説明

動物用オーラルケア製品及びその製造方法

【解決手段】 デキストラナーゼ0.2〜200U/g及びウーロン茶抽出物0.01〜1.0mg/gを含有することを特徴とする動物用口腔組成物。
【効果】 本発明によれば、イヌ・ネコ等のペット動物の歯垢形成を抑制し、う蝕・歯周病等の予防効果の高い動物用オーラルケア製品及びその製造方法を提供することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、イヌ・ネコ等のペット動物の歯垢形成を抑制し、う蝕・歯周病等によるトラブルを予防する動物用オーラルケア製品及びその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、ペット動物の歯の健康に対する意識が高まっている。現在、動物の口腔内の健康維持(う蝕予防、歯周病予防、口臭抑制等)に関しては、キシリトール等の非う蝕糖類やカテキン類等の有効成分を混合したペットフードが提案されている。しかしながら、ペットフードでは、かかる有効成分の動物口腔内での滞留時間が短かいという欠点があった。このように、ペット動物の歯垢形成を抑制し、う蝕・歯周病等によるトラブルを予防する効果の優れたものは従来提案されていない。
【0003】
一方、動物の口腔用疾患は、ヒトの口腔用疾患とは異なる部分も多い。例えば、ヒトの歯周病の原因菌は、Porphyromonas gingivalis(ポルフイロモナス ジンジバリス)であるといわれているが、イヌやネコにおいては不明な点が多く、違う病原菌であったり、同じポルフイロモナス属であっても、菌種やその菌種組成はヒトとは異なる点も多いとされている。また、ヒトのう蝕の原因菌はStreptococcus mutans(ストレプトコッカス ミュータンス)といわれているが、イヌ・ネコではLactobaccillus(ラクトバチルス)やActinomyces(アクチノマイセス)といわれており、ヒトとイヌ・ネコとでは異なるものである。さらに、動物の場合、自発的に歯磨きをすることは不可能であり、各動物の嗜好に合わせ、動物の口腔清掃が簡便にできる形状や使用方法にすることが必要である。これらの点から、ヒトの口腔用組成物をそのまま動物用にすることはできなかった。
【0004】
このように、動物の嗜好に合い、簡便な方法で使用でき、しかも動物の歯垢形成を抑制し、う蝕・歯周病等に対する予防効果の高い動物用オーラルケア製品が望まれていた。
【0005】
【特許文献1】特開2001−64140号公報
【特許文献2】特開平11−137184号公報
【特許文献3】特開2002−306087号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、イヌ・ネコ等のペット動物の歯垢形成を抑制し、う蝕・歯周病等に対する予防効果の高い動物用オーラルケア製品及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
動物の口腔環境も人と同様、歯垢を形成する菌の働きにより歯垢が形成され、う蝕や歯周病へと進行していく。特に、動物の場合、唾液pHが中性から弱アルカリのため、人以上に歯石形成が早く歯周病になりやすい状況がある。従って、歯垢形成をいかに抑制できるかが鍵となる。本発明者はこの点に注目し、特定量のデキストラナーゼと、特定量のウーロン茶抽出物とを併用することで、既に存在する歯垢を分解しつつ、歯表面への歯垢形成菌の吸着を阻害し、かつグルカン形成酵素を阻害することで、相乗的に歯垢形成を抑制し、う蝕・歯周病等によるトラブル予防が図れることを知見し、本発明をなすに至ったものである。
【0008】
従って、本発明は、
[1].デキストラナーゼ0.2〜200U/g及びウーロン茶抽出物0.01〜1.0mg/gを含有することを特徴とする動物用オーラルケア製品、
[2].食材表面にデキストラナーゼとウーロン茶抽出物とが付着してなる[1]記載の動物用オーラルケア製品、
[3].食材にウーロン茶抽出物水溶液を噴霧し、乾燥して得られる乾燥物に、さらにデキストラナーゼ水溶液を噴霧し、乾燥することを特徴とする[1]記載の動物用オーラルケア製品の製造方法を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、イヌ・ネコ等のペット動物の歯垢形成を抑制し、う蝕・歯周病等に対する予防効果の高い動物用オーラルケア製品及びその製造方法を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明のデキストラナーゼとしては、公知のものを使用することができる。例えば、ケトミウム属、ペニシリウム属、アスペルギルス属、スピカリア属、ラクトバチルス属、セルビブリオ属等に属する公知のデキストラナーゼ生成菌より公知の方法により得られるデキストラナーゼは勿論、他の微生物により生産されるデキストラナーゼも使用することができる。これらは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
