基板収納キャリア
【課題】 様々な形状の基板に応じて基板の下方を支持して収納することのできる基板収納キャリアを提供すること。
【解決手段】 支持部材５を配設する部位が係合溝３の溝形成方向において変更可能とした。
【解決手段】 支持部材５を配設する部位が係合溝３の溝形成方向において変更可能とした。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は複数枚の基板を上方から平行に挿入して収納する基板収納キャリアに係り、特に、様々な形状の基板に応じて基板の下方を支持して収納することのできる基板収納キャリアに関する。
【背景技術】
【０００２】
従来から、プラズマ表示装置や液晶表示装置といったフラットディスプレイに使用されるガラス基板は、種々の加工工程を経た後、複数枚のガラス基板がキャリアに収納され、保管あるいは次の工程へと搬送されている。
【０００３】
このような従来の基板収納キャリアの一例としては、上方が開放された箱状に形成されており、内部には所定の間隔を隔てて複数の保持板が配設されている。
【０００４】
前記各保持板には、それぞれ対向する面に鉛直方向における上端縁まで延在する複数の係合溝が相互に対向するように幅方向に形成されており、一対の保持板間において対向する各係合溝にそれぞれ上方からガラス基板が嵌挿されて収納されるようになっている（例えば、特許文献１参照）。
【０００５】
また、このような従来の基板収納キャリアにおいて、搬送する際に衝撃が加わり基板が損傷することを防止するため、各基板が係合する各保持板をゴム基材にフッ素樹脂を施した緩衝部材とするとともに、同様の材料から構成される支持部材を底面に配設して各基板の下縁を支持するようにしている（例えば、特許文献２参照）。
【０００６】
【特許文献１】特開２００３−１５２０６８号公報
【特許文献２】特開２００３−２４３４９６号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
しかしながら、近年、一般的な長方形状の基板以外に、例えば、円形状や三角形状といった様々な形状の基板が形成されるようになってきている。このため、各形状の基板に応じた基板収納キャリアを作成する必要があった。
【０００８】
そこで、本発明は、様々な形状の基板に応じて基板の下方を支持して収納することのできる基板収納キャリアを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
前述した目的を達成するため本発明に係る基板収納キャリアの特徴は、対向するように配置され、複数の基板を対向配置間に収納する一対の保持板と、前記保持板の対向面に設けられ、前記複数の基板を区画する係合溝と、前記複数の基板を下方から支持する支持部材とを有する基板収納キャリアであって、前記支持部材を配設する部位が前記係合溝の溝形成方向において変更可能である点にある。
【００１０】
また、本発明に係る基板収納キャリアの他の特徴は、前記支持部材を前記溝形成方向と直交する幅方向に延在する長尺な形状とするとともに、前記保持板の前記溝形成方向に間隔を隔てて前記支持部材を嵌合可能とする嵌合溝を複数設けた点にある。
【００１１】
このような構成を採用したことにより、一般的な長方形状の基板を収納する際には、各支持部材を各保持板の下方の嵌合溝に嵌着させることにより、各支持部材により一対の保持板間において対向する各係合溝に上方から挿通された長方形状の基板の下方を支持することができ、長方形状の基板を安定して基板収納キャリアに収納することができる。また、異形状の基板、例えば円形状の基板を収納する際には、各支持部材を各保持板の溝形成方向におけるほぼ中央の嵌合溝に嵌着させることにより、各支持部材により一対の保持板間において対向する各係合溝に上方から挿通された円形状の基板を下方から支持することができ、円形状の基板を安定して基板収納キャリアに収納することができる。このように、収納される基板の形状に応じて各支持部材を各保持板の任意の高さに嵌着させることにより、様々な形状の基板を収納することが可能となる。
【発明の効果】
【００１２】
本発明の基板収納キャリアによれば、様々な基板の形状に応じて基板を下方から支持する各支持部材の高さを任意に変更することができ、様々な形状の基板を収納することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１３】
