説明

固形コンパクト粉末化粧品およびその製法

【課題】高容量であり、かつ様々なタイプのレリーフが可能な新規な固形化粧品を提供する。
【解決手段】本発明の固形コンパクト粉末化粧品は、必須成分として、一種以上の熱可逆性多糖、一種以上の保湿剤、一種以上の皮膚軟化剤、および粉末相と、また任意に従来の化粧成分とを含む実質的無水化粧粉末からなることを特徴とする。この固形コンパクト粉末化粧品は、必須成分と、任意に従来の化粧成分を使用し水性ペースト製造するステップ、ペーストを固化させるステップ、次いで固化したペースを熱処理して、固化したペーストから水分を除去するステップを含む製法により得ることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、固形コンパクト粉末化粧品およびその製法に関する。
【背景技術】
【0002】
欧州特許EP−B−0803245には、水、熱可逆性多糖、保湿剤および粉末相を含む固形コンパクト化粧ゲルが、記載され特許請求されている。
【0003】
この固形コンパクト化粧ゲルは、満足のいく化粧品ではあるが、含まれる水分の割合が高く、そのために揮発成分が失われるのを避けるために密封容器またはパッケージが必要になる。
【0004】
さらに、この固形美容ゲル製品を比較的高容量で得ることは難しい。それは、加熱により準備し、次いで特殊なモールドまたは容器に流し込み、そこで室温に冷却することによって、ゲル内部結合(架橋)に進行性変化(progressive shift)が生じ、その結果、明確な固体−液体に転移せずにそのゲルは固化する。
【0005】
従って、化粧品容量は、モールドまたは容器の容量によって決定され、特に、レリーフ付き化粧品が必要な場合、そのことによって化粧品の容量はさらに制限される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】欧州特許第0803245号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、高容量であり、かつ様々なタイプのレリーフが可能な新規な固形化粧品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成する本発明の固形コンパクト粉末化粧品は、必須成分として、一種以上の熱可逆性多糖、一種以上の保湿剤、一種以上の皮膚軟化剤、および粉末相を含む実質的無水化粧粉末からなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、以前の固形コンパクトゲル化粧品の限界が大幅に克服され、ソフトでクリーミーな質感を持ち、並外れた色彩表現性を有し高容量の固形コンパクト粉末化粧品が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の化粧品の製法に使用する容器の一例を模式的に示す断面図である。
【図2】本発明の化粧品の製法に使用する容積測定ピストン式投与機の一例を模式的に示す断面図である。
【図3】本発明の化粧品の製法において、容器に投入した化粧品ペーストを模式的に示す断面図である。
【図4】本発明の化粧品の製法において、容器から取り出したゼリー状化粧品を模式的に示す説明図である。
【図5】本発明のプラグ粉末化粧品の製法において、プラグ化粧品ペーストを容器に投入する工程を模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明において、「実質的無水」とは、好ましくは、最終化粧品の水分含有率が2重量%以下であること意味する。
【0012】
本発明の化粧品において、一種以上の熱可逆性多糖が、最終製品の好ましくは0.05〜20重量%、より好ましくは最終製品の0.1〜15重量%の量で含まれる。
【0013】
好適な熱可逆性多糖の典型的な例は、カラギナン、寒天、ジェランガム、キサンタンガム、バイオサッカリド・ガム−1(biosaccharide Gum-1)、アルギン酸、およびそれらのアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属塩である。さらに好適な例は、Technomic Publishing社から出版された本『Biodegradable hydrogels for drug delivery』(1993), K. Parkら編, p.105, 5.2章に記載されている。様々な熱可逆性多糖の混合物を使用してもよい。
【0014】
本発明の化粧品には、一種以上の保湿剤が、最終製品の好ましくは0.1〜20重量%、より好ましくは最終製品の0.5〜10重量%の量で含まれる。
【0015】
好適な保湿剤の典型的な例は、例えばグリセリン、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、グリコールである。グリコールとしては、例えばブチレングリコール、ペンチレングリコール、ヘキシレングリコール、ジプロピレングリコール、プロピレングリコールおよびポリエチレングリコールが挙げられる。他の好適な例は、『C.T.F.A. Cosmetic Ingredient Handbook』第1版,(1988)に記載されている。様々な保湿剤の混合物を使用してもよい。