【0011】
本発明の動物用オーラルケア製品におけるデキストラナーゼの配合量は、0.2〜200U/g、好ましくは1.0〜100U/g、より好ましくは10〜40U/gである。ここで、Uとは、デキストランを基質として反応を行った場合、1分当たりグルコース1μmolに相当する遊離還元糖を生じる活性量をいう。配合量が少なすぎると、満足な口腔清掃効果が得られない場合がある。一方、多すぎると口腔清掃効果は殆ど変化がなくなり、動物の嗜好に合わなくなる場合がある。
【0012】
本発明のウーロン茶抽出物に用いるウーロン茶葉は、中国福建省等を主産地とする中国原産の半発酵茶である。本発明のウーロン茶抽出物の調製方法は特に限定されないが、例えば、ウーロン茶葉を水系溶媒で抽出することにより得ることができる。水系溶媒としては、水、エタノール又はこれらの混合物が好ましい。抽出方法としては、公知の方法(抽出時間・温度)を適宜選択して用いることができる。ウーロン茶抽出物は、使用濃度により、適宜、粉末、液体及びペースト状に調製して用いることができる。また、市販のものを用いることもでき、サントリー(株)製「サンウーロン」等が挙げられる。ウーロン茶抽出物は様々な抽出法で得られたものを1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
【0013】
本発明の動物用オーラルケア製品におけるウーロン茶抽出物の配合量は、組成物1g当たり0.01〜1.0mg、好ましくは0.03〜0.8mg、より好ましくは0.06〜0.3mgである。配合量が少なすぎると、満足な口腔清掃効果が得られない場合がある。一方、多すぎると口腔清掃効果は殆ど変化がなくなり、苦味が生じる等により動物の嗜好に合わなくなる場合がある。
【0014】
また、本発明の口腔組成物には、各種の薬効成分を配合してもよく、例えば、クロルヘキシジン、トリクロサン、塩化セチルピリジニウム、ヒノキチオール等の抗菌剤、フッ化ナトリウム、フッ化第一スズ、モノフルオロリン酸ナトリウム等のフッ素化合物、プロテアーゼ、溶菌酵素、各種GTF阻害剤等の歯垢形成抑制剤、トラネキサム酸、ε−アミノカプロン酸、グリチルリチン酸、グリチルレチン酸、アズレン、アラントイン、塩化リゾチーム、オオバクエキス等の歯肉炎予防剤、ポリリン酸類等の歯石予防剤、塩化ナトリウム等の歯茎引き締め剤、酢酸トコフェロール等の各種ビタミン、キシリトール等の非う蝕糖類等を配合することができる。これらは1種単独で又は2種以上を適且組み合わせて用いることができる。
【0015】
本発明の動物用オーラルケア製品は、ペットフード、歯磨きシート、口臭除去スプレー、オーラルケア水等の様々な剤型とすることが可能である。その剤型に合わせ、固体、液体、ペースト状、ゲル状、ムース状及びシート状等の様々な形態をとることができる。この場合、本発明の動物用オーラルケア製品には、上述した成分の他に、その種類に応じて適宜成分を1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて配合することができる。本発明においては、食事と同時に口腔内の清掃ができ飼主の手間が少ない点から、ペットフードとすることが好ましい。
【0016】
ペットフードにする場合には、食材や香味剤を配合することができる。食材、香味剤としては、マグロ、カツオ、アジ、イワシ、ホタテ、魚粉等の魚介類、牛、豚、羊、鶏、ミートボーンミール、血粉、アキレスケン等の肉類、鶏卵、ウズラ卵等の卵類、トウモロコシ、コムギ等の穀類、サツマイモ、コーンスターチ等のデンプン類、米ヌカ、フスマ等の糟糠類、オリゴ糖、異性化糖等の糖類、牛脂、魚油、大豆油等の油脂類、アーモンド、クリ、ゴマ等の種実類、大豆、グリーンピース等の豆類、全脂乳、脱脂乳、ホエー、チーズ、発酵乳等の乳類、ニンジン、キャベツ、カボチャ等の野菜類、ダイズタンパク、コムギタンパク等の植物タンパクエキス、ミカン、リンゴ、バナナ等の果実類、マッシュルーム、エノキ、シイタケ等のきのこ類、ノリ、コンブ、ワカメ、スピルリナ、クロレラ等の藻類、ビタミンA,D,E、ナイアシン、コリン等のビタミン類、カルシウム、リン、ナトリウム、鉄、銅、コバルト、マンガン、亜鉛、ヨウ素等のミネラル類、メチオニン、リジン、タウリン等のアミノ酸類、食材のエキス、合成フレーバー、天然フレーバー等の香味剤類、酵母、牧草、セルロース類、プロピレングリコール、酸類等のペットフードの加工、調理、製造に必要なその他の原材料等が挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
