説明

地震災害緊急電波受信装置付き自動車及び二輪車等

【課題】 地震災害時に於いて、自動車及び二輪車等は、放送局等から発信される地震災害緊急警報を受信することができず又、運転中等には地震時の揺れ等を察知することが困難な為、土砂崩れや道路の地割れ等に巻き込まれる等の災害を防止できるようにする。
【解決手段】 自動車及び二輪車等に、地震災害緊急電波受信装置を取付け地震災害時に、放送局等から発信される地震災害緊急警報を受信3し、連動させている緊急ランプ点灯及び警報音装置4を、自動的に強制作動させ運転中でも、地震災害緊急警報を認識できるようにしたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車又は二輪車等に、地震災害緊急電波受信装置を取付け、緊急電波受信時に、連動させている緊急ランプが点灯し又、警報装置が自動的に作動するようにしたものである。
【背景技術】
【0002】
従来、地震災害緊急電波は放送局等から、テレビやラジオを通じて発信されているが、二輪車等にはテレビ、ラジオが無く又自動車には一般的にラジオは装備されているが、カセットミュージック等を聴いている場合も多く、地震災害緊急警報が届かないことが多々あった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
地震災害発生時に、自動車及び二輪車等の運転中は、地震時の揺れや災害の状況等を察知することが困難で、土砂崩れや道路の地割れ等に巻き込まれる被害が多い為、運転者に事前に又早急に報知されることが要求される
【課題を解決する為の手段】
【0004】
本発明は、それらの課題を解決する為に発案されたもので、それを図面について説明すれば、放送局等1、から発信された地震災害緊急警報電波2を自動車及び二輪車等に取付けられた地震災害緊急電波受信装置が受信3し、連動させている緊急ランプ及び警報音装置が、自動的に作動4するこによって運転者に事前に又、早急に報知することができるものである。
【発明の効果】
【0005】
このようにすれば、自動車及び二輪車等の運転中にも、地震災害緊急警報を認識して、停車するなど適切な対応が出来、被害を防止することができるものである。
【実施例】
【0006】
なお、実施にあたっては次のようなことが考えられる、
【実施例1】
地震災害緊急電波受信装置や、緊急ランプ及び警報音装置は、バッテリーと直結にして地震災害発生時には、強制作動するようにする。
【実施例2】
また、二輪車の中でも自転車等、発電機のないものは乾電池などで常時、強制作動できるようにする。
【産業上の利用可能性】
【0007】
昨今、全国各地で地震や台風など災害が多発しており、自動車及び二輪車等も、土砂崩れや道路の地割れ等に巻き込まれる事態が急増し、大きな社会問題となっている状況下に於いて、本発明は実用的で二次災害等の防止に役立ち、災害防止は社会の関心が高く、広く普及することが予測され、通信産業及び、輸送産業等に利用される可能性は、多大と考えられる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】 放送局等、地震災害緊急電波発信基地の略図である。
【図2】 地震災害緊急電波受信時の自動車及び二輪車等の実施例である。
【符号の説明】
【0009】
1 放送局等、地震災害緊急電波発信基地
2 地震災害緊急電波発信
3 地震災害緊急電波受信
4 自動緊急ランプ点灯及び警報音

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車又は二輪車等に、地震災害緊急電波受信装置を取付け、地震災害発生時に於いて、放送局等から発信される地震災害緊急電波を受信し、連動させている緊急ランプが点灯し又、警報音装置が自動的に作動し、運転者に報知できるようにしたものである。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2006−134272(P2006−134272A)
【公開日】平成18年5月25日(2006.5.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−349120(P2004−349120)
【出願日】平成16年11月2日(2004.11.2)
【出願人】(504290103)株式会社東通 (8)
【Fターム(参考)】