【0016】
本発明の化粧品には、一種以上の皮膚軟化剤が、最終製品の好ましくは0.1〜45重量%、より好ましくは最終製品の0.5〜30重量%の量で含まれる。
【0017】
好適な皮膚軟化剤の典型的な例は、シリコーン、鉱油、ラノリンおよびその誘導体、植物油、セテアリルアルコールエステル、ソルビトールエステル;サメ肝油(スクアラン)または他の天然油の水素化によって得られた分枝鎖飽和炭化水素;ポリエチレングリコールエステル、ステアロイルカリウム、加水分解コメタンパク質、ポリエチレングリコール(8EO)とC12-20脂肪酸のエステル、セテアリルエチルヘキサノアート、ポリソルベート80である。
【0018】
好適な皮膚軟化剤の別の例は、前記『C.T.F.A. Cosmetic Ingredient Handbook』 第1版,(1988)に記載されている。様々な皮膚軟化剤の混合物を使用してもよい。
【0019】
本発明の化粧品には、粉末相(powder phase)が、最終製品の好ましくは0.1〜90重量%、より好ましくは最終製品の5〜80重量%の量で含まれる。好適な粉末相の典型的な例は、メイクアップ化粧品で使用される通常の様々な粉末賦形剤や着色剤、例えば、マイカ、カオリン、タルク、フルオルフロゴパイト(fluorphlogopite)、ナイロン12、澱粉、酸化亜鉛、ケイ酸カルシウムナトリウムアルミニウム、アクリレート(コ)ポリマー、ポリエチレン(コ)ポリマー、シリカ、球形シリカ、球形シリコーン、色素、例えば、酸化鉄、酸化クロムおよび水酸化物、ウルトラマリンブルー、ウルトラマリンピンク、マンガンバイオレット、チタニア、マイカ、およびチタニアもしくはビスマスオキシ塩化物をベースとする真珠光沢物質、カーマイン、有機着色剤をベースとするラッカー、および他の合成粉末着色料である。様々な粉末賦形剤および着色剤の混合物を使用してもよい。
【0020】
上記化粧品の必須成分に加えて、化粧品に、従来の化粧成分、例えば、防腐剤、界面活性剤、乳化剤、日焼け防止剤、香料および香味料、ワックス、石鹸、タンパク質、抗固化剤などを任意に含むことができる。
【0021】
固形コンパクト粉末化粧品は、メイクアップ製品、例えば、ファンデーション、頬紅、アイシャドー、マスカラ、コンシーラー(concealer)などとして使用しうる。
【0022】
本発明によって、以前の固形コンパクトゲル化粧品の限界が大幅に克服され、ソフトでクリーミーな質感を持ち、並外れた色彩表現性を有し高容量の固形コンパクト粉末化粧品が得られるようになる。
【0023】
本発明の化粧品は、従来の製法、例えば、様々な成分を乾式混合し、次いでその混合物を特定のモールドもしくは容器中に圧縮することによる製法、あるいは様々な混合成分を加熱して注入可能なペーストもしくは液体を形成し、続いてそのペーストもしくは液体を好適なモールドもしくは容器に注入し、最終的にモールドもしくは容器内でそれを固化させることによる製法によって製造しうる。しかし、これらの製法は、可能な所望する化粧品の容量をおよそ制限しかねない。
【0024】
本発明は、そのような化粧品を高容量で得るのに好ましい製法を提供し、すなわちある種の形状およびパターンおよび表面形状を有する化粧品に特定のレリーフを付して調製できるようにするが、そのレリーフは不可能とはいえないまでも従来技術によって得るには非常に困難なものである。
【0025】
本発明による製法は、実質的に、化粧品の様々な成分から水性ペーストを調製すること、次いでこのペーストを好適なモールドまたは容器中で固化(ゼリー状にする)させること、次いで固化し、またはゼリー状にしたペーストを熱処理して、ペースト自体から水分を除去するステップを含む。
【0026】
本発明による製法の典型例を、製法の様々なステップを示す添付図面を参照しながら説明する。
【0027】
第一に、熱可逆性多糖、保湿剤、皮膚軟化剤、相粉末からなり、そして水もしくは他の溶媒をも含む化粧品をペースト状に調製する。
【0028】
溶媒は、全体的に、水、または水と、例えばエタノール、イソプロパノール、ブタノールなどのような脂肪族アルコールなどの揮発性もしくは非揮発性有機溶媒との様々な割合の適切な混合物からなることができる。
【0029】
ペースト中の上記(単数もしくは複数の)溶媒の割合は、必要とする粘度の程度によってかなり変化するが、30%〜60%が好ましい。
【0030】
最終化粧品に望む形状と相補的な形状の内部キャビティを有する容器も準備する。容器の例を図1に示す。図中、参照番号1は容器全体を示し、2はその内部キャビティを示し、3は前記キャビティの底部に成形さた型を示す。
【0031】
