設定画面に切り替わるため、ユーザが意図した機能と違う機能が選択されることがあった。
【0007】
そこで、本発明は、キーの操作を受け付けたときに、ユーザの誤操作により、装置が誤動作するのを防止できる動作装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明の動作装置は、表示部と、第1機能キーと、第2機能キーと、制御部と、を備えている。表示部は、第1機能キーと第2機能キーを表示する。第1機能キーは、入力操作を受け付けると、対応する機能を発揮させる。第2機能キーは、入力操作を受け付けると、第1機能キーとは異なる機能を発揮させ、第1機能キーが有効状態のときは無効状態であり、第1機能キーが表示されている状態では非表示である。制御部は、第1機能キーが入力操作を受け付けた後の第1段階で、第1機能キーを非表示にして第2機能キーを表示させる。そして、制御部は、第1段階が終了するまでの期間に、第1機能キーと第2機能キーが入力操作を受け付けた受付回数に応じて、第2機能キーの状態を有効状態または無効状態に制御し、その後の第2段階では、前記第2機能キーを有効状態にする。
【0009】
ユーザが第1機能キーと第2機能キーを操作する回数は、その状況によって異なる。例えば、ユーザが第2機能キーを操作するつもりがないのに、第1機能キーと替わって表示される第2機能キーを誤って数回操作してしまうことがある。また、ユーザが、第1機能キーに替わって第2機能キーが表示されるのを知っている場合には、第2機能キーの機能を有効にするために、第1機能キーまたは第2機能キーを、意識して何回も操作することがある。この発明では、第1段階が終了するまでの期間に、第1機能キーと第2機能キーが入力操作を受け付けた受付回数に応じて、第2機能キーの状態を有効状態または無効状態に制御する。したがって、上記のように、ユーザが第1機能キーと第2機能キーを操作した状況に応じてキー操作を受け付けるか否かを決定でき、ユーザの誤操作により、装置が誤動作するのを防止できる。
【0010】
上記発明の動作装置では、第1段階が終了するまでの期間に、第1機能キーと第2機能キーの操作の受付回数が閾値未満のときには第2機能キーを無効状態にし、第1段階が終了するまでの期間に第1機能キーと第2機能キーの操作の受付回数が閾値以上のときには第2機能キーを有効状態にする。
【0011】
これにより、ユーザが第1機能キーと第2機能キーを誤って操作したときには、その操作を受け付けないので、ユーザが意図しない機能が設定されるのを防止できる。また、ユーザが第2機能キーの機能を有効にするために、第1機能キーと第2機能キーを意識して閾値以上の回数操作したときには、第2機能キーの操作を受け付けるので、ユーザは意図した機能を設定できる。さらに、第2機能キーに替わって第3の機能キーを表示するように設定されている場合でも、第3の機能キーの操作を受け付けないので、ユーザが第1機能キーと第2機能キーを操作しても、ユーザが意図しない機能が設定されるのを防止できる。
【0012】
上記発明では、第1機能キーと、第2機能キーは、表示部の同じ表示位置に表示するのが好ましい。第1機能キーが入力操作を受け付けて非表示になり、第2機能キーが表示されたときに、第2機能キーの表示位置を容易に把握できるからである。
【0013】
上記発明では、第1機能キーと、第2機能キーは、相反する機能を発揮させるキーに設定するのが好ましい。第1機能キーを誤って操作した場合には、操作後にすぐに第2機能キーを操作することで、第1機能キーに設定された機能と相反する機能を直ちに設定できるからである。
【0014】
上記発明では、第1段階を、第1機能キーが入力操作を受け付けてから、表示部が第2機能キーの画像を表示するまでの期間に設定する。これにより、表示部において第1機能キーから第2機能キーに表示する画像の切り替えが遅延することがあっても、ユーザの意図に応じた機能を設定できる。
【0015】
上記発明では、第1段階を、第1機能キーが入力操作を受け付けてから、表示部が第2機能キーの画像を表示し、さらに一定時間が経過するまでの期間に設定する。第1機能キーが操作されると第2機能キーがすぐに表示される場合、ユーザが第1機能キーを誤って数回タッチすると、第2機能キーがタッチされたことになり、第2機能キーに設定された機能が有効になるおそれがある。しかし、上記のように設定することで、誤操作が受け付けられるのを防止できる。
【0016】
上記発明においては、動作装置は、画像形成部を備えており、画像形成装置として機能する。この場合、第1機能キーを、画像形成部に画像形成を開始させる機能を発揮させるキーに設定し、第2機能キーを、画像形成部に画像形成を停止させる機能を発揮させるキーに設定する。これにより、画像形成部に誤って画像形成を開始させてしまった場合には、コピー中止キーを所定回数操作することで、画像形成を中止できる。