【0017】
歯磨きシートの場合は、研磨剤、粘結剤、粘稠剤、界面活性剤、甘味料、着色料等を配合できる。これらは、いずれの場合も人用の口腔用組成物に従来使用されている成分を常用量で用いることができ、またこれらを用い、常法に従って歯磨剤を製造することができる。なお、口臭除去スプレー及びオーラルケア水等についても同様である。
【0018】
対象動物は特に限定されず、イヌ、ネコ等のペット、牛、豚等の家畜等に用いることができる。使用方法は特に限定されず、各剤型の通常の方法で使用することができる。
【0019】
本発明の動物用オーラルケア製品の製造方法は、各製剤の常法を用いることができる。本発明の好ましい調製方法として、食材にウーロン茶抽出物水溶液を噴霧し、次いで乾燥して得られる乾燥物に、さらにデキストラナーゼ水溶液を噴霧し、次いで乾燥する方法が挙げられる。なお、食材とウーロン茶抽出物との混合物に、デキストラナーゼ水溶液を噴霧して乾燥してもよい。このような製法にすることで、食材表面にデキストラナーゼが付着してなる動物用オーラルケア製品、食材表面にデキストラナーゼとウーロン茶抽出物とが付着してなる動物用オーラルケア製品が得られる。この構成により、歯垢形成を抑制し、う蝕・歯周病等に対する予防効果を、特に発揮することができる。ウーロン茶抽出物水溶液やデキストラナーゼ水溶液の濃度や添加量、乾燥方法は、動物用オーラルケア製品がデキストラナーゼ0.2〜200U/g及びウーロン茶抽出物を0.01〜1.0mg/g含有するように、適宜選定されるが、好ましい範囲を下記に示す。
【0020】
本発明の製造方法をより具体的に説明する。
食材としては上記記載のものが挙げられるが、マグロ、カツオ、アジ、イワシ、ホタテ、魚粉等の魚介類、牛、豚、羊、鶏、ミートボーンミール、血粉、アキレスケン等の肉類が好ましい。この中でも、煮干し、アキレスケン等が好ましい。
【0021】
食材に、ウーロン茶抽出物の好ましくは1〜20質量%水溶液を均一に噴霧する。このときの食材とウーロン茶抽出物水溶液との質量比は、100:1〜1:1が好ましく、より好ましくは20:1〜5:1である。その後、好ましくは温度5〜60℃、より好ましくは15〜35℃、好ましくは5分〜2時間、より好ましくは15〜30分で、必要に応じて送風して乾燥し、好適には水分5〜20質量%の乾燥物を得る。
【0022】
上記乾燥物に、さらにデキストラナーゼ水溶液を噴霧する。このときのデキストラナーゼ水溶液の濃度は20〜2000U/mlが好ましい。乾燥物とデキストラナーゼ水溶液との質量比は、100:1〜1:1が好ましく、より好ましくは20:1〜5:1である。その後、好ましくは5〜60℃、より好ましくは15〜35℃、好ましくは5分〜2時間、より好ましくは15〜30分で、必要に応じて送風して乾燥し、好適には水分5〜20質量%の動物用オーラルケア製品を得る。
【実施例】
【0023】
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において特に明記のない場合は、組成の「%」は質量%、部は質量部を示す。
【0024】
[実施例1]
ペット用アキレスケン
乾燥牛アキレスケン(水分12%)100kgに、キシリトール1kg、ビタミンE製剤0.35kg及びウーロン茶エキス(サンウーロン:サントリー(株)製)0.1kgを含有する水10kgを均一に噴霧した。その後、常温送風にて水分11〜15%になるまで乾燥した。次に得られた乾燥物100kgに対しデキストラナーゼ(デキストラナーゼ2F:三共(株)製、4,700U/g)0.5kgを含有する水10kgを均一に噴霧した。その後、常温送風にて乾燥し、水分11〜15%のペット用アキレスケンを得た。なお、実施例で用いたウーロン茶エキス(サンウーロン:サントリー(株)製)は、ウーロン茶抽出物10%を含む水性のものである。
【0025】
上記実施例1で得られたペット用アキレスケンをサンプルとして下記評価を行った。
成犬ビーグル雌16頭(体重10kg)を無作為に2グループに分け、1つのグループをサンプル供与群8頭、もう一つのグループをサンプル無供与群8頭とした。評価前に歯のクリーニングを行った。サンプル供与群には、ペット用アキレスケンを1頭に対して60g、1日2回に分けて食後に与えた。一方、サンプル無供与群には、実施例1で、噴霧する水溶液中にウーロン茶抽出物及びデキストラナーゼを含有しない以外は同様に調製したペット用アキレスケン(比較例1)を同様に与えた。
【0026】