容器1としては、金属、シリコーンまたは他のプラスチック材料、例えば、ポリウレタン樹脂、ポリカーボネート、メタクリレート、および多くの他の材料によって製造された容器を使用してよい。
【0032】
プラスチックは、金型への射出、そして金属鋳型(テンプレート)周囲で二成分液形物を重合させることによってモールドを成形することができ、どちらの事例でも、その形状が、高度に多様性に富み輪郭が非常に明確であり、大きな鋭角すら有する非常に顕著でくっきりしたレリーフを有するという点で、これらの材料の使用は適切である。
【0033】
次いで、化粧品を平均温度90℃で、または70℃〜90℃の間の任意の温度で加熱して、容器に注入できる流体にする。
【0034】
図2に示すような容積測定ピストン式投入機(piston doser)を使用して、化粧品ペーストを供給してもよい。図中、参照番号4は容積測定ピストン式投与機全体を指し、5は装填ホッパーを指し、6は撹拌器を指し、7はピストン式投入機を指し、最後に8は投入する流体ペースト(化粧品ペースト)を指す。
【0035】
また、ギアポンプまたは他のものを備えた通常の供給装置を使用してもよい。
【0036】
化粧品ペーストが容器1に加熱・投入されると、容器の内部形状(型)と適合するように冷却される。化粧品は、冷却され極めて迅速にゼリー状になり、半固形状の堅さになる。
【0037】
次いで、モールドがシリコーンなどの可撓性材料製である場合は、8’によって示されるゼリー状化粧品を速やかにモールドから抜き取り、次いで容器なしで乾燥させ、またはこのモールドが例えば、ポリカーボネート、ポリウレタン樹脂など、硬質プラスチック材料製である場合は、モールド内で直接乾燥させる。
【0038】
乾燥のための熱処理は、通常、20℃〜90℃、好ましくは35℃〜80℃の温度で実施する。この熱処理は、任意の好適な加熱方法、例えば、エアリサイクル湿度制御通気式オーブン、マイクロ波オーブンまたは他の装置中で実施してよい。化粧品が実質的無水になるように十分な時間熱処理を行うべきであり、これは半固形状にした化粧品中の水分量および加熱を行う温度に依存する。
【0039】
湿度制御強制換気式オーブンの場合には、熱処理は12〜24時間継続されよう。
【0040】
化粧品はいったん乾燥すると、販売用の最終容器内に収容されているべきであり、この目的のために最終容器内に化粧品を直接置くことができる。または図3に示すように、ペーストを容器に投入した後に、その化粧品ペーストの上面と接触するように、液体ペーストの上に成形したストラップ9を置いてもよい。
【0041】
それによって、ゼリー状にするステップおよび加熱するステップ中にストラップ9を化粧品に固着させることによって、ストラップ9が化粧品自体と単一体を形成する。
【0042】
そのようなストラップの厚みは、3mm以上であるとよく、その形状は意図した化粧品の表面形状に対応したベースの形状にする。
【0043】
ストラップ9に使用される材料は、区別されることなく、天然物、例えば、焼成粘土、磁器、チョーク、紙またはセルロース集塊物などであってよいが、圧縮した合成材料、例えば、ポリカーボネート、ポリエチレン、プレキシガラス(商標)などのプラスチック、または発泡ポリウレタン、発泡ポリエチレン、発泡フェノール樹脂など発泡材料であってもよい。
【0044】
ストラップは、そのようなものとして使用され、または化粧品との密着性を高めるために適切な接着剤を塗布してよい。
【0045】
上述したように、乾燥操作は、ゼリー状にした化粧品を容器1から取り出したものに実施してよい。その場合、図4に示すように、ストラップ9が化粧品の支持体として機能し役立つように、化粧品−ストラップの合体物を裏返してもよい。
【0046】
その対応するストラップと結合して化粧品がいったん乾燥すると、販売用の最終容器内に挿入し嵌める準備が整う。
【0047】
この技法によって得られる別の利点は、多色プラグ(multicoloured plug)粉末化粧品を得られることである。公知の技術では、複数の異なる化粧品のプラグからなる最終製品(多色プラグ)は、一般的に、様々なステップ:すなわち、それぞれのプラグを別々のモールド中に予備コンパクト化するステップ、次いで前記モールドから抜き出すステップ、および最終容器中に設置するステップであって、全てのプラグを最終容器中設置した後、最終コンパクト化ステップを実施し、最終製品(多色プラグ)が得られる。この技法の限界は実施すべきステップが非常に多いこと、数個の別々のモールドを製造するコストが高いこと、金属製カップ(モールド)による形状の限界、および製造時間が長くかかることである。
【0048】
本発明による新規な方法によって、多色プラグ粉末化粧品がわずか2ステップで得られる。このステップは、一つのプラグ化粧品用のモールド14(図5)中にそれぞれプラグ11、12、13からなる様々な化粧品を同時に投入すること、いったんモールドが満たされたならば、上述したように、熱処理によって水または溶媒を除去することからなる。この新規な技法の利点は、製造コストの削減、およびどのような形状および容量でも得られる可能性である。