【0017】
また、上記発明においては、動作装置は、情報処理部と通信部を備えており、情報処理装置として機能する。この場合、第1機能キーを外部装置に特定の機能を開始させるキー、第2機能キーを外部装置に特定の機能を中止させるキーに設定する。これにより、動作装置により外部装置の動作を制御でき、誤操作により外部装置が誤動作するのを防止できる。
【発明の効果】
【0018】
この発明によれば、キーの操作を受け付けたときに、ユーザの誤操作により、装置が誤動作するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の上部の斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係る画像形成装置のブロック図である。
【図3】画像形成装置の概略構成を示す正面透視図である。
【図4】操作装置のブロック図である。
【図5】操作装置に表示されるホーム画面の画像である。
【図6】操作装置に表示されるコピー基本画面の画像である。
【図7】(A)は、操作装置に表示されるコピー実行画面の画像である。(B)は、(A)とは異なるコピー実行画面の画像である。
【図8】操作装置の副制御部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】主装置の主制御部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】主装置が行うがコピー処理を説明するためのフローチャートである。
【図11】タイミングチャートである。
【図12】本発明の第2実施形態に係る情報処理装置のブロック図である。
【図13】表示部に表示される印刷開始画面の画像である。
【図14】表示部に表示される印刷実行画面の画像である。
【図15】情報処理装置の制御部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図16】画像形成装置の主制御部の動作を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0020】
まず、本発明の第1実施形態に係る動作装置について説明する。図1に示すように、動作装置の一例である画像形成装置100は、操作装置1及び主装置2を備えている。操作装置1は、表示部10と、操作部14(タッチパネル76)を備えている。操作部14は、表示部10の表示面の上側に配置されている。
【0021】
なお、図1及び後述の図3においては、原稿台31の上面に設ける蓋部材の表示を省略している。
【0022】
図2に示すように、操作装置1は、表示部10、操作部14、記憶部15、及び副制御部40を備えている。また、操作装置1は、コピーキー120と、コピー中止キー130を備えている。コピーキー120とコピー中止キー130は、表示部10に表示される。
【0023】
主装置2は、画像読取部3、画像形成部4、給紙部5、記憶部6、画像処理部7、通信部8、及び主制御部9を備えている。
【0024】
主制御部9は、画像形成装置100の各部を制御する。また、副制御部40は、主制御部9が出力した制御信号に基づいて、操作装置1の各部を制御する。また、副制御部40は、操作部14で受け付けた操作に応じた信号を主制御部9に出力する。
【0025】
図3に示すように、画像読取部3は、原稿台31及びスキャナユニット32により構成されている。画像読取部3は、原稿台31に置かれた原稿の画像を、スキャナユニット32で読み取る。
【0026】
画像形成部4は、画像形成ユニット44Y,44M,44C,44K、一次転写ベルト45、支持ローラ46、一次転写ベルト駆動ローラ47、一次転写ローラ441〜444、二次転写ユニット48、及び定着ユニット49により構成される。画像形成ユニット44Y,44M,44C,44Kは、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックの各トナー像を形成する。画像形成ユニット44Y,44M,44C,44Kの上方には、無端ベルトである一次転写ベルト45が配置されている。一次転写ベルト45は、支持ローラ46と一次転写ベルト駆動ローラ47に掛け渡されてループ状に張架され、矢印Rにて示す方向に回転する。一次転写ベルト45の内周側には、一次転写ローラ441〜444が配置されている。一次転写ローラ441〜444は、一次転写ベルト45を挟んで、各画像形成ユニット44Y,44M,44C,44Kに設けられた感光体ドラム401〜404に対向している。
【0027】
画像形成部4は、画像読取部3が読み取った画像に基づいて、カラーまたはモノクロのトナー像を形成し、二次転写ユニット48により給紙された用紙にトナー像を転写する。また、定着ユニット49で、用紙にトナー像を定着させる。
【0028】