以下、本発明に係る基板収納キャリアを図面に示す実施形態により説明する。
【００１４】
図１は本発明に係る基板収納キャリアの実施形態を示す概略斜視図、図２は図１の保持板のみを示す概略正面図、図３は図１の基板収納キャリアの要部縦断面図、図４乃至図６は本実施形態の基板収納キャリアの一使用例を示す要部縦断面図である。
【００１５】
本実施形態の基板収納キャリア１は、図１に示すように、ゴム基材にフッ素樹脂が施された緩衝材からなる複数枚（本実施形態においては３枚）の保持板２，２，２が所定の間隔を隔てて平行に配置され、各保持板２の幅方向における各端縁２ａ，２ｂにそれぞれ側板６が固定されて構成されている。
【００１６】
前記各保持板２は、図１および図２に示すように、該保持板２の幅方向における各端縁２ａ，２ｂに前記各側板６が嵌合される凹部２ｃおよび凹部２ｄが形成されているとともに、各側面２ｅ，２ｆには溝形成方向である鉛直方向における下端から上端にまで延在する複数の係合溝３が幅方向に整列して形成されている。この係合溝３によって各基板が区画されている。
【００１７】
また、前記各保持板２の各側面２ｅ，２ｆには、図２および図３に示すように、後述する支持部材５が嵌着される幅方向に延在する複数の嵌合溝４が鉛直方向に所定の間隔を隔てて形成されている。なお、本実施形態において前記嵌合溝４は５本形成されており、下方からそれぞれ嵌合溝４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄ，４ｅとされる。
【００１８】
前記支持部材５は、前記各保持板２と同様にゴム基材にフッ素樹脂が施された緩衝材から水平方向に延在する平板状に形成されており、前記各保持板２に形成された各嵌合溝４に着脱可能であるとともに、前記各嵌合溝４に嵌着した際に前記各嵌合溝４から突出するように形成されている。
【００１９】
前記各側板６は長方形状の平板からなり、前記各保持板２の各凹部２ｃあるいは各凹部２ｄにそれぞれ嵌合され、ねじ（図示せず）等の固定部材により前記各保持板２に固定されている。なお、前記各側板６は、前記各側板６間に固定される保持板２の枚数に応じて任意の長さに形成するものとする。
【００２０】
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の基板収納キャリア１の作用について説明する。
【００２１】
まず、一般的な平面視長方形状の基板７を基板収納キャリア１に収納する場合においては、図４に示すように、対向する一対の保持板２，２の嵌合溝４ａにそれぞれ支持部材５を嵌着し、各保持板２の対向する各係合溝３に上方から前記基板７を嵌挿することにより、前記基板７が各係合溝３と各支持部材５による２点が保持され、前記基板７が基板収納キャリア１内に収納される。
【００２２】
つぎに、平面視円形状（楕円形状）の基板８を基板収納キャリア１に収納する場合には、図５に示すように、対向する一対の保持板２，２の嵌合溝４ｂにそれぞれ支持部材５を嵌着し、各保持板２の対向する各係合溝３に上方から前記基板７を嵌挿することにより、前記基板７が各係合溝３と各支持部材５による２点が保持され、前記基板８が基板収納キャリア１内に収納される。
【００２３】
つぎに、平面視三角形状の基板９を基板収納キャリア１に収納する場合においては、図６に示すように、まず、対向する一対の保持板２，２のうちの一方の保持板２の嵌合溝４ａに支持部材５を嵌着し、他方（図示左方）の保持板２の嵌合溝４ｅに支持部材５を嵌着し、各保持板２の対向する各係合溝３に上方から前記基板９を嵌挿させることにより、前記基板９が各係合溝３と各支持部材５による３点が保持され、前記基板９が基板収納キャリア１内に収納される。
【００２４】
以上説明したように、本実施形態の基板収納キャリア１によれば、対向する各保持板２に嵌着される各支持部材５を任意の嵌合溝４に嵌着させることにより、各形状の基板を収納することが可能となる。このため、各形状の基板毎に基板収納キャリアを作成する必要がなくなる。
【００２５】
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。例えば、一対の側板６により固定される各保持板２の間隔を任意の間隔に変更することにより、様々なサイズの基板を収納することが可能となる。さらに、保持板２の各側面２ｅ，２ｆに形成される嵌合溝４は用途に応じて任意の間隔および本数に形成してもよく、この結果、様々なサイズの基板を各嵌合溝４に嵌着される支持部材５により支持して基板収納キャリア１に基板を収納することができる。また、本実施形態においては、保持板２に幅方向に延在する嵌合溝４を形成し、この嵌合溝４に水平方向に延在する平板状の支持部材５を嵌着させて基板を支持しているが、嵌合溝４に代えて複数の円形穴を設け、各円形穴に緩衝材から形成されたピンを嵌着させて基板を支持するようにしてもよい。