【0049】
さらに、本発明による方法によって、化粧品とモールド間のギャップとしてのクロスの使用が抑制され、従ってコンパクト化した化粧品の表面にクロスによって残される緯糸及びもや状のものが抑制される。
【0050】
別の重要な特徴は、得られた化粧品の稠度であり、すなわち非常にコンパクトかつソフトであり、他の粉末化粧品より耐衝撃性が高い。これは、単に乾燥したペーストから形成したコンパクトな固形ゲルが存在するためであり、その乾燥したペーストによって化粧品に多孔質で通気性の質感が付与される。
【実施例】
【0051】
以下は一例であり、上述した本発明の好ましい製法に従って調製した本発明の化粧品の組成を網羅し限定したものではない。
【0052】
表1に示した組成から成る化粧品を以下のように調製した。
【0053】
表1のA群に示した成分を混合して粉末相(a)を形成した。次いで、表1のB群に示した成分を水と混合して相(b)を形成した。次いで、表1のC群に示した成分を混合して相(c)を形成した。次いで、相(b)をターボ乳化器の中に入れ、75℃で加熱し、次いで相(c)を攪拌しながら加え、それによって混合物を均質化した。最後に得られた乳濁液を25℃に冷却した。
【0054】
次いで、相(a)と得られた乳濁液をエタノールと一緒に混合してペーストを得た。水と、触媒として塩化カルシウムをこのペーストに加えてゲルを得、次いで得られた液体ペーストをモールドに注入し、次いでモールドを80℃に加熱し、この温度で6時間を超えて維持した。最終的に、非常にクリーミーな質感を有するコンパクト固形粉末を高容量で得られた。
【0055】
【表1】

【符号の説明】
【0056】
1 容器全体
2 内部キャビティ
3 成形した底部
4 分注器全体
5 装填ホッパー
6 撹拌器
7 ピストン分注器
8 化粧品ペースト
8’ ゼリー状化粧品
9 ストラップ
11,12,13 プラグ化粧品ペースト
14 プラグ化粧品用のモールド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
必須成分として、一種以上の熱可逆性多糖、一種以上の保湿剤、一種以上の皮膚軟化剤および粉末相を含む実質的無水化粧粉末によって形成されていることを特徴とする固形コンパクト粉末化粧品。
【請求項2】
前記実質的無水化粧粉末の水分含有率が、最終化粧品の2重量%以下であることを特徴とする、請求項1に記載の化粧品。
【請求項3】
前記化粧粉末に、一種以上の熱可逆性多糖が最終製品の0.05〜20重量%の割合で、一種以上の保湿剤が最終製品の0.1〜20重量%の割合で、一種以上の皮膚軟化剤が最終製品の0.1〜45重量%の割合で、かつ粉末相が最終製品の0.1〜90重量%の割合で含まれることを特徴とする、請求項1または2に記載の化粧品。
【請求項4】
前記化粧粉末に、一種以上の熱可逆性多糖が最終製品の0.1〜15重量%の割合で、一種以上の保湿剤が最終製品の0.5〜10重量%の割合で、一種以上の皮膚軟化剤が最終製品の0.5〜30重量%の割合で、かつ粉末相が最終製品の5〜80重量%の割合で含まれることを特徴とする、請求項3に記載の化粧品。
【請求項5】
前記化粧粉末が、任意に、従来の化粧成分もまた含むことを特徴とする、前記請求項1〜4のいずれかに記載の化粧品。
【請求項6】
以下の製法ステップa)〜c)を含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の固形コンパクト粉末化粧品の製法。
a)水性ペーストに、前記必須成分と任意に従来の化粧成分とを加えるステップ、
b)該ペーストを固化させるステップ、
c)続いて該固化したペーストを熱処理して、該固化したペーストから全含有水分を十分除去するステップ。
【請求項7】
前記熱処理を20℃〜90℃の温度で実施することを特徴とする、請求項6に記載の製法。
【請求項8】
前記熱処理を30℃〜80℃の温度で実施することを特徴とする、請求項7に記載の製法。
【請求項9】
前記ペーストの固化をモールド中で実施し、このモールド中で固化したペースト表面上に一種以上のレリーフが押印されることを特徴とする、請求項6〜8のいずれか1項に記載の製法。
【請求項10】
前記の得られた化粧品が、多色プラグ(multicoloured plugs)を形成するのに使用されることを特徴とする、請求項9に記載の製法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2011−251956(P2011−251956A)
【公開日】平成23年12月15日(2011.12.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−248762(P2010−248762)
【出願日】平成22年11月5日(2010.11.5)
【出願人】(510294900)
【氏名又は名称原語表記】COLOR COSMETICS s.r.l
【Fターム(参考)】