給紙部5は、給紙トレイ55、給紙ローラ61〜64、排紙ローラ65、及び排紙トレイ41により構成される。給紙トレイ55は、画像形成ユニット44Y,44M,44C,44Kの下方に配置されている。給紙部5は、画像形成部4が形成したトナー像の二次転写ユニット48まで用紙を搬送し、トナー像が転写された用紙を定着ユニット49に搬送し、トナー像が定着後の用紙を排紙トレイ41に排出する。
【0029】
図2に示したように、記憶部6は、画像処理部7が画像処理した画像や、通信部8が受信した印刷データなどを一時的に記憶する。
【0030】
画像処理部7は、操作部14で縮小/拡大などの画像処理機能を選択するキーの操作を受け付けたときには、画像読取部3が読み取った画像に対して画像処理を行って、画像形成部4に画像データを出力する。また、画像処理部7は、通信部8が受信した画像データを画像処理して画像形成部4に出力する。
【0031】
通信部8は、通信ネットワーク140に接続された情報処理装置110などの外部装置から送られてきた画像データを受信して、画像処理部7に画像データを出力する。
【0032】
図4に示すように、表示部10は、LED駆動回路71、バックライト用の複数のLED72、液晶駆動回路73、及び液晶パネル74を備えている。操作部14は、タッチ位置検出回路75、及びタッチパネル76を備えている。記憶部15は、ROM50及びRAM60を備えている。
【0033】
LED駆動回路71は、バックライト用の複数のLED72に対して、点灯/消灯や輝度などの制御を行う。
【0034】
液晶駆動回路73は、液晶パネル74を制御して、液晶パネル74にコピーキー120やコピー中止キー130などの画像を表示させる。
【0035】
タッチ位置検出回路75は、タッチパネル76のタッチ位置を検出して、タッチ位置に応じた信号を副制御部40に出力する。なお、タッチパネル76は、感圧式と静電式のいずれでもよい。
【0036】
画像形成装置100では、電源投入直後の初期状態のときやジョブの待ち受け状態のときなどには、副制御部40は、図5に示すホーム画面81の画像を液晶パネル74に表示させる。ホーム画面81は、ユーザが画像形成装置100に実行させるジョブを選択するための画面である。ホーム画面81には、複数のジョブ選択用のアイコン101〜108が表示される。
【0037】
記憶部15は、液晶駆動回路73が液晶パネル74に表示させる複数の画像、及び各画像に含まれるアイコンやキーの表示位置の座標情報をROM50で予め記憶している。副制御部40は、液晶駆動回路73により液晶パネル74に画像を表示させると、その画像に含まれるアイコンやキーの座標情報を、ROM50から読み出す。また、液晶パネル74に表示する画像をRAM60で一時的に記憶している。
【0038】
タッチパネル76は、ユーザがタッチした位置に応じた信号を副制御部40に対して出力する。例えば、タッチパネル76においてタッチされた位置(例えばタッチされた中心位置)の座標の情報を出力する。
【0039】
副制御部40は、タッチパネル76が出力したタッチ位置の座標が、液晶パネル74に表示させている画像のいずれのアイコンまたはキーの表示位置であるかを確認する。そして、副制御部40は、タッチ位置の座標が、アイコンまたはキーの表示位置である場合には、そのアイコンまたはキーがタッチされたものとして、アイコンまたはキーがタッチされた旨の信号(タッチ検出信号)を主制御部9に出力する。
【0040】
主制御部9は、タッチ検出信号が入力されると、そのタッチ検出信号に応じた処理を行う。
【0041】
なお、以下の説明では、副制御部40が、アイコン(またはキー)がタッチされた位置を検出してタッチ検出信号を出力する一連の処理について、説明を簡略化する。例えば、以下の説明では、タッチパネル76において、液晶パネル74が表示する画面に含まれるアイコン(またはキー)の表示位置がタッチされることを、画面のアイコン(またはキー)がタッチされる、と記載する。
【0042】
副制御部40は、ホーム画面81のコピーアイコン101のタッチを検出すると、ホーム画面81に替えて、図6に示すコピー開始画面82の画像を液晶パネル74に表示する。
【0043】
図6に示すように、コピー開始画面82は、設定キー群111、ジョブキー群112、数字キー群113、及び第1機能キーであるコピーキー120を備えている。
【0044】
設定キー群111は、コピージョブを選択した際に、さらに詳細な機能を設定するためのキー群である。図6には、設定キー群111の一例として、カラーモードキー、原稿キー、コピー濃度キー、倍率キー、及び用紙キーを表示している。
【0045】
ジョブキー群112は、コピーに連動させたジョブなどを設定するためのキー群である。図6には、ジョブキー群112の一例として、プログラム呼び出しキー、印刷と同時に送信キー、自動一時保存キー、ファイリングキー、エコプログラムキーを表示している。