【００２６】
また、基板としては、１枚の基板に限らず、２枚の基板が重ね合わされて形成されるものであってもよい。すなわち、液晶表示パネルや有機ＥＬ表示パネルであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【００２７】
【図１】本発明に係る基板収納キャリアの実施形態を示す概略斜視図
【図２】図１の保持板のみを示す概略正面図
【図３】図１の基板収納キャリアの要部縦断面図
【図４】本実施形態の基板収納キャリアの一使用例を示す要部縦断面図
【図５】本実施形態の基板収納キャリアの一使用例を示す要部縦断面図
【図６】本実施形態の基板収納キャリアの一使用例を示す要部縦断面図
【符号の説明】
【００２８】
１ 基板収納キャリア
２ 保持板
３ 係合溝
４ 嵌合溝
５ 支持部材
６ 側板
７ 基板
８ 基板
９ 基板
【技術分野】
【０００１】
本発明は複数枚の基板を上方から平行に挿入して収納する基板収納キャリアに係り、特に、様々な形状の基板に応じて基板の下方を支持して収納することのできる基板収納キャリアに関する。
【背景技術】
【０００２】
従来から、プラズマ表示装置や液晶表示装置といったフラットディスプレイに使用されるガラス基板は、種々の加工工程を経た後、複数枚のガラス基板がキャリアに収納され、保管あるいは次の工程へと搬送されている。
【０００３】
このような従来の基板収納キャリアの一例としては、上方が開放された箱状に形成されており、内部には所定の間隔を隔てて複数の保持板が配設されている。
【０００４】
前記各保持板には、それぞれ対向する面に鉛直方向における上端縁まで延在する複数の係合溝が相互に対向するように幅方向に形成されており、一対の保持板間において対向する各係合溝にそれぞれ上方からガラス基板が嵌挿されて収納されるようになっている（例えば、特許文献１参照）。
【０００５】
また、このような従来の基板収納キャリアにおいて、搬送する際に衝撃が加わり基板が損傷することを防止するため、各基板が係合する各保持板をゴム基材にフッ素樹脂を施した緩衝部材とするとともに、同様の材料から構成される支持部材を底面に配設して各基板の下縁を支持するようにしている（例えば、特許文献２参照）。
【０００６】
【特許文献１】特開２００３−１５２０６８号公報
【特許文献２】特開２００３−２４３４９６号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
しかしながら、近年、一般的な長方形状の基板以外に、例えば、円形状や三角形状といった様々な形状の基板が形成されるようになってきている。このため、各形状の基板に応じた基板収納キャリアを作成する必要があった。
【０００８】
そこで、本発明は、様々な形状の基板に応じて基板の下方を支持して収納することのできる基板収納キャリアを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
前述した目的を達成するため本発明に係る基板収納キャリアの特徴は、対向するように配置され、複数の基板を対向配置間に収納する一対の保持板と、前記保持板の対向面に設けられ、前記複数の基板を区画する係合溝と、前記複数の基板を下方から支持する支持部材とを有する基板収納キャリアであって、前記支持部材を配設する部位が前記係合溝の溝形成方向において変更可能である点にある。
【００１０】
また、本発明に係る基板収納キャリアの他の特徴は、前記支持部材を前記溝形成方向と直交する幅方向に延在する長尺な形状とするとともに、前記保持板の前記溝形成方向に間隔を隔てて前記支持部材を嵌合可能とする嵌合溝を複数設けた点にある。
【００１１】