21日後に、各イヌ18本の歯について下記評価基準に基づいて(歯垢・歯石形成阻害)を評価した。
<評価基準>
0:歯垢・歯石ゼロ
1:歯垢・歯石の痕跡
2:歯垢・歯石が歯の1/3未満被覆
3:歯垢・歯石が歯の1/3〜2/3未満被覆
4:歯垢・歯石が歯の2/3以上被覆
各イヌ合計18本の評点合計について、各群の平均値を算出した。サンプル供与群3.3±1.6に対し、サンプル無供与群26.0±1.6であった。
【0027】
[実施例2]
ペット用煮干し
煮干しいわし(水分11%、食塩分0.5〜2.0%)100kgに、キシリトール1kg、ビタミンE製剤0.35kg及びウーロン茶エキス(サンウーロン:サントリー(株)製)0.1kgを含有する水10kgを均一に噴霧した。その後、常温送風にて水分11〜15%になるまで乾燥して乾燥物を得た。この乾燥物100kgに対し、デキストラナーゼ(デキストラナーゼ2F:三共(株)製、4,700U/g)0.5kgを含有する水10kgを均一に噴霧し、常温送風にて乾燥し、水分11〜15%のペット用煮干しを得た。
【0028】
[実施例3]
ペット用ビスケット
片栗粉60部、小麦粉20部、キシリトール10部、無糖練乳10部、少量のベーキングパウダー及び水を混合し、混練して耳たぶ程度の硬さの混練物を得た。この混練物を厚さ6mmの板状に延ばし、直径4cmの大きさの円盤状にくり抜き、これを180〜190℃で焼成して焼成物を得た。この焼成物100kgに対しウーロン茶エキス(サンウーロン:サントリー(株)製)0.1kgを含有する水10kgを均一に噴霧した。その後、常温送風にて水分11〜15%になるまで乾燥して乾燥物を得た。この乾燥物100kgに対し、デキストラナーゼ(デキストラナーゼ2F:三共(株)製、4,700U/g)0.5kgを含む水10kgを均一に噴霧し、常温送風にて乾燥し、水分11〜15%のペット用ビスケットを得た。
【0029】
[実施例4]
歯磨きシート
不織布(ダイワボウ製:不織布RHT−30 100×140mm)に、不織布質量に対し3倍質量の下記組成の液剤を含浸させ、歯磨きシートを得た。
液剤
ポリエチレングリコール 5.0g
パラベン 0.3g
安息香酸ナトリウム 0.3g
キシリトール 1.0g
85%グリセリン 2.0g
クエン酸 0.15g
クエン酸ナトリウム 1.0g
ピロリン酸ナトリウム 0.5g
ウーロン茶エキス(サンウーロン:サントリー(株)製) 0.1g
デキストラナーゼ
(デキストラナーゼ2F:三共(株)製、4,700U/g) 0.05g
水 バランス
合計 100.0g
【0030】
[実施例5]
口臭除去スプレー液剤
下記原料を常温にて混合し、下記組成の口臭スプレー用液剤を得た。
組成
ポリエチレングリコール 3.0g
パラベン 0.2g
安息香酸ナトリウム 0.3g
キシリトール 1.0g
85%グリセリン 2.0g
クエン酸 0.03g
クエン酸ナトリウム 0.25g
塩化セチルピリジニウム 0.008g ウーロン茶エキス(サンウーロン:サントリー(株)製) 0.1g
デキストラナーゼ
(デキストラナーゼ2F:三共(株)製、4,700U/g) 0.05g
水 バランス
合計 100ml
【0031】
[実施例6]
オーラルケア水
下記組成のオーラルケア水を常法に基づいて調製した。
組成
グリセリン 10.0g
ポリエチレングリコール 1.0g
パラベン 0.2g
キシリトール 1.0g
トレハロース 5.0g
安息香酸ナトリウム 0.3g
クエン酸 0.2g
クエン酸ナトリウム 0.06g
ウーロン茶エキス(サンウーロン:サントリー(株)製) 0.1g
デキストラナーゼ
(デキストラナーゼ2F:三共(株)製、4,700U/g) 0.05g
水 バランス
合計 100ml

【特許請求の範囲】
【請求項1】
デキストラナーゼ0.2〜200U/g及びウーロン茶抽出物0.01〜1.0mg/gを含有することを特徴とする動物用オーラルケア製品。
【請求項2】
食材表面にデキストラナーゼとウーロン茶抽出物とが付着してなる請求項1記載の動物用オーラルケア製品。
【請求項3】
食材にウーロン茶抽出物水溶液を噴霧し、乾燥して得られる乾燥物に、さらにデキストラナーゼ水溶液を噴霧し、乾燥することを特徴とする請求項1記載の動物用オーラルケア製品の製造方法。

【公開番号】特開2006−55050(P2006−55050A)
【公開日】平成18年3月2日(2006.3.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−239318(P2004−239318)
【出願日】平成16年8月19日(2004.8.19)
【出願人】(597036477)ライオン商事株式会社 (12)
【Fターム(参考)】