【0046】
数字キー群113は、コピー部数などを入力するためのキー群であり、図6にはテンキーとクリア(C)キーを表示している。
【0047】
コピーキー120は、画像形成装置100にコピー処理を開始させるためのキーである。
【0048】
副制御部40は、コピー開始画面82のコピーキー120のタッチを検出すると、コピー開始画面82に替えて、図7に示すコピー中止画面83の画像を液晶パネル74に表示する。
【0049】
図7(A)に示すように、コピー中止画面83は、コピー開始画面82とキーのレイアウトはほぼ同様であり、設定キー群111、ジョブキー群112、数字キー群113、及び第2機能キーであるコピー中止キー130を備えている。
【0050】
コピー中止キー130は、コピー中止画面83において、コピー開始画面82のコピーキー120と同じ表示位置(同じ座標)に表示される。
【0051】
コピー中止キー130は、入力操作を受け付けると、コピーキー120に設定された機能とは異なる機能、すなわちコピーキー120と相反する機能であるコピー中止機能を発揮させる。また、コピー中止キー130は、コピーキー120が有効状態のときは無効状態であり、コピーキー120が表示されている状態では非表示である。なお、キーの有効状態とは、キーが入力操作を受け付けて機能を発揮させることができる状態であり、キーの無効状態とは、キーが入力操作を受け付けない状態である。
【0052】
コピー中止画面83では、選択できるキーが限定される。すなわち、設定キー群111は、キーの枠のみが表示され、いずれのキーも選択できなくなる。ジョブキー群112は、一部のキーのみが選択できる。図7には、プログラム呼び出しキーとエコプログラムキーのみを選択できる場合を示している。数字キー群113は、全て選択できる。
【0053】
このように、コピー開始画面82とコピー中止画面83のレイアウトを同様にするとともに、機能が相反するコピーキー120とコピー中止キー130を同じ位置に配置することで、ユーザは、コピーキー120やコピー中止キー130の表示位置を探すことなく、直感的にキーを選択できる。
【0054】
なお、図7(B)に示すコピー中止画面83Bように、コピー中止キー130Bを、コピー開始画面82のコピーキー120と同じ表示位置(同じ座標)に表示せずに、コピーキー120と隣接する位置に表示させることも可能である。このように表示しても、ユーザは、コピーキー120やコピー中止キー130Bの表示位置を探すことなく、直感的にキーを選択できる。
【0055】
本発明では、コピーキー120とコピー中止キー130のタッチ回数、すなわち入力操作を受け付けた受付回数を判定する閾値を設けて、キーが入力操作を受け付けた回数に応じてコピー中止キー130の機能を有効にするか否か、すなわち、コピーを中止するか否かを決定する。コピーキー120の表示位置を誤ってまたは偶然、数回連続してタッチしてしまい、替わって表示されるコピー中止キー130もタッチすることは考えられる。しかし、何回も連続してタッチするのは、ユーザの意思と考えられるからである。
【0056】
また、図7(B)に示したようにコピーキー120とコピー中止キー130Bを配置した場合、コピーキー120の左端を数回タッチしてしまい、替わって表示されるコピー中止キー130Bもタッチすることが考えられるからである。
【0057】
コピーキー120とコピー中止キー130が入力操作を受け付けた受付回数(合計タッチ回数)を、誤操作によるものと判定する閾値は、例えば3回に設定する。コピーキー120が1回タッチされてから一定時間内(第1段階が始まってから第1段階が終了するまでの期間)にコピー中止キー130が1回タッチされたとき、すなわち、コピーキー120とコピー中止キー130が入力操作を受け付けた受付回数が2回で閾値である3回未満であるときには、ユーザがコピーキー120を誤ってタッチしたものとする。このときには、コピー中止キー130を無効状態にする。すなわち、コピー中止キー130の操作を受け付けずにコピー処理を続ける。
【0058】
一方、コピーキー120がタッチされてから一定時間内(第1段階が始まってから第1段階が終了するまでの期間)にコピー中止キー130が2回以上タッチされたとき、すなわち、コピーキー120とコピー中止キー130が入力操作を受け付けた受付回数が閾値である3回以上であるときには、ユーザが意識してコピーキー120とコピー中止キー130をタッチしたものとする。このときには、コピー中止キー130を有効状態にする。すなわち、コピー中止キー130の操作を受け付けてコピー処理を中止する。
【0059】
また、副制御部20は、コピーキー120が1回タッチされてから一定時間の経過後(第2段階)には、コピー中止キー130を有効状態にする。すなわち、副制御部20は、コピーキー120が1回タッチされてから一定時間の経過後(第2段階)にコピー中止キー130がタッチされたときは、コピー中止キー130の操作を受け付けてコピー処理を中止する。