このような構成を採用したことにより、一般的な長方形状の基板を収納する際には、各支持部材を各保持板の下方の嵌合溝に嵌着させることにより、各支持部材により一対の保持板間において対向する各係合溝に上方から挿通された長方形状の基板の下方を支持することができ、長方形状の基板を安定して基板収納キャリアに収納することができる。また、異形状の基板、例えば円形状の基板を収納する際には、各支持部材を各保持板の溝形成方向におけるほぼ中央の嵌合溝に嵌着させることにより、各支持部材により一対の保持板間において対向する各係合溝に上方から挿通された円形状の基板を下方から支持することができ、円形状の基板を安定して基板収納キャリアに収納することができる。このように、収納される基板の形状に応じて各支持部材を各保持板の任意の高さに嵌着させることにより、様々な形状の基板を収納することが可能となる。
【発明の効果】
【００１２】
本発明の基板収納キャリアによれば、様々な基板の形状に応じて基板を下方から支持する各支持部材の高さを任意に変更することができ、様々な形状の基板を収納することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１３】
以下、本発明に係る基板収納キャリアを図面に示す実施形態により説明する。
【００１４】
図１は本発明に係る基板収納キャリアの実施形態を示す概略斜視図、図２は図１の保持板のみを示す概略正面図、図３は図１の基板収納キャリアの要部縦断面図、図４乃至図６は本実施形態の基板収納キャリアの一使用例を示す要部縦断面図である。
【００１５】
本実施形態の基板収納キャリア１は、図１に示すように、ゴム基材にフッ素樹脂が施された緩衝材からなる複数枚（本実施形態においては３枚）の保持板２，２，２が所定の間隔を隔てて平行に配置され、各保持板２の幅方向における各端縁２ａ，２ｂにそれぞれ側板６が固定されて構成されている。
【００１６】
前記各保持板２は、図１および図２に示すように、該保持板２の幅方向における各端縁２ａ，２ｂに前記各側板６が嵌合される凹部２ｃおよび凹部２ｄが形成されているとともに、各側面２ｅ，２ｆには溝形成方向である鉛直方向における下端から上端にまで延在する複数の係合溝３が幅方向に整列して形成されている。この係合溝３によって各基板が区画されている。
【００１７】
また、前記各保持板２の各側面２ｅ，２ｆには、図２および図３に示すように、後述する支持部材５が嵌着される幅方向に延在する複数の嵌合溝４が鉛直方向に所定の間隔を隔てて形成されている。なお、本実施形態において前記嵌合溝４は５本形成されており、下方からそれぞれ嵌合溝４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄ，４ｅとされる。
【００１８】
前記支持部材５は、前記各保持板２と同様にゴム基材にフッ素樹脂が施された緩衝材から水平方向に延在する平板状に形成されており、前記各保持板２に形成された各嵌合溝４に着脱可能であるとともに、前記各嵌合溝４に嵌着した際に前記各嵌合溝４から突出するように形成されている。
【００１９】
前記各側板６は長方形状の平板からなり、前記各保持板２の各凹部２ｃあるいは各凹部２ｄにそれぞれ嵌合され、ねじ（図示せず）等の固定部材により前記各保持板２に固定されている。なお、前記各側板６は、前記各側板６間に固定される保持板２の枚数に応じて任意の長さに形成するものとする。
【００２０】
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の基板収納キャリア１の作用について説明する。
【００２１】
まず、一般的な平面視長方形状の基板７を基板収納キャリア１に収納する場合においては、図４に示すように、対向する一対の保持板２，２の嵌合溝４ａにそれぞれ支持部材５を嵌着し、各保持板２の対向する各係合溝３に上方から前記基板７を嵌挿することにより、前記基板７が各係合溝３と各支持部材５による２点が保持され、前記基板７が基板収納キャリア１内に収納される。
【００２２】
つぎに、平面視円形状（楕円形状）の基板８を基板収納キャリア１に収納する場合には、図５に示すように、対向する一対の保持板２，２の嵌合溝４ｂにそれぞれ支持部材５を嵌着し、各保持板２の対向する各係合溝３に上方から前記基板７を嵌挿することにより、前記基板７が各係合溝３と各支持部材５による２点が保持され、前記基板８が基板収納キャリア１内に収納される。
【００２３】
つぎに、平面視三角形状の基板９を基板収納キャリア１に収納する場合においては、図６に示すように、まず、対向する一対の保持板２，２のうちの一方の保持板２の嵌合溝４ａに支持部材５を嵌着し、他方（図示左方）の保持板２の嵌合溝４ｅに支持部材５を嵌着し、各保持板２の対向する各係合溝３に上方から前記基板９を嵌挿させることにより、前記基板９が各係合溝３と各支持部材５による３点が保持され、前記基板９が基板収納キャリア１内に収納される。
【００２４】
以上説明したように、本実施形態の基板収納キャリア１によれば、対向する各保持板２に嵌着される各支持部材５を任意の嵌合溝４に嵌着させることにより、各形状の基板を収納することが可能となる。このため、各形状の基板毎に基板収納キャリアを作成する必要がなくなる。
【００２５】
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。例えば、一対の側板６により固定される各保持板２の間隔を任意の間隔に変更することにより、様々なサイズの基板を収納することが可能となる。さらに、保持板２の各側面２ｅ，２ｆに形成される嵌合溝４は用途に応じて任意の間隔および本数に形成してもよく、この結果、様々なサイズの基板を各嵌合溝４に嵌着される支持部材５により支持して基板収納キャリア１に基板を収納することができる。また、本実施形態においては、保持板２に幅方向に延在する嵌合溝４を形成し、この嵌合溝４に水平方向に延在する平板状の支持部材５を嵌着させて基板を支持しているが、嵌合溝４に代えて複数の円形穴を設け、各円形穴に緩衝材から形成されたピンを嵌着させて基板を支持するようにしてもよい。
【００２６】
また、基板としては、１枚の基板に限らず、２枚の基板が重ね合わされて形成されるものであってもよい。すなわち、液晶表示パネルや有機ＥＬ表示パネルであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【００２７】
【図１】本発明に係る基板収納キャリアの実施形態を示す概略斜視図
【図２】図１の保持板のみを示す概略正面図
【図３】図１の基板収納キャリアの要部縦断面図
【図４】本実施形態の基板収納キャリアの一使用例を示す要部縦断面図
【図５】本実施形態の基板収納キャリアの一使用例を示す要部縦断面図
【図６】本実施形態の基板収納キャリアの一使用例を示す要部縦断面図
【符号の説明】
【００２８】
１ 基板収納キャリア
２ 保持板
３ 係合溝
４ 嵌合溝
５ 支持部材
６ 側板
７ 基板
８ 基板
９ 基板
【特許請求の範囲】
【請求項１】
対向するように配置され、複数の基板を対向配置間に収納する一対の保持板と、
前記保持板の対向面に設けられ、前記複数の基板を区画する係合溝と、
前記複数の基板を下方から支持する支持部材とを有する基板収納キャリアであって、
前記支持部材を配設する部位が前記係合溝の溝形成方向において変更可能であることを特徴とする基板収納キャリア。
【請求項２】
前記支持部材を前記溝形成方向と直交する幅方向に延在する長尺な形状とするとともに、前記保持板の前記溝形成方向に間隔を隔てて前記支持部材を嵌合可能とする嵌合溝を複数設けた請求項１に記載の基板収納キャリア。
【請求項１】
対向するように配置され、複数の基板を対向配置間に収納する一対の保持板と、
前記保持板の対向面に設けられ、前記複数の基板を区画する係合溝と、
前記複数の基板を下方から支持する支持部材とを有する基板収納キャリアであって、
前記支持部材を配設する部位が前記係合溝の溝形成方向において変更可能であることを特徴とする基板収納キャリア。
【請求項２】
前記支持部材を前記溝形成方向と直交する幅方向に延在する長尺な形状とするとともに、前記保持板の前記溝形成方向に間隔を隔てて前記支持部材を嵌合可能とする嵌合溝を複数設けた請求項１に記載の基板収納キャリア。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【公開番号】特開２００７−２９４５９０（Ｐ２００７−２９４５９０Ａ）
【公開日】平成１９年１１月８日（２００７．１１．８）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００６−１１９２９７（Ｐ２００６−１１９２９７）
【出願日】平成１８年４月２４日（２００６．４．２４）
【出願人】（０００１０３７４７）オプトレックス株式会社 (843)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成１９年１１月８日（２００７．１１．８）
【国際特許分類】
【出願日】平成１８年４月２４日（２００６．４．２４）
【出願人】（０００１０３７４７）オプトレックス株式会社 (843)
【Ｆターム（参考）】
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