【0060】
このようにすることで、ユーザの誤操作による画像形成装置の誤動作を防止する。また、表示部における画像の切り替えが遅延することがあったとしても、キーが閾値以上操作され場合には、替わって表示されるキーを有効にすることができる。
【0061】
なお、コピーキー120の表示位置を誤ってタッチする回数は、ユーザによって異なることが考えられる。そこで、操作装置1では、コピー中止キー130のタッチ回数を誤操作によるものと判定する閾値を、任意の回数に変更できるように構成している。したがって、操作装置1では、例えば、コピーキー120とコピー中止キー130のタッチ回数が、連続3回のときには、ユーザの誤操作と判定し、連続4回以上のときには、ユーザの意思と判定することも可能である。
【0062】
なお、画像形成装置100では、コピー中止キー130がタッチされたときには、コピー処理を中止し、液晶パネル74の表示をコピー中止画面83からコピー開始画面82に切り替える。このとき、画像形成装置100は、コピー中止キー130が2回以上連続してタッチされても、コピー処理を中止後にコピー処理を再開しないように設定されている。したがって、画像形成装置100では、コピーキー120またはコピー中止キー130が複数回押されても、コピー処理の実行と停止を繰り返すといった誤動作はしない。
【0063】
次に、フローチャートに基づいて、画像形成装置100で行われる処理を説明する。図8に示すように、副制御部40は、液晶パネル74に表示しているホーム画面81においてコピーアイコン101がタッチされると、コピー開始画面82を液晶パネル74に表示する。そして、副制御部40は、いずれかのキーがタッチされるのを待ち受けている(S1:N)。
【0064】
副制御部40は、コピーキー120以外のキーがタッチされたことを検出すると(S1:Y、S2:N)、そのキーに応じた処理を行う(S3)。例えば、用紙キーがタッチされたときには、用紙の選択画面を液晶パネル74に表示させる。
【0065】
副制御部40は、コピーキー120がタッチされたことを検出すると(S1:Y、S2:Y)、その旨を伝えるコピー開始信号を主制御部9に出力する。また、副制御部40は、予め設定された一定時間の計時を開始し、コピー中止画面83を液晶パネル74に表示させる(S4)。
【0066】
一定時間は、1回目のキータッチを検出してから、そのキータッチに対応して、表示画面が切り替わるまでの時間(第1段階)である。すなわち、上記の場合では、コピー開始画面82のコピーキー120がタッチされてから、コピー中止画面83に表示画面が切り替わるまでの時間である。また、この場合、コピー中止キー130が表示されてからを第2段階とする。
【0067】
図9に示すように、主制御部9は、副制御部40が出力したコピー開始信号を検出すると(S21)、コピー処理を開始する(S22)。また、主制御部9は、コピーの完了と、副制御部40が後述のコピー中止信号を出力しているか否かの確認と、を行っている(S23、S24)。
【0068】
主制御部9は、副制御部40が出力したコピー開始信号を検出せずに(S22:Y)、コピーが終了した場合には(S24:N、S23:Y)、コピー終了信号を副制御部40へ出力する(S27)。
【0069】
主制御部9は、コピーが終了する前に副制御部40が出力したコピー中止信号を検出すると(S23:N、S24:Y)、コピー処理を中止して(S25)、コピーを中止したことを伝えるコピー中止完了信号を副制御部40へ出力する(S26)。
【0070】
コピー処理は以下のとおりである。図10に示すように、主制御部9は、原稿台31に置かれた原稿の画像をスキャナユニット32で読み取らせる。スキャナユニット32は、読み取ったカラー画像データを画像処理部7へ出力する(S31)。
【0071】
画像処理部7は、カラー画像データが入力されると、カラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックの単色画像に分解し、各単色画像を、画像形成部4の画像形成ユニット44Y,44M,44C,44Kに出力する。画像形成ユニット44Y,44M,44C,44Kは、入力された単色画像に基づいて単色トナー像を形成する。画像形成ユニット44Y,44M,44C,44Kがそれぞれ形成した単色トナー像は、一次転写ローラ441〜444により一次転写ベルト45上に重ね合うように順に一次転写されて、1つのカラートナー像となる(S32)。
【0072】
一次転写ベルト45は、一次転写されたトナー像を一次転写ベルト駆動ローラ47と二次転写ユニット48が対向する二次転写位置へ搬送する。
【0073】
主制御部9は、画像形成部4がカラートナー画像を形成しているときに、給紙部5により用紙Pを搬送する。すなわち、主制御部9は、給紙トレイ55に収納された用紙Pを、搬送路に配置された給紙ローラ61〜64により、二次転写ユニット48が一次転写ベルト45と対向する二次転写位置まで、図3において矢印Yにて示す搬送方向に搬送する。この二次転写位置において、一次転写ベルト45上のカラートナー像が用紙Pに二次転写される(S33)。
【0074】
主制御部9は、カラートナー像が二次転写された用紙Pを、定着ユニット49に搬送して、用紙Pにカラートナー像を定着させる(S34)。そして、主制御部9は、カラートナー像が定着した用紙Pを、排紙ローラ65により画像形成装置100から排紙トレイ41へ排出する(S35)。
【0075】
図8に示すように、副制御部40は、一定時間の計時を開始後から、一定時間が経過してコピー終了までコピー中止キー130が1回もタッチされなければ(S5:N、S6:N、S5:N、S6:Y、S7:N、S9:N)、コピー処理が終了すると(S7:Y)、液晶パネル74にコピー開始画面82を表示させる(S8)。
【0076】
また、副制御部40は、一定時間が経過してから(S6:Y)、コピー処理が終了する前に(S7:N)、コピー中止キー130がタッチされなければ(S6:N、S7:N)、コピー処理が終了すれば(S6:Y)、液晶パネル74にコピー開始画面82を表示させる(S8)。そして、ステップS1以降の処理を行う。
【0077】
一方、副制御部40は、コピー処理が終了する前に(S7:N)、コピー中止キー130がタッチされると(S9:Y)、コピー中止キーが操作されたことを伝えるコピー中止信号を主制御部9に出力する(S10)。また、副制御部40は、主制御部9がコピー処理を中止した後に出力したコピー中止完了信号を検出すると(S11:Y)、液晶パネル74にコピー開始画面82を表示させる(S8)。そして、ステップS1の処理を行う。
【0078】
副制御部40は、一定時間の計時を開始後から、一定時間が経過するまでにコピー中止キー130が1回だけタッチされた場合には(S5:N、S6:N、S5:Y、S12:N、S13:N、S12:Y)、ステップS7以降の処理を行う。これは、コピーキー120の表示位置が2回連続してタッチされた場合に相当し、ユーザが誤って(偶然)タッチしたものと考えられるので、コピー中止キー130のタッチは受け付けない。
【0079】
一方、副制御部40は、一定時間の計時を開始後から、一定時間が経過するまでにコピー中止キー130が2回以上タッチされた場合には(S5:Y、S12:N、S13:Y)、コピー中止信号を出力し(S10)、ステップS11以降の処理を行う。これは、コピーキー120の表示位置が3回以上連続してタッチされた場合に相当し、ユーザが自己の意志でタッチしたものと考えられるので、コピー中止キー130のタッチを受け付ける。
【0080】
以上の説明では、図11(A)に示すように、副制御部40が計時する第1段階の期間である期間T1を、コピーキー120のタッチ(入力操作)を受け付けてから、画面がコピー中止画面83に切り替わって、コピー中止キー130が表示されるまでの時間とした。この期間T1は、画像が切り替わる時間の長さなどに応じて別の期間に設定することも可能である。例えば、図11(B)に示すように、コピーキー120がタッチされると、短時間でコピー中止画面83に切り替わる場合には、コピーキー120のタッチを検出してから、コピー中止画面83に切り替わって一定時間T3が経過するまでの期間T2(第1段階)に設定することも可能である。
【0081】
第1機能キーが操作されると第2機能キーがすぐに表示される場合、ユーザが第1機能キーを誤って数回タッチすると、第2機能キーがタッチされたことになり、第2機能キーに設定された機能が有効になるおそれがある。しかし、上記のように期間T2を設定することで、誤操作により第2機能キーに設定された機能が有効になるのを防止できる。
【0082】
このように期間T2を設定した場合、副制御部20が行う処理は、図8に示したフローチャートのステップS6及びステップS12において、確認する一定時間の長さが異なるだけで、他の処理は同様である。
【0083】
以上のように、本発明では、コピーキー120の表示位置のタッチ回数によって、コピー中止キー130のタッチ(操作)を受け付けるか否かを判定するので、ユーザが誤操作を行っても、画像形成装置100が誤動作するのを防止できる。
【0084】
なお、以上の説明では、表示位置が同じ位置であるコピーキー120とコピー中止キー130を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、ある表示位置のキーをタッチされると、同じ位置または近接して、異なる機能を選択する別のキーが表示される構成であれば、他のキーにも適用できる。
【0085】
なお、以上の説明では、画像形成装置100において、コピー処理を行う場合について説明したが、これに限るものではなく、他の処理を行う場合にも本発明を適用できる。例えば、ファックス処理を行うときには、第1の操作キーとしてファックス処理の開始キーであるファックスキー、第2の操作キーとしてファックス中止キーを設定することも可能である。
【0086】
次に、本発明の第2実施形態に係る動作装置について説明する。第2実施形態では、表示部に表示された第1機能キーと第2機能キーの入力操作を、マウスにより受け付ける情報処理装置について説明する。図12に示すように、情報処理装置110は、表示部210、操作部214、記憶部215、情報処理部216、通信部217、及び制御部240を備えている。また、情報処理装置110は、外部装置である画像形成装置100に、特定の機能である印刷機能を開始させるキーである印刷開始キー222と、画像形成装置100に印刷を中止させるキーである印刷中止キー232を備えている。印刷開始キー222と印刷中止キー232は、表示部210に表示される。
【0087】
表示部210は、ユーザが作成した文字や画像を表示する。また、表示部210は、後述の印刷開始画面や印刷中止画面を表示する。
【0088】
操作部214は、キーボードやマウスなどの入力装置を備えている。操作部214は、例えば、ユーザがマウスを操作して、表示部210に表示している印刷開始ボタンをクリックすると、印刷開始操作を受け付けた旨の信号を制御部240に出力する。
【0089】
記憶部215は、ROM252、RAM262、及びHDD(ハードディスク)282を備えており、情報処理装置110が実行する処理プログラムやアプリケーションプログラム、ユーザが作成した文章や画像などのデータを記憶している。
【0090】
情報処理部216は、アプリケーションプログラムを実行して、操作部214の操作に基づいて情報処理を行い、文章や画像などのデータを作成する。
【0091】
通信部217は、通信ネットワーク140を介して画像形成装置100と通信する。
【0092】
制御部240は、情報処理装置110の各部を制御する。
【0093】
情報処理装置110では、アプリケーションプログラムなどの実行中に印刷が選択されると、図13に示すような印刷開始画面85の画像を表示部210に表示させる。
【0094】
印刷開始画面85は、プリンタ選択メニュー292、印刷範囲選択メニュー294、印刷部数選択メニュー296、第1機能キーである印刷開始キー222、及びキャンセルキー223により構成されている。
【0095】
プリンタ選択メニュー292は、印刷に使用するプリンタ(画像形成装置)を選択するためのメニューである。印刷範囲選択メニュー294は、印刷範囲を選択するためのメニューである。印刷部数選択メニュー296は、印刷部数を選択するためのメニューである。印刷開始キー222は、入力操作を受け付けると、選択したプリンタ(画像形成装置)に画像データを送信して、この画像データの印刷を開始させる機能を発揮させるキーである。キャンセルキー23は、表示部12において印刷開始画面85の表示をキャンセルするためのキーである。
【0096】
情報処理装置110では、印刷開始画面85において、印刷開始キー222が選択されると、制御部240は、表示部210に、図14に示す印刷中止画面86を表示させる。
【0097】
印刷中止画面86は、印刷開始画面85とほぼ同様の構成であり、印刷開始キー222とキャンセルキー223の表示位置に、これらのキーに替えて、第2機能キーである印刷中止キー232が表示される。
【0098】
このように、印刷開始キー222と、印刷中止キー232を同じ表示位置に表示することで、操作性を向上できる。
【0099】
情報処理装置110の制御部240は、図15に示すフローチャートのとおり処理を行う。図15に示すフローチャートは、図8に示したフローチャートにおいて、以下の3点を読み替えたものである。すなわち、(1)画像形成装置100の副制御部40を、情報処理装置110の制御部240に読み替える。(2)コピーを印刷に読み替える。例えば、コピーキー120を印刷開始キー222に、コピー中止キー130を印刷中止キー232に読み替える。(3)ステップS54において、情報処理装置110は、印刷開始信号に加えて、画像形成装置100で印刷する画像データを出力する、と読み替える。
【0100】
このように、図15に示す情報処理装置110の制御部240が行う処理は、図8に基づいて説明した画像形成装置100の副制御部40が行う処理と同様であるため、図15に示すフローチャートの詳細な説明は記載を省略する。
【0101】
画像形成装置100の主制御部9は、図16に示すフローチャートのとおり処理を行う。図16に示すフローチャートは、図9に示したフローチャートにおいて、以下の2点を読み替えたものである。すなわち、(1)コピーを印刷に読み替える。例えば、コピー開始画面82を印刷開始画面85に、コピー中止画面83を印刷中止画面86に読み替える。(2)ステップS71において、コピー開始信号に加えて、印刷する画像データを検出する、と読み替える。
【0102】
このように、図16に示す画像形成装置100の主制御部9が行う処理は、図9に基づいて説明した画像形成装置100の主制御部9が行う処理と同様であるため、図16に示すフローチャートの詳細な説明は記載を省略する。
【0103】
情報処理装置110では、印刷開始キー222の表示位置の操作回数によって、印刷中止キー232の操作を受け付けるか否かを判定するので、ユーザが誤操作を行っても、画像形成装置100が誤動作するのを防止できる。
【符号の説明】
【0104】
1…操作装置 2…主装置 3…画像読取部 4…画像形成部 5…給紙部 6…記憶部 7…画像処理部 8…通信部 9…主制御部 10…表示部 12…表示部 14…操作部 15…記憶部 20…副制御部 23…キャンセルキー 31…原稿台 32…スキャナユニット 40…副制御部 41…排紙トレイ 50…ROM 60…RAM 74…液晶パネル 76…タッチパネル 100…画像形成装置 110…情報処理装置 120…コピーキー 130…コピー中止キー 210…表示部 214…操作部 215…記憶部 216…情報処理部 217…通信部 222…印刷開始キー 232…印刷中止キー 240…制御部 252…ROM 262…RAM

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示部と、
前記表示部に表示され、入力操作を受け付けると、対応する機能を発揮させる第1機能キーと、
前記表示部に表示され、入力操作を受け付けると、前記第1機能キーとは異なる機能を発揮させ、前記第1機能キーが有効状態のときには無効状態であり、前記第1機能キーが表示されている状態では非表示である第2機能キーと、
前記第1機能キーが入力操作を受け付けた後の第1段階で、前記第1機能キーを無効状態にし、かつ、前記第1機能キーを非表示にして前記第2機能キーを表示させ、前記第1段階が終了するまでの期間に、前記第1機能キーと第2機能キーが入力操作を受け付けた受付回数に応じて、前記第2機能キーを有効状態または無効状態に制御し、その後の第2段階では、前記第2機能キーを有効状態にする制御部と、
を備えた動作装置。
【請求項2】
前記制御部は、前記第1段階が終了するまでの期間に、
前記第1機能キーと前記第2機能キーが入力操作を受け付けた受付回数が閾値未満のときには、前記第2機能キーを無効状態にし、
前記第1機能キーと前記第2機能キーが入力操作を受け付けた受付回数が閾値以上のときには、前記第2機能キーを有効状態にする、請求項1に記載の動作装置。
【請求項3】
前記第2機能キーは、前記表示部における前記第1機能キーと同じ表示位置に表示される、請求項1または2に記載の動作装置。
【請求項4】
前記第2機能キーは、前記第1機能キーと相反する機能を発揮させるキーである、請求項1乃至3のいずれかに記載の動作装置。
【請求項5】
前記第1段階は、
前記第1機能キーが入力操作を受け付けてから、
前記表示部が前記第2機能キーの画像を表示するまでの期間である、請求項1乃至4のいずれかに記載の動作装置。
【請求項6】
前記第1段階は、
前記第1機能キーが入力操作を受け付けてから、
前記表示部が前記第2機能キーの画像を表示し、さらに一定時間が経過するまでの期間である、請求項1乃至4のいずれかに記載の動作装置。
【請求項7】
用紙に画像を形成する画像形成部を備えた、請求項1乃至6のいずれかに記載の動作装置。
【請求項8】
前記第1機能キーは、前記画像形成部に画像形成を開始させるキーであり、
前記第2機能キーは、前記画像形成部に画像形成を中止させるキーである、請求項7に記載の動作装置。
【請求項9】
情報処理を行ってデータを作成する情報処理部と、前記情報処理部が作成したデータを外部装置に送信する通信部と、を備えた、請求項1乃至6のいずれかに記載の動作装置。
【請求項10】
前記第1機能キーは、前記外部装置に特定の機能を開始させるキーであり、
前記第2機能キーは、前記外部装置に特定の機能を中止させるキーである、請求項9に記載の動作装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公開番号】特開2013−25433(P2013−25433A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−157554(P2011−157554)
【出願日】平成23年7月19日(2011.7.19)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】